JP2009184273A - コンクリート材料の配合制御方法及びシステム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】コンクリートを製造する際の配合計算から推定した第1の推定スランプ値とコンクリートを納入した際に実際に求めた納入時スランプ値との差を表すスランプロスを求め、求めたスランプロスをコンクリート製造時の配合計算にフィードバックすることによってスランプロスが減少するように制御する。
【選択図】図1
Description
ここで、前述したように、WVは単位水量、CVはセメント容積、SVは細骨材容積であり、XVは添加物容積である。
粗骨材かさ容積=SL0×m4+n4
SL2= m2 × L + n2
を構成するパラメータm2及びn2を求めることができる。
SL1=m1×(W/M)+n1
で与えられ、第2の推定スランプ値SL2を求めた際の直線回帰式は、
SL2=m2×L+n2
で与えられる。試験ミキサと実機ミキサとの初期的な特性上の差や、混練材料の特性変化の影響等により両者間に相違生じることがあるが、本来、SL1とSL2とは同一の値となるべきものである。従って、この差がゼロとなるように、直線回帰式SL2=m2×L+n2を既知の式として用いて、直線回帰式SL1=m1×(W/M)+n1における傾きm1及び切片n1を修正する。
11 自動計量装置
121〜12n 貯蔵ビン
131〜13n 水分計センサ
141〜14n 計量ビン
15 ミキサ
16 コンクリートホッパ
17 アジテータ車
18 コンクリート製造工場(生コンプラント)
19 現場
20 入出力部
21 中央処理装置(CPU)
22 操作部
23 表示部
24 第1の記憶部
25 第2の記憶部
26 バスライン
50 スランプコーン
51 コンクリート
Claims (14)
- 指定されたスランプ値のコンクリートを納入するために、あらかじめ登録されたコンクリート配合計算モデルを使用して第1の推定スランプ値を求め、該求めた第1の推定スランプ値を用いて、温度及び運搬時間を含む運搬条件によって想定される運搬中のスランプロスを見込んだ目標スランプ値を実現するコンクリート材料の配合計算を動的に行うことを特徴とするコンクリート材料の配合制御方法。
- 前記コンクリート配合計算モデルが、事前の配合作成の過程でセメント種類、骨材の最大寸法及び呼び強度毎に同定されておりあらかじめ登録されている、水モルタル比とスランプ値との関係を表す第1の直線回帰式、スランプ値と単位水量との関係を表す第3の直線回帰式、及びスランプ値と粗骨材かさ容積との関係を表す第4の直線回帰式で構成されていることを特徴とする請求項1に記載のコンクリート材料の配合制御方法。
- 前記コンクリート配合計算モデルの前記第1の直線回帰式を、あらかじめ登録されているミキサ負荷電力とスランプ値との関係を表す第2の直線回帰式を使用して得られる第2の推定スランプ値を用いて補正することを特徴とする請求項2に記載のコンクリート材料の配合制御方法。
- 指定されたスランプ値のコンクリートを納入するために製造されるコンクリートの前記目標スランプ値が、指定されたスランプ値に運搬中のスランプロスを加えて算出され、該スランプロスの設定値が実際の運搬において発生するスランプロスの実測値を用いて補正されることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のコンクリート材料の配合制御方法。
- 前記目標スランプ値を得るためのコンクリート配合における各材料の計量値計算が、前記コンクリート配合計算モデルの前記第3の直線回帰式及び前記第4の直線回帰式を使用して算出された単位水量及び粗骨材のかさ容積を用いることを特徴とする請求項2又は3に記載のコンクリート材料の配合制御方法。
- コンクリート配合における細骨材の表面水率を測定し、該測定した表面水率から該細骨材の持ち込み水量を算定し、該算定した持ち込み水量によって前記コンクリート配合の単位水量を保証するために水計量値を修正することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のコンクリート材料の配合制御方法。
- 運搬中の外気温度及び運搬時間を測定し、該測定した外気温度及び運搬時間とスランプロス実測値との関係に基づいてスランプロスを予測することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のコンクリート材料の配合制御方法。
- 指定されたスランプ値のコンクリートを納入するために、あらかじめ登録されたコンクリート配合計算モデルを使用して第1の推定スランプ値を求める手段と、該求めた第1の推定スランプ値を用いて、温度及び運搬時間を含む運搬条件によって想定される運搬中のスランプロスを見込んだ目標スランプ値を実現するコンクリート材料の配合計算を動的に行う手段とを備えたことを特徴とするコンクリート材料の配合制御システム。
- 前記コンクリート配合計算モデルが、事前の配合作成の過程で、セメント種類、骨材の最大寸法及び呼び強度毎に同定された、水モルタル比とスランプ値との関係を表す第1の直線回帰式、スランプ値と単位水量との関係を表す第3の直線回帰式、及びスランプ値と粗骨材かさ容積との関係を表す第4の直線回帰式から構成されており、該コンクリート配合計算モデルをあらかじめ登録しておく手段をさらに備えたことを特徴とする請求項8に記載のコンクリート材料の配合制御システム。
- 前記コンクリート配合計算モデルの前記第1の直線回帰式を、あらかじめ登録されているミキサ負荷電力とスランプ値との関係を表す第2の直線回帰式を使用して得られる第2の推定スランプ値を用いて補正する手段をさらに備えたことを特徴とする請求項9に記載のコンクリート材料の配合制御システム。
- スランプロスの設定値が実際の運搬において発生するスランプロスの実測値を用いて補正する手段と、指定されたスランプ値のコンクリートを納入するために製造されるコンクリートの前記目標スランプ値を、指定されたスランプ値に前記補正されたスランプロスの設定値を加えて算出する手段をさらに備えたことを特徴とする請求項8から10のいずれか1項に記載のコンクリート材料の配合制御システム。
- 前記目標スランプ値を得るためのコンクリート配合における各材料の計量値計算手段をさらに備えており、該計量値計算手段が前記コンクリート配合計算モデルの前記第3の直線回帰式及び前記第4の直線回帰式を使用して算出された単位水量及び粗骨材のかさ容積を用いるように構成されていることを特徴とする請求項9又は10に記載のコンクリート材料の配合制御システム。
- コンクリート配合における細骨材の表面水率を測定する手段と、該測定した表面水率から該細骨材の持ち込み水量を算定する手段と、該算定した持ち込み水量によって前記コンクリート配合の単位水量を保証するために水計量値を修正する手段とをさらに備えたことを特徴とする請求項8から12のいずれか1項に記載のコンクリート材料の配合制御システム。
- 運搬中の外気温度及び運搬時間を測定する手段と、該測定した外気温度及び運搬時間とスランプロス実測値との関係に基づいてスランプロスを予測する手段とをさらに備えたことを特徴とする請求項8から13のいずれか1項に記載のコンクリート材料の配合制御システム。
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JP2008028193A JP2009184273A (ja) | 2008-02-07 | 2008-02-07 | コンクリート材料の配合制御方法及びシステム |
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