JPH0752141A - 移動式生コン製造システムとこれに使用する設備搭載車両 - Google Patents

移動式生コン製造システムとこれに使用する設備搭載車両

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JPH0752141A
JPH0752141A JP22643093A JP22643093A JPH0752141A JP H0752141 A JPH0752141 A JP H0752141A JP 22643093 A JP22643093 A JP 22643093A JP 22643093 A JP22643093 A JP 22643093A JP H0752141 A JPH0752141 A JP H0752141A
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vehicle
ready
conveyor
mixed concrete
cement
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Takanobu Sugimoto
高延 杉本
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  • Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 工事の進捗状況に合わせる等、現場の需要に
応じて適切に、安定して低コストで供給することができ
る生コンの製造システムを及びそれに供する設備を提供
することを目的とする。 【構成】 計量器を有した生コン原料用の各供給装置1
40、150、170、180、181とそれと連結さ
れた混練装置120及び操作盤190を設けたミキシン
グミキサー車100、セメント貯蔵用のサイロを車両に
設けたセメントサイロ車300、貯水タンクを車両に設
けた水タンクローリー車400及びコンベアを車両に設
けたコンベア車200を、ミキシングミキサー車100
を中心に配置する。各車両を原料用の搬送手段で連絡し
て、電源と接続した操作盤190からの制御指令によ
り、生コン原料を前記各車両から混練装置120に連係
作動させて送り込み、連続的に生コンを製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建設現場などで使用す
る生コンクリートの製造システム及びそれに使用する設
備等に関し、特に製造システムを移動式にしたものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、建設現場等で必要とする生コンの
供給は、生コン組合を通じて、図4(a)に示すコンク
リート製造工場からコンクリートミキサー車により供給
するか、又は現場近くに生コン製造用の仮設プラント設
備を組み立てて供給していた。コンクリートミキサー車
を用いて供給された生コンは、直打設したり、又は図4
(b)に示すようにコンクリートポンプ車により打設し
ていた。生コン製造用の仮設プラント設備を現場近くに
組み立てる場合には、コンクリート製造工場のセメント
サイロ、ミキサープラント、貯蔵槽プラント等の各製造
工程に対応する設備を仮設していた。原料のセメント、
砂、砂利等は、ダンプトラック、セメントローリー車等
で搬入し、水は現地で調達したり、水タンクローリー車
等で供給し、AE剤等の混和剤を混ぜた後、これらの原
料を混練して生コンを製造していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、現場での生コ
ン需要が多い場合は、特に、生コン組合を通して生コン
を供給するシステムでは、生コン組合に各所の工事現場
からの需要が集中した場合に、必要量の生コンの確保が
難しくなるという問題があった。また、工事の進捗状況
に合わせて生コンを供給するコンクリートミキサー車の
場合は、工事現場への適切な入退出管理も必要とされ、
その分必要な人員を配置しなければならず、省力化の要
求される現在、この面での改善も強く求められていた。
【0004】また、現場近くに生コン製造用の仮設プラ
ント設備を組み立てる方法では、上記生コン組合を通じ
て供給する場合に比べて、必要に応じた生コンを工事の
進捗状況に合わせて適切に供給できる点では優れてい
る。しかし、システムの設備が大掛かりなものとなるた
め、現場敷地内にそのためのシステム用の敷地を適切に
確保しなければならず、また、仮設プラント設備を一建
設現場のみで設けるには、組み立て又は解体に要する手
間と費用等がかさむという問題があった。さらに、仮設
プラント設備が工事敷地内に組立てられるために、その
仮設プラント設備が撤去されるまでは、その部分への工
事施工ができないという問題があり、この点で往々にし
て工期短縮の妨げとなることもあった。
【0005】そこで本発明は、工事の進捗状況に合わせ
る等、現場の需要に応じて適切に、安定して低コストで
供給することができる生コン製造のシステム及び、それ
に供する設備等を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、少なくとも原料の貯蔵工程、供給工程及び混練工程
等から構成される一連の生コン製造システムにおいて、
システムに必要な全ての工程が移動ができるように、各
工程に必要なそれぞれの設備をそれぞれの車両に搭載し
た。
【0007】さらに、各工程に必要な設備を搭載した車
両とは、少なくとも、車両に計量器を有した生コン原料
供給装置とそれと連結された混練装置及び搬送手段の連
結操作のための操作盤を設けたミキシングミキサー車、
セメント貯蔵用のサイロを車両に設けたセメントサイロ
車、貯水タンクを車両に設けた水タンクローリー車、及
びコンベアを車両に設けたコンベア車であり、操作盤か
らの制御指令により、混練装置、サイロ、貯水タンク及
びコンベアの各々が生コン原料供給装置に、原料用の搬
送手段で連結できるようにした。
【0008】一方、車両に、傾斜可能な2台のコンベア
を搭載設置し、傾斜時に低位側となる各コンベアの端部
にそれぞれホッパーを設けるとともに、高位側の端部に
コンベアの軸方向とは別方向に回転可能な中継用コンベ
アをそれぞれ設けた。また、車両に、砂及び砂利投入用
のホッパーをそれぞれ設けるとともに、水及び混和剤用
の供給装置とセメント供給用のホッパー及びミキシング
ミキサーを設け、さらに前記砂及び砂利投入用のホッパ
ー、水及び混和剤用の供給装置及びセメント供給用ホッ
パーのそれぞれに計量器を設けるとともに、それぞれを
ミキシングミキサーと搬送手段により連結し、さらに、
前記砂及び砂利投入用ホッパー、セメント供給用ホッパ
ー、水及び混和剤用の供給装置、ミキシングミキサー及
び搬送手段を連係作動させるための操作盤を設けた。
【0009】
【作用】本発明の生コン製造システムでは、システムを
構成する各工程に必要なそれぞれの設備がそれぞれ車両
に搭載されているため、車両ごと生コンの需要現場に移
動させ、車両を工程順に配置することによりその場で生
コン製造の一連の製造システムを短時間で形成すること
ができる。さらに、少なくとも、上記各工程を担う設備
を搭載した車両が、車両に生コン原料供給装置とそれと
連結された混練装置及び操作盤を設けたミキシングミキ
サー車、セメント貯蔵用のサイロを車両に設けたセメン
トサイロ車、貯水タンクを車両に設けた水タンクローリ
ー車、及びコンベアを車両に設けたコンベア車であり、
生コン原料供給用装置とサイロ、貯水タンク及びコンベ
アとが原料用の搬送手段で連結されているため、サイロ
からセメントを、貯水タンクから水を、コンベアからト
ラック等で運ばれた砂及び砂利等をミキシングミキサー
車の生コン原料用供給装置に送り込むことができる。
【0010】さらに、上記生コン原料供給装置は計量器
を有するとともに、混練装置と原料用の搬送手段で連結
されているため、生コン組成に適した配合量に投入量を
調節しながら、上記生コン原料を混練装置に送り込むこ
とができる。また、上記各連結操作が操作盤からの制御
指令によりできるようになっているため、原料の投入か
ら混練までの一連の生コンの製造を、集中制御により連
続的に行なうことができる。
【0011】また、設備搭載車両に搭載されたコンベア
は、コンベアの先端の高さを調整して傾斜できるように
なっているため、必要に応じて生コン原料供給装置の高
さにまで砂や砂利等を搬送することができる。さらに、
コンベアの先端には、中継用コンベアがコンベアの軸方
向とは別方向に回転可能に設けられ、原料を任意の方向
に中継搬送することができるようになっているので、生
コン原料供給装置と傾斜可能に構成されたコンベアの位
置関係を状況に応じてある程度の範囲内で任意に設定す
ることができる。また、上記構成の傾斜可能なコンベア
が2台設けられているので、砂及び砂利を別々に同時に
搬送することができる。
【0012】また、別の設備搭載車両では、ミキシング
ミキサーと搬送手段で連結された砂及び砂利用のホッパ
ー、水及び混和剤用の供給装置、及びセメント供給用ホ
ッパーが設けられ、それぞれに計量器が設けられている
ので、生コン用の原料(砂、砂利、水、混和剤及びセメ
ント等)をそれぞれ該当する上記ホッパー又は供給装置
に供給することにより、生コン製造に適した配合比にそ
れぞれの原料が計量されてミキシングミキサーに送り込
まれ、そこで各原料が混練されて生コンを製造すること
ができる。さらに、車両には操作盤が設けられているた
め、これらの一連の連係した工程を操作盤により集中し
て一括制御することができる。
【0013】
【実施例】本発明の実施例を図1〜3により説明する。
本発明に係るシステムでは、概略、生コンの製造工程に
要する設備を搭載した設備搭載車両のミキシングミキサ
ー車100、コンベア車200、セメントサイロ車30
0、水タンクローリー車400を一連の生コン製造工程
に合わせて配置停車させ、砂、砂利、水等の生コン原料
を供給することにより生コンを現場の状況に合わせて製
造することができるようにしたものである。本実施例で
使用するミキシングミキサー車100は、トラックの荷
台110に混練装置としてミキシングミキサー120を
搭載して、供給されたセメント、砂、砂利及び水、混和
剤等を混練して生コンを製造することができるようにな
っている車両である。
【0014】トラックの荷台110の底面部には、適所
にアウトリガー130を設けて、車両を安定して停車配
置させることができるようになっている。荷台110に
は、運転台111側から、生コン原料供給装置として砂
用ホッパー140及び砂利用ホッパー150が並んで据
えつけられ、各ホッパーの底面出口部分に、砂用の計量
器141、砂利用の計量器151を設けて、生コン製造
に適した配合比に砂と砂利を送り出すことができるよう
になっている。上記ホッパーの出口142、152の下
方には、原料用の搬送手段としてベルトコンベア160
が設けられ、ホッパー140、150から供給された砂
及び砂利が、荷台110後方に据えつけられたミキシン
グミキサー120の上部のミキサー上部受けホッパー1
21に投入されるようになっている。
【0015】上記ベルトコンベア160の側方には、生
コン原料供給装置としてさらにセメント用ホッパー17
0とこれに一体に設けられた計量器171が据えつけら
れ、計量器171からはスクリューコンベア172がミ
キサー上部受けホッパー121まで設けられ、適量のセ
メントを供給できるようになっている。さらに、ベルト
コンベア160を挟んでもう一方の側には、別の生コン
原料供給装置として計量器と一体に形成された水計量器
180が、混和剤計量器181と一体に据えつけられ、
生コンの製造に必要な適量の水と、混和剤(例えば、A
E剤等)が、ミキサー上部受けホッパー121にパイプ
182で圧送できるようになっている。
【0016】また、ミキシングミキサー120の下部に
は生コン放出口122が設けられ、さらに放出口122
の下方には、長手方向に沿って中央にスクリューコンベ
ア123が設けられた樋状の生コン受け124が設けら
れている。コンクリート打設用のコンクリートポンプ車
500の後方の受けホッパー510を、生コン受け12
4の先端に合わせて停車させることにより、生コン放出
口122より取り出した生コンを、生コン受け124上
のスクリューコンベア123により受けホッパー510
まで水平輸送されるようになっている。さらに、前記混
和剤計量器181の横には操作盤190が設けられ、上
記構成のミキシングミキサー車100を中心として、以
下述べる車両に搭載された個々の装置等により構成され
たシステム全体を、一括統合制御して、連続的に生コン
を製造できるようになっている。
【0017】コンベア車200は、トラックの荷台21
0に、荷台210の長手方向に沿って長さの異なる2台
のベルトコンベア220、230を並べて据えつけ、ベ
ルトコンベア220、230の荷台の後端部側の上方に
は、それぞれホッパー221、231が設けられてい
る。そこで、荷台210の左右にダンプカーを後ろ付け
して、ホッパー221、231内に砂及び砂利を投入す
ることにより、2台のベルトコンベア220、230に
同時に砂と砂利を供給できるようになっている。さら
に、ベルトコンベア220、230の先端部分は、油圧
ジャッキ240等により、荷台の後端側を低位側として
上下に高さ調整ができるようになっており、前記ミキシ
ングミキサー車100のミキサー上部受けホッパー12
1の高さに、ベルトコンベア220、230の先端の高
さを合わせることができるようになっている。
【0018】また、2台のベルトコンベア220、23
0の先端側下部には、少し短めの中継用ベルトコンベア
222、232が二段式に設けられ、ベルトコンベア2
20、230の先端部分を中心に回転させて、下段の中
継用ベルトコンベア222、232を、ベルトコンベア
220、230の側方に向けることができるようになっ
ている。このため、ベルトコンベア220、230によ
り運ばれた砂及び砂利は、中継用ベルトコンベア22
2、232に移されて、後記するようにコンベア車20
0側方のミキシングミキサー車100のミキサー上部受
けホッパー121まで運ばれるようになっている。
【0019】また、セメントサイロ車300は、トラッ
クの荷台にタンク状のサイロ310を設け、サイロ上端
にセメント投入用の口311を、下方にセメント圧送用
の放出口(図示せず)が設けられている。放出口とミキ
シングミキサー車100のセメント用ホッパー170と
は、圧送管320で連結することにより、セメントを上
記サイロ310に貯蔵しながら適宜必要量を送り出すこ
とができるようになっている。また、例えば、上記ミキ
シングミキサー車100、コンベア車200、及びセメ
ントサイロ300車等はトラックの荷台に据え置き設置
される形式でなくてもよく、牽引車両等に牽引される形
式の車両でも構わない。また、上記操作盤190の制御
指令により作動する部分は、制御を解除することにより
手動で適宜行なうことができるようにしても構わない。
【0020】本発明の生コン製造システムは、上記設備
搭載車両を使用して、次のようにして構成されている。
建設現場の適所に、アウトリガー130を張り出して安
定に停車配置されたミキシングミキサー車100の側方
に、ほぼ平行にコンベア車200が停車配置されてい
る。コンベア車の2台のベルトコンベア220、230
は、その先端部の中継用ベルトコンベア222、232
がミキシングミキサー車100のミキサー上部受けホッ
パー121の高さまで上げられ、二段式の中継用ベルト
コンベア222、232を引き出して、ミキシングミキ
サー車100のミキサー上部受けホッパー121に届く
ように設定されている。
【0021】セメントサイロ車300のサイロ310
は、圧送管320でセメント用ホッパー170に連結さ
れている。水タンクローリー車400の貯水タンク41
0は、送水管420で水計量器180に連結されてい
る。さらに、操作盤190は、電源台車600に電気的
に接続されている。本実施例では、電源を電源台車60
0から取るように構成したが、その現場の状況に応じて
別の電源を使用しても構わない。このようにして、一連
の車両配置を行なうことにより、生コンの製造に必要な
一連の生コンの製造システムが構成されている。
【0022】上記のように構成された生コンの製造シス
テムは、次のように連係稼働させることにより、生コン
を製造することができるようになっている。前記コンベ
ア車200の荷台210の左右に、歩み板201を設け
て、ダンプトラックAの荷台後端が、コンベア車200
のホッパー221、231上端にちょうどくるようにし
て、砂及び砂利を投入する。投入された砂及び砂利は、
操作盤190からの制御指令により、それぞれのホッパ
ー221,231の計量器で必要な配合比に調整されな
がら、ベルトコンベア220、230上に連続的に落下
させられ、ベルトコンベア220、230及び中継用ベ
ルトコンベア222、232によってミキシングミキサ
ー120のミキサー上部受けホッパー121から投入さ
れる。
【0023】セメントは、操作盤190の制御指令によ
り、セメントサイロ車300からセメント用ホッパー1
70に送られ、計量器171で適量に調節されてスクリ
ューコンベア172でミキサー上部受けホッパー121
に送られる。セメントの供給は、セメントサイロ車30
0に、セメント運搬用のセメントタンクローリー700
で外部から運んできて適宜補充することができるように
なっている。
【0024】さらに、操作盤190の制御指令により、
水タンクローリー車400の送水管420から水計量器
180を介して適量の水が、混和剤計量器181により
適量に調節された混和剤とともに、パイプ182により
ミキシングミキサー120のミキサー上部受けホッパー
121から投入される。上記投入された砂、砂利、混和
剤、骨材(適宜、ミキサー上部受けホッパー121から
直接投入)及び水は、操作盤190からの制御指令によ
り、必要な時間ミキシングミキサー120中の攪拌羽根
で混練される。混練してできた生コンは、ミキシングミ
キサー120の下部の放出口122から必要に応じて生
コン受け124に取り出されるようになっている。
【0025】さらに、必要に応じて、ミキシングミキサ
ー車100の荷台後端部に、コンクリートポンプ車50
0の後端側を向かい合わせに停車させ、ミキシングミキ
サー120の放出口122下部に設けた生コン搬送用の
スクリューコンベア123の先端を、コンクリートポン
プ車500の生コン受けホッパー510上に届くように
することにより、製造された生コンをスクリューコンベ
ア123でコンクリートポンプ車500の生コン受けホ
ッパー510に送り込むことができる。
【0026】
【発明の効果】本発明の生コン製造システムでは、従来
のように大型の固定式仮設プラント設備を設ける必要が
なく、コンクリート打設工事前後の仮設プラント設備の
建設・解体の手間等が大幅に省け、工事の省力化及び生
コンの供給コストの低減に大いに寄与することができ
る。また、システムを構成する各工程が簡単に移動可能
であるため、コンクリートの打設状況に合わせて、適宜
移動させながら打設近くで生コンを供給することができ
る。このため、従来のように、コンクリートの運搬時
間、運搬方法等の管理に係る時間と労力を低減させるこ
とができる。さらに、固定式仮設プラント設備の設置が
難しい場所でも、基本的には車両が入れれば本発明を実
施することができるため、トンネル等の一次吹き、二次
覆工に生コンを使用する等、本発明の機動性を生かすこ
とにより、従来では生コンを利用しにくかった現場でも
使用することができ、新たな生コン需要の拡大を図るこ
とが期待される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る移動式生コン製造システムを形成
した状況を上面から示した説明図。
【図2】ミキシングミキサー車の側面図(a)と、平面
図(b)。
【図3】コンベア車の側面図(a)と、平面図(b)。
【図4】従来の生コン製造システムの説明図(a)。コ
ンクリートポンプ車によりコンクリートの打設をしてい
る状況説明図(b)。
【符号の説明】
100 ミキシングミキサー車 120 ミキシングミキサー 140 砂用ホッパー 150 砂利用ホッパー 160 ベルトコンベア 170 セメント用ホッパー 180 水計量器 181 混和剤計量器 200 コンベア車 220 ベルトコンベア 222 中継用ベルトコンベア 230 ベルトコンベア 232 中継用ベルトコンベア 300 セメントサイロ車 400 水タンクローリー車

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも原料の貯蔵工程、供給工程及
    び混練工程等から構成される一連の生コン製造システム
    において、システムに必要な全ての工程が移動ができる
    ように、各工程に必要なそれぞれの設備をそれぞれの車
    両に搭載したことを特徴とする移動式生コン製造システ
    ム。
  2. 【請求項2】 各工程に必要な設備を搭載した車両と
    は、少なくとも、車両に計量器を有した生コン原料供給
    装置とそれと連結された混練装置及び搬送手段の連結操
    作のための操作盤を設けたミキシングミキサー車、セメ
    ント貯蔵用のサイロを車両に設けたセメントサイロ車、
    貯水タンクを車両に設けた水タンクローリー車、及びコ
    ンベアを車両に設けたコンベア車であり、操作盤からの
    制御指令により、混練装置、サイロ、貯水タンク及びコ
    ンベアの各々が生コン原料供給装置に、原料用の搬送手
    段で連結できるようにしたことを特徴とする請求項1に
    記載の移動式生コン製造システム。
  3. 【請求項3】 車両に、傾斜可能な2台のコンベアを搭
    載設置し、傾斜時に低位側となる各コンベアの端部にそ
    れぞれホッパーを設けるとともに、高位側の端部にコン
    ベアの軸方向とは別方向に回転可能な中継用コンベアを
    それぞれ設けたことを特徴とする移動式生コン製造シス
    テム用の設備搭載車両。
  4. 【請求項4】 車両に、砂及び砂利投入用のホッパーを
    それぞれ設けるとともに、水及び混和剤用の供給装置と
    セメント供給用のホッパー及びミキシングミキサーを設
    け、さらに前記砂及び砂利投入用のホッパー、水及び混
    和剤用の供給装置及びセメント供給用ホッパーのそれぞ
    れに計量器を設けるとともに、それぞれをミキシングミ
    キサーと搬送手段により連結し、さらに、前記砂及び砂
    利投入用ホッパー、セメント供給用ホッパー、水及び混
    和剤用の供給装置、ミキシングミキサー及び搬送手段を
    連係作動させるための操作盤を設けたことを特徴とする
    移動式生コン製造システム用の設備搭載車両。
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