JP6569857B2 - ダイシング方法及びダイシング装置 - Google Patents

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本発明は、ダイシング方法及びダイシング装置に係り、特にウェーハの表面にウェーハの厚さよりも浅い溝を形成するダイシング方法及びダイシング装置に関する。
複数の半導体素子が形成されたウェーハは、ダイシング装置によって切断又は溝入れ等の切削加工が施される。ダイシング装置は、スピンドルによって高速回転される薄い円盤状のブレードと、ウェーハを吸着保持するテーブルと、を備え、テーブルに吸着保持されたウェーハに対し、高速回転するブレードによってウェーハを、格子状に形成されたダイシングラインに沿って切削加工する。ブレードとテーブルは、ダイシング装置に備えられたX、Y、Z、θ方向の各移動部によって相対的に移動される。これによって、ウェーハがダイシングラインに沿って切削加工される。
特許文献1には、複数の半導体素子をウェーハから分離する半導体装置の製造方法であって、DBG法(Dicing Before Grinding)と称されるダイシング方法が適用された半導体装置の製造方法が開示されている。
DBG法とは、ダイシング工程、貼付工程、及び裏面研削(バックグラインディング)工程を含むものである。
DBG法のダイシング工程では、図12(A)のウェーハWの断面図の如く、ウェーハWの表面をブレード1によって切削加工を行い、ウェーハWの裏面に貫通させない深さの溝、すなわち、ウェーハWの厚さよりも浅い分離用の切削溝2を形成する。これによって、図13のウェーハWの平面図の如く、ウェーハWの表面に、ダイシングラインに沿った格子状の切削溝2が形成される。
次に、貼付工程では、図12(B)の如くウェーハWの上下を反転して、図中下側となった半導体素子SD(Semiconductor Device)の表面にバックグラインディング用テープ(保護テープ。以下、BGテープという。)3を貼り付ける。
次に、裏面研削工程では、図12(C)の如く、図中上面となっているウェーハWの裏面を、バックグラインダ4によって、切削溝2に到達するまで裏面研削を行い、ウェーハWを個々の半導体素子SDに分離する。
この後、分離された半導体素子SDの裏面にウェーハ保持テープ(不図示)を貼り付け、次に、BGテープ3を除去し、ウェーハ保持テープから半導体素子SDを取り出す。
特開2002−100588号公報
ところで、特許文献1のような半導体装置の製造方法では、裏面研削工程において、以下の問題が発生する。
すなわち、図13の如く、ウェーハWのうち外縁部WAに存在する複数の小片の異形チップ(以下、コーナーチップという。)CTが、裏面研削工程時に飛散し、飛散したコーナーチップCTが半導体素子SDの裏面とバックグラインダ4(図12(C)参照)との間に挟まり、挟まったコーナーチップCTによって半導体素子SDの裏面が傷付けられるという問題が発生する。また、傷の程度によってはその半導体素子SDが不良品になるという問題がある。なお、コーナーチップCTとは、大きさ及び形状の関係で半導体素子SDを形成することができない領域のチップであり、その形状、大きさも様々なものである。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、飛散したコーナーチップに起因する半導体素子の傷付きを防止することができる、ダイシング方法及びダイシング装置を提供することを目的とする。
本願発明者は、裏面研削工程においてコーナーチップCTが飛散する原因について検証し、本発明の目的を達成する新たなダイシング方法及びダイシング装置を見出した。
従来のダイシング工程でウェーハWの表面に形成される切削溝2は、ウェーハWの表面において均一の深さに形成される。つまり、図13の切削溝2は、ウェーハWの外縁部WAを貫通して形成される。このような形態のウェーハWで、切削溝2に到達するまで裏面研削を行うと、ウェーハWのうち外縁部WAに存在するコーナーチップCTも半導体素子SDとともに分離される。そして分離されたコーナーチップCTが飛散して、半導体素子SDの裏面とバックグラインダ4との間に挟まり、半導体素子SDの裏面に傷を付けることを実験にて確認した。
そこで、本発明のダイシング方法の一態様は、本発明の目的を達成するために、ウェーハの裏面を研削する裏面研削加工が行われる前に、ウェーハの表面に形成された複数の半導体素子を区画するダイシングラインに沿ってウェーハの表面側から溝を研削加工するダイシング方法であって、ダイシングラインの一方の端部が位置するウェーハの一方の外縁部から内側に位置する切削開始位置に向けて、ウェーハの表面側からブレードを、ウェーハの厚さよりも浅い溝を切り込む深さ位置へ進出させ、切削開始位置をブレードによって切削するブレード進出工程と、ダイシングラインの他方の端部が位置するウェーハの他方の外縁部から内側に位置する切削終了位置に向けて、ウェーハとブレードとを相対的にダイシングラインに沿った切削方向に移動させることにより、切削開始位置から切削終了位置まで溝をブレードによって切削加工する溝加工工程と、切削終了位置に移動したブレードを、ウェーハの表面側から退避させるブレード退避工程と、を含む。
また、本発明のダイシング装置の一態様は、本発明の目的を達成するために、ウェーハの裏面を研削する裏面研削加工が行われる前に、ウェーハの表面に形成された複数の半導体素子を区画するダイシングラインに沿ってウェーハの表面側から溝を研削加工するダイシング装置であって、ウェーハを保持するテーブルと、スピンドルによって回転されるブレードと、ウェーハの表面に対してブレードを進退移動させるブレード進退手段と、テーブルとブレードとをダイシングラインに沿って相対的に切削方向に移動させる移動手段と、ブレード進退手段と移動手段とを制御する制御手段であって、ブレード進退手段を制御することにより、ダイシングラインの一方の端部が位置するウェーハの一方の外縁部から内側に位置する切削開始位置に向けて、ウェーハの表面側からブレードを、ウェーハの厚さよりも浅い溝を切り込む深さ位置へ進出させ、移動手段を制御することにより、ダイシングラインの他方の端部が位置するウェーハの他方の外縁部から内側に位置する切削終了位置に向けて、ウェーハとブレードとを相対的に切削方向に移動させることにより、切削開始位置から切削終了位置まで溝をブレードによって切削加工させ、ブレード進退手段を制御することにより、切削終了位置に移動したブレードを、ウェーハの表面側から退避させる制御手段と、を有する。
本発明の一態様によれば、ダイシングラインに形成される溝を、切削開始位置から切削終了位置までとし、ウェーハの外縁部から内側にあるダイシングラインを未切削領域とした。つまり、ウェーハの外縁部に貫通させないように溝を形成した。このような形態のウェーハで、溝に到達するまで研削加工を行うと、ウェーハから半導体素子は分離されるが、ウェーハの外縁部に存在する複数のコーナーチップは分離されず、ウェーハの外縁部に沿って繋がった状態で残される。これにより、分離されたコーナーチップに起因する、半導体素子の裏面の傷付きを防止することができる。また、溝は、ウェーハの外縁部に貫通していないので、溝を介してウェーハの内側にスラッジは侵入しない。これにより、半導体素子にスラッジが大量に付着することを防止することができる。
また、本発明のダイシング方法の一態様は、ブレード退避工程の後、ウェーハとブレードとを切削方向に直交するインデックス送り方向にダイシングラインのピッチ分だけ相対移動させるインデックス送り工程を有し、ブレード進出工程、溝加工工程、及びブレード退避工程をダイシングラインの本数分だけ繰り返すことが好ましい。
本発明の一態様によれば、複数のダイシングラインに溝を順次形成することができる。
本発明のダイシング方法の一態様は、ウェーハの一方の外縁部から切削開始位置までの長さ、及びウェーハの他方の外縁部から切削終了位置までの長さは、ウェーハの外周部の表面に形成される面取り部の長さ、ブレードの半径、及び溝の深さに基づいて設定されることが好ましい。
本発明のダイシング装置の一態様は、制御手段は、ウェーハの一方の外縁部から切削開始位置までの長さ、及びウェーハの他方の外縁部から切削終了位置までの長さを、ウェーハの外縁部の表面に形成される面取り部の長さ、ブレードの半径、溝の深さに基づいて設定し、切削開始位置までの長さ、切削終了位置までの長さ、移動手段による切削方向の速度、ブレードの半径、及び溝の深さに基づいてブレード進退手段及び移動手段を制御することが好ましい。
本発明の一態様によれば、ウェーハの外周部には面取り部が形成され、この面取り部は、外周部からウェーハの表面及び裏面に亘って形成される。面取り部のうちウェーハの表面に形成される面取り部の長さを、未切削領域の長さとする。これにより、面取り部が未切削領域となるので、裏面研削工程後のコーナーチップを、リング状の面取り部に繋げた状態で残すことができる。また、面取り部には、半導体素子は形成されていないので、半導体素子は問題なく分離される。
本発明のダイシング方法及びダイシング装置によれば、飛散したコーナーチップに起因する半導体素子の傷付きを防止することができる。
本発明に係るダイシング装置の外観図 ウェーハの平面図 図1のダイシング装置の加工部の構成を示した斜視図 第1のダイシング方法による研削溝の研削方法を示した説明図 第1のダイシング方法によって研削溝が形成されたウェーハの平面図 裏面研削工程を実行する裏面研削装置の概要を示した側面図 第1の半導体装置の製造方法を示したフローチャート 図7の製造方法の各工程の動作を示した説明図 第2の実施形態のダイシング方法を示した説明図 他の形態のダイシング方法を示した説明図 図10のダイシング方法によって第1及び第2の研削溝が形成されたウェーハの平面図 従来の半導体装置の製造方法を時系列的に示した説明図 従来のダイシング工程にて切削溝が形成されたウェーハの平面図
以下、添付図面に従って本発明に係るダイシング方法及びダイシング装置の好ましい実施形態について説明する。
〔ダイシング装置10の構成〕
図1は、本発明に係るダイシング方法によるダイシング工程を実行するダイシング装置10の外観図である。
ダイシング装置10は、円盤状の複数枚のウェーハWが収納されたカセットを外部装置との間で受け渡すロードポート12と、吸着パッド14を有し、ウェーハWを装置各部に搬送する搬送装置16と、ウェーハWを吸引保持するテーブル18と、ウェーハWの表面をダイシング加工する加工部20と、ダイシング加工後のウェーハWを洗浄し、乾燥させるスピンナ22とを備えている。ダイシング装置10の各部の動作は、制御手段であるコントローラ24によって制御される。
〈加工部20〉
加工部20には、カメラ26が設けられる。このカメラ26は、図2に示すウェーハWの平面図の如く、ウェーハWの表面Waに形成されている格子状のダイシングラインDL(Dicing Line)を撮像して、ウェーハWを既知のパターンマッチング法によりアライメントするための部材として使用される。ウェーハWのダイシングラインDLで区画される矩形状の領域には複数の半導体素子SDが形成される。これらのダイシングラインDLに、後述するブレード28(図1参照)によって、ウェーハWの厚さよりも浅い切削溝(溝)が形成される。
図1に戻り加工部20の内部には、対向配置された一対の円盤状のブレード28と、ブレード28を回転させる高周波モータ内蔵型のスピンドル32とが設けられている。
図3は、加工部20の構成を示した斜視図である。
スピンドル32は、Z方向移動部(ブレード進退手段)34に取り付けられている。スピンドル32は、テーブル18をダイシングラインDLに沿った切削方向に移動させるX方向移動部(移動手段)36、及び切削方向に直交するインデックス送り方向にブレード28を移動させるY方向移動部38によって、ウェーハWの表面に沿って相対的に移動される。
X方向移動部36は、X方向に延設されたレール40を備え、このレール40にテーブル支持部材42がX方向にスライド自在に搭載されている。また、X方向移動部36は、テーブル支持部材42をレール40に沿ってX方向に移動させる不図示の駆動部を備えている。
Y方向移動部38は、門型の基台21に設置され、Y方向に延設されたレール44を備え、このレール44にスライダ46がY方向にスライド自在に支持されている。また、Y方向移動部38は、スライダ46をレール44に沿ってY方向に移動させる不図示の駆動部を備えている。
スライダ46は、Z方向に延設されたレール48を備え、このレール48にZ方向移動部34のスライダ50がZ方向にスライド自在に支持されている。また、Z方向移動部34は、スライダ50をレール48に沿ってZ方向に移動させる不図示の駆動部を備えている。これにより、ブレード28がウェーハWの表面に対して進退移動される。
ブレード28はスピンドル32によって、6000rpm〜80000rpmで高速回転されるとともに、Y方向移動部38によって互いに独立したY方向のインデックス送りと、Z方向移動部34によってZ方向の切り込み送りとがなされる。更に、ウェーハWを吸着保持するテーブル18が、X方向移動部36によってX方向の研削送りと、不図示のθ回転機構部によってθ方向に回転されるように構成されている。これらのX、Y、Z、θ方向の各動作によって、高速回転するブレード28の外周部の刃先がウェーハWのダイシングラインDL(図2参照)に接触し、ダイシングラインDLに沿って切削溝が形成される。
ブレード28は、ダイヤモンド砥粒やCBN砥粒をニッケルで電着した電着ブレードの他、金属粉末を混入した樹脂で結合したメタルレジンボンドのブレード等が用いられる。
〈ダイシング装置10の概略作用〉
図1のダイシング装置10では、まず、複数枚のウェーハWが収納されたカセットが、不図示の搬送装置、又は手動によってロードポート12に載置される。載置されたカセットからウェーハWが取り出され、搬送装置16によってテーブル18の表面に載置される。この後、ウェーハWの裏面が、テーブル18に吸着保持される。これにより、ウェーハWがテーブル18に保持される。
テーブル18に保持されたウェーハWは、カメラ26によってその表面が撮像され、ウェーハWの表面に形成されたダイシングラインDLの位置とブレード28との位置が、X、Y、θ方向の各移動部36、38によりテーブル18の姿勢を調整することにより合わせられる。これにより、切削溝を形成するダイシングラインDLがブレード28の下方位置に合されるとともにX方向に合される。
位置合わせが終了し、ダイシング加工が開始されると、スピンドル32が回転を開示し、ブレード28が高速に回転するとともに、不図示のノズルから加工点に切削液が供給される。この状態でウェーハWは、X方向移動部36によってテーブル18とともにX方向へ切削送りされる。そして、ブレード28がZ方向移動部34によって退避位置から切削溝を切り込む深さ位置までZ方向に下降される。これによって、ウェーハWのダイシングラインDLに研削溝が研削加工されていく。
加工部20におけるX、Y、Z方向の送り量及び送り速度は、X、Y、Z方向の各移動部34、36、38を制御するコントローラ24によって設定される。
〈第1の実施形態のダイシング方法〉
図4(A)、(B)は、ウェーハWの表面WaのダイシングラインDLに沿って形成される切削溝52の第1のダイシング方法を時系列的に示した説明図である。
図4の如く、コントローラ24は、ダイシングラインDLに沿った切削溝52の切り込み深さaがウェーハWの厚さtよりも浅く、ウェーハWの裏面Wbに貫通しない深さとなるように、Z方向移動部34によるブレード28のZ方向の送り量を制御する。
また、コントローラ24は、切削溝52が、ウェーハWの外縁部を除く部分に形成されるように、Z方向移動部34によるブレード28のウェーハWに対する進退移動を制御する。この場合、X方向移動部36によるウェーハWの送り速度は、コントローラ24によって一定速度に制御されているものとする。
ここで、ウェーハWの外縁部とは、ウェーハWの外縁部の表面Waに形成されている面取り部Rを含む部分を指す。実施形態では、その面取り部Rに形成されたダイシングラインDL、すなわち、ウェーハWの外縁部の表面Waに形成されている面取り部Rの長さbのダイシングラインDLは研削されず、長さbのダイシングラインDLを除くウェーハWの内側に形成されたダイシングラインDLのみがブレード28によって研削される。
つまり、コントローラ24は、コントローラ24に予め入力されるウェーハWの品種情報に格納された、ウェーハWの外径、面取り部Rの長さb、各ダイシングラインDLの長さ情報に基づき、面取り部Rの長さbとブレード28の半径rと深さaとに基づき、長さC1の位置を切削開始位置として設定する。なお、長さC1は、長さbと長さhを合算した長さであり、長さhは、r2=h2+(r−a)2の式により求められる。
そして、コントローラ24は、長さC1、X方向移動部36による切削方向の速度、ブレード28の半径r、及びウェーハWに対するブレード28の切り込み深さaに基づいて、Z方向移動部34を制御する。
具体的にコントローラ24は、ダイシングラインDLの一方の端部が位置するウェーハWの一方の外縁部から、長さC1に位置する切削開始位置に向けてブレード28を退避位置から進出させる。そして、ダイシングラインDLの他方の端部が位置するウェーハWの他方の外縁部から、長さC1に位置する切削終了位置に位置したブレード28を、退避位置に向けて退避させる。
これにより、図5のウェーハWの平面図の如く、各ダイシングラインDLにおける切削溝52は、ウェーハWの面取り部Rの長さbを除く部分に形成される。
〔裏面研削装置60の構成〕
図6は、裏面研削加工工程を実行する裏面研削装置60の概要を示した側面図である。
裏面研削装置60は、テーブル62及びバックグラインダ64を備える。
ダイシング装置10(図1参照)によって、ダイシングラインDLに切削溝52が形成されたウェーハWは、その表面Waの全域にBGテープ66が貼り付けられて全ての半導体素子SDが保護される。BGテープ66は、PETやポリオレフィンなどの基材とアクリル系合成樹脂などの粘着剤からなり、粘着剤が半導体素子に密着される。粘着剤は、紫外線照射により樹脂中の結合状態が変化し接着力が低下する特性を有する。
ウェーハWは、裏面研削装置60に搬送され、テーブル62の上面にBGテープ66を介して吸着保持される。テーブル62は、回転軸68を中心に所定の回転数で回転される。
バックグラインダ64は、テーブル62の上方に設けられる。バックグラインダ64の本体70の下面には、複数の砥石(不図示)が所定の間隔をもって固定されており、これらの砥石がテーブル62に向けて本体70とともに下降される。これによって、砥石がウェーハWの裏面Wbに押圧され、裏面Wbが研削されていく。そして、裏面Wbは、砥石が切削溝52に到達するまで研削加工が行われ、砥石が切削溝52に到達したところで研削加工が終了する。これにより、複数の半導体素子SDが半導体素子SDごとに分離される。また、本体70は、回転軸72を中心に所定の回転数で回転される。回転軸72は、回転軸68に対して偏心した位置に配置されている。
〔半導体装置の製造方法〕
以下、ダイシング装置10と裏面研削装置60を使用した半導体装置の製造方法について説明する。
〈第1の製造方法〉
図7は、半導体装置の第1の製造方法を示すフローチャートである。図8は、図7のフローチャートに基づく各工程の動作を示した説明図である。
図7のダイシング工程S1は、図4に示したコントローラ24によって制御されたZ方向移動部34、X方向移動部36、及びY方向移動部38によって実施されるものである。
図7のダイシング工程S1において、ウェーハWは、図8(A)の如く、テーブル18の上面に半導体素子SDを上にして吸着保持される。そして、ブレード28によるダイシングによってダイシングラインDLを切削加工して、ウェーハWの表面側に切削溝52を形成する。
ダイシング工程S1では、図4に示したように、一方の長さC1に位置する切削開始位置からブレード28による溝52の切削加工が開始され、他方の長さC1に位置する切削終了位置まで溝52の切削加工が実施される。
具体的には、まず、ウェーハWの表面Waに形成されたダイシングラインDLの一方の端部が位置するウェーハWの一方の外縁部から、長さC1に位置する切削開始位置に向けて、ウェーハWの表面Wa側から退避しているブレード28を、ダイシングラインDLに溝52を切り込む深さ位置へZ方向移動部34によって進出させ、切削開始位置をブレード28で切削する(ブレード進出工程)。
次に、ダイシングラインDLの他方の端部が位置するウェーハWの他方の外縁部から、長さC1に位置する切削終了位置に向けて、ウェーハWを切削方向に移動させることにより、切削開始位置から切削終了位置まで溝52をブレード28によって切削加工する(溝加工工程)。
そして、切削終了位置に移動したブレード28を、Z方向移動部34によってウェーハWの表面Wa側から退避させる(ブレード退避工程)。
これにより、ダイシングラインDLにおける切削溝52は、ウェーハWの面取り部Rの長さbを除く部分に形成される。
次に、ブレード退避工程の後、ウェーハWとブレード28とを、切削方向に直交するインデックス送り方向にダイシングラインDLのピッチ分だけ相対移動させる(インデックス送り工程)。この移動は、Y方向移動部38によってブレード28を、Y方向に移動させることにより行う。
そして、インデックス送り工程の終了後、ブレード進出工程、溝加工工程、及びブレード退避工程を、同方向に形成されたダイシングラインDLの本数分だけ繰り返し実施する。この後、テーブル18によってウェーハWを90度回転させた後、先に実施したダイシングラインDLに対して直交する全てのダイシングラインDLについて同様の溝加工を実施する。以上でダイシング工程が終了する。
次に、図7の貼付工程S2において、図8(B)の如く、ウェーハWの表面Waの全域にBGテープ66を貼り付ける。
次に、裏面研削工程S3において、図8(C)の如く、ウェーハWをその裏面Wbを上にして、裏面研削装置60のテーブル62に吸着保持し、テーブル62とバックグラインダ64とを回転させてウェーハWの裏面Wbの研削を開始する。
裏面Wbは、バックグラインダ64の砥石が切削溝52に到達するまで研削加工され、砥石が切削溝52に到達したところで研削加工が終了する。
〈第1の製造方法の効果〉
裏面研削工程S3が終了すると、複数の半導体素子SDは、半導体素子SDごとに分離される。しかしながら、ウェーハWの面取り部RのダイシングラインDLには、切削溝52が形成されていない。このため、面取り部Rに存在する複数のコーナーチップCTは分離されず、ウェーハWの外縁部に沿って繋がった状態で残される。
これにより、第1の製造方法によれば、飛散したコーナーチップCTに起因する、半導体素子SDの裏面の傷付きを防止することができる。また、切削溝52は、ウェーハWの外縁部に貫通していないので、切削溝52を介してウェーハWの内側にスラッジは侵入しない。これにより、半導体素子SDにスラッジが大量に付着することを防止することができる。
〈第2の実施形態のダイシング方法〉
第1の実施形態のダイシング方法では、図4の如く、面取り部Rの長さbの全領域を未切削の領域としたが、長さbの領域の一部に未切削の領域が残るように切削開始位置、及び切削終了位置を設定してもよい。このダイシング方法を第2のダイシング方法として説明する。
図9(A)、(B)は、第2のダイシング方法を時系列的に示した説明図である。
図9の如く、長さbの領域の一部に長さdの未切削の領域が残る位置を設定し、その長さdとブレード28の半径rと深さaとに基づいて算出された長さC2の位置を切削開始位置、切削終了位置に設定してもよい。これにより、図9に示したウェーハWであっても、図4に示したウェーハWと同様の効果を得ることができる。すなわち、裏面研削工程が終了しても、長さbの領域の一部に長さdの未切削の領域が残っているので、複数のコーナーチップCTは分離されず、ウェーハWの外縁部に沿って繋がった状態で残される。
これにより、第2のダイシング方法によれば、飛散したコーナーチップCTに起因する、半導体素子SDの裏面の傷付きを防止することができる。また、切削溝52は、ウェーハWの外縁部に貫通していないので、切削溝52を介してウェーハWの内側にスラッジは侵入しない。これにより、半導体素子SDにスラッジが大量に付着することを防止することができる。
〈他のダイシング方法〉
図10(A)、(B)、(C)は、ダイシングラインDLに第1の研削溝と第2の切削溝56を研削加工する研削方法を時系列的に示した説明図である。
図10の如く、コントローラ24は、第1の切削溝54の切り込み深さaがウェーハWの厚さtよりも浅く、ウェーハWの裏面Wbに貫通しない深さとなるように、Z方向移動部34によるブレード28のZ方向の送り量を制御する。
また、コントローラ24は、第1の切削溝54に連続して形成される両側の第2の切削溝56であって、ウェーハWの外縁部に形成される第2の切削溝56の深さeが、第1の切削溝54の深さaよりも浅くなるように、Z方向移動部34によるブレード28のZ方向の送り量を制御する。この場合、X方向移動部36による送り速度は一定に制御されているものとする。
ここで、ウェーハWの外縁部とは、ウェーハWの外縁部に備えられた面取り部Rを含む部分を指す。実施形態では、面取り部Rの長さbの位置に形成されたダイシングラインDLに第2の切削溝56を形成し、長さbの領域を除くウェーハWの内側に形成されたダイシングラインDLに第1の切削溝54を形成する。
つまり、コントローラ24は、ダイシングラインDLにおいて、ウェーハWの一方の外縁部から一定距離外側の位置であって、切り込み深さeの第2の切削溝56を形成するためのブレード28の高さ位置を第1の切削開始位置に設定する。
また、コントローラ24は、長さbと切削方向の速度とブレード28の半径rとに基づいて、切り込み深さaの第1の切削溝54を形成するためのブレード28の高さ位置を第2の切削開始位置に設定する(図10(B)参照)。
また、コントローラ24は、ウェーハWの他方の外縁部において、長さbと切削方向の速度とブレード28の半径rとに基づいて、切り込み深さeの第2の切削溝56を形成するためのブレード28の高さ位置を第3の切削開始位置に設定する。
また、コントローラ24は、ウェーハWの他方の外縁部から外側の位置を切削終了位置に設定する。
これにより、図11のウェーハWの平面図の如く、ウェーハWの面取り部RのダイシングラインDLには、深さeの第2の切削溝56が形成され、面取り部Rを除く部分のダイシングラインDLには、深さaの第1の切削溝54が形成される。
なお、図10(C)の如く、切削溝54と両側の切削溝56との間には、ブレード28の外周形状が転写した円弧状の研削溝55が形成される。
〈他のダイシング方法を適用した半導体装置の製造方法〉
ダイシング工程において、ウェーハWは、図1のダイシング装置10のテーブル18の上面に、半導体素子SDを上にして吸着保持される。そして、ブレード28によるダイシングによってダイシングラインDLに切削溝54、56を形成する。
ダイシング工程では、図10(C)に示したように、第1の切削溝54の切り込み深さaがウェーハWの厚さtよりも浅く、ウェーハWの裏面Wbに貫通しない深さとなるように形成される。また、第1の切削溝54に連続して形成される両側の第2の切削溝56であって、ウェーハWの外縁部に形成される第2の切削溝56の深さeが、第1の切削溝54の深さaよりも浅くなるように形成される。
次に、貼付工程において、ウェーハWの表面Waの全域にBGテープ66を貼り付ける。
次に、裏面研削工程において、ウェーハWをその裏面Wbを上にして、裏面研削装置60のテーブル62に吸着保持し、テーブル62とバックグラインダ64とを回転させてウェーハWの裏面Wbの研削を開始する。
裏面Wbは、バックグラインダ64の砥石が切削溝54に到達するまで研削加工され、砥石が切削溝54に到達したところで研削加工が終了する。
〈他のダイシング方法の効果〉
裏面研削工程が終了すると、複数の半導体素子SDは、半導体素子SDごとに分離される。しかしながら、第2の切削溝56の深さeは、第1の切削溝54の深さaよりも浅いので、ウェーハWの外縁部に存在する複数のコーナーチップCTは分離されず、ウェーハWの外縁部に沿って繋がった状態で残される。
これにより、飛散したコーナーチップCTに起因する、半導体素子SDの裏面の傷付きを防止することができる。また、第2の切削溝56は、ウェーハWの外縁部に貫通しているものの、第2の切削溝56の両端部の開口部は、第1の切削溝54の両端の開口部よりも開口面積が小さいので、ウェーハWの内側に浸入するスラッジの量を少なく抑えることができる。これにより、半導体素子SDにスラッジが大量に付着することを防止することができる。
W…ウェーハ、10…ダイシング装置、12…ロードポート、14…吸着パッド、16…搬送装置、18…テーブル、20…加工部、22…スピンナ、24…コントローラ、26…カメラ、28…ブレード、32…スピンドル、34…Z方向移動部、36…X方向移動部、38…Y方向移動部、40…レール、42…テーブル支持部材、44…レール、46…スライダ、48…レール、50…スライダ、52…切削溝、54…切削溝、55…研削溝、56…切削溝、60…裏面研削装置、62…テーブル、64…バックグラインダ、66…BGテープ、68…回転軸、70…本体、72…回転軸

Claims (4)

  1. ウェーハの裏面を研削する裏面研削加工が行われる前に、前記ウェーハの表面に形成された複数の半導体素子を区画するダイシングラインに沿って前記ウェーハの表面側から溝を切削加工するダイシング方法であって、
    前記ダイシングラインの一方の端部が位置する前記ウェーハの一方の外縁部から内側に位置する第1の内側位置に向けて、前記ウェーハの表面側からブレードを、前記ウェーハの厚さよりも浅い第1の溝を切り込む深さ位置へ進出させ、前記第1の内側位置を前記ブレードによって切削するブレード進出工程と、
    前記ダイシングラインの他方の端部が位置する前記ウェーハの他方の外縁部から内側に位置する第2の内側位置に向けて、前記ウェーハと前記ブレードとを相対的に前記ダイシングラインに沿った切削方向に移動させることにより、前記第1の内側位置から前記第2の内側位置まで前記第1の溝を前記ブレードによって切削加工する第1の溝加工工程と、
    前記第2の内側位置に移動した前記ブレードを、前記ウェーハの表面側退避させるブレード退避工程と、
    を含み、
    前記ウェーハの一方の外縁部と前記第1の内側位置との間、及び前記ウェーハの他方の外縁部と前記第2の内側位置との間に、それぞれ、前記ブレードによって前記第1の溝よりも浅い第2の溝を切削加工する第2の溝加工工程と、
    をさらに含む、ダイシング方法。
  2. 前記ウェーハの一方の外縁部から前記第1の内側位置までの長さ、及び前記ウェーハの他方の外縁部から前記第2の内側位置までの長さは、前記ウェーハの外周部の表面に形成される面取り部の長さ、前記ブレードの半径、及び前記第1の溝の深さに基づいて設定される、請求項に記載のダイシング方法。
  3. ウェーハの裏面を研削する裏面研削加工が行われる前に、前記ウェーハの表面に形成された複数の半導体素子を区画するダイシングラインに沿って前記ウェーハの表面側から溝を研削加工するダイシング装置であって、
    前記ウェーハを保持するテーブルと、
    スピンドルによって回転されるブレードと、
    前記ウェーハの表面に対して前記ブレードを進退移動させるブレード進退手段と、
    前記テーブルと前記ブレードとを前記ダイシングラインに沿って相対的に切削方向に移動させる移動手段と、
    前記ブレード進退手段と前記移動手段とを制御する制御手段であって、前記ブレード進退手段を制御することにより、前記ダイシングラインの一方の端部が位置する前記ウェーハの一方の外縁部から内側に位置する第1の内側位置に向けて、前記ウェーハの表面側から前記ブレードを、前記ウェーハの厚さよりも浅い第1の溝を切り込む深さ位置へ進出させ、前記移動手段を制御することにより、前記ダイシングラインの他方の端部が位置する前記ウェーハの他方の外縁部から内側に位置する第2の内側位置に向けて、前記ウェーハと前記ブレードとを相対的に前記切削方向に移動させることにより、前記第1の内側位置から前記第2の内側位置まで前記第1の溝を前記ブレードによって切削加工させ、前記ブレード進退手段を制御することにより、前記第2の内側位置に移動した前記ブレードを、前記ウェーハの表面側退避させ、前記ブレード進退手段及び前記移動手段を制御することにより、前記ウェーハの一方の外縁部と前記第1の内側位置との間、及び前記ウェーハの他方の外縁部と前記第2の内側位置との間に、それぞれ、前記ブレードによって前記第1の溝よりも浅い第2の溝を切削加工させる制御手段と、
    を有する、ダイシング装置。
  4. 前記制御手段は、
    前記ウェーハの一方の外縁部から前記第1の内側位置までの長さ、及び前記ウェーハの他方の外縁部から前記第2の内側位置までの長さを、前記ウェーハの外縁部の表面に形成される面取り部の長さ、前記ブレードの半径、前記第1の溝の深さに基づいて設定し、前記第1の内側位置までの前記長さ、前記第2の内側位置までの前記長さ、前記移動手段による前記切削方向の速度、前記ブレードの半径、及び前記第1の溝の深さに基づいて前記ブレード進退手段及び前記移動手段を制御する、請求項に記載のダイシング装置。
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