JP6569702B2 - 自動車の前部車体構造 - Google Patents
自動車の前部車体構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6569702B2 JP6569702B2 JP2017119465A JP2017119465A JP6569702B2 JP 6569702 B2 JP6569702 B2 JP 6569702B2 JP 2017119465 A JP2017119465 A JP 2017119465A JP 2017119465 A JP2017119465 A JP 2017119465A JP 6569702 B2 JP6569702 B2 JP 6569702B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- apron
- hinge pillar
- joined
- pillar
- reinforcing member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 59
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 14
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 11
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 6
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
つまり、上述のエプロンの後端はヒンジピラー上部に接続されており、エプロンに入力された衝突荷重は、ヒンジピラーに伝達され、ヒンジピラーからその上方のフロントピラーに伝達されると共に、ヒンジピラーからその下方のサイドシルに伝達され、荷重分散を図ることができる。
従来、衝突荷重の分散効率向上を図るために、特許文献1に開示された自動車の前部車体構造が既に発明されている。
この特許文献1に開示された従来構造においては、衝突荷重の分散効率の向上が求められている。
この結果、エプロンに入力された衝突荷重を、フロントピラー側とサイドシル側とに高い荷重伝達効率にて伝達し、荷重分散を図ることができる。
この結果、エプロンに入力された衝突荷重を、フロントピラー側とサイドシル側とに高い荷重伝達効率にて伝達し、荷重分散を図ることができる。
この結果、エプロンに入力された衝突荷重を、フロントピラー側とサイドシル側とに高い荷重伝達効率にて伝達し、荷重分散を図ることができる。
この結果、エプロンに入力された衝突荷重を、フロントピラー側とサイドシル側とに高い荷重伝達効率にて伝達し、荷重分散を図ることができる。
図面は自動車の前部車体構造を示し、図1は当該前部車体構造を備えた自動車の要部斜視図、図2は図1の要部拡大斜視図、図3は図1の車両右側の側面図、図4は図1の要部正面図、図5は図1の要部の平面図、図6は補強部材およびガセット部材の取付け構造を示す斜視図、図7は図3のA−A線相当位置から見た状態で示す斜視図、図8はヒンジピラーおよび上下のガセット部材を車室内側後方から見た状態で示す斜視図である。
なお、以下の説明においては車両右側の前部車体構造について説明するが、車両左側の前部車体構造は、車両右側のそれと左右対称または左右略対称に形成されている。
このサイドシル1は、サイドシルインナ2とサイドシルアウタ3とを接合固定して、車両前後方向に延びるサイドシル閉断面を備えた車体剛性部材である。
この実施例では、上述のエプロン11は、エプロンアッパフロント12と、エプロンアッパリヤ13とから成るエプロンアッパ14と、エプロンロアフロント15とエプロンロアリヤ16とから成るエプロンロア17と、を備えており、エプロンアッパ14およびエプロンロア17を車両前後方向にそれぞれ2分割すると共に、これら2分割された部材を接合固定してエプロン11を構成している。
図6、図10に示すように、上述のダッシュロアパネル20の上端折曲げ部20aには、ダッシュアッパパネル23を接続固定している。
このダッシュロアパネル20における上端折曲げ部20aの下面には、図10に示すように、カウルサイドメンバ24の後端部24bを接合固定し、該カウルサイドメンバ24の前端部24aは、同図に示すように、サスタワートップ部25に接合固定されている。
上述のカウルサイドメンバ24は、車幅方向の左右両サイドにのみ位置するもので、左右の各カウルサイドメンバ24,24間は、図1、図5に示すように、カウルフロントメンバ30で車幅方向に連結されている。
そして、上述のダッシュアッパパネル23と該カウルフロントメンバ30とで、図5に示すように、オープンカウル構造のカウル部31が形成されており、このカウル部31には、図1、図5に示すようにワイパ装置32が配設されている。
これにより、ワイパ装置32におけるワイパ駆動リンク(リンク36参照)のレイアウトに影響されることなく、ダッシュアッパレイン41による補強が可能となり、ワイパ駆動リンク36のレイアウトと、補強部材であるダッシュアッパレイン41による補強との両立を図るよう構成したものである。
これにより、ダッシュアッパレイン41の前端からその後端他部41b2にわたって剛性向上を図り、荷重伝達性を確保すべく構成している。
この3枚接合固定構造により、衝突荷重入力時におけるダッシュアッパパネル23とヒンジピラー4、具体的には、ヒンジピラーインナ6との接合部の剥離を抑制するよう構成したものである。
このコーナガセットロア47は、上部取付け片47aと、前部取付け片47bと、下部取付け片47cとを有し、上部取付け片47aを、前後一対のボルト、ナット48を用いてヒンジピラーインナ6に締結固定し、前部取付け片47bを、ボルト、ナット49を用いて上部ダッシュロアパネル21に締結固定し、下部取付け片47cを、前後一対のボルト、ナット50を用いてサイドシルインナ2の上壁部2aに締結固定している。
上述のコーナガセットロア47は、スモールオーバラップ衝突時に自車両の前輪が後退した場合、その衝撃荷重をサイドシル1に伝達して、荷重分散を図るための部材である。
この結果、エプロン11に入力された衝突荷重を、フロントピラー10側とサイドシル1側とに高い荷重伝達効率にて伝達し、荷重分散を図ることができる。
補強部材であるダッシュアッパレイン41が、ワイパ装置32のリンク36(図5参照)の回動軌跡を回避する必要がない場合には、図11に示すように、ダッシュアッパレイン41の前端を、カウルサイドメンバ24の前後方向中間部まで車両前方に延出することができる。
この場合、ダッシュアッパレイン41の前端は、カウルサイドメンバ24およびサスタワートップ部25を介してエプロン11の上面部、詳しくは、エプロンアッパフロント12の上壁部12bに接合固定される。
この発明のダッシュパネルは、実施例のダッシュアッパパネル23に対応し、
以下同様に、
補強部材は、ダッシュアッパレイン41に対応し、
ガセット部材は、コーナガセットアッパ42に対応し、
ワイパ駆動リンクは、リンク36に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
4…ヒンジピラー
5…ヒンジピラーアウタ
6…ヒンジピラーインナ
6a…延出部
10…フロントピラー
10B…フロントピラー基部
11…エプロン
23…ダッシュアッパパネル(ダッシュパネル)
32…ワイパ装置
36…リンク(ワイパ駆動リンク)
38…ピボット
41…ダッシュアッパレイン(補強部材)
41a…後端一部
41b1、41b2…後端他部
41c…屈曲部
41d…上壁接合部
41e…側壁接合部
42…コーナガセットアッパ(ガセット部材)
Claims (4)
- サイドシルの前端部から車両上方に延びるヒンジピラーと、
上記ヒンジピラーの上端から上方かつ後方に延びるフロントピラーと、
上記ヒンジピラーの上部から車両前方に延びるエプロンとを備えた自動車の前部車体構造であって、
前端が上記エプロンの上面部に接合固定されると共に、後端一部が上記エプロン後端のヒンジピラー接合部よりも上方のフロントピラー基部に接合固定され、かつ、後端他部がダッシュパネルに接合固定された補強部材と、
車室内側において上記補強部材が接合されるダッシュパネル部位と、これより下方位置のヒンジピラーとを斜め下方に連結するガセット部材とを備え、
ワイパ駆動リンクの車幅方向外方側が上記エプロン上面部に取付けられると共に、
上記ワイパ駆動リンクがピボットを支点として車両後方かつ上方に回動するワイパ装置を備え、
上記補強部材は上記エプロン上面部のワイパ駆動リンク取付け部位の直後から後方に延びると共に、その後端他部は、ワイパ駆動リンクの回動軌跡を回避する凹状の屈曲部を介して上記ダッシュパネルの車幅方向中央側に延びる形状で当該ダッシュパネルに接合固定された
自動車の前部車体構造。 - サイドシルの前端部から車両上方に延びるヒンジピラーと、
上記ヒンジピラーの上端から上方かつ後方に延びるフロントピラーと、
上記ヒンジピラーの上部から車両前方に延びるエプロンとを備えた自動車の前部車体構造であって、
前端が上記エプロンの上面部に接合固定されると共に、後端一部が上記エプロン後端のヒンジピラー接合部よりも上方のフロントピラー基部に接合固定され、かつ、後端他部がダッシュパネルに接合固定された補強部材と、
車室内側において上記補強部材が接合されるダッシュパネル部位と、これより下方位置のヒンジピラーとを斜め下方に連結するガセット部材とを備え、
上記補強部材のエプロンへの接合部が、上壁接合部と、該上壁接合部から下方に延びる側壁接合部とを備えるL字形状に形成され、
上記側壁接合部を備えた状態でダッシュパネル側に延設された
自動車の前部車体構造。 - サイドシルの前端部から車両上方に延びるヒンジピラーと、
上記ヒンジピラーの上端から上方かつ後方に延びるフロントピラーと、
上記ヒンジピラーの上部から車両前方に延びるエプロンとを備えた自動車の前部車体構造であって、
前端が上記エプロンの上面部に接合固定されると共に、後端一部が上記エプロン後端のヒンジピラー接合部よりも上方のフロントピラー基部に接合固定され、かつ、後端他部がダッシュパネルに接合固定された補強部材と、
車室内側において上記補強部材が接合されるダッシュパネル部位と、これより下方位置のヒンジピラーとを斜め下方に連結するガセット部材とを備え、
上記補強部材のダッシュパネル側に延びる後端他部と、上記ガセット部材の前端とを車両上下方向でオーバラップさせた
自動車の前部車体構造。 - サイドシルの前端部から車両上方に延びるヒンジピラーと、
上記ヒンジピラーの上端から上方かつ後方に延びるフロントピラーと、
上記ヒンジピラーの上部から車両前方に延びるエプロンとを備えた自動車の前部車体構造であって、
前端が上記エプロンの上面部に接合固定されると共に、後端一部が上記エプロン後端のヒンジピラー接合部よりも上方のフロントピラー基部に接合固定され、かつ、後端他部がダッシュパネルに接合固定された補強部材と、
車室内側において上記補強部材が接合されるダッシュパネル部位と、これより下方位置のヒンジピラーとを斜め下方に連結するガセット部材とを備え、
上記ヒンジピラーが、ヒンジピラーアウタと、該ヒンジピラーアウタよりも厚板のヒンジピラーインナとを含み、
上記ヒンジピラーインナの前部内端側を上記ヒンジピラーアウタよりも車幅方向中央側に延出させて延出部を形成し、
該延出部と上記ダッシュパネルと上記補強部材とを3枚接合固定させた
自動車の前部車体構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017119465A JP6569702B2 (ja) | 2017-06-19 | 2017-06-19 | 自動車の前部車体構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017119465A JP6569702B2 (ja) | 2017-06-19 | 2017-06-19 | 自動車の前部車体構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019001383A JP2019001383A (ja) | 2019-01-10 |
JP6569702B2 true JP6569702B2 (ja) | 2019-09-04 |
Family
ID=65005345
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017119465A Active JP6569702B2 (ja) | 2017-06-19 | 2017-06-19 | 自動車の前部車体構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6569702B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7007411B2 (ja) | 2020-03-02 | 2022-01-24 | 本田技研工業株式会社 | 車体 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0347977Y2 (ja) * | 1985-07-30 | 1991-10-14 | ||
JPS63169381U (ja) * | 1987-04-24 | 1988-11-04 | ||
JP3848563B2 (ja) * | 2001-11-19 | 2006-11-22 | 本田技研工業株式会社 | 車両の車体前部構造 |
JP4338194B2 (ja) * | 2004-06-04 | 2009-10-07 | ダイハツ工業株式会社 | 自動車の車体前部構造 |
JP2008260331A (ja) * | 2007-04-10 | 2008-10-30 | Mazda Motor Corp | 自動車の前部構造 |
JP2009234495A (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-15 | Mazda Motor Corp | 自動車のフレーム構造 |
JP5495119B2 (ja) * | 2010-05-07 | 2014-05-21 | スズキ株式会社 | 車体前部の補強構造 |
-
2017
- 2017-06-19 JP JP2017119465A patent/JP6569702B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019001383A (ja) | 2019-01-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN109421818B (zh) | 车辆后部结构 | |
JP4283780B2 (ja) | 車体のフロア構造 | |
US8029046B2 (en) | Front vehicle body structure | |
JP6235628B2 (ja) | 自動車の車体構造 | |
JP5891827B2 (ja) | 車体の下部車体構造 | |
JP6522982B2 (ja) | 車体構造 | |
JP4483592B2 (ja) | ダッシュパネル補強構造 | |
JP5776560B2 (ja) | 自動車の車体前部構造 | |
JP4930016B2 (ja) | 自動車の車体前部構造 | |
JP6495401B2 (ja) | 車体構造 | |
JPH1045034A (ja) | 車体前部構造 | |
JP7206931B2 (ja) | 車体下部構造 | |
JP2015113083A (ja) | 車両後部構造 | |
JP2003137137A (ja) | 車両の後部車体構造 | |
JP6477530B2 (ja) | 車両骨格構造 | |
JP6079708B2 (ja) | 車両の前部車体構造 | |
JP3776003B2 (ja) | 自動車のフロントピラー部構造 | |
JP7070282B2 (ja) | ステアリング支持構造 | |
JP6432577B2 (ja) | 車両の後部車体構造 | |
JP6569702B2 (ja) | 自動車の前部車体構造 | |
JP6136873B2 (ja) | 自動車の後部車体構造 | |
JP5076718B2 (ja) | 自動車の前部車体構造 | |
JP6176228B2 (ja) | 車両の前部車体構造 | |
JP2015182627A (ja) | 車体のパネル構造 | |
JP2009035106A (ja) | 自動車の前部車体構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180228 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190514 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190702 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190709 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190722 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6569702 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |