JP6566862B2 - コンバイン - Google Patents
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Description
また、穀粒タンク及び穀粒排出装置が長く保持される姿勢は、穀粒タンクが下降姿勢で穀粒排出装置が格納姿勢となる姿勢(非作業姿勢)と、穀粒タンクが上昇姿勢で穀粒排出装置が排出姿勢となる姿勢(排出作業姿勢)である。したがって、この非作業姿勢から排出作業姿勢への姿勢変更と、排出作業姿勢から非作業姿勢への姿勢変更が頻繁に行われる。この姿勢変更を簡単な人為操作で自動的に行うために、前記構成によれば、自動動作のための人為操作具を操作するだけで、例えば、自動ボタンを押すだけで、穀粒排出装置の適切な姿勢変更が実行される。
本発明の実施例に係るコンバインについて説明する。図1は、コンバインの全体を示す右側面図である。図2は、コンバインの全体を示す平面図である。図1及び図2に示す[F]の方向が機体の前側、[B]の方向が機体の後側、[L]の方向が機体の左側、[R]の方向が機体の右側と定義する。
また、十字キー81の横方向の第2片83が旋回機構SMの旋回動作を指令する旋回操作部LRとして機能する。この旋回操作部LRは、旋回機構SMを介して穀粒排出装置40の旋回位置を調整する旋回調整操作具として用いることができる。
なお、この遅れ時間:t2もゼロに設定することも可能である。さらには、穀粒タンク12と穀粒排出装置40との干渉がないことが保証される限りにおいて、穀粒タンク12が完全に下降姿勢(L)に移行する前に穀粒排出装置40の格納姿勢(H)への移行を開始してもよい。
同様に、格納姿勢(H)を規定する旋回角は、穀粒排出装置40の旋回可能角範囲の格納側に設定された格納範囲(右旋回側の限界位置を含む数度の範囲)に含まれており、排出姿勢(D)を規定する旋回角は、穀粒排出装置40の旋回可能角範囲における排出側の残りの全範囲(左旋回側の限界位置を含む数度の範囲)に含まれている。したがって、格納姿勢(H)指令によって移行する格納姿勢(H)は、格納範囲に含まれる旋回角位置への移行を意味するが、通常は右旋回側の限界位置への移行である。排出姿勢(D)指令によって移行する排出姿勢(D)は、排出範囲に含まれる旋回角位置への移行を意味するが、通常は左旋回側の限界位置への移行である。格納姿勢(H)指令や排出姿勢(D)指令によって移行する旋回角位置が変更可能なように構成してもよい。
(1)上述した実施形態では、穀粒排出作業が行われている間は、自動移行管理部552は、自動格納指令の出力を保留していた。これに代えて、自動移行管理部552に自動格納指令保留回避機能を構築し、自動格納指令の出力が要求された場合には、穀粒排出作業を停止し、優先的に格納姿勢に移行する構成を採用してもよい。
(2)上述した実施形態では、遠隔操作器8は、操作面80に種々の機械的なボタンやスイッチなどが配置されていた。これに代えて、操作面80をタッチパネルとして、ソフトウエアでボタンやスイッチなどを構成してもよい。もちろん、操作パネル800にも、タッチパネルを備えて、上述したボタンやスイッチなどをソフトウエアで構築してもよい。
(3)上述した実施形態では、遠隔操作器8は、縦長形状に構成されていたが、これに代えて、横長形状やその他の形状に構成されていても良い。遠隔操作器8の形状の変更に合わせて、揺動操作部UD及び旋回操作部LRの配置も適宜変更可能である。
(4)揺動操作部UDや旋回操作部LRは、上述した十字キーやシーソー式スイッチの形態以外に、各接点が独立した四つの押し式スイッチであったり、または、これらの組合せであったりしても良い。
(5)上述した実施形態では、遠隔操作器8は、専用品であったが、これに代えて、スマートフォンやタブレットコンピュータに適当なアプリをインストールすることで、スマートフォンやタブレットコンピュータを本発明の遠隔操作器8として利用してもよい。
11 :脱穀装置
12 :穀粒タンク
40 :穀粒排出装置
41 :縦搬送部
45 :横搬送部
5 :制御ユニット
51 :入力信号処理部
52 :機器制御部
53 :タンク位置算定部
54 :排出装置位置算定部
55 :姿勢変更制御モジュール
551 :判定部
552 :自動移行管理部
8 :遠隔操作器
84 :自動スイッチ(人為操作具)
9A :揺動角検出ユニット
9B :旋回角検出ユニット
SM :旋回機構
TM :タンク揺動機構
Claims (8)
- 刈取部によって刈取られた刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置と、
前記脱穀装置によって得られた穀粒を貯留する穀粒タンクと、
前記穀粒タンクを横軸心周りで下降姿勢と上昇姿勢との間で上下揺動させるタンク揺動機構と、
前記穀粒タンクに連結された縦搬送部、前記縦搬送部の上端部に連結された横搬送部、及び、前記横搬送部の先端部に形成された排出口を有し、前記穀粒タンクに貯留された穀粒を前記排出口から排出する穀粒排出装置と、
前記横搬送部が前記穀粒タンクの上方に位置する格納姿勢と前記横搬送部が機体横外に張り出す排出姿勢との間で前記穀粒排出装置を縦軸心周りで旋回させる旋回機構と、
前記穀粒タンクの姿勢を検出する第1検出部と、
前記穀粒排出装置の姿勢を検出する第2検出部と、
前記タンク揺動機構による前記穀粒タンクの姿勢変更及び前記旋回機構による前記穀粒排出装置の姿勢変更を自動的に行う自動動作指令を与える人為操作具と、
前記自動動作指令に基づいて、前記穀粒排出装置を前記排出姿勢に移行させるとともに前記穀粒タンクを前記上昇姿勢に移行させる自動排出移行指令、または、前記穀粒タンクを前記下降姿勢に移行させるとともに前記穀粒排出装置を前記格納姿勢に移行させる自動格納指令を出力する自動移行管理部と、を備え、
前記自動移行管理部は、前記穀粒排出装置の姿勢に応じて、前記自動動作指令に基づく前記自動排出移行指令または前記自動格納指令を出力し、前記穀粒排出装置が前記格納姿勢である場合、前記自動動作指令に基づいて前記自動排出移行指令を出力し、かつ、前記穀粒排出装置が前記格納姿勢でない場合、前記自動動作指令に基づいて前記自動格納指令を出力するコンバイン。 - 前記穀粒排出装置による穀粒排出作業を行っている場合には、前記自動移行管理部は、前記穀粒排出装置が前記格納姿勢でない場合であっても、前記自動格納指令を出力しない請求項1に記載のコンバイン。
- 前記自動排出移行指令には、前記穀粒排出装置を前記排出姿勢に移行させる排出姿勢指令と、前記穀粒タンクを前記上昇姿勢に移行させる上昇姿勢指令とが含まれ、前記上昇姿勢指令は、前記排出姿勢指令による前記穀粒排出装置の前記排出姿勢への移行の後に出力される請求項1または2に記載のコンバイン。
- 前記上昇姿勢指令は、前記穀粒排出装置の前記排出姿勢への移行の後、所定時間経過後に出力される請求項3に記載のコンバイン。
- 前記自動格納指令には、前記穀粒排出装置を前記格納姿勢に移行させる格納姿勢指令と、前記穀粒タンクを前記下降姿勢に移行させる下降姿勢指令とが含まれ、前記格納姿勢指令は、前記下降姿勢指令による前記穀粒タンクの前記下降姿勢への移行の後に出力される請求項1から4のいずれか一項に記載のコンバイン。
- 前記格納姿勢指令は、前記穀粒タンクの前記下降姿勢への移行の後、所定時間経過後に出力される請求項5に記載のコンバイン。
- 手動操作され、前記旋回機構を介して、前記排出姿勢となったときの前記穀粒排出装置の旋回位置を調整する旋回調整操作具が備えられている請求項1から6のいずれか一項に記載のコンバイン。
- 手動操作され、前記旋回機構を介して前記穀粒排出装置の旋回位置を調整する旋回調整操作具と、手動操作され、前記タンク揺動機構を介して前記穀粒タンクの揺動位置を調整する揺動調整操作具とが備えられており、
前記旋回調整操作具または前記揺動調整操作具の手動操作によって、前記自動動作指令は無効になる請求項1から6のいずれか一項に記載のコンバイン。
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- 2015-12-25 JP JP2015255295A patent/JP6566862B2/ja active Active
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