JP6566776B2 - トレーサビリティ管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、複数の部品から構成される製品のトレーサビリティを管理するためのトレーサビリティ管理システムに関する。
従来、製造工程の記録に対して厳格なトレーサビリティが要求される製品においては、製品を構成する各部品(部材)の取り付け位置を正確に記録する必要があった。例えば、特許文献1に示す使用済核燃料収納用容器のような原子力関連機器においては、特に、製造工程の記録に対して厳格なトレーサビリティが要求され、バスケットを形成する各隔壁部材を収納用容器のどの位置に取り付けたかを、個々の部品(部材)について正確に記録する必要があった。また、このような記録作業は、作業者の手書き記録により行われていた。
特開2004−271435号公報
しかしながら、特許文献1に示す使用済核燃料収納用容器のような製品は、取り扱う部品(部材)の点数が多く、そのような部品点数の多い製品において個々の部品(部材)の組立記録を行わなくてはならないため、記録作業が繁雑になるという問題があった。また、個々の部品(部材)の組立記録は作業者が手書きで行うため、記録間違いが発生し易いという問題があった。
そこで、本発明は、製造工程の記録に対して厳格なトレーサビリティが要求される製品において製品を構成する各部品(部材)の取り付け位置を正確且つ容易に記録可能なトレーサビリティ管理システムを提供することを目的とする。
本発明の解決しようとする課題は以上であり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、本発明に係るトレーサビリティ管理システムは、複数の部品から構成される製品のトレーサビリティを管理するためのトレーサビリティ管理システムであって、前記部品を識別するための識別情報を有し、前記部品に対して着脱可能に取り付けられる識別部材と、前記製品の形状及び前記製品における前記部品の組立位置を表示するとともに、前記製品における前記部品の組立状況が記録される記録媒体と、を備え、前記製品の組み立て工程において、前記部品に取り付けられている前記識別部材を、前記部品から取り外し、取り外した前記識別部材を、前記記録媒体が表示する前記部品の組立位置に対応させて、前記記録媒体に取り付け、前記記録媒体に取り付けた識別部材が有する前記識別情報と、前記記録媒体が表示する前記部品の組立位置と、を紐付けることにより、前記部品の識別情報を、前記製品における前記部品の組立位置と対応させて管理するものである。
また、本発明に係るトレーサビリティ管理システムにおける前記識別情報は、前記部品を構成する材料に関する情報と、前記部品に関する情報と、から構成されるものである。
また、本発明に係るトレーサビリティ管理システムは、使用済核燃料を収納するためのバスケットを有する使用済核燃料収納用容器におけるトレーサビリティ管理システムであって、前記バスケットを形成する各隔壁部材を識別するための識別情報を有し、前記隔壁部材に対して着脱可能に取り付けられる識別部材と、前記バスケットの形状及び前記バスケットにおける前記隔壁部材の組立位置を表示するとともに、前記バスケットにおける前記隔壁部材の組立状況が記録される記録媒体と、を備え、前記バスケットの組み立て工程において、前記隔壁部材に取り付けられている前記識別部材を、前記隔壁部材から取り外し、取り外した前記識別部材を、前記記録媒体が表示する前記隔壁部材の組立位置に対応させて、前記記録媒体に取り付け、前記記録媒体に取り付けた識別部材が有する前記識別情報と、前記記録媒体が表示する前記隔壁部材の組立位置と、を紐付けることにより、前記隔壁部材の識別情報を、前記バスケットにおける前記隔壁部材の組立位置と対応させて管理するものである。
本発明によれば、部品に取り付けられている識別部材を記録媒体に取り付け、その取り付けた識別部材が有する識別情報と、記録媒体が表示する部品の位置と、を紐付けることにより、部品の識別情報を、製品における部品の組立位置と対応させて管理することから、製品における部品の組立位置の記録作業が容易であり、記録間違いが発生し難い。そのため、作業効率が向上する。
(a)は、本発明に係るトレーサビリティ管理システムを用いる使用済核燃料収納用容器の正面概略図、(b)は、使用済核燃料収納用容器に収納するバスケットの一部を示す斜視図である。 (a)は、本発明に係るトレーサビリティ管理システムで用いる第1のマップの概略図、(b)は、第1のマップの一部拡大図及び隔壁部材の斜視図、(c)は、バーコードラベルの平面図である。 本発明に係るトレーサビリティ管理システムで用いる第2のマップの概略図、第2のマップの一部拡大図、及び隔壁部材の斜視図である。 本発明に係るトレーサビリティ管理システムで用いる第3のマップの概略図、第3のマップの一部拡大図、及び隔壁部材の斜視図である。 本発明に係るトレーサビリティ管理システムにおける制御構成を示すブロック図である。 本発明に係るトレーサビリティ管理システムを用いた場合の収納用容器10の組立作業フローを示すフロー図である。
まず、本発明に係るトレーサビリティ管理システムの概略を説明する。
本発明に係るトレーサビリティ管理システムは、例えば、図1に示すような使用済核燃料収納用容器10(「以下、収納用容器10」とする)を組み立てる組立現場において、収納用容器10のバスケット11を形成する隔壁部材12を管理するために用いる。なお、本発明に係るトレーサビリティ管理システムは、隔壁部材12の管理に用いる場合に限定されるものではなく、複数の部品(部材)から構成される製品のトレーサビリティを管理する場合に用いるのであれば、例えば、建物等を構成する建築資材を管理する場合に用いても構わない。なお、以下の説明においては、トレーサビリティ管理システムにおいて管理する製品を収納用容器10(バスケット11)とし、製品を構成する部品を隔壁部材12として説明する。
図1に示すように、収納用容器10は、収納用容器10本体を構成する円筒状容器13内に、使用済核燃料集合体を収納するバスケット11が装着されている。
バスケット11は、隔壁部材12により構成される。バスケット11は、隔壁部材12により仕切られた格子状の収納区画14を複数備えている。収納区画14は、図1(b)に示すように、4枚の隔壁部材12を組み合わせて形成されるか、或いは4枚の隔壁部材12を組み合わせて形成された収納区画14を上下左右に4か所組み合わせて形成されるかのいずれかによって形成される。
隔壁部材12は、板状の部材により形成される。隔壁部材12は、1枚の板状の材料から切り出して形成される部材、或いは1枚の板状の材料(切り出し無しの板状の材料)から形成される部材である。隔壁部材12は、加工現場60(図5参照)において所定の材料から加工され、収納用容器10の組立現場においてバスケット11として組み付けられる。
本発明に係るトレーサビリティ管理システムにおいては、個々の隔壁部材12を識別するためのバーコードラベル20(「識別部材」の一例)と、製品における部品の組立状況が記録されるマップ30(「記録媒体」の一例)と、を用いる。
図1及び図2に示すように、バーコードラベル20は、隔壁部材12に設けられる。バーコードラベル20は、隔壁部材12に対して着脱自在なシール状の部材によって構成される。バーコードラベル20は、隔壁部材12の端部表面に貼付される。
図2(c)に示すように、バーコードラベル20には、隔壁部材12を識別するための識別情報25が書き込まれ、具体的には、隔壁部材12の材料情報21と、隔壁部材12の部品情報22と、材料情報21及び部品情報22をまとめて二次元コード化した2Dコード23と、が書き込まれている。ここで、材料情報21とは、隔壁部材12を構成する材料の番号(Heat Lot番号)、隔壁部材12を構成する材料についての材料試験報告証明書の番号(CMTR番号)等の隔壁部材12を構成する材料に関する情報である。また、部品情報22とは、隔壁部材12の部品番号、隔壁部材12の枝番号(追い番号)等の隔壁部材12における部品に関する情報である。
また、隔壁部材12が1枚の板状の材料から切り出して形成される場合は、図2(c)に示すように、バーコードラベル20は、2枚のバーコードラベル20A、20Bに分割して隔壁部材12に貼付される。ここで、バーコードラベル20Aには、材料情報21及び2Dコード23が書き込まれている。また、バーコードラベル20Bには、部品情報22及び2Dコード23が書き込まれている。そして、2枚のバーコードラベル20A、20Bは、互いの2Dコード23を第1バーコードリーダ61(図5参照)によって読み取ることにより紐付けされる。
一方、隔壁部材12が1枚の板状の材料から形成される場合(切り出し無しの板状の材料の場合)、バーコードラベル20は、分割せずに隔壁部材12に貼付される。ここで、バーコードラベル20には、材料情報21、部品情報22及び2Dコード23が書き込まれている。
マップ30は、バーコードラベル20を貼付可能な記録用紙である。図2から図4に示すように、マップ30には、バスケット11の形状31が記載されている。ここで、バスケット11の形状31とは、実際のバスケット11を組み立てた後の形状と略同一の形状(例えば、図2及び図3)のことをいうとともに、実際のバスケット11を組み立てる前の隔壁部材12の配置を示す形状(例えば、図4)のことをいう。
また、マップ30は、その表示形式が、バスケット11の形状、マップ30自体の紙面の大きさ等の要件に応じて、例えば、以下に示す3つの形式から選択される。なお、マップ30の表示形式は、以下に示す3つの形式に限定されるものではなく、バーコードラベル20を貼付可能な形式であって、バスケット11の形状31が記載されている形式であれば構わない。
図2に示すように、第1のマップ30(マップ30の第1の形式)は、バスケット11の形状内においてバスケット11の収納区画14に相当する部分にバーコードラベル20の貼付位置32を設け、対応する隔壁部材12と、バーコードラベル20の貼付位置32と、を線で結ぶことにより、バスケット11の形状における隔壁部材12と貼付位置32に貼付したバーコードラベル20とを紐付け可能にしたものである。
具体的には、図2(b)に示すように、4枚の隔壁部材12a、12b、12c、12dによりバスケット11の収納区画14を形成する場合、隔壁部材12aに貼付されるバーコードラベル20A、20Bを剥がし、隔壁部材12aに対応するバーコードラベル20の貼付位置32aに剥がしたバーコードラベル20A、20Bを貼付する。隔壁部材12b、12c、12dについても同様に、バーコードラベル20A、20Bを剥がし、隔壁部材12b、12c、12dに対応するバーコードラベル20の貼付位置32b、32c、32dに剥がしたバーコードラベル20A、20Bを貼付する。
図3に示すように、第2のマップ30(マップ30の第2の形式)は、バスケット11の形状と、バーコードラベル20の貼付位置32と、を別々の位置に設け、対応する隔壁部材12と、バーコードラベル20の貼付位置32と、を線で結ぶことにより、バスケット11の形状における隔壁部材12と貼付位置32に貼付したバーコードラベル20とを紐付け可能にしたものである。
具体的には、4枚の隔壁部材12a、12b、12c、12dによりバスケット11の収納区画14を形成する場合、隔壁部材12aに貼付されるバーコードラベル20A、20Bを剥がし、隔壁部材12aに対応するバーコードラベル20の貼付位置32aに剥がしたバーコードラベル20A、20Bを貼付する。隔壁部材12b、12c、12dについても同様に、バーコードラベル20A、20Bを剥がし、隔壁部材12b、12c、12dに対応するバーコードラベル20の貼付位置32b、32c、32dに剥がしたバーコードラベル20A、20Bを貼付する。
図4に示すように、第3のマップ30(マップ30の第3の形式)は、バスケット11の形状と、バーコードラベル20の貼付位置32と、を別々の位置に設け、バスケット11の形状の横に記載された表33に、バーコードラベル20の貼付位置32をまとめたものである。第3のマップ30においては、表33の列(A〜D)を隔壁部材12と紐付け、表33の行をバスケット11の収納区画14と紐付けることにより、表33の列(A〜D)及び行(1〜14)をバスケット11の形状に対応させて、バスケット11の形状における隔壁部材12と貼付位置32に貼付したバーコードラベル20とを紐付け可能にしている。
具体的には、4枚の隔壁部材12a、12b、12c、12dによりバスケット11の収納区画14を形成する場合、隔壁部材12aに貼付されるバーコードラベル20A、20Bを剥がし、収納区画14の隔壁部材12aに対応する表33の行1列Aの貼付位置32aに剥がしたバーコードラベル20A、20Bを貼付する。隔壁部材12b、12c、12dについても同様に、バーコードラベル20A、20Bを剥がし、収納区画14の隔壁部材12b、12c、12dに対応する表33の行1列B、行1列C、行1列Dの貼付位置32b、32c、32dに剥がしたバーコードラベル20A、20Bを貼付する。
さらに、マップ30には、バスケット11における隔壁部材12の組立位置が記載されている。マップ30においては、バスケット11において組み付けられる各隔壁部材12の形状が記載されている。例えば、第1及び第2のマップ30においては、隔壁部材12aに対応する形状が隔壁部材形状36aとして記載され、その他同様に隔壁部材12b、c、dに対応する形状が隔壁部材形状36b、c、dとして記載されている。また、バスケット11の収納区画14に対応する形状が収納区画形状36eとして表示されている。そして、第1及び第2のマップ30においては、記載されているバスケット11の形状31が実際のバスケット11を組み立てた後の形状と略同一の形状であるため、バスケット11の形状31に対する隔壁部材形状36a、b、c、dの位置がそのまま隔壁部材12a、b、c、dの組立位置を表示することとなる。
また、図4に示す第3のマップ30においては、隔壁部材12aに対応する形状が隔壁部材形状37aとして記載され、その他同様に隔壁部材12b、c、dに対応する形状が隔壁部材形状37b、c、dとして記載されている。また、バスケット11の収納区画14に対応する形状が収納区画形状37eとして表示されている。そして、第3のマップ30においては、記載されているバスケット11の形状31が実際のバスケット11を組み立てる前の隔壁部材12の配置を示す形状であるため、バスケット11の形状31がそのまま隔壁部材12a、b、c、dの組立位置を表示することとなる。
さらに、第1から第3のマップ30においては、第2バーコードリーダ71(図5参照)によって、各貼付位置32に貼付されたバーコードラベル20A、20Bに記載されている2Dコード23を所定の順序で読み取ることで、バスケット11における隔壁部材12の取り付け位置を確認することができる。
具体的には、2Dコード23の読み取り順序を第1から第3のマップ30における各貼付位置32と対応させて決める。例えば、図2(a)に示すように、マップ30の左端の貼付位置32から上下方向(矢印T方向)に貼付位置32を読み取り、同様にしてマップ30の右端の貼付位置32まで矢印S方向に読み取る。マップ30には、実際のバスケット11と略同一の形状或いは実際のバスケット11を組み立てる前の隔壁部材12の配置の形状が記載されているため、各貼付位置32に貼付されているバーコードラベル20の2Dコード23を所定の順序で読み取ることで、バスケット11における隔壁部材12の取り付け位置を確認することができる。
なお、2Dコード23の読み取り順序がわかりにくい場合は、マップ30における各貼付位置32に読み取り順序を記載しておいても良い。
次に、本発明に係るトレーサビリティ管理システムにおける制御構成について説明する。
図5に示すように、本発明に係るトレーサビリティ管理システムにおいては、管理装置50によりシステム全体が管理されている。管理装置50は、例えば、パーソナルコンピュータ或いは携帯情報端末等で構成する。管理装置50は、制御部51(CPU)、記憶部52(RAM、ROM等)、入力部53(キーボード、マウス、タッチパネル等)、出力部54(ディスプレイ、プリンタ等)、通信部55(モデム等)といった部位等から構成されている。また、管理装置50の記憶部52には、帳票フォーム56が記憶されている。
隔壁部材12を加工する加工現場60には、隔壁部材12に貼付されたバーコードラベル20の2Dコード23を読み取るための第1バーコードリーダ61が設けられている。第1バーコードリーダ61によって読み取られた2Dコード23の情報(データ)は、管理装置50に送信される。
また、収納用容器10を組み立てる組立現場70には、マップ30に貼付されたバーコードラベル20の2Dコード23を読み取るための第2バーコードリーダ71が設けられている。第2バーコードリーダ71によって読み取られた2Dコード23の情報(データ)は、管理装置50に送信される。
次に、本発明に係るトレーサビリティ管理システムを用いた場合の収納用容器10の組立作業フローについて説明する。
図6に示すように、収納用容器10の組立作業においては、隔壁部材12の材料が材料の加工現場60に出荷される前に(S3)、隔壁部材12として用いる材料を設定し、設定した隔壁部材12の材料についての基礎データ(材質、品質、大きさ等)を管理装置50に入力する(S1)。そして、隔壁部材12の材料に材料情報(Heat Lot番号及びCMTR番号)を付与する(S2)。この際、出荷明細書に記載されているHeat Lot番号と、材料試験報告証明書に記載されているCMTR番号と、を一覧化し、管理装置50において管理する。
隔壁部材12の材料は、材料情報が付与されると(S2)、材料の加工現場60に出荷される(S3)。加工現場60の作業者は、出荷された隔壁部材12の材料の確認を行う(S4)。具体的には、作業者は、材料本体と、出荷明細書に記載されているHeat Lot番号と、材料試験報告証明書に記載されているCMTR番号と、を確認する。続いて、作業者は、隔壁部材12の加工枚数を確認する(S5)。すなわち、1枚の板状材料から何枚の隔壁部材12を加工すべき(切り出すべき)か確認する。
隔壁部材12の加工枚数の確認後(S5)、加工する隔壁部材12の材料に対して、部品情報22(部品番号及び追い番号(枝番号))を設定し(S6)、設定した部品情報を管理装置50において管理する。さらに、材料情報21(Heat Lot番号、CMTR番号)及び部品情報22(部品番号、追い番号(枝番号))に基づき、バーコードラベル20に書き込む2Dコード23の2Dコードデータを作成する(S7)。そして、材料情報21(Heat Lot番号、CMTR番号)、部品情報22(部品番号、追い番号(枝番号))及び2Dコード23を記載したバーコードラベル20を作成する(S8)。
作業者は、確認した隔壁部材12の加工枚数に従って、隔壁部材12の材料から隔壁部材12を加工(切断)する(S9)。そして、加工した隔壁部材12にバーコードラベル20を貼付する(S10)。
ここで、貼付したバーコードラベル20が2枚の分割したバーコードラベル20A、20Bである場合、すなわち、材料情報と部品情報とが1枚のバーコードラベル20に一体で書き込まれていない場合(S11−No)、バーコードラベル20A、20Bの互いの2Dコード23を第1バーコードリーダ61によって読み取ることにより、バーコードラベル20A、20Bを紐付け(S12)、管理装置50において管理する。
一方、バーコードラベル20が分割されていない場合、すなわち、材料情報と部品情報とが1枚のバーコードラベル20に一体で書き込まれている場合(S11−Yes)、管理装置50において2Dコードの一覧を作成し管理する(S13)。
バーコードラベル20の確認後(S11からS13)、加工した隔壁部材12は収納用容器10の組立現場70に出荷される(S14)。組立現場70の作業者は、出荷された隔壁部材12の確認を行う(S15)。具体的には、隔壁部材12の外観、寸法等の確認、バーコードラベル20の有無確認(剥がれ確認)等を行う。
隔壁部材12の確認が完了すると(S15)、マップ30を作成し(S16)、バスケット11の組み立てを行う(S17)。そして、作業者は、隔壁部材12を組み付ける際に、バーコードラベル20を隔壁部材12から剥がし、マップ30に貼り替える(S18)。さらに、作業者は、バスケット11の組み立て完了後(S19)、マップ30に貼付されているバーコードラベル20の2Dコード23を所定の順序で第2バーコードリーダ71により読み取る(S20)。そして、読み取った2Dコード23のデータを管理装置50内の帳票フォーム56に流し込む(S21)。さらに、当該データに基づく収納用容器10の製造記録(顧客提出用書類)を管理装置50の出力部54から出力する(S22)。
以上のように、上記実施例に係るトレーサビリティ管理システムによると、隔壁部材12に取り付けられているバーコードラベル20をマップ30に取り付け、その取り付けたバーコードラベル20が有する識別情報と、マップ3が表示する隔壁部材12の位置と、を紐付けることにより、隔壁部材12の識別情報を、収納用容器10(バスケット11)における隔壁部材12の組立位置と対応させて管理することから、収納用容器10(バスケット11)における隔壁部材12の組立位置の記録作業が容易であり、記録間違いが発生し難い。そのため、作業効率が向上する。
また、上記実施例に係るトレーサビリティ管理システムによると、識別情報25は、材料情報21と、部品情報22と、から構成されることから、隔壁部材12の詳細な情報を、隔壁部材12の組立位置と対応させて管理することができる。
なお、上記実施例に係るトレーサビリティ管理システムにおいては、バーコードラベル20は、シール状の部材により構成されているが、これに限定されるものではなく、隔壁部材12に対して着脱可能な構成であれば、例えば、樹脂製プレート、マグネット等により構成しても構わない。また、バーコードラベル20は、2Dコード23をバーコードラベル20本体に書き込む(印刷する)ことにより構成されているが、これに限定されるものではなく、材料情報21及び部品情報22を読み取り可能な構成であれば、例えば、バーコードラベル20をICタグ等の記録媒体で形成し、当該記録媒体に材料情報21及び部品情報22を読み取り可能に記憶させる構成としても構わない。また、バーコードラベル20は、隔壁部材12の端部に貼付されるが、これに限定されるものではなく、隔壁部材12を円筒状容器13に組み立てる際に、取り外し可能な位置であれば、例えば、隔壁部材12の中央部に貼付しても構わない。
また、上記実施例に係るトレーサビリティ管理システムにおいては、マップ30は、バーコードラベル20が貼付可能な紙により構成されているが、これに限定されるものではなく、バスケット11の形状及びバスケット11における隔壁部材12の組立位置を表示するとともに、バスケット11における隔壁部材12の組立状況が記録される記録媒体であれば、例えば、樹脂製プレート、タブレット端末等であっても構わない。
10 使用済核燃料収納用容器
11 バスケット
12 隔壁部材
20 バーコードラベル(識別部材)
21 材料情報
22 部品情報
25 識別情報
30 マップ(記録媒体)

Claims (3)

  1. 複数の部品から構成される製品のトレーサビリティを管理するためのトレーサビリティ管理システムであって、
    前記部品を識別するための識別情報を有し、前記部品に対して着脱可能に取り付けられる識別部材と、
    前記製品の形状及び前記製品における前記部品の組立位置を表示するとともに、前記製品における前記部品の組立状況が記録される記録媒体と、
    を備え、
    前記製品の組み立て工程において、前記部品に取り付けられている前記識別部材を、前記部品から取り外し、
    取り外した前記識別部材を、前記記録媒体が表示する前記部品の組立位置に対応させて、前記記録媒体に取り付け、
    前記記録媒体に取り付けた識別部材が有する前記識別情報と、前記記録媒体が表示する前記部品の組立位置と、を紐付けることにより、前記部品の識別情報を、前記製品における前記部品の組立位置と対応させて管理すること
    を特徴とするトレーサビリティ管理システム。
  2. 前記識別情報は、前記部品を構成する材料に関する情報と、前記部品に関する情報と、から構成されること
    を特徴とする請求項1に記載のトレーサビリティ管理システム。
  3. 使用済核燃料を収納するためのバスケットを有する使用済核燃料収納用容器におけるトレーサビリティ管理システムであって、
    前記バスケットを形成する各隔壁部材を識別するための識別情報を有し、前記隔壁部材に対して着脱可能に取り付けられる識別部材と、
    前記バスケットの形状及び前記バスケットにおける前記隔壁部材の組立位置を表示するとともに、前記バスケットにおける前記隔壁部材の組立状況が記録される記録媒体と、
    を備え、
    前記バスケットの組み立て工程において、前記隔壁部材に取り付けられている前記識別部材を、前記隔壁部材から取り外し、
    取り外した前記識別部材を、前記記録媒体が表示する前記隔壁部材の組立位置に対応させて、前記記録媒体に取り付け、
    前記記録媒体に取り付けた識別部材が有する前記識別情報と、前記記録媒体が表示する前記隔壁部材の組立位置と、を紐付けることにより、前記隔壁部材の識別情報を、前記バスケットにおける前記隔壁部材の組立位置と対応させて管理すること
    を特徴とする使用済核燃料収納用容器におけるトレーサビリティ管理システム。
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