JP6849063B2 - 製造管理装置、方法およびプログラム - Google Patents

製造管理装置、方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、物品の製造管理を行う装置、方法および記録媒体に関する。
工場においては、一般的に管理者によって物品の製造の開始および終了が管理される。製造を管理するために、工程の予定と実績をガントチャートのような表によって視覚的に表現する手法が用いられ得る。特許文献1には、工程で予定されている日程を棒グラフで表し、その上に重畳して進捗状況を折れ線グラフで表す方法が開示されている。このような方法により、工程の予定および実績の日程が視覚的に表現されるため、管理者は数値のみを用いる場合よりも容易に工程の状況を把握することができる。
特開2015−49710号公報
物品の製造においては、製造又は購買された1つ以上の物品を材料として、別の物品が製造される。ここでは材料である物品の種類を子品目と呼び、子品目を用いて製造される物品の種類を親品目と呼ぶ。さらに親品目を子品目として、次の親品目の物品を製造することが繰り返され得る。最後に製造される親品目の物品が最終製品となる。
子品目は、親品目の製造の最初又は途中のタイミングで使用(投入)される。その際に、子品目の製造終了(購買された子品目の場合には入荷)から親品目の製造への投入までに時間が空いてしまうと、子品目の物品が何ら使用されない状態(すなわち物品の滞留)が発生する。物品の滞留が発生している際には、サプライチェーン全体のスループットが低下している場合や、物品の貯蔵のための無駄なコストが掛かっている場合がある。そのため、製造管理においては、物品の滞留を削減するように製造の分析および改善が行われる。管理者が製造管理を適切に行うために、物品の滞留を可視化する技術が求められる。
一般的に製造される物品の数量や価格等の価値が大きいほど、該物品が滞留する場合に大きな無駄が発生するため、該物品の滞留の重要性がより高い。しかしながら、特許文献1に記載の方法は単に工程の予定および実績の日程を表示するものであるため、物品の滞留およびその重要性を可視化することはできない。
本発明は、上述の問題に鑑みて行われたものであって、物品の製造において物品の滞留および滞留の重要性を可視化して表示することができる製造管理装置、方法および記録媒体を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、第1の物品を材料として製造される第2の物品の製造を管理する製造管理装置であって、前記第1および前記第2の物品の取り扱いの開始時間および終了時間、ならびに前記第1の物品の価値を示す情報を取得する取得部と、互いに対向する2つの第1辺と互いに対向する2つの第2辺とにより囲まれる第1領域、および互いに対向する2つの第1辺と互いに対向する2つの第2辺とにより囲まれる第2領域を示す帯を表示するための情報を生成する生成部と、前記帯を表示するための情報に基づいて、前記第1の物品の前記帯および前記第2の物品の前記帯を並べて表示する制御を行う表示制御部と、を備え、前記第1の物品の前記帯において、前記第1領域および前記第2領域の前記第1辺は、前記第1の物品の価値に対応する長さを有し、前記第1領域の前記第2辺は、前記第1の物品の取り扱いの開始から終了までの時間に対応する長さを有し、前記第2領域の前記第2辺は、前記第1の物品の取り扱いの終了から前記第1の物品が前記第2の物品の製造に使用されるまでの時間に対応する長さを有する。
本発明の第2の態様は、第1の物品を材料として製造される第2の物品の製造を管理する製造管理方法であって、前記第1および前記第2の物品の取り扱いの開始時間および終了時間、ならびに前記第1の物品の価値を示す情報を取得するステップと、互いに対向する2つの第1辺と互いに対向する2つの第2辺とにより囲まれる第1領域、および互いに対向する2つの第1辺と互いに対向する2つの第2辺とにより囲まれる第2領域を示す帯を表示するための情報を生成するステップと、前記帯を表示するための情報に基づいて、前記第1の物品の前記帯および前記第2の物品の前記帯を並べて表示する制御を行うステップと、を備え、前記第1の物品の前記帯において、前記第1領域および前記第2領域の前記第1辺は、前記第1の物品の価値に対応する長さを有し、前記第1領域の前記第2辺は、前記第1の物品の取り扱いの開始から終了までの時間に対応する長さを有し、前記第2領域の前記第2辺は、前記第1の物品の取り扱いの終了から前記第1の物品が前記第2の物品の製造に使用されるまでの時間に対応する長さを有する。
本発明の第3の態様は、第1の物品を材料として製造される第2の物品の製造を管理する製造管理プログラムが記録された記録媒体であって、コンピュータに、前記第1および前記第2の物品の取り扱いの開始時間および終了時間、ならびに前記第1の物品の価値を示す情報を取得するステップと、互いに対向する2つの第1辺と互いに対向する2つの第2辺とにより囲まれる第1領域、および互いに対向する2つの第1辺と互いに対向する2つの第2辺とにより囲まれる第2領域を示す帯を表示するための情報を生成するステップと、前記帯を表示するための情報に基づいて、前記第1の物品の前記帯および前記第2の物品の前記帯を並べて表示する制御を行うステップと、を実行させ、前記第1の物品の前記帯において、前記第1領域および前記第2領域の前記第1辺は、前記第1の物品の価値に対応する長さを有し、前記第1領域の前記第2辺は、前記第1の物品の取り扱いの開始から終了までの時間に対応する長さを有し、前記第2領域の前記第2辺は、前記第1の物品の取り扱いの終了から前記第1の物品が前記第2の物品の製造に使用されるまでの時間に対応する長さを有する、製造管理プログラムが記録されている。
本発明によれば、第1の物品を材料として製造される第2の物品の製造において、物品の滞留および滞留の重要性を可視化して表示することができる。
第1の実施形態に係る製造管理システムの模式図である。 第1の実施形態に係る製造管理装置の概略構成図である。 物品の製造および滞留を説明するための模式図である。 第1の実施形態に係る製造管理装置によって表示される製造表示帯の模式図である。 第1の実施形態に係る製造表示帯を表示するディスプレイの前面図である。 第1の実施形態に係る製造管理方法のフローチャートを示す図である。 第2の実施形態に係るバックトレース表示を行っているディスプレイの前面図である。 第2の実施形態に係るフォワードトレース表示を行っているディスプレイの前面図である。 第2の実施形態に係る表示対象の親品目の選択を受け付ける表示を行っているディスプレイの前面図である。 第2の実施形態に係るフォワードトレース表示を行っているディスプレイの前面図である。 第3の実施形態に係る製造表示帯を表示するディスプレイの前面図である。 各実施形態に係る製造管理装置の概略構成図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明するが、本発明は本実施形態に限定されるものではない。なお、以下で説明する図面で、同機能を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略することもある。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態に係る製造管理システム10の模式図である。製造管理システム10は、製造の管理および情報表示を行う製造管理装置100と、物品の製造に関する情報を記録する製造情報記憶装置20とを備える。製造管理装置100および製造情報記憶装置20は、それぞれ製造拠点(工場等)に設けられてもよく、あるいは製造拠点とは異なる場所に設けられてもよい。製造管理装置100および製造情報記憶装置20は、インターネット等のネットワーク30を介して、有線接続又は無線接続によって接続される。製造管理システム10は、その他のサーバ、端末等の機器を含んでよい。
製造情報記憶装置20は、ロットごとの物品の製造又は入荷の開始時間および終了時間、製造される物品の品目(すなわち、物品の種類)、ロット番号、数量、価格、物品が製造された設備または金型を識別可能な情報等を含む製造情報を記録する装置である。製造情報記憶装置20には、ロットごとの物品の製造ラインから収集された製造情報が随時記録される。製造情報の収集および製造情報記憶装置20への記録は製造管理装置100によって実行されてもよく、あるいは別のサーバ、端末等の機器によって実行されてもよい。製造管理システム10には、1つ以上の任意の数の製造情報記憶装置20が設けられる。
製造管理装置100は、製造情報記憶装置20に記録された製造情報に基づいて後述の滞留表示処理によって滞留表示情報を生成し、製造管理装置100に接続されたディスプレイ110やプリンタ120を用いて出力する。
図2は、本実施形態に係る製造管理装置100の概略構成図である。製造管理装置100は、上述のディスプレイ110およびプリンタ120に加えて、CPU(Central Processing Unit)101、メモリ102、記憶装置103、インタフェース104、および入力装置105を備える。製造管理装置100は、図2に示す構成に限定されず、その他の部材をさらに備えてもよい。製造管理装置100は1つ又は複数の装置からなってもよく、あるいは他の装置と一体に構成されてもよい。
インタフェース104は、データの送受信を行う通信部であり、有線通信および無線通信の少なくとも一方の通信方式を実行可能に構成される。インタフェース104は、該通信方式に必要なプロセッサ、電気回路、アンテナ、接続端子等を含む。インタフェース104は、CPU101からの信号に従って、該通信方式を用いてネットワーク30に接続され、通信を行う。
記憶装置103は、製造管理装置100が実行するプログラムや、プログラムによる処理結果のデータ等を記憶する。記憶装置103は、読み取り専用のROM(Read Only Memory)や、読み書き可能のハードディスクドライブ又はフラッシュメモリ等を含む。また、記憶装置103は、CD−ROM等のコンピュータ読取可能な可搬記憶媒体を含んでもよい。メモリ102は、CPU101が処理中のデータや記憶装置103から読み出されたデータを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)等を含む。
CPU101は、処理に用いる一時的なデータをメモリ102に一時的に記録し、記憶装置103に記録されたプログラムを読み出し、該プログラムに従って該一時的なデータに対して種々の演算、制御、判別などの処理動作を実行するプロセッサである。また、CPU101は、記憶装置103に処理結果のデータを記録し、またインタフェース104を介して処理結果のデータを外部に送信する。
入力装置105は、利用者からの入力を受け付けるキーボード等を含み、入力された内容を信号としてCPU101に送信する。
ディスプレイ110は、利用者に対して情報を表示する表示装置である。ディスプレイ110として、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ、液晶ディスプレイ等の任意の表示装置を用いることができる。ディスプレイ110は、CPU101からの信号に従って、滞留表示情報等の所定の情報を表示する。
プリンタ120は、CPU101からの信号に従って、滞留表示情報等の所定の情報を印刷する印刷装置である。プリンタ120としては、サーマルプリンタ、インクジェットプリンタ、レーザプリンタ等の任意の印刷装置を用いることができる。
製造管理装置100は、図2に示す具体的な構成に限定されない。製造管理装置100は、1つの装置に限られず、2つ以上の物理的に分離した装置が有線又は無線で接続されることにより構成されていてもよい。製造管理装置100に含まれる各部は、それぞれ電気回路構成により実現されていてもよい。ここで、電気回路構成とは、単一のデバイス、複数のデバイス、チップセット又はクラウドを概念的に含む文言である。
また、製造管理装置100の少なくとも一部がSaaS(Software as a Service)形式で提供されてもよい。すなわち、製造管理装置100を実現するための機能の少なくとも一部が、ネットワーク経由で実行されるソフトウェアによって実行されてもよい。
図3は、物品の製造および滞留を説明するための模式図である。図3には、各品目について、物品の製造の開始から終了までの期間が線で表されており、また滞留の期間が矢印で表されている。図3の例では、品目Aが親品目であり、品目B、C、Dが子品目である。すなわち、品目B、C、Dを材料として、品目Aが製造される。品目Bは品目Aの製造開始時に製造ラインに投入され、品目C、Dは品目Aの製造途中に製造ラインに投入される。図3からわかるように、品目B、C、Dのそれぞれにおいて、自身の製造終了から親品目の製造への投入までに時間が空いている。すなわち、該時間は物品が滞留している期間である。物品が滞留している際には、サプライチェーン全体のスループットが低い場合や、無駄なコストが掛かっている場合があるため、滞留を削減するように品目の製造を改善することが求められる。
図3では、特許文献1のガントチャートのように、単に各品目の製造および滞留の時間が表されているのみである。そのため、図3の表現からはどの品目がどれだけの価値(数量又は価格)を有するかを知ることはできない。それに対して、本実施形態に係る製造管理装置100は、図4、5を用いて後述するように製造および滞留の時間だけでなく、該製造および滞留に係る品目の価値を可視化する。そのため、いずれの品目の滞留がより重要であるかを利用者に示すことができる。
図4は、本実施形態に係る製造管理装置100によって表示される製造表示帯Eの模式図である。本実施形態において、表示とはディスプレイ110による表示、プリンタ120による印刷等、利用者に対して視覚的に示すことをいう。製造表示帯Eは製造される物品の品目ごとに生成される。製造される物品がロットごとに管理される場合には、製造表示帯Eは品目およびロットの組み合わせごとに生成される。すなわち、同じ品目であってもロットが異なる場合には、異なる製造表示帯Eが生成される。ロットを区別せず、同じ品目について複数のロットをまとめて1つの製造表示帯Eが生成されてもよい。
生成された複数の製造表示帯Eは、下位の品目から上位の品目に向かって積み重ねられて表示される。ここで、先に製造される品目(子品目)を下位とし、下位の品目を材料として製造される品目(親品目)を上位とする。物品間の下位および上位の関係は、製造管理装置100に予め設定される。図4の例では、品目Aを製造するために品目Bが使用されるため、品目Bが下位であり、品目Aが上位である。1つの上位の品目に、複数の下位の品目が関連付けられてもよい。
1つの製造表示帯Eは、ある品目(ここでは子品目B)の物品の製造開始から終了までの期間を示す製造領域F(第1領域)と、該物品が上位の品目(ここでは親品目A)の製造に使用されるまでの期間を示す滞留領域G(第2領域)と、該物品が上位の品目に係る製造に使用された後の期間を示す使用領域H(第3領域)を含む。
製造領域Fは、物品の製造の開始から終了までの期間に表示される。製造領域Fは、互いに対向する2つの第1辺F1と、該2つの第1辺F1の端点を結ぶ2つの第2辺F2とに囲まれた領域である。第1辺F1は、上位の品目の製造に使用される物品の数量(使用数)に対応する長さを有する。すなわち第1辺F1の長さは、数量が多いほど大きく、数量が小さいほど小さいように設定される。例えば、第1辺F1の長さは数量に比例するように設定されてもよく、あるいは数量に応じて階段状に変化するように設定されてもよい。数量に応じた第1辺F1の長さの規則はここに例示したものに限られず任意に定められ、予め製造管理装置100に記録される。
第1辺F1の長さを設定するために物品の製造数ではなく使用数を用いているのは、同じロットで製造された物品が分けられて異なる上位の品目の製造に使用されることがあるためである。あるいは、第1辺F1の長さを設定するために物品の製造数(すなわち同じ品目およびロットの全数量)を用いてもよい。
第1辺F1の長さを設定するために、価格(すなわち物品の単価×数量)を用いてもよい。物品の価格を用いると、単価の異なる物品に係る製造表示帯Eを比較しやすい。物品の数量および価格のように物品の価値を表すことができる指標を、ここでは総称して物品の価値と呼ぶ。換言すると、物品の価値は物品の数量および価格の少なくとも一方に基づいて算出され、第1辺F1は物品の価値に対応する長さを有する。第1辺F1の長さは、価値が高いほど大きく、価値が低いほど小さいように設定される。
互いに対向する2つの第1辺F1のうち、一方の第1辺F1は製造の開始時間(購買された品目Bの場合には入荷の開始時間)を示す位置に配置され、他方の第1辺F1は製造の終了時間(購買された品目Bの場合には入荷の終了時間)を示す位置に配置される。物品の製造および購買を総称して、物品の取り扱いという。換言すると、2つの第1辺F1を結ぶ2つの第2辺F2は、品目Bに係る物品が取り扱われた時間(すなわち品目の取り扱いの開始時間から品目の取り扱いの終了時間までの経過時間)に対応する長さを有する。より具体的には、本実施形態ではロットごとに品目Bに係る物品が管理されるため、品目Bの1つのロットに含まれるいずれかの物品が購買または製造された最初の開始時間から最後の終了時間までを、品目Bに係る物品が取り扱われた時間とする。
第2辺F2の長さは、時間が長いほど大きく、時間が短いほど小さいように設定される。例えば、第2辺F2の長さは時間に比例するように設定されてもよく、あるいは時間に応じて階段状に変化するように設定されてもよい。時間に応じた第2辺F2の長さの規則はここに例示したものに限られず任意に定められ、予め製造管理装置100に記録される。
時系列に沿った製造領域Fの隣には、滞留領域Gが表示される。滞留領域Gは、互いに対向する2つの第1辺G1と、該2つの第1辺G1を結ぶ2つの第2辺G2とに囲まれた領域である。互いに対向する2つの第1辺G1のうち、一方の第1辺G1は製造表示帯Eが示す品目Bの製造の終了時間(購買された品目Bの場合には入荷の終了時間)を示す位置に配置され、他方の第1辺G1は品目Bが材料として使用される上位の品目Aの製造の開始時間を示す位置に配置される。換言すると、2つの第1辺G1を結ぶ2つの第2辺G2は、品目Bが滞留している時間(すなわち品目Bに係る物品の取り扱いの終了時間から上位の品目Aの製造に使用される時間までの経過時間)に対応する長さを有する。より具体的には、本実施形態ではロットごとに品目Bに係る物品が管理されるため、品目Bの1つのロットに含まれるいずれかの物品が購買または製造された最後の終了時間から、品目Bの1つのロットに含まれる全ての物品が上位の品目Aの製造に使用される時間までを、品目Bに係る物品が滞留している時間とする。
滞留領域Gの第1辺G1は、製造領域Fの第1辺F1と同じ長さを有する。第1辺G1は第1辺F1と一致してもよく、あるいは所定の長さだけ離間してもよい。下位の品目の取り扱いの終了時間および上位の品目の製造に使用される時間が近い(例えば品目Bの製造又は入荷の終了時間から上位の品目Aの製造に使用される時間までの経過時間が所定の時間以下又は未満である)場合には、滞留領域Gは生成されなくてもよい。
2つの第1辺G1を結ぶ2つの第2辺G2は、品目Bの取り扱いの終了時間から上位の品目Aの製造に使用される時間までの経過時間(滞留時間という)に対応する長さを有する。第2辺G2の長さは、時間が長いほど大きく、時間が短いほど小さいように設定される。例えば、第2辺G2の長さは時間に比例するように設定されてもよく、あるいは時間に応じて階段状に変化するように設定されてもよい。時間に応じた第2辺G2の長さの規則はここに例示したものに限られず任意に定められ、予め製造管理装置100に記録される。
時系列に沿った滞留領域Gの隣には、使用領域Hが表示される。使用領域Hは、互いに対向する2つの第1辺H1と、該2つの第1辺H1を結ぶ2つの第2辺H2とに囲まれた領域である。互いに対向する2つの第1辺H1のうち、一方の第1辺H1は品目Bが材料として使用される上位の品目Aの製造の開始時間を示す位置に配置され、他方の第1辺H1は表示範囲の最終時間を示す位置に配置される。ここでは表示範囲は、時系列で品目Bの製造開始時から品目Aの製造終了時までである。
使用領域Hの第1辺H1は、滞留領域Gの第1辺G1と同じ長さを有する。第1辺H1は第1辺G1と一致してもよく、あるいは所定の長さだけ離間してもよい。使用領域Hは省略されてもよく、あるいは透明な領域として表示されてもよい。
図4は品目Bの製造表示帯Eを生成および表示する方法を示しているが、品目Bよりも上位および下位の品目についても同様に製造表示帯Eを生成および表示されてもよい。そして、下位の品目の製造表示帯Eに上位の品目の製造表示帯Eが順に積み重ねられて表示される。製造表示帯Eを積み重ねる方向は、下位の品目から上位の品目に向かう方向であれば、上方向に限らず、いずれの方向でもよい。積み重ねられた製造表示帯Eの間の境界線は表示されてもよく、あるいは削除されてもよい。
滞留領域Gの色や模様等の外観は、製造領域Fの外観と異なるように表示されることが望ましい。これにより、利用者は滞留領域Gを容易に認識することができる。また、製造領域F、滞留領域Gおよび使用領域Hの内部又は近傍に、それらを区別するための「製造」、「滞留」、「使用」のような文字が付されてもよい。
製造領域F、滞留領域Gおよび使用領域Hを含む製造表示帯Eを表示するための情報は、CPU101によって生成された後にメモリ102に一時的に記録され、ディスプレイ110又はプリンタ120を用いて表示される。
このような表示方法により、物品の数量(価値)および物品の滞留時間の少なくとも一方が大きいほど、滞留領域Gが大きく表示される。滞留領域Gの面積は、物品の滞留の時間および価値の両方に基づいた指標であり、大きいほど無駄が発生しているといえる。例えば、子品目Bの製造領域Fを後ろにずらす又は親品目Aの製造領域Fを前にずらすように製造のスケジュールを変更することによって、滞留領域Gを削減することができる。このように利用者は改善の効果が大きい滞留領域Gを視覚的に把握することができるため、各滞留領域Gの重要性を容易に分析することができる。
図5は、本実施形態に係る製造表示帯Eを表示するディスプレイ110の前面図である。図5の例では、品目Aが親品目であり、品目B、C、Dが子品目である。滞留表示情報Jは、少なくとも1つの製造表示帯Eを含む。滞留表示情報Jの縦軸はロットごとの物品(品目)を示し、横軸は時間を示す。本実施形態では横軸の時間の単位を日としているが、年、月、日、時、分等の任意の時間の単位を用いることができる。滞留表示情報Jに表示する時間の範囲は、例えば時系列で最初に製造される品目の製造開始時から、最後に製造される品目の製造終了時までである。あるいは利用者から入力装置105を介して表示する時間の範囲の指定を受け付けてもよい。
製造表示帯Eは、滞留表示情報J上で対応する品目および時間の位置に表示される。製造表示帯Eの近傍には、品目名が表示される。滞留表示情報Jの出力は、ディスプレイ110による画面表示に限られず、プリンタ120による印刷等、利用者に対して視覚的に表示可能な任意の方法によって行われる。
ディスプレイ110上には、表示対象の品目の選択欄Kおよびロットの選択欄Lが表示される。利用者が入力装置105を操作することによって品目およびロットが選択されると、選択された品目およびロットを上位の品目(親品目)とし、選択された品目およびロットの製造に用いられた品目およびロットを下位の品目(子品目)として、図4のように下位の品目の製造表示帯Eに上位の品目の製造表示帯Eが積み重ねられて表示される。このように製品側の上位の品目を指定し、指定された上位の品目から材料側の下位の品目の方向へ追跡して表示する方式を、バックトレース表示という。バックトレース表示では、指定された1つの上位の品目の製造表示帯Eに加えて、指定された上位の品目の材料である1つ以上の下位の品目の製造表示帯Eが表示される。図5の例では上位の品目Aの材料である品目B、C、Dが表示されているが、さらに品目B、C、Dの材料である品目が表示されてもよい。
このように下位の品目および上位の品目の製造表示帯Eを積み重ねて(並べて)表示することによって、利用者は材料から最終製品までを俯瞰することができ、いずれの品目における滞留の改善余地が大きいか等の分析を行うことができる。
図5の例では、品目Bの滞留領域Gが大きいことがわかる。そのため、品目Bの製造を後ろにずらす、あるいは品目Aの製造を前にずらすことによって、滞留を効果的に削減できると判定できる。
滞留領域Gの表示態様は、滞留領域Gの面積に応じて変更されてもよい。より具体的には、例えば、滞留領域Gの面積が所定の基準を満たす(例えば所定の閾値より大きい)場合に、該所定の基準を満たす滞留領域Gを、他の滞留領域Gと比べて強調して表示(強調表示)してもよい。ここでは滞留領域Gの面積が所定の基準を満たす場合に滞留領域Gを強調して表示する構成を例に説明したが、これに限定されず、製造領域Fに対して強調表示が適用されてもよい(以下、各実施形態においても同様)。
また、滞留領域Gには、物品の輸送にかかる時間が含まれる場合も想定される。たとえば、輸送にかかる時間を、滞留時間とは別に管理する場合に、滞留領域Gと異なる領域(輸送領域)を表示してもよい。その場合に、時系列に沿った製造領域Fの隣には、輸送領域(不図示)が表示される。輸送領域は、互いに対向する2つの第1辺と、該2つの第1辺を結ぶ2つの第2辺とに囲まれた領域である。互いに対向する2つの第1辺のうち、一方の第1辺は製造表示帯が示す品目の製造の終了時間を示す位置に配置され、他方の第1辺は品目が納入(ストックされた)された時間を示す位置に配置される。換言すると、2つの第1辺を結ぶ2つの第2辺は、品目の輸送に要する時間(たとえば、品目が製造され出荷されてから入庫される時間までの時間)に対応する長さを有する。
図6は、本実施形態に係る製造管理方法のフローチャートを示す図である。製造管理方法は、製造管理装置100により行われる。製造管理方法は、例えば利用者が製造管理装置100の入力装置105から所定の操作を行うことによって開始される。
まず、製造管理装置100は、利用者から入力装置105を介して表示対象とする品目およびロットの選択を受け付ける(ステップS101)。
次に、製造管理装置100は、製造情報記憶装置20から、ステップS101で選択された品目およびロットの製造情報を取得するとともに、該品目およびロットが材料として使用される上位の品目およびロットの製造情報を取得する(ステップS102)。製造情報は、製造管理方法の実行のたびに製造情報記憶装置20から読み出されてもよく、あるいは予め製造情報記憶装置20から読み出されて製造管理装置100内に記録された製造情報から読み出されてもよい。
次に製造管理装置100は、ステップS102で読み出された製造情報から、品目およびロットごとに製造表示帯Eを表示するための情報を生成する(ステップS103)。具体的には、製造管理装置100は、当該品目およびロットの数量(価値)に対応する長さを有する互いに対向する第1辺F1、および当該品目およびロットの取り扱い(すなわち製造又は入荷)の時間に対応する長さを有する互いに対向する第2辺F2により囲まれた製造領域Fを生成する。次に製造管理装置100は、当該品目およびロットの数量(価値)に対応する長さを有する互いに対向する第1辺G1、および当該品目およびロットの取り扱い(すなわち製造又は入荷)の終了から上位の品目の製造に使用されるまでの時間に対応する長さを有する互いに対向する第2辺G2により囲まれた滞留領域Gを生成する。最後に製造管理装置100は、製造領域Fおよび滞留領域Gを結合して製造表示帯Eとする。さらに製造管理装置100は、当該品目およびロットが上位の品目の製造に使用された後の期間を示す使用領域Hを生成して、製造表示帯Eに付加してもよい。製造管理装置100は、生成された製造表示帯Eを表示するための情報をメモリ102上に一時的に記録する。
ステップS102で取得された全ての品目およびロットについて製造表示帯Eの生成が終了していない場合には(ステップS104のNO)、次の品目およびロットについてステップS103を繰り返す。
ステップS103で取得された全ての品目およびロットについて製造表示帯Eの生成が終了した場合には(ステップS104のYES)、製造管理装置100はメモリ102から製造表示帯Eを表示するための情報を読み出し、ステップS103で生成された製造表示帯Eを、ディスプレイ110、プリンタ120等を用いて表示するための制御を行う(ステップS105)。具体的には、図5に例示したように、製造管理装置100は下位の品目および上位の品目の製造表示帯Eを積み重ねて表示する。このとき、製造管理装置100は、製造表示帯Eに含まれる製造領域Fおよび滞留領域Gの外観を互いに異なるように表示する。
本実施形態において製造管理装置100のCPU101は、図6に示す処理に含まれる各ステップ(工程)の主体となる。具体的には、CPU101は、ステップS101を実行する受付部、ステップS102を実行する取得部、ステップS103を実行する生成部、およびステップS105を実行する表示制御部として機能する。CPU101は、図6に示す処理を実行するためのプログラムをメモリ102又は記憶装置103から読み出し、該プログラムを実行して製造管理装置100の各部を制御することによって図6に示す処理を実行する。また、図6に示す処理の少なくとも一部が、CPU101ではなく、専用の装置又は電気回路によって行われてもよい。
本実施形態に係る製造管理装置100によれば、親子関係にある物品の製造における滞留を、物品の滞留時間に加えて物品の価値(数量又は価格)に基づいて可視化することができる。すなわち物品の滞留時間および物品の価値の少なくとも一方が大きくなるほど滞留の示す領域の面積が大きくなるため、利用者は滞留を示す領域の大きさに見て容易に滞留の重要性を判断できる。また、下位の品目および上位の品目の滞留を積み重ねて(並べて)表示することによって、利用者は材料から最終製品までを俯瞰することができ、いずれの品目における滞留の改善余地が大きいか等の分析を行うことができる。また、品目のロットごとに滞留が表示されるため、同じ品目について複数のロットがある場合に区別して可視化することができる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、指定された上位の品目から材料側の下位の品目の方向へ追跡して表示するバックトレース表示を行う。それに対して、本実施形態では、バックトレース表示に加えて、指定された材料側の下位の品目から最終製品側の上位の品目の方向へ追跡して表示するフォワードトレース表示を行う。さらに本実施形態は、品目の同じロット中の使用数および残数を表示する。これにより、利用者はより柔軟に品目のロット管理を行うことができる。
本実施形態に係る製造管理装置100は、バックトレース表示およびフォワードトレース表示を切り替えて表示可能である。図7は、本実施形態に係るバックトレース表示を行っているディスプレイ110の前面図である。図7の画面では、図5と同様の情報に加え、バックトレース表示であることを示すメッセージM、1つのロット中の使用数N、および1つのロット中の残数Pが表示される。
使用数Nは、製造表示帯Eの品目の1つのロットのうち、表示中の上位の品目に使用される数量である。使用数Nは、製造表示帯Eの中又は近傍に表示される。第1の実施形態で説明したように、製造表示帯Eの縦の長さ(すなわち第1辺F1、G1、H1の長さ)は使用数Nに対応するため、使用数Nが大きいほど製造表示帯Eの縦の長さが大きい。使用数Nに代えて又は加えて、製造表示帯Eの品目の1つのロットの全数量を表示してもよい。残数Pは、製造表示帯Eの品目の1つのロットの全数量から、使用数Nを差し引いた数量である。残数Pは、品目名の近傍に表示される。
このようにロットごとの使用数Nおよび残数Pを表示することによって、利用者は同じロットの物品の使用状況を容易に知ることができる。
さらに、残数Pはそれぞれ利用者の操作によってディスプレイ110上で仮想的に押下可能である。残数Pが押下されると、ディスプレイ110は、該残数Pに関連付けられている品目およびロットを表示対象として、図8のフォワードトレース表示の画面に遷移する。
図8は、本実施形態に係るフォワードトレース表示を行っているディスプレイ110の前面図である。図8では、図5と同様の情報に加え、フォワードトレース表示であることを示すメッセージQ、および1つのロット中の使用数Nが表示される。使用数Nは、図7と同様に製造表示帯Eの中又は近傍に表示される。また、図7のバックトレース画面で押下された表示対象の品目およびロットが表示される。
図8の画面では、バックトレース表示とは逆に、指定された材料側の下位の品目から最終製品側の上位の品目の方向へ追跡して表示するフォワードトレース表示が行われる。具体的には、図7の画面で表示対象の品目およびロットが指定されると、指定された品目およびロットを下位の品目(子品目)とし、指定された品目およびロットが材料として使用された品目およびロットを上位の品目(親品目)として、図4のように下位の品目の製造表示帯Eに上位の品目の製造表示帯Eが積み重ねられて表示される。
指定された品目およびロットが複数の親品目に使用される場合には、各親品目について製造表示帯Eが積み重ねられて表示される。また、指定された品目およびロットの少なくとも一部がまだ使用されていない場合には、使用されていない品目およびロットの製造表示帯Eの滞留領域Gが表示範囲の最終時間を示す位置まで伸ばして表示される。ここでは表示範囲は、時系列で最初に製造される品目Dの製造開始時から最後に製造される品目Aの製造終了時までである。
このように指定された材料側の品目から最終製品側の方向へ製造表示帯Eを積み重ねて(並べて)表示することによって、利用者は同じ品目およびロットの物品がどのように使われたかを追跡することができ、製造スケジュールの変更可否等の分析が容易になる。
指定された子品目およびロットが複数の親品目に使用される場合に、いずれかの親品目のみについての製造表示帯Eが表示されてもよい。その場合に、製造管理装置100は利用者から入力装置105を介して表示対象の親品目の選択を受け付ける。図9は、本実施形態に係る表示対象の親品目の選択を受け付ける表示を行っているディスプレイ110の前面図である。図9の画面は、図7において子品目として表示対象とする品目およびロットが指定された場合に表示される。このとき、ディスプレイ110上には、親品目の選択欄Rが表示される。親品目の選択欄Rには、指定された子品目およびロットが材料として使用された親品目およびロットの選択肢が表示される。また、指定された子品目およびロットの少なくとも一部がまだ使用されていない場合には、親品目の選択欄Rには未使用分(未投入分)の選択肢が表示される。選択肢は、それぞれ利用者の操作によってディスプレイ110上で仮想的に押下可能である。いずれかの選択肢が押下されると、指定された子品目およびロットと親品目およびロットとの組み合わせ(あるいは指定された子品目およびロットの未使用分)について、図8のフォワードトレース表示が行われる。
指定された子品目およびロットが複数の親品目に使用される場合に、複数の親品目についての製造表示帯Eを重畳して表示してもよい。図10は、本実施形態に係るフォワードトレース表示を行っているディスプレイ110の前面図である。図10の画面では、指定された子品目およびロットについて親品目ごとに滞留表示情報Jが生成され、複数の滞留表示情報Jが重畳されて表示される。図10では滞留表示情報Jの斜めから見た状態で重畳して表示しているが、正面から見た状態で重畳して表示してもよい。また、滞留表示情報Jの少なくとも一部を透過させ、背面側の滞留表示情報Jが見えるように表示してもよい。利用者の操作によっていずれかの滞留表示情報Jが選択されると、選択された滞留表示情報Jが最も手前に来るように複数の滞留表示情報Jの表示順が変更される。
図9および図10のような表示方法によって、指定された子品目およびロットが複数の親品目に使用される場合であっても、品目の滞留を利用者によってわかりやすく表示することができる。
(第3の実施形態)
第1の実施形態は物品のロットごとに製造表示帯Eを表示するのに対して、本実施形態は物品の個体ごとに製造表示帯Eを表示する。それ以外の構成は第1の実施形態と同様である。
図11は、本実施形態に係る製造表示帯Eを表示するディスプレイ110の前面図である。図11の例ではバックトレース表示が行われているが、本実施形態は第2の実施形態のようなフォワードトレース表示にも適用できる。
本実施形態において、物品は個体ごとに固有のシリアル番号で管理される。ディスプレイ110上には、図5のロットの選択欄Lに代えて、シリアル番号の選択欄Sが表示される。利用者が入力装置105を操作することによって品目およびシリアル番号が選択されると、選択された品目およびシリアル番号を上位の品目(親品目)とし、選択された品目およびシリアル番号の製造に用いられた品目およびシリアル番号を下位の品目(子品目)として、図4のように下位の品目の製造表示帯Eおよび上位の品目の製造表示帯Eが積み重ねられて表示される。また、図11では、横軸の時間として日ではなく時が用いられている。
第1の実施形態で説明したように、製造領域Fの第2辺F2の長さは、物品が取り扱われた時間に対応する。本実施形態では個体(シリアル番号)ごとに物品が管理されるため、1つの個体が購買または製造された開始時間から終了時間までを、該個体の物品が取り扱われた時間とする。また、滞留領域Gの第2辺G2の長さは、物品が滞留している時間に対応する。1つの個体が購買または製造された最後の終了時間から、該個体が上位の品目の製造に使用される時間までを、該個体の物品が滞留している時間とする。
バックトレース表示又はフォワードトレース表示が行われる際に、最初から個体ごとの製造表示帯Eの表示画面が表示されてもよい。あるいは、第1の実施形態又は第2の実施形態に係るロットごとの製造表示帯Eの表示画面において、利用者によっていずれかの品目およびロットの指定が行われた場合に、指定された品目およびロットに含まれる個体ごとの製造表示帯Eの表示画面に遷移してもよい。
本実施形態に係る製造管理装置100は、ロットではなく個体ごとに物品の製造および滞留を表示する。そのため、利用者は物品の製造および滞留をより詳細に分析することができる。
(その他の実施形態)
図12は、上述の各実施形態に係る製造管理装置100の概略構成図である。図12には、製造管理装置100が物品の製造において物品の滞留および滞留の重要性を可視化して表示することができる装置として機能するための構成例が示されている。製造管理装置100は、第1の物品を材料として製造される第2の物品の製造を管理する製造管理装置であって、前記第1および前記第2の物品の取り扱いの開始時間および終了時間、ならびに前記第1の物品の価値を示す情報を取得する取得部と、互いに対向する2つの第1辺と互いに対向する2つの第2辺とにより囲まれる第1領域、および互いに対向する2つの第1辺と互いに対向する2つの第2辺とにより囲まれる第2領域を示す帯を表示するための情報を生成する生成部と、前記帯を表示するための情報に基づいて、前記第1の物品の前記帯および前記第2の物品の前記帯を並べて表示する制御を行う表示制御部として機能するCPU101を備え、前記第1の物品の前記帯において、前記第1領域および前記第2領域の前記第1辺は、前記第1の物品の価値に対応する長さを有し、前記第1領域の前記第2辺は、前記第1の物品の取り扱いの開始から終了までの時間に対応する長さを有し、前記第2領域の前記第2辺は、前記第1の物品の取り扱いの終了から前記第1の物品が前記第2の物品の製造に使用されるまでの時間に対応する長さを有する。
本発明は、上述の実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
上述の各実施形態の機能を実現するように該実施形態の構成を動作させるプログラム(例えば、図6に示す処理を製造管理装置100に実行させる製造管理プログラム)を記録媒体に記録させ、該記録媒体に記録されたプログラムをコードとして読み出し、コンピュータにおいて実行する処理方法も各実施形態の範疇に含まれる。すなわち、コンピュータ読取可能な記録媒体も各実施形態の範囲に含まれる。また、上述のコンピュータプログラムが記録された記録媒体はもちろん、そのコンピュータプログラム自体も各実施形態に含まれる。
該記録媒体としては例えばフロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性メモリカード、ROMを用いることができる。また該記録媒体に記録されたプログラム単体で処理を実行しているものに限らず、他のソフトウェア、拡張ボードの機能と共同して、OS上で動作して処理を実行するものも各実施形態の範疇に含まれる。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
第1の物品を材料として製造される第2の物品の製造を管理する製造管理装置であって、
前記第1および前記第2の物品の取り扱いの開始時間および終了時間、ならびに前記第1の物品の価値を示す情報を取得する取得部と、
互いに対向する2つの第1辺と互いに対向する2つの第2辺とにより囲まれる第1領域、および互いに対向する2つの第1辺と互いに対向する2つの第2辺とにより囲まれる第2領域を示す帯を表示するための情報を生成する生成部と、
前記帯を表示するための情報に基づいて、前記第1の物品の前記帯および前記第2の物品の前記帯を並べて表示する制御を行う表示制御部と、
を備え、
前記第1の物品の前記帯において、
前記第1領域および前記第2領域の前記第1辺は、前記第1の物品の価値に対応する長さを有し、
前記第1領域の前記第2辺は、前記第1の物品の取り扱いの開始から終了までの時間に対応する長さを有し、
前記第2領域の前記第2辺は、前記第1の物品の取り扱いの終了から前記第1の物品が前記第2の物品の製造に使用されるまでの時間に対応する長さを有する、
ことを特徴とする製造管理装置。
(付記2)
前記第1の物品の前記帯において、前記第1領域の2つの第1辺のうち、一方は前記第1の物品の製造又は入荷の開始時間に対応する位置に配置され、他方は前記第1の物品の製造又は入荷の終了時間に対応する位置に配置されることを特徴とする付記1に記載の製造管理装置。
(付記3)
前記第1の物品の前記帯において、前記第2領域の2つの第1辺のうち、一方は前記第1の物品の製造又は入荷の終了時間に対応する位置に配置され、他方は前記第1の物品が前記第2の物品の製造に使用される時間に対応する位置に配置されることを特徴とする付記1又は2に記載の製造管理装置。
(付記4)
前記価値は、前記第1の物品の数量および前記第1の物品の価格の少なくとも一方に基づいて算出されることを特徴とする付記1〜3のいずれか一項に記載の製造管理装置。
(付記5)
前記生成部は、前記第1の物品の品目ごとに前記帯を生成することを特徴とする付記1〜4のいずれか一項に記載の製造管理装置。
(付記6)
前記生成部は、前記第1の物品の品目および前記第1の物品のロットごとに前記帯を生成することを特徴とする付記5に記載の製造管理装置。
(付記7)
表示対象の物品の指定を受け付ける受付部をさらに備え、
前記取得部は指定された前記物品を前記第1の物品とし、指定された前記物品を材料として製造される物品を前記第2の物品として、前記情報を取得することを特徴とする付記1〜6のいずれか一項に記載の製造管理装置。
(付記8)
表示対象の物品の指定を受け付ける受付部をさらに備え、
前記取得部は指定された前記物品を前記第2の物品とし、指定された前記物品の材料である物品を前記第1の物品として、前記情報を取得することを特徴とする付記1〜6のいずれか一項に記載の製造管理装置。
(付記9)
第1の物品を材料として製造される第2の物品の製造を管理する製造管理方法であって、
前記第1および前記第2の物品の取り扱いの開始時間および終了時間、ならびに前記第1の物品の価値を示す情報を取得するステップと、
互いに対向する2つの第1辺と互いに対向する2つの第2辺とにより囲まれる第1領域、および互いに対向する2つの第1辺と互いに対向する2つの第2辺とにより囲まれる第2領域を示す帯を表示するための情報を生成するステップと、
前記帯を表示するための情報に基づいて、前記第1の物品の前記帯および前記第2の物品の前記帯を並べて表示する制御を行うステップと、
を備え、
前記第1の物品の前記帯において、
前記第1領域および前記第2領域の前記第1辺は、前記第1の物品の価値に対応する長さを有し、
前記第1領域の前記第2辺は、前記第1の物品の取り扱いの開始から終了までの時間に対応する長さを有し、
前記第2領域の前記第2辺は、前記第1の物品の取り扱いの終了から前記第1の物品が前記第2の物品の製造に使用されるまでの時間に対応する長さを有する、
ことを特徴とする製造管理方法。
(付記10)
第1の物品を材料として製造される第2の物品の製造を管理する製造管理プログラムが記録された記録媒体であって、
コンピュータに、
前記第1および前記第2の物品の取り扱いの開始時間および終了時間、ならびに前記第1の物品の価値を示す情報を取得するステップと、
互いに対向する2つの第1辺と互いに対向する2つの第2辺とにより囲まれる第1領域、および互いに対向する2つの第1辺と互いに対向する2つの第2辺とにより囲まれる第2領域を示す帯を表示するための情報を生成するステップと、
前記帯を表示するための情報に基づいて、前記第1の物品の前記帯および前記第2の物品の前記帯を並べて表示する制御を行うステップと、
を実行させ、
前記第1の物品の前記帯において、
前記第1領域および前記第2領域の前記第1辺は、前記第1の物品の価値に対応する長さを有し、
前記第1領域の前記第2辺は、前記第1の物品の取り扱いの開始から終了までの時間に対応する長さを有し、
前記第2領域の前記第2辺は、前記第1の物品の取り扱いの終了から前記第1の物品が前記第2の物品の製造に使用されるまでの時間に対応する長さを有する、
ことを特徴とする製造管理プログラムが記録された記録媒体。
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2017年6月20日に出願された日本出願特願2017−120709を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
10 製造管理システム
20 製造情報記憶装置
30 ネットワーク
100 製造管理装置
101 CPU
102 メモリ
103 記憶装置
104 インタフェース
105 入力装置
110 ディスプレイ
120 プリンタ

Claims (10)

  1. 第1の物品を材料として製造される第2の物品の製造を管理する製造管理装置であって、
    前記第1および前記第2の物品の取り扱いの開始時間および終了時間、ならびに前記第1の物品の価値を示す情報を取得する取得部と、
    互いに対向する2つの第1辺と互いに対向する2つの第2辺とにより囲まれる第1領域、および互いに対向する2つの第1辺と互いに対向する2つの第2辺とにより囲まれる第2領域を示す帯を表示するための情報を生成する生成部と、
    前記帯を表示するための情報に基づいて、前記第1の物品の前記帯および前記第2の物品の前記帯を並べて表示する制御を行う表示制御部と、
    を備え、
    前記第2の物品の製造は、前記第2の物品の製造開始後に前記第1の物品を使用し、
    前記第1の物品の前記帯において、
    前記第1領域および前記第2領域の前記第1辺は、前記第1の物品の価値に対応する長さを有し、
    前記第1領域の前記第2辺は、前記第1の物品の取り扱いの開始から終了までの時間に対応する長さを有し、
    前記第2領域の前記第2辺は、前記第1の物品の取り扱いの終了から前記第1の物品が前記第2の物品の製造開始後において前記第2の物品の製造に使用されるまでの時間に対応する長さを有する、
    ことを特徴とする製造管理装置。
  2. 前記第1の物品の前記帯において、前記第1領域の2つの第1辺のうち、一方は前記第1の物品の製造又は入荷の開始時間に対応する位置に配置され、他方は前記第1の物品の製造又は入荷の終了時間に対応する位置に配置されることを特徴とする請求項1に記載の製造管理装置。
  3. 前記第1の物品の前記帯において、前記第2領域の2つの第1辺のうち、一方は前記第1の物品の製造又は入荷の終了時間に対応する位置に配置され、他方は前記第1の物品が前記第2の物品の製造に使用される時間に対応する位置に配置されることを特徴とする請求項1又は2に記載の製造管理装置。
  4. 前記価値は、前記第1の物品の数量および前記第1の物品の価格の少なくとも一方に基づいて算出されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の製造管理装置。
  5. 前記生成部は、前記第1の物品の品目ごとに前記帯を生成することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の製造管理装置。
  6. 前記生成部は、前記第1の物品の品目および前記第1の物品のロットごとに前記帯を生成することを特徴とする請求項5に記載の製造管理装置。
  7. 表示対象の物品の指定を受け付ける受付部をさらに備え、
    前記取得部は指定された前記物品を前記第1の物品とし、指定された前記物品を材料として製造される物品を前記第2の物品として、前記情報を取得することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の製造管理装置。
  8. 表示対象の物品の指定を受け付ける受付部をさらに備え、
    前記取得部は指定された前記物品を前記第2の物品とし、指定された前記物品の材料である物品を前記第1の物品として、前記情報を取得することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の製造管理装置。
  9. 第1の物品を材料として製造される第2の物品の製造を管理する製造管理方法であって、
    前記第1および前記第2の物品の取り扱いの開始時間および終了時間、ならびに前記第1の物品の価値を示す情報を取得するステップと、
    互いに対向する2つの第1辺と互いに対向する2つの第2辺とにより囲まれる第1領域、および互いに対向する2つの第1辺と互いに対向する2つの第2辺とにより囲まれる第2領域を示す帯を表示するための情報を生成するステップと、
    前記帯を表示するための情報に基づいて、前記第1の物品の前記帯および前記第2の物品の前記帯を並べて表示する制御を行うステップと、
    を備え、
    前記第2の物品の製造は、前記第2の物品の製造開始後に前記第1の物品を使用し、
    前記第1の物品の前記帯において、
    前記第1領域および前記第2領域の前記第1辺は、前記第1の物品の価値に対応する長さを有し、
    前記第1領域の前記第2辺は、前記第1の物品の取り扱いの開始から終了までの時間に対応する長さを有し、
    前記第2領域の前記第2辺は、前記第1の物品の取り扱いの終了から前記第1の物品が前記第2の物品の製造開始後において前記第2の物品の製造に使用されるまでの時間に対応する長さを有する、
    ことを特徴とする製造管理方法。
  10. 第1の物品を材料として製造される第2の物品の製造を管理する製造管理プログラムであって、
    コンピュータに、
    前記第1および前記第2の物品の取り扱いの開始時間および終了時間、ならびに前記第1の物品の価値を示す情報を取得するステップと、
    互いに対向する2つの第1辺と互いに対向する2つの第2辺とにより囲まれる第1領域、および互いに対向する2つの第1辺と互いに対向する2つの第2辺とにより囲まれる第2領域を示す帯を表示するための情報を生成するステップと、
    前記帯を表示するための情報に基づいて、前記第1の物品の前記帯および前記第2の物品の前記帯を並べて表示する制御を行うステップと、
    を実行させ、
    前記第2の物品の製造は、前記第2の物品の製造開始後に前記第1の物品を使用し、
    前記第1の物品の前記帯において、
    前記第1領域および前記第2領域の前記第1辺は、前記第1の物品の価値に対応する長さを有し、
    前記第1領域の前記第2辺は、前記第1の物品の取り扱いの開始から終了までの時間に対応する長さを有し、
    前記第2領域の前記第2辺は、前記第1の物品の取り扱いの終了から前記第1の物品が前記第2の物品の製造開始後において前記第2の物品の製造に使用されるまでの時間に対応する長さを有する、
    ことを特徴とする製造管理プログラム。
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