JP6566212B2 - 光走査装置及び該光走査装置を備えた画像形成装置 - Google Patents

光走査装置及び該光走査装置を備えた画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6566212B2
JP6566212B2 JP2016148969A JP2016148969A JP6566212B2 JP 6566212 B2 JP6566212 B2 JP 6566212B2 JP 2016148969 A JP2016148969 A JP 2016148969A JP 2016148969 A JP2016148969 A JP 2016148969A JP 6566212 B2 JP6566212 B2 JP 6566212B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
folding mirror
scanning device
scanning direction
optical scanning
support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2016148969A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018017934A (ja
Inventor
石田 英樹
英樹 石田
宏之 平川
宏之 平川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Document Solutions Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Document Solutions Inc filed Critical Kyocera Document Solutions Inc
Priority to JP2016148969A priority Critical patent/JP6566212B2/ja
Publication of JP2018017934A publication Critical patent/JP2018017934A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6566212B2 publication Critical patent/JP6566212B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Laser Beam Printer (AREA)
  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Description

本発明は、光走査装置及び該光走査装置を備えた画像形成装置に関する。
従来より、電子写真方式の画像形成装置に搭載され、画像データに対応する光ビームを感光体ドラムの表面に照射して主走査方向に走査させる光走査装置は知られている。
この光走査装置は、光源と、光源から出射された光ビームを反射して偏向走査させる回転多面鏡と、回転多面鏡にて反射された光を被走査面に結像させる結像レンズとを備えている。
上記光走査装置では、光路レイアウトの自由度を高めるために、回転多面鏡から被走査面に至る光路に折返しミラーを設ける場合がある(例えば、特許文献1参照)。
折返しミラーは、主走査方向に長い矩形柱状をなしている。折返しミラーは四つの支持ピンにより表面側(反射面側)から支持されている。折返しミラーは押さえバネによってこの四つの支持ピンに押付けられている。四つの支持ピンは、折返しミラーの表面の四隅に当接している。
光走査装置の作動に伴い回転多面鏡が回転すると、折返しミラーには回転多面鏡からの振動が伝わる。この結果、折返しミラーには撓み振動や回転振動が生じる。
撓み振動は、折返しミラーの主走査方向の中央部が両端部に対してミラー厚さ方向に往復変位する振動である。撓み振動が発生すると画像の主走査方向の中央部における濃度むらが顕著に発生する。
一方、回転振動は、折返しミラーを主走査方向から見たときに当該ミラーが時計回り方向及び反時計回り方向に交互に変位する振動である。折返しミラーの回転中心は、複数の支持ピンによる折返しミラーの支持位置によって決まる。折返しミラーの回転振動が発生すると、印刷画像の主走査方向の全域に亘って濃度むらが顕著に発生する。
特開平09−015523号公報
ところで、撓み振動は折返しミラーの長手方向(主走査方向)の寸法が長いほど発生し易い。したがって、近年の光走査装置の小型化に伴い折返しミラーの主走査方向の長さが短くなるに連れて、上述の撓み振動は発生し難くなっている。一方、回転振動は、折返しミラーの主走査方向の寸法よりも支持ピンによる折返しミラーの支持位置に影響を受けるので、折返しミラーの主走査方向の寸法が減少しても抑制され難い。したがって、折返しミラーの回転振動を抑制することが、光走査装置の小型化を実現しつつ画像品質を向上させる上で重要となる。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、折返しミラーの回転振動を抑制することにある。
本発明に係る光走査装置は、光源と、光源から出射された光ビームを反射して偏向走査させる回転多面鏡と、主走査方向に延びるように設けられ、上記回転多面鏡にて反射された光ビームを反射して被走査面に導く折返しミラーと、該折返しミラーを厚さ方向から支持する複数の支持ピンとを有している。
そして、上記折返しミラーの重心位置は、上記複数の支持ピンによる上記折返しミラーの支持位置によって決まる該折返しミラーの回転振動時の回転軸線に対し副走査方向に離間している。
本発明によれば、折返しミラーの回転振動を抑制することができる。
図1は、実施形態1における光走査装置を備えた画像形成装置である。 図2は、光走査装置を示す斜視図である。 図3は、光走査装置内の走査光学系を示すポリゴンミラーの回転軸方向から見た概略図である。 図4は、複数の支持ピンによる折返しミラーの支持構造の概略を示す斜視図である。 図5は、図4の支持構造を折返しミラーの反射面側から見た平面図である。 図6は、図4の支持構造を主走査方向から見た側面図である。 図7は、変形例1を示す図5相当図である。 図8は、変形例2を示す図5相当図である。 図9は、実施形態2を示す図4相当図である。 図10は、図9の支持構造を折返しミラーの反射面側から見た平面図である。 図11は、図9の支持構造を主走査方向から見た側面図である。 図12は、実施形態3を示す図4相当図である。 図13は、図12のXIII方向矢視図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。
《実施形態1》
図1は、本実施形態における画像形成装置としてのレーザープリンター1の概略構成を示す断面図である。
レーザープリンター1は、図1に示すように、箱状のプリンター本体2と、手差し給紙部6と、カセット給紙部7と、画像形成部8と、定着部9と、排紙部10とを備えている。そうして、レーザープリンター1は、プリンター本体2内の搬送路Lに沿って用紙を搬送しながら、不図示の端末等から送信される画像データに基づいて用紙に画像を形成するように構成されている。
手差し給紙部6は、プリンター本体2の1つの側部に開閉可能に設けられた手差しトレイ4と、プリンター本体2の内部に回転可能に設けられた手差し用の給紙ローラー5とを有している。
カセット給紙部7は、プリンター本体2の底部に設けられている。カセット給紙部7は、互いに重ねられた複数の用紙を収容する給紙カセット11と、給紙カセット11内の用紙を1枚ずつ取り出すピックローラ12と、取り出された用紙を1枚ずつ分離して搬送路Lへと送り出すフィードローラ13及びリタードローラ14とを備えている。
画像形成部8は、プリンター本体2内におけるカセット給紙部7の上方に設けられている。画像形成部8は、感光体ドラム16、帯電器17、現像部18、転写ローラー19、クリーニング部20、トナーホッパー21、及び光走査装置30を備えている。画像形成部8は、手差し給紙部6又はカセット給紙部7から供給された用紙にトナー画像を形成する。
尚、搬送路Lには、送り出された用紙を、一時的に待機させた後に所定のタイミングで画像形成部8に供給する一対のレジストローラ15が設けられている。
定着部9は、画像形成部8の側方に配置されている。定着部9は、互いに圧接されて回転する定着ローラー22及び加圧ローラー23を備えている。定着部9は、画像形成部8で用紙に転写されたトナー像を当該用紙に定着させる。
排紙部10は、定着部9の上方に設けられている。排紙部10は、排紙トレイ3と、排紙トレイ3へ用紙を搬送するための排紙ローラー対24と、排紙ローラー対24へ用紙を案内する複数の搬送ガイドリブ25とを備えている。排紙トレイ3は、プリンター本体2の上部に凹状に形成されている。
レーザープリンター1が画像データを受信すると、画像形成部8において、感光体ドラム16が回転駆動されると共に、帯電器17が感光体ドラム16の表面を帯電させる。
そして、画像データに基づいて、光ビームが光走査装置30から感光体ドラム16へ出射される。感光体ドラム16の表面には、光ビームが照射されることによって静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像部18にて帯電されたトナーにより現像されることでトナー像として可視化される。
その後、給紙カセット11から供給された用紙が、転写ローラー19と感光体ドラム16との間を通過する。その際、感光体ドラム16の表面に担持されたトナー像が、転写ローラー19からの静電引力を受けて用紙の印刷面に移動する。そのことにより、用紙に感光体ドラム16のトナー像が転写される。トナー像が転写された用紙は、定着部9において定着ローラー22と加圧ローラー23とにより加熱及び加圧される。その結果、トナー像が用紙に定着する。
次に図2及び図3を参照して光走査装置30の詳細について説明する。光走査装置30は、筐体31(図2にのみ示す)と、筐体31の内部に収容されて光源32からの光ビームを偏向走査するポリゴンミラー35と、ポリゴンミラー35により偏向走査されて光ビームを結像させる結像レンズ36と、結像レンズ36を通過した光ビームを反射して感光体ドラム16の表面に導く折返しミラー38と、筐体31に装着された蓋部材(図示省略)とを備えている。
ポリゴンミラー35は、ポリゴンモーター40を介して筐体31の底部に設けられている。ポリゴンミラー35は、回転多面鏡であってポリゴンモーター40により回転駆動される。
光源32は、図2に示すように、筐体31の側壁部に配置されている。光源32は、例えばレーザダイオードを有するレーザー光源である。そして、光源32は、ポリゴンミラー35へ向けてレーザビーム(光ビーム)を出射するようになっている。光源32とポリゴンミラー35との間には、コリメータレンズ33(図3参照)及びシリンドリカルレンズ34が配置されている。
結像レンズ36は、図2に示すように、ポリゴンミラー35の側方において筐体31の底部に設置されている。結像レンズ36は、筐体31の底に沿って主走査方向に延びている。
筐体31の内部における、結像レンズ36のポリゴンミラー35側と反対側には折返しミラー38が配置されている。折返しミラー38は、主走査方向に長い矩形柱状をなしている。
筐体31の側壁部における折返しミラー38の主走査方向の一側端部に対向する箇所には同期検知センサー50(図3参照)が配置されている。折返しミラー38の主走査方向の他側端部の近傍には同期検知ミラー53が設けられている。同期検知ミラー53は、ポリゴンミラー35により偏向されて有効走査範囲(実際に画像データの書き込みが行われる範囲)を外れた光路を進む光ビームを反射して同期検知センサー50に入射させる。
同期検知センサー50は、例えばフォトダイオード、フォトトランジスタ、フォトIC等によって構成されている。同期検知センサー50は、光ビームを検知したときに、そのことを示す検知信号を制御部100に出力する。
制御部100は、例えばCPU、ROM、RAM等を有するマイクロコンピューターからなり、同期検知信号を受信した時から所定時間が経過後に、光源32により画像データに対応する光ビームの出射を開始する。
光源32から出射されたレーザー光は、コリメータレンズ33によって平行光束とされた後にシリンドリカルレンズ34によってポリゴンミラー35の反射面に集光される。ポリゴンミラー35に集光された光は、ポリゴンミラー35の反射面により反射され、走査光として結像レンズ36に入射する。結像レンズ36を通過した走査光は、折返しミラー38により開口部39を介して筐体31の外部の感光体ドラム16へ向けて反射される。こうして、走査光は、感光体ドラム16の表面(被走査面に相当)に結像する。感光体ドラム16の表面に結像された走査光は、ポリゴンミラー35の回転によって感光体ドラム16の表面を主走査方向に走査し、感光体ドラム16の回転によって副走査方向に走査して感光体ドラム16の表面に静電潜像を形成する。
図4に示すように、折返しミラー38は、光ビームを反射する反射面38aと該反射面38aに対向する背面38bとを有している。折返しミラー38は、第一支持ピン41、第二支持ピン42及び第三支持ピン43によって反射面38a側から支持されている。
各支持ピン41〜43の先端部は球面状をなしていて折返しミラー38の反射面38aの主走査方向の両端部に点接触している。折返しミラー38の背面38bにおける主走査方向の両端部にはそれぞれ板バネ49が設けられている。そして、この一対の板バネ49によって折返しミラー38が各支持ピン41〜43の先端部に押し付けられている。
図5に示すように、第一支持ピン41は、折返しミラー38の反射面38aの主走査方向の一側端部を支持している。第二支持ピン42及び第三支持ピン43は、折返しミラー38の反射面38aの主走査方向の他側端部を支持している。第二支持ピン42及び第三支持ピン43の主走査方向の位置は同じである。第二支持ピン42及び第三支持ピン43は副走査方向に間隔を空けて配置されている。各支持ピン41〜43による折返しミラー38の支持位置は、折返しミラー38の反射面38aにおける副走査方向の中央線Lmよりも他側に位置している。
ここで、光走査装置30の作動時にはポリゴンミラー35の回転振動が折返しミラー38に伝達されることにより、折返しミラー38が主走査方向にから見て時計回り方向及び反時計回り方向に交互に変位する回転振動が生じる場合がある。折返しミラー38の回転振動時の回転軸線Lrは、各支持ピン41〜43による折返しミラー38の支持位置によって決まる。
すなわち、第二支持ピン42に折返しミラー38の支持位置と第三支持ピン43による折返しミラー38の支持位置との中点をMとしたとき、この中点Mと第一支持ピン41による折返しミラー38の支持位置とを通る直線が折返しミラー38の回転振動時の回転軸線Lrとなる。回転軸線Lrは、折返しミラー38を厚さ方向から見たときに各支持ピン41〜43による折返しミラー38の支持位置を結んで出来る三角形の図心を通り且つ主走査方向に延びる直線である。
折返しミラー38の重心位置Gmは、折返しミラー38の主走査方向の中央で且つ副走査方向の中央に位置している。折返しミラー38の重心位置は、主走査方向から見て折返しミラー38の厚さ方向の中央に位置している(図6参照)。そして、折返しミラー38の重心位置Gmは、回転軸線Lrよりも副走査方向の一側に離間している。
このように本実施形態では、折返しミラー38の重心位置Gmを、各支持ピン41〜43による折返しミラー38の支持位置によって決まる回転軸線Lrよりも副走査方向に離間させることで、折返しミラー38の回転軸線Lr回りの慣性モーメントを増加させることができる。これにより、折返しミラー38を回転軸線Lr回りに回転させるのに必要なエネルギーを増加させることができる。よって、折返しミラー38が回転軸線Lr回りに回転し難くなるので、折返しミラー38の回転振動を抑制してジッタ等の画像不良の発生を抑制することができる。
<変形例1>
図7は、実施形態1の変形例1を示している。この変形例1では、各支持ピン41〜43による折返しミラー38の支持位置が上記実施形態とは異なる。
すなわち、第二支持ピン42及び第三支持ピン43は、折返しミラー38の厚さ方向から見て、折返しミラー38の副走査方向の中央線Lmに対して対称に配置されているのに対し、第一支持ピン41は、該中央線Lmよりも副走査方向の一側に位置している。これにより、折返しミラー38の回転軸線Lrが中央線Lmに対して傾く結果、折返しミラー38の重心位置Gmが回転軸線Lrよりも副走査方向の他側に離間することとなる。したがって、上記実施形態1と同様の作用効果を得ることができる。
<変形例2>
図8は、実施形態1の変形例2を示している。この変形例2では、折返しミラー38を支持する支持ピンの数が異なっている。
すなわち、折返しミラー38、第一乃〜四支持ピン41〜44によって支持されている。第一支持ピン41及び第四支持ピン44は折返しミラー38の主走査方向の一側端部を支持し、第二支持ピン42及び第三支持ピン43が折返しミラー38の主走査方向の他側端部を支持している。第一支持ピン41及び第四支持ピン44は副走査方向に間隔を空けて配置されている。第二支持ピン42及び第三支持ピン43も同様に副走査方向に間隔を空けて配置されている。折返しミラー38の厚さ方向から見て、各支持ピン41〜44による折返しミラー38の支持位置を結んで出来る図形は、主走査方向に延びる長方形状をなしている。各支持ピン41〜44による折返しミラー38の支持位置は、折返しミラー38の副走査方向の中央線Lmよりも副走査方向の他側に位置している。
折返しミラー38の回転軸線Lrは、第一支持ピン41による折返しミラー38の支持位置と第四支持ピン44による折返しミラー38の支持位置との中点M1、及び、第二支持ピン42よる折返しミラー38の支持位置と第三支持ピン43による折返しミラー38の支持位置との中点M2を通る直線である。
このように、本変形例2では、折返しミラー38の重心位置Gmは、折返しミラー38の回転軸線Lrよりも副走査方向の他側に離間している。したがって、上記実施形態1と同様の作用効果を得ることができる。
《実施形態2》
図9〜図11は実施形態2を示している。この実施形態では、折返しミラー38に重り45を取付けることで折返しミラー38の回転振動を抑制している点が上記実施形態1とは異なる。
本実施形態では、折返しミラー38の厚さ方向から見て、第一支持ピン41は折返しミラー38の中央線Lm(図10参照)上に配置され、第二支持ピン42及び第三支持ピン43は該中央線Lmを挟んで線対称に配置されている。回転軸線Lrは、折返しミラー38の厚さ方向から見て折返しミラー38の副走査方向の中央線Lmと一致している。
折返しミラー38の背面38bには重り45取付けられている。重り45は本実施形態では矩形板状をなしていて、該背面38bの主走査方向の両端部を除く中間部に固定されている。重り45は、折返しミラー38の副走査方向の中央線Lmよりも一側に位置している。したがって、重り45と折返しミラー38とを合わせた構成体の重心位置Gmwは副走査方向の中央線Lmよりも一側、換言すると折返しミラー38の回転軸線Lrよりも一側に離間することとなる。
したがって、本実施形態では、折返しミラー38及び重り45を合わせた構成体の回転軸線Lr回りの慣性モーメントを増加させることができ、延いては、この構成体を回転軸線Lr回りに回転させるのに必要なエネルギーを増加させることができる。よって、折返しミラー38を含む構成体が回転軸線Lr回りに回転し難くなるので、折返しミラー38の回転振動を抑制してジッタ等の画像不良の発生を抑制することができる。
《実施形態3》
図12及び図13は実施形態3を示している。この実施形態では、各支持ピン41〜43により折返しミラー38を直接支持するのではなく一対の保持板46を介して間接的に支持するようにしている点が上記実施形態1とは異なる。
一対の保持板46は副走査方向に延びる矩形板状をなしていて主走査方向に間隔を空けて配置されている。各保持板46は、折返しミラー38の反射面38aの主走査方向の両端部に設けられている。折返しミラー38は、保持板46と該保持板46に対向する対向板47との間に挟持されて固定ボルト48で固定されている。固定ボルト48は保持板46及び折返しミラー38を貫通して対向板47の螺子孔に螺合している。
一方の保持板46の基端部は、第一支持ピン41により支持されている。他方の保持板46の基端部は、第二支持ピン42及び第三支持ピン43により支持されている。各保持板46は、板バネ49によって各支持ピン41〜43に押し付けられている。
折返しミラー38の厚さ方向から見て、第二支持ピン42による折返しミラー38の支持位置と第三支持ピン43による折返しミラー38の支持位置との中点Mとしたとき、該中点Mと第一支持ピン41による折返しミラー38の支持位置とを通る直線が折返しミラー38の回転軸線Lrとなる。
この構成によれば、保持板46を用いることで折返しミラー38の重心位置Gmと折返しミラー38の回転軸線Lrとを十分に離間させることができる。よって、実施形態と同様の作用効果をより一層確実に得ることができる。
《他の実施形態》
上記実施形態では、画像形成装置がレーザープリンター1である例について説明したが、これに限ったものではなく、画像形成装置は複写機、複合機、又はMFP等であってもよい。
また、本発明には上記各実施形態の任意の組み合わせが含まれる。
以上説明したように、本発明は、光走査装置及び該光走査装置を備えた画像形成装置について有用である。
C 中央線
Gm 重心位置
Gmw 重心位置
Lr 回転軸線
1 レーザープリンター(画像形成装置)
30 光走査装置
32 光源
35 ポリゴンミラー(回転多面鏡)
36 結像レンズ
38 折返しミラー
38a 反射面
41 第一支持ピン
42 第二支持ピン
43 第三支持ピン
44 第四支持ピン
45 重り
46 保持板



Claims (5)

  1. 光源と、光源から出射された光ビームを反射して偏向走査させる回転多面鏡と、主走査方向に延びるように設けられ、上記回転多面鏡にて反射された光ビームを反射して被走査面に導く折返しミラーと、該折返しミラーを厚さ方向の一側面から支持する複数の支持ピンとを有する光走査装置を備えた光走査装置であって、
    上記折返しミラーに取付けられる重りをさらに備え、
    上記複数の支持ピンは、上記折返しミラーの回転振動時の回転軸線が、該折返しミラーの厚さ方向から見て、該厚さ方向及び上記主走査方向の双方に直交する副走査方向の中央線に一致するように配置されており、
    上記重りは、上記折返しミラーの厚さ方向から見て、上記中央線よりも副走査方向の一側にのみ配置されており、それにより、上記折返しミラーと上記重りとを合わせた構成体の重心位置が、該折返しミラーの回転振動時の回転軸線に対し副走査方向に離間している、光走査装置。
  2. 請求項1記載の光走査装置において、
    上記重りは、上記折返しミラーの厚さ方向から見て、上記折返しミラーの副走査方向の中央線と副走査方向の一側端面との間に収まるように配置されている、光走査装置。
  3. 請求項1又は2記載の光走査装置において、
    上記複数の支持ピンは3つ設けられていて、上記折返しミラーの主走査方向の一側端部を支持する第一支持ピンと、該折返しミラーの主走査方向の他側端部を支持する第二及び第三支持ピンとからなり、
    上記第二及び第三支持ピンによる上記折返しミラーの支持位置は、上記折返しミラの厚さ方向から見て、副走査方向の中央線を挟んで線対称な関係にあり、上記第一支持ピンによる上記折返しミラーの支持位置は、上記折返しミラーの厚さ方向から見て、上記中央線上に位置している、光走査装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の光走査装置において、
    上記折返しミラーを上記複数の支持ピンに押し付ける板バネをさらに備えている、光走査装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の光走査装置を備えた画像形成装置。
JP2016148969A 2016-07-28 2016-07-28 光走査装置及び該光走査装置を備えた画像形成装置 Expired - Fee Related JP6566212B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016148969A JP6566212B2 (ja) 2016-07-28 2016-07-28 光走査装置及び該光走査装置を備えた画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016148969A JP6566212B2 (ja) 2016-07-28 2016-07-28 光走査装置及び該光走査装置を備えた画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018017934A JP2018017934A (ja) 2018-02-01
JP6566212B2 true JP6566212B2 (ja) 2019-08-28

Family

ID=61076099

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016148969A Expired - Fee Related JP6566212B2 (ja) 2016-07-28 2016-07-28 光走査装置及び該光走査装置を備えた画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6566212B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06210897A (ja) * 1993-01-13 1994-08-02 Fuji Xerox Co Ltd 画像書込み装置
JPH0915523A (ja) * 1995-06-30 1997-01-17 Canon Inc 光走査装置
JP3286137B2 (ja) * 1995-10-25 2002-05-27 キヤノン株式会社 偏向走査装置
JP6051640B2 (ja) * 2012-07-19 2016-12-27 コニカミノルタ株式会社 光学部材の保持構造、光学装置及び画像形成装置
JP2016009107A (ja) * 2014-06-25 2016-01-18 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 光走査装置及び該光走査装置を備えた画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018017934A (ja) 2018-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8823764B2 (en) Optical writer and image forming apparatus including same
JP4998593B2 (ja) 画像形成装置
JP6528955B2 (ja) 光走査装置及び該光走査装置を備えた画像形成装置
JP6566212B2 (ja) 光走査装置及び該光走査装置を備えた画像形成装置
JP6547965B2 (ja) 光走査装置及び該光走査装置を備えた画像形成装置
JP4828803B2 (ja) 画像形成装置
JP7426220B2 (ja) 光走査装置及び画像形成装置
US9507144B2 (en) Optical deflector and optical scanning device including the same
JP7355631B2 (ja) 光走査装置及び画像形成装置
JP5494281B2 (ja) 光走査装置及び画像形成装置
JP6601626B2 (ja) 光走査装置及び該光走査装置を備えた画像形成装置
JP4838670B2 (ja) シート排出装置
US9223131B2 (en) Optical scanning device and image forming apparatus including the same
JP2016009107A (ja) 光走査装置及び該光走査装置を備えた画像形成装置
JP6327475B2 (ja) 画像形成装置用の光走査装置、及び該光走査装置を備えた画像形成装置
JP6281399B2 (ja) 光走査装置及びそれを備えた画像形成装置
JP7114410B2 (ja) 光走査装置及び画像形成装置
JP2008122616A (ja) 走査光学装置および画像形成装置
JP7330874B2 (ja) 画像形成装置
JP5593282B2 (ja) 光走査装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2008122678A (ja) 走査光学装置および画像形成装置
JP2024008226A (ja) 光走査装置および画像形成装置
US20230176363A1 (en) Image-forming apparatus
JP6410049B2 (ja) 光走査装置及び該光走査装置を備えた画像形成装置
JP2018036438A (ja) 光走査装置及び該光走査装置を備えた画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180529

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190313

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190513

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190703

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190716

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6566212

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees