JP6558995B2 - 液体吐出ヘッド - Google Patents

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Description

本発明は、液体を吐出する液体吐出ヘッドに関する。
液体を吐出して記録などを行う液体吐出ヘッドでは、一般的に、液体を吐出する吐出口列を備えた記録素子基板が支持部材に実装されている。支持部材の内部には、液体を一時的に蓄える液室と、液室を吐出口列とを接続する流路とが備わっている。
近年、上記のような液体吐出ヘッドでは、記録の高速化などを図るために吐出口列の長尺化が進んでいる。吐出口列の長尺化が進むと、吐出口列から一度に大量の液体が吐出されため、液室などに急激な液体流動が発生することがある。この場合、吐出口近傍における液体のメニスカス振動が大きくなり、その結果、液室内の液体が振動し、印字不良が生じるという問題があった。
これに対して特許文献1に開示されている液体噴射記録ヘッドでは、気泡を蓄えるための空間室であるバッファ室が液室に設けられ、そのバッファ室に蓄えられた気泡の膨張と収縮により、液室内の液体の振動を抑制している。
特開2006−240150号公報
しかしながら、特許文献1に記載された液体吐出記録ヘッドでは、液体内の溶存気体が気泡となり、バッファ室に蓄えられた気泡と合体して、バッファ室に蓄えられていた気泡が大きくなることがある。この場合、気泡が吐出口まで到達してしまい、吐出不良を招く恐れがある。
本発明は、上記の問題を鑑みてなされたものであり、気泡による吐出不良を抑制することが可能な液体吐出ヘッドを提供することである。
本発明による第1の液体吐出ヘッドは、
液体を蓄える液室と、前記液室に前記液体を供給する供給口と、前記供給口と前記液室を挟んで対向する位置に設けられ、前記液室に蓄えられた液体を吐出する記録素子基板と、を備え、
前記液室は、前記記録素子基板に対して平行に配され前記供給口と接続する第1の面と、前記記録素子基板から離れる方向に延びる壁面を有し、当該壁面が前記第1の面と接続されている空間室と、前記空間室の壁面および前記記録素子基板と接続する第2の面とを有し、
前記第1の面と前記第2の面とは前記空間室によって分断されており、
前記第1の面を延長した面と前記空間室の壁面との交差部は、前記空間室の壁面と前記第2の面との接続部よりも前記記録素子基板から遠いことを特徴とする。
また、本発明による第2の液体吐出ヘッドは、
液体を吐出する吐出口を備える記録素子基板と、前記記録素子基板を支持する支持部材と、を備える液体吐出ヘッドであって、
前記支持部材は、前記記録素子基板に供給する液体を貯留する液室と、前記液室に液体を供給するための供給口と、前記液室に連通し前記記録素子基板と対向する開口部を備え内部に気泡を備えるバッファ室と、前記供給口と前記バッファ室とを接続する接続面と、を備え、
前記接続面を延長した面は、前記バッファ室の内壁面のうち、前記供給口が設けられる側とは反対側に配される、前記開口部より奥側の内壁面と交差することを特徴とする
本発明によれば、第1の面を延長した面と空間室の壁面との交差部が空間室の壁面と第2の面との接続部よりも記録素子基板から遠いため、接続部が液室に向けて張り出した構成となる。このため、供給路から液室に供給された液体のうち第1の面に沿って流れた液体により、空間室から溢れた気泡を接続部に押し当てて分離することが可能になる。したがって、気泡が必要以上に大きくなり過ぎることを抑制することが可能になり、その結果、気泡による吐出不良を抑制することが可能になる。
本発明の第1の実施形態のインクジェット記録ヘッドを示す斜視図である。 図1に示すインクジェット記録ヘッドを線分A−Aで切った断面図である インクジェット記録ヘッドの動作の一例を説明するための図である。 インクジェット記録ヘッドの動作の他の例を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態インクジェット記録ヘッドに対する比較例を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態のインクジェット記録ヘッドを示す断面図である。 本発明の第2の実施形態インクジェット記録ヘッドに対する比較例を示す断面図である。 本発明の第3の実施形態のインクジェット記録ヘッドを示す断面図である。 本発明の第4の実施形態のインクジェット記録ヘッドを示す断面図である。 本発明の第5の実施形態のインクジェット記録ヘッドを示す断面図である。 本発明の第5の実施形態のインクジェット記録ヘッドを示す透視斜視図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、各図面において同じ機能を有するものには同じ符号を付け、その説明を省略する場合がある。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態の液体吐出ヘッドであるインクジェット記録ヘッドを示す斜視図である。図1に示すように本実施形態のインクジェット記録ヘッド1は、筐体2と、筐体2に取り付けられた支持部材3とを備える。筐体2は、例えば、樹脂などで形成される。支持部材3は、図1の例では、ビス4により筐体2に固定されている。支持部材3は、液体を吐出する吐出口が並設された吐出口列5を複数備える記録素子基板6を支持する。また、支持部材3には、記録素子基板6に制御信号などの電気信号を供給する電気配線基板7が取り付けられている。
図2は、図1に示すインクジェット記録ヘッド1を線分A−Aで切った断面図である。ただし、図2では、図1に対して上下が反転している。図2に示すようにインクジェット記録ヘッド1の支持部材3は、液体を貯留する(より具体的には、液体を一時的に蓄える)液室11と、液室11に液体を供給する供給口12とを備える。液室11を挟んで供給口12と対向する位置には、記録素子基板6が設けられる。供給口12は、図2の例では、記録素子基板6に対して略垂直な方向に延びている。
液室11は、供給口12と接続する第1の面21と、第1の面21と接続するバッファ室22と、バッファ室22および記録素子基板6と接続する第2の面23とを有する。このため、第1の面21は、供給口12とバッファ室22とを接続する接続面となる。
第1の面21は、記録素子基板6に対して略平行である。
バッファ室22は、液室11の記録素子基板6が設けられる側とは反対側に設けられ、記録素子基板6から離れる方向に延びる内壁面である壁面22aを有する空間室であり、後述するように内部に気泡を蓄える。本実施形態では、バッファ室22の壁面22aは、記録素子基板6に対して略垂直に延びている。また、バッファ室22は、供給口12を挟んだ両側のそれぞれに1つずつ設けられているが、供給口12を挟んだ両側のうちの一方にだけ設けられてもよい。
第2の面23は、バッファ室22の壁面22aとの接続部25から記録素子基板6と略平行に延びる第1の部分23aと、記録素子基板6との接続部から第1の部分23aへ延びる第2の部分23bとを有する。本実施形態では、第2の部分23bは記録素子基板6に対して略垂直である。
また、第1の面21を延長した面とバッファ室22の壁面22aとの交差部24は、バッファ室22と第2の面23との接続部25よりも記録素子基板6から遠い。なお、バッファ室22の壁面22aは、供給口側の第1の部分と、第1の部分とは反対側の第2の部分とを含み、第1の面21を延長した面は、第2の部分と交差する。本実施形態では、交差部24から記録素子基板6までの距離と、接続部25から記録素子基板6までの距離の差をhとしている。なお、本実施形態におけるバッファ室22は、バッファ室22の壁面22aに囲まれる領域、具体的には壁面22aと第1の面21との接続部と、壁面22aと第2の面23との接続部とをつなぐ面を開口面とし、その開口面より奥側の領域である。
図3および図4は、記録素子基板6から液体を吐出する際のインクジェット記録ヘッド1の動作を説明するための図である。
先ず、図3(a)に示すように供給口12から液室11に液体50が供給され、液室11に液体50が充填される。このとき、液室11内の空気の多くは、記録素子基板6の吐出口から外に排出されるが、液室11内の空気の一部はバッファ室22に気泡51として残る。このとき、気泡51はバッファ室22から溢れない程度に溜まった状態となる。
液室11に充填された液体50は、記録素子基板6内の多数の圧力室(図示せず)に充填され、各圧力室に対応する発熱抵抗素子が選択的に駆動することで、記録素子基板6の吐出口から吐出される。本実施形態では、12plの液滴を吐出する吐出口が1200dpiで1280個配置されており、各吐出口の吐出周波数は、最大で24kHzである。したがって、インクジェット記録ヘッド1は、全ての吐出口から液滴を吐出する場合、22ml/minの流量の液体を吐出することができる。
このような大量の液体が一度に吐出される場合、液室11内の液体が振動することがある。しかしながら、本実施形態のインクジェット記録ヘッド1では、バッファ室22に溜まった気泡51の膨張および収縮によって、その振動を緩和することが可能になる。また、バッファ室22は記録素子基板6の近傍に配置されているため、液滴が高周波数で吐出された際の液室11内の急激な負圧の変化による振動にも対応することができる。
なお、本実施形態では、吐出口は記録動作前に例えば40℃に保温され、吐出口を保温しやすいように支持部材3は熱容量が比較的小さい樹脂で形成される。しかしながら、支持部材3が金属のような樹脂とは異なる材料で形成されていてもよい。支持部材3の材料が樹脂でも金属でも、上記の振動による問題が発生することがあるため、バッファ室22は有用である。
上記のような吐出動作や吐出機能を維持するための回復動作などが繰り返し行われると、図3(b)に示すように、液体内の溶存気体などによりバッファ室22内の気泡51が大きくなる。その後、図3(c)に示すように、気泡51がバッファ室22の容量を超え、バッファ室22から溢れるまで大きくなる。このような状況では、気泡51の一部は、図中の矢印で示される液体50の流れによって、図3(d)に示すように第2の壁面とバッファ室22との接続部25に押し当てられ、接続部25により分離される。そして、図4(a)に示すように、分離された気泡の51のうち一方は、バッファ室22に留まり、他方は、記録素子基板6に向かって流され、記録素子基板6の吐出口から外に排出される。これにより、図4(b)に示すように、気泡51がバッファ室22から溢れない程度に溜まった初期の状態に戻る。
図5は、本実施形態のインクジェット記録ヘッド1の比較例を示す断面図である。図5に示す比較例の液室111では、第1の面121を延長した面とバッファ室122の壁面122aとの交差部124と、バッファ室122の壁面122aと第2の面123との接続部125とが一致している。このため、交差部124と接続部125とは、記録素子基板106からの距離が互いに等しい。この場合、気泡がバッファ室122から溢れるまで大きくなっても、接続部125が気泡を分離する機能を果たさないので、気泡がそのまま大きくなり続けてしまう。そのため、気泡が吐出口に到達して、吐出不良が発生することがある。
これに対して本実施形態のインクジェット記録ヘッド1では、交差部24が接続部25よりも記録素子基板6から遠いため、接続部25が液室11に向けて張り出した構成となる。このため、供給路12から液室11に供給された液体のうち第1の面に沿って流れた液体により、バッファ室22から溢れた気泡を接続部25に押し当てて分離することが可能になる。したがって、気泡が必要以上に大きくなり過ぎることを抑制することが可能になり、その結果、気泡による吐出不良を抑制することが可能になる。
また、本実施形態では、第2の面23の第1の部分23aが記録素子基板6に対して略平行なため、バッファ室22の壁面22aと第2の面23との接続部25は、略直角の角部で形成される。これは、良好な吐出を行う吐出良好性の観点から好ましい。ここで、略平行とは、例えば、第1の面21と記録素子基板6との成す角度が約5度以下のことであり、略直角は、90度±5度のことである。
仮に接続部25が鈍角の角部で形成される場合、つまり、第2の面23が記録素子基板6と平行な方向に供給口12から離れるにつれ、記録素子基板6に近づくように傾斜している場合、角部の鋭さが低いので、気泡を分離する泡切れ性が低い。
また、接続部25が鋭角の角部で形成される場合、つまり、第2の面23の第1の部分23aが記録素子基板6と平行な方向に供給口12から離れるにつれ、記録素子基板6に遠ざかるように傾斜している場合、角部が鋭いので、泡切れ性は高い。しかしながら、第2の面23が上記のように傾斜しているため、バッファ室22とは別に、第2の面23の第1の部分23aと第2の部分23bの接続部周辺に、記録素子基板6から離れる方向に延びる空間が生じる。このため、分離された気泡がそのスペースに入り込んでしまい、気泡を排出する泡抜け性が低くなる。
したがって、接続部25の形状と吐出良好性の関係は、以下の表1で表される。
Figure 0006558995
なお、泡切れ性、泡抜け性および吐出良好性は、それぞれ良い方から順に、◎、○、△となる。
(第2の実施形態)
図6は、本発明の第2の実施形態のインクジェット記録ヘッド1を示す図である。なお、図6は、図2と同様に図1に示すインクジェット記録ヘッド1を線分A−Aで切った断面図である。
図6に示すように本実施形態では、第1の実施形態と比較して、液室11の第1の面が、記録素子基板6と平行な方向に供給口12から離れるにつれ、記録素子基板6に近づくように傾斜している点で異なる。
本実施形態でも、第1の実施形態と同様に、第1の面21を延長した面とバッファ室22の壁面22aとの交差部24が、バッファ室22の壁面22aと第2の面23との接続部25よりも記録素子基板6から遠い。このため、第1の実施形態と同様に、気泡による吐出不良を抑制することが可能になる。
図7は、本実施形態のインクジェット記録ヘッド1の比較例の液室を示す断面図である。図7に示す比較例の液室111では、第1の面121を延長した面とバッファ室122の壁面122aとの交差部124と、バッファ室122の壁面122aと第2の面123との接続部125とが一致している。このため、交差部124と接続部125とは、記録素子基板106からの距離が互いに等しい。この例では、液体が気泡を接続部125に押し当てることができないため、接続部125が気泡を分離する分離部として機能しない。このため、気泡が吐出口まで達して吐出不良が発生したり、気泡が全て吐出口から排出されたりするなどの問題が発生することがある。
(第3の実施形態)
図8は、本発明の第3の実施形態のインクジェット記録ヘッド1を示す図である。なお、図8は、図2と同様に図1に示すインクジェット記録ヘッド1を線分A−Aで切った断面図である。
図8に示すように第3の実施形態は、第2の実施形態と比較して、第2の面23の第2の部分が記録素子基板6と平行な方向に供給口12から離れるにつれ、記録素子基板6に近づくように傾斜している点で異なる。
本実施形態でも、第1の実施形態と同様に、交差部24が接続部25よりも記録素子基板6から遠いため、気泡による吐出不良を抑制することが可能になる。また、第2の面23の第1の部分23aと第2の部分23bとの接続部23cが鈍角の隅部となるため、接続部23c周辺に気泡が溜まってしまうことを抑制することが可能になり、泡抜け性を向上することが可能になる。
図9は、本発明の第4の実施形態のインクジェット記録ヘッド1を示す図である。なお、図9は、図2と同様に図1に示すインクジェット記録ヘッド1を線分A−Aで切った断面図である。
図9に示すように第4の実施形態は、第2の実施形態と比較して、第2の面23の第1の部分23aと第2の部分23bとの接続部23cが、記録素子基板6と平行な方向に供給口12から離れるにつれ、記録素子基板6に近づくように傾斜している点で異なる。
本実施形態でも、第1の実施形態と同様に、交差部24が接続部25よりも記録素子基板6から遠いため、気泡による吐出不良を抑制することが可能になる。また、液室11の端部付近をより大きくすることが可能になるため、吐出動作や回復動作における液室11の端部付近の吐出性能を向上させることが可能になる。
図10は、本発明の第5の実施形態のインクジェット記録ヘッド1を示す図である。なお、図10は、図2と同様に図1に示すインクジェット記録ヘッド1を線分A−Aで切った断面図である。
図10に示すように第5の実施形態は、第2の実施形態と比較して、第2の面23の全体が、記録素子基板6と平行な方向に供給口12から離れるにつれ、記録素子基板6に近づくように傾斜している点で異なる。
本実施形態でも、第1の実施形態と同様に、交差部24が接続部25よりも記録素子基板6から遠いため、気泡による吐出不良を抑制することが可能になる。また、第2の面23に隅部が存在しないため、気泡が溜まってしまうことを抑制することが可能になる。
なお、各実施形態では、図11に示すように、液室11は支持部材3の内部に設けられ、供給口12が支持部材3から露出している。図11では、図10に示した第5の実施形態の支持部材3を例示しているが、他の実施形態でも同様である。
また、各実施形態で説明したインクジェット記録ヘッド1の支持部材3は、樹脂で形成される場合、金属の型を用いた型抜きで形成することができる。また、支持部材3は、粉体のような物質を、型を用いてプレスすることで形成することもできる。いずれの場合でも、支持部材3は、型からの支持部材3の抜き出しを阻害するような形状を有していないため、従来と同様に容易に作成することができる。
以上説明した各実施形態において、図示した構成は単なる一例であって、本発明はその構成に限定されるものではない。
1 インクジェット記録ヘッド(液体吐出ヘッド)
6 記録素子基板
11 液室
12 供給口
21 第1の面
22 バッファ室(空間室)
22a 壁面
23 第2の面
23a 第1の部分
23b 第2の部分
23c 接続部
24 交差部
25 接続部

Claims (11)

  1. 液体を蓄える液室と、前記液室に前記液体を供給する供給口と、前記供給口と前記液室を挟んで対向する位置に設けられ、前記液室に蓄えられた液体を吐出する記録素子基板と、を備え、
    前記液室は、前記記録素子基板に対して平行に配され前記供給口と接続する第1の面と、前記記録素子基板から離れる方向に延びる壁面を有し、当該壁面が前記第1の面と接続されている空間室と、前記空間室の壁面および前記記録素子基板と接続する第2の面とを有し、
    前記第1の面と前記第2の面とは前記空間室によって分断されており、
    前記第1の面を延長した面と前記空間室の壁面との交差部は、前記空間室の壁面と前記第2の面との接続部よりも前記記録素子基板から遠いことを特徴とする液体吐出ヘッド。
  2. 前記空間室の壁面は、前記記録素子基板に対して垂直であることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
  3. 前記空間室の壁面と前記第2の面との接続部は、角度が90度±5度の角部で形成される、請求項1または2に記載の液体吐出ヘッド。
  4. 前記第2の面は、前記空間室との接続部から前記記録素子基板に対して平行に延びる第1の部分と、前記記録素子基板との接続部から前記第1の部分へ延びる第2の部分とを有することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の液体吐出ヘッド。
  5. 前記第2の部分は、前記記録素子基板に対して垂直であることを特徴する請求項4に記載の液体吐出ヘッド。
  6. 前記第1の部分と前記第2の部分との接続部は、前記記録素子基板と平行な方向に前記供給口から離れるにつれ、前記記録素子基板に近づくように傾斜していることを特徴とする請求項5に記載の液体吐出ヘッド。
  7. 前記第2の面は、前記記録素子基板と平行な方向に前記供給口から離れるにつれ、前記記録素子基板に近づくように傾斜している請求項1ないし3のいずれか1項に記載の液体吐出ヘッド。
  8. 液体を吐出する吐出口を備える記録素子基板と、前記記録素子基板を支持する支持部材と、を備える液体吐出ヘッドであって、
    前記支持部材は、前記記録素子基板に供給する液体を貯留する液室と、前記液室に液体を供給するための供給口と、前記液室に連通し前記記録素子基板と対向する開口部を備え内部に気泡を備えるバッファ室と、前記供給口と前記バッファ室とを接続する接続面と、を備え、
    前記接続面を延長した面は、前記バッファ室の内壁面のうち、前記供給口が設けられる側とは反対側に配される、前記開口部より奥側の内壁面と交差することを特徴とする液体吐出ヘッド。
  9. 前記バッファ室の内壁面は、前記供給口側の第1の部分と、前記第1の部分とは反対側の第2の部分とを含み、前記接続面を延長した面は前記第2の部分と交差することを特徴とする請求項に記載の液体吐出ヘッド。
  10. 前記接続面は、前記記録素子基板に沿っていることを特徴とする請求項8または9に記載の液体吐出ヘッド。
  11. 前記接続面は、前記供給口から離れるにつれ、前記記録素子基板に近づくように傾斜していることを特徴とする請求項8または9に記載の液体吐出ヘッド。
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