JP6551063B2 - 車室内前部構造 - Google Patents

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本発明は、車室内前部構造に関する。
インストルメントパネルの車体下方側に、上側ダクト部材と下側ダクト部材とを有するデフロスタ装置が設けられ、フロントウインドシールドガラスに歩行者が衝突したときに、上側ダクト部材が下側ダクト部材から外れ易くして、歩行者の保護を確実なものにした自動車のデフロスタ装置は、従来から知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−82642号公報
しかしながら、デフロスタ装置によって、インストルメントパネルの組み付け作業性を向上させる構造には、未だ改善の余地がある。
そこで、本発明は、デフロスタ装置によって、インストルメントパネルの組み付け作業性を向上させられる車室内前部構造を得ることを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る請求項1に記載の車室内前部構造は、カウルサイレンサの車体上方側に配置され、車幅方向に延在するインストルメントパネルと、前記インストルメントパネルの下面側に設けられ、車幅方向外側へ向けて延在するサイデフダクトを有する空調装置が接続されるとともに、該空調装置で空調された空気をフロントウインドシールドガラスへ向けて吹き出すデフロスタノズルを有するデフロスタ装置と、を備え、前記デフロスタ装置の車幅方向両端部に前記サイデフダクトに当接させる当て座が形成されるとともに、前記デフロスタ装置の下面側前記カウルサイレンサに当接させる突出部が形成され、前記突出部は、車体前後方向に延在し、かつ車幅方向に間隔を空けて形成された複数のリブで構成されている。
請求項1に記載の発明によれば、デフロスタ装置の車幅方向両端部に形成された当て座が、サイデフダクトに当接され、デフロスタ装置の下面側に形成された突出部が、カウルサイレンサに当接される。つまり、サイデフダクトによって車幅方向への移動が阻止され、かつカウルサイレンサによって支持されたデフロスタ装置により、インストルメントパネルが車体下方側から支持される。したがって、インストルメントパネルの組み付け作業性が向上される。
以上のように、本発明によれば、デフロスタ装置によって、インストルメントパネルの組み付け作業性を向上させることができる。
本実施形態に係る車室内前部構造を示す斜視図である。 図1のX−X線矢視断面図である。
以下、本発明に係る実施の形態について、図面を基に詳細に説明する。なお、説明の便宜上、各図において適宜示す矢印UPを車体上方向、矢印FRを車体前方向、矢印LHを車体左方向とする。また、以下の説明で、特記することなく上下、前後、左右の方向を記載した場合は、車体上下方向の上下、車体前後方向の前後、車体左右方向(車幅方向)の左右を示すものとする。
図1、図2に示されるように、本実施形態に係る車室内前部構造10は、後述するカウルサイレンサ16の車体上方側に配置され、車幅方向に延在されたインストルメントパネル(以下「インパネ」という)12と、インパネ12の下面側に設けられ、空調装置20が接続されるとともに、その空調装置20で空調された空気をフロントウインドシールドガラス28へ向けて吹き出し可能なデフロスタノズル40を有するデフロスタ装置30と、を備えている。
空調装置20の車幅方向中央部には、送風口22が形成されており、その送風口22にデフロスタ装置30の空気導入口46が接続されている。また、空調装置20には、車幅方向外側へ向けて延在する左右のサイデフダクト24、26が設けられており、左右のサイデフダクト24、26の車幅方向外側端部に形成された開口部(図示省略)からも、空調装置20で空調された空気が吹き出し可能とされている。
また、図2に示されるように、空調装置20の車体前方下側には、カウルサイレンサ16が配置されている。カウルサイレンサ16は、ウレタンフォーム等で所定の厚さに形成された吸音材であり、車幅方向に延在されているカウルパネル18の上面(車室側を向く面)全体を覆うように、そのカウルパネル18の上面に貼り付けられている。
図1に示されるように、デフロスタ装置30は、デフロスタ装置本体32と、デフロスタ装置本体32の前端部に一体に形成されたデフロスタノズル40と、を有している。デフロスタノズル40は、車幅方向に延在されており、その開口部42がインパネ12の車幅方向中央部側で、かつ前端部側に形成された吹出口14の下側に対向配置されている。
なお、吹出口14は、車体前後方向が長手方向とされた複数のスリット部14Aが、車幅方向に等間隔に並んで形成されることによって構成されており、吹出口14の車幅方向における長さ及び車体前後方向における長さは、デフロスタノズル40の車幅方向における長さ及び車体前後方向における長さとほぼ同一とされている。また、デフロスタノズル40の周縁部44は、インパネ12の吹出口14周りの下面に当接されている。
また、デフロスタ装置本体32の車幅方向両端部には、左右のサイデフダクト24、26にそれぞれ車幅方向内側上方から当接させる左右一対の平板状の当て座34、36が一体に形成されている。そして、図2に示されるように、デフロスタ装置本体32の下面32Aには、カウルサイレンサ16の上面16Aに車体上方側から当接させる突出部としてのリブ38が一体に形成されている。
リブ38は、車幅方向が法線方向とされて車体前後方向に延在された平板状とされており、デフロスタ装置本体32の下面32Aに、車幅方向に間隔を空けて複数本形成されている。具体的には、歩行者がフロントウインドシールドガラス28に車体前方側から衝突したときの保護を考慮した剛性となるように、車幅方向中央部側と車幅方向両端部側の計3本形成されている。そして、各リブ38の高さは、車幅方向から見た側面視で、デフロスタ装置本体32の下面32Aとカウルサイレンサ16の上面16Aとの間隔とほぼ同一とされている。
これにより、デフロスタ装置本体32(デフロスタ装置30)が、カウルサイレンサ16によって車体下方側から支持される構成になっている。そして、カウルサイレンサ16によって支持されたデフロスタ装置本体32(デフロスタ装置30)の前端部に設けられているデフロスタノズル40によって、インパネ12が車体下方側から支持される構成になっている。
以上のような構成とされた車室内前部構造10において、次にその作用について説明する。
空調装置20の送風口22から送風される空調された空気は、デフロスタ装置30の空気導入口46から導入され、デフロスタノズル40から吹き出される。デフロスタノズル40から吹き出された空気は、インパネ12の吹出口14に形成された複数のスリット部14Aによって整流されつつ、フロントウインドシールドガラス28へ向けて吹き出される。これにより、フロントウインドシールドガラス28に付着している霜等が除去される。
ところで、このデフロスタ装置30のデフロスタ装置本体32における下面32Aには、複数のリブ38が形成されており、各リブ38がカウルサイレンサ16の上面16Aに当接している。また、デフロスタ装置30のデフロスタノズル40における周縁部44が、インパネ12の吹出口14周りの下面に当接している。
したがって、車幅方向に延在されたインパネ12の車幅方向中央部は、カウルサイレンサ16によって車体下方側から支持されているデフロスタ装置30により、車体下方側から支持される。つまり、このデフロスタ装置30により、インパネ12(特に重量物であるヘッドアップディスプレイ付きのインパネ)の車幅方向中央部における自重による垂れ下がり(撓み変形)を抑制又は防止することができる。
また、このデフロスタ装置本体32の車幅方向両端部には、左右のサイデフダクト24、26にそれぞれ車幅方向内側上方から当接させる左右一対の当て座34、36が形成されている。つまり、左右のサイデフダクト24、26にそれぞれ当接する左右の当て座34、36により、デフロスタ装置30の車幅方向への移動が阻止されている。
したがって、インパネ12の組み付け作業時に、そのインパネ12の車幅方向中央部が自重で垂れ下がらないように、デフロスタ装置30によって保持することができるとともに、そのインパネ12が車幅方向へ移動しないように、デフロスタ装置30によって保持することができる。よって、インパネ12の組み付け作業性を向上させることができる。また、これによれば、インパネ12を保持する治具等を別途設けることなく、インパネ12を組み付けることができるため、製造コストを削減することができる。
また、デフロスタ装置本体32の下面32Aに複数のリブ38を形成し、デフロスタ装置本体32の車幅方向両端部に当て座34、36を形成したことにより、デフロスタ装置本体32の剛性を向上させることができる。そのため、例えば車両の走行中にデフロスタ装置30に振動が加わっても、デフロスタ装置本体32の弾性変形を抑制することができる。よって、その弾性変形に起因する異音の発生を抑制又は防止することができる。
以上、本実施形態に係る車室内前部構造10について、図面を基に説明したが、本実施形態に係る車室内前部構造10は、図示のものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、適宜設計変更可能なものである。例えば、突出部は、図示のリブ38に限定されるものではなく、複数の突起(図示省略)等で構成されていてもよい。
また、リブ38は、図示のように3本形成される構成に限定されるものではなく、例えば車幅方向に等間隔に2本形成される構成とされていてもよいし、歩行者が衝突したときに、その歩行者を保護できる程度の剛性とされるのであれば、4本形成される構成とされていてもよい。更に、リブ38は、車体前後方向に断続的に複数形成される(複数に分割される)構成とされていてもよい。
10 車室内前部構造
12 インパネ(インストルメントパネル)
16 カウルサイレンサ
20 空調装置
28 フロントウインドシールドガラス
30 デフロスタ装置
38 リブ(突出部)
40 デフロスタノズル

Claims (1)

  1. カウルサイレンサの車体上方側に配置され、車幅方向に延在するインストルメントパネルと、
    前記インストルメントパネルの下面側に設けられ、車幅方向外側へ向けて延在するサイデフダクトを有する空調装置が接続されるとともに、該空調装置で空調された空気をフロントウインドシールドガラスへ向けて吹き出すデフロスタノズルを有するデフロスタ装置と、
    を備え、
    前記デフロスタ装置の車幅方向両端部に前記サイデフダクトに当接させる当て座が形成されるとともに、前記デフロスタ装置の下面側前記カウルサイレンサに当接させる突出部が形成され、
    前記突出部は、車体前後方向に延在し、かつ車幅方向に間隔を空けて形成された複数のリブで構成されている車室内前部構造。
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