JP6215627B2 - 車両用内部部材 - Google Patents

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Description

本発明は、車両のインストルメントパネル(以下、インパネと略称する)などのパネル部材と、パネル部材に取り付けられる空調用レジスタ(ベンチレータと呼ばれることもある)やカーオーディオ装置などの内装部材と、その内装部材の外周に沿って取り付けられる装飾部材とからなる車両用内部部材に関する。
自動車のインパネには、空調用レジスタ、カーオーディオ装置、カーナビゲーション装置などの様々な内装部材が取り付けられていることが多い。また、自動車のセンターコンソールには、後部座席側の空調用レジスタなどの内装部材が取り付けられることがある。更に、例えば所謂ミニバンタイプの自動車においては、センターピラーやドアトリムなどには、第2列(中間列)側や第3列(最後列)側の空調用レジスタなどの内装部材が取り付けられることがある。
例えば実用新案登録第3168276号公報(特許文献1)には、センターコンソールの後端部などのような後部座席近傍に配される空調用レジスタが開示されている。
この特許文献1に記載されている空調用レジスタ(内装部材)101では、図8に示したように、通風路106を内部に形成した筒状のリテーナ102の下流側端部(上方端部)に、吹出口105を有したベゼル(パネル部材)103が取り付けられている。
また、風向を調整するためのバレルユニット110がリテーナ102内に配設されている。このバレルユニット110のバレル本体111の内側には、上流側(奥側)に軸支される奥可動ルーバ113と、奥可動ルーバ113の下流側(手前側)に並設される複数の前フィン112とが配されている。
リテーナ102は、略方形断面を有したダクト状に形成されており、リテーナ102の下流側端部はベゼル103の吹出口枠(枠状の装飾部材)104に連結されている。このリテーナ102の上流側端部(下方端部)は図示しない車内の送風ダクトに接続されている。
ベゼル103の開口には枠状の吹出口枠104が固定されており、この吹出口枠104の内側に2つの吹出口105が、左右両側に分かれて形成されている。この場合、ベゼル103の外面はレジスタ101の意匠面を形成している。また、ベゼル103の下部には、その下部を下方に延ばすように、下部延設部103aが延設されている。更に、リテーナ102の下流側端部は吹出口枠104に連結されており、リテーナ102の通風路106を介して送風された空気が、ベセル103の吹出口枠104により区画された左右2箇所の吹出口105から吹き出される。
特許文献1では、図8に示した空調用レジスタによれば、吸水シート及び吸水シートを貼り付ける作業が不要となり、部品点数や貼り付け工数を削減して、レジスタの製造コストを低減することができるとしている。
実用新案登録第3168276号公報
インパネやセンターコンソールなどのパネル部材の開口に、空調用レジスタなどの内装部材を取り付ける場合には、特許文献1などのように、パネル部材の開口縁部と、内装部材の周縁部との間に形成される隙間を覆って見栄え(外観品質)を向上させるために、吹出口枠のような枠状の装飾部材(フィニッシャーと呼ばれることもある)が取り付けられることが多い。
このように吹出口枠のような枠状の装飾部材をパネル部材の開口縁部と、内装部材の周縁部との間に配置する場合、例えば内装部材や装飾部材の外面に物体などが衝突して衝突荷重が加えられたときに、パネル部材や内装部材に対する装飾部材の固定が外れてしまうことがあったが、このような場合でも、装飾部材の一部(特に、装飾部材のエッジ部)がパネル部材から車室内に飛び出すという事態が生じないようにするために、枠状の装飾部材の隅角部又は装飾部材の全体を、接着や溶着などを用いてパネル部材や内装部材に強固に固定することが行われていた。
しかし、上述のように枠状の装飾部材を接着や溶着によりパネル部材や内装部材に固定する場合、パネル部材に対する内装部材及び装飾部材の組付け作業が煩雑になり、作業効率の低下を招くとともに、製造コスト削減の妨げになることもあった。
本発明は上記従来の課題に鑑みてなされたものであって、その具体的な目的は、車両のパネル部材に取り付けられた状態で内装部材や装飾部材の外面に物体などが衝突して衝突荷重が加えられても、装飾部材のエッジ部がパネル部材から車室内に飛び出すことを抑制し、且つ、パネル部材に対して内装部材及び装飾部材を、接着手段や溶着手段を用いることなく簡単に組み付けることが可能な車両用内部部材を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係る車両用内部部材は、基本的な構成として、車室内に対向する対向部を有するパネル部材と、前記パネル部材の前記対向部に開口した開口部内に取り付けられる内装部材と、前記開口部を覆うように前記内装部材の外周に沿って、前記パネル部材及び前記内装部材に係着構造によりそれぞれ係着される装飾部材とからなる車両用内部部材であって、前記内装部材の外周縁部にストッパー部が配され、前記装飾部材に前記内装部材へ向けて延出するストッパー受け部が配され、前記ストッパー部及び前記ストッパー受け部は、前記装飾部材と前記パネル部材及び前記内装部材との前記係着構造と別に設けられ、外力を受けて前記装飾部材が前記パネル部材から外れるときに、前記ストッパー部が前記ストッパー受け部に当接して前記装飾部材が車室内に移動することを阻止してなることを最も主要な特徴とするものである。
また、本発明の車両用内部部材において、前記ストッパー受け部は、前記装飾部材の係着部近傍に配されていることが好ましい。
本発明に係る車両用内部部材は、車室内に対向する対向部を有するパネル部材と、パネル部材の開口部内に係着により取り付けられる内装部材と、対向部の開口部を覆うように内装部材の外周に沿って、パネル部材及び/又は内装部材に係着される装飾部材とを具備している。この場合、本発明では、内装部材に装飾部材が組み付けられた装置を内装装置と称する。
また、内装部材の外周縁部にはストッパー部が配されており、装飾部材には、内装部材へ向けて延出するストッパー受け部が配されている。更に、外力を受けて装飾部材がパネル部材から外れるときには、ストッパー部がストッパー受け部に当接して装飾部材が車室内に移動することを阻止する。
このような本発明の車両用内部部材によれば、パネル部材に対して内装部材及び装飾部
材を組み付ける際に、接着手段や溶着手段を用いることなく、係着構造を利用して簡単に且つ円滑に組み付け作業を行うことができる。このため、作業効率の向上や製造コストの削減を図ることができる。
また、本発明の内装部材及び装飾部材がパネル部材に取り付けられた状態にて、例えば物体などが外部から内装装置に衝突して衝突荷重が加えられることによって、装飾部材がパネル部材から外れて車室内に飛び出そうとする場合でも、内装部材に設けたストッパー部に、装飾部材に設けたストッパー受け部を当接(衝接)させることができる。
これにより、装飾部材の一部(特に、装飾部材の飛び出しやすいエッジ部となる隅角部又は端縁部)が移動してパネル部材から車室内に大きく飛び出すことを阻止でき、それにより、装飾部材がパネル部材から脱落することを防止できるとともに、車室内の安全性を安定して確保することができる。
このような本発明の車両用内部部材において、ストッパー受け部は、装飾部材の係着部近傍に配されている。
これにより、装飾部材にストッパー受け部と係着部とを小さい領域に効率的に設けることができるため、装飾部材の裏面側におけるレイアウトの自由度を高めることができる。更に、装飾部材の係着が外れて、装飾部材のエッジ部(隅角部又は端縁部)が車室内側に移動する際には、その装飾部材のストッパー受け部の位置が大きくずれることなく当該ストッパー受け部を内装部材のストッパー部に当接させることができる。このため、装飾部材のエッジ部がパネル部材から車室内に飛び出すことをより確実に阻止して、装飾部材の脱落を安定して防止することができる。
本発明に係る内装装置がインパネに取り付けられている状態を正面側から見た正面図である。 内装装置の下面図である。 内装装置の要部を示す上面図である。 内装装置の要部を示す斜視図である。 内装装置がインパネに取り付けられている状態を車幅方向に対して直交する断面で示す断面図である。 内装部材のストッパー部と装飾部材のストッパー受け部との位置関係を、車高方向に対して直交する断面で示す断面図である。 装飾部材とパネル部材との係着が外れて、装飾部材のストッパー受け部が内装部材のストッパー部に当接した状態を示す断面図である。 従来の内装装置を示す断面図である。
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本発明は、以下で説明する実施例に何ら限定されるものではなく、本発明と実質的に同一な構成を有し、かつ、同様な作用効果を奏しさえすれば、多様な変更が可能である。
例えば、以下に説明する空調用レジスタ(内装部材)や装飾部材の形状や寸法、またデザイン等は任意に変更することが可能である。また、以下で説明する内装装置は、2つの空調用レジスタ(内装部材)と、1つの枠状の装飾部材とを有しているが、内装装置に用いられる内装部材の個数や装飾部材の個数も特に限定されるものではない。
ここで、図1は、本実施形態に係る内装装置が車両のインパネに取り付けられている状態を正面側から見た正面図である。また、図2は、内装装置の下面図であり、図3は、内
装装置の要部を示す上面図である。更に、図4は、内装装置の要部を示す斜視図であり、図5は、内装装置がインパネに取り付けられている状態を車幅方向に対して直交する断面で示す断面図である。
なお、以下の説明において、上下方向及び左右方向とは、内装装置を車両のインパネに取り付けたときの車高方向及び車幅方向を言い、特に、左方向及び右方向とは、車室側から内装装置を見たときの左側の方向及び右側の方向を言う。また、前後方向とは、車長方向を言い、特に、前方向とは、内装装置を車両のインパネに取り付けたときに乗員から見て内装装置から手前側に向かう方向を言い、後ろ方向とは、内装装置から奥側に向かう方向を言う。
本実施形態の内装装置1は、内装部材となる2つの空調用レジスタ10と、これら2つのレジスタ10に組み付けられる1つの枠状の装飾部材20とを有している。この内装装置1は、左右のレジスタ10が意匠性を備えた合成樹脂製の装飾部材20に、装飾部材20の後述する左右の窓部の位置に対応して組み付けられて構成されている。
また、この内装装置1は、左右のレジスタ10が装飾部材20に組み付けられた後にインパネ5に組み付けられることによって、車両用内部部材が構成されている。この場合、左右のレジスタ10は、インパネ5の車室対向面側に開口する開口部6に挿入されてインパネ5に組み付けられ、装飾部材20は、インパネ5の開口縁部とレジスタ10の外周縁部との間の隙間を覆うようにレジスタ10の外周に沿ってインパネ5に組み付けられる。
なお本発明において、内装装置1をインパネ5に組み付ける際の組付け順番は特に限定されるものではなく、例えば2つの空調用レジスタ10をインパネ5にそれぞれ組み付けた後に、装飾部材20を2つの空調用レジスタ10とインパネ5に対して組み付けることも可能である。
本実施形態の2つの空調用レジスタ10は、互いに左右対称的な形状を有している。このため、ここでは、左側のレジスタ10Lを中心に説明を行い、右側のレジスタ10Rについての説明は省略することとする。
左側の空調用レジスタ10Lは、図2及び図3に示したように、レジスタ10Lの本体部となる筒状の合成樹脂製のケース体11と、ケース体11の左側下端部における外壁面から外側に向けて左右方向に延出する舌片状の延出部12とを有する。
また、ケース体11には、ケース体11内の車室側端部(前端部)に左右方向に沿って並設された複数の下流側ルーバ13と、下流側ルーバ13の上流側に上下方向に沿って並設された複数の上流側ルーバ14と、下流側ルーバ13の1つに摺動可能に保持され、下流側ルーバ13及び上流側ルーバ14の操作を行う操作ノブ15と、ケース体11に回動可能に設けられたダイヤル16と、ケース体11内の上流側に軸支され、ダイヤル16の回動によりリンク16aを介して揺動する図示しないダンパとが配されている。この場合、各下流側ルーバ13は、ケース体11に上下方向に揺動可能に保持され、各上流側ルーバ14は、ケース体11に左右方向に揺動可能に保持されている。
左側レジスタ10Lのケース体11は、前端側に開口する吹出し口11aと、後端側に開口する流入口11bとを有しており、ケース体11の吹出し口11aと流入口11bとは、断面略矩形状の通風路により連通されている。
また、本実施形態のケース体11の前端部には、通風路における幅方向における寸法が吹出し口11a側に向けて漸増する拡幅部11cが、幅方向の外側(左側)の側壁部に設
けられており、特に、この拡幅部11cは、幅方向の外側への膨らみが下方に向けて大きくなるような形態に形成されている。
このため、左側レジスタ10Lの吹出し口11a側の端部は、図1に示すように正面側から見たときに、左側下端部が外側に垂れ下がるような略矩形状の形態を有する(一方、右側レジスタ10の吹出し口11aは、右側下端部が外側に垂れ下がるような略矩形状の形態を呈する)。
ケース体11における拡幅部11cの下部側外壁面には、後述するように装飾部材20が車室側に飛び出すことを規制するストッパー部となる舌片状の延出部12が、幅方向の外側(左側)に向けて突出している(図2及び図4を参照)。すなわち、本実施形態の延出部12は、左側レジスタ10Lを正面側から見た場合、ケース体11の左下側の隅角部(外周縁部)の外壁面から左側に向けて平板状に延設されており、左側レジスタ10Lをインパネ5に組み付ける組付け方向(前後方向)に対して直交する方向に延びている。
なお、本発明において、レジスタ10の形状は特に限定されるものではなく、正面側から見たときに、略矩形状以外の形態を、例えば略円形状、半円形状、又は多角形状などを呈する形態を呈することも可能である。その場合、そのレジスタ10のケース体11にストッパー部として設けられる延出部12は、ケース体11を正面側から見たときの当該ケース体11における少なくとも1つのエッジ部(言い換えると、隅角部又は端縁部)に設けられていれば良い。
本実施形態の場合、舌片状の延出部12は、ケース体11の外壁面と前後方向に比較的長く一体化されており、後方側から装飾部材20の後述する当接係止部(ストッパー受け部)23を衝突させて外力を受けても、延出部12自体が折れたり、曲がったりすることのないような十分な強度を備えている。
また、このケース体11における上壁部の外壁面と下壁部の外壁面とには、左側レジスタ10Lを装飾部材20に組み付ける際に装飾部材20の後述する嵌着片部25を嵌着させるための被嵌着部17と、左側レジスタ10Lをインパネ5に組み付ける際にインパネ5の後述する被係止部に係止させるクリップ部18とが配されている。
すなわち、本実施形態では、左側レジスタ10Lに設けられた被嵌着部17と、装飾部材20に設けられた嵌着片部25とにより、空調用レジスタ10を装飾部材20に組み付ける(係着させる)第1係着構造が構成されている。また、左側レジスタ10Lに設けられたクリップ部18と、インパネ5に設けられた後述するレジスタ係着部7とにより、レジスタ10をインパネ5の開口縁部に組み付ける(係着させる)第2係着構造が構成されている。
なお、本発明において、第1係着構造や第2係着構造の具体的な構造は特に限定されるものではなく、例えば第1係着構造は、係着又は嵌着を利用してレジスタ10と装飾部材20とを互いに組み付けられる構造であれば良い。また、レジスタ10をインパネ5に組み付ける第2係着構造としては、例えばネジ止めなども採用することも可能である。
また、本実施形態の左側レジスタ10Lの場合、装飾部材20の嵌着片部25を嵌着させるための被嵌着部17は、ケース体11の上壁部の前端部に2つ設けられているとともに、ケース体11の下壁部の前端部に2つ設けられているため、1つのレジスタ10には合計4つの被嵌着部17が設けられている。
各被嵌着部17は、ケース体11の外壁面から上下方向に突設された爪部17aと、爪
部17aから前方に向けてケース体11の外壁面に対して下り傾斜する傾斜面を備えた案内柱部17bと、爪部17a及び案内柱部17bを取り囲むようにケース体11の外壁面から立設し、装飾部材20の嵌着片部25の位置決めを行う位置決め枠部17cとを有している。
このような被嵌着部17に装飾部材20の嵌着片部25を嵌着させる場合、装飾部材20の嵌着片部25を、被嵌着部17の前方側から挿し込むことによって、被嵌着部17の案内柱で装飾部材20の嵌着片部25を弾性変形させて撓ませながら、当該嵌着片部25を爪部17aの奥(後方)まで進入させることができ、更に当該嵌着片部25に穿設した爪孔が被嵌着部17の爪部17aの位置にまで達すると、嵌着片部25が弾性復帰して当該嵌着片部25が被嵌着部17の位置決め枠部17c内に嵌まり込んで止着する。これにより、装飾部材20の嵌着片部25を、レジスタ10の被嵌着部17に係着させることができる。
また本実施形態において、インパネ5の被係止部に係止させる左側レジスタ10Lのクリップ部18は、ケース体11の上壁部に2つ設けられているとともに、ケース体11の下壁部に2つ設けられている。このため、1つのレジスタ10には合計4つのクリップ部18が設けられている。また、各クリップ部18は、被嵌着部17の上流側の位置に対応するように配置されている。
各クリップ部18は、ケース体11とは別体に形成され、弾性変形可能なクリップ部材31と、ケース体11に一体に設けられ、クリップ部材31を固定する固定台座部18aとを有している。この場合、クリップ部材31は、固定台座部18aに固定される固定部と、固定部から延設され弾性変形可能な断面略への字状の変形部とを有している。また、クリップ部材31の固定部には2つの孔部が穿設されている。
クリップ部18の固定台座部18aは、クリップ部材31の固定部を囲んで位置決めする位置決めリブと、位置決めリブ内に配され、クリップ部材31の固定部を載置して支持する支持リブと、クリップ部材31の固定部に穿設された孔部に対応する位置に立設された2本の取着柱部とを有している。
この固定台座部18aにクリップ部材31を固定する場合、先ず、クリップ部材31の固定部を固定台座部18aの位置決めリブ内に挿入して、クリップ部材31の固定部を固定台座部18aの支持リブ上に載置するとともに、固定台座部18aの2本の取着柱部をクリップ部材31の固定部に穿設した2つの孔部に挿通させる。その後、2本の取着柱部を加熱押圧して各取着柱部の先端部を円盤状に変形させることにより、クリップ部材31の固定部が固定台座部18aに固定される。これにより、レジスタ10のクリップ部18が構成される。
更に、本実施形態のケース体11における後端部(上流側端部)の外壁面には、発泡樹脂からなるシール部材32がケース体11を巻くように周設されている。また、左側レジスタ10Lのケース体11における幅方向の中心側(右側)の側壁部には、ダイヤル16とダンパとを連結するリンク16aを保護するための保護壁部11dが、リンク16aの移動範囲を外側から囲むように設けられている。
本実施形態における装飾部材20は、額縁状の枠本体部21と、枠本体部21の上枠部及び下枠部間を連結する中央分離部22と、枠本体部21における左右の下隅角部の内壁面から内側に向けて延出し、ストッパー受け部として機能する左右の当接係止部23と、左右の当接係止部23から後方に延出する差込みクリップ部(係着部)24と、枠本体部21から後方に延出する嵌着片部25とを有している。
枠本体部21は、正面側から見たときに、左右の下隅角部が垂れ下がったような幅方向に細長い形態を有しており、枠本体部21の内側には、中央分離部22により分離された左右の開口が、左右のレジスタ10の組付け位置に対応して形成されている。この枠本体部21は、正面側から見える額縁状の表出部21aと、表出部21aの外周縁から後方に向けて湾曲しながら延出する外周壁部21bとを有している。
また、枠本体部21の外周壁部21bは、下枠部側の外周壁部21bが上枠部側の外周壁部21bよりも後方側に長く延出し、また、下枠部側の外周壁部21bと左右の側枠部側の外周壁部21bとは、左右の下隅角部に近づくにつれて後方側への延出長さが漸増するように形成されている。
装飾部材20の中央分離部22は、枠本体部21における上枠部の幅方向中央部と下枠部の幅方向中央部との間に亘って、正面視にて略矩形状を呈するように配されており、この中央分離部22は枠本体部21と一体的に形成されている。また、中央分離部22の中心部分には、ハザードランプ用のスイッチ33が配されている。また、そのスイッチ33の左右両側には、ケース体11に設けられたダンパ操作用ダイヤル16を挿通させるための挿通孔が形成されている。
装飾部材20における左右の当接係止部(ストッパー受け部)23は、図3及び図4に示すように、枠本体部21における左右の下隅角部の外周壁部21bの内壁面から、前後方向に対して略直交するように平板状に延設されている(より具体的には、当接係止部23は、その先端部が基端部に比べて少し後方側に位置するように、左右方向及び上下方向に対して僅かに傾斜した方向に延設されている)。
左右の当接係止部23の前面側には、当接係止部23を補強するための補強用リブ23aが配されている。また、この当接係止部23の前面は、レジスタ10の延出部(ストッパー部)12に対して交差する方向(略直交する方向)に配されており、後述するように装飾部材20の変形時にレジスタ10の延出部12に当接する当接面となる。
左右の当接係止部23の後面側には、左右の差込みクリップ部(係着部)24が配されている。各差込みクリップ部24は、当接係止部23から後方に向けて延びる取付柱部24aと、この取付柱部24aに固定され、先端部が幅方向の外側に向けてフック状に湾曲した差込みクリップ部材34とを有している。
この場合、当接係止部23と差込みクリップ部24の取付柱部24aとは一体に形成されており、当接係止部23は、取付柱部24aの支持部として差込みクリップ部24の一部を構成している。なお、本発明において、当接係止部23と差込みクリップ部24の取付柱部24aとを別々に配置することも可能であるが、その場合、当接係止部23は、差込みクリップ部24の近傍に配されていることが好ましい。
差込みクリップ部材34は、加締め加工により取付柱部24aに固定されるとともに、フック状の先端部が弾性変形してインパネ5の後述する装飾部材係着孔部8に嵌着可能に形成されている。すなわち、本実施形態では、装飾部材20に設けられた差込みクリップ部24と、インパネ5に設けられた装飾部材係着孔部8とにより、装飾部材20をインパネ5に組み付ける(係着させる)第3係着構造が構成されている。なお、本発明において、第3係着構造の具体的な構造は特に限定されるものではなく、係着又は嵌着を利用して装飾部材20をインパネ5に組み付けられる構造であれば良い。
枠本体部21から後方に延出する嵌着片部25は、8箇所に設けられており、左右のレ
ジスタ10に設けられた被嵌着部17に対応する位置に配されている。また、各嵌着片部25は、枠本体部21から平板状に延出する板片部と、板片部に穿設された係着孔部とを有しており、係着孔部は、レジスタ10に設けられた被嵌着部17の爪部17aに対応する位置に設けられている。
そして、上述のような左右のレジスタ10と装飾部材20とを互いに組み付けることによって、本実施形態の内装装置1が構成される。
この場合、各レジスタ10を装飾部材20に組み付けるためには、レジスタ10のケース体11から幅方向の外側に向けて延出する延出部(ストッパー部)12を、装飾部材20における枠本体部21の表出部21aの裏面と当接係止部23の前面との間に挿し込みながら、レジスタ10のケース体11に設けた被嵌着部17を、装飾部材20に設けた嵌着片部25の位置に合わせる。
レジスタ10の被嵌着部17と装飾部材20の嵌着片部25の位置を合わせた後、レジスタ10を装飾部材20に向けて押し込む。これにより、装飾部材20の嵌着片部25が、レジスタ10の被嵌着部17に設けた案内柱部17bにより案内されて弾性変形して撓みながら当該被嵌着部17の奥(後方)まで進入する。
更に当該嵌着片部25に穿設した爪孔が被嵌着部17の爪部17aの位置にまで達すると、嵌着片部25が弾性復帰して嵌着片部25が被嵌着部17の位置決め枠部17c内に嵌まり込んで止着する。これにより、装飾部材20の嵌着片部25がレジスタ10の被嵌着部17に嵌着して、レジスタ10と装飾部材20とが互いに組み付けられる。
左右のレジスタ10と装飾部材20とが第1係着構造によって組み付けられた本実施形態の内装装置1では、図4及び図6に示したように、レジスタ10の延出部(ストッパー部)12と装飾部材20の当接係止部23とが互いに離間した状態で、且つ、レジスタ10の延出部(ストッパー部)12の後端縁部と装飾部材20の当接係止部23の前面とが互いに対向する状態に配置されている。
このように内装装置1を組み立てたときにレジスタ10の延出部12と装飾部材20の当接係止部23とが互いに離間する位置関係となるようにレジスタ10と装飾部材20とが設計されていることによって、レジスタ10と装飾部材20とを互いに組み付ける際にレジスタ10の延出部12が組み付けの邪魔にならないため、内装装置1の組み立て作業を容易に行うことが可能となり、内装装置1の組立作業性を向上させることができる。
そして、上述のようにして組み立てられた本実施形態の内装装置1は、インパネ5に対してインパネ5の前方側から挿し込まれることによって組み付けられる。
この場合、インパネ5の車室内に対向する対向部には、内装装置1を取り付けるための開口部6が設けられている。また、インパネ5の開口縁部における上辺部分と下辺部分には、図5に示したように、左右のレジスタ10に設けた各クリップ部18に対応する位置に、そのクリップ部18を係着させるレジスタ係着部7が設けられている。更に、インパネ5の開口縁部における左右側縁部分には、図6に示したように、装飾部材20に設けた各差込みクリップ部24に対応する位置に、その差込みクリップ部24を係着させる装飾部材係着孔部8が設けられている。
従って、本実施形態の内装装置1をインパネ5の開口部6に向けて前方側から挿し込んで、レジスタ10に設けた各クリップ部18をインパネ5のレジスタ係着部7に係着させるとともに、装飾部材20に設けた各差込みクリップ部24をインパネ5の装飾部材係着孔部8に係着させることによって、接着手段や溶着手段を用いることなく、内装装置1を
インパネ5に容易に且つ円滑に組み付けることができる。これにより、内装装置1の組付け作業における作業効率が向上し、製造コストの削減を図ることができる。
そして、上述のようにインパネ5に組み付けられた本実施形態の内装装置1において、例えば重量物を内装装置1の表面に衝突させて内装装置1に所定の衝突荷重を与える試験を行った場合でも、内装装置1の装飾部材20における左右の下側隅角部(エッジ部)がインパネ5から外れて大きく飛び出すことを効果的に防止することができる。
具体的に説明すると、本実施形態の内装装置1では、重量物が衝突して当該重量物から衝突荷重を受けることにより装飾部材20の一部が傷付いたり、破損したりしても、例えば装飾部材20の左右の下側隅角部(エッジ部)の近傍において、装飾部材20の嵌着片部25とレジスタ10の被嵌着部17との係着状態(第1係着構造による係着状態)と、装飾部材20の差込みクリップ部24とインパネ5の装飾部材係着孔部8との係着状態(第3係着構造による係着状態)の両方が外れなければ、装飾部材20の隅角部がインパネ5から車室内に飛び出すことを第1係着構造や第3係着構造によって防止することができる。
また仮に装飾部材20が上述の衝突荷重を受けて揺れ動くこと等によって、装飾部材20の左右の下側隅角部の近傍において、第1及び第3係着構造の両方の係着状態が外れた場合には、装飾部材20が変形して左右の下側隅角部が前方側へ飛び出すように移動しようとするものの、本実施形態の内装装置1では、図7に示したように、装飾部材20に設けた当接係止部23の当接面をレジスタ10に設けた延出部12の後端縁部に衝突により当接(衝接)させて、当接係止部23をレジスタ10の延出部12に係止させる。
これにより、装飾部材20の変形を抑止するとともに装飾部材20がその当接状態から更に前方側へ移動することを阻止(制限)できるため、装飾部材20の下側隅角部がインパネ5から車室内に大きく飛び出すことを効果的に防止でき、それによって、装飾部材20がインパネ5から脱落することを防止するとともに、車室内の安全性をより安定して確保することができる。
この場合、左右のレジスタ10は、装飾部材20の差込みクリップ部24とインパネ5の装飾部材係着孔部8とにより構成される第3係着構造により、インパネ5に対して強固に固定されているため、上述のように重量物が衝突してもインパネ5から簡単に外れることはない。
なお、上述した実施形態では、内装部材となる左右の空調用レジスタ10を装飾部材20に組み付けて内装装置1が構成されているが、本発明はこれに限定されず、例えば内装装置の内装部材として、自動車のインパネに一般的に多く組み付けられているカーオーディオ装置やカーナビゲーション装置などの部材や装置を用いることができる。
また、上述した実施形態では、空調用レジスタ10を備えた内装装置1をインパネ5に組み付ける場合について説明しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、内装部材(空調用レジスタ)と枠状の装飾部材とを互いに組み付けた内装装置を、センターピラーやドアトリムなどのパネル部材に対して組み付ける場合にも同様に適用することができる。
なお、インパネは、センターピラーやドアトリムなどに比べて、衝撃に対してより高い安全性が求められることが多いため、本発明は、内装装置をインパネに組み付ける場合に、より有効に適用される。
1 内装装置
5 インパネ
6 開口部
7 レジスタ係着部
8 装飾部材係着孔部
10 レジスタ
10L 左側レジスタ
10R 右側レジスタ
11 ケース体
11a 吹出し口
11b 流入口
11c 拡幅部
11d 保護壁部
12 延出部(ストッパー部)
13 下流側ルーバ
14 上流側ルーバ
15 操作ノブ
16 ダイヤル
16a リンク
17 被嵌着部
17a 爪部
17b 案内柱部
17c 位置決め枠部
18 クリップ部
18a 固定台座部
20 装飾部材
21 枠本体部
21a 表出部
21b 外周壁部
22 中央分離部
23 当接係止部(ストッパー受け部)
23a 補強用リブ
24 差込みクリップ部(係着部)
24a 取付柱部
25 嵌着片部
31 クリップ部材
32 シール部材
33 スイッチ
34 差込みクリップ部材

Claims (2)

  1. 車室内に対向する対向部を有するパネル部材と、前記パネル部材の前記対向部に開口した開口部内に取り付けられる内装部材と、前記開口部を覆うように前記内装部材の外周に沿って、前記パネル部材及び前記内装部材に係着構造によりそれぞれ係着される装飾部材とからなる車両用内部部材であって、
    前記内装部材の外周縁部にストッパー部が配され、
    前記装飾部材に前記内装部材へ向けて延出するストッパー受け部が配され、
    前記ストッパー部及び前記ストッパー受け部は、前記装飾部材と前記パネル部材及び前記内装部材との前記係着構造と別に設けられ、
    外力を受けて前記装飾部材が前記パネル部材から外れるときに、前記ストッパー部が前記ストッパー受け部に当接して前記装飾部材が車室内に移動することを阻止してなる、
    ことを特徴とする車両用内部部材。
  2. 前記ストッパー受け部は、前記装飾部材の係着部近傍に配されてなる請求項1記載の車両用内部部材。
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