JP4233034B2 - サイドフィニッシャ支持機構 - Google Patents

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Description

本発明は、車室内の備であるサイドフィニッシャを車体に支持する支持機構に関する。
キャブのベッドスペースの横に設けられた窓は、換気口として作用している。当該窓は、ドアを締めた時に高圧となった車内の空気を逃がしたり、冷暖房時の空気の出口となっている。
当該窓の周辺は、たとえば合成樹脂などの基材(パネル)に不職布を張り付けた構造であって、穴をあけても精度は出ない。
そのため、ピンを通す構造で取り付けており、組付けに手間が掛かる。
キャブの構造については、その他にも種々提案されている(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、上述した様な問題を解決する技術は未だに存在しない。
特開2001−247054号公報
本発明は上述した従来技術の問題点に鑑みて提案されたものであり、取付け用孔及び取付部材を不要とし、精度良く取付けられ、作業効率を向上させ、且つ商品品質の高いサイドフィニッシャ支持機構の提供を目的としている。
発明者は、元々、パネルには換気口と同じ形状の穴が開いていることに着目した。
本発明によれば、サイドフィニッシャ8を車体のキャブパネル9に支持するためのサイドフィニッシャ支持機構において、基盤部2と開口34を形成したグリル部3とよりなり、基盤部2の外周には車室外方向側に高さのある縁部21が形成され、グリル部3の下方の外縁31の表面31fには第1の係止部4が立設され、その第1の係止部4は前記表面31fから立設した基部41と、その基部41と直交し下方に延在する係合部42とを備え、前記グリル部3の上方の外縁32の表面32fには第2の係止部5が立設され、その第2の係止部5はグリル部3から立設した基部51とその基部51と直交する方向に突出した突起52とを備え、キャブのパネル9には開口部9oが形成され、サイドフィニッシャ8はパネル81の室内側表面に不織布82が積層され、前記パネル開口部9oの中心とパネルの内側のサイドフィニッシャ8の開口部8oの中心とが合されてグリル部3の第1の係止部4の係合部42および第2の係止部5の突起52とがそれぞれパネル開口部9oの外側と係合している。
上述した様な構成を具備する本発明のサイドフィニッシャ支持機構(1)によれば、サイドフィニッシャ(8)は、サイドフィニッシャ支持機構(1)自体に形成された第1及び第2の系止部(4,5)でパネル開口部(9o)に支持されるため、取付け用リベット、ピン、或いはボルト等の取付け部材及びキャブパネル(9)の取付け用孔は不要となり、孔開け加工工数の削減及び部品の削減を果たすとともに取付け工数を削減し、作業効率が向上する。
取付けの際も、当該支持機構(1)の第1の係止部(4)をパネル開口部(9o)に引っ掛けた後、そのまま当該支持機構(1)を開口部(9o)に押し込めば、第2の係止部(5)の基部(51)が撓み、容易にパネルの開口部(9o)に当該支持機構(1)の第2の係止部(5)を挿通させることが出来、当該支持機構(1)とパネル(9)とによって確実にサイドフィニッシャ(8)を挟持することが出来る。
取付け用リベット、ピン、或いはボルト等の取付け部材を使用しないので、フィニッシャ(8)の表面にこれらの取付け部材の頭が露出することも無く商品価値も向上する。
万一の部品(フィニッシャ及び当該支持機構1)の交換の際も交換工数は削減される。
当該支持機構(1)は、例えば樹脂製で精度良く成形出来るため、取付け精度が向上する。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1は、サイドフィニッシャ8を本実施形態であるサイドフィニッシャ支持機構1によってキャブパネル9に取り付けた際の断面を示した断面図であり、図2は、サイドフィニッシャ支持機構1の平面図を、図3は図2のX−X断面を、図4は図2のY−Y断面を示した図である。
図2(矢印Zが車室外方向を示す)において、本実施形態であるサイドフィニッシャ支持機構1は基板部2と、図示の例では4箇所に開口34を形成したグリル部3とを有している。
図2及び図3を参照して、前記基盤部2の輪郭部(外周)には、車室外方向(図3における矢印方向)側に僅かの高さではあるが縁部21が形成されている。
前記グリル部3は図示の例では下方のグリル外縁31と、上方のグリル外縁32と、上下の外縁31、32の間の領域に配置された3本の桟33と、外縁31、32、及び3本の桟33の夫々の間に形成された4箇所の開口34とで形成されている。
グリル3の下方の外縁31の表面31fには、その表面31fから立設した第1の係止部(引っ掛け部)4が立設している。
第1の係止部(引っ掛け部)4は、前記下方の外縁31の表面31fから立設した基部41と、該基部41と直交し、図3では下方へ延在する係合部42と、さらにその係合部42の先端からグリル部3から斜め下方に離隔する方向に延在する反り部43とを備えている。
グリル3の上方の外縁32の表面32fには、その表面32fから立設した第2の係止部(爪)5が立設している。
第2の係止部(爪)5は、グリル部3から立設した基部51と該基部51と直交する方向へ突出した突起52とを備えている。
当該サイドフィニッシャ支持機構1によってサイドフィニッシャ8を車体(キャブ)のパネル9に形成した開口部9oに支持する方法を図1に基づいて説明する。
図1において、当該サイドフィニッシャ支持機構1の車体(特に図示しない)への取付け場所としては、図示の例では図示しないベッドスペースの横に設けられ、換気用窓として用いるパネル9の開口部9oである。
被支持部材は、基材である例えば樹脂製成形パネル81の室内側表面に不織布82を積層(或いは貼付)した構造のサイドフィニッシャ8である。
先ず、パネル開口部9oの中心と、サイドフィニッシャの、前記パネル開口部9oに合わせられる位置に形成された開口部8oの中心を合わせた上で、パネル9とサイドフィニッシャ8の所定の位置を、例えば両面テープで仮付けする。
その後、当該サイドフィニッシャ支持機構1を室内側(図1において左方)から開口部9oに近づけ、サイドフィニッシャ支持機構1の前記第1の係止部(引っ掛け部)4を開口部9oから室外側に潜らせ、前記第1の係止部4の基部41と係合部42とグリル部3の縁部21とで形成される空間を前記開口部9o(の縁)に引っ掛ける。
その際、前記第2の係止部(爪)の先端は、未だ開口部9oに接した状態であるので、サイドフィニッシャ支持機構1を図示の右方に押込む。すると、第2の係止部(爪)5はその基部51が図示の下方に変形し(撓み)、さらに押込んでいくと、第2の係止部(爪)5の前記突起52は完全にパネル開口部9oの車室外に飛び出して、サイドフィニッシャ支持機構1によるサイドフィニッシャ8のパネル9への支持が完了する。
尚、サイドフィニッシャ8の開口部8o近傍の厚みは、前記サイドフィニッシャ支持機構1の突起部52の首下52nにパネル9の開口部9oが当接した状態で、サイドフィニッシャ支持機構1の基盤部2の縁部21の先端とパネル9の裏面とで形成される隙間Sよりも幾分大きく構成されていることが好ましい。
これは、サイドフィニッシャ支持機構1がサイドフィニッシャ8をパネル9に支持した際にサイドフィニッシャ8の被支持面に押圧力が作用し、サイドフィニッシャ8がずれたり、脱落してしまうことを防ぐために有効である。
上述したような構成の実施形態のサイドフィニッシャ支持機構1によれば、サイドフィニッシャ8は、サイドフィニッシャ支持部材1自体に形成した第1の系止部(引っ掛け部)4及び第2の系止部(爪)でパネル開口部9oに確実に支持されるため、取付け用リベット、ピン、或いはボルト等の取付け部材及びキャブパネルの取付け用孔は不要となり、孔開け加工工数及び部品の削減を果たすとともに取付け工数を削減する。
取付けの際も、当該支持機構1の第1の係止部4をパネル開口部9oに引っ掛けた後、そのまま当該支持機構1を開口部9oに押し込めば、第2の係止部5の基部51が撓み、容易にパネルの開口部9oに当該支持機構1の第2の係止部5を挿通させることが出来、当該支持機構1とパネル9とによって確実にサイドフィニッシャ8を挟持することが出来る。
取付け用リベット、ピン、或いはボルト等の取付け部材を使用しないので、フィニッシャ8の表面にこれらの取付け部材の頭が露出することも無く商品価値も向上する。
万一の部品(フィニッシャ及び当該支持機構)交換の際も交換工数は削減される。
当該支持機構1は、例えば樹脂製で精度良く成形出来るため、取付け精度が向上する。
図示の実施形態はあくまでも例示であり、本発明の技術的範囲を限定する趣旨の記述ではないことを付記する。
本発明の実施形態に係るサイドフィニッシャ支持機構を用いてサイドフィニッシャをパネル開口部に取り付けた状態を示す断面図。 本発明の実施形態に係るサイドフィニッシャ支持機構の平面図。 図2のX−X断面図。 図2のY−Y断面図。
符号の説明
1・・・サイドフィニッシャ支持機構
2・・・基板部
3・・・グリル部
4・・・第1の係止部
5・・・第2の係止部
6・・・エアダクト
8・・・サイドフィニッシャ
8o・・・開口部
9・・・パネル
9o・・・開口部
21・・・縁部
41・・・基部
42・・・係合部
51・・・基部
52・・・突起

Claims (1)

  1. サイドフィニッシャ(8)を車体のキャブパネル(9)に支持するためのサイドフィニッシャ支持機構において、基盤部(2)と開口(34)を形成したグリル部(3)とよりなり、基盤部(2)の外周には車室外方向側に高さのある縁部(21)が形成され、グリル部(3)の下方の外縁(31)の表面(31f)には第1の係止部(4)が立設され、その第1の係止部(4)は前記表面(31f)から立設した基部(41)と、その基部(41)と直交し下方に延在する係合部(42)とを備え、前記グリル部(3)の上方の外縁(32)の表面(32f)には第2の係止部(5)が立設され、その第2の係止部(5)はグリル部(3)から立設した基部(51)とその基部(51)と直交する方向に突出した突起(52)とを備え、キャブのパネル(9)には開口部(9o)が形成され、サイドフィニッシャ(8)はパネル(81)の室内側表面に不織布(82)が積層され、前記パネル開口部(9o)の中心とパネルの内側のサイドフィニッシャ(8)の開口部(8o)の中心とが合されてグリル部(3)の第1の係止部(4)の係合部(42)および第2の係止部(5)の突起(52)とがそれぞれパネル開口部(9o)の外側と係合していることを特徴とするサイドフィニッシャ支持機構
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