JP3463829B2 - バックドアの換気構造 - Google Patents

バックドアの換気構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、四輪自動車などの輸送
機器におけるバックドアの換気構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、図14および図15に示すよ
うな四輪自動車51の車体後部にはバックドア52が設
けられている。このバックドア52を構成するパネルア
ッシー53の室内側表面には、ブチルテープ54を貼り
付けることによって、シーリングメインカバー(PEフ
ィルム)55が取付けられている。また、パネルアッシ
ー53の室内側表面には、P.P製のバックドアトリム
カバー56を部組したトリムコンプ57がクリップ58
によって取付けられている。
【0003】ところで、このようなバックドア52に
は、室内のエアを抜くために換気構造が設けられてい
る。しかして、シーリングメインカバー55には、図1
6に示す如く、クロス型のスリット59が設けられてい
る。また、トリムコンプ57は、図17および図18に
示す如く、トリムボード(ハードボード)60にPVC
製のトリムシート61を裏面側に巻き込んで、メタル製
のトリムタック62で止めることによって構成されてい
る。そして、図19に示すトリムボード60のカバー用
取付穴63およびエア抜き穴64と、図20に示すトリ
ムシート61の取付穴65およびクロス型スリット66
とは、それぞれが互いに一致すべく配置されるようにな
っている。なお、トリムカバー56は、図示しない爪に
よってトリムボード60に組付けられている。
【0004】したがって、従来のバックドア52の換気
構造では、サイドドア67を閉めた時、室内の空気はバ
ックドアトリムカバー56,トリムコンプ57およびシ
ーリングメインカバー55を通り、パネルアッシー53
に設けた穴部68から室外へ通り抜けることになる。こ
のため、バックドア52の換気構造は、サイドドア67
の閉まり性に寄与している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の換気構造にあっては、図15および図19に示
す如く、トリムカバー56の開口面積に対して十分なエ
ア抜き穴64がトリムボード60に設けられていないの
で、エア抜き効果が少なくて、サイドドア67の閉まり
性が良くなかった。また、トリムシート61には、図2
0に示す如く、十分な大きさのスリット66が設けられ
ておらず、しかも該スリット66はクロス型となってい
るので、空気が流れてきても動きにくいので、やはりエ
ア抜き効果が少なくて、サイドドア67の閉まり性が良
くなかった。それに加えて、図16に示すシーリングメ
インカバー55のスリット59もクロス型となっている
ので、空気が流れてきても同様に、動きにくいという不
具合を有していた。
【0006】本発明はこのような実状に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、少しの風力でシーリングメ
インカバーおよびトリムシートのスリット部を円滑に動
かしてエア抜き効果を高め、サイドドアの閉まり性を向
上させることが可能なバックドアの換気構造を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の有する課
題を解決するために、本発明においては、バックドアを
構成するパネルアッシーにシーリングメインカバーを取
付け、トリムボードにトリムシートを取付けて成るトリ
ムコンプに開口部を有するトリムカバーを部組するとと
もに、上記パネルアッシーに上記トリムコンプを取付け
るバックドアの換気構造において、上記シーリングメイ
ンカバーおよびトリムシートの対応する箇所に縦方向へ
延びる複数の縦スリットを横方向に間隔を開けて配設
し、該縦スリットの先端部にこれらを連通する連結スリ
ットを横方向に沿って設け、上記シーリングメインカバ
ーおよびトリムシートの対応する箇所を複数の短冊を有
するのれん型に形成するとともに、上記トリムボード
に、上記シーリングメインカバーと上記トリムシートの
縦スリットおよび連結スリットが設けられた箇所と対応
する大きさの貫通穴を配設している。
【0008】また、他の本発明においては、バックドア
を構成するパネルアッシーにシーリングメインカバーを
取付け、トリムボードにトリムシートを取付けて成るト
リムコンプに開口部を有するトリムカバーを部組すると
ともに、上記パネルアッシーに上記トリムコンプを取付
けるバックドアの換気構造において、上記シーリングメ
インカバーおよびトリムシートの対応する箇所に縦方向
へ延びる複数の縦スリットを横方向に間隔を開けて配設
し、該縦スリットの先端部にこれらを連通する連結スリ
ットを横方向に沿って設け、上記トリムボードに、上記
シーリングメインカバーと上記トリムシートの縦スリッ
トおよび連結スリットが設けられた箇所と対応する大き
さの貫通穴を配設するとともに、上記縦スリットの中間
に位置するトリムシートの上部に横方向へ延びる横スリ
ットをそれぞれ設けている。
【0009】
【作用】本発明に係るバックドアの換気構造では、シー
リングメインカバーおよびトリムシートの対応する箇所
に縦方向へ延びる複数の縦スリットを横方向に間隔を開
けて配設し、該縦スリットの先端部にこれらを連通する
連結スリットを横方向に沿って設け、上記シーリングメ
インカバーおよびトリムシートの対応する箇所を複数の
短冊を有するのれん型に形成するとともに、トリムコン
プのトリムボードに、上記シーリングメインカバーと上
記トリムシートの縦スリットおよび連結スリットが設け
られた箇所と対応する大きさの貫通穴を配設しているた
め、これら縦スリットおよび連結スリットが設けられた
箇所のシーリングメインカバーとトリムシートは少しの
風力でもスムーズに動き、サイドドアを閉めた時に、室
内の空気は従来に比べて開口面積の大きなトリムボード
の貫通穴等を経て迅速に室外へ通り抜け出ることにな
る。
【0010】また、他の本発明に係るバックドアの換気
構造では、シーリングメインカバーおよびトリムシート
の対応する箇所に縦方向へ延びる複数の縦スリットを横
方向に間隔を開けて配設し、該縦スリットの先端部にこ
れらを連通する連結スリットを横方向に沿って設け、ト
リムコンプのトリムボードに、上記シーリングメインカ
バーと上記トリムシートの縦スリットおよび連結スリッ
トが設けられた箇所と対応する大きさの貫通穴を配設
し、さらに上記縦スリットの中間に位置するトリムシー
トの上部に横方向へ延びる横スリットをそれぞれ設けて
いるため、上記発明と同様の作用を有するとともに、横
スリットの存在によって縦スリットおよび連結スリット
が設けられた箇所のトリムシートは少しの風力でもより
一層スムーズに動くことになる。
【0011】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
【0012】図1〜図13は本発明に係るバックドアの
換気構造の一実施例を示している。図において、1は本
実施例の換気構造が適用されている自動車用バックドア
であり、このバックドア1を構成するパネルアッシー2
の室内側表面には、ブチルテープ3を貼り付けることに
よってシーリングメインカバー(例えば、PEフィル
ム)4が取付けられている。また、パネルアッシー2の
室内側表面には、シーリングメインカバー4を覆うトリ
ムコンプ5がクリップ6によって取付けられており、当
該トリムコンプ5の所定箇所には左右方向へ延びる複数
の開口部7aを備えたP.P製のトリムカバー7が予め
部組されるようになっている。
【0013】上記シーリングメインカバー4は横長の長
方形状に形成されており、その周縁部にはクリップ6を
差し込む複数個のクリップ穴8が間隔を置いて穿設され
ている。また、シーリングメインカバー4の片側側部に
は、図2および図3に示すように、縦方向へ延びる複数
本の縦スリット9が横方向に一定の間隔を開けて配設さ
れており、これら縦スリット9の根元部のそれぞれには
破れ防止効果を持つ目抜き10が入れられている。そし
て、各縦スリット9の先端部には、これらを連通する連
結スリット11が横方向に沿って設けられている。した
がって、シーリングメインカバー4の縦スリット9およ
び連結スリット11が設けられた部分は、複数の短冊を
有する「のれん」型に形成されている。
【0014】また、上記トリムコンプ5は、図4および
図5に示す如く、シーリングメインカバー4と対応する
長方形状に形成されており、その周縁部にはクリップ6
を挿入する複数個の挿入穴12がシーリングメインカバ
ー4のクリップ穴8と対応して穿設されている。このト
リムコンプ5は、トリムボード13およびトリムシート
14を備えており、トリムボード13の裏面側にトリム
シート14の周縁部を巻き込むとともに、図示しないト
リムタックで止めて組付けることにより構成されてい
る。
【0015】上記トリムボード13には、図6に示す如
く、シーリングメインカバー4の縦スリット9および連
結スリット11が設けられた箇所と対応する位置で、か
つ当該箇所と対応する大きさに形成した貫通穴15が穿
設されている。この貫通穴15は、トリムカバー7を引
っ掛ける取付穴およびエア抜き穴としての機能を具備し
ている。なお、図6において鎖線で示す枠線は、従来例
の取付穴やエア抜き穴を表している。
【0016】一方、上記トリムシート14の片側側部で
あって、シーリングメインカバー4の縦スリット9およ
び連結スリット11と対応する箇所には、図5および図
7に示すように、縦方向へ延びる複数本の縦スリット1
6が横方向に所定の間隔を開けて配設されており、これ
ら縦スリット16の先端部にはこれらを連通する連結ス
リット17が横方向に沿って設けられている。したがっ
て、トリムシート14の縦スリット16および連結スリ
ット17が設けられた部分は、シーリングメインカバー
4と同様に、複数の短冊を有する「のれん」型に形成さ
れている。しかも、トリムシート14の片側側部には、
複数個の取付穴18が縦スリット16の中間および両側
の上下に間隔を置いて穿設されている。したがって、ト
リムカバー7は、図8に示す如く、裏面側に一体成形し
た係止爪19を取付穴18を介してトリムボード13の
貫通穴15に引っ掛けることにより、トリムコンプ5に
取付けられるようになっている。
【0017】また、上記トリムシート14の片側側部で
あって、縦スリット16の中間部分に位置する上部に
は、横方向へ短く延びる横スリット20がそれぞれ設け
られている。しかも、これら横スリット20は、図9に
示す如く、トリムボード13の貫通穴15の周縁部より
もa寸法だけ内側に配設されている。そして、上記連結
スリット17も、トリムボード13の貫通穴15の周縁
部よりもb寸法だけ内側に配設されている。
【0018】すなわち、図10に示すように、連結スリ
ット17のb寸法を「0」にして設計すると、当該トリ
ムシート14はトリムカバー7の開口部7aを通って流
れ込む空気によって動くことが可能になる。ところが、
図11に示すように、トリムボード13とトリムシート
14がずれて組付けられた場合は、連結スリット17の
部分のトリムシート14がトリムボード13とトリムカ
バー7とによって挟まれることになるため、当該部分の
トリムシート14が動かなくなってしまう。そこで、図
12に示すように、連結スリット17のb寸法をある程
度とって設計すると、トリムボード13とトリムシート
14との間に多少のずれが生じても、図11のように挟
むことなく、トリムシート14はスムーズに動けること
になる。なお、横スリット20のa寸法についても同様
のことがいえる。
【0019】また、上記シーリングメインカバー4の縦
スリット9と上記トリムシート14の縦スリット16と
は、図13に示すように、互いにc寸法だけ横方向にず
れるようにオフセットされて配設されている。これは、
もしこれら縦スリット9と縦スリット16とが同一線上
に配置されていると、当該スリット9,16を介してホ
コリ、水が内部に侵入したり、あるいはトリムカバー7
の開口部7aよりパネルや内蔵物が見えてしまうことに
なるからである。
【0020】本実施例の換気構造においては、シーリン
グメインカバー4およびトリムシート14のエア抜き部
が縦スリット9,16と連結スリット11,17によっ
て「のれん」型に形成され、かつトリムボード13に大
きな貫通穴15が設けられているため、トリムカバー7
の開口部7aを通って空気が流れ込むと、少しの風力で
も当該エア抜き部が動いて開口し、室内の空気は迅速に
室外へ抜け出ることになる。また、シーリングメインカ
バー4の各縦スリット9の根元部には、目抜き10が入
れられているため、エア抜き部はより一層スムーズに動
くことができるとともに、目抜き10の存在によって組
付時の縦スリット部の破損を防ぐことができる。さら
に、トリムシート14のエア抜き部には、各縦スリット
16の中間部に横スリット20が設けられているため、
エア抜き部をさらにスムーズに動かすことができる。
【0021】また、本実施例の換気構造においては、ト
リムシート14の連結スリット17および横スリット2
0がトリムボード13に設けた貫通穴15の周縁部より
もそれぞれb寸法、a寸法だけ内側に配設すべく設計さ
れているため、トリムボード13とトリムシート14と
の間に多少のずれが生じても、連結スリット17の部分
のトリムシート14をトリムボード13とトリムカバー
7との間に挟むことが無くなり、当該トリムシート14
を確実に動かすことができる。それに加えて、シーリン
グメインカバー4およびトリムシート14の縦スリット
9,16は、相互にc寸法だけ横方向にオフセットして
配置されているため、ホコリ、水の内部へ侵入を防止で
きるとともに、外観向上を図ることができる。
【0022】以上、本発明の一実施例につき述べたが、
本発明は既述の実施例に限定されるものではなく、本発
明の技術的思想に基づいて各種の変形および変更が可能
である。
【0023】
【発明の効果】上述の如く、本発明に係るバックドアの
換気構造は、バックドアを構成するパネルアッシーにシ
ーリングメインカバーを取付け、トリムボードにトリム
シートを取付けて成るトリムコンプに開口部を有するト
リムカバーを部組するとともに、上記パネルアッシーに
上記トリムコンプを取付けるものであって、上記シーリ
ングメインカバーおよびトリムシートの対応する箇所に
縦方向へ延びる複数の縦スリットを横方向に間隔を開け
て配設し、該縦スリットの先端部にこれらを連通する連
結スリットを横方向に沿って設け、上記シーリングメイ
ンカバーおよびトリムシートの対応する箇所を複数の短
冊を有するのれん型に形成するとともに、上記トリムボ
ードに、上記シーリングメインカバーと上記トリムシー
トの縦スリットおよび連結スリットが設けられた箇所と
対応する大きさの貫通穴を配設しているので、少しの風
力でシーリングメインカバーおよびトリムシートのエア
抜き部たるスリット部分を円滑に動かすことが可能とな
り、エア抜き効果を十分に高めることができ、サイドド
アの閉まり性の向上が図れる。また、本発明の換気構造
では、トリムボードの貫通穴が従来に比べて大きく形成
することが可能になるので、エア抜き効果を上げること
ができ、重量軽減を期待できるとともに、トリムボード
を成形する型構造も簡易になり、これによってトリムカ
バーを取付ける穴寸法も出やすくなり、コスト低減を図
ることができる。
【0024】また、他の本発明に係るバックドアの換気
構造は、バックドアを構成するパネルアッシーにシーリ
ングメインカバーを取付け、トリムボードにトリムシー
トを取付けて成るトリムコンプに開口部を有するトリム
カバーを部組するとともに、上記パネルアッシーに上記
トリムコンプを取付けるものであって、上記シーリング
メインカバーおよびトリムシートの対応する箇所に縦方
向へ延びる複数の縦スリットを横方向に間隔を開けて配
設し、該縦スリットの先端部にこれらを連通する連結ス
リットを横方向に沿って設け、上記トリムボードに、上
記シーリングメインカバーと上記トリムシートの縦スリ
ットおよび連結スリットが設けられた箇所と対応する大
きさの貫通穴を配設するとともに、上記縦スリットの中
間に位置するトリムシートの上部に横方向へ延びる横ス
リットをそれぞれ設けているので、上述した発明と同様
の効果を得ることができるとともに、横スリットの存在
によってトリムシートのスリット部をさらに円滑に動か
せ、より一層のエア抜き効果を上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る換気構造が適用された
バックドアのパネルアッシーにトリムコンプ等を組付け
る前の状態を示す斜視図である。
【図2】上記バックドアのシーリングメインカバーを示
す正面図である。
【図3】図2におけるA部を拡大して示す正面図であ
る。
【図4】上記バックドアのトリムコンプにトリムカバー
を取付けた状態を示す正面図である。
【図5】上記バックドアのトリムコンプを示す正面図で
ある。
【図6】上記トリムコンプを構成するトリムボードに設
けられる穴を拡大して示す正面図である。
【図7】上記トリムコンプを構成するトリムシートに設
けられる取付穴およびスリットを拡大して示す正面図で
ある。
【図8】図4におけるB−B線断面図である。
【図9】上記トリムコンプにおけるエア抜き部のトリム
ボードとトリムシートとの配置関係を拡大して示す正面
図である。
【図10】図9におけるb寸法を0に設計し、トリムボ
ードとトリムシートを正しく配置した状態を示すC−C
線断面図である。
【図11】上記トリムボードと上記トリムシートがずれ
て組付けられ、トリムシートがトリムボードとトリムカ
バーによって挟まれた状態を示す図9のC−C線断面図
である。
【図12】図9におけるb寸法をある程度とって設計
し、トリムボードとトリムシートを配置した状態を示す
C−C線断面図である。
【図13】上記トリムシートおよび上記シーリングメイ
ンカバーのスリットの配置関係を拡大して示す正面図で
ある。
【図14】四輪自動車の車体後部を示す斜視図である。
【図15】従来の換気構造が適用されたバックドアであ
って、図14において矢印X方向から見たパネルアッシ
ー等を示す斜視図である。
【図16】従来のバックドアのシーリングメインカバー
を示す正面図である。
【図17】従来のバックドアのトリムコンプを示す正面
図である。
【図18】図17におけるD−D線断面図である。
【図19】従来のトリムコンプを構成するトリムボード
に設けられた取付穴などを拡大して示す正面図である。
【図20】従来のトリムコンプを構成するトリムシート
に設けられたクロス型スリットなどを拡大して示す正面
図である。
【符号の説明】
1 バックドア 2 パネルアッシー 3 ブチルテープ 4 シーリングメインカバー 5 トリムコンプ 6 クリップ 7 トリムカバー 8 クリップ穴 9 縦スリット 10 目抜き 11 連結スリット 12 挿入穴 13 トリムボード 14 トリムシート 15 貫通穴 16 縦スリット 17 連結スリット 18 取付穴 19 係止爪 20 横スリット

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バックドアを構成するパネルアッシーに
    シーリングメインカバーを取付け、トリムボードにトリ
    ムシートを取付けて成るトリムコンプに開口部を有する
    トリムカバーを部組するとともに、上記パネルアッシー
    に上記トリムコンプを取付けるバックドアの換気構造に
    おいて、上記シーリングメインカバーおよびトリムシー
    トの対応する箇所に縦方向へ延びる複数の縦スリットを
    横方向に間隔を開けて配設し、該縦スリットの先端部に
    これらを連通する連結スリットを横方向に沿って設け、
    上記シーリングメインカバーおよびトリムシートの対応
    する箇所を複数の短冊を有するのれん型に形成するとと
    もに、上記トリムボードに、上記シーリングメインカバ
    ーと上記トリムシートの縦スリットおよび連結スリット
    が設けられた箇所と対応する大きさの貫通穴を配設した
    ことを特徴とするバックドアの換気構造。
  2. 【請求項2】 バックドアを構成するパネルアッシーに
    シーリングメインカバーを取付け、トリムボードにトリ
    ムシートを取付けて成るトリムコンプに開口部を有する
    トリムカバーを部組するとともに、上記パネルアッシー
    に上記トリムコンプを取付けるバックドアの換気構造に
    おいて、上記シーリングメインカバーおよびトリムシー
    トの対応する箇所に縦方向へ延びる複数の縦スリットを
    横方向に間隔を開けて配設し、該縦スリットの先端部に
    これらを連通する連結スリットを横方向に沿って設け、
    上記トリムボードに、上記シーリングメインカバーと上
    記トリムシートの縦スリットおよび連結スリットが設け
    られた箇所と対応する大きさの貫通穴を配設するととも
    に、上記縦スリットの中間に位置するトリムシートの上
    部に横方向へ延びる横スリットをそれぞれ設けたことを
    特徴とするバックドアの換気構造。
  3. 【請求項3】 請求項2のシーリングメインカバーおよ
    びトリムシートの対応する箇所が、複数の短冊を有する
    のれん型に形成されていることを特徴とするバックドア
    の換気構造。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかのシー
    リングメインカバーおよびトリムシートの縦スリット
    が、互いに横方向にずれて配設されていることを特徴と
    するバックドアの換気構造。
  5. 【請求項5】 請求項2又は請求項3のトリムシートの
    連結スリットおよび横スリットが、上記トリムボードの
    貫通穴の周縁部よりも内側に配設されていることを特徴
    とするバックドアの換気構造。
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