JP6539054B2 - 燃料電池システム - Google Patents

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Description

本発明は、燃料に含まれる硫黄成分を除去するための脱硫器組み込む燃料電池システムに関する。
通常、固体酸化物形燃料電池(SOFC)は、固体電解質に酸化物イオン導電体、例えば、安定化ジルコニアを用いている。固体電解質の両側にアノード電極とカソード電極とを配設した電解質・電極接合体(以下、MEAともいう)は、セパレータ(バイポーラ板)によって挟持されている。燃料電池は、通常、電解質・電極接合体とセパレータとが所定数だけ積層された燃料電池スタックとして使用されている。
SOFCでは、炭化水素を主体とする原燃料(例えば、都市ガス)を改質し、燃料電池スタックに供給される燃料ガスを生成している。このため、原燃料を改質する前に、都市ガス中に含有されている付臭剤中の硫黄化合物を除去する必要があり、脱硫器が使用されている。
脱硫器として、例えば、特許文献1に開示されている脱硫装置が知られている。この脱硫装置は、脱硫触媒を収容可能な筒状の容器を備えている。容器の軸方向の両端近傍には、それぞれ被改質ガスの流入口及び流出口が設けられている。そして、流入口から流入した被改質ガスが、容器の内部空間において軸を含む面を境界とする第1領域と第2領域とを行き来しつつ軸方向に流れて流出口から流出するように、前記被改質ガスの流路を形成するガス流路形成手段を有している。
従って、被改質ガスは、流入口から流出口まで直線的に通過するのではなく、第1領域と第2領域とを蛇行しつつ進行するので、脱硫触媒と触れ合う距離及び時間が長くなり、脱硫効果が高まる、としている。
特開2007−273142号公報
ところで、燃料電池システムを、例えば、家庭用コージェネレーションユニットとして用いる場合、特に設置面積を小さくすることが望まれている。しかしながら、上記の特許文献1では、脱硫触媒を収容する比較的大きな部品である筒状容器を備えている。このため、狭小な収容スペースに脱硫装置の設置場所を確保することが困難であるという問題がある。
本発明は、この種の問題を解決するものであり、レイアウトの自由度が高く、狭小なスペースにも確実に収容することが可能な脱硫器組み込む燃料電池システムを提供することを目的とする。
本発明に係る燃料電池システムは、脱硫器、燃料電池モジュール及び補機類を収容する筐体を備え、前記筐体は、いずれか1面のみが開閉可能な開閉扉であり、前記脱硫器は、前記開閉扉とは反対側の面に隣接して配置されている。脱硫器は、燃料に含まれる硫黄成分を除去す。この脱硫器は、脱硫剤が充填される複数個のケース部材を備え、各ケース部材は、燃料の出入りを許容する2つの連通口を有し、少なくとも重力方向又は水平方向に、それぞれ任意の個数の前記ケース部材が配列されている。
1つのケース部材の1つの連通口は、燃料を脱硫器に導入する燃料供給口を構成する一方、他の1つの前記ケース部材の1つの前記連通口は、脱硫後の前記燃料を該脱硫器から導出する燃料排出口を構成している。そして、燃料供給口及び燃料排出口以外の連通口は、互いに異なるケース部材の前記連通口同士が連結通路により連通されることにより、全ての前記ケース部材が、燃料流れ方向に沿って直列に連結されている。
また、この脱硫器では、ケース部材は、直方体形状を有することが好ましい。このため、ケース部材同士を重力方向や水平方向に密着して配置させることができ、レイアウトの自由度が有効に向上する。
さらに、この脱硫器では、ケース部材の内部には、ケース内上面から重力方向下方に延在し、下端部とケース内下面との間に隙間を形成する複数枚の仕切り板が配置されることが好ましい。従って、ケース部材内の脱硫流路長が長尺化され、脱硫剤を効率的に使用することが可能になる。
さらにまた、この脱硫器では、少なくとも2種類の外形寸法の異なるケース部材を備えることが好ましい。これにより、脱硫器のレイアウトの自由度が一層向上し、他の部品の隙間等に容易に設置することができる。
本発明によれば、脱硫器は、複数個のケース部材を備えており、任意の個数の前記ケース部材を少なくとも重力方向又は水平方向に配列させることができる。このため、脱硫器のレイアウトの自由度が良好に向上し、狭小なスペースにも確実に収容することが可能になる。
また、本発明によれば、脱硫器は、メンテナンスが不要であり、メンテナンス面である開閉扉から離間した位置に配置されている。従って、メンテナンス等の必要性が高い部品を優先的に開閉扉の近傍に設置することが可能になる。
本発明の実施形態に係る脱硫器が組み込まれる燃料電池システムの概略斜視説明図である。 前記燃料電池システムの背面からの説明図である。 前記脱硫器の一方からの要部斜視説明図である。 前記脱硫器の他方からの要部斜視説明図である。 前記脱硫器の内部を示す斜視説明図である。 前記脱硫器を構成するケース部材の内部説明図である。 前記ケース部材の他の配列状態を示す説明図である。 前記ケース部材の別の配列状態を示す説明図である。 前記ケース部材のさらに他の配列状態を示す説明図である。 前記ケース部材のさらに別の配列状態を示す説明図である。 前記ケース部材のその他の配列状態を示す説明図である。 前記ケース部材のさらにまた別の配列状態を示す説明図である。
図1及び図2に示すように、本発明の実施形態に係る脱硫器10は、燃料電池システム12に組み込まれる。
燃料電池システム12は、筐体14を備え、前記筐体14の1面、例えば、正面は、開閉可能に開閉扉16であり、前記開閉扉16とは反対側の面は、裏面18である。筐体14内には、脱硫器10、燃料電池モジュール20及び後述する補機類(周辺機器)が収容される。
燃料電池モジュール20は、図示しないが、燃料電池スタック、改質器、空気予熱器、排ガス燃焼器及び蒸発器等を備える。燃料電池スタックは、燃料ガス(例えば、水素ガスにメタン、一酸化炭素が混合した気体)と酸化剤ガス(空気)との電気化学反応により発電する。改質器は、炭化水素を主体とする原燃料(例えば、都市ガス)と水蒸気との混合ガスを水蒸気改質し、燃料電池スタックに供給される燃料ガスを生成する。
空気予熱器は、燃焼排ガスとの熱交換により酸化剤ガスを昇温させるとともに、燃料電池スタックに前記酸化剤ガスを供給する。排ガス燃焼器は、燃料電池スタックから排出される燃料ガスである燃料排ガスと酸化剤ガスである酸化剤排ガスとを燃焼させ、燃焼排ガスを発生させる。蒸発器には、水と原燃料とが供給され、水が蒸発して生成された水蒸気と原燃料との混合ガスは、改質器に供給される。
補機類としては、水を貯留する純水タンク22、前記水のイオン交換を行うイオン交換装置24、純水ポンプ26、燃料ポンプ28、燃料圧力スイッチ30、ブレーカ32及び外部配管34等がある。筐体14内では、特にイオン交換装置24、燃料圧力スイッチ30、ブレーカ32及び外部配管34が、開閉扉16に隣接して配置される(図1参照)。
脱硫器10は、筐体14内で裏面18に隣接して配置される。図3及び図4に示すように、脱硫器10は、脱硫剤(図示せず)が充填され、少なくとも重力方向又は水平方向に、例えば、水平方向に配列される複数個、例えば、4個のケース部材36a、36b、36c及び36dを備える。
ケース部材36a〜36dは、例えば、直方体形状を有するとともに、取り付け板38a、38bにより一体に固定される。ケース部材36a、36bとケース部材36c、36dとは、少なくとも2種類の異なる外形寸法に設定される。ケース部材36c、36dの高さ方向の寸法は、ケース部材36a、36bの高さ方向の寸法の略半分に設定され、それぞれの上面は、連続する平面に設定される。
ケース部材36aの長手方向両端には、原燃料の出入りを許容する2つの連通口40a、42aが設けられる。ケース部材36bの長手方向両端には、原燃料の出入りを許容する2つの連通口40b、42bが設けられる。ケース部材36cとケース部材36dの長手方向両端には、同様に2つの連通口40c、42cと2つの連通口40d、42dが設けられる。
本実施形態では、図3に示すように、ケース部材36a(1つのケース部材)の連通口40a(1つの連通口)は、原燃料を脱硫器10に導入する原燃料供給口44aを構成する。ケース部材36b(他の1つのケース部材)の連通口42b(1つの連通口)は、脱硫後の原燃料を脱硫器10から導出する原燃料排出口44bを構成する。
図4に示すように、ケース部材36aの連通口42aとケース部材36dの連通口40dとは、外部の連結配管(通路)46aにより接続される。図3に示すように、ケース部材36dの連通口42dとケース部材36cの連通口40cとは、外部の連結配管46bにより接続される。
図4に示すように、ケース部材36cの連通口42cとケース部材36bの連通口40bとは、外部の連結配管46cにより接続される。4個(全て)のケース部材36a、36d、36c及び36bは、原燃料供給口44aから原燃料排出口44bまで、燃料流れ方向に沿って直列に連結される(図5参照)。
図6に示すように、ケース部材36aの内部には、ケース内上面36auから重力方向下方に延在し、下端部とケース内下面36adとの間に隙間Sを形成する複数枚、例えば、2枚(又は3枚以上)の仕切り板48aが配置される。なお、図5に示すように、ケース部材36b〜36dの内部には、ケース部材36aの内部と同様に、それぞれ2枚以上の仕切り板48b〜48dが配置されており、その詳細な説明は省略する。
このように構成される脱硫器10の動作について、燃料電池システム12との関連で、以下に説明する。
図1に示すように、燃料電池モジュール20の運転時には、空気予熱器に空気が供給されるとともに、前記空気予熱器には、排ガス燃焼器からの燃焼ガスが供給される。このため、空気は、燃焼ガスにより加熱(熱交換)され、高温になった前記空気は、燃料電池スタックの酸化剤ガス系流路に供給される。
一方、例えば、都市ガス(CH4、C26、C38、C410を含む)等の原燃料は、脱硫器10を通って脱硫された後、水とともに蒸発器に供給される。具体的には、図3〜図5に示すように、脱硫器10を構成するケース部材36a内には、原燃料供給口44aから原燃料が供給され、前記ケース部材36aの長手方向に流通しながら、図示しない脱硫剤により脱硫処理される。原燃料は、ケース部材36aの連通口42aから連結配管46aを通って連通口40dからケース部材36dの内部に導入される。
原燃料は、ケース部材36dの長手方向に流通して脱硫処理された後、連通口42dから連結配管46bを通って連通口40cを設けるケース部材36cの内部に供給される。原燃料は、ケース部材36cの長手方向に流通して脱硫処理された後、連通口42cに接続された連結配管46cを通って連通口40bからケース部材36bの内部に導入される。ケース部材36bの長手方向に流通した原燃料は、連通口42bに接続された原燃料排出口44bから蒸発器に供給される。
蒸発器には、燃焼排ガスが供給されるため、水が蒸発して水蒸気が生成され、この水蒸気と原燃料との混合ガスは、改質器に供給される。改質器では、混合ガスが水蒸気改質され、C2+の炭化水素が除去(改質)されてメタンを主成分とする改質ガスが得られる。改質ガスは、燃料電池スタックの燃料ガス系流路に供給される。従って、燃料電池スタックでは、酸素と空気との化学反応により発電が行われる。
この場合、本実施形態では、脱硫器10は、複数個、例えば、4個のケース部材36a〜36dを備えており、前記ケース部材36a〜36dの任意の個数を少なくとも重力方向又は水平方向に配列させることができる。具体的には、図3及び図4では、ケース部材36a〜36dが、水平方向に配列されている。
一方、図7に示すように、脱硫器10では、ケース部材36a、36c、36b及び36dの順に水平方向に配列することができる。また、図8に示すように、脱硫器10では、ケース部材36a、36b間にケース部材36c、36dを挟んで水平方向に配列することができる。
さらに、図9に示すように、脱硫器10では、ケース部材36a、36bが水平方向に配列されるとともに、前記ケース部材36aには、ケース部材36c、36dが重力方向に配列して配置することができる。さらにまた、図10に示すように、脱硫器10では、ケース部材36a、36bが重力方向に配列され、且つ、ケース部材36c、36dが重力方向に配列されるとともに、これらを水平方向に配置することができる。
また、図11及び図12に示すように、脱硫器10では、同一の外形寸法を有する4個のケース部材36a1、36a2、36b1及び36b2を備えてもよい。図11に示すように、脱硫器10では、ケース部材36a1、36a2、36b1及び36b2は、重力方向に2個で且つ水平方向に2個ずつ配置されている。図12に示すように、脱硫器10では、重力方向に3個のケース部材36a1、36b1及び36a2が配置される一方、前記ケース部材36a1には、ケース部材36b2が水平方向に配置されている。
このため、本実施形態では、脱硫器10のレイアウトの自由度が良好に向上し、特に縦長な燃料電池システム12の筐体14内の狭小なスペースにも、確実に収容することが可能になるという効果が得られる。
さらに、図1に示すように、脱硫器10は、メンテナンスが不要であり、メンテナンス面である開閉扉16から離間した位置に配置されている。従って、メンテナンス等の必要性が高い部品を優先的に開閉扉16の近傍に設置することが可能になる。
さらにまた、ケース部材36a〜36dは、直方体形状を有している。これにより、ケース部材36a〜36d同士を重力方向及び水平方向に密着して配置させることができ、レイアウトの自由度が有効に向上する。
また、脱硫器10では、図6に示すように、ケース部材36aの内部には、ケース内上面36auから重力方向下方に延在し、下端部とケース内下面36adとの間に隙間Sを形成する複数枚の仕切り板48aが配置されている。このため、ケース部材36a内の脱硫流路長は、仕切り板48aがない場合に比べて長尺化され、脱硫剤を効率的に使用することが可能になる。
さらに、脱硫器10では、少なくとも2種類の外形寸法の異なるケース部材36a、36bとケース部材36c、36dとを備えている。従って、脱硫器10のレイアウトの自由度が一層向上し、他の部品の隙間等に容易に設置することができる。
10…脱硫器 12…燃料電池システム
14…筐体 16…開閉扉
18…裏面 20…燃料電池モジュール
22…純粋タンク 24…イオン交換装置
26…純水ポンプ 28…燃料ポンプ
30…燃料圧力スイッチ 32…ブレーカ
34…外部配管 36a〜36d…ケース部材
40a〜40d、42a〜42d…連通口
44a…原燃料供給口 44b…原燃料排出口
46a〜46c…連結配管 48a〜48d…仕切り板

Claims (4)

  1. 燃料に含まれる硫黄成分を除去するための脱硫器であって、脱硫剤が充填される複数個のケース部材を備え、各ケース部材は、前記燃料の出入りを許容する2つの連通口を有し、少なくとも重力方向又は水平方向に、それぞれ任意の個数の前記ケース部材が配列されるとともに、1つの前記ケース部材の1つの前記連通口は、前記燃料を脱硫器に導入する燃料供給口を構成する一方、他の1つの前記ケース部材の1つの前記連通口は、脱硫後の前記燃料を該脱硫器から導出する燃料排出口を構成し、前記燃料供給口及び前記燃料排出口以外の前記連通口は、互いに異なる前記ケース部材の前記連通口同士が連結通路により連通されることにより、全ての前記ケース部材が、燃料流れ方向に沿って直列に連結され脱硫器を、組み込む燃料電池システムであって、
    前記脱硫器、燃料電池モジュール及び補機類を収容する筐体を備え、
    前記筐体は、いずれか1面のみが開閉可能な開閉扉であり、
    前記脱硫器は、前記開閉扉とは反対側の面に隣接して配置されることを特徴とする燃料電池システム。
  2. 請求項1記載の燃料電池システムにおいて、前記ケース部材は、直方体形状を有することを特徴とする燃料電池システム
  3. 請求項1又は2記載の燃料電池システムにおいて、前記ケース部材の内部には、ケース内上面から重力方向下方に延在し、下端部とケース内下面との間に隙間を形成する複数枚の仕切り板が配置されることを特徴とする燃料電池システム
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の燃料電池システムにおいて、少なくとも2種類の外形寸法の異なる前記ケース部材を備えることを特徴とする燃料電池システム
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