JP2014032801A - 燃料電池モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】 燃料電池モジュール用筐体1の最外側で気密が破れた場合でもアノードオフガスの流出を防止する。
【解決手段】 燃料電池モジュール用筐体1は、筐体1の最外側を構成する直方体状の第1のケース2と、第1のケース2内に第1の空隙を隔てて収納される直方体状の第2のケース3と、第2のケース3内に第2の空隙を隔てて収納され、その内部にセルスタック11を具備すると共にオフガス燃焼部を区画するチャンネル状の第3のケース4と、を含んで構成される。前記第1の空隙は、第1のケース2の6面の内側に形成されて、カソード用空気の流通空間をなす。前記第2の空隙は、第2のケース3の短側面3e、3fの内側には形成されず、長側面3c、3dの内側に形成されて、排ガスの流通空間をなす。
【選択図】 図4

Description

本発明は、燃料電池モジュールに関し、特に固体酸化物形の燃料電池モジュールに関する。
燃料電池モジュールは、燃料電池システムの中核をなすもので、水素含有燃料と空気とを反応させて発電するセルスタックと、セルスタックでのオフガス(余剰の水素含有燃料)を燃焼させてセルスタックを高温状態に維持するオフガス燃焼部と、セルスタック及びオフガス燃焼部を内包する筐体と、を含んで構成される。
また、燃料電池モジュールは、一般には、水素含有燃料を改質する改質器を更に含んで構成され、筐体内には、セルスタックと共に改質器が収納され、オフガス燃焼部はセルスタック及び改質器を加熱する。
燃料電池モジュールの筐体としては、特許文献1に記載のものが知られている。
これは、第1のケース(外殻部材)と第2のケース(内殻部材)との二重構造で、第2のケース内にセルスタック及び改質器が収納される。第1のケースと第2のケースとの間には空隙が形成され、該空隙は筐体の外部からセルスタックのカソードへ供給する空気の流通空間をなしている。
また、第2のケースの外壁には凹み部が形成され、これを覆うように仕切板が設けられて、前記空隙の内側に別の空隙が形成されている。この別の空隙は、オフガス燃焼部から筐体の外部へ排出する排ガスの流通空間をなしている。
従って、第2のケースによるセルスタック及び改質器の収納空間を囲むように、仕切板による排ガスの流通空間が設けられ、更にこれを囲むように第1のケースによる空気の流通空間が設けられている。よって、実質的には三重構造となっている。
特開2010−044990号公報
しかしながら、特許文献1に記載の燃料電池モジュール用筐体においては、筐体の短側面方向から見た場合には、セルスタック及び改質器の収納空間を囲むように、排ガスの流通空間が設けられ、更にこれを囲むように空気の流通空間が設けられているものの、筐体の長側面方向から見た場合には、セルスタック及び改質器の収納空間が筐体の短側面に接している。言い換えれば、筐体の短側面側は第1のケースにより仕切られるだけで、多重構造となっていない。
このため、筐体の短側面の気密が破れた場合には、セルスタック及び改質器の収納空間からアノードオフガス(可燃性ガスや一酸化炭素を含有)が筐体外に漏洩する恐れがあった。
その一方、長側面側と短側面側を全く同じ構造にすると、製造時の組み立てが煩雑となることが懸念される。
本発明は、このような実状に鑑み、筐体の最外側で気密が破れた場合でもアノードオフガスの流出を防止でき、なおかつ、製造容易性を確保できる構造の燃料電池モジュールを提供することを課題とする。
本発明に係る燃料電池モジュールは、水素含有燃料と空気とを反応させて発電するセルスタックと、前記セルスタックでのオフガス(余剰の水素含有燃料)を燃焼させて前記セルスタックを高温状態に維持するオフガス燃焼部と、前記セルスタック及び前記オフガス燃焼部を内包する筐体と、を備える。
ここにおいて、前記筐体は、前記筐体の最外側を構成する直方体状の第1のケースと、前記第1のケース内に第1の空隙を隔てて収納される直方体状の第2のケースと、前記第2のケース内に第2の空隙を隔てて収納され、その内部に前記セルスタックを具備すると共に前記オフガス燃焼部を区画する第3のケースと、を含んで構成される。
前記第1の空隙は、前記第1のケースの6面(上面及び底面と4つの側面)の内側に形成されて、前記筐体の外部から前記セルスタックのカソードへ供給する空気の流通空間をなす。
前記第2の空隙は、前記第2のケースの対向する2組の側面のうち、いずれか1組の側面(短側面)の内側には形成されず、他の1組の側面(長側面)の内側に形成されて、前記オフガス燃焼部から前記筐体の外部へ排出する排ガスの流通空間をなす。
本発明によれば、筐体の最外側を構成する第1のケースの6面の内側が全て空気の流通空間となるため、筐体の最外側で気密が破れた場合でも、カソード用空気が流出するに止まり、アノードオフガスの漏洩を防止することができる。
また、空気の流通空間の内側に画成する排ガスの流通空間については、長側面側のみに止め、短側面側には設けない。すなわち、長側面側は、第1のケース、第2のケース、第3のケースの三重構造とするが、短側面側は第1のケースと第2のケースとの二重構造とする。これによって、製造容易性を確保することができる。
本発明の一実施形態を示す燃料電池モジュール用筐体の概略斜視図 同上実施形態での筐体の分解斜視図 同上実施形態での第2のケースの位置決め部材を示す斜視図 同上実施形態での燃料電池モジュールの平面断面図 同上実施形態での燃料電池モジュールの正面断面図(長側面側から見た断面図) 同上実施形態での燃料電池モジュールの側面断面図(短側面側から見た断面図) 第2のケースの位置決め部材の変形例1を示す斜視図 第2のケースの位置決め部材の変形例2を示す斜視図 本発明の他の実施形態を示す燃料電池モジュール用筐体の分解斜視図 同上他の実施形態での燃料電池モジュールの平面断面図 本発明の更に他の実施形態を示す燃料電池モジュール用筐体の分解斜視図 同上更に他の実施形態での燃料電池モジュールの正面断面図(長側面側から見た断面図)
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して、詳細に説明する。
先ず燃料電池モジュール用筐体の概略構成について説明する。
図1は本発明の一実施形態を示す燃料電池モジュール用筐体の概略斜視図である。
筐体1は、筐体1の最外側を構成する直方体状の第1のケース(外殻部材)2と、第1のケース2内に第1の空隙5を隔てて収納される直方体状の第2のケース(内殻部材)3と、第2のケース3内に第2の空隙6を隔てて収納されるチャンネル状の第3のケース(燃焼室区画部材)4と、を含んで構成される。これらのケース2、3、4は金属製である。
第1のケース2は、直方体状で、上面2a、底面2b、長側面2c、2d、短側面2e、2fを有している。尚、以下の説明では、長側面2cを正面とし、長側面2cと長側面2dとを結ぶ方向を前後方向、短側面2eと短側面2fとを結ぶ方向を左右方向という。
図2に第1のケース2内への第2のケース3の収納構造について示す。第1のケース2の一方の短側面2fは、別体の蓋体として構成される。すなわち、第1のケース2は、直方体状で1つの面(短側面2f)が開口部をなす第1のケース本体200と、前記開口部を覆う蓋体202とから構成される。
従って、第1のケース本体200内にその開口部よりアッセンブリ状態の第2のケース3を挿入後、前記開口部を蓋体202で閉止する。尚、本体200と蓋体202とは、本体200側の開口部のフランジ201に蓋体202の周縁部をシール材を介してあてがい、ボルト等で固定することによって、一体化される。
第2のケース3は、直方体状で、上面3a、底面3b、長側面3c、3d、短側面3e、3fを有している(図2参照)。
この第2のケース3は、第1のケース2より一回り小さく、第1のケース2と第2のケース3との間には、前記第1の空隙5として、上面2a、3a間、底面2b、3b間、長側面2c、3c間、長側面2d、3d間、短側面2e、3e間、短側面2f、3f間に、それぞれ空隙が形成される。これらの空隙は後述するようにカソード用空気の流通空間をなす。
図3に第2のケース3の位置決め部材(位置決め用フランジ)について示す。
第2のケース3には、短側面3e、3fの下側の端縁に連なって底面3bより下方に突出しかつ長側面3c、3dよりも前後方向に突出する位置決め用フランジ301と、長側面3c、3dの左右の端縁に連なって短側面3e、3fよりも左右方向に突出する位置決め用フランジ302とが設けられる。そして、これらの位置決め用フランジ301、302の突出端部を第1のケース2の内壁に当接させることで、第1のケース2内に前記第1の空隙5を隔てて第2のケース3が位置決め・収納される。これらの位置決め用フランジ301、302は各面の空隙の相互連通を妨げないように貫通孔を有している。尚、図3は位置決め用フランジの形成例を示したものであり、位置決め用フランジの形成面及び突出方向を限定するものではない。
第2のケース3内への第3のケース4の収納構造については、ここでは示さないが、第2のケース3についても、例えば短側面3fを別体の蓋体として構成することで、第2のケース3内への第3のケース4の収納が可能となる。すなわち、第2のケース3の本体内にその開口部よりアッセンブリ状態の第3のケース4を挿入後、前記開口部を蓋体で閉止するようにすればよい。
第3のケース4は、上部開放のチャンネル状(コ字溝状)で、底面4bと2つの長側面4c、4dとから構成されている(図2参照)。
第3のケース4の底面4b及び長側面4c、4dの左右方向の長さは第2のケース3の底面3b及び長側面3c、3dの左右方向の長さとほぼ等しく、第3のケース4の底面4b及び長側面4c、4dの左右方向の両端部は、第2のケース3の短側面3e、3fに接合される。尚、第2のケース3の短側面3e、3fと接合するチャンネル状の第3のケース4の両端部には接合用フランジ部を設けるとよい。
第3のケース4の上側の開口部は、空隙を隔てて、第2のケース3の上面3aに相対する。また、第3のケース4の底面4b及び長側面4c、4dは、空隙を隔てて、第2のケース3の底面3b及び長側面3c、3dに相対する。
従って、第2のケース3と第3のケース4との間には、前記第2の空隙6として、底面3b、4b間、長側面3c、4c間、長側面3d、4d間に、それぞれ空隙が形成される。これらの空隙は後述するように排ガスの流通空間をなす。
次に筐体1内部の構成について詳細に説明する。
図4は平面断面図、図5は正面断面図(長側面2c側から見た断面図)、図6は側面断面図(短側面2f側から見た断面図)である。
本実施形態の燃料電池モジュールは、筐体1内、特に第3のケース4内に、水素含有燃料と空気(酸化剤含有ガス)とを用いて発電するセルスタック11と、セルスタック11でのオフガス(余剰の水素含有燃料)を燃焼させてセルスタック11を高温状態に維持するオフガス燃焼部13とを備える。
燃料電池モジュールはまた、筐体1内に、水素含有燃料を改質してセルスタック11のアノード(燃料極)に供給する改質器14と、水を気化させることによって改質器14へ改質用の水蒸気を供給する水気化器16と、セルスタック11のカソード(酸化剤極)に空気を供給する空気供給部材23とを備える。
セルスタック11は、複数の固体酸化物形燃料電池(セル)を直列接続して連結してなる組立体であり、本実施形態では、第3のケース4内の底面4bの台座12上に2列に配置されている。但し、1列に配置されてもよい。
各セルは、固体酸化物からなる電解質の両面にアノード(燃料極)及びカソード(酸化剤極)を積層してなり、アノードには水素含有燃料が供給され、カソードには空気が供給される。
電解質は、例えばイットリア安定化ジルコニア(YSZ)等からなり、高温下で酸化物イオンを伝導する。アノードは、例えばニッケルとYSZとの混合物からなり、酸化物イオンと燃料中の水素とを反応させて、電子及び水を発生させる。カソードは、例えばランタンストロンチウムマンガナイトからなり、空気中の酸素と電子とを反応させて、酸化物イオンを発生させる。
従って、各セルにおいて、カソードにて、下記(1)式の電極反応が生起され、アノードにて、下記(2)式の電極反応が生起されて、発電がなされる。
カソード: 1/2O+2e→O2−(電解質) ・・・(1)
アノード: O2−(電解質)+H→HO+2e ・・・(2)
尚、セルスタック11への水素含有燃料の供給は、台座12側(セルスタック11の下端部側)からなされ、水素含有燃料としては、改質器14から改質ガスが供給される。セルスタック11への空気の供給は、セルスタック11の列間に配置した空気導入部材23を介してなされる。
また、セルスタック11の上端部側はアノードオフガス(未反応の水素含有燃料)の排出部となり、アノードオフガスは余剰の空気供給下で燃焼する。従って、セルスタック11の上端部近傍がオフガス燃焼部13となる。
改質器14は、改質触媒を用いた改質反応により、水素含有燃料を改質して、水素リッチな改質ガスを生成する。本実施形態では、オフガス燃焼部13での燃焼熱によって加熱されるように、改質器14は、第3のケース4内でセルスタック11の上方に配置される。そして、改質器14からセルスタック11の台座12へ改質ガスの供給パイプ15が設けられる。
水素含有燃料(原燃料)としては、例えば、炭化水素系燃料が用いられる。炭化水素系燃料としては、分子中に炭素と水素とを含む化合物(酸素等、他の元素を含んでいてもよい)若しくはそれらの混合物が用いられ、例えば、炭化水素類、アルコール類、エーテル類、バイオ燃料が挙げられる。具体的には、炭化水素類として、メタン、エタン、プロパン、ブタン、天然ガス、LPG(液化石油ガス)、都市ガス、タウンガス、ガソリン、ナフサ、灯油、軽油が挙げられる。アルコール類として、メタノール、エタノールが挙げられる。エーテル類として、ジメチルエーテルが挙げられる。バイオ燃料として、バイオガス、バイオエタノール、バイオディーゼル、バイオジェットが挙げられる。
改質器14での改質方式は、特に限定されず、例えば、水蒸気改質、部分酸化改質、自己熱改質、その他の改質方式を採用できる。
水気化部16は、改質器14において水蒸気を用いる改質方式を採用する場合に設けられる。水気化部16は、筐体1外部から供給される水を加熱し気化させることによって、改質器14に供給する水蒸気を生成する。本実施形態では、排ガスの熱を回収して水を加熱するように、水気化器16は、第2のケース3と第3のケース4との間、特に第3のケース4の底面4bの外壁に取付けられている。水気化部16で生成された水蒸気は、例えば、第3のケース4の底面4bを貫通して水気化部16と改質器14とを接続する配管(図示せず)を用い、改質器14へ供給する。尚、水気化部16における水の加熱は、排ガスの熱を回収する方式とする他、オフガス燃焼部13の熱、改質器14の熱、セルスタック11で発生した熱を用いる方式を選択してもよく、選択された方式に合わせて水気化器16をレイアウトすることができる。
次に前記第1の空隙5と空気導入部材23とを含むカソード用空気の流路について説明する。
第1のケース2と第2のケース3との間の第1の空隙5は、第1のケース2の6面の内側(上面2a、3a間、底面2b、3b間、長側面2c、3c間、長側面2d、3d間、短側面2e、3e間、短側面2f、3f間)に形成されて、筐体1の外部からセルスタック11のカソードへ供給する空気の流通空間をなす。すなわち、上面2a、3a間の空隙5a、底面2b、3b間の空隙5b、長側面2c、3c間の空隙5c、長側面2d、3d間の空隙5d、短側面2e、3e間の空隙5e、短側面2f、3f間の空隙5fにより、空気の流通空間が形成される。
そして、この空気の流通空間に連通させて、第1のケース2の底面2bに筐体1の外部からの空気入口管21が接続される。
また、この空気の流通空間からセルスタック11への空気出口として、第2のケース3の上面3aにセルスタック11の列設方向と同方向に延びるスリット22が形成される。このスリット22から第2のケース3内を経て第3のケース4内へ空気導入部材23が挿入配置されている。
空気導入部材23は、上面が開口し垂直な扁平面を有する矩形の容器で、セルスタック11の列間に平行に配置され、上面側の開口部は第1のケース2内の空気流通空間と連通している。そして、扁平な矩形の容器の底部近傍の側面に複数の空気噴出口24が形成され、空気噴出口24はセルスタック11に相対している。
従って、筐体1外の空気供給源からの空気は、空気入口管21から第1のケース2と第2のケース3との間の空隙、特に底面2b、3b間の空隙5bに流入した後、長側面2c、3c間の空隙5c、長側面2d、3d間の空隙5d、短側面2e、3e間の空隙5e、及び、短側面2f、3f間の空隙5fを経て、上面2a、3a間の空隙5aに流入する。そして、スリット22部から空気導入部材23の内部に流入し、空気噴出口24から噴出して、セルスタック11のカソードに供給される。
次に前記第2の空隙6を含む排ガスの流路について説明する。
第3のケース4内のセルスタック11の上端部近傍のオフガス燃焼部13にてオフガスが燃焼し、第3のケース4はオフガス燃焼部13を区画する。そして、オフガスの燃焼によって排ガスが発生し、排ガスは第3のケース4の上面側の開口部から第2のケース3内に排出される。
第2のケース3と第3のケース4との間の第2の空隙6は、第2のケース3の3面の内側(底面3b、4b間、長側面3c、4c間、長側面3d、4d間)に形成されて、オフガス燃焼部13から筐体1の外部へ排出する排ガスの流通空間をなす。すなわち、底面3b、4b間の空隙6b、長側面3c、4c間の空隙6c、長側面3d、4d間の空隙6dにより、排ガスの流通空間が形成される。
言い換えれば、第2のケース3と第3のケース4との間の第2の空隙6は、第2のケース3の短側面3e、3fの内側には形成されず、長側面3c、3dの内側に形成されて、オフガス燃焼部13から筐体1の外部へ排出する排ガスの流通空間をなす。
そして、この排ガスの流通空間に連通させて、第2のケース3の底面3bに外部への排ガス出口管25が接続される。尚、排ガス出口管25は第1のケース2の底面2bを貫通させる。
従って、第3のケース4内のオフガス燃焼部13からの排ガスは、第3のケース4の上面側の開口部から、第2のケース3と第3のケース4との間の空隙、特に長側面3c、4c間の空隙6c、及び、長側面3d、4d間の空隙6dへ流入した後、底面3b、4b間の空隙6bへ流入する。そして、ここで水気化器16を加熱した後、排ガス出口管25より筐体1外へ排出される。
上記のように、筐体1内をカソード用空気と排ガスとが流れる過程で、すなわち、空気が第1のケース2と第2のケース3との間を第2のケース3の底面3b、長側面3c、3d、上面3aの外壁に沿って流れ、排ガスが第2のケース3と第3のケース4との間を第2のケース3の上面3a、長側面3c、3d、底面3bの内壁に沿って流れる過程で、第2のケース3の底面3b、長側面3c、3d、上面3aを介して、カソード用空気と排ガスとの熱交換がなされ、カソード用空気を十分に加熱する一方、排ガスを冷却することができる。
尚、筐体(モジュール筐体)1内に構成される燃料電池モジュールは、その筐体1ごと、第1のケース2の外表面を断熱材により覆った上で、燃料電池システムのシステム筐体内に収納され、システム筐体内には、モジュール筐体1内への燃料、空気の供給用ポンプ等の各種補機、発電制御等のための各種制御機器が収納される。
本実施形態によれば、燃料電池モジュール用筐体1は、筐体1の最外側を構成する直方体状の第1のケース2と、第1のケース2内に第1の空隙5を隔てて収納される直方体状の第2のケース3と、第2のケース3内に第2の空隙6を隔てて収納され、その内部にセルスタック11を具備すると共にオフガス燃焼部13を区画する第3のケース4と、を含んで構成され、前記第1の空隙5は、第1のケース2の6面(上面2a及び底面2bと4つの側面2c〜2f)の内側に形成されて、筐体1の外部からセルスタック11のカソードへ供給する空気の流通空間をなし、前記第2の空隙6は、第2のケース3の対向する2組の側面のうち、いずれか1組の側面(短側面3e、3f)の内側には形成されず、他の1組の側面(長側面3c、3d)の内側に形成されて、オフガス燃焼部13から筐体1の外部へ排出する排ガスの流通空間をなすことにより、次のような効果が得られる。
筐体1の最外側を構成する第1のケース2の6面の内側が全て空気の流通空間となるため、筐体1の最外側で気密が破れた場合でも、カソード用空気が流出するに止まり、アノードオフガスの漏洩を抑制することができる。尚、外部へのカソード用空気の流出が過剰な場合は正常な発電ができず、非常停止することとなる。
また、長側面側及び短側面側に空気を流通させる構造は、長側面側のみに空気を流通させる構造と比較して、第2のケース3を介した空気と排ガスとの熱交換面積を増大させることになる。モジュール内の空気流路断面積を一定に保ちつつ熱交換面積を増大させると、第2のケース3と第1のケース2との間の流路幅が狭くなるため、空気の熱交換率が高まる。これにより、モジュール内で発生した熱を効果的に再利用することができ、発電効率を向上させることができる。
また、短側面側において、第2のケース3と第1のケース2との間に空気の流通空間を備えることにより、短側面側の第1のケース表面温度を低減することができる。これにより、モジュール外表面を覆う短側面側の断熱材を薄くすることができる。
また、空気の流通空間の内側に画成する排ガスの流通空間については、長側面側のみに止め、短側面側には設けない。すなわち、長側面側は、第1のケース2、第2のケース3、第3のケース4の三重構造とするが、短側面側は第1のケース2と第2のケース3との二重構造とする。これによって、製造容易性を確保することができる。
また、本実施形態によれば、第3のケース4は、底面4b及びこれに連なる1対の側面4c、4dからなる上部開放のチャンネル状で、その延在方向の両端部が第2のケース3の前記第2の空隙が形成されない側の1組の側面(短側面3e、3f)に接合され、第3のケース4の底面4b及びこれに連なる1対の側面4c、4dの外側に、第2のケース3との間の前記第2の空隙が形成される構成としたことにより、第3のケース4を簡素化して、コスト低減等を図ることができる。
また、本実施形態によれば、第1のケース2は、直方体状で1つの面(短側面2f)が開口部をなす第1のケース本体200と、前記開口部を覆う蓋体202とから構成され、第2のケース3は、第1のケース2内に前記開口部より挿入されて配置される構成としたことにより、第1のケース2と第2のケース3との組み立てを容易化することができる。
また、本実施形態によれば、上記の挿入構造において、第2のケース3は、前記第2の空隙が形成されない側の1組の側面(短側面3e、3f)を結ぶ方向が、挿入方向となることにより、挿入方向の両端部を三重構造ではなく二重構造として、組み立てを容易化することができる。
また、本実施形態によれば、筐体1は、第1のケース2と第2のケース3との間に前記第1の空隙を形成するように、第1のケース2に対し第2のケース3を位置決めする位置決め部材を更に含んで構成されることにより、第1のケース2と第2のケース3との組み立て(空隙の確保)を容易化することができる。
また、本実施形態によれば、前記位置決め部材として、第2のケース3に形成され、第2のケース3の外壁から第1のケース2の内壁側へ突出するフランジ301、302を用いることにより、簡単な構造で位置決めが可能となる。
次に本実施形態の変形例、特に前記位置決め部材の変形例について、図7及び図8により説明する。
図7は第2のケースの位置決め部材の変形例1を示す斜視図である。
本変形例1では、第2のケース3の位置決め部材として、第2のケース3の四隅に脚部材303が取付けられている。
脚部材303は、底面3bより下方に突出する脚部zと、長側面3c、3dより前後方向外側に突出する当接面xと、短側面3e、3fより左右方向外側に突出する当接面yとを有している。脚部zは第1のケース2の底面2b上に載せられる。当接面xは第1のケース2の長側面2c、2dに当接し、当接面yは第1のケースの短側面2e、2fに当接して、それぞれ位置決め作用を奏する。
図8は第2のケースの位置決め部材の変形例2を示す斜視図である。
本変形例2では、第2のケース3の位置決め部材として、第1のケース2に形成され、第2のケース3の挿入時に第2のケース3を案内するガイド部材(ガイドレール)211を用いる。
ガイドレール211は、第1のケース2の底面2b上に2本配設されて第2のケース3の挿入方向に延び、最奥部にはストッパを有している。
他方、第2のケース3の底面3bの四隅には、ガイドレール211に案内させるための脚部304が形成される。
従って、第1のケース2への第2のケース3の挿入時に、第2のケース3の脚部304を第1のケース2側のガイドレール211に案内させて、最奥部でストッパに当接させる。また、挿入後、開口部を蓋体で閉止する前に、開口部側に別部材のストッパ212を配置する。これらにより位置決めがなされる。
尚、上記の実施形態では、前記第1の空隙(空気流通空間)5へは下側の空気入口管21から空気を導入し、上側から空気導入部材23を用いてセルスタック11へ供給する構成としたが、これに限るものではない。例えば、前記第1の空隙(空気流通空間)5へは上側(上面2a側)から空気を導入し、側面側からパイプ等を用いてセルスタック11へ供給する構成としてもよい。
また、前記第2の空隙(排ガス流通空間)6についても、排ガス出口管25の位置設定を含め、排ガスの流し方は、上記実施形態に限定されるものではない。
また、空気入口管21及び/又は排ガス出口管25を第1のケース2の蓋体202側から引き出すようにしてもよく、これによって製造時の組み立て性が大幅に向上すると考えられる。
次に本発明の他の実施形態について、図9及び図10により説明する。図9は燃料電池モジュール用筐体の分解斜視図、図10は燃料電池モジュールの平面断面図である。これらの図は前述の実施形態の図2及び図4に対応するものであり、対応する構成要素には同一符号を付して説明を簡略化する。
筐体1は、筐体1の最外側を構成する直方体状の第1のケース(外殻部材)2と、第1のケース2内に第1の空隙5(図10の5c、5d、5e、5f)を隔てて収納される直方体状の第2のケース(内殻部材)3と、第2のケース3内に第2の空隙6(図10の6c、6d)を隔てて収納されるチャンネル状の第3のケース(燃焼室区画部材)4と、を含んで構成される。
ここにおいて、第1のケース2のみが前述の実施形態とは異なる。
第1のケース2は、直方体状で、上面2a、底面2b、長側面2c、2d、短側面2e、2fを有しているが、対向する2つの短側面2f、2eが、別体の蓋体として構成される。すなわち、第1のケース2は、直方体状で対向する2つの面(短側面2f、2e)が開口部をなす第1のケース本体200と、前記開口部を覆う蓋体202、204とから構成される。
従って、第1のケース本体200内にその開口部よりアッセンブリ状態の第2のケース3を挿入後、前記開口部を蓋体202、204で閉止する。尚、本体200と蓋体202、204とは、本体200側の開口部のフランジ201、203に蓋体202、204の周縁部をシール材を介してあてがい、ボルト等で固定することによって、一体化される。
他の構成は前述の実施形態と同じである。
このように第1のケース2の開口部を2つの面、特に対向する短側面2f、2eに設けることで、ケース組立時(挿入時)の作業性を向上させることができる。
次に本発明の更に他の実施形態について、図11及び図12により説明する。図11は燃料電池モジュール用筐体の分解斜視図、図12は燃料電池モジュールの正面断面図(長側面側から見た断面図)である。ここでも前述の実施形態と対応する構成要素には同一符号を付して説明を簡略化する。
筐体1は、筐体1の最外側を構成する直方体状の第1のケース(外殻部材)2と、第1のケース2内に第1の空隙5(図12の5a、5b、5e、5f)を隔てて収納される直方体状の第2のケース(内殻部材)3と、第2のケース3内に第2の空隙6(図12の6b)を隔てて収納されるチャンネル状の第3のケース(燃焼室区画部材)4と、を含んで構成される。
ここにおいて、第1のケース2と、第2のケース3の一部とが、前述の実施形態と異なる。
第1のケース2は、扁平な中空箱状のベース221と、このベース221の下面を底面(2b)として4つの側面(長側面2c、2d及び短側面2e、2f)を形成する側板222、223、224、225と、これらの側板222、223、224、225により形成される上部開口部を塞いで上面(2a)をなす蓋板226と、から構成される。
ベース221は、扁平で矩形の中空箱状で、下面が第1のケース2の底面2bをなし、上面が第2のケース3の底面3bをなす。よって、ベース221の内部はカソード用空気の流通空間(空隙5b)をなす。
側板222、223は、これらの下端部がベース221の長側面に溶接されていて、第1のケース2の長側面2c、2dをなす。側板224、225は、これらの下端部がベース221の短側面に溶接されていて、第1のケース2の短側面2e、2fをなす。また、側板222〜225は互いの隣接する角部にて溶接され、一体化される。
蓋板226は、側板222〜225の上部に形成される開口部を塞ぐようにセットされて溶接され、一体化される。
第2のケース3は、その底面3bが第1のケース2側(ベース221)に形成されている以外は、前述の実施形態と同じである。
従って、第1のケース2の組み立て、及び第1のケース2へのアッセンブリ状態の第2のケース3の組み込みは、次のように行うことができる。
第1のケース2のベース221上の所定位置に第2のケース3をセットして溶接固定する。次いで、ベース221に側板222〜225を溶接し、更に蓋板226を溶接して、第1のケース2を完成させる。但し、これらの順序は適宜変更可能である。
このようにアッセンブリ状態の第2のケース3のセット後に第1のケース2を組み立てるようにしても、製造時の組み立て性を確保することができる。また、側板222〜225の一部を溶接し、例えば3面開放の状態で第2のケース3をセットし、その後に他の側板及び蓋板を溶接して完成させるようにすることもできる。また、完成した第2のケース3をベース221上にセットするのではなく、側面3c〜3fをベース221上に溶接して第2のケース3を組み立ててもよい。この場合、上面3a及び側面3c〜3fは、隣接する2以上の面が一体的に形成されていてもよい。
尚、上記の実施形態では、水素含有燃料として、例えば炭化水素系燃料を用い、改質器14により、水素リッチな改質ガスに改質して、セルスタック11のアノードに供給する構成としたが、水素含有燃料として、純水素を用いることも可能である。この場合には、改質器14及び水気化部16を省略し、筐体1外の水素タンクなどからセルスタック11のアノードに水素含有燃料を直接供給することができる。
以上からわかるように、図示の実施形態はあくまで本発明を例示するものであり、本発明は、説明した実施形態により直接的に示されるものに加え、請求の範囲内で当業者によりなされる各種の改良・変更を包含するものであることは言うまでもない。
1 筐体
2 第1のケース
2a 上面
2b 底面
2c、2d 長側面
2e、2f 短側面
200 第1のケース本体
201、203 フランジ
202、204 蓋体
221 ベース
222〜225 側板
226 蓋板
211 位置決め用ガイドレール
212 位置決め用ストッパ
3 第2のケース
3a 上面
3b 底面
3c、3d 長側面
3e、3f 短側面
301、302 位置決め用フランジ
303 位置決め用脚部材
304 脚部
4 第3のケース
4b 底面
4c、4d 長側面
5(5a、5b、5c、5d、5f) 第1の空隙(空気流通空間)
6(6b、6c、6d) 第2の空隙(排ガス流通空間)
11 セルスタック
12 台座
13 オフガス燃焼部
14 改質器
15 パイプ
16 水気化器
21 空気入口管
22 スリット
23 空気導入部材
24 空気噴出口
25 排ガス出口管

Claims (11)

  1. 水素含有燃料と空気とを反応させて発電するセルスタックと、
    前記セルスタックでのオフガスを燃焼させて前記セルスタックを高温状態に維持するオフガス燃焼部と、
    前記セルスタック及び前記オフガス燃焼部を内包する筐体と、
    を備える燃料電池モジュールであって、
    前記筐体は、
    前記筐体の最外側を構成する直方体状の第1のケースと、
    前記第1のケース内に第1の空隙を隔てて収納される直方体状の第2のケースと、
    前記第2のケース内に第2の空隙を隔てて収納され、その内部に前記セルスタックを具備すると共に前記オフガス燃焼部を区画する第3のケースと、
    を含んで構成され、
    前記第1の空隙は、前記第1のケースの6面の内側に形成されて、前記筐体の外部から前記セルスタックのカソードへ供給する空気の流通空間をなし、
    前記第2の空隙は、前記第2のケースの対向する2組の側面のうち、いずれか1組の側面の内側には形成されず、他の1組の側面の内側に形成されて、前記オフガス燃焼部から前記筐体の外部へ排出する排ガスの流通空間をなす
    ことを特徴とする、燃料電池モジュール。
  2. 前記第3のケースは、底面及びこれに連なる1対の側面からなる上部開放のチャンネル状で、その延在方向の両端部が前記第2のケースの前記第2の空隙が形成されない側の1組の側面に接合され、
    前記第3のケースの前記底面及びこれに連なる1対の側面の外側に、前記第2のケースとの間の前記第2の空隙が形成されることを特徴とする、請求項1記載の燃料電池モジュール。
  3. 前記第1のケースは、直方体状で少なくとも1つの面が開口部をなす第1のケース本体と、前記開口部を覆う蓋体とから構成され、
    前記第2のケースは、前記第1のケース内に前記開口部より挿入されて配置されることを特徴とする、請求項1又は請求項2記載の燃料電池モジュール。
  4. 前記第2のケースは、前記第2の空隙が形成されない側の1組の側面を結ぶ方向が、挿入方向となることを特徴とする、請求項3記載の燃料電池モジュール。
  5. 前記開口部は、前記第1のケース本体の互いに対向する2つの面に形成されることを特徴とする、請求項3又は請求項4記載の燃料電池モジュール。
  6. 前記筐体は、前記第1のケースと前記第2のケースとの間に前記第1の空隙を形成するように、前記第1のケースに対し前記第2のケースを位置決めする位置決め部材を更に含んで構成されることを特徴とする、請求項3〜請求項5のいずれか1つに記載の燃料電池モジュール。
  7. 前記位置決め部材は、前記第2のケースに形成され、前記第2のケースの外壁から前記第1のケースの内壁側へ突出するフランジであることを特徴とする、請求項6記載の燃料電池モジュール。
  8. 前記位置決め部材は、前記第2のケースの四隅に取付けられた脚部材であることを特徴とする、請求項6記載の燃料電池モジュール。
  9. 前記位置決め部材は、前記第1のケースに形成され、前記第2のケースの挿入時に前記第2のケースを案内するガイド部材であることを特徴とする、請求項6記載の燃料電池モジュール。
  10. 前記第1のケースは、内部に前記第1の空隙の一部を形成する扁平な中空箱状のベースと、このベースを底面として4つの側面を形成する側板と、側板の上部に形成される開口部を塞ぐ蓋板とから構成され、
    前記第2のケースは、前記第1のケース内の前記ベース上に位置することを特徴とする、請求項1又は請求項2記載の燃料電池モジュール。
  11. 前記水素含有燃料を改質して前記セルスタックに供給する改質器を更に備え、
    前記改質器は、前記セルスタックの上方に配置されて、前記セルスタックと共に前記第3のケース内に収納されることを特徴とする、請求項1〜請求項10のいずれか1つに記載の燃料電池モジュール。
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