JP2008235091A - 燃料電池システム - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料電池モジュールの起動性及び始動性を良好に向上させ、各機器を作動温度域毎及び機能毎に配置して熱や流体の拡散を最小化するとともに、比較的低温で使用される機器に熱影響が及ぶことを可及的に阻止することを可能にし、しかも設置安定性に優れる。
【解決手段】燃料電池システム10を構成する筐体26は、モジュール部88、第1流体供給部90a、第2流体供給部90b及び電装部92に分割されるとともに、前記第1流体供給部90aは、前記モジュール部88の第1の側面に配置され、且つ、前記電装部92は、前記モジュール部88の第2の側面に配置される。第2流体供給部90bは、モジュール部88の下面に配置される。モジュール部88には、燃料電池モジュール12及び燃焼器14が収容されるとともに、前記燃料電池モジュール12が前記燃焼器14の上方に配置される。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料電池モジュール、燃焼器、燃料ガス供給装置、酸化剤ガス供給装置、水供給装置、電力変換装置及び制御装置が筐体に収容される燃料電池システムに関する。
通常、固体酸化物形燃料電池(SOFC)は、固体電解質に酸化物イオン導電体、例えば、安定化ジルコニアを用いており、この固体電解質の両側にアノード電極及びカソード電極を配設した電解質・電極接合体を、セパレータ(バイポーラ板)によって挟持している。この燃料電池は、通常、電解質・電極接合体とセパレータとが所定数だけ積層された燃料電池スタックとして使用されている。
上記の燃料電池に供給される燃料ガスは、通常、改質装置によって炭化水素系の原燃料から生成される水素ガスが使用されている。改質装置では、一般的に、メタンやLNG等の化石燃料等の炭化水素系の原燃料から改質原料ガスを得た後、この改質原料ガスに水蒸気改質や部分酸化改質、又はオートサーマル改質等を施すことにより、改質ガス(燃料ガス)が生成されている。
この場合、単一のユニットケース内に、燃料電池、改質装置、前記燃料電池で発生した直流電力を電源出力仕様に変換する電力変換装置、制御装置及び補機類を内蔵した燃料電池システム(燃料電池装置)が知られている。
例えば、特許文献1に開示されている燃料電池装置では、図10に示すように、パッケージ1を備えており、メンテナンスの必要な部品である浄化装置2、イオン交換装置3及び脱硫器4が、前記パッケージ1の外面パネルである正面パネル5の近傍に配置されている。
これにより、メンテナンスを必要とする部品は、パッケージ1の内部ではなく、装置本体の外郭をなす正面パネル5の近傍に配置されている。従って、燃料電池装置の運転を継続するのに交換や再生等が必要な部品について、メンテナンスを容易に行うことができる、としている。
特開2006−140164号公報
しかしながら、上記の特許文献1では、各機器の作動温度域や機能を考慮した配置(レイアウト)がなされていない。このため、特に、高温型燃料電池(固体酸化物形燃料電池や溶融炭酸塩形燃料電池等)や、中温型燃料電池(リン酸形燃料電池や水素分離膜形燃料電池等)が用いられる際、作動温度が低温である低温部が、熱や流体の拡散による影響を受け易いという問題がある。
本発明はこの種の問題を解決するものであり、燃料電池モジュールの起動性及び始動性を良好に向上させ、各機器を作動温度域毎及び機能毎に配置して熱や流体の拡散を最小化するとともに、比較的低温で使用される機器に熱影響が及ぶことを可及的に阻止することが可能な、しかも設置安定性に優れる燃料電池システムを提供することを目的とする。
本発明は、燃料ガスと酸化剤ガスとの電気化学反応により発電する燃料電池モジュールと、前記燃料電池モジュールを昇温させる燃焼器と、前記燃料電池モジュールに前記燃料ガスを供給する燃料ガス供給装置と、前記燃料電池モジュールに前記酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス供給装置と、前記燃料電池モジュールに水を供給する水供給装置と、前記燃料電池モジュールで発生した直流電力を要求仕様電力に変換する電力変換装置と、前記燃料電池モジュールの発電量を制御する制御装置とを筐体に収容する燃料電池システムに関するものである。
そして、筐体は、燃料電池モジュール及び燃焼器が収容され、且つ前記燃料電池モジュールが前記燃焼器の上方に配置されるモジュール部と、燃料ガス供給装置及び水供給装置が配置される第1流体供給部と、酸化剤ガス供給装置が配置される第2流体供給部と、電力変換装置及び制御装置が配置される電装部とに分割されている。
平面視多角形状を有するモジュール部は、一の角部を挟んで第1の側面及び第2の側面を有し、前記第1の側面に第1流体供給部が配置され、且つ前記第2の側面に電装部が配置され、さらに前記モジュール部の下面に第2流体供給部が配置されている。
また、筐体は、モジュール部、第1流体供給部、第2流体供給部及び電装部を開閉自在な開閉扉を備えることが好ましい。従って、モジュール部、第1流体供給部、第2流体供給部及び電装部毎に応じた保守やメンテナンスが容易且つ確実に遂行可能になる。
さらに、第1流体供給部は、水供給装置が最下部に配置されることが好ましい。これにより、水供給装置に、例えば、水漏れが発生しても、燃料ガス供給装置が被水することを阻止することが可能になる。
さらにまた、第1流体供給部は、燃料ガスを検知する検知器を備えるとともに、前記検知器は、前記第1流体供給部の最上部に配置されることが好ましい。これにより、燃料ガス供給装置から燃料ガスの漏れが発生しても、検知器を介してガス漏れを迅速且つ確実に検出することが可能になる。
また、燃料ガス供給装置は、酸化剤ガス供給装置よりも上方に配置されることが好ましい。酸化剤ガス供給装置は、エアポンプを備える一方、燃料ガス供給装置は、燃料ガスポンプを備えている。特に、A/F(空気/燃料ガス)の値が大きい燃料電池システムにおいては、エアポンプは、燃料ガスポンプに比べて体積が大きく、且つ、重量物となっている。従って、酸化剤ガス供給装置を燃料ガス供給装置よりも下方に配置することにより、設置安定性の向上を図ることができる。しかも、燃料ガス供給装置から燃料ガスの漏れが発生しても、この燃料ガスを酸化剤ガス供給装置により吸入することを回避することが可能になる。
さらに、筐体は、鉛直軸回りに回転可能な回転機構を備えることが好ましい。このため、筐体を回転させることにより、モジュール部、第1流体供給部、第2流体供給部又は電装部を開閉するための開閉扉を、作業者が開閉し易い位置に配置させることができ、各部における保守やメンテナンスの作業性が良好に向上する。
さらにまた、筐体は、モジュール部、第1流体供給部及び電装部を水平方向に沿って縦仕切り板により分割することが好ましい。作動温度毎及び機能毎にモジュール部、第1流体供給部及び電装部に分割されるため、熱や流体の拡散を最小化し得るとともに、機能上、良好に配置することが可能になる。しかも、第1流体供給部は、筐体の外壁部を構成しており、前記第1流体供給部の冷却が促進されて高温化し難くなっている。同様に、電装部も、筐体の外壁部を構成しており、前記電装部の冷却が促進されて高温化し難くなっている。
また、筐体は、モジュール部及び第2流体供給部を鉛直方向に沿って横仕切り板により分割することが好ましい。作動温度毎及び機能毎にモジュール部及び第2流体供給部に分割されるため、熱や流体の拡散を最小化し得るとともに、機能上、良好に配置することができる。しかも、第2流体供給部は、筐体の下壁部を構成しており、前記第2流体供給部の冷却が促進されて高温化し難くなっている。
さらに、燃料電池モジュールは、高温型燃料電池システム、例えば、固体酸化物形燃料電池(SOFC)モジュールであることが好ましく、これにより、良好な効果が得られる。
さらにまた、固体酸化物形燃料電池モジュールは、少なくとも固体電解質をアノード電極とカソード電極とで挟んで構成される電解質・電極接合体とセパレータとが積層される固体酸化物形燃料電池を設け、複数の前記固体酸化物形燃料電池が積層される固体酸化物形燃料電池スタックと、酸化剤ガスを前記固体酸化物形燃料電池スタックに供給する前に加熱する熱交換器と、炭化水素を主体とする原燃料と水蒸気との混合燃料を生成するために、水を蒸発させる蒸発器と、前記混合燃料を改質して改質ガスを生成する改質器とを備えることが好ましい。
燃焼器が駆動されることにより発生する熱(数百℃)は、上昇してこの燃焼器の上方に配置されている燃料電池モジュールの周辺に確実に供給されている。従って、燃料電池モジュールは、燃焼器から上昇する熱によって短時間で良好に昇温され、燃料電池システムの起動性及び始動性が向上する。
また、燃料電池スタックの上方に、熱交換器、蒸発器及び改質器が配置されることが好ましい。燃焼器からの熱は、燃料電池スタックに集まり易くなり、前記燃料電池スタックの昇温時間を有効に短縮化して、起動性及び始動性の向上が図られる。
本発明によれば、モジュール部において、燃料電池モジュールが燃焼器の上方に配置されているため、前記燃焼器からの熱は、上昇して前記燃料電池モジュールの周辺に確実に供給される。従って、燃料電池モジュールは、短時間で良好に昇温され、燃料電池システムの起動性及び始動性が向上する。
さらに、筐体内は、燃料電池モジュール及び燃焼器が収容されるモジュール部と、燃料ガス供給装置及び水供給装置が配置される第1流体供給部と、酸化剤ガス供給装置が配置される第2流体供給部と、電力変換装置及び制御装置が配置される電装部とに分割されている。このため、筐体内は、作動温度毎及び機能毎に分割されており、熱や流体の拡散を最小化するとともに、機能上、最適な配置が遂行可能になる。
しかも、燃料ガス供給装置が配置される第1流体供給部と、酸化剤ガス供給装置が配置される第2流体供給部とが、分割されるため、前記燃料ガス供給装置から燃料ガスの漏れが発生しても、この燃料ガスを前記酸化剤ガス供給装置により吸入することを阻止することができる。
さらにまた、モジュール部の第1の側面には、第1流体供給部が配置されている。従って、第1流体供給部は、筐体の外壁部を構成しており、前記第1流体供給部の冷却が促進されて高温化し難くなっている。同様に、モジュール部の第2の側面には、電装部が配置されている。このため、電装部は、筐体の外壁部を構成しており、前記電装部の冷却が促進されて高温化し難くなっている。一方、モジュール部の下面には、第2流体供給部が配置されている。このため、第2流体供給部は、筐体の下壁部を構成しており、前記第2流体供給部の冷却が促進されて高温化し難くなっている。
これにより、比較的低温で使用される機器、例えば、ポンプ類を含む第1流体供給部及び第2流体供給部や制御装置を含む電装部は、熱影響が及ぶことを可及的に阻止されるため、良好な機能を確実に維持して作動することが可能になる。
その際、第2流体供給部が筐体の下壁部を構成しており、特に容積及び重量の大きな酸化剤ガス供給装置は、燃料電池システムの下部に配置されている。従って、燃料電池システム全体の重心を下げることができ、前記燃料電池システム全体の設置安定性が良好に向上する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る燃料電池システム10の概略斜視説明図であり、図2は、前記燃料電池システム10の平面説明図であり、図3は、前記燃料電池システム10の正面説明図であり、図4は、前記燃料電池システム10の回路図である。
燃料電池システム10は、定置用の他、車載用等の種々の用途に用いられている。燃料電池システム10は、燃料ガス(水素ガス)と酸化剤ガス(空気)との電気化学反応により発電する燃料電池モジュール12と、前記燃料電池モジュール12を昇温させる燃焼器14と、前記燃料電池モジュール12に前記燃料ガスを供給する燃料ガス供給装置(燃料ガスポンプを含む)16と、前記燃料電池モジュール12に前記酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス供給装置(エアポンプを含む)18と、前記燃料電池モジュール12に水を供給する水供給装置(水ポンプを含む)20と、前記燃料電池モジュール12で発生した直流電力を要求仕様電力に変換する電力変換装置22と、前記燃料電池モジュール12の発電量を制御する制御装置24とを備え、これらが単一の筐体26に収容される。
燃料電池モジュール12は、図示しないが、例えば、安定化ジルコニア等の酸化物イオン導電体で構成される固体電解質(固体酸化物)をアノード電極とカソード電極とで挟んで構成される電解質・電極接合体28とセパレータ30とが積層される固体酸化物形の燃料電池32を設け、複数の前記燃料電池32が鉛直方向に積層される固体酸化物形の燃料電池スタック34を備える(図5参照)。
図3に示すように、燃料電池スタック34の積層方向上端側には、酸化剤ガスを前記燃料電池スタック34に供給する前に加熱する熱交換器36と、炭化水素を主体とする原燃料(例えば、都市ガス)と水蒸気との混合燃料を生成するために、水を蒸発させる蒸発器38と、前記混合燃料を改質して改質ガスを生成する改質器40とが配設される。
燃料電池スタック34の積層方向下端側には、前記燃料電池スタック34を構成する燃料電池32に積層方向(矢印A方向)に沿って締め付け荷重を付与するための荷重付与機構42が配設される(図4参照)。
改質器40は、都市ガス中に含まれるエタン(C26)、プロパン(C36)及びブタン(C410)等の高級炭化水素(C2+)を、主としてメタン(CH4)を含む原燃料ガスに水蒸気改質するための予備改質器であり、数百℃の作動温度に設定される。
燃料電池32は、作動温度が数百℃と高温であり、電解質・電極接合体28では、燃料ガス中のメタンが改質されて水素が得られ、この水素がアノード電極に供給される。
熱交換器36は、図5に示すように、燃料電池スタック34から排出される使用済み反応ガス(以下、排ガス又は燃焼排ガスともいう)を流すための第1排ガス通路44と、被加熱流体である空気を排ガスと対向流に流すための空気通路46とを有する。第1排ガス通路44は、蒸発器38に水を蒸発させるための熱源として排ガスを供給するための第2排ガス通路48に連通する。この第2排ガス通路48は、排気管50に連通する。空気通路46の上流側は、空気供給管52に連通するとともに、前記空気通路46の下流側は、燃料電池スタック34の酸化剤ガス供給連通孔53に連通する。
蒸発器38は、互いに同軸上に配設される外管部材54aと内管部材54bとを備える2重管構造を採用し、この2重管は、第2排ガス通路48内に配置される。外管部材54aと内管部材54bとの間には、原燃料通路56が形成されるとともに、前記内管部材54b内には、水通路58が形成される。蒸発器38の第2排ガス通路48は、主排気管60に連通する。
外管部材54aには、改質器40の入口部に連結される混合燃料供給管62が接続される。改質器40の出口側には、改質ガス供給路64の一端が連結されるとともに、前記改質ガス供給路64の他端は、燃料電池スタック34の燃料ガス供給連通孔66に連通する。燃料電池モジュール12及び燃焼器14は、断熱材68に囲繞される(図3参照)。
図4に示すように、燃料ガス供給装置16は、原燃料通路56に接続されるとともに、前記原燃料通路56の途上には、切換弁70を介して原燃料分岐通路72が設けられる。この原燃料分岐通路72は、燃焼器14に接続される。
酸化剤ガス供給装置18は、空気供給管52に接続されるとともに、前記空気供給管52の途上に設けられた切換弁74には、空気分岐通路76が接続される。この空気分岐通路76は、燃焼器14に接続される。燃焼器14は、例えば、バーナを備えており、上記のように、原燃料及び空気が供給される。なお、このバーナに代えて他の手段(電気ヒータ等)を用いることができ、その際、必要に応じて原燃料、空気、電力の供給を選択的に行うように構成すればよい。
水供給装置20には、水通路58が連通する。燃料ガス供給装置16、酸化剤ガス供給装置18及び水供給装置20は、制御装置24により制御されるとともに、前記制御装置24には、燃料ガスを検知する検知器78が電気的に接続される。電力変換装置22には、例えば、商用電源80(又は、負荷や2次電池等)が接続される。
図1〜図3に示すように、筐体26は、全体として矩形状を有する外枠82を有する。この外枠82内には、筐体26内を矢印B方向(水平方向)に分割するための第1縦仕切り板84と、矢印C方向(矢印B方向に交差する水平方向)に分割するための第2縦仕切り板86とが、設けられる。
図1及び図2に示すように、平面視四角形状(多角形状)を有するモジュール部88は、一の角部を挟んで第1の側面である第1縦仕切り板84及び第2の側面である第2縦仕切り板86を有する。第1縦仕切り板84には、第1流体供給部90aが配置される一方、第2縦仕切り板86には、電装部92が配置されることにより、前記第1流体供給部90a及び前記電装部92は、それぞれ筐体26の外壁部を構成する。モジュール部88の下面には、横仕切り板94を介して第2流体供給部90bが配置される。
図1及び図3に示すように、モジュール部88には、燃料電池モジュール12及び燃焼器14が収容されるとともに、前記燃料電池モジュール12は、前記燃焼器14の上方に配置される。なお、燃料電池モジュール12及び燃焼器14は、断熱材68内に収容されている。電装部92には、電力変換装置22及び制御装置24が配置される。
第1流体供給部90aには、水供給装置20、燃料ガス供給装置16及び検知器78が収容される。水供給装置20は、第1流体供給部90aの最下部に配置されるとともに、検知器78は、燃料ガス供給装置16の上方に配置される。燃料ガス供給装置16は、第1流体供給部90a内で載置台96を介して保持される。第2流体供給部90bには、酸化剤ガス供給装置18が収容される。
図1及び図2に示すように、筐体26は、平面視四角形状を有し、この筐体26の各側面を開閉自在な第1開閉扉102a、第2開閉扉102b、第3開閉扉102c及び第4開閉扉102dを備える。第1開閉扉102a〜第4開閉扉102dの一端部は、蝶番(又は、ヒンジ)104を介して、筐体26の外枠82に対し開閉自在に支持される。
第1開閉扉102aは、モジュール部88、第2流体供給部90b及び電装部92の一部を一体に開閉し、第2開閉扉102bは、前記モジュール部88、前記第2流体供給部90b及び第1流体供給部90aの一部を一体に開閉する。第3開閉扉102cは、第1流体供給部90a及び電装部92の一部を一体に開閉し、第4開閉扉102dは、電装部92を開閉する。
筐体26は、図1及び図3に示すように、回転機構110を介して鉛直軸回りに回転可能に構成される。この回転機構110は、例えば、回転テーブル等の公知の構造を採用している。
このように構成される燃料電池システム10の動作について、以下に説明する。
図4に示すように、燃料ガス供給装置16の駆動作用下に、原燃料通路56には、例えば、都市ガス(CH4、C26、C38、C410を含む)等の原燃料が供給される。一方、水供給装置20の駆動作用下に、水通路58には、水が供給されるとともに、空気供給管52には、酸化剤ガス供給装置18を介して酸化剤ガスである、例えば、空気が供給される。
図5に示すように、蒸発器38では、原燃料通路56を流れる原燃料に水蒸気が混在されて混合燃料が得られ、この混合燃料は、混合燃料供給管62を介して改質器40の入口部に供給される。混合燃料は、改質器40内で水蒸気改質され、C2+の炭化水素が除去(改質)されてメタンを主成分とする改質ガス(燃料ガス)が得られる。この改質ガスは、改質器40の出口部に連通する改質ガス供給路64を通って燃料電池スタック34の燃料ガス供給連通孔66に供給される。このため、改質ガス中のメタンが改質されて水素ガスが得られ、この水素ガスを主成分とする燃料ガスは、アノード電極(図示せず)に供給される。
一方、空気供給管52から熱交換器36に供給される空気は、この熱交換器36の空気通路46に沿って移動する際、第1排ガス通路44に沿って移動する後述する排ガスとの間で熱交換が行われ、所望の温度に予め加温されている。熱交換器36で加温された空気は、燃料電池スタック34の酸化剤ガス供給連通孔53に供給され、図示しないカソード電極に供給される。
従って、電解質・電極接合体28では、燃料ガスと空気との電気化学反応により発電が行われる。各電解質・電極接合体28の外周部に排出される高温(数百℃)の排ガスは、熱交換器36の第1排ガス通路44を通って空気と熱交換を行い、この空気を所望の温度に加温して温度低下が惹起される。
この排ガスは、第2排ガス通路48に沿って移動することにより、水通路58を通過する水を蒸発させる。蒸発器38を通過した排ガスは、主排気管60を介して外部に排出される。
この場合、第1の実施形態では、図1及び図3に示すように、筐体26内に水平方向に分割形成されているモジュール部88には、燃料電池モジュール12と燃焼器14とが配置されるとともに、前記燃料電池モジュール12は、前記燃焼器14の上方に配置されている。このため、燃焼器14が駆動されることにより発生する熱(数百℃)は、上昇してこの燃焼器14の上方に配置されている燃料電池モジュール12の周辺に確実に供給されている。従って、燃料電池モジュール12は、燃焼器14から上昇する熱によって短時間で良好に昇温され、燃料電池システム10の起動性及び始動性が向上するという効果が得られる。
さらに、筐体26内は、燃料電池モジュール12及び燃焼器14が収容されるモジュール部88と、燃料ガス供給装置16及び水供給装置20が配置される第1流体供給部90aと、酸化剤ガス供給装置18が配置される第2流体供給部90bと、電力変換装置22及び制御装置24が配置される電装部92とに分割されている。このため、筐体26内は、作動温度毎及び機能毎に分割されており、熱や流体の拡散を最小化するとともに、機能上、最適な配置が遂行可能になる。
しかも、燃料ガス供給装置16が配置される第1流体供給部90aと、酸化剤ガス供給装置18が配置される第2流体供給部90bとが、分割されるため、前記燃料ガス供給装置16から燃料ガスの漏れが発生しても、この燃料ガスを前記酸化剤ガス供給装置18により吸入することを阻止することができる。
さらにまた、第1の実施形態では、モジュール部88の第1の側面(第1縦仕切り板84)には、第1流体供給部90aが配置されている。従って、第1流体供給部90aは、実質的に筐体26の外壁部を構成しており、前記第1流体供給部90aの冷却が促進されて高温化し難くなっている。
同様に、モジュール部88の第2の側面(第2縦仕切り板86)には、電装部92が配置されている。このため、電装部92は、実質的に筐体26の外壁部を構成しており、前記電装部92の冷却が促進されて高温化し難くなっている。一方、モジュール部88の下面(横仕切り板94)には、第2流体供給部90bが配置されている。このため、第2流体供給部90bは、筐体26の下壁部を構成しており、前記第2流体供給部90bの冷却が促進されて高温化し難くなっている。
これにより、低温部(40℃前後)に維持する必要がある制御装置24を含む電装部92や、ポンプ類を含む第1流体供給部90a及び第2流体供給部90bは、良好な機能を確実に維持して作動することが可能になるという利点がある。
その際、第2流体供給部90bは、筐体26の下壁部を構成しており、特に容積及び重量の大きな酸化剤ガス供給装置18は、燃料電池システム10の下部に配置されている。従って、燃料電池システム10全体の重心を下げることができ、前記燃料電池システム10全体の設置安定性が良好に向上するという効果がある。
さらにまた、第1の実施形態では、図1及び図2に示すように、筐体26を構成する各側面に対応して第1開閉扉102a、第2開閉扉102b、第3開閉扉102c及び第4開閉扉102dが設けられている。従って、例えば、モジュール部88のメンテナンスを行う際には、第1開閉扉102a及び/又は第2開閉扉102bを開放するだけでよく、前記モジュール部88内のメンテナンス作業が容易に行われる。
一方、電装部92内の制御装置24の保守点検等を行う際には、第4開閉扉102dのみを開放させるだけでよく、前記制御装置24の保守点検作業が迅速且つ容易に遂行される。さらに、第1流体供給部90aや第2流体供給部90bのポンプ類の保守点検等を行う際には、各々対応する開閉扉のみを開放させるだけでよく、前記ポンプ類の保守点検作業が迅速且つ容易に遂行される。これにより、モジュール部88、第1流体供給部90a、第2流体供給部90b及び電装部92毎に応じた保守やメンテナンスが、効率的に遂行可能になるという効果がある。
その際、筐体26は、回転機構110を介して鉛直軸回りに回転可能に構成されている。このため、筐体26を回転させることにより、第1開閉扉102a、第2開閉扉102b、第3開閉扉102c又は第4開閉扉102dのいずれかを、作業者が開閉し易い位置に配置させることができ、保守やメンテナンスの作業性が一層向上するという利点がある。
また、筐体26の内部は、第1縦仕切り板84及び第2縦仕切り板86を介してモジュール部88、第1流体供給部90a及び電装部92に分割されるとともに、横仕切り板94を介して第2流体供給部90bに分割されている。そして、モジュール部88には、燃料電池モジュール12及び燃焼器14が配置され、第1流体供給部90aには、検知器78、燃料ガス供給装置16及び水供給装置20が配置され、第2流体供給部90bには、酸化剤ガス供給装置18が配置され、電装部92には、電力変換装置22及び制御装置24が配置されている。
このため、筐体26内は、作動温度毎及び機能毎にモジュール部88、第1流体供給部90a、第2流体供給部90b及び電装部92に分割されており、熱や流体の拡散を最小化し得るとともに、機能上、良好に配置することが可能になる。なお、高温部であるモジュール部88において、例えば、燃料電池モジュール12及び燃焼器14を囲繞して断熱する断熱材68を相当に肉厚に構成することにより、外部への熱影響を抑制することも考えられる。
さらにまた、第1の実施形態では、水供給装置20が第1流体供給部90aの最下部に配置されている。従って、水供給装置20に、例えば、水漏れが発生しても、燃料ガス供給装置16が被水することを阻止することが可能になる。
さらに、第1流体供給部90aでは、検知器78がこの第1流体供給部90aの最上部に配置されている。このため、燃料ガス供給装置16から燃料ガスの漏れが発生しても、検知器78を介してガス漏れを迅速且つ確実に検出することが可能になる。
また、筐体26内では、燃料ガス供給装置16が酸化剤ガス供給装置18よりも上方に配置されている。酸化剤ガス供給装置18は、エアポンプを備える一方、燃料ガス供給装置16は、燃料ガスポンプを備えている。特に、A/Fの値が大きい燃料電池システム10においては、エアポンプは、燃料ガスポンプに比べて体積が大きく、且つ、重量物となっている。
従って、酸化剤ガス供給装置18を燃料ガス供給装置16よりも下方に配置することにより、設置安定性の向上を図ることができる。しかも、燃料ガス供給装置16から燃料ガスの漏れが発生しても、この燃料ガスを酸化剤ガス供給装置18により吸入することを回避することが可能になる。
ここで、筐体26内は、検知器78、燃料ガス供給装置16及び水供給装置20が配置される第1流体供給部90aと、酸化剤ガス供給装置18が配置される第2流体供給部90bとに分割されている。これにより、特に、燃料ガス供給装置16から燃料ガスの漏れが発生しても、この燃料ガスを酸化剤ガス供給装置18が吸入することを確実に阻止することができる。
さらにまた、燃料電池モジュール12では、高温型燃料電池システム、例えば、固体酸化物形燃料電池(SOFC)モジュールにより構成されることにより、良好な効果が得られるが、固体酸化物形燃料電池モジュールに代えて、他の高温型燃料電池モジュールや中温型燃料電池モジュールにも好適に用いることができる。例えば、溶融炭酸塩形燃料電池(MCFC)、リン酸形燃料電池(PAFC)及び水素分離膜形燃料電池(HMFC)等が良好に採用可能である。
また、第1の実施形態では、燃料電池スタック34の上部側に、熱交換器36、蒸発器38及び改質器40が配置される一方、前記燃料電池スタック34の下部に、燃焼器14が配置されている。このため、燃焼器14からの熱は、燃料電池スタック34に集まり易くなり、前記燃料電池スタック34の昇温時間を有効に短縮化して、起動性及び始動性の向上が図られる。
図6は、本発明の第2の実施形態に係る燃料電池システム120の概略斜視説明図であり、図7は、前記燃料電池システム120の平面説明図である。なお、第1の実施形態に係る燃料電池システム10と同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。また、以下に説明する第3及び第4の実施形態においても同様に、その詳細な説明は省略する。
燃料電池システム120を構成する筐体122は、平面視四角形状を有する。この筐体122は、モジュール部88の他の側面のみを開閉自在な第1モジュール部開閉扉124aと、前記モジュール部88の別の側面のみを開閉自在な第2モジュール部開閉扉124bと、第1流体供給部90aのみを開閉自在な第1流体供給部開閉扉126と、電装部92のみを開閉自在な電装部開閉扉128と、第2流体供給部90bの一方の側面のみを開閉自在な第2流体供給部開閉扉129aと、前記第2流体供給部90bの他方の側面のみを開閉自在な第2流体供給部開閉扉129bとを有する。これにより、第2の実施形態では、上記の第1の実施形態と同様の効果が得られる。
また、このように構成される第2の実施形態では、例えば、モジュール部88の保守点検を行う際には、第1モジュール部開閉扉124a及び/又は第2モジュール部開閉扉124bを開放させることにより、前記モジュール部88のみが外部に開放される。これにより、特に、燃料電池システム120の運転停止直後にモジュール部88の保守点検等を行う際、このモジュール部88内の高温流体が電装部92や第1流体供給部90a及び第2流体供給部90b等に拡散することがない。
さらにまた、第1流体供給部90aのメンテナンス等を行う際には、第1流体供給部開閉扉126を開放することにより、この第1流体供給部90aのみが外部に開放される。従って、第1流体供給部90aと電装部92との間では、熱の移動や流体の拡散を惹起することがない。このため、モジュール部88、第1流体供給部90a、第2流体供給部90b及び電装部92を、個別に保守及びメンテナンスすることができるとともに、熱の移動や流体の拡散を可及的に阻止することが可能になるという効果が得られる。
図8は、本発明の第3の実施形態に係る燃料電池システム130の平面説明図である。
燃料電池システム130は、筐体132を備え、この筐体132は、平面視四角形状を有するとともに、第1縦仕切り板134及び第2縦仕切り板136を介してモジュール部88、第1流体供給部90a及び電装部92に分割される。第1縦仕切り板134は、第2縦仕切り板136よりも長尺に構成されることにより、第1流体供給部90aは、電装部92よりも大きな容積に設定される。
筐体132の各側面に対応して、第1開閉扉138a、第2開閉扉138b、第3開閉扉138c及び第4開閉扉138dが設けられる。第1開閉扉138aは、モジュール部88、第2流体供給部90b及び電装部92の一部を一体に開閉し、第2開閉扉138bは、前記モジュール部88、前記第2流体供給部90b及び第1流体供給部90aの一部を一体に開閉する。第3開閉扉138cは、第1流体供給部90aを開閉し、第4開閉扉138dは、電装部92及び第1流体供給部90aの一部を一体に開閉する。これにより、第3の実施形態では、上記の第1の実施形態と同様の効果が得られる。
図9は、本発明の第4の実施形態に係る燃料電池システム150の平面説明図である。なお、第3の実施形態に係る燃料電池システム130と同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。
燃料電池システム150は、筐体152を備える。筐体152は、モジュール部88のみを開閉する第1モジュール部開閉扉154a及び第2モジュール部開閉扉154bと、第1流体供給部90aのみを開閉する第1流体供給部開閉扉156と、電装部92のみを開閉する電装部開閉扉158と、第2流体供給部90bのみを開閉する第2流体供給部開閉扉160a、160bとを設ける。従って、この第4の実施形態では、上記の第2の実施形態と同様の効果が得られる。
本発明の第1の実施形態に係る燃料電池システムの概略斜視説明図である。 前記燃料電池システムの平面説明図である。 前記燃料電池システムの正面説明図である。 前記燃料電池システムの回路図である。 前記燃料電池システムを構成する燃料電池モジュールの要部断面説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る燃料電池システムの概略斜視説明図である。 前記燃料電池システムの平面説明図である。 本発明の第3の実施形態に係る燃料電池システムの平面説明図である。 本発明の第4の実施形態に係る燃料電池システムの平面説明図である。 特許文献1の燃料電池装置の概略斜視説明図である。
符号の説明
10、120、130、150…燃料電池システム
12…燃料電池モジュール 14…燃焼器
16…燃料ガス供給装置 18…酸化剤ガス供給装置
20…水供給装置 22…電力変換装置
24…制御装置 26、122、132、152…筐体
28…電解質・電極接合体 30…セパレータ
32…燃料電池 34…燃料電池スタック
36…熱交換器 38…蒸発器
40…改質器 78…検知器
80…商用電源 82…外枠
84、86、134、136…縦仕切り板
88…モジュール部 90a、90b…流体供給部
92…電装部 94…横仕切り板
102a〜102d、138a〜138d…開閉扉
110…回転機構
124a、124b、154a、154b…モジュール部開閉扉
126、129a、129b、156、160a、160b…流体供給部開閉扉
128、158…電装部開閉扉

Claims (11)

  1. 燃料ガスと酸化剤ガスとの電気化学反応により発電する燃料電池モジュールと、
    前記燃料電池モジュールを昇温させる燃焼器と、
    前記燃料電池モジュールに前記燃料ガスを供給する燃料ガス供給装置と、
    前記燃料電池モジュールに前記酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス供給装置と、
    前記燃料電池モジュールに水を供給する水供給装置と、
    前記燃料電池モジュールで発生した直流電力を要求仕様電力に変換する電力変換装置と、
    前記燃料電池モジュールの発電量を制御する制御装置と、
    を筐体に収容する燃料電池システムであって、
    前記筐体は、前記燃料電池モジュール及び前記燃焼器が収容され、且つ前記燃料電池モジュールが前記燃焼器の上方に配置されるモジュール部と、
    前記燃料ガス供給装置及び前記水供給装置が配置される第1流体供給部と、
    前記酸化剤ガス供給装置が配置される第2流体供給部と、
    前記電力変換装置及び前記制御装置が配置される電装部と、
    に分割されるとともに、
    平面視多角形状を有する前記モジュール部は、一の角部を挟んで第1の側面及び第2の側面を有し、前記第1の側面に前記第1流体供給部が配置され、且つ前記第2の側面に前記電装部が配置され、さらに前記モジュール部の下面に前記第2流体供給部が配置されることを特徴とする燃料電池システム。
  2. 請求項1記載の燃料電池システムにおいて、前記筐体は、前記モジュール部、前記第1流体供給部、前記第2流体供給部及び前記電装部を開閉自在な開閉扉を備えることを特徴とする燃料電池システム。
  3. 請求項1又は2記載の燃料電池システムにおいて、前記第1流体供給部は、前記水供給装置が最下部に配置されることを特徴とする燃料電池システム。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の燃料電池システムにおいて、前記第1流体供給部は、前記燃料ガスを検知する検知器を備えるとともに、
    前記検知器は、前記第1流体供給部の最上部に配置されることを特徴とする燃料電池システム。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の燃料電池システムにおいて、前記燃料ガス供給装置は、前記酸化剤ガス供給装置よりも上方に配置されることを特徴とする燃料電池システム。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の燃料電池システムにおいて、前記筐体は、鉛直軸回りに回転可能な回転機構を備えることを特徴とする燃料電池システム。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の燃料電池システムにおいて、前記筐体は、前記モジュール部、前記第1流体供給部及び前記電装部を水平方向に沿って縦仕切り板により分割することを特徴とする燃料電池システム。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の燃料電池システムにおいて、前記筐体は、前記モジュール部及び前記第2流体供給部を鉛直方向に沿って横仕切り板により分割することを特徴とする燃料電池システム。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の燃料電池システムにおいて、前記燃料電池モジュールは、固体酸化物形燃料電池モジュールであることを特徴とする燃料電池システム。
  10. 請求項9記載の燃料電池システムにおいて、前記固体酸化物形燃料電池モジュールは、少なくとも固体電解質をアノード電極とカソード電極とで挟んで構成される電解質・電極接合体とセパレータとが積層される固体酸化物形燃料電池を設け、複数の前記固体酸化物形燃料電池が積層される固体酸化物形燃料電池スタックと、
    酸化剤ガスを前記固体酸化物形燃料電池スタックに供給する前に加熱する熱交換器と、
    炭化水素を主体とする原燃料と水蒸気との混合燃料を生成するために、水を蒸発させる蒸発器と、
    前記混合燃料を改質して改質ガスを生成する改質器と、
    を備えることを特徴とする燃料電池システム。
  11. 請求項10記載の燃料電池システムにおいて、前記燃料電池スタックの上方に、前記熱交換器、前記蒸発器及び前記改質器が配置されることを特徴とする燃料電池システム。
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