JP6538212B1 - 電気計器用結線器 - Google Patents

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Abstract

【課題】電気計器を電気計器用結線器から引き抜く作業を効率よく実施することが可能な、電気計器用結線器を提供する。【解決手段】電気計器用結線器100は、電気計器50を試験装置に接続することにより性能試験を行なうものである。電気計器用結線器100は、電気計器50が装着されるとともに開口17を有するベース18と、ベース18に設けられた計器解放機構30と、を備えている。計器解放機構30は、ベース18に対して移動自在なレバー31と、レバー31に移動自在に設けられた押し手32とを有し、押し手32は、レバー31に連動して開口17から出没自在である。【選択図】図6

Description

本発明は、電気計器を試験装置に接続することにより性能試験を行なう電気計器用結線器に関する。
従来より、試験装置を用いて、電力量計が所定の規格を満たしているかを検査する性能試験が行なわれている。このような性能試験を行なう場合、測定する電力量計毎に、試験装置の電源側の接続導線と電力量計の各外部端子とを結線する必要がある。この場合、試験装置の電源側の接続導線と電力量計の各外部端子とは、例えば検定試験台に設けられた結線器を介して互いに接続される。
また従来、電力量計と試験装置との間の結線作業を自動で行なう自動結線器が実用化されている。このような結線器として、例えば、筐体の一面から外方へ突出する電流端子を有するユニット式電力量計と、試験装置とを接続する結線器が知られている(特許文献1参照)。
特開2015−11022号公報
ところで、従来の結線器においては、ユニット式電力量計の電流端子を結線器の受け端子に差し込むことで結線し、試験終了後、ユニット式電力量計の電流端子を受け端子から引き抜くことで解線するのが一般的である。
しかしながら、結線器の受け端子に狭持されたユニット式電力量計を引き抜く作業は労力を要する。とりわけ、120Aのユニット式電力量計の電流端子は、結線器との接触部が広いため、引き抜く作業は労力を要し、作業時間がかかるという課題がある。
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、電気計器を電気計器用結線器から引き抜く作業を効率よく実施することが可能な、電気計器用結線器を提供することを目的とする。
本発明は、電気計器を試験装置に接続することにより性能試験を行なう電気計器用結線器において、前記電気計器が装着されるとともに開口を有するベースと、前記ベースに設けられた計器解放機構と、を備え、前記計器解放機構は、前記ベースに対して移動自在なレバーと、前記レバーに移動自在に設けられた押し手とを有し、前記押し手は、前記レバーに連動して前記開口から出没自在である、電気計器用結線器である。
本発明は、前記押し手は、前記電気計器の両側に対応する位置に一対設けられている、電気計器用結線器である。
本発明は、前記レバーは駆動機構に連結され、前記駆動機構によって前記レバーが回動するようになっている、電気計器用結線器である。
本発明は、前記押し手は、一対の押圧部と、前記一対の押圧部の間に設けられた凹み部とを有する、電気計器用結線器である。
本発明は、前記ベースに、前記ベースの背面側と前記ベースの前面側との間で空気を通過させる通風スリットが貫通形成されている、電気計器用結線器である。
本発明は、前記ベースに電流測定端子が設けられ、前記電流測定端子に接触するか又は前記電流測定端子の近傍に、前記電流測定端子の温度を測定する温度センサが設けられている、電気計器用結線器である。
本発明は、前記電気計器用結線器は、その下部よりも上部が背面側に位置するように傾斜して配置されている、電気計器用結線器である。
本発明によれば、電気計器を電気計器用結線器から引き抜く作業を効率よく実施することができる。
図1は、性能試験を行なう電気計器(定格電流60Aのユニット式電力量計)を背面側から見た斜視図。 図2は、性能試験を行なう電気計器(定格電流120Aのユニット式電力量計)を背面側から見た斜視図。 図3は、本発明の一実施の形態による電気計器用結線器および電気計器を示す斜視図。 図4は、本発明の一実施の形態による電気計器用結線器を示す正面図。 図5は、本発明の一実施の形態による電気計器用結線器の計器解放機構を分解した状態を示す側面図。 図6(a)(b)は、それぞれ計器解放機構が退避位置および解放位置にある状態を示す側面図。 図7は、本発明の一実施の形態による電気計器用結線器を背面側から見た斜視図。 図8は、電流測定端子を示す斜視図。 図9は、結線器ユニットを示す正面図。
以下、本発明の一実施の形態について、図1乃至図9を参照して説明する。以下に示す各図において、同一部分には同一の符号を付しており、一部詳細な説明を省略する場合がある。また、本明細書中に記載する各部材の寸法等の数値および材料名は、実施の形態としての一例であり、これに限定されるものではなく、適宜選択して使用することができる。本明細書において、形状や幾何学的条件を特定する用語、例えば平行や直交、垂直等の用語については、厳密に意味するところに加え、実質的に同じ状態も含むものとする。
図1は、性能試験を行なう電気計器を背面側から見た斜視図であり、図2は、他の例による電気計器を背面側から見た斜視図である。
まず、図1により、本実施の形態による電気計器用結線器を用いて性能試験を行なう電気計器の概略について説明する。
図1に示す電気計器50は、電力を積算して計量する電力量計からなっている。具体的には、電気計器50は、ユニットケースに納めて各需要家に取り付けられて使用されるユニット式電力量計であり、定格電流60Aのユニット式電力量計である。
この電気計器50は、ケース51と、ケース51の背面(一面)51aから外方へ突出する4本の略矩形板状の電流端子(刃端子)52a〜52dと、ケース51の背面51aから外方へ突出する3本の略矩形板状の電圧端子(刃端子)53a〜53cとを有している。
このうちケース51は略直方体形状であり、上述した背面51aと、一対の側面51b、51cと、天面51dと、底面51eと、前面51fとを有している。
4本の電流端子52a〜52dは、それぞれ、1S端子52a、3S端子52b、3L端子52c、および1L端子52dから構成されており、横方向(Y方向)に並んで配置されている。また3本の電圧端子53a〜53cは、それぞれ、P1端子53a、P2端子53b、およびP3端子53cから構成されており、電流端子52a〜52dよりも上方(Z方向プラス側)の位置において横方向(Y方向)に並んで配置されている。
また、ケース51の一対の側面51b、51cには、それぞれ耳部55が突設されている。耳部55は、それぞれ薄肉部55aと厚肉部55bとを有し、各厚肉部55bには、それぞれ背面51a方向に突出するように取付ネジ54が設けられている。
図2に示す電気計器50は、定格電流120Aのユニット式電力量計である。この電気計器50は、ケース51の高さ(Z方向の長さ)が、図1に示す電気計器50のケース51よりも大きなっている。また、各耳部55は、それぞれ一対の薄肉部55aと、一対の薄肉部55aの間に位置する厚肉部55bとを有している。図2において、図1に示す形態と同一部分には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
次に、図3および図4により、本実施の形態による電気計器用結線器の概略について説明する。なお、本明細書において、「前面側」とは、電気計器50の挿入方向に対して手前側(X方向マイナス側)をいい、「背面側」とは、電気計器50の挿入方向に対して奥側(X方向プラス側)をいう。
図3および図4に示す電気計器用結線器100は、上述した電気計器50(図2参照)が装着され、当該電気計器50を図示しない試験装置に接続することにより、電気計器50の性能試験を行なうものである。このような電気計器用結線器100は、電気計器50が装着されるベース18と、ベース18の背面側に設けられた計器解放機構30と、を備えている。
ベース18の前面側には、性能試験を行なう際に電気計器50が挿入される計器挿入口14を有するとともに上下左右方向(ZY平面方向)に延びる前面板11が配置されている。計器挿入口14の背面側には、前面板11に対してそれぞれ垂直に配置された計器挿入口天面15aと、計器挿入口側面15b、15cと、計器挿入口底面15dとが形成されている。また計器挿入口14の背面側であって計器挿入口底面15d上に、電気計器50を案内する一対のガイド部材16が設けられている。なお、計器挿入口底面15dは、金属板等の導電性材料からなっている。
ベース18は、合成樹脂等の非導電性材料のブロックからなる。このベース18には、電流測定端子(刃受け端子)12a〜12dと、電圧測定端子(刃受け端子)13a〜13cとが取り付けられている。電流測定端子12a〜12dは、各々先端がフォーク状に分離したフォークソケットからなり、電気計器50の電流端子52a〜52dにそれぞれ接続される。電圧測定端子13a〜13cは、各々が一対の端子板からなり、電気計器50の電圧端子53a〜53cにそれぞれ接続される。各電流測定端子12a〜12dおよび各電圧測定端子13a〜13cは、それぞれ前面板11の計器挿入口14内部で電気計器50の挿入方向(X方向マイナス側)を向いて配置されている。
電流測定端子12a〜12dは、電気計器50の1S端子52aに接続される1S用測定端子12aと、3S端子52bに接続される3S用測定端子12bと、3L端子52cに接続される3L用測定端子12cと、1L端子52dに接続される1L用測定端子12dとからなっている。また、電圧測定端子13a〜13cは、電気計器50のP1端子53aに接続されるP1用測定端子13aと、P2端子53bに接続されるP2用測定端子13bと、P3端子53cに接続されるP3用測定端子13cとからなっている。
ベース18には、計器解放機構30の押し手32(後述)を前後方向(X方向)に出没させる開口17が形成されている。この開口17は、電気計器50の両側に対応する位置であって、各ガイド部材16の上方に一対設けられている。各開口17は、正面視(図4)で上下に細長い略長方形形状を有している。各開口17の大きさは押し手32よりわずかに大きくなっており、押し手32がスムーズにベース18に対して出没するようになっている。
また、ベース18には、ベース18の背面側とベース18の前面側との間で空気を通過させる複数の通風スリット19a〜19gが貫通形成されている。この通風スリット19a〜19gは、性能試験中にその内部を通風させることで、電流端子52a〜52dおよび電流測定端子12a〜12dを冷却するものである。通風スリット19a〜19gは、それぞれ電流測定端子12a〜12dの左右一方の側に隣接して設けられている。具体的には、通風スリット19aは、計器挿入口側面15bと1S用測定端子12aとの間に位置し、通風スリット19b、19cは、1S用測定端子12aと3S用測定端子12bとの間に位置している。また、通風スリット19dは、3S用測定端子12bと3L用測定端子12cとの間に位置し、通風スリット19e、19fは、3L用測定端子12cと1L用測定端子12dとの間に位置している。また、通風スリット19gは、1L用測定端子12dと計器挿入口側面15cとの間に位置している。各通風スリット19a〜19gは、正面視(図2)で上下に細長い略長方形形状を有しており、その下端は計器挿入口底面15dよりも下方に設けられた通気口(図示せず)に達しており、通風スリット19a〜19gに通風した冷却風はこの通気口に導かれる。
計器解放機構30は、上述したようにベース18の背面側に設けられており、ベース18に対して移動(回動)自在なレバー31と、レバー31に移動(回動)自在に設けられた一対の押し手32とを有している。このうち押し手32は、電気計器50の両側に対応する位置に一対設けられており、レバー31に連動して各開口17から出没自在となっている。これら一対の押し手32の形状は互いに同一となっている。またレバー31は、エアシリンダ(駆動機構)40に連結されており、エアシリンダ40によって回動するようになっている。このエアシリンダ40は、シリンダ部41と、シリンダ部41に対して伸縮自在なロッド42と、ロッド42の先端に設けられた先端部43とを有している。レバー31は、先端部43に回動自在に取り付けられている。またエアシリンダ40のシリンダ部41は、プレート45に固定された支持金具44を介して、プレート45に対して回動自在に取り付けられている。
図3および図4に示すように、レバー31は、横方向(X方向)に延びるレバー回動軸A1を中心として、ベース18に対して回動自在に設けられている。このレバーは、一方の押し手32に連結された第1レバー部分31aと、他方の押し手32に連結された第2レバー部分31bと、第1レバー部分31aと第2レバー部分31bとを互いに連結する連結バー31cとを有している。連結バー31cは、横方向(X方向)に延びており、第1レバー部分31aと第2レバー部分31bは、それぞれ連結バー31cに対して垂直に位置している。これら第1レバー部分31a、第2レバー部分31bおよび連結バー31cは、互いに一体化されている。
図5は、計器解放機構30を分解した状態を示している。図5に示すように、レバー31の第1レバー部分31aは、締結孔31dを有している。同様に、第2レバー部分31bも締結孔(図示せず)を有している。各締結孔31dにそれぞれスクリュー等の締結部材33が挿入されることにより、レバー31がベース18に対して回動自在に取り付けられる。各締結部材33は、上述したレバー回動軸A1上に位置している。また第1レバー部分31aは、図5に示す側面視で(Y方向マイナス側から見て)略くの字形状であり、その上端(一端)には、エアシリンダ40の先端部43が回動自在に連結されている。一方、第2レバー部分31bは、側面視で略長方形形状を有している(図示せず)。第1レバー部分31aの上端と締結孔31dとの間には、長穴31eが形成されている。同様に、第2レバー部分31bも長穴(図示せず)を有している。各長穴31eにそれぞれピン34が挿入され、ピン34が長穴31eに対して摺動することにより、押し手32がレバー31に対して回動するようになっている。そしてピン34によって押し手32がレバー31に対して回動自在に取り付けられた状態で、押し手32を背面側からベース18の各開口17にそれぞれ挿入し、締結部材33によってレバー31をベース18に取り付けることにより、計器解放機構30がベース18に取り付けられている。
図5に示すように、押し手32は、側面視で略凹形状ないし略コの字形状を有しており、一対の押圧部32aと、一対の押圧部32aの間に設けられ、前面側(X方向マイナス側)に開放された凹み部32bと、を有している。このうち一対の押圧部32aは、それぞれ電気計器50の耳部55の薄肉部55aに当接して、薄肉部55aを押圧する部分である。また、凹み部32bは、一対の押圧部32aが薄肉部55aに当接した際、その内部に取付ネジ54が逃がされるようになっており、取付ネジ54が押し手32と干渉することを防止している。また、押し手32の厚み方向(Y方向)中央には切欠部32cが形成され(図4参照)、この切欠部32c内に第1レバー部分31a(第2レバー部分31b)が移動可能に収容されるようになっている。
図6(a)(b)は、エアシリンダ40の伸縮動作と連動して、計器解放機構30の押し手32が開口17から出没する状態を示している。このうち図6(a)は、計器解放機構30が退避位置にあり、電気計器50を図示しない試験装置に接続(結線)させている状態(結線状態)を示している。なお、この結線状態においても、押し手32の先端はベース18の開口17からわずかに前面側(X方向マイナス側)に突出しているが、本実施の形態においては、このような場合も押し手32が「退避位置」にあるという。また、図6(b)は、計器解放機構30が解放位置にあり、電気計器50が電気計器用結線器100から解放され、電気計器50と図示しない試験装置との接続(結線)が解除された状態(解線状態)を示している。
図6(a)に示すように、計器解放機構30が退避位置にあるとき、エアシリンダ40は収縮位置にあり、そのロッド42はシリンダ部41内に引込んでいる。このとき、レバー31は、ロッド42によって引っ張られることにより、その上端が相対的に背面側(X方向プラス側)に位置し、その下端が相対的に前面側(X方向マイナス側)に位置する。この際、レバー31のうち締結部材33(レバー回動軸A1)よりも上方の部分が背面側に引っ張られることにより、押し手32はピン34を介して引き込まれ、退避位置をとる。この場合、電気計器50を前面板11の計器挿入口14内に挿入し、電気計器50の電流端子52a〜52dおよび電圧端子53a〜53cをそれぞれ電流測定端子12a〜12dおよび電圧端子53a〜53cに接続することが可能となる。
図6(b)に示すように、計器解放機構30が解放位置にあるとき、エアシリンダ40は伸長位置にあり、そのロッド42はシリンダ部41から伸び出している。このとき、レバー31は、ロッド42によって押圧されるため、その上端が相対的に前面側(X方向マイナス側)に移動し、その下端が相対的に背面側(X方向プラス側)に移動する。この際、レバー31のうち締結部材33(レバー回動軸A1)よりも上方の部分が前面側に押圧されることにより、押し手32がピン34を介して押し出され、突出位置をとる。この場合、押し手32によって電気計器50の耳部55が前面側に押されるので、電気計器50の電流端子52a〜52dおよび電圧端子53a〜53cがそれぞれ電流測定端子12a〜12dおよび電圧端子53a〜53cから取り外され、電気計器50を前面板11の計器挿入口14から取り除くことが可能となる。
次に、図7により、ベース18の背面側の構成について説明する。図7に示すように、ベース18の背面側には、電流測定端子12a〜12dと電圧測定端子13a〜13cとがそれぞれ所定の位置に設けられている。
図7に示すように、各電流測定端子12a〜12dは、それぞれベース18に設けられた開口内に挿入される一方、その一部がベース18から背面側に突出している。各電流測定端子12a〜12dの下方には、ベース18に挿入された電流測定端子12a〜12dを固定するための固定金具21が設けられている。この固定金具21は、横方向(Y方向)に延びる金具回動軸A2を中心に固定金具取付部22に対して回動自在に設けられている。また固定金具取付部22は、ベース18に対して固定されている。また、各電流測定端子12a〜12dの上方には、固定金具21を係脱可能に固定する弾力性のある板バネ23が設けられている。この板バネ23は、その基端側がベース18に取り付けられており、板バネ23を操作することにより固定金具21を固定又は解放することができるようになっている。そして板バネ23によって固定金具21を固定した場合、固定金具21はベース18の面に対して略平行となり、各電流測定端子12a〜12dは、ベース18から取り外し不可能となる。一方、板バネ23を上方に押し上げ、固定金具21を解放した場合、固定金具21は金具回動軸A2周りに回動し、ベース18の背面側に移動可能となる。このとき、各電流測定端子12a〜12dは、ベース18から取り外すことができる。
固定金具21は更に、温度センサ26を取り付けるための取付凹部24と、取付凹部24に収容された温度センサ26を押さえる押さえバネ25とを有している。温度センサ26は、取付凹部24に収容され、押さえバネ25によって押さえ付けられることにより、固定金具21に対して固定される。温度センサ26は、各電流測定端子12a〜12dに接触するか、又は各電流測定端子12a〜12dの近傍に設けられている。この温度センサ26は、性能試験中に電流測定端子12a〜12dの温度を測定するためのものである。一般に、電流端子52a〜52dと電流測定端子12a〜12dとの接触不良が生じた場合、電流測定端子12a〜12dの温度が上昇する。このため、温度センサ26によって電流測定端子12a〜12dの温度を監視しておき、その測定値が閾値を超えた場合、電流端子52a〜52dと電流測定端子12a〜12dとの接触不良が発生したと判断し、性能試験を中止する。これにより、電流端子52a〜52dと電流測定端子12a〜12dとの接触不良が生じた状態で性能試験を継続してしまうことを防止することができる。
また、電圧測定端子13a〜13cは、上述したように各々一対の端子板からなる。電圧測定端子13a〜13cには、それぞれ図示しない電圧用接続導線が接続される。電圧測定端子13a〜13cは、電圧用接続導線を介して図示しない試験装置に電気的に接続される。
次に、図8により各電流測定端子12a〜12dの構成について説明する。電流測定端子12a〜12dは、上述したように、各々先端がフォーク状に分離した金属製のフォークソケットからなる。なお、電流測定端子12a〜12dは互いに同一形状の部材からなっている。
図8に示すように、各電流測定端子12a〜12dは、平面視で略h形状を有している。また各電流測定端子12a〜12dは、前面側に位置するフォーク開口部12eと、背面側に位置する電流用接続部12fとを有している。このうちフォーク開口部12eには、電気計器50の電流端子52a〜52dがそれぞれ挿入され、これにより電流測定端子12a〜12dと電流端子52a〜52dとが電気的に接続される。フォーク開口部12e内には、電流端子52a〜52dに接触して押圧するバネ部12gが設けられている。電流用接続部12fは、貫通孔からなる。この電流用接続部12fに図示しない電流用接続導線を接続することにより、電流測定端子12a〜12dは、図示しない試験装置に電気的に接続される。
このような電気計器用結線器100は、単独で用いられても良く、図9に示すように複数台の電気計器用結線器100をまとめて1つの結線器ユニット200を構成しても良い。この場合、結線器ユニット200に縦横に配置された電気計器用結線器100は、それぞれ傾斜して配置されている。具体的には、電気計器用結線器100は、その下部よりも上部が背面側に位置するように傾斜している。この場合、電気計器用結線器100に装着される電気計器50には、自重により背面側へ滑り落ちる力が働く。このため、エアシリンダ40を作動させ、押し手32をベース18の開口17から突出させたとき、押し手32の排出力により電気計器50が前面板11の計器挿入口14から過剰に飛び出すことを抑え、電気計器50が電気計器用結線器100から落下することを防止することができる。
次に、このような構成からなる本実施の形態の作用について述べる。
まず、予めエアシリンダ40を収縮位置とすることにより、エアシリンダ40のロッド42をシリンダ部41内に引き込んでおく(図6(a))。このとき、レバー31の上端がロッド42によって背面側(X方向プラス側)に引っ張られるため、押し手32はベース18の開口17に引き込まれ、退避位置をとる。このため、計器解放機構30が電気計器50を電気計器用結線器100に装着する作業を阻害するおそれがない。
次に、前面板11の計器挿入口14内に性能試験を行なう電気計器50を挿入し、ベース18に当接するまで電気計器50をガイド部材16に沿って奥側に押し込む。この際、電気計器50の各電流端子52a〜52dは、それぞれ対応する電流測定端子12a〜12dのフォーク開口部12e内に挿入される(図8参照)。この場合、各電流端子52a〜52dはフォーク開口部12e内でバネ部12gによって押圧されるので、各電流端子52a〜52dと各電流測定端子12a〜12dとがそれぞれ互いに電気的に接続される。また、電気計器50の各電圧端子53a〜53cは、それぞれ対応する電圧測定端子13a〜13cの一対の端子板間に挿入され、各電圧端子53a〜53cと各電圧測定端子13a〜13cとが互いに電気的に接続される。
このようにして、電気計器用結線器100を介して電気計器50と図示しない試験装置の電源側とが結線される。その後、試験装置から電流測定端子12a〜12dおよび電圧測定端子13a〜13cを介して電気計器50に電流を流すことにより、電気計器50の性能試験を行なう。
電気計器50の性能試験が終了した後、計器解放機構30によって電気計器50を電気計器用結線器100から取り外す。この際、エアシリンダ40を収縮位置から伸長位置に変更することにより、エアシリンダ40のロッド42をシリンダ部41から伸長させる(図8(b))。これにより、レバー31は、ロッド42によって前面側(X方向マイナス側)に押圧されて締結部材33(レバー回動軸A1)を中心として回転する。すなわち、レバー31は、その上端が前面側に移動するとともに、その下端が背面側に移動する。このとき、押し手32は、レバー31の回転に連動して前面側に押され、突出位置に移動する。このため、押し手32によって電気計器50の耳部55が前面側に押され、電気計器50の電流端子52a〜52dおよび電圧端子53a〜53cがそれぞれ電流測定端子12a〜12dおよび電圧測定端子13a〜13cから取り外される。このようにして、電気計器50と図示しない試験装置との接続(結線)が解除(解線)される。
次に、前面板11の計器挿入口14内から電気計器50を抜き取る。この場合、計器解放機構30によって、電気計器50の電流端子52a〜52dおよび電圧端子53a〜53cがそれぞれ電流測定端子12a〜12dおよび電圧測定端子13a〜13cから既に取り外された状態となっているので、電気計器50を電気計器用結線器100から取り除く作業が簡単である。
その後、性能試験を行なう他の電気計器50を、上述した方法と同様にして前面板11の計器挿入口14内に挿入し(電気計器50を掛け替える)、性能試験を行なっても良い。
このように、本実施の形態によれば、計器解放機構30は、ベース18に対して移動自在なレバー31と、レバー31に移動自在に設けられた押し手32とを有し、押し手32は、レバー31に連動して開口17から出没自在となっている。これにより、計器解放機構30の押し手32が電気計器50を押圧することにより、電気計器50の電流端子52a〜52dおよび電圧端子53a〜53cがそれぞれ電流測定端子12a〜12dおよび電圧測定端子13a〜13cから引き抜くことができる。この結果、電気計器50を電気計器用結線器100から取り外す作業を労力を要することなく短時間で実施することができる。また、電気計器50を解線する際、レバー31に移動自在に設けられた押し手32を用いて電気計器50を押すので、てこの原理により、エアシリンダ40によってレバー31を押す力を相対的に弱めることができる。このため、エアシリンダ40による押し手32の動作を制御しやすくすることができる。
また、本実施の形態によれば、押し手32は、電気計器50の両側に対応する位置に一対設けられているので、押し手32によって電気計器50の両側を均等に押圧して電気計器50を安定して取り外すことができる。すなわち左右の押し手32およびエアシリンダ40がレバー31によって互いに連結され、エアシリンダ40による力がレバー31を介して押し手32に伝達されるので、両方の押し手32を同時に移動することができる。
また、本実施の形態によれば、レバー31はエアシリンダ40に連結され、エアシリンダ40によってレバー31が回動するようになっている。これにより、電気計器50を解線する作業を労力を要することなく自動で行うことができる。
また、本実施の形態によれば、押し手32は、一対の押圧部32aと、一対の押圧部32aの間に設けられた凹み部32bとを有するので、押し手32が電気計器50の取付ネジ54と干渉することを防止することができる。また、異なる形状の耳部55を有する定格電流120Aの電気計器50(図2)及び定格電流60Aの電気計器50(図1)に対して押し手32を共用することができる。
また、本実施の形態によれば、ベース18に、ベース18の背面側とベース18の前面側との間で空気を通過させる通風スリット19a〜19gが貫通形成されている。これにより、性能試験中に通風スリット19a〜19gの内部を通風させることで、電流端子52a〜52dおよび電流測定端子12a〜12dを冷却し、電流端子52a〜52dおよび電流測定端子12a〜12dの温度が過度に上昇することを抑えることができる。
また、本実施の形態によれば、ベース18に電流測定端子12a〜12dが設けられ、電流測定端子12a〜12dに接触するか又は電流測定端子12a〜12dの近傍に、電流測定端子12a〜12dの温度を測定する温度センサ26が設けられている。これにより、温度センサ26を用いて電流測定端子12a〜12dの温度が上昇したことを検出し、電流端子52a〜52dと電流測定端子12a〜12dとの間に接触不良が生じたことを検知することができる。
また、本実施の形態によれば、電気計器用結線器100は、その下部よりも上部が背面側に位置するように傾斜して配置されている。これにより、押し手32を突出させた際、その排出力により電気計器50が電気計器用結線器100の外側へ過剰に飛び出すことを抑え、解線動作時に電気計器50が落下しないようにすることができる。
なお、上記においては、電気計器用結線器100を用いて、定格電流120Aの電気計器50(図2参照)を試験装置に結線および解線する場合を例にとって説明したが、これに限られるものではない。例えば、定格電流60Aの電気計器50(図1参照)を試験装置に結線および解線することも可能である。計器解放機構30を用いて定格電流60Aの電気計器50(図1参照)を解放する場合、押し手32の一対の押圧部32aのうち、上方の押圧部32aのみが耳部55の薄肉部55aに当接し、電気計器50を押す。このように、本実施の形態による電気計器用結線器100は、複数種類の電気計器50を結線することができる。
さらに、上記においては、電気計器用結線器100に装着される電気計器50として、3個の電圧端子53a〜53cと4個の電流端子52a〜52dとを有する3線式(単相3線式または三相3線式)の電気計器50を例にとって説明したが、電気計器50としては、その相線式および端子数が限定されるものではない。すなわち、電気計器50がユニット式電力量計(差込式)であれば、単相2線式計器(電圧端子2個(P1、P2)、電流端子2個(1S、1L))等の計器であっても良い。
上記実施の形態および変形例に開示されている複数の構成要素を必要に応じて適宜組合せることも可能である。あるいは、上記実施の形態および変形例に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
11 前面板
12a〜12d 電流測定端子
13a〜13c 電圧測定端子
14 計器挿入口
17 開口
18 ベース
19a〜19g 通風スリット
26 温度センサ
30 計器解放機構
31 レバー
32 押し手
32a 押圧部
32b 凹み部
40 エアシリンダ(駆動機構)
50 電気計器
51 ケース
52a〜52d 電流端子
53a〜53c 電圧端子
55 耳部
100 電気計器用結線器

Claims (6)

  1. 電気計器を試験装置に接続することにより性能試験を行なう電気計器用結線器において、
    前記電気計器が装着されるとともに開口を有するベースと、
    前記ベースに設けられた計器解放機構と、を備え、
    前記計器解放機構は、レバー回動軸を中心として前記ベースに対して回動自在なレバーと、前記レバーに対して回動自在に設けられた押し手とを有し、
    前記レバーは、駆動機構に回動自在に連結され、前記駆動機構によって前記レバーが回動するようになっており、
    前記レバーのうち、前記押し手との連結位置は、前記駆動機構との連結位置と前記レバー回動軸との間にあり、
    前記押し手は、前記レバーに連動して前記ベースの面方向に垂直な方向に移動することにより前記開口から出没自在である、電気計器用結線器。
  2. 前記押し手は、前記電気計器の両側に対応する位置に一対設けられている、請求項1記載の電気計器用結線器。
  3. 前記押し手は、一対の押圧部と、前記一対の押圧部の間に設けられた凹み部とを有する、請求項1又は2記載の電気計器用結線器。
  4. 前記ベースに、前記ベースの背面側と前記ベースの前面側との間で空気を通過させる通風スリットが貫通形成されている、請求項1乃至のいずれか一項記載の電気計器用結線器。
  5. 前記ベースに電流測定端子が設けられ、前記電流測定端子に接触するか又は前記電流測定端子の近傍に、前記電流測定端子の温度を測定する温度センサが設けられている、請求項1乃至のいずれか一項記載の電気計器用結線器。
  6. 前記電気計器用結線器は、その下部よりも上部が背面側に位置するように傾斜して配置されている、請求項1乃至のいずれか一項に記載の電気計器用結線器。
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