JP6537867B2 - 燃料供給装置 - Google Patents

燃料供給装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6537867B2
JP6537867B2 JP2015071486A JP2015071486A JP6537867B2 JP 6537867 B2 JP6537867 B2 JP 6537867B2 JP 2015071486 A JP2015071486 A JP 2015071486A JP 2015071486 A JP2015071486 A JP 2015071486A JP 6537867 B2 JP6537867 B2 JP 6537867B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
control unit
continuous drive
drive control
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015071486A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016191346A (ja
Inventor
勲 飯島
勲 飯島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hino Motors Ltd filed Critical Hino Motors Ltd
Priority to JP2015071486A priority Critical patent/JP6537867B2/ja
Publication of JP2016191346A publication Critical patent/JP2016191346A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6537867B2 publication Critical patent/JP6537867B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

本発明は、燃料供給装置に関し、特に車両のエンジンに燃料を供給する燃料供給装置に関する。
従来、車両のエンジンに燃料を供給する燃料供給装置に関する技術として、例えば特許文献1に記載された燃料供給装置が知られている。特許文献1に記載された燃料供給装置は、コモンレールと、コモンレールに燃料を圧送する高圧ポンプと、高圧ポンプの燃料の吐出量を調節する調量弁と、を備えている。この燃料供給装置では、エンジンの圧縮行程において高圧ポンプに燃料を吐出させることで、圧縮行程の圧縮負荷トルクに高圧ポンプの駆動負荷トルクが重畳することを回避し、エンジンのトルク変動による騒音及び振動の発生の抑制が図られている。
特開平9−217664号公報
上述した燃料供給装置は、通常、燃料の吐出量に応じて調量弁が作動するため、燃料の吐出量に応じて調量弁の作動音が変化する。よって、例えば、燃料の吐出量が小さい状況では作動が間欠的となり、作動音が不規則となることから、車両の乗員等に違和感を与えてしまう場合がある。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、作動音による違和感を抑制することができる燃料供給装置を提供することを課題とする。
本発明に係る燃料供給装置は、車両のエンジンに燃料を供給する燃料供給装置であって、コモンレールと、コモンレールに燃料を圧送するポンプと、ポンプの燃料の吐出量を調節する調量弁と、調量弁の作動を制御する制御部と、を備え、制御部は、調量弁を規則的に連続駆動する連続駆動制御を実行する。
この燃料供給装置では、制御部により連続駆動制御を実行して調量弁を規則的に連続駆動することによって、作動音を規則的且つ連続的なものにすることができる。その結果、作動音による違和感を抑制することが可能となる。
また、燃料供給装置では、制御部は、ポンプからコモンレールへの吐出量が無吐出となるように連続駆動制御を実行してもよい。この場合、例えばコモンレールに燃料を供給する必要が無いような場合でも連続駆動制御を実行させ、作動音による違和感を抑制できる。
また、燃料供給装置では、制御部においては、エンジンの回転数及びエンジンへの燃料供給量で定義される制御実行領域が予め設定され、制御部は、エンジンの回転数及び燃料供給量が制御実行領域にある場合、連続駆動制御を実行してもよい。この場合、エンジンの回転数及び燃料供給量が制御実行領域にあることを作動条件として、連続駆動制御を実行できる。
また、燃料供給装置では、制御部は、車両の車速が所定車速以下であって車両のアクセルペダルの操作量が所定量以下の場合、又は、車速が所定車速以下であって車両の変速機が中立状態の場合、連続駆動制御を実行してもよい。この場合、車両の車速及びアクセルペダルの操作量、あるいは、車両の車速及び車両の変速機の状態を作動条件として、連続駆動制御を実行できる。
また、燃料供給装置は、制御部の連続駆動制御を有効化又は無効化するスイッチ部を更に備えてもよい。この場合、例えば車両の仕様に応じて、連続駆動制御の有効又は無効を選択することが可能となる。
本発明によれば、作動音による違和感を抑制できる燃料供給装置を提供することが可能となる。
実施形態に係る燃料供給装置を示すブロック図である。 (a)は、調量弁への燃料の流入を示す概略図である。(b)は、調量弁からの燃料の流出を示す概略図である。(c)は、調量弁からの燃料の無吐出を示す概略図である。 制御実行領域の一例を示す図である。
以下、本発明に係る好適な実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の説明において、同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、実施形態に係る燃料供給装置を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態に係る燃料供給装置1は、例えば車両100に搭載されている。車両100としては、例えばトラックやバス等の商用車が挙げられる。なお、車両100は、特に限定されるものではなく、例えば大型車両や中型車両、普通乗用車、小型車両又は軽車両等の何れであってもよい。
燃料供給装置1は、例えば車両100に搭載されたエンジン10に燃料Fを供給する。エンジン10は、図示する例では、直列に4つのシリンダ(気筒)11を有する直列4気筒のディーゼルエンジンとされている。エンジン10では、各シリンダ11にインジェクタ12がそれぞれ設けられ、これらのインジェクタ12によって各シリンダ11内に燃料が噴射される。エンジン10では、例えばエンジン10の負荷等の運転状況に基づいて算出された供給量(燃料噴射量)の燃料Fがインジェクタ12で噴射され、エンジン10に供給される。燃料Fは、ここでは軽油である。
燃料供給装置1は、燃料タンク13と、ポンプ14と、調量弁15と、コモンレール16と、を備えている。燃料タンク13は、車両100に搭載され、燃料Fを貯留するタンクである。燃料タンク13は、燃料Fが漏れないような密閉容器とされている。燃料タンク13は、燃料ラインL1を介してポンプ14と接続されている。
ポンプ14は、燃料タンク13の燃料Fを燃料ラインL1から吸入し、吸入した燃料Fをコモンレール16へ圧送する。ポンプ14としては、例えば電動ポンプが採用される。ポンプ14において燃料Fの圧送方向下流側には、調量弁15が設けられている。
調量弁15は、ポンプ14の燃料Fの吐出量を調節する。調量弁15は、燃料ラインL2を介してコモンレール16と接続されている。調量弁15は、例えばコモンレール16の圧力センサ16aの検出値に基づいて燃料Fの吐出量を調節して燃料ラインL2に送出し、インジェクタ12により噴射された燃料Fに応じた燃料Fをコモンレール16に供給する。調量弁15は、ECU20に電気的に接続されており、その作動をECU20により制御される。
コモンレール16は、ポンプ14によって圧送された高圧の燃料Fを蓄える。コモンレール16は、燃料ラインL3を介してインジェクタ12と接続されている。コモンレール16は、蓄えた燃料Fを燃料ラインL3を介してインジェクタ12に送出する。
燃料供給装置1は、調量弁15の作動を制御するための構成として、ECU(Electronic Control Unit)20と、エンジン10の回転数を検出する回転数センサ40、アクセルペダルの操作量を検出するアクセルペダルセンサ41、車両100の走行速度を検出する車速センサ42、及び、トランスミッションのギア位置を検出するギア位置センサ43を備えている。
ECU20は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)を含む電子制御ユニットである。ECU20は、その機能的構成として、弁制御部(制御部)21と、スイッチ部22と、を有している。
弁制御部21は、調量弁15の作動を制御する。特に、弁制御部21は、調量弁15を規則的に連続駆動する連続駆動制御を実行する。ここでは、弁制御部21は、ポンプ14からコモンレール16への吐出量が無吐出となるようにして、調量弁15を規則的に連続駆動する(詳しくは後述)。弁制御部21は、調量弁15の作動音が車両100の乗員等に違和感を与えてしまう状況下において、連続駆動制御を実行する。弁制御部21は、調量弁15の作動音以外の音が当該作動音と比較して小さいと想定され得る条件下で連続駆動制御を行う。具体的には、弁制御部21は、各センサ40〜43が検出した車速等を作動条件として、以下の連続駆動制御を実行する。
弁制御部21は、エンジン10の回転数及び燃料噴射量(エンジン10への燃料供給量)が制御実行領域Aにある場合、連続駆動制御を第1連続駆動制御として実行する。弁制御部21においては、回転数センサ40で検出されたエンジン10の回転数及び燃料噴射量で定義される制御実行領域Aが予め設定されている(図3参照)。制御実行領域Aは、例えば、エンジン10の回転数に対する燃料噴射量が、図3における実線で示される燃料噴射量未満となる領域である。制御実行領域Aは、予め設定されており、例えば試験的に設定される。制御実行領域Aは、燃料噴射量が小さくなるとエンジン10の燃焼音が小さくなることから、例えば調量弁15の作動音がエンジン10の燃焼音よりも相対的に大きくなる場合の燃料噴射量未満となる領域である。なお、制御実行領域Aは、上記の設定例に限定されるものではない。
制御実行領域Aには、ヒステリシス領域A’が設けられている。ヒステリシス領域A’は、例えば、エンジン10の回転数に対する燃料噴射量が、図3における実線で示される燃料噴射量以上であって破線で示される燃料噴射量以下となる領域である。つまり、弁制御部21は、一旦連続駆動制御を実行すると、エンジン10の回転数と燃料噴射量とが制御実行領域A又はヒステリシス領域A’にある場合には、連続駆動制御を実行する。これにより、連続駆動制御の実行及び非実行の切り替わりが繰り返されるチャタリングを防止できる。
弁制御部21は、車速センサ42で検出された車両100の車速が所定車速以下であってアクセルペダルセンサ41で検出された車両100のアクセルペダルの操作量が所定量以下の場合、連続駆動制御を第2連続駆動制御として実行する。あるいは、弁制御部21は、車両100の車速が所定車速以下であってギア位置センサ43で検出された車両100の変速機が中立状態の場合、連続駆動制御を第3連続駆動制御として実行する。所定車速は、第2連続駆動制御又は第3連続駆動制御を実行するか否かを適切に判定するために、予め設定された値である。所定車速は、固定の値であってもよいし、変動する値であってもよい。所定車速は、例えば車両100におけるエンジン10の搭載位置(つまり調量弁15の作動音の音源位置)に応じて設定される。
アクセルペダルの操作量の所定量は、第2連続駆動制御を実行するか否かを適切に判定するために、予め設定された値である。所定量は、固定の値であってもよいし、変動する値であってもよい。所定量は、車両100の運転者に加速意図がない程度の操作量であって、例えば渋滞時等に車両100が略一定速度で走行するための操作量以下に設定される。
車両100の変速機の状態は、第3連続駆動制御を実行するか否かを適切に判定するために利用される。ここでは、車速が所定車速以下であって変速機の状態が中立状態(例えばニュートラル)の場合、エンジン10がアイドリング状態であると推定し、第3連続駆動制御を実行する。なお、所定車速、所定量、及び変速機の状態は、上記の設定例に限定されるものではない。
スイッチ部22は、弁制御部21の上記第1〜第3連続駆動制御を有効化又は無効化する。ここでのスイッチ部22は、ECU20におけるソフトウェアスイッチとして構成されている。連続駆動制御の有効化とは、連続駆動制御を実行可能な状態とすることであり、連続駆動制御の無効化とは、連続駆動制御を実行不能な状態とすることを意味する。つまり、スイッチ部22は、上記第1〜第3連続駆動制御を実行可能な状態と、上記第1〜第3連続駆動制御を実行不能な状態とを切り替える。
次に、図2(a)〜図2(c)を参照しつつ、調量弁15の連続駆動制御について説明する。図2(a)〜図2(c)に示されるように、調量弁15は、第1容積室50と、第2容積室60と、第3容積室70とを有している。第1容積室50は、入口51と、流路52と、バルブVと、コイルCと、を有する。入口51は、ポンプ14と第1容積室50とを連通させる燃料Fの流路である。流路52は、第1容積室50と第2容積室60とを連通させる燃料Fの流路である。バルブVは、流路52を開閉可能に設けられている。バルブVは、コイルCの電磁力により作動される。コイルCは、ECU20に電気的に接続されている。コイルCは、その電磁力がECU20によって制御され、当該電磁力によってバルブVを移動させて流路52を開閉させる。コイルCでは、電磁力によるノイズ音(励磁音)が生じる。このノイズ音は、車両の乗員等によって調量弁15の作動音として知覚され得るものである。作動音が規則的で連続的であるとは、作動音の発生が一定周期で継続していることをいう。作動音の発生そのものが途切れなく連続していてもよいし、複数の作動音の発生が一定周期で継続していてもよい。作動音が不規則であるとは、複数の作動音の発生周期がばらばらであることをいう。規則的で連続的な作動音の一例としては「ジジジジジ」が挙げられる。不規則な作動音の一例としては「ジジ、ジ、ジジジ」が挙げられる。
第2容積室60は、流路61と、プランジャPとを有する。流路61は、第2容積室60と第3容積室70とを連通させる燃料Fの流路である。プランジャPは、第2容積室60に嵌め込まれており、第2容積室60の内部において液密状態を保持しつつ移動可能とされている。プランジャPは、その移動によって第2容積室60の容積を変化させる。プランジャPは、例えばエンジン10の回転力を利用して移動される。
第3容積室70は、逆止弁Wと、出口71とを有している。第3容積室70では、逆止弁WがバネSによって流路61側に押圧されている。出口71は、第3容積室70と燃料ラインL2とを連通させる燃料Fの流路である。
このような調量弁15では、以下のように弁制御部21によって駆動されることで、燃料Fが燃料ラインL2に送出される。すなわち、プランジャPが第2容積室60の容積を増加させるように移動する際、弁制御部21によって流路52を開くようにバルブVが駆動されると、第1容積室50の燃料Fが流路52を介して第2容積室60に流入される(図2(a)参照)。そして、プランジャPが第2容積室60の容積を減少させるように移動する際、弁制御部21によって流路52を閉じるようにバルブVが駆動されると、第2容積室60に流入された燃料Fが流路61を介して第3容積室70に流出される(図2(b)参照)。このように、調量弁15では、プランジャPの移動に応じて流路52を開閉するように弁制御部21によってバルブVが駆動されることで、燃料Fが燃料ラインL2に送出される。
ここで、一般的には、例えば燃料Fの吐出量(エンジン10への燃料供給量)が小さい状況では、燃料Fが燃料ラインL2に送出される量が小さくなるため、上述した弁制御部21によるバルブVの駆動(調量弁15の作動)が間欠的とされる。しかしながら、弁制御部21によるバルブVの駆動が間欠的とされると、コイルCで生じる電磁力によるノイズ音が間欠的となるため、調量弁15の作動音が不規則となり、車両100の乗員等にとって違和感があることがある。
そこで、本実施形態に係る燃料供給装置1では、弁制御部21によって、調量弁15が規則的に連続駆動される連続駆動制御が実行される。特に、弁制御部21によって、ポンプ14からコモンレール16への燃料Fの吐出量が無吐出となるように連続駆動制御が実行される。
具体的には、プランジャPが第2容積室60の容積を減少させるように移動する際、弁制御部21によって流路52を開くようにバルブVが駆動されると、弁制御部21によって流路52を閉じるようにバルブVが駆動される場合と比べて第2容積室60の燃料Fの圧力が小さくなり、逆止弁Wが開かない。従って、第2容積室60の燃料Fが流路61を介して第3容積室70に流出されず、第1容積室50に流出されることとなる。その結果、コモンレール16への燃料Fの吐出量が無吐出とすることができる(図2(c)参照)。ポンプ14からコモンレール16への燃料Fの吐出量が無吐出であれば、例えば燃料Fの吐出量が小さい状況であっても、弁制御部21によってバルブVの駆動が間欠的とされなくても燃料Fが燃料ラインL2に送出される量を小さくすることができる。よって、弁制御部21によって調量弁15が規則的に連続駆動される連続駆動制御の実行が可能となる。
以上、本実施形態に係る燃料供給装置1では、調量弁15を不規則に間欠駆動するのではなく、弁制御部21により連続駆動制御を実行して調量弁15を規則的に連続駆動することによって、作動音を規則的且つ連続的なものにすることができる。その結果、作動音による違和感を抑制することが可能となる。
また、燃料供給装置1では、弁制御部21により、ポンプ14からコモンレール16への吐出量が無吐出となるように連続駆動制御が実行される。これにより、調量弁15が連続駆動されても燃料Fの吐出量が無吐出とされる。これにより、例えばコモンレール16に燃料Fを供給する必要が無いようなシーンで連続駆動制御を実行させ、作動音による違和感を抑制できる。
また、燃料供給装置1では、弁制御部21においてエンジン10の回転数及び燃料噴射量(エンジン10への燃料供給量)で定義される制御実行領域Aが予め設定され、エンジン10の回転数及び燃料噴射量が制御実行領域Aにある場合、連続駆動制御が実行される。これにより、エンジン10の回転数及び燃料噴射量が制御実行領域Aにあることを作動条件として、連続駆動制御を実行できる。
また、燃料供給装置1では、弁制御部21により、車両100の車速が所定車速以下であって車両100のアクセルペダルの操作量が所定量以下の場合、又は、車速が所定車速以下であって車両100の変速機が中立状態の場合、連続駆動制御が実行される。これにより、車両の車速及びアクセルペダルの操作量、あるいは、車両の車速及び車両の変速機の状態を作動条件として、連続駆動制御を実行できる。
また、燃料供給装置1は、弁制御部21の連続駆動制御を有効化又は無効化するスイッチ部を更に備えている。これにより、連続駆動制御の有効又は無効を選択することが可能となる。
なお、第1連続駆動制御は、エンジン10の燃焼音の大きさに応じて実行される連続駆動制御であるともいえる。第2連続駆動制御は、運転者の加速意図に応じて実行される連続駆動制御であるともいえる。第3連続駆動制御は、車両100の変速機のギア段の状態に応じて実行される連続駆動制御であるともいえる。
以上、本発明に係る好適な実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、各請求項に記載した要旨を変更しない範囲で変形し、又は他のものに適用してもよい。
例えば、上記実施形態では、エンジン10の一例としてディーゼルエンジンを用いて説明したが、ガソリンエンジン等のエンジンでもよい。
また、上記実施形態では、ポンプ14からコモンレール16への燃料Fの吐出量が無吐出となるように弁制御部21が連続駆動制御を実行したが、例えば燃料Fの吐出量(エンジン10の燃料供給量)が大きい状況においては、必ずしも燃料Fの吐出量が無吐出とならなくてもよい。要は、弁制御部21が調量弁15を規則的に連続駆動する連続駆動制御を実行すればよい。
また、上記実施形態では、スイッチ部22は、ECU20におけるソフトウェアスイッチとして構成されていたが、各センサ40〜43とECU20との間に設けられたハードウェアスイッチとして構成されていてもよい。
1…燃料供給装置、10…エンジン、14…ポンプ、15…調量弁、16…コモンレール、21…弁制御部(制御部)、22…スイッチ部、100…車両、A…制御実行領域、F…燃料。

Claims (5)

  1. 車両のエンジンに燃料を供給する燃料供給装置であって、
    コモンレールと、前記コモンレールに前記燃料を圧送するポンプと、前記ポンプの前記燃料の吐出量を調節する調量弁と、前記調量弁の作動を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記調量弁のコイルの励磁音が規則的で連続的となるように、前記調量弁を規則的に連続駆動する連続駆動制御を実行する、燃料供給装置。
  2. 前記制御部は、前記ポンプから前記コモンレールへの前記吐出量が無吐出となるように前記連続駆動制御を実行する、請求項1に記載の燃料供給装置。
  3. 前記制御部においては、前記エンジンの回転数及び前記エンジンへの燃料供給量で定義される制御実行領域が予め設定され、
    前記制御部は、前記エンジンの回転数及び前記燃料供給量が前記制御実行領域にある場合、前記連続駆動制御を実行する、請求項1又は2に記載の燃料供給装置。
  4. 前記制御部は、前記車両の車速が所定車速以下であって前記車両のアクセルペダルの操作量が所定量以下の場合、又は、前記車速が前記所定車速以下であって前記車両の変速機が中立状態の場合、前記連続駆動制御を実行する、請求項1〜3の何れか一項に記載の燃料供給装置。
  5. 前記制御部の前記連続駆動制御を有効化又は無効化するスイッチ部を更に備える、請求項1〜4の何れか一項に記載の燃料供給装置。
JP2015071486A 2015-03-31 2015-03-31 燃料供給装置 Active JP6537867B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015071486A JP6537867B2 (ja) 2015-03-31 2015-03-31 燃料供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015071486A JP6537867B2 (ja) 2015-03-31 2015-03-31 燃料供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016191346A JP2016191346A (ja) 2016-11-10
JP6537867B2 true JP6537867B2 (ja) 2019-07-03

Family

ID=57245539

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015071486A Active JP6537867B2 (ja) 2015-03-31 2015-03-31 燃料供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6537867B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4106663B2 (ja) * 2004-03-26 2008-06-25 株式会社デンソー 内燃機関の燃料供給装置
JP4120630B2 (ja) * 2004-09-24 2008-07-16 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の高圧燃料供給装置およびその設計方法
JP4375276B2 (ja) * 2005-04-14 2009-12-02 トヨタ自動車株式会社 車両の制御装置
JP4508011B2 (ja) * 2005-06-30 2010-07-21 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の制御装置
JP4586667B2 (ja) * 2005-07-29 2010-11-24 トヨタ自動車株式会社 燃料噴射制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016191346A (ja) 2016-11-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5212546B2 (ja) 燃料供給装置
JP5099191B2 (ja) 内燃機関の燃料供給装置
JP5863017B2 (ja) 内燃機関の燃料噴射装置
JP2012122403A (ja) 内燃機関の燃料供給装置
US7918208B2 (en) Fuel supply apparatus
CN103842636A (zh) 用于内燃机的控制装置和内燃机的控制方法
WO2016042719A1 (ja) 高圧ポンプの制御装置
JP2007077898A (ja) 燃料噴射制御装置
JP2015014221A (ja) 高圧ポンプの制御装置
JP2016205368A (ja) 高圧ポンプの制御装置
JP2013231362A (ja) 燃料圧力制御装置
JP6992484B2 (ja) 燃料ポンプ制御装置
JP2007309107A (ja) 内燃機関の燃料ポンプ制御装置
JP6537867B2 (ja) 燃料供給装置
JP5692131B2 (ja) 高圧ポンプの制御装置
CN110242421B (zh) 在发动机熄火时的减振装置及其方法
JP2009293460A (ja) 燃料供給装置
JP6022986B2 (ja) 燃料供給システム
JP5516883B2 (ja) 車両の自動停止制御装置
JP6713338B2 (ja) 特に自動車の内燃機関の噴射弁である切換可能な弁を低減された騒音で駆動制御する方法
JP5780669B2 (ja) エンジン回転制御モード切替方法及びエンジン回転制御装置
JP2009293459A (ja) 燃料供給装置
JP4138793B2 (ja) 燃料噴射装置
CN109723561B (zh) 内燃机的燃料喷射控制装置
JP4716140B2 (ja) 燃料供給装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190226

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190227

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190415

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190604

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190605

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6537867

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250