JP6536802B2 - 車両用空調吹出し口部構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両室内へ空気を吹き出す車両用空調吹出し口部構造に関する。
一般に、車両室内のインストルメントパネルには、車両室内に空調用の吹出し口部となる開口が形成されている。吹出し口部の裏側には、ダクトが接続されている。外気または内気をブロアファン等により吸い込まれた空気は、当該ダクトを流通して、吹出し口部から車両室内に吹き出している。また、吹出し口部には、空気の風向きを調整するための風向調整装置が取り付けられている。
当該風向調整装置は、所定の間隔を空けて配列されている複数の縦フィンを備えている。この縦フィンの方向を変えることによって、車両室内に吹き込む空気の左右方向の風向きを調整している。しかし、当該装置の内壁付近を通過する空気、すなわち、吹出し口の端部を通る空気は、縦フィンの影響を受けにくく、空気がほぼ真っ直ぐに抜けてしまう可能性があり、縦フィンが効果的に空気をガイドできないことがある。例えば、窓側付近に配置されている吹出し口部では、風向調整装置によって、風向きを窓側に向くように調整しようとしても、吹出し口部における窓側の内壁付近を通過する空気は、縦フィンの影響を受けずに、真っ直ぐ通り抜けてしまうことがある。真っ直ぐ通り抜ける空気の影響により、操作者の意図するように空気を窓側に向かって流せなくなる可能性がある。
このような問題を解決する方法として、例えば、特許文献1に開示されているように、内壁部を絞り込むような構造が知られている。この構造では、内壁付近の空気を、吹出し口部の中央に向かわせることができる。
特公平04−21100号公報
ところが、上記例のような構造では、車種あるいは仕様等によって、絞り込む量が異なるため、設計や製造が難しくなることがある。また、絞込み量が過剰であると、空気通路が必要以上に狭まるため、その部分で圧力損失が大きくなり、吹出し風量が少なくなる可能性がある。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、吹出し口部から吹き出される空気の風向きを、容易に調整できる車両用空調吹出し口部構造を提供することである。
上記目的を達成するため本発明に係る車両用空調吹出し口部構造は、車両室内に配置されたインストルメントパネルの車両室内側面には、車両室内に空気を吹き出すための吹出し口部が設けられ、該吹出し口部には、前記空気の風向きを調整する風向調整装置が取り付けられ、該風向調整装置の車両前部には、前記空気が流通するダクトが接続されており、前記風向調整装置は、内部が車両前後方向に貫通する装置本体部を有し、前記装置本体部の内部には、車幅方向に間隔を空けて配置され、車両上下方向に延びる複数のフィンが設けられ、該複数のフィンの車両前方側には、車幅方向に延びる板状で前記吹出し口部を開閉するシャットダンパが配置されている。当該車両用空調吹出し口部構造において、前記ダクトは、前記インストルメントパネルの車両前方側の車幅方向中間部から車幅方向外側に向かって車幅方向に延び、車両後方側に湾曲して前記装置本体部の前部に接続されており、前記シャットダンパの一方の主面が車両上方を向いているときに、前記吹出し口部が開いている状態となり、前記シャットダンパの少なくとも一方の主面上の車幅方向側部には、前記装置本体部の車幅方向外側部の内壁と前記フィンとの間を車幅方向に延びるガイド部材が設けられ、該ガイド部材には、前記主面に対して起立するガイド面が形成され、前記吹出し口部が開いている状態での前記ガイド面は、前記シャットダンパの車幅方向側端部から車両後部に向かって傾斜するように延びており、車両後方側に湾曲している部分の前記ダクトの内側壁面に沿って流れ前記装置本体部の前記内壁に沿って流れて前記ガイド面に吹き付けられる前記空気は、前記吹出し口部の車幅方向中央に向かって流れ、前記複数のフィンの間を通り抜けるように構成されている。
また、本発明に係る車両用空調吹出し口部構造の一態様では、前記ガイド部材は、前記シャットダンパの両面に設けられている。
また、本発明に係る車両用空調吹出し口部構造の一態様では、前記ガイド部材は、前記シャットダンパの前記主面に着脱可能に取り付けられている。
また、本発明に係る車両用空調吹出し口部構造の一態様では、前記ガイド部材は、前記主面に設けられたガイド取付部に嵌合している。
本発明によれば、吹出し口部の内壁に沿って真っ直ぐ抜ける空気を、ガイド部材のガイド面が遮り、吹出し口部の中央に偏向させることにより、フィンで風向を効率よく制御することができる。また、上記の従来例に比べて、本発明はガイド部材の向きの調整のみで整流できるため、製造が容易であり、製造誤差に左右されることなく微小量の調整が可能である。本発明では、ガイド部材のガイド面の角度調整のみで対応可能である。
本発明の一態様によれば、シャットダンパの片面のみにガイド部材を設ける場合に比べて、整流効果が向上する。
本発明の一態様によれば、ガイド面の傾斜角度を、車種や仕様等により変更する場合においても、シャットダンパの本体は、共通して用いることができるため、設計や製造コスト等を低減させることが可能となる。
本発明の一態様によれば、ガイド部材が、シャットダンパに設けられたガイド取付部に嵌合しているので、ガイド部材をシャットダンパとは別体にする態様において、車両からの振動等で取付角度がずれる恐れがなくなり、整流効果を安定させることができる。
本発明に係る車両用空調吹出し口部構造を備えたインストルメントパネルの概略斜視図である。 図1の空気吹出し口部構造を構成する風向調整装置の拡大正面図である。 図2の風向調整装置をインストルメントパネルの車両室外側(裏側)から見た背面図(裏面図)である。 図3の斜視図である。 図2のA−A線断面を概略的に示している平断面図である。 図2のシャットダンパの分解斜視図で、リブが取り外された状態を示している。
以下、本発明に係る車両用空調吹出し口部構造の一実施形態について、図面(図1〜図6)を参照して説明する。
本実施形態の車両用空調吹出し口部構造は、車両室内の車両前部に配置されたインストルメントパネル1の吹出し口部3に取り付けられている風向調整装置10を有している。該吹出し口部3は、インストルメントパネル1の車両室内側面に設けられており、車両前後方向に貫通するように開口している部分である。この例の吹出し口部3は、図1に示すように、インストルメントパネル1の車両室内側面に、車幅方向に互いに間隔を空けて4か所に設けられ、運転席側に左右2か所、助手席側に左右2か所となるように配置されている。本実施形態では、運転席側の車幅方向外側に配置されている吹出し口部3、すなわち、図1における最も右側に示している吹出し口3の構造について説明する。
上述したように、各吹出し口部3のそれぞれには、風向調整装置10が取り付けられている。該風向調整装置10は、インストルメントパネル1の車両室外側から車両室内側に向かって流れる空気の風向きを調整する装置である。詳細は後で説明する。
各風向調整装置10の車両前部、すなわち、インストルメントパネル1の裏側には、空気が流通するダクト5が接続されている。このダクト5内を流通する空気は、風向調整装置10を通って吹出し口部3から車両室内に吹き出す。ダクト5は、図1に示すように、4方向に分岐するように構成され、4方向に分岐したダクト5は、各風向調整装置10の車両前部に接続されている。ダクト5内を流通する空気は、外気または内気をブロアファン(図示せず)等によりダクト5内に吸い込まれ、ダクト5内を流通する。
ここで、各風向調整装置10の構造について説明する。風向調整装置10は、装置本体部11と、複数の縦フィン13と、シャットダンパ20を有している。装置本体部11は、外観形状は、略直方体であり、車両前後方向に貫通する筒状の部材である。貫通している部分は車幅方向に延びる略長方形孔であり、貫通している部分の縦断面形状は、車幅方向に延びる略長方形状である。装置本体部11の外壁は、インストルメントパネル1の吹出し口部3に取り付けられている。装置本体部11は、当該外壁が吹出し口部3の内壁に、例えば嵌め込まれた状態で、吹出し口部3に取り付けられている。
次に縦フィン13について説明する。縦フィン13は、図2〜図4に示すように、車両上下方向に延びる板状の部材であり、この例では、5枚の縦フィン13が車幅方向に互いに間隔を空けて互いに平行に配列されている。各縦フィン13は、装置本体部11の車両上側の内壁(上側内壁11a)と、車両下側の内壁(下側内壁11b)とを繋ぐように配置されている。
5つの縦フィン13の車両後部(車両室内側部)には枠部材17が配置されており、各縦フィン13の車両後端に接続されている。また、5つの縦フィン13のうちの車幅方向中央の縦フィン13の車両後端部には、調整つまみ15が取り付けられている。この調整つまみ15を左右に操作することにより、枠部材17を介して全ての縦フィン13が、連動するように構成されている。縦フィン13が操作者によって動かされることによって、ダクト5から流れてくる空気の風向、特に左右方向の風向きを調整することができる。
次に、シャットダンパ20の構造について説明する。シャットダンパ20は、吹出し口部3を開閉することで、空気の吹出しを制御する部分である。シャットダンパ20は、長板部材21と、長板部材21の側部に配置されている軸部材25と、長板部材21の主面21aの上に配置されているリブ(ガイド部材)30とを備えている。
先ず、長板部材21及び軸部材25について説明する。長板部材21は、車幅方向に延びる略長方形状の部材であり、装置本体部11の開口(長方形孔)を塞ぐ部材である。当該長板部材21の車幅方向長さ、すなわち、長方形の長辺の長さは、装置本体部11の図2における右側の内壁11c及び左側の内壁11dの間を結ぶ長さにほぼ等しくなるように形成されている。また、長方形の短辺の長さは、装置本体部11の上側内壁11a及び下側内壁11bの間を結ぶ長さにほぼ等しくなるように形成されている。また、長板部材21の車幅方向側部には、図6に示すように、軸部材25が取り付けられる軸取付部22が設けられ、長板部材21の両側の主面21aのそれぞれには、リブ30を取り付けるためのリブ取付孔部(ガイド取付部)23が設けられている。
軸部材25は、軸取付部22に、嵌合するように取り付けられている円柱状の部材である。軸部材25は、長板部材21の車幅方向両側部から突出し、車幅方向外側端は、装置本体部11の右側内壁11c及び左側内壁11dに回転可能に接続されている。なお、この例では、軸部材25は長板部材21とは別部材としているが、これらを一体的に形成してもよい。
風向調整装置10は、装置本体部11に接続されている軸部材25を回転軸として長板部材21が回転することによって、吹出し口部3が開閉するように構成されている。本実施形態では、長板部材21の一方の主面21aが車両上方を向いているときに、吹出し口部3が開いている状態(開状態)となり、車両前方を向いているときに、閉じている状態(閉状態)となる。開状態では、図2及び図3に示すように、車両上方を向いている主面21aは、装置本体部11の上側内壁11aに対向している状態となっている。この例では、開状態の主面21aは水平であるが、水平に対して少し傾いている状態であってもよい。
続いて、長板部材21の両側の主面21aに設けられているリブ取付孔部23について説明する。図6に示すように、この例のリブ取付孔部23は、両側の主面21aの上の車幅方向外側の領域に配置されている。この例では、風向調整装置10を車両室内(車両後方)から見たときに、右側に配置されている(図2)。このリブ取付孔部23には、長板部材21を貫通し、主面21aを正面から見たときに長方形状の貫通孔23aが形成されている。この貫通孔23aの縁には、貫通孔23aを囲うように主面21aに対して突出する壁部23bが形成されている。当該壁部23bの断面は、凹形状となっている。壁部23bには、後述するリブ30の台座部32が嵌合する。
次に、リブ30について説明する。リブ30は、長板部材21のリブ取付孔部23に着脱可能に取り付けられている部材であり、図6に示すように、整流板部31と、台座部32と、係止爪33とを有している。当該リブ30は、ダクト5を流れる空気の流れ方向を偏向するための部材である。整流板部31は、板状の部分であり、リブ30がリブ取付孔部23に取り付けられている状態で、長板部材21の主面21aにほぼ垂直に立設している。整流板部31には、主面21aに対してほぼ垂直に起立しているガイド面31aが形成されている。ガイド面31aは、主面21aの車幅方向(長手方向)の中央に面しており、長板部材21の車幅方向外側端(図5の右側端)から車両後部(図5の下方)に向かって傾斜するように延びている。すなわち、吹出し口部3が開いている状態でのガイド面31aは、車両後方に向かうに従い、吹出し口部3の車幅方向中央に向かって傾斜している。このガイド面31aには、ダクト5を流れる空気が吹き付けられる。
台座部32は、図6に示すように、整流板部31の長板部材21側の端部に設けられており、主面21aに平行な長方形の板状の部分である。係止爪33は、台座部32の主面21aに対向する側に設けられ、台座部32に対して垂直に延びている。台座部32は、リブ取付孔部23の壁部23bに嵌合する。また、係止爪33は、詳細な図示は省略しているが、貫通孔23aの縁に引っ掛るように構成されている。なお、この例では、台座部32は、壁部23bに嵌合しているが、接着剤等により取り付けてもよいし、溶着してもよい。
このように、リブ30を、長板部材21とは別の部材とすることで、リブ30のガイド面31aの傾斜角度等を、車種や仕様等により変更する場合においても、長板部材21及び軸部材25は、共通して用いることができるため、設計や製造コスト等を低減させることが可能となる。また、台座部32がリブ取付孔部23の壁部23bに嵌合し、さらに係止爪33が引っ掛っている状態で、リブ30がリブ取付孔部23に取り付けられているので、車両からの振動等で取付角度にずれが生じることを抑制することが可能となる。
図5の矢印Xに示すように、ダクト5から風向調整装置10に流入する空気のうち、装置本体部11の車幅方向外側(窓側)の内壁11cの付近を流れる空気は、ガイド面31aに吹き付けられ、その後、吹出し口部3の車幅方向中央に向かって流れ、縦フィン13の間を通り抜け、車両室内に吹き出される。
仮に、リブ30がない場合には、窓側の内壁11cに沿って流れる空気は、縦フィン13の方向を変えても車両後方に真っ直ぐ抜けてしまう。これに対して、本実施形態では、リブ30を設けることにより、窓側の内壁11cに沿って流れる空気は、ガイド面31aにより遮られ、吹出し口部3の中央に偏向される。ガイド面31aが、長板部材21の車幅方向側端から延びているために、当該内壁11c付近の空気は遮られる。これにより、縦フィン13で風向を操作者の意図通りに効率よく制御することができる。また、リブ30がない場合に比べて、リブ30のガイド面31aの向きの調整のみで整流できるため、製造が容易であり、製造誤差に左右されることなく微小量の調整が可能である。本実施形態では、リブ30のガイド面31aの角度調整のみで対応可能である。
また、本実施形態では、長板部材21の反対側(図6の下面側)の主面21aにも、リブ取付孔部23が設けられ、上記と同様のリブ30が取り付けられている。この例では、詳細な図示は省略しているが、貫通孔23aを囲う壁部23bが、両面に設けられている。このようにリブ取付孔部23を設けることで、リブ30は、長板部材21に対して表裏になるように配置されている。その結果、窓側の内壁11cに沿って流れる空気のうち、車両上下方向のほぼ全域について遮ることができる。そのため、片側のみにリブ30を設ける場合に比べて、整流効果が向上する。
以上の説明から分かるように、本実施形態によれば、吹出し口部3から車両室内に向かって吹き出される空気の風向きを、容易に調整することが可能となる。特に、車両側部の窓付近に配置されている吹出し口部3の風向調整装置10において、風向きを窓側に向かうようにするときに有効である。
上記実施形態の説明は、本発明を説明するための例示であって、特許請求の範囲に記載の発明を限定するものではない。また、本発明の各部構成は上記実施形態に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。
本実施形態では、リブ取付孔部23には、長方形状の穴が設けられているが、これに限らず円形の穴でもよい。この場合、台座部32を円柱状にして、円形の穴に嵌合させるとよい。このように構成することで、ガイド面31aの傾きを、風向調整装置10を車両に組み付けるときに調整することができる。
また、本実施形態では、リブ取付孔部23の位置が表裏に配置されているがこれに限らない。ガイド面31aが長板部材21の一方の車幅方向側部に車両上下に並ぶように配置されていればよい。
また、本実施形態では、リブ30を両面に設けているが、これに限らない。車種によっては片面のみに配置してもよい。また、リブ30を長板部材21に一体に形成してもよい。さらに、リブ30が板状でなくてもよい。ガイド面31aを備えるブロック状に形成してもよい。
また、本実施形態では、長板部材21の一方の車幅方向外側の表裏にリブ30を取り付けているが、これに限らない。例えば、車幅方向の両側にリブ30を取り付けてもよい。これにより、左右両側の内壁11c、11d付近を通る空気の風向きを調整することができる。本実施形態は、窓側の吹出し口部3の構造について説明しているが、他の吹出し口部3の構造にも用いることができる。
1 インストルメントパネル
3 吹出し口部
5 ダクト
10 風向調整装置
11 装置本体部
11a 上側内壁
11b 下側内壁
11c 右側内壁(窓側の内壁)
11d 左側内壁
13 縦フィン
15 調整つまみ
17 枠部材
20 シャットダンパ
21 長板部材
21a 主面
22 軸取付部
23 リブ取付孔部
23a 貫通孔
23b 壁部
25 軸部材
30 リブ(ガイド部材)
31 整流板部
31a ガイド面
32 台座部
33 係止爪


Claims (4)

  1. 車両室内に配置されたインストルメントパネルの車両室内側面には、車両室内に空気を吹き出すための吹出し口部が設けられ、該吹出し口部には、前記空気の風向きを調整する風向調整装置が取り付けられ、該風向調整装置の車両前部には、前記空気が流通するダクトが接続されており、
    前記風向調整装置は、内部が車両前後方向に貫通する装置本体部を有し、
    前記装置本体部の内部には、車幅方向に間隔を空けて配置され、車両上下方向に延びる複数のフィンが設けられ、該複数のフィンの車両前方側には、車幅方向に延びる板状で前記吹出し口部を開閉するシャットダンパが配置されている、車両用空調吹出し口部構造において、
    前記ダクトは、前記インストルメントパネルの車両前方側の車幅方向中間部から車幅方向外側に向かって車幅方向に延び、車両後方側に湾曲して前記装置本体部の前部に接続されており、
    前記シャットダンパの一方の主面が車両上方を向いているときに、前記吹出し口部が開いている状態となり、
    前記シャットダンパの少なくとも一方の主面上の車幅方向側部には、前記装置本体部の車幅方向外側部の内壁と前記フィンとの間を車幅方向に延びるガイド部材が設けられ、該ガイド部材には、前記主面に対して起立するガイド面が形成され、
    前記吹出し口部が開いている状態での前記ガイド面は、前記シャットダンパの車幅方向側端部から車両後部に向かって傾斜するように延びており、
    車両後方側に湾曲している部分の前記ダクトの内側壁面に沿って流れ前記装置本体部の前記内壁に沿って流れて前記ガイド面に吹き付けられる前記空気は、前記吹出し口部の車幅方向中央に向かって流れ、前記複数のフィンの間を通り抜けるように構成されていることを特徴とする車両用空調吹出し口部構造。
  2. 前記ガイド部材は、前記シャットダンパの両面に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の車両用空調吹出し口部構造。
  3. 前記ガイド部材は、前記シャットダンパの前記主面に着脱可能に取り付けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用空調吹出し口部構造。
  4. 前記ガイド部材は、前記主面に設けられたガイド取付部に嵌合していることを特徴とする請求項3に記載の車両用空調吹出し口部構造。
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