JP2013075662A - 車両用空調装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】インストルメントパネルの車両幅方向の中央に所望の各種機器の配置と、多量且つ好適な温度の空気を後席側まで十分に到達させることとの双方を可能にする。
【解決手段】アッパーベント吹出ダクト27の下流側の後席用吹出口部26は、車両幅方向の中央部位に対しその車両幅方向の両側に設けられており、各後席用吹出口部26には車両の左右方向に風向を変更することができるグリル28を有すると共に、このグリル28は、後席用吹出口部26から吹出された空気が相互に衝突して一体となることが可能なように所定の傾斜角度の数値Rで車両幅方向の中央側に向けて傾斜したものとする。
【選択図】図3

Description

この発明は、座席が車両進行方向に沿って多列的に配置されている車両の後席側における空調性能に優れた空調装置の構造に関する。
例えばミニバン等と称される、座席が車両進行方向に沿って多列的に配置されている車両にあっては、車両の後席側においても空調を十分に行えるようにすることが望まれるところ、後席専用の空調ユニットを搭載することは既に公知である(例えば、特許文献1を参照。)。
また、後席専用の空調ユニットを設置せずに前席用の空調ユニットの吹出空気を後席側まで到達させる構造として、例えば特許文献2の車両用空調装置等が既に公知となっている。すなわち、この特許文献2では、インストルメントパネルの車両左右方向の略中央位置に、前席乗員に気流が当たらない範囲の横幅となるように、単一の後席用吹出口を開口させた構造が説明されている。
一方、例えば特許文献3の車両用空気調和装置に示されるように、インストルメントパネルの前面の中央部分等に設けられたベント用の第1の吹出口に対し、それよりもインストルメントパネルの上面側に配置されたベント用の第2の吹出口を有し、かかる第2の吹出口は車両の左右方向に沿って複数に開口された構造も既に公開されている。
特開2006−240403号公報 特開平6−247137号公報 特開2005−212607号公報
ここで、特許文献1の車両用空調装置では、リア空調ユニットを搭載するために、空調装置全体のコストが高くなり、このリア空調ユニットを搭載するための搭載スペースも必要となると共に、リア空調ユニットの重量分、車両用空調装置ひいては車両の重量も増加するという不具合を有する。
これに対し、特許文献2の車両用空調装置では、リア空調ユニットを用いないため上記特許文献1の不具合を有しないが、単一の吹出口から車両の後方に向けて空気が吹き出されるので、相対的に多量且つ好適な温度の空気を後席側まで到達させることができる一方で、この後席用吹出口をインストルメントパネルの車両幅方向の略中央に形成するために、例えば近年において搭載が要望されているナビゲーションシステム等のスペースを、当該インストルメントパネルの車両幅方向の中央に取ることができないという不具合を有する。
また、特許文献3の車両用空気調和装置では、第2の吹出口についてインストルメントパネルの車両左右方向の略中央位置を回避するかたちで配置することが可能である一方で、同一の空調ユニットのベント用開口部からダクト側に送出される空気量は一定である関係上、第2の吹出口が複数存在することで各吹出口から吹き出される空気量は減少し、風速も後席用に向うに従い遅くなるので、相対的に多量且つ好適な温度の空気を後席側まで十分に到達させることが困難となるという不具合を有する。
すなわち、図8(a)の2つの後席用空気吹出口101、101がインストルメントパネルの車両幅方向の略中央部位を挟む形で配置されている場合には、図8(b)、図8(c)の風速分布を表した図に示されるように、三列目の座席104の近傍部位では、一列目の座席102の近傍部位、二列目の座席103の近傍部位よりも特に頭上において快適な風を感ずることができる風速分布範囲が相対的に小さくなっている。また、図9(a)、図9(b)、図9(c)の風の到達範囲を表した図に示されるように、多列シート型車両100の座席102乃至104のうち三列目の座席104まで、後席用空気吹出口101、101からの空気は十分には到達されていない。
尚、図8で示される風速分布及び図9で示される風の到達範囲を表した図は、インストルメントパネルへの後席用吹出口部101の配置を図3に示される後席用吹出口部26と同様に車両幅方向の中央部位を挟んで2つとし、後席用吹出口部101の開口端に車両上下方向に沿って延びる板状のグリル106を配し、且つグリル106の通風方向の寸法L1を20mm、グリル106の厚みL2を2mm、グリル106の通風方向側端から後席用吹出口部105の開口端までの寸法L3を5mm、及び、グリル106、106間の寸法L4を10mmとして設定すると共に、後席用吹出口部101から56m3/hの風量で空気が吹き出し、センターベント吹出口部からは空気が出ないとした条件によるものである。
そこで、本発明は、コスト、設置スペース及び重量の増加を抑えつつ、インストルメントパネルの車両幅方向の中央に各種機器の配置が可能であると同時に、多量且つ好適な温度の空気を後席側まで十分に到達させることも可能な車両用空調装置を提供することを目的とする。
本発明に係る車両用空調装置は、ケースに開口された空気導入口と、前記ケース内に収納されて前記空気導入口から当該ケース内に空気を取り入れるための送風機と、前記ケース内に収納されて前記送風機で導入された空気を空調する空調手段と、前記ケースに開口されて前記空調手段で空調された空気を前記ケース外に送出するための吹出用開口部とを備えると共に車両のセンターコンソール部に搭載される空調ユニットを用いるもので、前記吹出用開口部のうち所定の吹出用開口部は、吹出ダクトが接続されており、この吹出ダクトは、車両前席用に空気を送るための前席用吹出口と後席用に空気を送るための複数の後席用吹出口部とをインストルメントパネルに設け、前記複数の後席用吹出口部は、車両幅方向の中央部に対し運転手席側と助手席側とにずれた位置にて形成されることにより運転手席側と助手席側とに1つずつ配置されていると共に、プレート形状の風向可変用部材が、前記運転手席側の後席用吹出口部の開口端及び前記助手席側の後席用吹出口部の開口端に各々配置され、前記運転手席側の後席用吹出口部に配置された前記プレート形状の風向可変用部材の向きに沿って延びる延長線と前記助手席側の後席用吹出口部に配置された前記プレート形状の風向可変用部材の向きに沿って延びる延長線とは、車両幅方向の略中央にて交差するようになっていることを特徴とするものである(請求項1)。後席用吹出口部の数は、車両幅方向で中央部位を挟んで運転手席側と助手席側とに各々1つ以上あれば良く、その数は限定されない。これにより、車両幅方向の中央部に、オーディオ機器、カーナビゲーション機器等を搭載するための搭載スペースを確保することができる。
また、本発明に係る車両用空調装置は、ケースに開口された空気導入口と、前記ケース内に収納されて前記空気導入口から当該ケース内に空気を取り入れるための送風機と、前記ケース内に収納されて前記送風機で導入された空気を空調する空調手段と、前記ケースに開口されて前記空調手段で空調された空気を前記ケース外に送出するための吹出用開口部とを備えると共に車両のセンターコンソール部に搭載される空調ユニットを用いるもので、前記吹出用開口部のうちベント用吹出用開口部は、吹出ダクトが接続されており、この吹出ダクトは、車両前席用に空気を送るための前席用のベント吹出口と、車両後席用に空気を送るための後席用のアッパーベント吹出口とをインストルメントパネルに設け、前記複数の後席用のアッパーベント吹出口部は、車両幅方向の中央部に対し運転手席側と助手席側とにずれた位置にて形成されることにより運転手席側と助手席側とに1つずつ配置されていると共に、プレート形状の風向可変用部材が、前記運転手席側の後席用のアッパーベント吹出口部の開口端及び前記助手席側の後席用のアッパーベント吹出口部の開口端に各々配置され、前記運転手席側の後席用のアッパーベント吹出口部に配置された前記プレート形状の風向可変用部材の向きに沿って延びる延長線と前記助手席側の後席用のアッパーベント吹出口部に配置された前記プレート形状の風向可変用部材の向きに沿って延びる延長線とは、前記運転手席側の後席用のアッパーベント吹出口部から吹き出された空気と前記助手席側の後席用のアッパーベント吹出口部から吹き出された空気とが前記運転手席と前記助手席との間の上方で衝突して一体となり、前記運転手席と前記助手席との間を通過して前記車両後席側に流れるよう、車両幅方向の略中央にて交差するようになっていることを特徴とするものである(請求項2)。
そして、請求項3に係る車両用空調装置は、請求項2に記載の車両用空調装置であって、前記吹出ダクトは、前記前席用のベント吹出口のうちセンターベント吹出口を有するセンターベント吹出ダクトと、このセンターベント吹出ダクトの途中から車両上方に向けて分岐し、前記後席用のアッパーベント吹出口を有するアッパーベント吹出ダクトで成ることを特徴とするものである(請求項3)。
以上のように、請求項1から請求項3に記載の発明によれば、運転手席側の後席用吹出口部から吹き出された空気と助手席側の後席用吹出口部から吹き出された空気とが衝突して一体となるため、後席用吹出口部から吹き出された空気について初速時の風速を略維持したまま車両後席側まで送ることが可能となるので、車両後席専用の空調装置を不要とすることから、車両用空調装置全体のコストの削減が図られると共に、後席専用の空調装置のための設置スペースが不要となり、更に車両の軽量化も図られる。しかも、請求項1から請求項3に記載の発明によれば、後席専用の空調ユニットを用いないので、車両用空調装置のコスト、設置スペース及び重量の増加を抑制することができる。
また、請求項1から請求項3に記載の発明によれば、車両幅方向の中央部に、オーディオ機器、カーナビゲーション機器等を搭載するための搭載スペースを確保することができるので、車両のインストルメントパネルのデザイン性の自由度が向上する。
さらに、請求項1から請求項3に記載の発明によれば、運転手席側の後席用吹出口部から吹き出された空気と助手席側の後席用吹出口部から吹き出された空気とは、運転手席側と助手席との間の上方で衝突して一体となった後、運転手席と助手席との間を通って車両後席側まで送られるため、かかる吹出空気がサンバイザー、バックミラー、及び運転手席、助手席などの車両進行方向の前方側に配置された物に当たるのを防止することが可能となるので、より効率的に後席用吹出口部からの吹出空気を車両後席側まで送ることができる。
図1は、この発明に係る車両用空調装置で用いる空調ユニットの一例とこの空調ユニットに接続されるダクトの一例とを示す断面図である。 図2は、同上の空調ユニットとこの空調ユニットに接続されるダクトとの構成を示す斜視図である。 図3は、2つの後席用吹出口から吹出された空気が衝突後、合流して車両後方に向けて流れる様子を示した模式図である。 図4(a)は、後席用吹出口の開口端に設けたグリルが車両左右方向において傾斜角度5度で傾斜した状態を示す概略図であり、図4(b)は、後席用吹出口のグリルの傾斜が図4(a)に示す角度での風速分布を示す説明図であり、図4(c)は、後席用吹出口のグリルの傾斜が図4(a)に示す角度で、且つ、3列目の座席近傍部位のうち図4(b)のI−I線の位置で車両前方側を見た場合での風速分布を示す説明図である。 図5(a)は、後席用吹出口のグリルの傾斜が図4(a)に示す角度での空気の到達範囲を車両側方から示す説明図であり、図5(b)は、後席用吹出口のグリルの傾斜が図4(a)に示す角度での空気の到達範囲を車両上方から示す説明図であり、図5(c)は、後席用吹出口のグリルの傾斜が図4(a)に示す角度での空気の到達範囲を車両の斜め側から示す説明図である。 図6(a)は、後席用吹出口の開口端に設けたグリルが車両左右方向において傾斜角度10度で傾斜した状態を示す概略図であり、図6(b)は、後席用吹出口のグリルの傾斜が図6(a)に示す角度での風速分布を示す説明図であり、図6(c)は、後席用吹出口のグリルの傾斜が図6(a)に示す角度で、且つ、3列目の座席近傍部位のうち図6(b)のII−II線の位置で車両前方側を見た場合での風速分布を示す説明図である。 図7(a)は、後席用吹出口のグリルの傾斜が図6(a)に示す角度での空気の到達範囲を車両側方から示す説明図であり、図7(b)は、後席用吹出口のグリルの傾斜が図6(a)に示す角度での空気の到達範囲を車両上方から示す説明図であり、図7(c)は、後席用吹出口のグリルの傾斜が図6(a)に示す角度での空気の到達範囲を車両の斜め側から示す説明図である。 図8は、2つの後席用吹出口を有する従来例を示したものであって、図8(a)は、後席用吹出口の開口端に設けたグリルが車両左右方向において傾斜角度なしとした状態を示す概略図であり、図8(b)は、後席用吹出口のグリルの傾斜が図8(a)に示す角度での風速分布を示す説明図であり、図8(c)は、後席用吹出口のグリルの傾斜が図8(a)に示す角度で、且つ、3列目の座席近傍部位のうち図8(b)のIII −III 線の位置で車両前方側を見た場合での風速分布を示す説明図である。 図9は、図8と同じく、2つの後席用吹出口を有する従来例を示したものであって、図9(a)は、後席用吹出口のグリルの傾斜が図8(a)に示す角度での空気の到達範囲を車両側方から示す説明図であり、図9(b)は、後席用吹出口のグリルの傾斜が図8(a)に示す角度での空気の到達範囲を車両上方から示す説明図であり、図9(c)は、後席用吹出口のグリルの傾斜が図8(a)に示す角度での空気の到達範囲を車両の斜め側から示す説明図である。
以下、この発明の実施形態を図面により説明する。
図1において、車両のセンターコンソール部に搭載されるセンター置きタイプの空調ユニット1が示されている。この空調ユニット1は、後述する吹出ダクト23、24、25と接続されてボックスカーやミニバン等の多列シート型車両用で且つ前席と後席との双方について空調を行う空調装置を構成している。この実施形態では、図4(b)、図5、図6(b)及び図7に示されるように、最前列で運転手席側又は助手席となる前席15、中間の二列目席16、及び最後列となる後席17とを備えた三列シート型の車両18が示されている。
この空調ユニット1自体は公知のもので良く、例えば、エンジンルームと車室とを区画する仕切板よりも車室側に配されており、内部に空気流路2が形成されたケース3に、送風機4、エバポレータ5、ヒータコア6等が車両幅方向のほぼ同位置に収納されており、送風機4の空気取入口に対峙して設けられている図示しないインテーク部を介して内気や外気をケース3内に導入するようにしている。
この例において、エバポレータ5は、送風機4の下流側となる車両上下方向の下方に配置され、ケース3に導入される全ての空気を通過させるように立設し、また、ヒータコア6は、エバポレータ5よりも下流側(車室側)においてケース3の送風機4よりも下方にて立設している。尚、図中において、前方とは、車両進行方向の前方であり、エンジンルーム側を示すと共に、後方とは車両進行の後方であり、車室側を示すものである。
ヒータコア6は、エバポレータ5の下半分と対峙するように設けられているもので、ヒータコア6の上方には、エバポレータ5を通過した空気を、ヒータコア6をバイパスして下流側に導く冷風通路7が形成されている。また、ヒータコア6を通過した空気を下流側に導く温風通路8がヒータコア6の後方から上方に向って形成されている。
ヒータコア6の上方には、冷風通路7を流れる空気と温風通路8を流れる空気との割合を調節するエアミックスドア9が配置されている。このエアミックスドア9は、この実施形態では、バタフライ式の板ドアにより主に構成されているもので、冷風通路7を全閉にする位置から温風通路8を全閉にする位置にまで回動するようになっており、冷風通路7を全閉にする場合には温風通路8が全開になり、温風通路8を全閉にする場合には冷風通路7が全閉になるようになっている。
そして、エアミックスドア9の下流側には、冷風通路7を通過した冷風と温風通路8を通過した温風とを混合させる混合エリア10が形成され、また、エアミックスドア9よりも下流側には空調された空気をケース3外部に送り出すためのセンターベント吹出用開口部11、デフロスト吹出用開口部12、サイドベント吹出用開口部13、及びフット吹出用開口部14が設けられている。
サイドベント用吹出口13は、エアミックスドア9の上方に形成された空気通路2aに臨むようにケース3の車両進行方向の後方側壁面3aに形成され、デフロスト吹出用開口部12及びセンターベント吹出用開口部11は、前記空気通路2aの最下流側に位置するケース3の上端部3bに形成されている。また、フット吹出用開口部14は、空気通路2aの中程に臨むようにケース3の車両幅方向側に位置する側壁の双方に形成されている。
そして、フット吹出用開口部14は、エアミックスドア9の上方に配された、この実施形態ではドラム状に形成されたフット用モードドア20によって開度が調節され、サイドベント用吹出口13は、この実施形態では板状に形成されたサイドベント用モードドア21によって開度が調節され、センターベント吹出用開口部11とデフロスト吹出用開口部12とは、この実施形態では板状に形成されたデフベント用モードドア22によって開度が調節されるようになっている。
これにより、送風機4により内気又は外気の取入口から導入された空気は、エバポレータ5を通過する際に冷却され、エアミックスドア9によってヒータコア6を通過して加熱される空気(温風)とヒータコア6をバイパスして加熱されない空気(冷風)との割合が調節され、エアミックスドア9より下流側の混合エリア10で温風と冷風とが適宜混合された後に、空調された空気は吹出モードに応じて開放された吹出用開口部からケース3外に送り出される。
そして、サイドベント用吹出口13には、車両に搭載された状態で図3のインストルメントパネル30の正面に設けられたサイドベント吹出口部31に通じるサイドベント吹出ダクト23が接続され、センターベント吹出用開口部11には、車両に搭載された状態で図3のインストルメントパネル30の正面に設けられたセンターベント吹出口部32に通じるセンターベント吹出ダクト24が接続されている。また、デフロスト吹出用開口部12には、車両に搭載された状態で図3のインストルメントパネル30の上面に設けられたデフロスト吹出口部33に通じるデフロスト吹出ダクト25が接続されている。更に、フット吹出用開口部14には、足元側に開口された図示しないフット吹出ダクトが接続されている。
センターベント吹出ダクト24は、図1及び図2に示されるように、センターベント吹出用開口部11の風下側の略直後の部位から車両幅方向に分岐しているもので、この分岐したセンターベント吹出ダクト24a、24bの各々は、更にその途中から車両上方に向けて分岐したアッパーベント吹出ダクト27を有している。アッパーベント吹出ダクト27は、図3の後席用吹出口部26に通じている。そして、この後席用吹出口部26、26は、この実施形態では、図3に示されるように、車両幅方向の中央部位を挟んだかたちで運転手席と助手席側とに各々1つずつ配置されている。但し、後席用吹出口部26の数はこれに限定されず複数であっても良い。これにより、空調ユニット1を前席と後席との双方に対応したものとし、専用の後席用空調ユニットを不要とした車両用の空調装置が構成される。また、ナビゲーションシステム等の所望の機器を搭載するスペースを、インストルメントパネル30の車両幅方向の中央に取ることが可能となる。
ところで、各後席用吹出口部26、26は、図4(a)に示されるように、その開口端近傍部位に例えば4つのグリル28を有している。このグリル28は、アッパーベント吹出ダクト27を通過してきた空気が後席用吹出口部26から車室内に吹き出す際に、その風向を後席用吹出口部26の軸方向に沿った線に対し車両の左右方向側に可変するためのものである。
更に、グリル28の構成及び配置の一例について詳述すると、各グリル28は、図4(a)に示されるように、通風方向の寸法L1が20mm、厚みL2が2mmのプレート状のもので、グリル106の通風方向側端から後席用吹出口部105の開口端までの寸法L3が5mm、グリル106、106間の寸法L4が10mmとなるように配置されている。
そして、グリル28は、図4(a)に示されるように、運転手席側の後席用吹出口部26にあっては助手席側に向けて、助手席側の後席用吹出口部26にあっては運転手席側に向けて、いずれも後席用吹出口部26の軸方向に対し傾斜角度の数値Rが10度の設定で傾斜したものとなっている。すなわち、運転手席側の後席用吹出口部26のグリル28の向きに沿って延びる延長線と助手席側の後席用吹出口部26のグリル28の向きに沿って延びる延長線とは車両幅方向の略中央にて交差するようになっている。
これにより、2つの後席用吹出口部26、26から吹き出された双方の空気は、図3に示されるように、車両幅方向の略中央にて衝突した後、合流して車両18の進行方向の後方側に向う流れを形成する。従って、後席用吹出口部26、26から吹き出された空気は、運転手席となる前席15と助手席となる前席15との間の上方で衝突して一体となり、両前席15、15の間を通過して二列目席16以後へ導かれるもので、運転手席、助手席などの前席15に当たらないことは勿論のこと、サンバイザー35、バックミラー36にも当たることなく二列目席16以後に送られることとなる。
ここで、グリル28の傾斜角度の数値Rを10度に設定したのは、前述したグリル28の構成及び配置であって、後席用吹出口部26から56m3 /hの風量の空気が吹き出すと共に、センターベント吹出口部32からは空気が出ない状態とした条件下において、グリル28の傾斜角度が0度である従来例に比し後席17近傍における風速分布並びに後席用吹出口部26からの吹出空気の到達範囲が優れていることに基づくものである。
すなわち、車室内を車両進行方向に沿って半分に分けてその側方を示すと共に、風速分布について、最大風速2.8m/sの範囲をaで示し、最小風速0.2m/s未満の範囲をgで示して、その中間の範囲をbからhで適宜振り分けて表したものである、図4(b)に示される風速分布図と図8(b)に示される風速分布図とを対比すると、図4(b)のfで示される風速0.2m/sの範囲は、図8(b)のfで示される風速0.2m/sの範囲よりも後席17より更に車両進行方向の後方側まで分布している。更に、図4(b)のeで示される風速0.4m/sの範囲についても、図8(b)のeで示される風速0.4m/sの範囲より後席17側の略上方まで分布している。このような風速分布により、グリル28の傾斜角度の数値Rが10度の方が、グリル28の傾斜角度が0度の場合に比し、相対的に快適な速度の風が後席用吹出口部26から後席17の近傍部位まで到達していることが認められる。
また、図4(b)、図8(b)に対しI−I線又はIII −III 線の位置で分割して車両進行方向の前方側を見た状態を示すと共に、風速分布について、最小風速0.5m/s未満の範囲をアで示し、最大風速0.7m/sの範囲をクで示して、その中間の範囲をイからキで適宜振り分けて示したものである、図4(c)に示される風速分布図と図8(c)に示される風速分布図とを対比すると、図8(c)では後席17の頭部近傍においてエで示す風速0.3m/sの風速分布となっているのに対し、図4(c)では後席17の頭部近傍においてカで示す風速0.6m/sの風速分布となっている。このような風速分布により、グリル28の傾斜角度の数値Rが10度の方が、グリル28の傾斜角度が0度の場合に比し、後席17の頭部近傍部位において、相対的に快適な速度の風が後席用吹出口部26から後席17の近傍部位まで到達していることが認められる。
更に、グリル28の傾斜角度の数値Rが10度の場合の後席用吹出口部26からの空気到達範囲を示す図5(a)、図5(b)、及び図5(c)と、グリル28の傾斜角度が0度の場合の後席用吹出口部26からの空気到達範囲を示す図8(a)、図8(b)、及び図8(c)とを比較するに、グリル28の傾斜角度の数値Rが10度の方が、後席用吹出口部26からの空気の到達範囲は車両進行方向の後方側まで相対的に延びたものとなっている。
但し、グリル28の傾斜角度の数値Rは上記の10度に限定されず、図6(a)に示されるように20度であっても良いものである。このように、グリル28の傾斜角度の数値Rを20度に設定しても良いとしたのは、前述したグリル28の構成及び配置であって、後席用吹出口部26から56m3 /hの風量の空気が吹き出すと共に、センターベント吹出口部32からは空気が出ない状態とした条件下において、グリル28の傾斜角度の数値Rが10度である先の実施形態と比較した場合に、後席17近傍における風速分布並びに後席用吹出口部26からの吹出空気の到達範囲が略等しいかより優れていることに基づくものである。
すなわち、図6(b)についても、図4(b)、図8(b)と同様に、車室内を車両進行方向に沿って半分に分けてその側方を示すと共に、風速分布について、最大風速2.8m/sの範囲をaで示し、最小風速0.2m/s未満の範囲をgで示して、その中間の範囲をbからhで適宜振り分けて表した場合に、図6(b)のfで示される風速0.2m/sの範囲も、図8(b)のfで示される風速0.2m/sの範囲よりも後席17より更に車両進行方向の後方側まで分布している。更に、図6(b)のeで示される風速0.4m/sの範囲についても、図8(b)のeで示される風速0.4m/sの範囲より後席17側の略上方まで分布している。このような風速分布により、グリル28の傾斜角度の数値Rが20度においてもグリル28の傾斜角度が0度の場合に比し、相対的に快適な速度の風が後席用吹出口部26から後席17の近傍部位まで到達していることが認められる。
また、図6(c)について、図6(b)に対しII−II線の位置で分割して車両進行方向の前方側を見た状態を示すと共に、風速分布については、図4(c)及び図8(c)と同様に、最小風速0.5m/s未満の範囲をアで示し、最大風速0.7m/sの範囲をクで示して、その中間の範囲をイからキで適宜振り分けて示した場合に、当該図6(c)では後席17の頭部近傍においてカで示す風速0.6m/sの風速分布となっている。このような風速分布により、グリル28の傾斜角度の数値Rが20度の方がグリル28の傾斜角度が0度の場合に比し、後席17の頭部近傍部位において、相対的に快適な速度の風が後席用吹出口部26から後席17の近傍部位まで到達していることが認められる。
更に、グリル28の傾斜角度の数値Rが20度の場合の後席用吹出口部26からの空気到達範囲を示す図7(a)、図7(b)、及び図7(c)と、グリル28の傾斜角度の数値Rが10度の場合の後席用吹出口部26からの空気到達範囲を示す図5(a)、図5(b)、及び図5(c)とを比較するに、グリル28の傾斜角度の数値Rが20度の方がグリル28の傾斜角度の数値Rが10度よりも後席用吹出口部26からの空気の到達範囲は車両進行方向の後方側まで相対的に延びたものとなっている。
最後に、グリル28の傾斜角度の数値Rは、これまでの傾斜角度の数値Rが10度及び20度の場合の風速分布図及び吹出空気の到達範囲図を参酌するに、特に図示しないが5度であっても、車両幅方向の略中央にて衝突した後、合流して車両18の進行方向の後方側に向う流れを形成する。従って、後席用吹出口部26、26から吹き出された空気は、運転手席となる前席15と助手席となる前席15との間の上方で衝突して一体となり、両前席15、15の間を通過して二列目席16以後へ導かれるもので、運転手席、助手席などの前席15に当たらないことは勿論のこと、サンバイザー35、バックミラー36にも当たることなく二列目席16以後に送られて、傾斜角度の数値Rが10度及び20度の場合と同様の作用効果を奏することが可能である。
1 空調ユニット
3 ケース
4 エバポレータ
5 ヒータコア
9 エアミックスドア
11 センターベント吹出用開口部
15 前席
16 二列目席
17 後席
18 車両
20 フット用モードドア
21 サイドベント用モードドア
24 センターベント吹出ダクト
26 後席用吹出口部
27 アッパーベント吹出ダクト
28 グリル
32 センターベント吹出口部
R グリルの傾斜角度の数値

Claims (3)

  1. ケースに開口された空気導入口と、前記ケース内に収納されて前記空気導入口から当該ケース内に空気を取り入れるための送風機と、前記ケース内に収納されて前記送風機で導入された空気を空調する空調手段と、前記ケースに開口されて前記空調手段で空調された空気を前記ケース外に送出するための吹出用開口部とを備えると共に車両のセンターコンソール部に搭載される空調ユニットを用いるもので、
    前記吹出用開口部のうち所定の吹出用開口部は、吹出ダクトが接続されており、この吹出ダクトは、車両前席用に空気を送るための前席用吹出口と後席用に空気を送るための複数の後席用吹出口部とをインストルメントパネルに設け、
    前記複数の後席用吹出口部は、車両幅方向の中央部に対し運転手席側と助手席側とにずれた位置にて形成されることにより運転手席側と助手席側とに1つずつ配置されていると共に、プレート形状の風向可変用部材が、前記運転手席側の後席用吹出口部の開口端及び前記助手席側の後席用吹出口部の開口端に各々配置され、
    前記運転手席側の後席用吹出口部に配置された前記プレート形状の風向可変用部材の向きに沿って延びる延長線と前記助手席側の後席用吹出口部に配置された前記プレート形状の風向可変用部材の向きに沿って延びる延長線とは、車両幅方向の略中央にて交差するようになっていることを特徴とする車両用空調装置。
  2. ケースに開口された空気導入口と、前記ケース内に収納されて前記空気導入口から当該ケース内に空気を取り入れるための送風機と、前記ケース内に収納されて前記送風機で導入された空気を空調する空調手段と、前記ケースに開口されて前記空調手段で空調された空気を前記ケース外に送出するための吹出用開口部とを備えると共に車両のセンターコンソール部に搭載される空調ユニットを用いるもので、 前記吹出用開口部のうちベント用吹出用開口部は、吹出ダクトが接続されており、この吹出ダクトは、車両前席用に空気を送るための前席用のベント吹出口と、車両後席用に空気を送るための後席用のアッパーベント吹出口とをインストルメントパネルに設け、
    前記複数の後席用のアッパーベント吹出口部は、車両幅方向の中央部に対し運転手席側と助手席側とにずれた位置にて形成されることにより運転手席側と助手席側とに1つずつ配置されていると共に、プレート形状の風向可変用部材が、前記運転手席側の後席用のアッパーベント吹出口部の開口端及び前記助手席側の後席用のアッパーベント吹出口部の開口端に各々配置され、
    前記運転手席側の後席用のアッパーベント吹出口部に配置された前記プレート形状の風向可変用部材の向きに沿って延びる延長線と前記助手席側の後席用のアッパーベント吹出口部に配置された前記プレート形状の風向可変用部材の向きに沿って延びる延長線とは、前記運転手席側の後席用のアッパーベント吹出口部から吹き出された空気と前記助手席側の後席用のアッパーベント吹出口部から吹き出された空気とが前記運転手席と前記助手席との間の上方で衝突して一体となり、前記運転手席と前記助手席との間を通過して前記車両後席側に流れるよう、車両幅方向の略中央にて交差するようになっていることを特徴とする車両用空調装置。
  3. 前記吹出ダクトは、前記前席用のベント吹出口のうちセンターベント吹出口を有するセンターベント吹出ダクトと、このセンターベント吹出ダクトの途中から車両上方に向けて分岐し、前記後席用のアッパーベント吹出口を有するアッパーベント吹出ダクトで成ることを特徴とする請求項2に記載の車両用空調装置。
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