JP6535153B2 - スクロール型圧縮機 - Google Patents
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Description
液インジェクションとは、冷凍サイクルにおける高圧かつ低温の液冷媒を圧縮室の内部に供給し、液冷媒が蒸発する際の潜熱により冷媒の温度を低下させ、圧縮室の内部を冷却する手法である。
スクロールの熱膨張を抑制するために、液冷媒は温度の高いスクロールの中心部に供給することが望ましいが、スクロールの中心部は圧縮されている冷媒の圧力が高いために、液冷媒を圧縮室の内部に供給することは困難である。そのため、液冷媒を供給するための流路は、固定スクロールの中心部よりも外側に位置する冷媒の圧力が比較的に低い領域(以下、中間圧領域)に設けられる。
本発明は、このような課題に基づいてなされたもので、液インジェクションを用いて、液冷媒を中間圧領域に供給しつつ、冷媒が吐出されるスクロールの中心部の温度を低下させることができるスクロール型圧縮機を提供することを目的とする。
冷媒通路に断熱材が設けられていることにより、液冷媒の温度は低下せずに圧縮室に供給される。そうすると、圧縮室内を冷却できるため、固定スクロールの中心部の冷却も促進されるため、圧縮室の冷媒を圧縮する能力の低下、および騒音の発生のおそれを防止できる。
また、冷媒通路の高圧室内に配置される領域に断熱材をさらに設けてもよい。
固定スクロールの背面に窪みを設けることで、液冷媒が接触する端板の背面の表面積が広くなるため、固定スクロールの冷却を促進する。さらに、窪みは冷媒通路より内側に設けられるため、液冷媒による固定スクロールの中心部の冷却が促進される。そのため、圧縮室の冷媒を圧縮する能力の低下、および騒音の発生のおそれを防止できる。
また、窪みは、吐出ポートの円周方向に連なるように形成されていてもよい。
絞りを通過させることで、液冷媒の温度を低下させることができる。そのため、絞りを設けない場合と比べて、温度が低下した液冷媒を背圧室に供給できる。そうすると、固定スクロールの中心部の冷却が促進されるので、圧縮室の冷媒を圧縮する能力の低下、および騒音の発生のおそれを防止できる。
以下、添付図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。
図1に示すように、本実施形態のスクロール型圧縮機1(以下、圧縮機1)は、ハウジング10内に、電動モータ12と、電動モータ12により駆動されるスクロール型圧縮機構2とを備えている。この圧縮機1は、冷媒を圧縮して例えば冷凍装置などの冷媒回路に供給する。以下、圧縮機1の構成を説明する。
ハウジング本体101の側面には、アキュムレータ(図示しない)からハウジング本体101の内部に冷媒を導入する吸入管13が設けられている。
ハウジングトップ102には、スクロール型圧縮機構2によって圧縮された冷媒を吐出する吐出管14と、液冷媒LRを供給するインジェクション管50が設けられている。ハウジング10の内部は、ディスチャージカバー40によって低圧室10Aと高圧室10Bとに仕切られている。
なお、ハウジング10、後述する固定スクロール20、旋回スクロール30、インジェクション管50を含め、圧縮機1をなす構造部材は、鉄系、アルミニウム系等から適宜選択される金属材料から構成される。
ステータ15には、ハウジング本体101の側面に取り付けられた電源ユニット(図示しない)を介して電力が供給されることで、磁界を発生する巻き線が設けられている。ロータ16は、永久磁石とヨークを主要素として備え、さらに主軸17が中心に一体に結合されている。
上部軸受18に形成される収容空間190には、主軸17の上端に設けられる偏心ピン17Aが突出し、収容されている。
固定スクロール20は、固定端板21と、固定端板21の一方の面から立設する渦巻状のラップ22と、を備えている。
固定端板21は、背面に突出する円環状の凸部24を備えている。
凸部24は、ディスチャージカバー40の凹部44に嵌合され、円環状の背圧室46を形成する。そのため、凸部24の上面24aが背圧室46の底面を構成し、背圧室46とインジェクションポート25は連通する。
なお、凸部24の外周および内周には、Oリングが備えられている。凸部24は、これらのOリングを介して嵌合されている。
背圧室46の開口面積は、インジェクション管50の開口面積よりも大きくなるように設定されている。
また、ラップ22の先端面22aには、図3に示すように、先端面22aと先端面22aに対向する旋回スクロール30の旋回端板31の間のシール性を確保するためにチップシール28が設けられている。
チップシール28は、潤滑油を介して旋回スクロール30の旋回端板31と接触して摺動されることで、先端面22aと旋回端板31との間に形成される隙間をシールしている。潤滑油の油膜を形成するため、先端面22aと端板31の間には若干の隙間G1が形成されている。
なお、図1,図3,図4および図6では、隙間G1は、誇張して表現している。後述する隙間G2についても同様である。
チップシール28は、例えばポリフェニレンサルファイド(PPS)やポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、およびフッ素ゴム等のゴム材、またはそれらの複合材によって構成される、渦巻き状のシール材である。
また、固定スクロール20は、その中心軸が主軸17の中心軸と、一致するように設けられ、旋回スクロール30と圧縮室PRを形成する。
旋回スクロール30は、円板状の旋回端板31と、旋回端板31の一方の面から立設する渦巻状のラップ32とを備えている。
旋回スクロール30の旋回端板31の背面には、ボス34が設けられているとともに、そのボス34に軸受を介してドライブブッシュ36が組み付けられている。ドライブブッシュ36の内側には偏心ピン17Aが嵌められている。これにより、旋回スクロール30が主軸17の軸心に偏心して結合されるので、主軸17が回転すると、旋回スクロール30は、主軸17の軸心からの偏心距離を旋回半径として回転(公転)する。
なお、旋回スクロール30が、公転しつつも自転はしないよう、旋回スクロール30と主軸17との間には、自転を拘束するオルダムリング(図示しない)が設けられている。
ラップ32の先端面32aには、ラップ22の先端面22aと同様に、チップシール38が設けられ、潤滑油を介して固定端板21と接触している。
ディスチャージカバー40には、高圧室10Bに向けて開口する吐出ポート42が形成され、吐出ポート42の周囲には円周方向に連なる凹部44が形成されている。凹部44に後述する固定スクロール20の凸部24が嵌合されることで、背圧室46を形成する。そのため、背圧室46は、凸部24の上面24a(固定スクロール20の背面)に臨む。
凹部44の表面は、断熱材48で覆われており、凹部44は背圧室46の底面以外の部分を構成する。そのため、背圧室46は、底面を除き、断熱材48で覆われている。
断熱材48は、耐熱性、冷媒や潤滑油に対する耐性を有する材料、例えば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)を使用することができる。断熱材48を凹部44に設ける方法として、例えば、焼き付け塗装する方法を用いることができる。
インジェクション管50は、冷凍サイクル60から低温の液冷媒LRをハウジング10の内部に供給する。
インジェクション管50は、ハウジングトップ102を貫通して設けられ、一端側はディスチャージカバー40に接続され、背圧室46と連通している。そのため、インジェクション管50を通過した液冷媒LRは、背圧室46に供給される。一方、他端側は冷凍サイクル60の分流管68に接続されている。
圧縮室から高温の冷媒が吐出される高圧室10Bに対応する、インジェクション管50の内周面は、断熱材52で覆われている。断熱材52は、上述した断熱材48と同様の材料および方法を用いて、インジェクション管50の内周面に設けることができる。
なお、本実施形態ではインジェクション管50を一体ものとして示しているが、複数の配管が繋ぎ合わせて形成されている場合も含む。この場合、複数の配管の内周面に断熱材52を設ける。
冷凍サイクル60は、図2に示すように、圧縮機1と、凝縮器61と、膨張弁63と、蒸発器65とを主たる要素として備え、それらは配管67で接続されている。冷凍サイクル60は、凝縮器61と蒸発器65との間の中間圧力を有する冷媒を、圧縮機1の圧縮室PRの内部に供給することで、圧縮室PRの内部で生じる得る不具合を解消する。
凝縮器61は、高温高圧のガス冷媒を凝縮液化させて外気に放熱する放熱器として機能する。膨張弁63は、通過する冷媒を減圧・膨張させて低温低圧の冷媒にする。蒸発器65は、低温低圧の液冷媒LRを蒸発気化させて熱を奪う機能を有する。
また、凝縮器61と膨張弁63を繋ぐ配管67の途中から分岐する分流管68は、インジェクション管50と接続されている。
液インジェクションは、膨張弁63に入る前の低温高圧の液冷媒LRを、分流管68を介してインジェクション管50に誘導し、圧縮機1の圧縮室PRの内部に供給する。
なお、圧縮室PRの内部への液冷媒LRの供給は、圧縮室PRの内部の圧力と供給圧力との差圧を利用して圧縮室に連通するインジェクションポート25から行われる。
圧縮機1を起動するには、電動モータ12を励磁するとともに、吸入管13を通じてハウジング10の内部に冷媒を導入する。
電動モータ12が励磁されると主軸17が回転し、それに伴って旋回スクロール30が固定スクロール20に対して公転旋回運動する。すると、旋回スクロール30と固定スクロール20の間の圧縮室PRで冷媒が圧縮されるとともに、吸入管13からハウジング10内の低圧室10Aに導入された冷媒が旋回スクロール30と固定スクロール20との間に吸い込まれる。そして、圧縮室PRの内部で圧縮された高温高圧状態の冷媒は、固定端板21の吐出ポート23、ディスチャージカバー40の吐出ポート42を順次通過して高圧室10Bに吐出され、さらに吐出管14から外部へと吐出される。こうして、冷媒の吸入、圧縮、および吐出が連続して行われる。
なお、インジェクション管50、背圧室46およびインジェクションポート25を纏めて、液冷媒LRが通過する冷媒通路とする。
凝縮器61と膨張弁63を連結する配管67から分流され、分流管68を通過した液冷媒LRはインジェクション管50を経て、背圧室46に供給される。
背圧室46に供給された液冷媒LRの一部は、背圧室46の底面、すなわち固定スクロール20の凸部24を冷却する。液冷媒LRは、インジェクションポート25を通過して圧縮室PRに流入する。液冷媒LRは、圧縮室PRの内部の冷媒を冷却し、気化する。そして、気化した冷媒は圧縮室PRで圧縮され、吐出ポート23、吐出ポート42を順次通過して、高圧室10Bに吐出される。
本実施形態に係る圧縮機1は、インジェクション管50の内周面が断熱材52で覆われているため、高圧室10Bに吐出された高温の冷媒により、インジェクション管50を通過する液冷媒LRが加熱されることを抑制する。そのため、分流管68から供給された際の液冷媒LRの温度を、ある程度維持したまま、圧縮室PRおよび背圧室46に供給することができる。
しかも、この背圧室46にも断熱材48が設けられているため、背圧室46に流入した液冷媒LRは、ディスチャージカバー40を介した高温の冷媒による加熱が抑制される。
したがって、圧縮機1は、低い温度を維持した液冷媒LRを圧縮室PRに供給できるため、に、スクロールの中心部の冷却を促進できる。
また、背圧室46においては、上面24aを介して固定スクロール20の中心部に設けられる凸部24を冷却する効果が促進される。そうすると、固定スクロール20および旋回スクロール30の中心部における熱膨張を抑制できる。
以上により、ラップ22の先端面22aと旋回端板31との間の隙間G1、およびラップ32の先端面32aと固定端板21との間の隙間G2が狭まるのを最小限に抑えることができる。そのため、先端面22a,32aが端板31,21と強く接触することを避けることができるので、圧縮室の冷媒を圧縮する能力の低下、および、騒音の発生のおそれを防止できる。
本実施形態に係るスクロール型圧縮機3は、図4に示すように、第1実施形態の圧縮機1の背圧室46の底面に、冷媒を流入させる窪み26を設けたものであり、以下、図4および図5を参照して、相違点を中心に説明する。なお、第1実施形態と同様な部分には同じ符号を付し、説明を省略する。
窪み26は、図5(a)に示すように、インジェクションポート25よりも内側に設けられ、吐出ポート23の周囲に円周方向に連なって形成されている。窪み26は、インジェクションポート25よりも内側に設けられていればよいが、吐出ポート23により近い位置に設けることが好ましい。
背圧室46にインジェクション管50から液冷媒LRを供給すると、液冷媒LRの一部は窪み26に流れ込む。
以上のように背圧室46に臨む窪み26を形成することにより、第2実施形態は、以下の作用、効果を奏する。
窪み26は、インジェクションポート25よりも、吐出ポート23に近い位置に形成されているため、窪み26に流れ込んだ液冷媒LRは、固定端板21の中心部の冷却を促進することができる。
また、窪み26を設けたことにより、液冷媒LRが接触する凸部24の表面積が広くなったと言えるので、液冷媒LRによる固定端板21の中心部の冷却が促進される。
そのため、窪み26を設けない場合と比べて、固定端板21の中心部の冷却が促進されるので、第1実施形態と同様に、圧縮室の冷媒を圧縮する能力の低下、および騒音の発生のおそれを防止できる。
なお、窪み26と窪み27の両方を、上面24aに設けることもできる。
本実施形態では、液冷媒LRをインジェクション管50から背圧室46に供給する際に、一旦絞り部29を通過させる点で、第1実施形態とは相違する。
以下、本実施形態に係るスクロール型圧縮機5を、図6を参照して、相違点を中心に説明する。なお、第1実施形態と同様な部分には同じ符号を付し、説明を省略する。
図6に示すように、ディスチャージカバー40には、インジェクション管50を接続するための接続孔と、接続孔に連通する絞り部29が設けられている。
絞り部29は、減圧することで液冷媒LRの一部を気化させるため、液冷媒LRの温度が低下し、背圧室46に供給される。
絞り部29の開口面積は、背圧室46の開口面積より小さく設定されているため、絞り部29を通過した液冷媒LRは膨張する。膨張すると液冷媒LRの圧力は低下し、液冷媒LRが気化する。
以上のように絞り部29を形成することにより、第3実施形態は、以下の作用、効果を奏する。
液冷媒LRを、絞り部29を通過させることで、液冷媒の温度を低下させることができる。
そのため、絞り部29を設けない場合と比べて、温度が低下した液冷媒LRを背圧室46に供給できる。そうすると、固定端板21の中心部の冷却が促進されるので、第1実施形態と同様に、圧縮室の冷媒を圧縮する能力の低下、および騒音の発生のおそれを防止できる。
なお、絞り部29はインジェクション管50の内部に形成してもよいし、別体の絞り弁をインジェクション管50とディスチャージカバー40との間に設けてもよい。どちらの場合も、温度が低下した液冷媒LRを背圧室46に供給できるため、上述した効果を享受できる。
例えば、本実施形態では、インジェクション管50の内周面に加えて、外周面を断熱材52で覆うことができる。そうすると、高圧室10Bの高温の冷媒により、インジェクション管50を通過する液冷媒LRが加熱されることをさらに層抑制できるため、温度を維持した液冷媒LRを背圧室46に供給できる。また、インジェクション管50の外周面のみ断熱材52で覆った場合でも液冷媒LRが加熱されることを防止できる。
なお、冷媒通路の全域に断熱材を設けることもでき、その場合にも液冷媒LRが加熱されることを防止できる。
第2実施形態では、窪み26を設ける代わりに、背圧室46に向けて突出する伝熱壁を形成することもできる。伝熱壁を設けると、液冷媒LRが冷却する固定端板21の面積が大きくなるため、固定端板21の中心部を冷却することができる。
2 スクロール型圧縮機構
10 ハウジング
10A 低圧室
10B 高圧室
12 電動モータ
13 吸入管
14 吐出管
15 ステータ
16 ロータ
17 主軸
17A 偏心ピン
18 上部軸受
19 下部軸受
20 固定スクロール
21 固定端板(端板)
22 ラップ
22a 先端面
23 吐出ポート
24 凸部
24a 上面
25 インジェクションポート
26,27 窪み
28 チップシール
29 絞り部
30 旋回スクロール
31 旋回端板(端板)
32 ラップ
32a 先端面
34 ボス
36 ドライブブッシュ
38 チップシール
40 ディスチャージカバー
42 吐出ポート
44 凹部
46 背圧室
48 断熱材
50 インジェクション管
52 断熱材
60 冷凍サイクル
61 凝縮器
63 膨張弁
65 蒸発器
67 配管
68 分流管
101 ハウジング本体
102 ハウジングトップ
190 収容空間
G1,G2 隙間
LR 液冷媒
PR 圧縮室
Claims (3)
- ハウジングと、
前記ハウジングの内部に設けられ、主軸の偏心軸部に回転自在に連結される旋回スクロールと、
前記旋回スクロールと対向することで冷媒を圧縮する圧縮室を形成する固定スクロールと、を備え、
冷凍サイクルから供給される液冷媒を、冷媒通路を介して前記圧縮室に供給することで、前記旋回スクロールと前記固定スクロールを冷却するスクロール型圧縮機であって、
前記固定スクロールの背面に臨む、背圧室が前記冷媒通路の途中に設けられ、
前記背圧室における前記固定スクロールの前記背面には、前記背圧室から前記圧縮室に前記液冷媒を供給するとともに前記固定スクロールに形成されるインジェクションポートよりも内側に、窪みが設けられており、
前記窪みは、前記圧縮室で圧縮された冷媒が通過する吐出ポートの周囲において、前記吐出ポートの円周方向に沿って形成される、
ことを特徴とするスクロール型圧縮機。 - 前記窪みは、前記吐出ポートの円周方向に連なるように形成されている、
請求項1に記載のスクロール型圧縮機。 - ハウジングと、
前記ハウジングの内部に設けられ、主軸の偏心軸部に回転自在に連結される旋回スクロールと、
前記旋回スクロールと対向することで冷媒を圧縮する圧縮室を形成する固定スクロールと、を備え、
冷凍サイクルから供給される液冷媒を、冷媒通路を介して前記圧縮室に供給することで、前記旋回スクロールと前記固定スクロールを冷却するスクロール型圧縮機であって、
前記固定スクロールの背面に臨む背圧室が前記冷媒通路の途中に設けられ、
前記冷媒通路から前記背圧室に吐出される前記液冷媒を膨張させる絞りが設けられる、
ことを特徴とするスクロール型圧縮機。
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