JP6534761B1 - 飲食用のテーブル - Google Patents

飲食用のテーブル Download PDF

Info

Publication number
JP6534761B1
JP6534761B1 JP2018090712A JP2018090712A JP6534761B1 JP 6534761 B1 JP6534761 B1 JP 6534761B1 JP 2018090712 A JP2018090712 A JP 2018090712A JP 2018090712 A JP2018090712 A JP 2018090712A JP 6534761 B1 JP6534761 B1 JP 6534761B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hand
food
water
drink
eating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018090712A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019195441A (ja
Inventor
吉人 河内
吉人 河内
Original Assignee
吉人 河内
吉人 河内
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 吉人 河内, 吉人 河内 filed Critical 吉人 河内
Priority to JP2018090712A priority Critical patent/JP6534761B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6534761B1 publication Critical patent/JP6534761B1/ja
Publication of JP2019195441A publication Critical patent/JP2019195441A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Table Equipment (AREA)

Abstract

【課題】飲食客が食事中の客席を立って移動しなくても、気持ちよく手を洗うことができるようにする。【解決手段】飲食客用の複数の客席4が連続して設けられた食事台3を有する飲食用のテーブル1において、食事台3に所定間隔を空けて設けられ、飲食客が手Hを挿入可能な複数の挿入ボックス10と、各挿入ボックス10内に挿入された飲食客の手Hに向けて洗浄水Wを注水する注水口13と、各挿入ボックス10内に飲食客の手Hが挿入されたことを検出するセンサ21と、各センサ21からの信号に基づいて、各注水口13から洗浄水Wを注水するように制御する制御部30とを備え、飲食客が食事中のままで、挿入ボックス10に手Hを挿入するだけで、個別に手を洗うことができる。【選択図】図2

Description

本発明は、飲食用のテーブル、特に飲食客が食品を手に持って食する場合の飲食用のテーブルに関するものである。
従来、寿司等の食品を食する店舗、料理屋、ファーストフード店等において、お手ふきを用意することはよく行われている。また、飲食客が手を洗う洗面セットを店舗内の所定位置に設けたものは知られている。
しかし、お手ふきだけでは飲食中に頻繁に手を拭いて、手をきれいにすることに限界があり、食品を直接手に持って食する場合には、お手ふきだけでは、不十分であった。また、食事前に、洗面セットで手を洗うことは行われているが、食事中に、頻繁に飲食客が席を立って、店舗内の洗面セットに移動することは、現実的には難しく、利用されることはほとんど行われてない。
この対応として、特許文献1のように、寿司をコンベア上に載せて飲食客の目の前に順次搬送する料理搬送装置を備えた寿司カウンターにおいて、寿司カウンターの外周に水路を流れるように設けて、水路の上側に給湯用の蛇口を設け、水路内の洗浄水で手を洗うようにしたものが知られている。
実開平1−152570号公報
しかし、上記従来の特許文献1のものでは、循環する水路に手を付けて洗う場合には、上流側で手を洗った人の後で、その洗浄水路に手を付けることになるので、清潔性を気にする飲食客からは嫌がられる。また、本来は給湯用の蛇口であるから、この蛇口から出るお湯で手を洗うことはないが、間違って、蛇口の下に手を入れて手を洗うと、熱い給湯水でやけどする可能性があり、且つ熱い給湯水を周囲に飛び散ってしまうという可能性がある。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、飲食客が食事中の客席を立って移動しなくても、洗浄水を散らすことなく気持ちよく手を洗うことができるようにすることにある。
上記の目的を達成するために、飲食客が食事中の客席を立って移動しなくてもよいように、各飲食客用に個別に手を洗う箇所を設けるようにした。
具体的には、第1の発明は、 飲食客用に複数の客席が連続して設けられた食事台を有する飲食用のテーブルにおいて、前記食事台に、前記客席に対応するように所定間隔を空けて設けられ、前記飲食客が手を挿入可能で、前記客席にそれぞれ対応して設けられた各挿入ボックスと、前記挿入ボックスが、前記食事台の表面に配設され、該飲食客の片手が下向きに挿入可能な横長の矩形状の開口部と、前記開口部の下側に設けられ、前記飲食客が前記開口から該手を下向きにして挿入可能な空洞を形成するボックス壁とを有し、前記ボックス壁の手前側の壁に設けられ、前記ボックス壁の奥側の壁方向に向かって注水するように設けられ、前記各挿入ボックス内に挿入される前記飲食客の該手の指の内側又は手の平の側に向けて洗浄水を注水して該指の内側又は該手の平の側を濡らす注水口と、前記注水口から注水された洗浄水が、前記ボックス壁の該奥側の壁に当たって前記開口部から飛び出ることを抑制する抑制機構と、前記各挿入ボックス内に前記飲食客の該手が挿入されたことを検出するセンサと、前記各センサからの信号に基づいて、前記各注水口から該指の内側又は該手の平の側に向けて水を注水して該指の内側又は該手の平の側を濡らし、該手を該挿入ボックスから抜くと注水口からの注水が止まるように制御する制御部と、を備えることを特徴とする。
第1の発明では、飲食客が食事中の客席を立って移動することなく、椅子に着座したままで、飲食客が、食品を手に持って食べて、次の食品を手に持って食べる前に、各挿入ボックスに手を挿入するだけで、その都度注水口から出てくる洗浄水で個別に手を洗うことができ、きれいになった手の該指で再度食品を持って食べるという動作を繰り返すことで、きれいになった手で新しい食品を手に持って次から次に連続的に食することができる。特に、注水口が、飲食客の手の幅に対応するように、横長形状に設けられているので、手を挿入ボックスに入れるだけで必要な部分に洗浄水を当てることができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記飲食用の該テーブルが、寿司を食べるためのテーブルであって、前記食事台の奥側に、前記客席ごとに、該飲食客の片手を該手の平を手前にして下向きに挿入する該挿入ボックスが配設され、該挿入ボックスの奥側に、該食事台よりも高い位置に、該飲食客が食べる該寿司を置く付台が設けられ、該挿入ボックスに該飲食客の該手が挿入されて、該手の該指を濡らしてきれいにした該手の該指の湿り気を除去するお手ふきが、該付台に載置可能になっていることを特徴とする。
第2の発明では、飲食客が開口部から手を下向きにして、手の平を手前側にして挿入することで、注水口から出る洗浄水が、手の甲側でなく、指の内側や手の平の側に当たるようになり、洗浄した後の該手の該指で新鮮な寿司を該手に持って食べることを連続して繰り返してできるようになっている。
第3の発明は、第1の発明又は第2の発明において、前記開口部は、前記挿入ボックス内に挿入される前記飲食客の片手の幅に対応するように、横長形の矩形状に設けられていることを特徴とする。
第3の発明では、前記開口部は、前記挿入ボックス内に挿入される前記飲食客の片手の幅に対応するように、横長形の矩形状に設けられているので、手を挿入し易い。
第4の発明は、第1の発明から第3の発明のいずれか1つにおいて、前記各注水口が、前記挿入ボックス内に挿入される前記飲食客の手の幅に対応するように、相対的に縦方向よりも横方向に拡がるように横長形状に設けられていることを特徴とする。
第4の発明では、飲食客の片手を、手の平を手前にして且つ下向きにして挿入ボックスンに挿入するだけで、前に持った寿司の感触を消してきれいになった手の指で寿司を、次から次にテンポよく食べることができる。
第5の発明は、第1の発明から第4の発明のいずれか1つにおいて、前記開口部を開閉可能に覆う蓋部材が設けられていることを特徴とする。
第5の発明では、開口部を開閉可能に覆う蓋部材が設けられているので、不要時に、この開口部を閉じることで、食事台を広く利用でき、何か不要物等が挿入ボックスに入り込むことを防止できる。
第6の発明は、第1の発明から第5の発明のいずれか1つにおいて、前記各挿入ボックスの下部に、前記各挿入ボックス内の洗浄水を排出する排水口が設けられていることを特徴とする。
第6の発明では、手を濡らした後の洗浄水を排水口から速やかに排水することで挿入ボックス内を清潔に保つことができる。また、隣接する飲食客が同じ挿入ボックスに手を挿入しても、前の飲食客が手Hを濡らした洗浄水は既に排水口から排水されているので、違和感や不潔感なく手を挿入できる。
以上説明したように、本発明によると、飲食客が食事中の客席を立って移動することなく、椅子に着座したままで、各挿入ボックスに手を挿入するだけで、個別に手を洗うことができる。又、挿入ボックスから手を抜くと洗浄水が止まるので、無駄に洗浄水が出たりすることを防止できる。特に、きれいになった手の該指で再度食品を持って食べるという動作を繰り返すことで、きれいになった手で新しい食品を手に持って次から次に連続的に食することができる。
図1は、本発明の実施形態1に係わる寿司用カウンターの斜視図である。 図2は、実施形態1の要部の部分断面図である。 図3は、実施形態1において、飲食客の手を洗う状態を説明する斜視図である。 図4は、実施形態1において、飲食客の手を洗うための洗浄水路の一部を示す図である。 図5は、実施形態1において、飲食客の手を洗うための洗浄水路の制御機構を示す図である。 図6は、実施形態2に係わり、飲食用の別のテーブルを示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものでは全くない。
(実施形態1)
実施形態1は、本発明の飲食用のテーブルを寿司用のカウンターに適用した例である。図に従って、実施形態1を説明する。
図1に示すように、飲食客(図示省略)の飲食用のテーブル1には、カウンター方式で飲食するためのカウンター本体2が設けられている。カウンター本体2には、飲食用の食事台3がくの字状に設けられている。食事台3は、木製の天板からなり、くの字状の長い方の食事台3aに位置する4人分の客席4と短い方の食事台3aに位置する2人分の客席4とが連続して設けられている。各客席4には、飲食客が着座する椅子5が設けられている。カウンター本体2には、握り寿司9、ガリ(図示省略)、お手ふき8等が載せられる付台6が設けられている。付台6は、客席4の食事台3よりも高くなっており、カウンター本体2を調理者側と客席側とに仕切るようになっている。
図1に示すように、食事台3の上面に、椅子5に着座する飲食客から調理者側を見て、手前側には、例えば、飲食客の食事用のマット7が敷かれている。そして、マット7よりも奧側で斜め右側の位置に、飲食客が、自分の右手Hを挿入可能な挿入ボックス10が、所定間隔を空けて各客席4に対応して設けられている。挿入ボックス10は、食事台3の表面に設けられた開口部11を有する。開口部11は、客席4に着座した飲食客が、自分の方向に手の平h1を向けて挿入できるように、横に細長い矩形状になっている。開口部11を覆う蓋部材15が、挿入ボックス10の細長い矩形状に合わせて、一回り大きい細長い矩形状で設けられている。
挿入ボックス10の詳細構造を図2に従って説明する。図2に示すように、挿入ボックス10は、開口部11の下側に、飲食客が手Hを下向きにして挿入可能な空洞Sを形成する矩形状のボックス壁12を備える。
飲食客の手Hが挿入されたことを検出するセンサ21が、ボックス壁12の手前側の壁12aで、開口部11に近い方に設けられている。センサ21は、例えば、近接センサや感熱センサなどが利用できる。
注水口13が、ボックス壁12の手前側の壁12aで、センサ21の下側に設けられている。注水口13は、飲食客が、挿入ボックス10の中に、即ち空洞S内に、飲食客が開口部11から手Hを下向きにして、手の平h1を手前側にして挿入した時に、飲食客Kの手の甲側でなく、指h2の内側や手の平h1側に洗浄水が当たるようになる。
なお、ここでは「手の平h1や指h2に洗浄水が当たる」と表現したが、握り寿司を持ったときに付着した握り寿司のシャリの一部或いは粘り等が軽く流される程度に、手Hの指h2等を濡らす程度でよく、手と手を擦り合わせて洗う必要は無い。したがって、洗浄水は手を濡らす程度の水圧で、注水口13から手に向かって出ればよいものであり、手に当たってほとんど跳ね返ることのない程度の水圧である。
図3に示すように、注水口13は、挿入ボックス10内に挿入される飲食客の手Hの幅に対応して、幅方向に広く拡がって洗浄水を注水するように設けられている。なお、注水口13から飲食客の手の平h1や指h2に当たった洗浄水Wは、飲食客の手Hを伝って指先方向に流れればよいものであり、高さ方向には拡がって手Hに当たる必要はない。従って、注水口13は、高さ方向には、幅方向に比較して相対的に狭くなっており、注水口13は、相対的に縦方向よりも横方向に拡がるように横長形状に設けられている。注水口13が、飲食客の手Hの幅に対応するように、横長形状に設けられているので、手Hを挿入ボックス10に入れるだけで必要な部分に洗浄水を当てることができる。また、高さ方向には、幅方向に比較して相対的に狭くなっているので、飲食客の手Hに当たった後の洗浄水Wが、跳ね返っても、開口部11から食事台3の方向に飛び出る可能性を極力低減できる。
また、注水口13から注水された洗浄水Wが、ボックス壁12の奧側の壁12bに当たって跳ね返る洗浄水が開口部11からから飛び出ることを抑制する抑制機構14が設けられている。
抑制機構14は、図2に示すように、注水口13から注水する洗浄水Wが、奧側の壁12bに当たる位置に相当する部分に、凹部14aを有する。凹部14aは、断面L字状に凹んで形成されている。凹部14aを設けることによって、注水口13から注水する洗浄水Wが、奧側の壁12bに当たって跳ね返った場合に、開口部11方向に跳ね返って飛び出ることを抑制している。特に、手Hを挿入した際には、注水口13から注水する洗浄水Wは、手Hを挿入した後でほぼ手Hに当たってほとんど跳ね返ることなく、手Hの表面を使って下側に流れるので、ほとんど洗浄水Wが開口部11から飛び出ることはない。しかし、挿入した手Hを抜いた時に直ぐに注水口13から注水する洗浄水Wが止まらないので、凹部14aに当たって跳ね返ることになる。この場合に跳ね返る洗浄水Wが開口部11方向に跳ね返って飛び出ることを抑制するようになっている。
蓋部材15が、開口部11を開閉可能に覆うように設けられている。具体的には、図2に示すように、開口部11の先端に、空洞Sよりも一回り大きな段部11aが設けられ、この段部11aに蓋部材15を嵌め込むことで、蓋部材15の上面が食事台3の上面と面一になるようになっている。開口部11を蓋部材15で閉じることで、食事台3を広く利用でき、何か異物が挿入ボックス10に入り込むことを防止できる。
ボックス壁12の下部に、下側が徐々に四角錐形状に狭くなった傾斜壁部11cを有する。傾斜壁部11cの下端に排水口16が設けられている。排水口16にホース17が接続され、空洞S内の洗浄水Wを排出するようになっている。手を濡らした後の洗浄水Wを排水口16から速やかに排水することで挿入ボックス10内を清潔に保つことができる。また、隣接する飲食客が同じ挿入ボックス10に手Hを挿入しても、前の飲食客が手を濡らした洗浄水Wは既に排水口16から排水されているので、違和感や不潔感なく手を挿入できる。なお、ゴミが入り込むのを防止するために、排水口16の上側に金網18が設けられている。
次ぎに、図4及び図5に基づいて、飲食客の手を洗うための洗浄水路およびこの洗浄水路の制御機構を説明する。
水供給源22に接続される共通給水管26が、食事台3の下側位置に配置されている。各個別給水配管23は、各注水口13と共通給水管26とを個別に接続する個別給水配管23a,23b,23c,23d,23e,23fからなり、6個の各注水口13の位置に応じて、所定間隔毎に配置されている。各個別給水配管23は、一端側の個別接続口24が共通給水管26の上面側にそれぞれ接続され、そのまま上方に向かって延びて設けられ、約直角に折れ曲がって、他端側は、各注水口13にそれぞれ接続されている。個別接続口24は、個別給水配管23a,23b,23c,23d,23e,23fに対応して、個別接続口24a,24b,24c,24d,24e,24fと称す。
個別給水配管23a,23b,23c,23d,23e,23fには、それぞれ制御バルブ25a,25b,25c,25d,25e,25fが設けられている。各制御バルブ25が開閉されることで、各注水口13から洗浄水Wが注水されるか否かが制御される。
制御部30は、各センサ21からの信号に基づいて、各制御バルブ25の開閉を制御して、注水口13から洗浄水Wを注水するように制御する。また、各制御バルブ25は、単なる開閉バルブを採用している。なお、各制御バルブ25が開く開口状態は、各注水口13の位置に応じて、個別に調整してあってもよく、同じ開口状態でもよい。また、制御部30からの信号に基づいて、各制御バルブ25の開き具合を調整できるバルブとすることも可能である。
接続管27が、カウンター本体2内の下方位置に設けられている。接続管27の一端の第1接続口27aが、上流側に位置する個別給水配管23aの個別接続口24aよりも上流側の位置で共通給水管26に接続され、他端の第2接続口27bが、下流側に位置する個別給水配管23fの個別接続口24fよりも下流側の位置で共通給水管26に接続されている。共通給水管26と接続管27とによって、接続水路が形成されている。
共通給水管26の管径に比較して接続管27の管径が少し小さくなっており、例えば、共通給水管26の管径が15mmで、接続管27の管径が13mmとなっている。共通給水管26の上流側には、管径が15mmのままで、接続管27の第1接続口27aよりも上流側に例えば100mm延びた上流側突出水路26aを備える。上流側突出水路26aの上流側の端部が水道配管28を経て水供給源22に接続されている。水道配管28には、共通給水管26及び接続管27の全部への洗浄水Wの流れを遮断するための開閉バルブ29が設けられている。開閉バルブ29は制御部30との間で開閉状態の信号のやりとりをして、洗浄水Wが共通給水管26及び接続管27に供給されている状態か否かを確認できるようになっている。なお、開閉バルブ29は制御部30と信号のやりとりをすること無く、手動で開閉するバルブとすることも可能である。
共通給水管26の下流側には、管径が15mmのままで、接続管27の第2接続口27bよりも下流側に例えば100mm延びた下流側突出水路26bを備える。下流側突出水路26bの下流側の端部は行き止まりになっている。このように上流側突出水路26a及び下流側突出水路26bを設けることで、各注水口13から注水される洗浄水Wの水圧のバラツキを極力低減でき、どの注水口13からも同様な水圧で洗浄水Wを注水できる。従って、各注水口13から注水される洗浄水Wを低い水圧で、挿入された手Hに軽く掛かる程度に調整しても、水供給源22から遠い方でも、同様な圧力で洗浄水Wが注水されるので、調整が容易である。
なお、一般的には、水供給源22に近い方の注水口13aと遠い方の注水口13fとでは、洗浄水Wが注水する水圧や水量が異なることになる。そのために、近い方の注水口13aに合わせて水圧等を調整すると、遠い方の注水口13fからは、洗浄水Wから水圧が低くて勢いのない洗浄水が出ることとなり、飲食客が手Hを十分に洗えない状態になる。一方、遠い方の注水口13fに合わせて水圧等を強くして調整すると、近い方の注水口13aからは、洗浄水Wの水圧等が強すぎて、洗浄水Wの勢いが強すぎて、飛び散るような状態となる。この傾向は、水供給源22に近い方の注水口13aと水供給源22に遠い方の注水口13fの距離が離れば離れるほど顕著になる。特に、本発明のように、洗浄水Wが、手Hを濡らす程度の水圧で、手Hに当たってほとんど跳ね返ることのない程度の低い水圧であるために、6箇所の注水口13a,13b,13c,13d,13e,13fから注水される洗浄水Wの水圧のバラツキを調整することが、非常に難しい。
それに対して、実施形態1では、上記のように共通給水管26と接続管27とで接続水路を構成し、管径を僅かに変えて、且つ上流側突出水路26a及び下流側突出水路26bを備えることで、6箇所の注水口13から注水される洗浄水Wの水圧のバラツキを低減できる。どの注水口13からも同じような水圧で洗浄水Wを注水できる。特に、本発明では、洗浄水Wは手Hを濡らす程度の水圧で、手Hに当たってほとんど跳ね返ることのない程度の低い水圧であっても、上記構成とすることで、低い水圧でのバラツキを調整できたものである。
客席に着座した飲食客が、飲食しながら挿入ボックス10を使用する状態の1例を、以下に説明する。
例えば、付台6に載置された握り寿司9を手に持って食した後で、挿入ボックス10内に、握り寿司9を持って食した手Hを、手の平h1を自分の方に向けて挿入する。手Hが挿入ボックス10内に挿入されると、センサ21で検知され、制御部30に信号が送られて、手Hを挿入した挿入ボックス10の制御バルブ25が開放される。それによって、注水口13から洗浄水Wが手Hに向けて注水され、指h2或いは手の平h1が濡らされる。その後、お手ふき8で、濡れた手の洗浄水分を拭き取る。手を挿入ボックス10から抜かれたことをセンサ21で検知して、制御バルブ25を閉に切り換えて、注水口13から注水するのをストップする。
その後、再度握り寿司を手に持って食する。この動作を繰り返すことができるようになっている。
以上説明したように、本発明の実施形態1では、飲食客が食事中の客席4を立って移動することなく、椅子5に着座したままで、自分の前にある挿入ボックス10に手Hを挿入するだけで、個別に手Hを洗うことができる。
又、挿入ボックス10から手Hを抜くと挿入ボックス10から手Hを抜いたことをセンサ21で検知して制御バルブ25を閉じて、洗浄水Wの注水が止まるので、無駄に洗浄水Wが流れ出ることを防止できる。特に、手Hを挿入した挿入ボックス10のみから洗浄水Wが注水され、他の挿入ボックス10から無駄な洗浄水Wを注水することがない。
また、飲食客が指先だけを洗いたい、或いは指でも手の平h1に近い方まで洗いたい、又は手の平h1まで洗いたい場合には、飲食客が、洗いたい部分に応じて、挿入する手Hの位置を自分で調整すればよいので、飲食客が自分で簡単に調整できる。
飲食客が、所謂左利きであったりして、左手を洗いたい場合には、左側にある挿入手を挿入することも可能である。即ち、挿入ボックス10に手Hを挿入した都度、注水口13から洗浄水Wが出て、使用後の洗浄水Wは排水口16から排出されて、手Hを抜くと洗浄水Wは出なくなるようになっている。従って、同じ飲食客に限らず別の飲食客が同じ挿入ボックス10に手Hを挿入して、同様に手Hを洗浄できる。従って、飲食客の客席4のマット7の斜め前に設けられた挿入ボックス10は、この飲食客が右手を挿入して濡らす場合に使用するだけでなく、この飲食客の右隣の飲食客が左手を挿入して濡らす場合にも使用することも可能であり、隣接する飲食客が共用することも可能である。
(実施形態2)
実施形態2について、図6に基づいて説明する。なお、実施形態2では、実施形態1と異なる部分のみ説明する。実施形態2が実施形態1と異なるのは、カウンター方式のテーブルからなる食事台でなく、対面して客席が設けられた矩形状のテーブルからなる食事台103に適用したものである。テーブル本体には、向かい合わせで6人分の客席104が設けられ、それぞれ椅子105が設けられている。マットの上に、蟹やエビなどの手に持って食すような食品が配膳されるようになっている。
食事台103には、6人分のマット107が用意されている。マット107の奧側斜め右側に、それぞれ飲食客の右手を挿入する挿入ボックス110が設けられている。この挿入ボックス110は、実施形態1の挿入ボックス10と同じ構造であり、説明を省略する。食事台103の下側位置に、共通給水管126が配置され、共通給水管126の下流側突出水路126bが設けられている。共通給水管126の左右両側に個別給水配管123が接続されているが、図16では、左側の共通給水管126の一部のみ図示する。挿入ボックス110には、それぞれ蓋部材115が設けられている。蓋部材115の下側には、点線で示す矩形状の開口部111が設けられている。
なお、挿入ボックス110は、飲食客が右手を挿入することを前提にして設けられているが、左利きの飲食客も考慮すると、マット107の左上にも点線で示すような挿入ボックス110を設けてもよい。
また、向かい合わせの飲食客が、極めて近い位置関係になるような短い長さのテーブルの場合には、挿入ボックス110を向かい合わせの飲食客が兼用して利用できるようにしてもよい。
(他の実施形態)
実施形態1は、カウンターで寿司を食する店舗の例であるが、寿司に限られるものではなく、店舗内で、食品を手に持って食する場合に適用可能であって、例えば、蟹やエビを手に持って食する店舗や、焼き鳥や焼き魚などを手に持ってかぶりついて食べる店舗にも適用可能である。
カウンター方式のテーブルは、くの字状の食事台に限られるものではなく他の形状でもよい。また、カウンター方式の食事台に限られない。通常のテーブル方式でもよい。
開口部11の形状は、上記実施形態の形状に限られるものではなく、他の形状、例えば、正方形、楕円形状、円形等でもよい。
挿入ボックス10の位置は、上記実施形態に限られるものではなく、着座して飲食客が、手を挿入して、少なくとも指を洗うことができればよいものであり、例えば、隣接するマット7とマット7の間でもよい。また、マット7の奧側中央に設けて、左右の手のいずれでも挿入できるようにしてもよい。また、付台の下側に埋め込んであって、付台の下側に開口部を設けて、手を奧側に伸ばすことで、手を洗浄できるようにしてもよい。
手を挿入ボックス10に挿入したこと及び抜いたことをセンサ21で検知して、制御バルブ25を開閉するようになっているが、例えば、手を挿入ボックス10に挿入したことをセンサ21で検知して、制御バルブ25を開放して注水口13から注水し、所定時間後にこの制御バルブ25を閉じるようにしてもよい。
実施形態では、水供給源として、一般的に店舗に設けられた水道の蛇口に接続するようにしたが、水供給源22として、別途ポンプなどを設けることも可能である。
実施形態1では、抑制機構14として、注水口13から注水する洗浄水Wが、奧側の壁12bに当たる位置に相当する部分に、断面L字状の凹部14aを設けたが、この構造に限られるものではなく、ボックス壁12の奧側の壁12bに当たった洗浄水Wが、開口部11から飛び出ることを抑制できればよいものであり、他の形状、例えば円弧状に凹んでいてもよい。また、凹部14aに限られるものではなく、奧側の壁12bから手前側の壁12aに向かって、開口部11を覆うように飛び出た庇のような突出部材を設けて、開口部11の方向に飛び散る洗浄水Wを遮蔽する構造でもよい。また、弾力的な平板状の遮蔽部材が奧側の壁から手前側の壁12aに向かって出ており、手Hを挿入する時には、この遮蔽部材の先端を押し下げて曲面状に変形させて、手Hを挿入ボックス10の奧まで挿入する。そして、手Hを抜くと、遮蔽部材が元の形状に復元して、奧側の壁に当たった洗浄水Wが開口部11から飛び出ることを抑制するようにしてもよい。
また、挿入ボックス10内に手Hを真下に向けて挿入する構成であるが、この構成に限られるものではなく、例えば、挿入ボックス10は、手Hを斜め奧に向かって挿入するようになった構成でもよい。
注水口13は、手前側の壁12aから奧側の壁12bに向かってほぼ水平に、洗浄水Wを吐出するようになっているが、奧側の壁12bに向かって斜め下側に向けて吐出するようになっていてもよい。
センサ21が、ボックス壁12の手前側の壁12aで、開口部11に近い方に設けられているが、この位置に限られるものではなく、飲食客の手が挿入されたことを検知できればよいものであり、奧側の壁12bでも他の部分でもよい。
なお、挿入ボックス10から手Hを抜いたことをセンサ21で検知して制御バルブ25を閉じて、洗浄水Wの注水が止まるようになっているが、直接、センサ21で検出する代わりに、例えば、手を挿入ボックス10に挿入したことをセンサ21で検知した後、所定時間経つと手Hが挿入されたままでも、手Hが抜かれた後でも、制御バルブ25が閉じられるように、間接的に洗浄水Wが止まるようにしてもよい。
臭いなどが気になる場合には、挿入ボックス10に、消臭剤、芳香剤などを入れておいてもよい。
本発明は、飲食客が食品を手に持って食する場合の飲食用のテーブルに、極めて有用であり、握り寿司の店舗、蟹やエビを手に持って食する店舗や、焼き鳥や焼き魚などの食品を手に持ってかぶりついて食べる店舗にも適用可能である。
H 手
h1 手の平
h2 指
S 空洞
W 洗浄水
1 食事用のテーブル
2 カウンター本体
3 食事台(天板)
10 挿入ボックス
11 開口部
12 ボックス壁
12a 手前側の壁
12b 奧側の壁
13 注水口
14 抑制機構
15 蓋部材
16 排水口
21 センサ
22 水供給源
23 個別給水配管
24 個別接続口
25 制御バルブ
26 共通給水管
26a 上流側突出水路
26b 下流側突出水路
27 接続管
30 制御部

Claims (6)

  1. 飲食客用に複数の客席が連続して設けられた食事台を有する飲食用のテーブルにおいて、
    前記食事台に、前記客席に対応するように所定間隔を空けて設けられ、前記飲食客が手を挿入可能で、前記客席にそれぞれ対応して設けられた各挿入ボックスと、
    前記挿入ボックスが、前記食事台の表面に配設され、該飲食客の片手が下向きに挿入可能な横長の矩形状の開口部と、前記開口部の下側に設けられ、前記飲食客が前記開口から該手を下向きにして挿入可能な空洞を形成するボックス壁とを有し、
    前記ボックス壁の手前側の壁に設けられ、前記ボックス壁の奥側の壁方向に向かって注水するように設けられ、前記各挿入ボックス内に挿入される前記飲食客の該手の指の内側又は手の平の側に向けて洗浄水を注水して該指の内側又は該手の平の側を濡らす注水口と、
    前記注水口から注水された洗浄水が、前記ボックス壁の該奥側の壁に当たって前記開口部から飛び出ることを抑制する抑制機構と、
    前記各挿入ボックス内に前記飲食客の該手が挿入されたことを検出するセンサと、
    前記各センサからの信号に基づいて、前記各注水口から該指の内側又は該手の平の側に向けて水を注水して該指の内側又は該手の平の側を濡らし、該手を該挿入ボックスから抜くと注水口からの注水が止まるように制御する制御部と、
    を備えることを特徴とする飲食用のテーブル。
  2. 請求項1において、
    前記飲食用の該テーブルが、寿司を食べるためのテーブルであって、前記食事台の奥側に、前記客席ごとに、該飲食客の片手を該手の平を手前にして下向きに挿入する該挿入ボックスが配設され、
    該挿入ボックスの奥側に、該食事台よりも高い位置に、該飲食客が食べる該寿司を置く付台が設けられ、
    該挿入ボックスに該飲食客の該手が挿入されて、該手の該指を濡らしてきれいにした該手の該指の湿り気を除去するお手ふきが、該付台に載置可能になっていることを特徴とする飲食用のテーブル。
  3. 請求項1又は2において、
    前記開口部は、前記挿入ボックス内に挿入される前記飲食客の片手の幅に対応するように、横長形の矩形状に設けられていることを特徴とする飲食用のテーブル。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1つにおいて、
    前記各注水口が、前記挿入ボックス内に挿入される前記飲食客の手の幅に対応するように、相対的に縦方向よりも横方向に拡がるように横長形状に設けられていることを特徴とする飲食用のテーブル。
  5. 請求項1から4のいずれか1つにおいて、
    前記開口部を開閉可能に覆う蓋部材が設けられていることを特徴とする飲食用のテーブル。
  6. 請求項1から5のいずれか1つにおいて、
    前記各挿入ボックスの下部に、前記各挿入ボックス内の洗浄水を排出する排水口が設けられていることを特徴とする飲食用のテーブル。
JP2018090712A 2018-05-09 2018-05-09 飲食用のテーブル Active JP6534761B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018090712A JP6534761B1 (ja) 2018-05-09 2018-05-09 飲食用のテーブル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018090712A JP6534761B1 (ja) 2018-05-09 2018-05-09 飲食用のテーブル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6534761B1 true JP6534761B1 (ja) 2019-06-26
JP2019195441A JP2019195441A (ja) 2019-11-14

Family

ID=67023732

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018090712A Active JP6534761B1 (ja) 2018-05-09 2018-05-09 飲食用のテーブル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6534761B1 (ja)

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5378640A (en) * 1976-12-21 1978-07-12 Okura & Co Ltd Sushi serving method and apparatus
JPS6070340U (ja) * 1983-10-21 1985-05-18 柏野 忠生 食卓
JPS61140727U (ja) * 1985-02-22 1986-08-30
JPH01152570U (ja) * 1988-04-14 1989-10-20
JPH0754367Y2 (ja) * 1989-09-08 1995-12-18 東陶機器株式会社 手洗器
JP2002345662A (ja) * 2001-05-30 2002-12-03 Toto Ltd 手洗装置
JP3092217U (ja) * 2002-07-30 2003-03-07 カネジン食品株式会社 飲食用テーブルの構造
JP2005143478A (ja) * 2003-11-14 2005-06-09 Iida Kazuhiro 水圧が一定になる正逆管
JP2007002464A (ja) * 2005-06-22 2007-01-11 Toto Ltd 自動給水装置
JP3127297U (ja) * 2006-09-08 2006-11-30 純子 橋田 洗面台

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019195441A (ja) 2019-11-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6227761B2 (ja) 乳幼児用ビデ
US7962973B2 (en) Toilet device
JP6534761B1 (ja) 飲食用のテーブル
US6339853B1 (en) Combination hydrothermal bath and bidet
JP6241707B2 (ja) 厨房装置
JP4702772B2 (ja) 水栓装置
JP4702773B2 (ja) 水栓装置およびそのシャワーヘッド先端部
JP7008611B2 (ja) 食器洗浄機
TWI430763B (zh) System kitchen
CN209106943U (zh) 一种防油飞溅火锅
JP2004232444A (ja) トイレシャワービデ
JP3156879B2 (ja) 洗髪器
JP4422641B2 (ja) シャワー装置
US20030019026A1 (en) Shampoo basin
JP2003153974A (ja) 座浴浴槽
JP2012154046A (ja) シンク台
JP3894456B1 (ja) トイレ装置
JP2006214264A (ja) 小便飛跳ね軽減便器
JP5272459B2 (ja) 多目的シンク
CN204840023U (zh) 卫生床
JP2007270601A (ja) トイレ装置
KR200437387Y1 (ko) 소변흘림 방지턱에 세정장치가 구비된 비데
JPH0349594Y2 (ja)
JP3118658U (ja) 素麺供給装置
TR201820358A2 (tr) Ergonomi̇k bi̇r serami̇k sağlik gereci̇

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180509

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20180509

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7426

Effective date: 20180530

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20180607

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20180530

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180626

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20180824

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180827

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20180824

RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20180907

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181204

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181225

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20190402

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190424

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20190424

C876 Explanation why request for accelerated appeal examination is justified

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C876

Effective date: 20190424

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20190510

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20190515

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190528

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190529

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6534761

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250