JP2012154046A - シンク台 - Google Patents

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周延 韓
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Tama Art University
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Abstract

【課題】水道水の使用量を増加することなく、複数のシンクを使い分けられるようにし、食器洗いや野菜等の食材の水洗い作業を能率よく行えるようにすること。
【解決手段】複数個のシンク部14、16と、互いに隣接するシンク部14、16を連通状態に接続する連結水路部18とを設け、連結水路部18によるシンク部14、16の連結順で見て最上流のシンク部14に水を供給する水供給部(水栓22)を設け最下流のシンク部19に排水口20を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、シンク台に関し、特に、家庭用のシステムキッチンに組み込まれるシンク台に関するものである。
家庭用のシンク台として、シンクが2個ある親子シンク台や、単一シンクで、シンク底面を上下2段構成にしたシンク台等が知られている(例えば、特許文献1)。
シンク底面を上下2段構成にしたシンク台では、上段より下段へ水が流れることにより、上段が下段より清潔な状態になり、シンク全体が一様に汚ることがなく、シンクの清掃がらくになる。
特開平11−293733号公報
親子シンク台では、2個のシンクを、洗剤洗い用のシンクと仕上げ洗い用のシンクと云うように使い分けることができるが、各シンクに水道水を入れる必要があり、水道水の使用量が多くなる。上下2段構成のシンク台は、単一シンクであることに変わりなく、上段と下段とに水を溜めて個々に使い分けるような使い方はできない。
本発明が解決しようとする課題は、水道水の使用量を増加することなく、複数のシンクを使い分けられるようにし、食器洗いや野菜等の食材の水洗い作業を能率よく行えるようにすることである。
本発明によるシンク台は、複数個のシンク部(14、16)と、互いに隣接するシンク部(14、16)の少なくとも底部を連通状態に接続する連結水路部(18)とを有し、前記連結水路部18)による前記シンク部の連結順で見て少なくとも一方の最端に位置する前記シンク部(14)に水を供給する水供給部(22)が設けられ、少なくとも他方の最端に位置する前記シンク部に排水口(20)が設けられている。
この構成によれば、一方の最端に位置するシンク部(14)に水供給部(22)よりが供給され、シンク部(14)に供給された水は、連結水路部(18)を通って他方の最端に位置するシンク部(16)へ流れ、シンク部(14)とシンク部(16)とに連結水路部(18)によって区分された形態で水が溜まる。これにより、食器等の洗浄では、シンク部(16)で洗剤を用いた洗浄を行い、シンク部(14)で洗剤を洗い流す仕上げ洗浄等を行うことができ、一つのシンク台において食器等の洗浄作業を能率よく行え、水道水の使用量を低減することができる。
本発明によるシンク台は、好ましくは、前記シンク部(14、16)と前記連結水路部(18)の底部は前記連結水路部(18)による前記シンク部の連結順に上下勾配を付けられ、前記水供給部(22)は少なくとも最上流の前記シンク部(14)に水を供給するように設けられ、前記排水口(20)は少なくとも最下流のシンク部(16)に設けられている。
この構成によれば、シンク部(14、16)、連結水路部(18)の底部の勾配により、最上流のシンク部(14)より最下流のシンク部(16)へ水が円滑に流れる。
本発明によるシンク台は、好ましくは、前記連結水路部(18)は湾曲した部分を含んで、互いに隣接するシンク部(14、16)を連通状態に接続している。
この構成によれば、連結水路部(18)が直線状である場合に比して、水が連結水路部(18)を逆流し難くなる。
本発明によるシンク台は、好ましくは、前記シンク部(14、16)は平面視で丸形をしていて、前記連結水路部(18)は互いに隣接するシンク部(14、16)の接線方向に延在してこれらに開口している。
この構成によれば、各シンク部(14、16)に旋回流ができ、旋回流による広域な水の流れのもとに、効率のよい水洗いを行うことができる。
本発明によるシンク台は、好ましくは、前記連結水路部(18)は、上部幅より底部幅が小さい上方開口の水路である。
この構成によれば、連結水路部(18)の水路上部と水路下部とで水流差が生じ、渦流を生じ易いので、連結水路部(18)の壁面のセルフ洗浄が良好に行われる。
本発明によるシンク台によれば、一方の最端に位置するシンク部に水供給部よりが供給され、シンク部に供給された水は連結水路部を通って他方の最端に位置するシンク部(16)へ流れるので、連結水路部によって区分された形態で各シンク部に水が溜まり、共通の水によって各シンク部を使い分けることができる。これにより、一つのシンク台において食器等の洗浄作業を能率よく行え、水道水の使用量を低減することができる。
本発明によるシンク台の一つの実施形態を示す斜視図。 本実施形態によるシンク台の平面図。 図2の線III−IIIに沿った断面図。
本発明によるシンク台の一つの実施形態を、図1〜図3を参照して説明する。
シンク台10は、システムキッチンに組み込まれるものであり、トップパネル12に、上流側シンク14と下流側シンク16とを有する。上流側シンク14と下流側シンク16は、各々、トップパネル12の水平な上面12Aより各々下方に窪んだ上方開放の水溜り部をなすものである。上流側シンク14と下流側シンク16とは、各々、円形、長円形、楕円に近い丸形の平面形状をしてして、互いに隣接する位置にある。
上流側シンク14のシンク側面14Aとシンク底面14Bとは比較的大きいR面(湾曲面)14Cによって滑らかに接続されている(図3参照)。同様に、下流側シンク16のシンク側面16Aとシンク底面16Bとも比較的大きいR面(湾曲面)16Cによって滑らかに接続されている(図3参照)。
トップパネル12には、上流側シンク14と下流側シンク16とを連通状態に接続する連結水路部18が形成されている。連結水路部18は、トップパネル12の上面12Aより下方に窪み、上部幅より底部幅が小さい台形断面の上方開放の水路であり、図3に示されているように、上流側シンク14および下流側シンク16の横断面より十分に小さい横断面の水路であって、上流側シンク14および下流側シンク16に対して絞り通路をなしている。連結水路部18は、平面視で弓形に湾曲して上流側シンク14と下流側シンク16の共通する接線方向に延在し、上流側シンク14と下流側シンク16の双方に接線方向に開口している。
上流側シンク14の底面14Bおよび下流側シンク16の底面16Bと連結水路部18の底面18Aは、図3に示されているように、上流側シンク14より下流側シンク16へ向けて下り勾配となる上下勾配(水勾配)を付けられており、これら底面14B、16B、18Aは連続した緩やかな傾斜面になっている。
下流側シンク16の底部には図示されていない下水管に接続される排水口20が形成されている。排水口20は、図示されていない栓によって開閉可能であり、好ましくは、栓が開閉中間位置に位置すること(リフト量調節)により、排水流量を大小調節できるようになっていることが好ましい。
トップパネル12には、水供給部として、図示されていない水道管に接続されている水栓(蛇口)20が取り付けられている。水栓22は垂直軸線周りに回動可能な上下反転J形の吐出管22Aを有し、吐出管22Aの先端の吐出口22Bより水道水を吐出する。水栓22は、吐出管22Aが垂直軸線周りに回動可能であることにより、吐出管22Aが図1、図2に実線により示されているホーム位置にある場合には、上流側シンク14に水道水を供給し、図1、図2に仮想線により示されているムーブ位置では、下流側シンク16に水道水を供給する。
上述のシンク台10は、吐出管22Aがホーム位置にある状態の水栓22より水道水を吐出すると、上流側シンク14に水道水が供給される。上流側シンク14に供給された水道水は、上流側シンク14より連結水路部18を通って川の流れのように下流側シンク16へ流れる。
この水の流れにより、水栓22の水道水吐出量と排水口20よりの排水量の差に応じて上流側シンク14と下流側シンク16とに、連結水路部18によって区分された形態で、水が溜まる。
これにより、食器等の洗浄では、下流側シンク16で洗剤を用いた洗浄を行い、上流側シンク14で洗剤を洗い流す仕上げ洗浄を行うことができる。これにより、一つのシンク台10において食器等の洗浄作業を能率よく行え、水道水の使用量を低減できる。
上流側シンク14と下流側シンク16との連通接続が、絞り通路をなし、しかも湾曲した連結水路部18によって行われているので、下流側シンク16の洗剤水が上流側シンク14へ逆流拡散することが抑えられ、上流側シンク14の清水が洗剤水によって汚染されることが抑えられる。このことは、水栓22の水道水の吐出流量が大きいほど連結水路部18を流れる水の流速が速くなるので顕著になり、上流側シンク14の清水状態が高度に保たれるようになる。
連結水路部18は台形断面の水路であることにより、水路上部と水路下部とで水流差を生じ、渦流を生じ易いので、連結水路部18の壁面のセルフ洗浄が良好に行われる。これにより、連結水路部18を清潔に保つことができる。
このように水洗い作業は、野菜等の食材の水洗いにも有効であり、同じ水道水によって、下流側シンク16では泥付き野菜等の食材の下洗いを行い、上流側シンク14では食材の仕上げ洗いを行うことができる。
上流側シンク14と下流側シンク16の双方が丸形をしていて、連結水路部18が上流側シンク14と下流側シンク16に対して接線方向に延在してこれらに開口していることにより、上流側シンク14と下流側シンク16には、スワール流れと云われる旋回流ができる。詳しくは、図2で見て、上流側シンク14には時計廻り方向の旋回流が、下流側シンク16には反時計廻り方向の旋回流ができる。
これにより、上流側シンク14と下流側シンク16の双方において、旋回流による広域な水の流れのもとに、効率のよい水洗いを行うことができる。また、上流側シンク14と下流側シンク16とに生じる旋回流は、下流側シンク16の水が連結水路部18を通って上流側シンク14へ流れたり、下流側シンク16の洗剤水や汚れ成分が下流側シンク16へ拡散したりし難くする効果も生じる。
上流側シンク14、下流側シンク16、連結水路部18の完全排水、水栓22の水道水吐出量が少ない低流量下で排水は、これらの底面14B、16B、18Aに、上流側シンク14より下流側シンク16へ向けて下り勾配となる上下勾配を付けられていることにより、共通の排水口20より淀みなく円滑に行われる。
上流側シンク14、下流側シンク16のシンク側面14A、16Aとシンク底面14B、16Bとは比較的大きいR面14C、16Cによって滑らかに接続されているので、上流側シンク14、下流側シンク16の使用後の洗浄作業を、洗い残しを生じることなく行い易い。
なお、上述の実施形態では、下流側シンク16にのみ排水口20が設けられているが、必要に応じて上流側シンク14にも開閉可能な排水口が設けられてもよい。
本発明によるシンク台のシンクの個数は、2個に限られる事はなく、3個、4個と、それ以上の複数個であってもよく、互いに隣接するシンクを連結水路部によって順に連通状態に接続し、連結水路部によるシンクの連結順で見て少なくとも一方の最端に位置するシンク(最上流のシンク)に水を供給する水栓等による水供給部が設けられ、少なくとも他方の最端に位置するシンク(最下流のシンク)に排水口が形成されていればよい。また、連結水路部は、上方開口の凹状の水路によるものに限られることなく、互いに隣接するシンクの少なくとも底部を連通状態に接続するものであればよく、パイプ等、閉じ断面による水路によって構成することもできる。
10 シンク台
12 トップパネル
14 上流側シンク
16 下流側シンク
18 連結水路部
20 排水口
22 水栓

Claims (5)

  1. 複数個のシンク部と、互いに隣接するシンク部の少なくとも底部を連通状態に接続する連結水路部とを有し、前記連結水路部による前記シンク部の連結順で見て少なくとも一方の最端に位置する前記シンク部に水を供給する水供給部が設けられ、少なくとも他方の最端に位置する前記シンク部に排水口が設けられているシンク台。
  2. 前記シンク部と前記連結水路部の底部は前記連結水路部による前記シンク部の連結順に上下勾配を付けられ、前記水供給部は少なくとも最上流の前記シンク部に水を供給するように設けられ、前記排水口は少なくとも最下流のシンク部に設けられている請求項1に記載のシンク台。
  3. 前記連結水路部は湾曲した部分を含んで、互いに隣接するシンク部を連通状態に接続している請求項1または2に記載のシンク台。
  4. 前記シンク部は丸形の平面形状をしていて、前記連結水路部は互いに隣接するシンク部の接線方向に延在してこれらに開口している請求項1から3の何れか一項に記載のシンク台。
  5. 前記連結水路部は、上部幅より底部幅が小さい台形断面の上方開口の水路である請求項1から4の何れか一項に記載のシンク台。
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