JP6532991B1 - ねじ除去用の工具 - Google Patents

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【課題】ねじ頭部の溝が汚れや錆び等で詰まったり、ドライバー等の使用でつぶれてしまったりした場合にも、より容易かつ迅速にねじを撤去する。【解決手段】 ねじ除去用の工具1は、ねじ頭部の周縁を挟持してねじを除去する工具である。工具1は、一端部に筒状の挟持部10と、他端部にドライバーと接続する接続部20とを有する。挟持部10には、挟持部10の一端部の内表面が先端に向かってテーパー状に広がるテーパー部14が形成されている。また、上記一端部は先鋭である。上記一端部の内表面にねじ頭部を接触させることで、挟持部10がねじ頭部を挟持する。また、挟持部10の内表面には、突起部15を有していてもよい。【選択図】図1

Description

本発明は、ねじを除去する工具に関する。
建設現場等で、皿ねじ、鍋ねじ等のねじを板等に取り付けた後、ねじの頭部の溝が汚れや錆び等で詰まったり、ドライバー等の使用でつぶれてしまったりすることがある。このような場合、ねじを取り外す際に、作業員がねじ頭部をサンダーややすり等で切断したり、くぎ抜きでねじを撤去したりしていた。しかしながら、サンダーややすり等の場合、ねじ頭部以外の部分が板等に残存してしまう。また、くぎ抜きの場合、ねじ部分が板等に食い込んでいるため、ねじを引き抜くのが容易ではない。そこで、例えば、特許文献1のようなアタッチメントを取り付けた電動ねじ締付け・弛め工具を用いることで、より容易かつ迅速にねじを除去できる。
特開2002−66943号公報
ところで、ねじは板等に隙間なくしっかりと締め付けられていることが多い。特許文献1のようなアタッチメントでは、先端に厚みがあるため、板等とねじ頭の間にアタッチメントを挿入するのは難しい。そのため、ねじ頭部の溝が汚れや錆び等で詰まったり、ドライバー等でつぶれてしまったりした場合にも、より容易かつ迅速にねじを撤去する方法が求められている。
本発明の目的は、ねじ頭部の溝が汚れや錆び等で詰まったり、ドライバー等の使用でつぶれてしまったりした場合にも、より容易かつ迅速にねじを撤去するための工具を提供することにある。
本発明は、一端部が開口しており、前記一端部が、板等に固定されたねじ頭部の周縁を挟持する筒状の挟持部と、前記挟持部の他端部から延びた、ドライバーと接続する接続部とを有し、前記挟持部の前記一端部が、内表面が前端に向かってテーパー状に広がったテーパー部を有しているとともに、前記テーパー部が前方に向かって先鋭であり、前記挟持部の内表面に、前端が前記テーパー部の前端より後方に配置されると共に、前記テーパー部の前端に向かうほど先細りに形成された突起部を有し、前記テーパー部が板等とねじ頭部の間に差し込まれた状態で前記一端部の内表面にねじ頭部を接触させることで前記挟持部がねじ頭部を挟持することを特徴とするねじ除去用の工具である。
本発明の工具によると、挟持部の一端部の内表面がテーパー状に広がっているとともに、一端部が先鋭である。このため、挟持部の一端部をねじ部と板等との間に差し込みやすい。よって、挟持部の一端部をねじ部と板等との間に差し込んで一端部の内表面にねじ頭部を接触させることで、挟持部にねじ頭部を挟持させてねじ頭部を掴ませやすい。その状態でドライバーを回転させることで、容易かつ迅速にねじを撤去することができる。
また、突起部でねじ頭部を掴んで支持しやすい。よって、容易かつ迅速にねじを撤去することができる。
本発明の一実施形態に係る、ねじ除去用の工具の斜視図である。 図1の工具におけるII−II線断面図である。 図1の工具におけるIII−III線断面図である。 図1の工具の使用図である。
以下、本発明の一実施形態に係るねじ除去用の工具1(以下、工具1とする。)について、図1〜図4を用いて説明する。工具1は、挟持部10及び接続部20を有し、金属で形成されている。なお、以下において、図1に示すように、工具1の長尺方向を前後方向、長尺方向と直交する一方向を左右方向、左右方向及び前後方向の両方向と直交する方向を上下方向という。これらの方向は本実施形態の説明のために設定されているに過ぎず、工具1が常にこれらの方向に従った状態である必要はない。
挟持部10は円筒状の構造をした台部11と、台部11の前端から前方に延びた本体部12を備えている。本体部12の外表面は、台部11の外表面に対して、挟持部10の中心軸Cに向かって凹んでいる。本体部12は、前端が開口した円筒状の概略形状をしている。本体部12は、円筒部13及びテーパー部14を備えている。円筒部13は、台部11の前端から延びている。円筒部13の内径は、台部11の内径より大きい。テーパー部14は、円筒部13の前端13aから前方に延びており、前方に向かって開口している。テーパー部14の内表面は、図1及び図2に示すように、円筒部13の前端13aの内表面から前方の開口端14aに向かってテーパー状に広がっている。また、テーパー部14は先鋭である。なお、本発明で言う「一端部」とは、円筒部13の前端部及びテーパー部14の全体を含む部分に対応する。
図2及び図3に示すように、円筒部13の内表面には、6つの突起部15が形成されている。突起部15は、円筒部13の前端から後端まで延びている。また、突起部15は、高さ方向が前後方向に沿った三角錐状の概略形状をしている。突起部15は、図3に示すように、中心軸Cを中心とした周方向に関して等間隔に配置されている。突起部15は、中心軸Cと直交する断面が二等辺三角形の概略形状である。この二等辺三角形は、頂点(突起部15の先端縁)が中心軸Cに向くように配置されている。6つの突起部15の底面の頂点は、台部11の内表面11aと上下方向及び左右方向に同じ位置にある。
図1に示すように、接続部20は六角柱状であり、台部11の後端部に固定されている。接続部20は、上下方向及び左右方向の両方に関して上記端部の中心の位置から後方に向かって延びている。接続部20は、後述するドライバー100の回転部110に取り外し可能に挿入される。
工具1はドライバー100に接続して用いられる。ドライバー100には、従来公知のインパクトドライバーが使用される。図4に示すように、ドライバー100は、回転部110と本体部120を有している。回転部110には、工具1の接続部20を挿入可能な挿入穴が形成されている。本体部120は、図示されていない電源スイッチ、回転部110の回転スイッチ、及びその回転方向の切替スイッチを有している。本体部120の一端部に回転部110が設けられている。
ねじ200には、従来公知の皿ねじが使用される。皿ねじのほか、鍋ねじ、トラスねじ、丸ねじ、平ねじ、低頭ねじ、コンクリートビス等従来公知のねじが使用される。ねじ頭部210の径は、円筒部13の開口端13aの径よりも、若干小さい。
次に、図4を参照しつつ、上述の実施形態に係る工具1の使用方法について説明する。
ドライバー100の回転部110に接続部20を挿入することで、工具1をドライバー100に取り付ける。
次に、板にねじ込まれたねじ200のねじ頭部210と板との間に、テーパー部14の前端から挟持部10を差し込む。そして、例えば、突起部15の先端縁にねじ頭部210を接触させることで、挟持部10にねじ頭部210の周縁を挟持させる。
次に、ドライバー100を下方のねじ200に向かって押さえ付けつつ、電動ドライバー100の電源スイッチを入れ、切替スイッチ及び回転スイッチを操作して回転部110を一方向に回転させることで、回転部110に固定した工具1を一方向に回転させて、ねじ200を緩めていく。このようにして、ねじ200を板から除去する。
以上説明した実施形態によると、挟持部10の前端部にあるテーパー部14の内表面がテーパー状に広がっているとともに、テーパー部14が先鋭である。このため、挟持部10を、ねじ頭部210と板との間に差し込みやすい。よって、挟持部10のテーパー部14をねじ頭部210と板との間に差し込んで6つの突起部15をねじ頭部210に接触させることで、挟持部10にねじ頭部210の周縁を挟持させてねじ頭部210を掴ませやすい。そして、その状態でドライバーを回転させることで、容易かつ迅速にねじを撤去することができる。また、突起部15の中心軸Cと直交する断面において、二等辺三角形の概略形状の中心軸Cに向かって配置された頂点(突起部15の先端縁)が、ねじ頭部210を掴んで支持しやすい。よって、容易かつ迅速にねじ200を撤去することができる。
<変形例>
以上は、本発明の好適な実施形態についての説明であるが、本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、課題を解決するための手段に記載された範囲の限りにおいて様々な変更が可能なものである。
例えば、上述の実施形態では、突起部15が円筒部13の内表面に形成されている。しかし、テーパー部14に形成されていてもよいし、円筒部13及びテーパー部14の両方に形成されていてもよい。
上述の実施形態では、突起部15とねじ頭部210を接触させることで、挟持部10にねじ頭部210を挟持させる。しかし、テーパー部14とねじ頭部210を接触させることでねじ頭部210を挟持させてもよい。
また、上述の実施形態では、ドライバー100にインパクトドライバーを用いている。しかし、ドリルドライバーや手動のドライバーでもよい。この場合、接続部20の代わりに、ドリルドライバーや手動のドライバーの回転部に挿入可能な形状を有する接続部が工具1に設けられる。
また、上述の実施形態では、6つの突起部15を有しているが、7つ以上でも5つ以下でもよいし、なくともよい。
また、上述の実施形態では、頭部の平面形状が円形のねじに対して工具1が使用されているが、六角ボルト等、頭部の平面形状が円形以外の形状を有する固定具に対して工具1が使用されてもよい。
1 ねじ除去用の工具
10 挟持部
13 円筒部
14 テーパー部
15 突起部
20 接続部
100 ドライバー
210 ねじ頭部

Claims (1)

  1. 一端部が開口しており、前記一端部が、板等に固定されたねじ頭部の周縁を挟持する筒状の挟持部と、
    前記挟持部の他端部から延びた、ドライバーと接続する接続部とを有し、
    前記挟持部の前記一端部が、内表面が前端に向かってテーパー状に広がったテーパー部を有しているとともに、前記テーパー部が前方に向かって先鋭であり、
    前記挟持部の内表面に、前端が前記テーパー部の前端より後方に配置されると共に、前記テーパー部の前端に向かうほど先細りに形成された突起部を有し、
    前記テーパー部が板等とねじ頭部の間に差し込まれた状態で前記一端部の内表面にねじ頭部を接触させることで前記挟持部がねじ頭部を挟持することを特徴とするねじ除去用の工具。
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CN110253499A (zh) * 2019-07-08 2019-09-20 镇江市凯越工具有限公司 一种夹持断螺丝用快速取出器
CN110961859A (zh) * 2019-12-27 2020-04-07 广西玉柴机器股份有限公司 一种发动机缸盖和缸体联接螺栓断裂修复装置及方法
CN111098254A (zh) * 2019-12-20 2020-05-05 四川希望汽车职业学院 一种拆解内六角螺钉的特殊工具

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