JP5916182B1 - 控え金具 - Google Patents

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【課題】 ソケットレンチ、メガネレンチ、スパナ等の締結工具によって締結することができるとともに、耐衝撃性に強く、さらには締結部材を任意の角度で固定することができる、控え金具を提供する。【解決手段】 締結部材を控えるための控え金具1Aであって、締結工具に係合可能な回転頭部21を有する吊設ボルト2と、前記締結部材を螺合させて控えるネジ孔部31およびこのネジ孔部31の軸線方向に延出されて前記回転頭部21を狭持してなる2本のアーム部32,32を備えた吊設フレーム3とを有しており、前記各アーム部32,32が前記回転頭部21の側面において軸部材4により回動自在に軸支されている。【選択図】 図1

Description

本発明は、天井や壁面に締結部材を吊り下げる、取り付けるまたは控えるために前記天井等と前記締結部材との間に設けられる控え金具に関するものである。
従来、コンクリートスラブに吊り天井を固定する場合や雨樋から壁に沿って配置された配管を壁に固定する場合、前記コンクリートスラブ等に設置されたインサートナットや後付けのアンカーナットに前記締結部材を直接螺合させて固定している。
しかし、前記インサートナット等に直接的に前記締結部材を固定する方法では、前記締結部材の支持角度を調節することができない。そこで、これまでに、前記締結部材の支持角度を調節することのできる控え金具に関する発明が種々提案されている。
例えば、特開2005−180607号公報では、構造体にビス等のファスナーで固定される上吊支体と、締結部材を吊支するための連結ボルトが取り付けられる下吊支体とを備えており、前記上吊支体および前記下吊支体が、金属板を1枚の本体部と2枚の側板部とからなる断面コ字状に折り曲げて形成されたものであるとともに、互いに相手側に向かって開口するように配置され、かつ相対的に回動可能となるようにピン等で連結されている、吊り金具が提案されている(特許文献1)。
また、特開2009−287615号公報では、吊り支持用のナットと吊ボルトとの間に設置して前記吊り支持用のナットに対する前記吊ボルトの垂直および斜め吊りを自在としたジョイント金具であって、前後方向に断面逆U字状ないし断面逆V字状をなすとともにその頂部に長孔を設けた天壁を有する金具本体と、前記金具本体の長孔にボルト軸部を挿通するとともにボルト頭部の上向き裏面に前記ボルト頭部からボルト軸部に向けて傾斜面ないし湾曲面をなした回転支持部を有する支持ボルトと、前記金具本体の下端に固定した固定ナットとを備えてなる、ジョイント金具が提案されている(特許文献2)。
特開2005−180607号公報 特開2009−287615号公報
しかしながら、特許文献1に記載された発明においては、上吊支体および下吊支体のいずれもが金属板を折り曲げて形成されたフレーム構造であるため、金属板を折り曲げた方向と同方向からの力に対する耐力が弱く、衝撃を受けると折れ曲がるという問題がある。
また、特許文献1および特許文献2に記載された発明は、ファスナーや支持ボルトを天井等に固定するためにソケットレンチ、メガネレンチ、スパナ等の締結工具を回転頭部に嵌める際に、下吊支体や金具本体が邪魔となり、前記締結工具を使用することができないという問題がある。
さらに、特許文献1および特許文献2に記載された発明は、締結部材に連結する吊りボルトを任意の角度において固定することができないため、実用上、不便である。
本発明は、以上のような問題点を解決するためになされたものであって、ソケットレンチ、メガネレンチ、スパナ等の締結工具によって締結することができるとともに、耐衝撃性に強く、さらには締結部材を任意の角度で固定することができる、控え金具を提供することを目的としている。
本発明に係る控え金具は、締結部材を控えるための控え金具であって、締結工具に係合可能な回転頭部を有する吊設ボルトと、前記締結部材を螺合させて控えるネジ孔部およびこのネジ孔部の軸線方向に延出されて前記回転頭部を狭持してなる2本のアーム部を備えた吊設フレームとを有しており、前記各アーム部が前記回転頭部の側面において軸部材により回動自在に軸支されている。
また、本発明の一態様として、前記回転頭部の後端面には、前記ネジ孔部の内周径より小さい開口のリセスがその中心を前記ネジ孔部の中心と略一致させるように形成されていてもよい。
本発明に係る控え金具は、締結部材を控えるための控え金具であって、締結工具に係合可能な外周形状を有する吊設ナットと、前記締結部材を螺合させて控えるネジ孔部およびこのネジ孔部の軸線方向に延出されて前記吊設ナットを狭持してなる2本のアーム部を備えた吊設フレームとを有しており、前記各アーム部が前記吊設ナットの側面において軸部材により回動自在に軸支されている。
また、本発明の一態様として、前記軸部材がタッピングネジで構成されているとともに、このタッピングネジのネジ山を備えるネジ軸部の断面形状が非円形に形成されていてもよい。
さらに、本発明の一態様として、前記吊設フレームを前記吊設ボルトまたは前記吊設ナットの軸方向に対して略直角方向にまで回動させると、前記吊設ボルトの後端部または前記吊設ナットの後端部が露出して、前記締結工具に係合可能となる長さを備えていてもよい。
本発明によれば、ソケットレンチ、メガネレンチ、スパナ等の締結工具によって締結することができるとともに、耐衝撃性に強く、さらには締結部材を任意の角度で固定することができる。
本発明に係る控え金具の第一実施形態を示す正面図である。 本第一実施形態の控え金具を示す平面図である。 図1の縦断面図である。 本第一実施形態において、吊設フレームを吊設ボルトの軸方向に対して略直角方向にまで回動させた状態を示す図である。 図1の右側面図である。 吊設フレームにおけるネジ孔部の他の実施形態を示す断面図である。 本第一実施形態における軸部材を示す、(a)左側面図、(b)正面図および(c)右側面図である。 本第一実施形態の控え金具の組み付け方法を示す模式図である。 本第一実施形態の控え金具を回転頭部の後端部を露出させることで、天井のインサートナットに螺合させた状態を示す使用状態図である。 本第一実施形態において四角レンチ等のビットをネジ孔部から挿通させてリセスに係合させた状態を示す使用状態図である。 本第一実施形態における吊設フレームの回動域の例を示す模式図である。 本第一実施形態において吊設フレームを任意の角度で固定し、そのネジ孔部に締結部材を控えるための連結ボルトを螺合させた状態を示す使用状態図である。 本発明に係る控え金具の第二実施形態を示す正面図である。 図13の平面図である。 図13の縦断面図である。 本第二実施形態において、吊設フレームを吊設ナットの軸方向に対して略直角方向にまで回動させた状態を示す図である。 本第二実施形態において吊設フレームを任意の角度で固定し、そのネジ孔部に締結部材を控えるための連結ボルトを螺合させた状態を示す使用状態図である。
以下、本発明に係る控え金具の第一実施形態について図面を用いて説明する。
本第一実施形態における控え金具1Aは、図1および図2に示すように、締結工具に係合可能な回転頭部21を有する吊設ボルト2と、この吊設ボルト2の回転頭部21に回動自在に支持される吊設フレーム3とを有する。以下、各構成について説明する。
吊設ボルト2は、天井や壁面等に設けられたインサートナットや後付けのアンカーナット等のインサートアンカー10に螺合させるためのものであり、図1および図2に示すように、ソケットレンチ、メガネレンチ、スパナ等の締結工具に係合可能な回転頭部21を有している。本第一実施形態における吊設ボルト2は、回転頭部21の断面形状が六角形である、いわゆる六角ボルトである。また、当該吊設ボルト2の回転頭部21は、以下の特徴を有する。
まず、回転頭部21は、吊設フレーム3を支持するための軸部材支持孔22が形成されている。本第一実施形態おける軸部材支持孔22は、図3に示すように、前記回転頭部21の軸方向に対して略直角方向に貫通して形成されている。
また、回転頭部21は、軸方向に対して後端部側が長く形成されている。具体的には、図4に示すように、吊設フレーム3を吊設ボルト2の軸方向に対して略直角方向にまで回動させた場合に、当該回転頭部21の後端部の全体が前記吊設フレーム3から露出して、締結工具に係合可能となる長さを備えている。これにより、控え金具1Aをインサートナット等に螺合させる場合に、露出した回転頭部21の後端部に締結工具を係合させることができ、前記吊設フレーム3が邪魔になることなく締結作業が行えるようになっている。
また、回転頭部21の後端面には、後述するネジ孔部31の内周径より小さい開口のリセス23がその中心を前記ネジ孔部31の中心に略一致させて形成されている。本第一実施形態におけるリセス23は、図3および図5に示すように、開口形状および横断面形状が略正方形状に形成されており、四角ビット等の締結工具を嵌入させて、締結作業が行えるようになっている。
なお、回転頭部21の断面形状は、六角形のものに限定されるものではなく、締結工具に合わせて四角形や12角形等から適宜選択してよい。また、軸部材支持孔22は、回転頭部21を貫通するものに限定されるものではなく、回転頭部21の強度を考慮して、中心部が残るように所定の深さの穴を軸対称位置に配置したものであってもよい。さらに、回転頭部21の後端面のリセス23は、略正方形状のものに限定されるものではなく、六角形レンチ、ヘクスローブレンチ、プラスドライバーおよびマイナスドライバー等の任意の締結工具を嵌め入れ可能な形状から適宜選択してよい。
次に吊設フレーム3について説明する。吊設フレーム3は、図1および図2に示すように、締結部材を螺合させて控えるネジ孔部31と、このネジ孔部31から軸線に沿って延出された2本のアーム部32,32とを有する。本第一実施形態における吊設フレーム3は、前記2本のアーム部32,32を含むフレーム体33と、このフレーム体33の内側に固定されてネジ孔部31となる六角ナット34とから構成されている。
フレーム体33は、長尺状の板材からなり、この板材を略コの字型に屈曲することで2本のアーム部32,32が形成されている。アーム部32は、前記軸部材支持孔22を中心として前記ネジ孔部31を回動させる際の腕となるものであり、図1および図3に示すように、回転頭部21を挟持するように前記回転頭部21の対角面の幅と略同一間隔になるように構成されている。また、一対のアーム部32,32には、軸部材4を回転頭部21の軸部材支持孔22に挿通させるための挿通孔35が設けられている。
ネジ孔部31となる六角ナット34は、市販の六角ナットである。この六角ナット34は、アーム部32の基端側に配置されており、フレーム体33をかしめることで固定されている。また、フレーム体33には、前記六角ナット34に螺合されるボルト等を挿通させるための孔が形成されている。
なお、ネジ孔部31は、六角ナット34からなるものに限定されるものではなく、雌ネジ孔を有するものから適宜選択してよく、例えば、図6に示すように、フレーム体33にネジ孔を成形加工してなるものであってもよい。
そして、当該吊設フレーム3は、軸部材4によって回転頭部21の側面において回動自在に軸支される。本第一実施形態における軸部材4は、図7に示すように、組み付けの作業工程において軸部材支持孔22へのネジ立ての必要のないタッピングネジが採用されており、締結に要するトルク低減のため、ネジ山を備えるネジ軸部41の断面形状が非円形に形成されている。よって、当該軸部材4は、図8に示すように、各アーム部32,32で挟持させた回転頭部21を、前記アーム部32の挿通孔35に挿通させるとともに、軸部材支持孔22にネジ立てを行いながら締結される。これにより吊設ボルト2と吊設フレーム3とが、一体的に組み付けられる。
なお、軸部材4は、タッピングネジに限定されるものではなく、第二実施形態における図13から図15に示すように単純なピンによるものや、図示しないが、ボルトおよびナットからなるファスナー等から適宜選択してよい。
次に、本第一実施形態の控え金具1Aにおける各構成の作用について説明する。
まず、図9に示すように、吊設フレーム3を吊設ボルト2の軸方向に対して略直角方向にまで回動させて、回転頭部21の後端部の全体を露出させる。そして、露出した回転頭部21の後端部にソケットレンチ、メガネレンチ、スパナ等の締結工具を係合させて、天井に設けられたインサートアンカー10等に螺合させる。
また、本第一実施形態におけるリセス23は、開口の大きさがネジ孔部31の内周径より小さく形成されているため、前記リセス23に係合させる四角レンチ等のビットを前記ネジ孔部31から挿通させることができる。よって、図10に示すように、四角レンチ等のビットを前記ネジ孔部31から挿通させてリセス23に嵌め入れることで、吊設フレーム3を吊設ボルト2の軸方向に対して略直角方向に回動させなくても締結作業が行える。
次に、図11に示すように、吊設フレーム3は、軸部材4を中心として任意の角度まで回動され、軸部材4を締め付けることにより所望の角度で固定される。このとき、図1および図3に示すように、アーム部32と、回転頭部21とが面接触するため、その摩擦力により回転方向に対して強固に固定される。また、回転頭部21の耐力が高いため、アーム部32に負荷がかかっても折れ曲がり難い。なお、吊設フレーム3の回動域は、図11に示すように、約180度を限度とするものではなく、180度を超えて回動させることができる。
そして、図12に示すように、ネジ孔部31に締結部材や、締結部材を連結する連結ボルト11を螺合させることにより、所望する締結部材を任意の角度で吊り下げる、取り付けるまたは控えることができる。
以上のような本第一実施形態の控え金具1Aによれば、以下の効果を得ることができる。
1.吊設フレーム3を吊設ボルト2の回転頭部に対して自由自在に回動させることができる。
2.吊設フレーム3に干渉することなく吊設ボルト2の回転頭部21をソケットレンチ、メガネレンチ、スパナ等の締結工具に係合させることが可能であるため、通常のボルトを締結するようにインサートアンカー10等に螺合させることができる。
3.リセス23を用いることで吊設フレーム3を吊設ボルト2の軸方向に対して略直角方向に回動させなくてもインサートアンカー10等に螺合することができる。
4.軸部材4に非円形型のタッピングネジを用いることにより、吊設ボルト2と吊設フレーム3との組み付けが容易になるとともに、任意の角度で固定することもできる。
5.前記吊設フレーム3が前記吊設ボルト2の回転頭部21を挟持しているため耐衝撃性を高くすることができる。
次に、本発明に係る控え金具の第二実施形態について図13から図17を用いて説明する。なお、本第二実施形態の控え金具1Bのうち、上述した第一実施形態の構成と同等または相当する構成については、再度の説明を省略する。
本第二実施形態の控え金具1Bは、図13および図14に示すように、吊設ナット5と、この吊設ナット5に回動自在に支持される吊設フレーム3とを有する。つまり、本第二実施形態における控え金具1Bは、第一実施形態における吊設ボルト2に変えて、吊設ナット5を設けたものである。
吊設ナット5は、高ナットや長ナット等のいわゆるナットであり、市販のものを利用することができる。吊設ナット5は、回転頭部21と同様、図15に示すように、側面に吊設フレーム3を支持するための軸部材支持孔22を有している。
また、吊設ナット5は、図16に示すように、吊設フレーム3を吊設ナット5の軸方向に対して略直角方向にまで回動させた場合に、当該吊設ナット5の後端部の全体が前記吊設フレーム3から露出して、締結工具に係合可能となる長さを備えている。
本第二実施形態における軸部材4は、図13から図15に示すように、ピンからなる。このピン4は、一端部がアーム部32の挿通孔35および吊設ナット5の軸部材支持孔22より大径を有するように形成されており、他端側を塑性変形させることで、前記挿通孔35および前記軸部材支持孔22に係止させて、組み付けられるようになっている。なお、本第二実施形態の軸部材4をピンではなく、図7に示すようなタッピングネジに変更してもよい。これにより第一実施形態と同様、吊設フレーム3を任意の角度で固定することができる。
次に、本第二実施形態の控え金具1Bにおける各構成の作用について説明する。
本第二実施形態では、図17に示すように、吊設フレーム3を吊設ナット5の軸方向に対して略直角方向にまで回動させて、吊設ナット5の後端部の全体を露出させる。これにより、吊設ナット5は、第一実施形態における回転頭部21と同様、吊設ナット5の後端部にソケットレンチ、メガネレンチ、スパナ等の締結工具を係合させることができる。
よって、本第二実施形態の控え金具1Bは、天井に設けられたインサートボルト等のインサートアンカー10等に螺合することができとともに、第一実施形態と同様の効果を得ることができる。
なお、本発明に係る控え金具は、前述した各実施形態に限定されるものではなく、適宜変更することができる。
例えば、図示しないが、回転頭部21または吊設ナット5とアーム部32との接触面に、軸部材支持孔22または挿通孔35を中心とした放射状に凹凸面を形成するようにしてもよい。前記凹凸面同士を嵌め合わせることで、吊設フレーム3の角度を固定した後の接触面同士の滑りをなくすことができる。
1 控え金具
2 吊設ボルト
3 吊設フレーム
4 軸部材
5 吊設ナット
10 インサートアンカー
11 連結ボルト
21 回転頭部
22 軸部材支持孔
23 リセス
31 ネジ孔部
32 アーム部
33 フレーム体
34 六角ナット
35 挿通孔
41 ネジ軸部

Claims (5)

  1. 締結部材を控えるための控え金具であって、締結工具に係合可能な回転頭部を有する吊設ボルトと、前記締結部材を螺合させて控えるネジ孔部およびこのネジ孔部の軸線方向に延出されて前記回転頭部を狭持してなる2本のアーム部を備えた吊設フレームとを有しており、前記各アーム部が前記回転頭部の側面において軸部材により回動自在に軸支されている、前記控え金具。
  2. 前記回転頭部の後端面には、前記ネジ孔部の内周径より小さい開口のリセスがその中心を前記ネジ孔部の中心と略一致させるように形成されている、請求項1に記載の控え金具。
  3. 締結部材を控えるための控え金具であって、締結工具に係合可能な外周形状を有する吊設ナットと、前記締結部材を螺合させて控えるネジ孔部およびこのネジ孔部の軸線方向に延出されて前記吊設ナットを狭持してなる2本のアーム部を備えた吊設フレームとを有しており、前記各アーム部が前記吊設ナットの側面において軸部材により回動自在に軸支されている、前記控え金具。
  4. 前記軸部材がタッピングネジで構成されているとともに、このタッピングネジのネジ山を備えるネジ軸部の断面形状が非円形に形成されている、請求項1から請求項3のいずれかに記載の控え金具。
  5. 前記吊設フレームを前記吊設ボルトまたは前記吊設ナットの軸方向に対して略直角方向にまで回動させた場合に、露出した前記吊設ボルトの後端部または露出した前記吊設ナットの後端部が前記締結工具に係合可能となる長さを備えている、請求項1から請求項4のいずれかに記載の控え金具。
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