JP6632609B2 - パイプレンチ - Google Patents

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Description

本発明は、水道管やガス管等の配管作業に適したパイプレンチに関するものである。
水道管やガス管等を接続する場合には、図1に示すようにエルボ1やニップル2等の継手が用いられる。このような場合に、ニップルのねじ部を疵付けないように締め付けるためには、図1に示されるように幅の狭い部分に2本のパイプレンチを差し込んで互いに逆方向に回転させる作業が必要となる。
このため本出願人は、特許文献1に示される薄型のコーナーレンチを開発した。しかしこのコーナーレンチは図2に示すように、上顎5を移動可能に支持するフレーム3が本体4の長手方向に対して直角方向に大きく突出しているため、壁や別の配管に対して平行に配管を設置する場合には、フレーム3がまわりの障害物に当たり、締付作業が行えない場合があった。
このような場合には、特許文献2に示されるフレームの突出量が小さい一般的なパイプレンチを用いることが考えられる。しかし一般的なパイプレンチは図3に示すように、外径の大きい丸ナット6の内部に上顎5のラック部7を挿入し、丸ナット6を回転させて上顎5を本体4の長手方向に移動させる構造となっている。このため、パイプレンチの幅を丸ナット6の直径より薄くすることはできず、幅の狭い部分で2つのパイプレンチを使用すると、互いが干渉することがあった。
特許第4179530号公報 実公昭51−7599号公報
従って本発明の目的は上記した従来の問題点を解決し、狭い間隔で2本のパイプレンチを使用する必要がある場合にも相互の干渉を避けることができ、コーナーレンチ形状のパイプレンチを使用できない場所でも使用することができる新規なパイプレンチを提供することである。
上記の課題を解決するためになされた本発明のパイプレンチは、先端に植歯を備えた細長い本体と、本体の先端部側方にリベットにより軸支されたフレームと、このフレームを貫通する上顎と、この上顎を本体の長手方向に移動させるウォームとからなり、このウォームを本体と上顎との間の位置でフレームに支持させ、前記上顎は本体側の側面にラックを備え、その反対面はフレームの内面に接する平面とし、フレームの前記リベットとは反対側の端部を本体の後方に向けて、かつ本体を水平としたときに斜め下方となる向きに突出させ、この突出させた端部の先端をフレームの最後方位置で本体に形成した傾斜面と当接させたことを特徴とするものである。
好ましい実施形態においては、フレームが鋼板をU字状に折り曲げたものであり、その窓穴に形成された角部と上顎とによってウォームを支持させた構造とすることができる。また、ウォームがその両端部に突起を備え、これらの突起をU字状に折り曲げた鋼板間に挿入した構造とすることができる。
本発明のパイプレンチは、細長い本体と上顎との間の位置にウォームを配置し、このウォームを上顎の本体側の側面に形成されたラックと噛みあわせ、ウォームを回転させることによって上顎を本体の長手方向に移動させる構造とした。このため従来のような外径の大きい丸ナットを無くすことができ、パイプレンチの横幅を薄くすることができた。従って、狭い間隔で2本のパイプレンチを使用する必要がある場合にも相互の干渉を避けることができる。
また本発明のパイプレンチは、本体の先端部側方に軸支されたフレームに本体の長手方向に移動する上顎を設けた構造であり、特許文献1に示すコーナーレンチ形状ではなく、一般的なパイプレンチと同様の基本形態を備えている。このため、壁や別の配管に対して平行に配管を設置する場合のように、コーナーレンチ形状のパイプレンチを使用できない場所でも使用することができる。
鋼板をU字状に折り曲げてフレームを構成し、その窓穴に形成された角部と上顎とによってウォームを支持させた構造とすれば、ウォームを支持させるための軸が不要となり、軸を支持する穴をフレームへ設けることも不要となる。このため部品点数の削減と、加工・組立の手数を省略することができる。
また、ウォームの両端部に突起を形成し、これらの突起をU字状に折り曲げた鋼板間に挿入した構造とすれば、構造を複雑化することなく、ウォームのガタツキを防止することができる。
さらにフレームを本体に枢着するリベットとは反対側のフレーム端部を本体の後方に向けて斜めに突出させ、本体に形成した傾斜面と当接させた構造としたので、フレームの加工誤差等があっても、締付け時のフレームの傾きをほぼ一定に維持することができる。
継手による配管の接続を示す説明図である。 従来のコーナーレンチ形状のパイプレンチの正面図である。 従来の一般的なパイプレンチの正面図である。 実施形態のパイプレンチを示す正面図である。 実施形態のパイプレンチを示す底面図である。 実施形態のパイプレンチを示す右側面図である。 本体単体の正面図である。 上顎とフレームとウォームを示す断面図である。 図8のA−A断面図である。 図8のB矢視図である。 上顎を開いた状態を示す正面図である。
図4〜図11を参照しつつ、本発明の実施形態を説明する。
図4は実施形態のパイプレンチの正面図である。図中、10は細長いハンドル部11を備えた本体であり、その先端には植歯12が固定されている。植歯12はその歯面13が本体10の長手方向に対してほぼ直角となるように取付けられている。
本体10は図4、図7に示すように先端部の植歯12よりもやや後方位置に貫通孔14を備え、この貫通孔14を貫通するリベット15によって、本体10の先端部側方にフレーム16が軸支されている。フレーム16は図8、図9に示すように鋼板をU字状に折り曲げたものであり、その先端側が本体10に軸支されている。
フレーム16には窓穴17が形成されており、その内部にウォーム18が支持されている。ウォーム18は円柱部19の外周面に螺旋羽根20を突出させたものである。またこの円柱部19の両端部には、小径円柱状の突起21、21が形成されている。図8に示すように、窓穴17はウォーム18の前後左右に円柱部19を受ける角部22を備えている。フレーム16は鋼板をU字状に折り曲げたものであるから、角部22は前後左右の4か所となり、ウォーム18の円柱部19が支持される。
また、ウォーム18の両端部の小径円柱状の突起21、21が、図10のB矢視図に示すようにU字状の折り曲げ部に挟み込まれることにより、矢印方向の移動が防止され、ウォーム18のガタツキが防止される。
図4、図6に示すように、上顎23のラック部24がフレーム16の折り曲げ部を貫通しており、ラック部24とウォーム18とが噛み合っている。すなわち、ウォーム18は本体10と上顎23との間の位置でフレーム16に備えられた円柱部19を受ける角部22と上顎23のラック部24に挟み込まれるように支持されており、ウォーム18を回転させることによって、上顎23を本体10の長手方向に移動させることができる。なお図8に示されるように、上顎23のラック部24の反対面はフレーム16の内面に接する平面となっている。
このような構造としたので、ウォーム18を支持する軸は不要となり、軸を支持する穴をフレームへ設けることも不要となる。このため部品点数の削減を図ることができる。またウォーム18をフレーム16の窓穴17内に落とし込むだけでよい。また従来のような外径の大きい丸ナットを用いないので、図5に示すようにパイプレンチの全幅を小さくすることができ、狭い間隔で2本のパイプレンチを使用する必要がある場合にも相互の干渉を避けることができる。
図6に示すように、本体10の中央部には2枚の突起25が形成されており、上顎23のラック部24がこれらの突起25,25の間に挟み込まれるようになっている。そしてこの突起25,25の内側には、圧縮コイルばね26が設けられており、上顎23のラック部24を常に本体10から離れる方向に弾発している。このため従来と同様、上顎23は植歯12に接近する方向の力を受けている。
このように構成されたパイプレンチは、図11に示すように上顎23を開き、エルボやニップル等を植歯12との間に噛み込ませて、本体10のハンドル部11に矢印方向の力を加えて回転させるものである。この構造は図3に示した一般的なパイプレンチに近いので、コーナーレンチ形状のパイプレンチが使用できない場合、例えば壁や別の配管に対して平行に配管を設置するような場合でも使用することができる。
図4において本体10のハンドル部11に矢印方向の力を加えて回転させる時、上顎23と植歯12の歯面13の摩擦力により、フレーム16はリベット15を回転中心として斜めに突出させた端部27が本体10の傾斜面28に当接する。図4に示されるように、この端部27は本体11の後方に向けて斜めに突出している。
図3に示した従来構造では、本体4に矢印方向の力を加えた時、フレーム3が本体4と当接する面は垂直面8となっており、フレーム3にかかる回転力と垂直面8で受ける力のなす角度はθAとなる。θAが直角に近いほど当接する面の加工寸法のバラつきによりフレーム3の角度がバラつきやすい。このため図3の従来品はフレーム3の端部を大きく下方に延ばしてθAを大きくしている。
これに対して本実施形態においては、図4に示すように本体11の後方に向けて斜めに突出させたフレーム16の端部27を本体10に形成した傾斜面28と当接させ、フレーム16にかかる回転力と当接面で受ける力のなす角度θBを大きくしている。これによりフレーム16の端部を大きく下方に延ばすことなく、加工寸法のバラつきによるフレーム16の角度のバラつきを最小限に抑制することができる利点がある。
以上に説明したように、本発明のパイプレンチは薄型であり、狭い間隔で2本使用する必要がある場合にも相互の干渉を避けることができ、コーナーレンチ形状のパイプレンチを使用できない場所でも使用することができる利点がある。
1 エルボ
2 ニップル
3 フレーム
4 本体(従来技術)
5 上顎
6 丸ナット
7 ラック
8 垂直面
10 本体(実施形態)
11 ハンドル部
12 植歯
13 歯面
14 貫通孔
15 リベット
16 フレーム
17 窓穴
18 ウォーム
19 円柱部
20 螺旋羽根
21 突起
22 角部
23 上顎
24 ラック部
25 突起
26 圧縮コイルばね
27 端部
28 傾斜面

Claims (3)

  1. 先端に植歯を備えた細長い本体と、本体の先端部側方にリベットにより軸支されたフレームと、このフレームを貫通する上顎と、この上顎を本体の長手方向に移動させるウォームとからなり、このウォームを本体と上顎との間の位置でフレームに支持させ、前記上顎は本体側の側面にラックを備え、その反対面はフレームの内面に接する平面とし、フレームの前記リベットとは反対側の端部を本体の後方に向けて、かつ本体を水平としたときに斜め下方となる向きに突出させ、この突出させた端部の先端をフレームの最後方位置で本体に形成した傾斜面と当接させたことを特徴とするパイプレンチ。
  2. フレームが、鋼板をU字状に折り曲げたものであり、その窓穴に形成された角部と上顎とによってウォームを支持させたことを特徴とする請求項1記載のパイプレンチ。
  3. ウォームがその両端部に突起を備え、これらの突起をU字状に折り曲げた鋼板間に挿入したことを特徴とする請求項2記載のパイプレンチ。
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