JPH0248222Y2 - - Google Patents

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JPH0248222Y2
JPH0248222Y2 JP1986102724U JP10272486U JPH0248222Y2 JP H0248222 Y2 JPH0248222 Y2 JP H0248222Y2 JP 1986102724 U JP1986102724 U JP 1986102724U JP 10272486 U JP10272486 U JP 10272486U JP H0248222 Y2 JPH0248222 Y2 JP H0248222Y2
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JP
Japan
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worm
adjustable wrench
main body
movable jaw
fenestration
Prior art date
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Expired
Application number
JP1986102724U
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English (en)
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JPS6310070U (ja
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  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、口開き寸法を調整するウオームを保
護したモンキレンチに関する。
(従来の技術) 第3図は、モンキレンチの従来例を示した図で
ある。
第3図において、1は本体、2はウオーム、3
は可動アゴ、4はラツクである。
本体1の首部には開窓部1aが設けられており
(第3図a)、この開窓部1aには口開き寸法を調
整するためのウオーム2がウオームピン2aによ
つて枢支されている(第3図c)。ウオーム2の
外周面には、滑り止めのためのローレツト2bが
刻設されている。
ウオーム2は、可動アゴ3に一体的に設けられ
たラツク4と噛合している。可動アゴ3は、本体
1に移動自在に取付けられており(第3図b)、
ウオーム2の回転により移動して、本体1側の頭
部1bとの口開き寸法が調整され、ボルトの頭、
ナツト等を挟持して締め付けることができる。
(考案が解決しようとする問題点) 前述のモンキレンチは、ウオーム2の外周面が
本体1の肉厚よりも大きいので、床面6に置いた
場合にウオーム2が接触してしまう(第3図b)。
このことは、例えば、作業中にモンキレンチを床
へ放り投げたような場合に、ウオーム2の外周面
が床面6に当り、ウオーム2が回転してその分だ
け可動アゴ3が移動して、ナツトを回す口開き寸
法が変化してしまうことを意味する。このため、
モンキレンチを拾つて再びナツトを挟持しようと
したときには、再度ウオーム2を指で回して口開
き寸法を調整し直さなければならないという問題
点があつた。
また、外部の物体とウオーム2の外周面が強く
当たつたり擦られたりする度に、外周面に刻まれ
た滑り止めローレツト2bが損傷し、指で押圧し
ながらウオーム2を回す際の滑り止め機能が低下
してしまうという問題点もあつた。
このような問題点を解決するために、第4図に
示すように、ウオーム2の直径を小さくして、本
体1の肉厚寸法からはみ出さないようにしたモン
キレンチもあるが、このモンキレンチにも、次の
ような二つの問題点があつた。
まず、モンキレンチは指で押圧しながらウオー
ム2を回転させ可動アゴ3を移動させて口開き寸
法を調整するが、この場合に、直径の小さいウオ
ームが直径の大きいウオームと同じ量だけ可動ア
ゴ3を移動させるためには、必然的にリード角を
大きくしなければならない。しかし、ナツト等を
繰り返し絞め付けるような断続的な負荷が可動ア
ゴ3のラツク4を経てウオーム2のネジ山に伝え
られるので、リード角が大きいほどラツク4から
受ける負荷の分力が大きくなる。従つて、ウオー
ム2が微量ずつ回転して、口開き寸法が広がつて
しまう傾向が強くなるという問題点がある。
またさらに、ウオーム2の直径を小さくする
と、小さくした分だけウオーム2の軸の位置を可
動アゴ3の方へ移動しなければならない。第4図
bの直線Cの位置が大きいウオームの中心位置で
ある。従つて、ウオーム2のピンを挿入するため
のドリル穴の心間距離(ピツチ)を修正しない
と、正常なラツクのかみ合いが得られない。この
ため、本体1の加工の生産設備の変更を余儀無く
されるという問題点がある。
本考案の目的は、既存のウオームをそのまま使
用し、本体の機械加工を変更することなく、本体
にウオームの直径より少し高い隆起部を設けるこ
とにより、前述の問題点を全て解決し、ウオーム
の不用意な回転の防止とそのウオームに刻設され
たローレツトの損耗の防止を図ることができるモ
ンキレンチを提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 前記目的を達成するためる本考案によるモンキ
レンチは、主体首部の開窓部に枢支されたウオー
ムの回転により可動アゴ部の口開き寸法を調整す
るモンキレンチにおいて、 前記開窓部の周縁部表面で前記ウオームの回転
軸の両端の枢支部の表面に前記ウオームの外径よ
り厚み方向に突出する隆起部を設けて構成されて
いる。
(実施例) 以下、図面等を参照して、実施例について本考
案を詳細に説明する。
第1図は、本考案によるモンキレンチの第1の
実施例を示した図である。
なお、前述の従来例と同様な機能を果たす部分
には同一の符号を付してある。
第1の実施例では、本体1の開窓部1aの周縁
であつて、ウオーム2の回転軸上の両側に隆起部
5a,5bが設けられている(第1図a)。この
隆起部5a,5bの高さは、ウオーム2の外形寸
法よりも少しだけ大きくなるようにしてある(第
1図c)。ウオーム2の回転軸の両側に設けたの
は、ハンドルの手前側ではウオーム2の回転がし
ずらくなるからである。
この隆起部5a,5bにより、床面6等に落と
したときでも、ウオーム2が直接床面6に触れる
ことはないので(第1図b)、ウオーム2が回転
することはない。
以上説明した実施例にとらわれることなく、
種々の変形を施すことができるが、これは設計上
の選択の問題であつて、本考案の範囲に入ること
は言うまでもない。
第2図は、本考案によるモンキレンチの第2の
実施例を示した図である。
第2の実施例は、第1の実施例に示したような
独立した隆起部とはせず、本体頭部の平面を開窓
部1aの周辺まで延長した隆起部5cとした例で
ある。
(考案の効果) 以上詳しく説明したように、本考案によれば、
本体にウオームの外径より少し高い隆起部を設け
たので、ウオームの外周面が外部に接触すること
がなくなり、ウオームの不用意な回転やウオーム
外周面上のローレツトの損耗を防ぐことができ
る。
特に、本体および可動アゴを薄くし、さらに他
の部分を同様に薄くして軽量化を図りたいという
強い要請がある。
そのような場合に、ラツクにより開窓部の周縁
部表面で前記ウオームの回転軸の両端の枢支部の
表面のみを瘤状に隆起させることにより、ウオー
ムと他の構造との接触を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案によるモンキレンチの第1の
実施例を示した図である。第2図は、本考案によ
るモンキレンチの第2の実施例を示した図であ
る。第3図は、モンキレンチの従来例を示した図
である。第4図は、モンキレンチのウオームの直
径を小さくした従来例を示した図である。 1……本体、2……ウオーム、3……可動ア
ゴ、4……ラツク、5……隆起部、6……床面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 本体首部の開窓部に枢支されたウオームの回転
    により可動アゴ部の口開き寸法を調整するモンキ
    レンチにおいて、 前記開窓部の周縁部表面で前記ウオームの回転
    軸の両端の枢支部の表面に前記ウオームの外径よ
    り厚み方向に突出する隆起部を設けて構成したこ
    とを特徴とするモンキレンチ。
JP1986102724U 1986-07-04 1986-07-04 Expired JPH0248222Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986102724U JPH0248222Y2 (ja) 1986-07-04 1986-07-04

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986102724U JPH0248222Y2 (ja) 1986-07-04 1986-07-04

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Publication Number Publication Date
JPS6310070U JPS6310070U (ja) 1988-01-22
JPH0248222Y2 true JPH0248222Y2 (ja) 1990-12-18

Family

ID=30974624

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986102724U Expired JPH0248222Y2 (ja) 1986-07-04 1986-07-04

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016157355A1 (ja) * 2015-03-30 2016-10-06 株式会社松阪鉄工所 パイプレンチ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6168872U (ja) * 1985-06-28 1986-05-12

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Publication number Publication date
JPS6310070U (ja) 1988-01-22

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