JPH0226625Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0226625Y2 JPH0226625Y2 JP1984181359U JP18135984U JPH0226625Y2 JP H0226625 Y2 JPH0226625 Y2 JP H0226625Y2 JP 1984181359 U JP1984181359 U JP 1984181359U JP 18135984 U JP18135984 U JP 18135984U JP H0226625 Y2 JPH0226625 Y2 JP H0226625Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw
- bolt
- ring
- finger
- nut
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000013011 mating Effects 0.000 claims description 5
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 3
- 208000027418 Wounds and injury Diseases 0.000 description 2
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 208000014674 injury Diseases 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)
- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、ネジの締付け、取外し作業の際の廻
り止めに用いる治具に関するものである。
り止めに用いる治具に関するものである。
ボルトとナツトとを締付ける場合には、ボル
ト、ナツトにスパナを嵌合させることにより、そ
の一方を固定し、かつ他方を回動させることによ
つて行なわれ、また、ボルト頭部にドライバの嵌
合溝が付されているものでは溝内にドライバの刃
を嵌合させてボルトの固定又は回転操作により行
われる。
ト、ナツトにスパナを嵌合させることにより、そ
の一方を固定し、かつ他方を回動させることによ
つて行なわれ、また、ボルト頭部にドライバの嵌
合溝が付されているものでは溝内にドライバの刃
を嵌合させてボルトの固定又は回転操作により行
われる。
ところで、ボルトとナツトとを締めつける場合
に、ボルト、ナツトの前方或いは側方にパネル等
の障害物がある状況の下でネジの締付けを行なわ
なければならない場合がある。このような場合
に、スパナやドライバは握柄が長いため、その握
柄が操作の妨げになる。実際上、ボルト、ナツト
の締付けの廻り止めに要する力はわずかであるた
めに、ボルト或いはナツトの一方を手指の腹で押
えておくことによつて足りる場合があるが、勿論
手指による廻止めでは不十分な場合もあり、ま
た、共廻りにより時として手指を傷付ける危険性
がある。
に、ボルト、ナツトの前方或いは側方にパネル等
の障害物がある状況の下でネジの締付けを行なわ
なければならない場合がある。このような場合
に、スパナやドライバは握柄が長いため、その握
柄が操作の妨げになる。実際上、ボルト、ナツト
の締付けの廻り止めに要する力はわずかであるた
めに、ボルト或いはナツトの一方を手指の腹で押
えておくことによつて足りる場合があるが、勿論
手指による廻止めでは不十分な場合もあり、ま
た、共廻りにより時として手指を傷付ける危険性
がある。
本考案の目的は、手指を使つて十分なボルト、
ナツトの廻止め力を得られるネジ廻り止め治具を
提供することにある。
ナツトの廻止め力を得られるネジ廻り止め治具を
提供することにある。
前記目的を達成するため、本考案によるネジ廻
り止め治具においては、手指に嵌めるリングと、
該リングの外周面の一部に設けたネジの廻止め用
嵌合駒とを有するネジ廻り止め治具であつて、 該廻止め用嵌合駒には、ボルト頭部に形成され
たドライバ嵌合溝の形状に応じて該溝内に正面よ
り嵌合させる十字形あるいは刃形の嵌合縁が形成
されているものである。
り止め治具においては、手指に嵌めるリングと、
該リングの外周面の一部に設けたネジの廻止め用
嵌合駒とを有するネジ廻り止め治具であつて、 該廻止め用嵌合駒には、ボルト頭部に形成され
たドライバ嵌合溝の形状に応じて該溝内に正面よ
り嵌合させる十字形あるいは刃形の嵌合縁が形成
されているものである。
以下に、本考案の一実施例を図によつて説明す
る。
る。
第1図イ,ロにおいて、本考案は手指に嵌める
リング1の外周面の一部に、廻止め用嵌合駒2を
設けたものであり、実施例では駒2として、プラ
スネジのボルトの頭部のドライバ嵌合用十字形溝
に嵌合させる十字形嵌合縁2aを正面に形成した
例を示している。マイナスネジのボルト頭に適合
させるには直接溝に嵌合させる刃形嵌合縁を形成
した駒を用いる。
リング1の外周面の一部に、廻止め用嵌合駒2を
設けたものであり、実施例では駒2として、プラ
スネジのボルトの頭部のドライバ嵌合用十字形溝
に嵌合させる十字形嵌合縁2aを正面に形成した
例を示している。マイナスネジのボルト頭に適合
させるには直接溝に嵌合させる刃形嵌合縁を形成
した駒を用いる。
実施例において、第2図に示すように平板状パ
ネル7aと、逆L字状に折曲げられたパネル7b
とを、パネル7bの内側でネジ止めする場合に
は、まずパネル7a,7b間の隙間から両パネル
の孔内にボルト3を通す。次に手指4にリング1
を嵌め込み、駒2を手指4の腹側に位置させ、こ
の手指4をパネル7a,7b間のスペース内に差
し込み、手指4の腹で駒2を押圧してボルト3の
頭部溝3aに嵌合する。一方、ボルト3にねじ込
んだナツト5に汎用のボツクスドライバ6を嵌合
し、ドライバ6にてナツト5を廻す。ナツト5を
締付けるにつれてナツトの回動力がボルト3を回
動させる方向に作用する。ところが、本考案では
手指に嵌めたリング1の駒2がボルト3の溝3a
に嵌合し、しかも手指の腹にてボルト3の頭部が
パネルに圧接されるから、ボルト3の自由回転が
阻止され、ネジ締めによりパネル同士がボルト、
ナツトにより確実に接合されることとなる。
ネル7aと、逆L字状に折曲げられたパネル7b
とを、パネル7bの内側でネジ止めする場合に
は、まずパネル7a,7b間の隙間から両パネル
の孔内にボルト3を通す。次に手指4にリング1
を嵌め込み、駒2を手指4の腹側に位置させ、こ
の手指4をパネル7a,7b間のスペース内に差
し込み、手指4の腹で駒2を押圧してボルト3の
頭部溝3aに嵌合する。一方、ボルト3にねじ込
んだナツト5に汎用のボツクスドライバ6を嵌合
し、ドライバ6にてナツト5を廻す。ナツト5を
締付けるにつれてナツトの回動力がボルト3を回
動させる方向に作用する。ところが、本考案では
手指に嵌めたリング1の駒2がボルト3の溝3a
に嵌合し、しかも手指の腹にてボルト3の頭部が
パネルに圧接されるから、ボルト3の自由回転が
阻止され、ネジ締めによりパネル同士がボルト、
ナツトにより確実に接合されることとなる。
尚、実施例ではリング1側を固定してネジ締め
を行なつたが、逆にリング1を手指に嵌めた状態
で手指の操作でリング1を廻し、固定されたナツ
トにボルトをねじ込むようにしてもよい。また、
実施例ではネジ締め作業について説明したが、本
考案はネジを緩める場合の廻り止めとして使うこ
とができるものである。
を行なつたが、逆にリング1を手指に嵌めた状態
で手指の操作でリング1を廻し、固定されたナツ
トにボルトをねじ込むようにしてもよい。また、
実施例ではネジ締め作業について説明したが、本
考案はネジを緩める場合の廻り止めとして使うこ
とができるものである。
本考案は以上説明したように、手指に嵌めたリ
ングの駒をボルトに嵌合させ、ネジ廻り止めを行
なうようにしたので、指が入る程度のスペース内
でネジの締付けをスピーデイに、かつ確実に行な
うことができ、しかもネジの共廻りによる手指の
傷を防止でき、安全性を確保できる効果を有する
ものである。
ングの駒をボルトに嵌合させ、ネジ廻り止めを行
なうようにしたので、指が入る程度のスペース内
でネジの締付けをスピーデイに、かつ確実に行な
うことができ、しかもネジの共廻りによる手指の
傷を防止でき、安全性を確保できる効果を有する
ものである。
第1図イは本考案の一実施例を示す正面図、ロ
は側面図、第2図は使用状態を示す図である。 1……リング、2……廻止め用嵌合駒。
は側面図、第2図は使用状態を示す図である。 1……リング、2……廻止め用嵌合駒。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 手指に嵌めるリングと、該リングの外周面の一
部に設けたネジの廻止め用嵌合駒とを有するネジ
廻り止め治具であつて、 該廻止め用嵌合駒には、ボルト頭部に形成され
たドライバ嵌合溝の形状に応じて該溝内に正面よ
り嵌合させる十字形あるいは刃形の嵌合縁が形成
されていることを特徴とするネジ廻り止め治具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984181359U JPH0226625Y2 (ja) | 1984-11-29 | 1984-11-29 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984181359U JPH0226625Y2 (ja) | 1984-11-29 | 1984-11-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6196673U JPS6196673U (ja) | 1986-06-21 |
JPH0226625Y2 true JPH0226625Y2 (ja) | 1990-07-19 |
Family
ID=30738909
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984181359U Expired JPH0226625Y2 (ja) | 1984-11-29 | 1984-11-29 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0226625Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8858796B2 (en) | 2005-08-22 | 2014-10-14 | Evoqua Water Technologies Llc | Assembly for water filtration using a tube manifold to minimise backwash |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6097265U (ja) * | 1983-12-12 | 1985-07-02 | 日本電気株式会社 | ナツト締め付け工具 |
-
1984
- 1984-11-29 JP JP1984181359U patent/JPH0226625Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8858796B2 (en) | 2005-08-22 | 2014-10-14 | Evoqua Water Technologies Llc | Assembly for water filtration using a tube manifold to minimise backwash |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6196673U (ja) | 1986-06-21 |
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