JP6531189B1 - 揺れる装身具 - Google Patents
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Abstract
Description
同様に、宝石台等を備えた装飾部を吊り構造によって装身具に揺動可能に取り付け、揺動機能を持たせた指輪等の揺動装身具も提案されている。
また請求項2の発明によれば、前記揺動部材は、その上部に設けた凹部がほぼ円弧状断面に形成されており、前記軸ピンの先端が揺動自在に係合しているため、無理なく揺動させることができるようになった。
請求項4の発明によれば、前記揺動部材は、その内部空間下部に前記支持アームの端部に取り付けた前記軸ピンの垂下部を揺動させるための微細な間隙を設けたため、装飾体が跳ねるような動きをすることがなく、スムーズに揺動させることができるようになった。
図1ないし図13は本発明の揺れる装身具をネックレス等に適用した第1の実施例を示すものである。
図1ないし図6において、第1実施例の揺れる装身具11は、後述する装飾体に一体的に取り付けられるものであって、側面に開口部13を備えた自由に揺動する揺動部材12と、装身具本体(図示を省略)に取り付けられ、かつ端部に上向きの軸ピン16を取り付けられた前記揺動部材12の側面の開口部13への挿入部15を備えた支持アーム14とを備えている。
その上で、前記揺動部材12の上部に設けた凹部12aに前記軸ピン16の先端を係合し、後述する装飾体を揺動自在に保持するようにしたものである。
また前記揺れる装身具11においては、前記軸ピン16は、前記支持アーム14の下方に延びる垂下部17を備え、該垂下部17によって簡単に脱落することを防止できるようになっている。
すなわち開口部13の上下の幅hは、揺動部材12が前後や左右に振れることを許容する寸法に形成されており、また左右の幅lは揺動部材12が周方向に回動することを許容する寸法に形成されている。
したがって、ネックレス等に適用した揺れる装身具11は、装着者の身体の動きに応じて自在に前後左右に振れたり、周方向に回動するのである。
図10の揺れる装身具11は揺動部材12と支持アーム14と組み付け前の状態であり、図11のように、揺動部材12の側面の開口部13に、前記支持アーム14の端部に取り付けた前記軸ピン16をその上端側からはめ込み、次いで前記軸ピン16の垂下部17をはめ込むことにより組み付けは完了する。図12は組付け完了時の状態を示すものであり、前記軸ピン16は前記揺動部材12の開口部13から簡単に抜け落ちることはない。
例えば、前記装飾体21は前面が膨出した円弧状断面を備えており、前記軸ピン16で支承される場合の重心位置pが前記装飾体21が正面を向くように支持されている。したがって、前記装飾体21は重心位置pの前後において均等な重さとなることが望ましく、バランスが不均一な場合には重りw等で調整すればよい。
前記第1の実施例とこの第2の実施例との相違点は、揺動部材31に装着される支持アーム32の軸ピン34が、前記支持アーム32の端部に取り付けた取付孔33に装着されていることである。このようにすると、前記支持アーム32と軸ピン34の素材を変えることができ、前記軸ピン34の素材をより硬質のものに変更することができ、前記揺動部材12をより耐久性のあるものとすることができる。
図15においては装飾体をラケット42に取り付けたテニスボール41のパーツに適用した例を、図16は装飾体をバット52に取り付けた野球ボール51のパーツに適用した例を、図17は装飾体を星形のイヤリングパーツ61に適用した例をそれぞれ示している。図17において62は星形のイヤリングパーツ61にチェーン等を介して取り付けた付属のパーツである。図18は装飾体をワイヤ72等で連結した三つの星形パーツ71の組み合わせとした例を示すものである。
また図19は、装飾体をイヤリングの装飾部81のパーツに適用した例を示している。
いずれの例においても、各パーツを装着者の身体の動きに応じて自在に前後左右に振れたり、周方向に回動するようになっており、その装飾性を飛躍的に高めることができる。
なお、前記装飾体には宝石類を取り付けることもでき、装飾性を備えていれば貴金属素材や宝石類に代えて種々の装飾材料を適用できることはいうまでもない。
12 揺動部材
12a 凹部
12b 内部空間下部
12c 間隙
12d 取付アーム
13 開口部
14 支持アーム
15 挿入部
16 軸ピン
17 垂下部
21 装飾体
31 揺動部材
32 支持アーム
33 取付孔
34 軸ピン
41 テニスボール
42 ラケット
51 野球ボール
52 バット
61 星形のイヤリングパーツ
62 付属のパーツ
71 星形パーツ
72 ワイヤ
81 イヤリングの装飾部
91 支持アーム
92 スペーサ
93 身体
h 上下の幅
l 左右の幅
p 重心位置
w 重り
Claims (5)
- 装飾体に一体的に取り付けられ、側面に開口部を備え、前記開口部と連通する内部空間を有する揺動部材と、
装身具本体に取り付けられ、かつ端部に上向きの軸ピンを取り付けられた前記揺動部材側面の開口部への挿入部を備えた支持アームとを備え、
前記揺動部材の内部空間の上部に、上に凸となるように設けた凹部と前記軸ピンの先端を係合し、前記装飾体を揺動自在に保持するようにしたことを特徴とする揺れる装身具。 - 前記揺動部材は、その上部に設けた凹部がほぼ円弧状断面に形成されており、前記軸ピンの先端が揺動自在に係合されていることを特徴とする請求項1に記載の揺れる装身具。
- 前記軸ピンは、前記支持アームの下方に延びる垂下部を備え、該垂下部によって簡単に脱落することを防止するようにしたことを特徴とする請求項1または2に記載の揺れる装身具。
- 前記揺動部材は、その内部空間下部に前記支持アームの端部に取り付けた前記軸ピンの垂下部を揺動させるための微細な間隙を設けたことを特徴とする請求項3に記載の揺れる装身具。
- 前記揺動部材は、その側面の開口部が、前記支持アームを介して前後、左右および周方向に揺動させるための形状を備えていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の揺れる装身具。
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JP2018006256A JP6531189B1 (ja) | 2018-01-18 | 2018-01-18 | 揺れる装身具 |
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CN113647727A (zh) * | 2021-09-28 | 2021-11-16 | 马国明 | 宝石饰品 |
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- 2018-01-18 JP JP2018006256A patent/JP6531189B1/ja not_active Expired - Fee Related
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