JP6530958B2 - 構造物 - Google Patents

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Description

本発明は、構造物に関する。
構造物の架構に、ブレースや耐震壁を設置する耐震補強方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−283455号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術のように、架構にブレースや耐震壁を設置した場合、耐震性能は向上するものの、ブレースや耐震壁によって架構の開口が塞がれる。そのため、構造物の外周部の架構にブレースや耐震壁を設置すると、開放性が低下する虞がある。
本発明は、上記の事実を考慮し、構造物の外周部において、耐震性及び開放性の確保を両立させることを目的とする。
第1態様に係る構造物は、複数層からなる地上構造体と、両端が開口された箱状に形成されると共に少なくとも前記地上構造体の一層分の高さを有し、該地上構造体の外周部に一端側の前記開口を外側へ向けて配置される耐震ボックス状部と、を備える。
第1態様に係る構造物によれば、耐震ボックス状部は、両端が開口された箱状に形成される。この耐震ボックス状部を地上構造体の外周部に設置することにより、地上構造体の耐震性能が向上する。
また、耐震ボックス状部は、少なくとも地上構造体の一層分の高さを有し、一端側の開口を地上構造体の外側へ向けて配置される。この耐震ボックス状部の一端側の開口によって、地上構造体の外周部に、地上構造体の略一層分に亘る大きな開口が形成される。したがって、地上構造体の外周部の開放性が確保される。
このように本発明では、地上構造体の外周部に耐震ボックス状部を配置することにより、構造物の外周部において、耐震性及び開放性の確保を両立させることができる。
第2態様に係る構造物は、第1態様に係る構造物において、前記耐震ボックス状部の前記一端側は、前記地上構造体の外壁から外側へ跳ね出す。
第2態様に係る構造物によれば、耐震ボックス状部の一端側が、地上構造体の外壁から外側へ跳ね出す。これにより、地上構造体の外周部の開放性を確保しつつ、意匠性を向上させることができる。
また、地上構造体の外壁から跳ね出す耐震ボックス状部の一端側をバルコニーやベランダ、テラスとすることにより、地上構造体の外部空間を効率的に利用することができる。
第3態様に係る構造物は、第1態様又は第2態様に係る構造物において、前記耐震ボックス状部は、前記地上構造体の複数層分の高さを有し、該地上構造体の外周部に吹き抜けを形成する。
第3態様に係る構造物によれば、耐震ボックス状部は、地上構造体の複数層分の高さを有する。この耐震ボックス状部を地上構造体の外周部に配置することにより、地上構造体の外周部に複数層に亘る大きな開口が形成される。したがって、地上構造体の開放性が向上する。
また、耐震ボックス状部によって、地上構造体の外周部に外部から視認可能な吹き抜けを形成することにより、意匠性が向上する。
以上説明したように、本発明に係る構造物によれば、構造物の外周部において、耐震性及び開放性の確保を両立させることができる。
本発明の一実施形態に係る構造物を示す斜視図である。 図1の2−2線に沿って切断した断面図である。 図1の3−3線に沿って切断した断面図である。 図1の4−4線に沿って切断した断面図である。 図示に示される耐震ボックス状部を跳ね出し方向から見た正面図である。
以下、図面を参照しながら本発明の一実施形態に係る構造物について説明する。
図1〜図3に示されるように、本実施形態に係る構造物10は、複数層からなる地上構造体12と、地上構造体12の外周部に複数層(本実施形態では2層)に亘って設けられる一対の耐震ボックス状部20とを備えている。なお、以下では、説明の便宜上、一対の耐震ボックス状部20を一対の耐震ボックス状部20A,20Bとし、両者を区別して説明する場合がある。
また、本実施形態では、耐震ボックス状部20は、地上構造体12の所定の上下階(上下層)に亘って設けられている。そして、図2には、耐震ボックス状部20の下部が配置される地上構造体12の下階(下層)12Lが示され、図3には、耐震ボックス状部20の上部が配置される下階12Lの上階(直上階、上層)12Uが示されている。
さらに、本実施形態では、図1に示されるように、後述する地上構造体12の正面側において、上階12Uが下階12Lよりも背面側にセットバックされている。これにより、下階12Lと上階12Uとの間にテラス19が形成されている。さらに、本実施形態では、地上構造体12の正面側の外壁18は、開放性及び意匠性等の観点からガラス(カーテンウォール)によって形成されている。
図2及び図3に示されるように、地上構造体12は、図示しない基礎上に構築されており、例えば、平面視にて矩形状に形成されている。この地上構造体12の短手方向(矢印Y方向)の一方側(以下、「背面側」ともいう)には、一対のコア部(耐震コア部)14が設けられている。
一対のコア部14は、地上構造体12の長手方向(矢印X方向)に間隔を空けて配置されている。この一対のコア部14には、例えば、耐震壁(コアウォール)やブレースのような高剛性の耐震要素が集中的に配置されている。なお、図2に示される符号16Lは、下階12Lの床(スラブ)を示しており、図3に示される符号16Uは、上階12Uの床(スラブ)を示している。
地上構造体12の短手方向の他方側(以下、「正面側」ともいう)には、一対の耐震ボックス状部20が設けられている。一対の耐震ボックス状部20は、地上構造体12の長手方向に間隔を空けて配置されている。この一対の耐震ボックス状部20は、地上構造体12の正面側に開口22を形成すると共に、一対のコア部14による地上構造体12の偏心量を低減する耐震要素として機能する。
具体的には、耐震ボックス状部20は、両端が開口された箱状(ボックス状)に形成されており、上壁部21U、下壁部21L及び一対の側壁部21S(図1参照)を有している。換言すると、耐震ボックス状部20は、断面矩形の筒状に形成されており、中心軸Cの軸方向の両端に開口22,24がそれぞれ形成されている。
また、耐震ボックス状部20は、地上構造体12の正面側の外周部に、軸方向の一端側20C1の開口22を外側へ向けた状態で配置されている。この耐震ボックス状部20は、軸方向の他端側20C2が地上構造体12の内部に配置されると共に、軸方向の一端側20C1が地上構造体12の外壁18から外側へ跳ね出している。また、耐震ボックス状部20の他端側20C2は、地上構造体12の正面側の外壁18から内部に延出されており、外壁18から地上構造体12の内部に挿入(嵌入)されたような状態で配置されている。
一対の耐震ボックス状部20A,20Bの一端側20C1の開口22は、構造物10の周囲ある駅や広場等の誘引対象物40に向けて開口している。これにより、矢印Vで示されるように、誘引対象物40から一対の耐震ボックス状部20A,20Bの内部を視認し易くなっている。なお、一対の耐震ボックス状部20A,20Bの一端側20C1の開口22には、ガラス26(図1参照)が設けられている。
具体的には、一対の耐震ボックス状部20A,20Bのうち、一方の耐震ボックス状部20Aの一端側20C1の開口22は、平面視にて、誘引対象物40と当該耐震ボックス状部20Aの跳ね出し方向(軸方向、矢印Y方向)に対向している。この開口22の開口面(ガラス26の外面)は、耐震ボックス状部20Aの跳ね出し方向と直交しており、誘引対象物40側を向いている。
一方、一対の耐震ボックス状部20A,20Bのうち、他方の耐震ボックス状部20Bは、一方の耐震ボックス状部20Aよりも誘引対象物40から離れた位置に配置されており、一端側20C1の開口22が誘引対象物40と当該耐震ボックス状部20Bの跳ね出し方向に対向していない。この他方の耐震ボックス状部20Bの開口22の開口面(ガラス26の外面)は、平面視にて、誘引対象物40側へ向くように跳ね出し方向に対して傾斜されている。これにより、他方の耐震ボックス状部20Bの一端側20C1の開口22が、誘引対象物40側を向いている。
地上構造体12の下階12L及び上階12Uの床16L,16U上には、利用者が通行する廊下等の共用スペース(回遊スペース)16L1,16U1がそれぞれ設けられている。これらの共用スペース16L1,16U1は、例えば、床16L,16U上に設けられた図示しない間仕切壁やパーティション等によって区画されており、一対の耐震ボックス状部20A,20Bの他端側20C2の開口24同士を繋いでいる。
図4に示されるように、耐震ボックス状部20は、地上構造体12の2層分の高さHを有し、地上構造体12の下階12Lと上階12Uとに亘って設けられている。この耐震ボックス状部20によって、地上構造体12の外周部に、上階12Uの床16Lがない吹き抜け28が形成されている。
耐震ボックス状部20の内部には、その骨格(フレーム)を構成する一対の架構30が設けられている。一対の架構30は、耐震ボックス状部20の軸方向に間隔を空けて配置されている。この一対の架構30を、例えばアルミパネル等の仕上げ材(仕上げパネル)によって覆うことにより、両端が開口された箱状の耐震ボックス状部20が形成されている。
図5に示されるように、各架構30は、耐震ボックス状部20の両側の側壁部21Sの骨格を構成する一対の柱32と、一対の柱32に架設され、耐震ボックス状部20の上壁部21U及び下壁部21Lの骨格を構成する上下の梁34とを有している。この一対の柱32及び上下の梁34は、例えば、耐震ボックス状部20の周辺の柱及び梁よりも断面が大きくされたり、高強度材料によって形成されたりすることにより、耐震ボックス状部20の周辺の架構よりも剛強な耐震架構とされている。
このような剛強な架構30を有する一対の耐震ボックス状部20を地上構造体12の正面側に配置することにより、地上構造体12の背面側に設けられた一対のコア部14による地上構造体12の偏心量が低減されている。
なお、本実施形態では、図2及び図3に示されるように、柱32の断面が耐震ボックス状部20の側壁部21Sに沿った長方形状とされているが、柱32の断面形状は適宜変更可能である。また、本実施形態では、柱32が角形鋼管で形成され、梁34がH形鋼で形成されているが、柱32及び梁34の構造は適宜変更可能である。
次に、本実施形態の作用について説明する。
本実施形態に係る構造物10によれば、地上構造体12の背面側には、剛強な一対のコア部14が設けられている。この一対のコア部14によって、地上構造体12の背面側に大空間が確保されると共に、背面側の耐震性(剛性)が確保されている。
一方、地上構造体12の正面側には、一対の耐震ボックス状部20が設けられている。一対の耐震ボックス状部20は、その骨格を構成する一対の架構30を有している。一対の架構30は、剛強な柱32及び梁34で構成された耐震架構とされている。この一対の耐震ボックス状部20によって、地上構造体12の正面側の耐震性(剛性)が確保されている。
また、一対の耐震ボックス状部20を地上構造体12の正面側に配置することにより、一対のコア部14による地上構造体12の偏心量が低減される。したがって、構造物10の耐震性能が向上する。
ここで、各耐震ボックス状部20は、地上構造体12の2層分の高さH(図4参照)を有し、両端が開口22,24された箱状に形成されている。この耐震ボックス状部20は、一端側20C1の開口22を地上構造体12の外側へ向けた状態で、地上構造体12の正面側の外周部に配置されている。これにより、地上構造体12の正面側の外周部に、地上構造体12の2層分に亘る大きな開口22が形成されている。
このように本実施形態では、地上構造体12の正面側の外周部に一対の耐震ボックス状部20を配置することにより、地上構造体12の正面側の外周部において、耐震性及び開放性の確保を両立させることができる。
また、本実施形態では、耐震ボックス状部20の一端側20C1が、地上構造体12の正面側の外壁18から外側へ跳ね出している。これにより、地上構造体12の外周部の開放性を確保しつつ、意匠性を向上させることができる。
さらに、耐震ボックス状部20の他端側20C2は、地上構造体12の正面側の外壁18から内部に延出されており、ガラス張りの外壁18に挿入(嵌入)され、若しくは突き刺さったような状態で配置されている。これにより、地上構造体12の意匠性がさらに向上する。
さらにまた、耐震ボックス状部20の一端側20C1の開口22は、ガラス26張りとされており、耐震ボックス状部20を介して地上構造体12の内部を外部から視認可能とされている。そのため、例えば、地上構造体12が商業施設である場合には、地上構造体12の内部の様子(内装、賑わい)や商品を一対の耐震ボックス状部20を介して外部の通行人等に発信、広告することができる。つまり、一対の耐震ボックス状部20A,20Bは、内部の様子や商品等を外部に発信、広告する大きなショーウィンドとして使用することができる。
特に、各耐震ボックス状部20は、箱状に形成されており、地上構造体12の内部の様子等を外部へ訴える独立した演出空間(個別空間)を形成している。したがって、通行人等の注意を惹き易く、誘引性に優れている。しかも、本実施形態では、耐震ボックス状部20が地上構造体12の2層(下階12L、上階12U)に亘って形成されており、その内部に外部から視認可能な吹き抜け28が形成されている。これにより、意匠性及び誘引性がさらに向上する。
また、本実施形態では、図2及び図3に示されるように、一対の耐震ボックス状部20A,20Bの一端側20C1の開口22が、駅等のように人がある集まり易い誘引対象物40側を向いている。特に、誘引対象物40から離れた位置に配置された耐震ボックス状部20Bの一端側20C1の開口22の開口面(ガラス26の外面)は、誘引対象物40側を向くように、平面視にて耐震ボックス状部20Bの跳ね出し方向に対して傾斜されている。これにより、例えば、誘引対象物40から一対の耐震ボックス状部20A,20B内を視認し易くなる。したがって、さらに誘引性が向上する。
さらに、図1に示されるように、地上構造体12の外壁18から跳ね出す耐震ボックス状部20の一端側20C1の上壁部21U及び下壁部21Lを、例えばバルコニーやベランダ、テラスとして利用することにより、地上構造体12の外部空間を効率的に利用することができる。
一方、図4に示されるように、地上構造体12の内部においては、次のような効果が得られる。すなわち、地上構造体12の正面側の外周部に、開口22に面する吹き抜け28を形成することにより、下階12L及び上階12Uの採光性、開放性及び視認性が飛躍的に向上する。
さらに、上階12Uの床16Uに居る人は、例えば、矢印Kで示されるように、吹き抜け28及び耐震ボックス状部20の開口22を介して、地上構造体12の外部を上下方向に広く見渡すことができる。
また、図2及び図3に示されるように、一対の耐震ボックス状部20A,20Bの他端側20C2の開口24は、共用スペース16L1,16U1を介して互いに接続されている。これにより、下階12L及び上階12Uを利用する人の回遊性が向上する。
次に、上記実施形態の変形例について説明する。
上記実施形態では、耐震ボックス状部20が地上構造体12の2層分の高さHを有するが、耐震ボックス状部20は、少なくとも地上構造体12の1層分の高さを有していれば良い。また、耐震ボックス状部20は、地上構造体12の3層分以上の高さを有していても良い。さらに、上記実施形態では、一対の耐震ボックス状部20A,20Bの高さHが同じに設定されているが、一対の耐震ボックス状部20A,20Bの高さは異なっていても良い。
また、上記実施形態では、耐震ボックス状部20の一端側20C1が、地上構造体12の正面側の外壁18から外側へ跳ね出しているが、耐震ボックス状部20の一端側20C1は、外壁18から外側へ跳ね出していなくても良い。
また、上記実施形態では、耐震ボックス状部20の内部に吹き抜け28が形成されているが、この吹き抜け28は適宜省略可能である。つまり、耐震ボックス状部20の内部には、梁や床が設けられていても良い。
また、耐震ボックス状部20の断面形状は、4角形に限らず、例えば、角部を面取り等した8角形等の多角形(5角形以上)であっても良い。
また、上記実施形態では、耐震ボックス状部20の内部に剛強な一対の架構30を設け、この一対の架構30によって耐震ボックス状部20の剛性(耐震性)を確保した例を示したが、上記実施形態はこれに限らない。耐震ボックス状部は、例えば、高剛性のボックスカルバートのように、鉄筋コンクリートによって両端が開口された箱状に形成されても良い。
また、上記実施形態では、地上構造体12の正面側の外周部に一対の耐震ボックス状部20を設けた例を示したが、耐震ボックス状部の数や配置は適宜変更である。例えば、地上構造体12の正面側及び背面側に、耐震ボックス状部をそれぞれ設けても良い。また、コア部14の数や配置についても適宜変更可能である。
また、上記実施形態では、外壁18がカーテンウォール等のガラス張りとされているが、外壁18の構造や材料は適宜変更可能であり、外壁18は、例えば、不透明な仕上げパネルやRC壁等で形成されても良い。
また、上記実施形態では、下階12Lに対して上階12Uがセットバックされており、下階12Lと上階12Uとの間にテラス19が形成されているが、テラス19は適宜省略可能である。また、上記実施形態では、地上構造体12の外壁18がカーテンウォール等によってガラス張りとされているが、外壁18の構造や材質は適宜変更可能である。
また、上記実施形態では、地上構造体12の平面形状が矩形状に形成されているが、地上構造体12の平面形状は適宜変更可能である。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に限定されるものでなく、一実施形態及び各種の変形例を適宜組み合わせて用いても良いし、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
10 構造物
12 地上構造体
18 外壁
20 耐震ボックス状部
20A 耐震ボックス状部
20B 耐震ボックス状部
20C1 一端側(耐震ボックス状部の軸方向の一端側)
20C2 他端側(耐震ボックス状部の軸方向の他端側)
22 開口(耐震ボックス状部の軸方向の一端側の開口)
24 開口(耐震ボックス状部の軸方向の他端側の開口)
28 吹き抜け

Claims (3)

  1. 複数層からなる地上構造体と、
    両端が開口された筒状に形成されると共に少なくとも前記地上構造体の一層分の高さを有し、該地上構造体の外周部に一端側の前記開口を外側へ向けて配置されるとともに、他端側全体が前記地上構造体の内部に配置される耐震ボックス状部と、
    を備える構造物。
  2. 前記耐震ボックス状部の前記一端側は、前記地上構造体の外壁から外側へ跳ね出す、
    請求項1に記載の構造物。
  3. 前記耐震ボックス状部は、前記地上構造体の複数層分の高さを有し、該地上構造体の外周部に吹き抜けを形成する、
    請求項1又は請求項2に記載の構造物。
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