JP6529346B2 - 高耐屈曲疲労性銅系合金線 - Google Patents
高耐屈曲疲労性銅系合金線 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6529346B2 JP6529346B2 JP2015114320A JP2015114320A JP6529346B2 JP 6529346 B2 JP6529346 B2 JP 6529346B2 JP 2015114320 A JP2015114320 A JP 2015114320A JP 2015114320 A JP2015114320 A JP 2015114320A JP 6529346 B2 JP6529346 B2 JP 6529346B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- copper
- based alloy
- alloy wire
- crystal
- less
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Conductive Materials (AREA)
- Non-Insulated Conductors (AREA)
Description
Cu−Ag合金線は第二相により強度を向上させることが知られており、晶析出物サイズを0.1μm以下の微細とする方法が提案されている(特許文献1参照)。また、鋳造時の冷却速度を400〜500K/minにすることで共晶相を3〜20質量%に制御し導電率と強度を向上させる方法が提案されている(特許文献2参照)。しかし、これらの特許文献1、2には、晶析出物の分布状態については言及されておらず、細線等のシビアな耐屈曲疲労性を得るには不十分である。また、耐屈曲疲労性や強度に寄与する晶析出物サイズは線径によって変化し、線径の小さいものに対してはより微細かつ均一な分散としなければ十分な効果が得られない。
(1)Agを0.5〜6質量%含有し、残部が銅と不可避不純物からなる銅系合金線であって、
30〜60容量%硝酸で10gの前記銅系合金線全体を溶解したときの残渣物が3ppm以下であり、
線長方向に垂直な断面内を観察した際に、粒径5nm以上の晶析出物について、最も近い晶析出物相同士の間隔が線径dに対しd/1000以上d/100以下で晶析出物相のサイズがd/5000以上d/1000以下である晶析出物の個数が、晶析出物の個数全体の80%以上である
銅系合金線。
(2)Agを0.5〜6質量%含有し、Mg、Ni、Zn、Cr、Zr、Sn及びInからなる群から選ばれる少なくとも1種を合わせて0.05〜0.3質量%含有し、残部が銅と不可避不純物からなる銅系合金線であって、
30〜60容量%硝酸で10gの前記銅系合金線全体を溶解したときの残渣物が3ppm以下であり、
線長方向に垂直な断面内を観察した際に、粒径5nm以上の晶析出物について、最も近い晶析出物相同士の間隔が線径dに対しd/1000以上d/100以下で晶析出物相のサイズがd/5000以上d/1000以下である晶析出物の個数が、晶析出物の個数全体の80%以上である
銅系合金線。
(3)伸びが10%以上である(1)または(2)項に記載の銅系合金線。
(4)線径が0.1mm以下である(1)〜(3)のいずれか1項に記載の銅系合金線。
本発明において、析出とは固体から別の固体が出てくることを、晶出とは液体から固体が結晶で出てくることを、それぞれいう。これらの析出物と晶出物とを併せて、本発明では『晶析出物』という。
本発明においては、Sn、Mg、Zn等の微量元素の酸化物が生成しても、それを「特定の除去工程」で取り除くことができればよい。
Agの他に、さらにMg、Ni、Zn、Cr、Zr、Sn及びInからなる群から選ばれる少なくとも1種を含有させてもよい。Mg、Sn、Cr、Zr、Zn、Ni、Inは銅系合金に添加すると導電率低下が小さく、強度向上できる元素である。Mg、Ni、Zn、Cr、Zr、Sn及びInからなる群から選ばれる少なくとも1種を合わせて0.05質量%未満では効果が少なく、0.3質量%を越えると導電率低下が大きい。
晶析出物相同士の間隔が線径dに対しd/1000以上d/100以下で晶析出物相のサイズがd/5000以上d/1000以下である晶析出物の個数が、晶析出物の個数全体の80%以上(ここで、「%」とは「個数%」である。つまり、晶析出物相のサイズがd/5000以上d/1000以下である晶析出物の全晶析出物に対する個数で示す百分率である。)であれば、粗大な晶析出物の影響もなく微細で均一に分散しているので高い耐屈曲疲労性を得ることが出来る。
なお晶析出物のカウントにつき、サイズが5nm未満といった、小さすぎる晶析出物は、測定精度による誤カウントの可能性があるため、カウントから除外するものとする。
本発明の利用分野である高機能銅系合金線として要求される導電率は好ましくは70%IACS以上である。
銅合金に使用するCuやAg等の原料は溶解鋳造時に異物(化合物粒子による介在物)が混入・生成しないように99.99質量%以上の高純度の原料(銅、Ag等の添加元素)を使用する。これら溶解原料を硝酸等で酸洗し、表層に付着している異物を除去する。その後、十分に乾燥させて埃やゴミが付着しないように管理し、酸化被膜が生成しないよう速やかに溶解用原料として使用する。
原料を溶解する坩堝は黒鉛製のものが好ましく、純度の高いもの(不純物:10ppm以下)がさらに好ましい。坩堝内の雰囲気は窒素ガス、アルゴンガス等の不活性ガスで置換し、酸化物が発生しないよう非酸化雰囲気とする。また、この時、溶解炉としては誘導加熱炉ではなく、電気ヒーター等坩堝を外部から加熱する間接加熱方式が好ましい。誘導加熱方式では電磁力による溶湯の撹拌が生じるため、介在物の浮上分離が十分に行えないためである。電磁ブレーキによる熱対流抑制を行うことが好ましい。原料溶解後の鋳造を開始するまでの保持時間は30分以上、好ましくは1時間以上である。溶銅の比重は約8と大きく、一般的な介在物は全てこれよりも小さいため、浮上していく。また、比重が溶銅と近い介在物やサイズの小さい介在物は浮上速度が非常に小さく、湯面上に分離されず湯面近傍では介在物が混入する可能性が高くなる。そのため、介在物の混入を避けるためには、溶解坩堝底部から鋳造する横型鋳造方式もしくは下方への縦型鋳造方式が好ましく、一般的な荒引線鋳造方式として知られる湯面に鋳型を浸漬させる上方鋳造方式は好ましくない。
上記方法により、耐火物等に由来するAl、Si以外に溶湯中に混入、生成する介在物も含め介在物の総量3ppm以下の高純度の銅系合金線を得ることが出来る。固溶している不純物(添加元素)は耐屈曲疲労性を悪化させる破断起点とはならないため、本発明では含まない(カウントしない)。
鋳塊の一部を切断し、表面を酸洗し酸化膜を除去した後に30〜60容量%の硝酸(容量比)でサンプル全体を溶解する。サンプル量は2g以上とする。溶解後、メッシュサイズ0.2μm以下のフィルタで濾過し、濾過残渣をICP発光分析機(機器名:ICPS−7510、島津製作所製)し定量評価を行う。
Cu−Ag系合金では冷却速度を大きくしても晶出量は殆ど変化せず、微細で均一に晶出することを見出した。晶出物は樹枝状晶の二次枝間に晶出するため、微細かつ均一に晶出させるためにはデンドライトアーム間隔(DAS)を小さくすることが必要である。十分な冷却速度を得るための鋳塊のサイズはφ20mm以下、好ましくはφ10mm以下である。φ20mmを超える大きさの鋳塊サイズの場合、十分な冷却速度を得ることが難しくなり、晶出物サイズを微細かつ均一にすることが出来ない。鋳塊サイズが小さいほど大きな冷却速度を得やすくなるが、φ5mm以下と小さすぎると鋳造引抜時に断線を発生しやすくなり、また、時間当たりの鋳造量が低下するため生産性が低下する。一般に凝固時の冷却速度が速いほどDASが小さくなることが知られている。合金の種類によって冷却速度との関係は変化するが、DASが10μm以下となる冷却速度で凝固させることが好ましい。粗大晶出物の生成防止と微細晶出物の均一分散を実現するために、冷却速度を500K/s以上が必要である。冷却温度は固相線直下の冷却速度{(固相線温度)から(固相線温度−10℃)までの冷却速度}を測定する。
上記方法によれば、線長方向に垂直な断面内を観察したとき、最も近い晶析出物相同士の間隔が線径dに対しd/1000以上d/100以下で晶析出物相のサイズがd/5000以上d/1000以下である晶析出物の個数が、晶析出物の個数全体の80%以上である、晶出物が微細で均一に分布したCu−Ag系合金を得ることが出来る。
DASは鋳塊を長手方向に垂直に切断し断面のミクロ組織を光学顕微鏡で観察し、3か所以上の結晶を測定した平均とした。DASの模式図を図1に示す。
図1に示すように、本実施例の鋳隗のミクロ組織は、幹部(一次枝)1からデンドライトアーム(二次枝)2が発達形成した、いわゆるデンドライト状を呈しており、デンドライトアームの幅がDASである。
引張強さ(TS)、伸び(El)はJIS Z2201、Z2241に従い測定した。
導電率(EC)についてはJIS H0505に従い測定した。
図4に本発明による実施例1〜18と比較例1〜18の耐屈曲疲労性の結果を比較したものを示す。
表1についても図4についても、いずれも本発明の実施例の方が耐屈曲疲労性が優れ、特に、軟化材で効果が顕著であった。また引張強度、導電率、伸びについても高い特性を示した。
以上により、本発明の効果が確認された。
12 二次枝
DAS デンドライトアームスペーシング
Claims (4)
- Agを0.5〜6質量%含有し、残部が銅と不可避不純物からなる銅系合金線であって、
30〜60容量%硝酸で10gの前記銅系合金線全体を溶解したときの残渣物が3ppm以下であり、
線長方向に垂直な断面内を観察した際に、粒径5nm以上の晶析出物について、最も近い晶析出物相同士の間隔が線径dに対しd/1000以上d/100以下で晶析出物相のサイズがd/5000以上d/1000以下である晶析出物の個数が、晶析出物の個数全体の80%以上である
銅系合金線。 - Agを0.5〜6質量%含有し、Mg、Ni、Zn、Cr、Zr、Sn及びInからなる群から選ばれる少なくとも1種を合わせて0.05〜0.3質量%含有し、残部が銅と不可避不純物からなる銅系合金線であって、
30〜60容量%硝酸で10gの前記銅系合金線全体を溶解したときの残渣物が3ppm以下であり、
線長方向に垂直な断面内を観察した際に、粒径5nm以上の晶析出物について、最も近い晶析出物相同士の間隔が線径dに対しd/1000以上d/100以下で晶析出物相のサイズがd/5000以上d/1000以下である晶析出物の個数が、晶析出物の個数全体の80%以上である
銅系合金線。 - 伸びが10%以上である請求項1または2に記載の銅系合金線。
- 線径が0.1mm以下である請求項1〜3のいずれか1項に記載の銅系合金線。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015114320A JP6529346B2 (ja) | 2015-06-04 | 2015-06-04 | 高耐屈曲疲労性銅系合金線 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015114320A JP6529346B2 (ja) | 2015-06-04 | 2015-06-04 | 高耐屈曲疲労性銅系合金線 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017002337A JP2017002337A (ja) | 2017-01-05 |
JP6529346B2 true JP6529346B2 (ja) | 2019-06-12 |
Family
ID=57753322
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015114320A Active JP6529346B2 (ja) | 2015-06-04 | 2015-06-04 | 高耐屈曲疲労性銅系合金線 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6529346B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102117808B1 (ko) | 2016-05-16 | 2020-06-02 | 후루카와 덴키 고교 가부시키가이샤 | 구리계 합금 선재 |
WO2018100916A1 (ja) * | 2016-12-01 | 2018-06-07 | 古河電気工業株式会社 | 銅合金線材 |
KR102119552B1 (ko) * | 2016-12-02 | 2020-06-05 | 후루카와 덴키 고교 가부시키가이샤 | 구리 합금 선재 및 구리 합금 선재의 제조 방법 |
EP3770287A4 (en) * | 2018-03-20 | 2021-11-24 | Furukawa Electric Co., Ltd. | COPPER ALLOY WIRE ROD AND PROCESS FOR PRODUCING A COPPER ALLOY WIRE ROD |
JP7547056B2 (ja) | 2020-03-04 | 2024-09-09 | 古河電気工業株式会社 | 銅合金材およびその製造方法 |
JPWO2023085306A1 (ja) * | 2021-11-12 | 2023-05-19 | ||
WO2024219028A1 (ja) * | 2023-04-21 | 2024-10-24 | 株式会社徳力本店 | Cu-Ag-Sn合金線材及びその製造方法、Cu-Ag-Sn合金線材を用いて得られた電気・電子部品検査用プローブピン |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11293365A (ja) * | 1998-04-09 | 1999-10-26 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 巻線用極細導体およびその製造方法 |
JP3948203B2 (ja) * | 2000-10-13 | 2007-07-25 | 日立電線株式会社 | 銅合金線、銅合金撚線導体、同軸ケーブル、および銅合金線の製造方法 |
JP4143010B2 (ja) * | 2003-09-16 | 2008-09-03 | 日立電線株式会社 | 銅合金導体の製造方法 |
JP4311277B2 (ja) * | 2004-05-24 | 2009-08-12 | 日立電線株式会社 | 極細銅合金線の製造方法 |
JP2009249660A (ja) * | 2008-04-02 | 2009-10-29 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 伸線材、撚り線、同軸ケーブルおよび伸線材用鋳造材 |
JP5713230B2 (ja) * | 2010-04-28 | 2015-05-07 | 住友電気工業株式会社 | Cu−Ag合金線及びCu−Ag合金線の製造方法 |
EP2868757B1 (en) * | 2012-07-02 | 2019-01-16 | Furukawa Electric Co., Ltd. | Copper-alloy wire rod and manufacturing method therefor |
CN103849795A (zh) * | 2012-11-29 | 2014-06-11 | 日月光半导体制造股份有限公司 | 用于半导体装置的铜合金导线 |
JP5605594B2 (ja) * | 2013-06-07 | 2014-10-15 | 住友電気工業株式会社 | 伸線材用鋳造材の製造方法、伸線材の製造方法、撚り線の製造方法、および同軸ケーブルの製造方法 |
-
2015
- 2015-06-04 JP JP2015114320A patent/JP6529346B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017002337A (ja) | 2017-01-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6529346B2 (ja) | 高耐屈曲疲労性銅系合金線 | |
JP5903838B2 (ja) | 電子機器用銅合金、電子機器用銅素材、電子機器用銅合金の製造方法、電子機器用銅合金塑性加工材及び電子機器用部品 | |
CN102822363B (zh) | 电子器件用铜合金及其制造方法及电子器件用铜合金轧材 | |
WO2007007517A1 (ja) | 高強度および優れた曲げ加工性を備えた銅合金および銅合金板の製造方法 | |
JP6156600B1 (ja) | 電子・電気機器用銅合金、電子・電気機器用銅合金塑性加工材、電子・電気機器用部品、端子、及び、バスバー | |
TW201439344A (zh) | 高強度Cu-Ni-Co-Si系銅合金板材,及其製造方法,及導電性組件 | |
EP3375898B1 (en) | Copper alloy material | |
JP5983589B2 (ja) | 電子・電気機器用銅合金圧延材、電子・電気機器用部品及び端子 | |
KR20120054099A (ko) | 전자 재료용 Cu-Ni-Si-Co 계 구리 합금 및 그 제조 방법 | |
CN108368565B (zh) | 铜系合金线材 | |
KR20120130342A (ko) | 전자 재료용 Cu-Ni-Si 계 합금 | |
KR20180043198A (ko) | 전자·전기 기기용 구리 합금, 전자·전기 기기용 구리 합금 소성 가공재, 전자·전기 기기용 부품, 단자, 및, 버스바 | |
TW201224171A (en) | Cu-Co-Si-BASED COPPER ALLOY FOR ELECTRONIC MATERIAL AND METHOD FOR PRODUCING SAME | |
JP5903839B2 (ja) | 電子機器用銅合金、電子機器用銅合金の製造方法、電子機器用銅合金塑性加工材および電子機器用部品 | |
JP6209986B2 (ja) | Cu−Fe合金 | |
KR20130059412A (ko) | 전자 재료용 Cu-Co-Si 계 합금 | |
JP6228725B2 (ja) | Cu−Co−Si系合金及びその製造方法 | |
JP6736869B2 (ja) | 銅合金素材 | |
JP6464742B2 (ja) | 電子・電気機器用銅合金、電子・電気機器用銅合金薄板、電子・電気機器用部品、端子及びバスバー | |
TWI527914B (zh) | Strength, heat resistance and bending workability of the Fe-P copper alloy plate | |
JP6155407B1 (ja) | 電子・電気機器用銅合金、電子・電気機器用部品、端子、及びバスバー | |
WO2011105586A1 (ja) | アルミニウム合金導体 | |
JP6146695B2 (ja) | 銅合金材、及びコネクタ部品 | |
JP5605594B2 (ja) | 伸線材用鋳造材の製造方法、伸線材の製造方法、撚り線の製造方法、および同軸ケーブルの製造方法 | |
JP6822889B2 (ja) | 銅合金材、銅合金材の製造方法およびかご型回転子 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180215 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190123 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190205 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190405 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190507 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190514 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6529346 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |