JP6529067B2 - 眼鏡前枠におけるリムの取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、眼鏡前枠の内周面に形成した嵌合溝内にレンズを保持させるためのリムを嵌め込んだ眼鏡前枠におけるリムの取付構造に関する。
眼鏡前枠に曲げや捩り方向に力がかかったり落下等の衝撃が加わったりした場合に、眼鏡前枠からレンズが外れにくいようにするために、眼鏡前枠の内周面に形成した嵌合溝内にレンズを保持させるためのリムを嵌め込んだ眼鏡前枠におけるリムの取付構造が知られている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に記載のリムの取付構造では、眼鏡前枠(フロント枠)1の内周面に内溝11aを形成し、この内溝11aにレンズLを装着したリム(インナーリム)2を嵌め込むようにしている。そして、内溝11aの二カ所に凹部11bを設け、この凹溝11aに挿入される突起部21をリム2上面に設けていて、突起21を凹部11bに挿入してネジSを締め付けることで、レンズLを保持したリム2が眼鏡前枠1に固定されるようにしている。
特開2013−88538号公報
しかし、特許文献1に記載のリムの取付構造では、リム2を眼鏡前枠1に取り付ける際に、突起部21がリム2の両側に張り出している分だけ眼鏡前枠1を大きく変形させなければならず、眼鏡前枠1の材質や形状によってはリム2の取り付けが困難又は不可能になることがある。そのため、眼鏡前枠1の材質や形状が制限され、眼鏡フレームのデザインが制限されるという問題がある。
このような問題を解決するには突起部21の形成位置を取り付けが容易になる位置に選択すればよいが、このような位置に突起部21を形成するとリム2が外れやすくなることから、ネジS等でリム2を眼鏡前枠1に固定する必要が生じる。しかし、微小なネジSを締め付ける工程は作業負担が大きく、時間もかかってコスト高になるうえ、眼鏡フレームを使用するうちにネジSに緩みが生じ、これによってレンズにがたつきが生じやすくなるという問題もある。
さらに、眼鏡前枠1の両端側に張り出すリム2の突起21が邪魔になって、智を取り付けるための金具を挿通させるスペースが無くなることから、眼鏡前枠1の両端を大きく延伸させる必要があり、これによっても智を取り付けるための手段や眼鏡前枠1のデザインが制限されるという問題がある。
本発明は、これらの問題点を一挙に解決するべくなされたものである。
本発明の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、眼鏡前枠に設けられた二つのレンズ保持枠の内周面に嵌合溝を形成し、この嵌合溝内にレンズを保持させるためのリムを嵌め込む眼鏡前枠におけるリムの取付構造において、
前記レンズ保持枠の智側及びブリッジ側の少なくとも一方の表面又は裏面に係合凹部を形成し、前記リムに前記係合凹部と係合する係合爪を形成し、前記係合凹部の前記係合爪と当接する内壁を傾斜させて形成するとともに、前記係合爪を介して前記リムを押し上げて前記嵌合溝の内壁に押し付ける方向に前記係合凹部の内壁を傾斜させた構成としてある。
この場合、請求項2に記載するように、前記レンズ保持枠に、前記リムから前記係合凹部まで連通し前記係合爪を嵌め込む溝を形成し、係合爪が前記レンズ保持枠に埋め込まれるようにするとよい。このようにすることで、眼鏡前枠に捩り等の変形を加えた場合にも係合爪が外れにくく、かつ、デザイン上も見た目をすっきりさせることができる。なお、前記係合凹部及び前記係合爪はレンズ保持枠の裏面(眼鏡装着者の眼の側の面)又は表面のいずれであってもよく、請求項3に記載するように、レンズ保持枠の智側及びブリッジ側の一方の表面に前記係合凹部を形成し、他方の裏面に前記係合凹部を形成してもよい。
前記係合凹部を、前記係合爪を係合させたときにリムを持ち上げる方向に傾斜して形成することで、係合爪を係合凹部に係合させたときに、リムが嵌合溝に押し付けられる方向に付勢され、レンズ保持枠にリムをより密着させて固定することが可能になる。
前記係合凹部と前記係合爪は、リム及びレンズ保持枠の智側及びブリッジ側の両方に形成してもよいし、どちらか一方であってもよい。請求項4に記載するように、前記嵌合溝の前記ブリッジ側及び前記リムの前記ブリッジ側の一方に孔部又は溝部を形成し、他方に前記孔部又は溝部に挿入される係合部を形成するようにしてもよい。なお、前記リムのブリッジ側に係合部を形成し、前記嵌合溝のブリッジ側に溝部を形成するような場合は、請求項5に記載するように、前記係合部を鼻パッドを取り付ける箱足とすることができる。
このように、係合凹部をレンズ保持枠に形成し、この係合凹部に係合する係合爪をリムに形成すれば、リムを嵌合溝に嵌め込むために必要なレンズ保持枠の変形量を最小にすることができ、眼鏡前枠の材質や形状、デザインを制限することもない。
また、請求項6に記載するように、前記リムの前記係合爪に智又は智取付部材若しくは装飾部材を取り付けてもよい。このように、本発明のリムの取付構造では、眼鏡前枠の裏側に露出する前記係合爪を利用して智や智取付部材の取り付けが可能になるので、智の取り付けのために眼鏡前枠の両端を延伸する必要が無くなり、眼鏡フレームのデザイン性を制限することがない。また、智取付部材が眼鏡前枠の表面に露出せず、眼鏡前枠のデザインをすっきりさせることも可能である。さらに、眼鏡前枠の表面に係合爪を露出させる場合には、係合爪そのものを装飾として利用したり、係合爪の表面に装飾部材を取り付けたりすることで、眼鏡前枠のデザイン性を高めることができる。
請求項7に記載するように、前記孔部又は溝部を、前記係合部を係合させたときにリムを持ち上げる方向に傾斜させて形成してもよい。このようにすることで、係合爪を孔部や溝部に係合させたときに、リムが嵌合溝に押し付けられる方向に付勢され、レンズ保持枠にリムをより密着させて固定することが可能になる。
請求項に記載するように、二つのレンズ保持枠を連結するブリッジに前記二つのリムを連結する連結部材を取り付けてもよい。連結部材によってブリッジの剛性が高められ、かつ、二つのリムを連結することで眼鏡前枠の全体の剛性を高めることができる。二つのリムを連結部材によって連結し一体にする構成としては、例えば請求項に記載するように、前記連結部材及び前記リムの一方に孔部又は溝部を形成し、他方に前記孔部又は溝部に挿入される係合部を形成した構成とすることができる。なお、前記リムに係合部を形成し、前記連結部材に溝部を形成するような場合は、請求項10に記載するように、前記係合部を、鼻パッドを取り付ける箱足とすることができる。
また、請求項11に記載するように、前記連結部材の両側に前記係合凹部を形成し、前記リムの前記ブリッジ側に前記係合凹部に係合される係合爪を形成した構成とすることもできる。
以下、本発明の好適な実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
[第一の実施形態]
図1は、本発明のリムの取り付け構造を適用した眼鏡前枠を裏面側(眼鏡フレームの装着者の目側)から見た平面図、図2(a)は図1の眼鏡前枠とリムとを裏面側から見た分解平面図、(b)は図1のI-I方向断面図、(c)は(b)のII-II方向断面図、(d)は智を取り付けた状態を示す図1のIII-III-方向断面図である。
樹脂で形成されたハーフリム形の眼鏡前枠1は、レンズ2を保持する左右のレンズ保持枠10と左右のレンズ保持枠10を連結するブリッジ12とを有している。レンズ保持枠10の内周面にはレンズ2を保持するリム11を嵌め込んで固定するための嵌合溝10aが形成されている。
金属製のリム11はレンズ2の全周囲に嵌め付けられるフルリムタイプのものであってもよいが、図示の例ではレンズ2の上半分に嵌め付けられるハーフリム形のものである。図示の例においてレンズ2の下半分は、両端をリム11に連結されたナイロール3によって保持される。
レンズ保持枠10の裏面の智側及びブリッジ側には係合凹部10b,10cが形成されている。この係合凹部10b,10cはドリルやエンドミル、加熱鏝等で形成することができる。係合凹部10b,10cは裏面側から表面側に貫通させてもよいし貫通させなくてもよい。
この係合凹部10b,10cに連通するように、リム11側から溝10d,10e(図1(b)参照)が形成されている。
係合凹部10b,10cに係合できる係合爪13,14は、リム11の智側及びブリッジ側に形成されている。係合爪14は、図2(b)に示すように、リム11の側面に鑞付け等で固定され、レンズ保持枠10の裏面側に向けて延びる基部14aと、この基部14aから屈曲して形成され、嵌合溝10aの内周面側からレンズ保持枠10の裏面に沿って係合凹部10cまで延びる架橋部14bと、この架橋部14bの先端から屈曲して係合凹部10cに向かう爪部14cとを有している。係合爪14の基部14aはレンズ保持枠10の溝10dに嵌め込まれ、架橋部14bは溝10eに嵌め込まれる。このように、係合爪14の基部14a及び架橋部14bを溝10d,10eに嵌め込むようにすることで、捩れ等の変形がレンズ保持枠10に作用しても、係合爪14がレンズ保持枠10から外れに難くし、リム11によるレンズ2の保持を強固にすることができる。
係合凹部10cは、図2(b)に示すように底部に向かうほど内周面側に傾斜するように形成されているのがよく、このようにすることで係合させた爪部14cを抜けにくくできる。また、係合凹部10cは、図2(c)に示すように底部に向かうほどレンズ保持枠10の上方に向けて傾斜させるのがよく、このようにすることで係合させた爪部14cとともにリム11を押し上げ、リム11を嵌合溝10aに押し付けるように付勢させることができる。
なお、智側の係合爪13及び係合凹部10bについても同様の構成で、係合爪13は図2(c)に示すように基部13a,架橋部13b及び爪部13cを有している。その他の構成についても係合爪14及び係合凹部10cと同様であるため、詳細な説明は省略する。
また、図2(d)に示すように、智側の係合爪14には智又は智を取り付けるための智取付金具15を予め鑞付け等で取り付けておくことができる。このようにすれば、智取付金具15が眼鏡前枠1の表面に露出せず、眼鏡前枠1のデザインをすっきりさせることができるほか、智取り付け用のスペースを係合爪14及び係合凹部10bと別に確保する必要がなく、眼鏡フレームのデザイン性を制限することがない。
この実施形態のリムの取り付け構造では、リム11を嵌合溝10aに嵌め込むためにリム11をレンズ保持枠10に押し付けると、レンズ保持枠10が弾性変形してリム11を嵌合溝10aに受け入れる。リム11には嵌合溝10a側に張り出す余計な突起が存在しないため、レンズ保持枠10の変形量はリム11の形状に応じた分だけよく、簡単にリム11をレンズ保持枠10の嵌合溝10aに嵌め込むことができる。そして、爪部13c,14cが係合凹部10b,10cに嵌り込むことで、リム11が嵌合溝10a内で強固に固定される。
また、爪部13c,14c及び係合凹部10b,10cに図2(b)(c)に示すような適当な傾斜を付けることで、爪部13c,14cを係合凹部10b,10cから抜けにくくし、リム11を嵌合溝10aに押し付ける方向に付勢して、リム11がより強固に嵌合溝10a内で固定される。
[第二の実施形態]
図3は、本発明のリムの取り付け構造を適用した眼鏡前枠の第二の実施形態にかかり、(a)は眼鏡前枠とリムとを裏面側からみた分解平面図、(b)はこの実施形態における図1のI-I方向と同様の断面図、(c)は、(b)の変形例における図1のI-I方向と同様の断面図である。
この実施形態では、第一の実施形態の係合凹部10cの代わりに孔部10eを嵌合溝10aのブリッジ側の底部に形成している。また、第一の実施形態の係合爪14の代わりに、孔部10eに挿入される係合突起16をリム11のブリッジ側に形成している。
この実施形態のリムの取り付け構造では、リム11のブリッジ側に嵌合溝10a側に張り出す係合突起16が存在するものの、この係合突起16を先に孔部16eに挿入することで、後は第一の実施形態と同様の手順でレンズ保持枠10を変形させてリム11をレンズ保持枠10の嵌合溝10aに嵌め込むことができる。
この実施形態においても、係合爪13、係合突起16、係合凹部10b及び孔部10dに適当な傾斜を付けることで、爪部13c,係合突起16を係合凹部10b,孔部10eから抜けにくくし、リム11を嵌合溝10aに押し付ける方向に付勢して、リム11がより強固に嵌合溝10a内で固定される。
図3(c)に示す変形例では、(b)の例の孔部10eに代えて溝部10fをレンズ保持枠10に形成し、この溝部10fに係合する係合部19をリム11に取り付けている。この例では、係合部19は(b)と同様の係合突起としてもよいが、鼻パッドを取り付けるための箱足を係合部19として用いることができる。
[第三の実施形態]
図4は、本発明のリムの取り付け構造を適用した眼鏡前枠の第三の実施形態にかかり、(a)は眼鏡前枠とリムとを裏面側からみた分解平面図、(b)はこの実施形態における図1のI-I方向と同様の断面図である。
この実施形態では、ブリッジ12の一部を一方のレンズ保持枠10側から他方のレンズ保持枠10に亘って切り欠いて、連結部材17を嵌め付けるための嵌合部12aが形成されている。連結部材17はこの嵌合部12aに嵌合できる形状に形成されていて、両側の脚部17bにはリム11が嵌合する嵌合溝17aが形成されている。
また、嵌合溝17aの底部には孔部17cが形成されている。リム11は第二の実施形態と同様に形成されていて、ブリッジ11側に形成された係合突起16が孔部17cに挿入されるようになっている。
上記構成によれば、連結部材17によってブリッジ12の剛性を高めることができるとともに、左右のリム11が連結部材17を介して連結されて一体となり、眼鏡前枠1の全体的な剛性を高めることができる。
図4に示す例では、ブリッジ12の表側に嵌合部12aが形成されているが、図5(a)に示すようにブリッジ12の裏側に嵌合部12a′を形成することが可能である。このようにすることで、連結部材17を表面側から見えないようにすることができる。
また、図5(b)に図3(c)に例と同様の変形例を示す(図5(b)では図5(a)の右半分のみを示す)が、この例では図5(a)の孔部17cに代えて溝部1017c′を連結部材17に形成し、この溝部17c′に係合する係合部19をリム11に取り付けている。この例においても、係合部19は図5(a)と同様の係合突起としてもよいが、鼻パッドを取り付けるための箱足を係合部19として用いることができる。
[第四の実施形態]
図6は、第三の実施形態のさらに他の実施形態にかかり、(a)は図4の実施形態の係合突起に変えて係合爪を適用した場合の断面図、(b)は図5の実施形態の係合突起に変えて係合爪を適用した場合の断面図である。
図6(a)の実施形態では、第一の実施形態と同様にリム11の側面に係合爪14の基部14aが鑞付け等で取り付けられる。また、第三の実施形態と同様の連結部材17には、基部14aに対応する位置に溝17dが形成され、基部14aはこの溝17aに嵌め込まれる。また、連結部材17及びブリッジ12には係合孔17e及び係合孔(又は溝)12bがそれぞれ形成され、係合爪14cがこの係合孔17e,12bに嵌め込まれるようになっている。係合孔17e,12bは第一の実施形態の係合凹部10cに相当する。
この実施形態では、係合爪14が眼鏡前枠1の表面に露出するが、係合爪14を装飾体の一部としたり、係合爪14に装飾体を取り付けるなどしたりすることで、眼鏡前枠1のデザイン性を高めることが可能である。
また、図6(b)の実施形態は、図6(a)の係合爪14を裏面側に適用した変形例で、図6(a)の実施形態に対応する部位には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
[第五の実施形態]
図7は本発明の第五の実施形態にかかり、(a)は本発明のリムの取り付け構造を適用した眼鏡前枠を裏面側から見た平面図、(b)は図1の眼鏡前枠とリムとを裏面側から見た分解平面図である。
この実施形態では、リム11としてフルリム形のものを用いたものである。リム11はブロー智11aを設けた部分で分割され、レンズ2をリム11内に挿入できるようになっている。
レンズ保持枠10の智側の端部にはブロー智11aを収容するためのブロー智収容部10hが形成され、リム11をレンズ保持枠10に取り付けた際にブロー智11aがブロー智収容部10hに収容されるようにすることで、ブロー智11aを隠すことができる。
この眼鏡前枠1のレンズ保持枠10はハーフリム形であるが、リム11との組み合わせによって、例えば樹脂と金属といった質感や光沢の異なる材料でフルリム形の眼鏡前枠とすることができる。
本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明の接続構造は上記のものに限られない。
例えば、本発明は樹脂製の眼鏡前枠1に限らず、金属製や木製、竹製等の他の材質の眼鏡前枠にも適用が可能である。
また、本発明はハーフリム形に限らず、フルリム形にも適用が可能である。この場合、レンズ挿入のためにリムを分割するブロー智が挿入される凹部を眼鏡前枠に形成することで前記ブロー智を隠すことができる。
また、係合爪13,14及び係合凹部10b,10cはレンズ保持枠10の智側及びブリッジ側の両方の裏面に形成してもよいが、いずれか一方の表面(例えばブリッジ12側)の表面に係合爪14及び係合凹部10cを形成し、他方(例えば智側)の裏面に係合爪13及び係合凹部10bを形成してもよく、表面に係合爪13,14及び係合凹部10b,10cを形成してもよい。
さらに、図4〜図6に示す第三〜第四の実施形態においても、第一の実施形態と同様に孔部17c,溝部17c′,係合孔17e,12bを適当に傾斜させ、爪部14や係合突起16を孔部17c,溝部17c′,係合孔17e,12bから抜けにくくし、リム11を嵌合溝10aに押し付ける方向に付勢してリム11がより強固に嵌合溝10a内で固定されるようにしてもよい。
本発明のリムの取り付け構造を適用した眼鏡前枠を裏面側(眼鏡フレームの装着者の目側)から見た平面図である。 (a)は図1の眼鏡前枠とリムとを裏面側から見た分解平面図、(b)は図1のI-I方向断面図、(c)は(b)のII-II方向断面図、(d)は智を取り付けた状態を示す図1のIII-III-方向断面図である。 本発明のリムの取り付け構造を適用した眼鏡前枠の第二の実施形態にかかり、(a)は眼鏡前枠とリムとを裏面側からみた分解平面図、(b)はこの実施形態における図1のI-I方向と同様の断面図、(c)は、(b)の変形例における図1のI-I方向と同様の断面図である。 本発明のリムの取り付け構造を適用した眼鏡前枠の第三の実施形態にかかり、(a)は眼鏡前枠とリムとを裏面側からみた分解平面図、(b)は(a)のIII-III方向断面図である。 (a)は第三の実施形態のさらに他の態様を示す図1のI-I方向と同様の断面図、(b)は、(a)の変形例における図1のI-I方向と同様の断面図(右半分)である。 第三の実施形態のさらに他の実施形態にかかり、(a)は図4の実施形態の係合突起に代えて係合爪を適用した場合の断面図、(b)は図5の実施形態の係合突起に代えて係合爪を適用した場合の断面図である。 本発明の第五の実施形態にかかり、(a)は本発明のリムの取り付け構造を適用した眼鏡前枠を裏面側から見た平面図、(b)は(a)の眼鏡前枠とリムとを裏面側から見た分解平面図である。
1 眼鏡前枠
10 レンズ保持枠
10a 嵌合溝
10b,10c 係合凹部
10d,10e 溝
11 リム
12 ブリッジ
12a 嵌合部
12b 係合孔
12a′ 嵌合部
13,14 係合爪
14a 基部
14b 架橋部
14c 爪部
15 智取付金具
15 レンズ
16 係合突起
17 連結部材
2 レンズ
3 ナイロール

Claims (11)

  1. 眼鏡前枠に設けられた二つのレンズ保持枠の内周面に嵌合溝を形成し、この嵌合溝内にレンズを保持させるためのリムを嵌め込む眼鏡前枠におけるリムの取付構造において、
    前記レンズ保持枠の智側及びブリッジ側の少なくとも一方の表面又は裏面に係合凹部を形成し、前記リムに前記係合凹部と係合する係合爪を形成し、
    前記係合凹部の前記係合爪と当接する内壁を傾斜させて形成するとともに、前記係合爪を介して前記リムを押し上げて前記嵌合溝の内壁に押し付ける方向に前記係合凹部の内壁を傾斜させたこと、
    を特徴とする眼鏡前枠におけるリムの取付構造。
  2. 前記レンズ保持枠に、前記リムから前記係合凹部まで連通し前記係合爪を嵌め込む溝を形成したことを特徴とする請求項1に記載の眼鏡前枠におけるリムの取付構造。
  3. 前記レンズ保持枠の智側及びブリッジ側の一方の表面に前記係合凹部を形成し、他方の裏面に前記係合凹部を形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載のリムの取付構造。
  4. 前記レンズ保持枠の前記ブリッジ側及び前記リムの前記ブリッジ側の一方に孔部又は溝部を形成し、他方に前記孔部又は溝部に挿入される係合部を形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の眼鏡前枠におけるリムの取付構造。
  5. 前記係合部が箱足であることを特徴とする請求項4に記載の眼鏡前枠におけるリムの取付構造。
  6. 前記係合爪に智,智取付部材又は装飾部材を取り付けたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の眼鏡前枠におけるリムの取付構造。
  7. 前記孔部又は前記溝部を、前記係合部を係合させたときにリムを持ち上げる方向に傾斜して形成したことを特徴とする請求項4に記載の眼鏡前枠におけるリムの取付構造。
  8. 前記ブリッジに前記二つのリムを連結する連結部材を取り付けたことを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の眼鏡前枠におけるリムの取付構造。
  9. 前記連結部材及び前記リムの一方に孔部又は溝部を形成し、他方に前記孔部又は溝部に挿入される係合部を形成したことを特徴とする請求項に記載の眼鏡前枠におけるリムの取付構造。
  10. 前記係合部が箱足であることを特徴とする請求項に記載の眼鏡前枠におけるリムの取付構造。
  11. 前記連結部材に前記係合凹部を形成し、前記リムの前記ブリッジ側に前記係合凹部に係合される係合爪を形成したことを特徴とする請求項に記載の眼鏡前枠におけるリムの取付構造。
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