JP5787710B2 - 眼鏡フレームの二重枠連結構造 - Google Patents

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Description

本発明は、眼鏡フレームの改良、詳しくは、フレームの材質に関係なくレンズの装着作業を効率的に行うことができ、そして、仮に軟化温度の高い樹脂フレームを使用した場合でもコーティングが剥がれる心配がなく、しかも、製造時における加工も簡易な眼鏡フレームの二重枠連結構造に関するものである。
一般的に、小売り店で眼鏡を購入すると、購入した眼鏡フレームの形状に合わせて矯正レンズ(又はサングラス用の着色レンズ)を切削加工し、これをフロント枠に装着して商品が引き渡される。この際、レンズをフロント枠に装着する作業は、通常眼鏡士と呼ばれる店員によって行われるが、その方法はフレームの種類によって千差万別である。
具体的には、フルリム型・ハーフリム型・リムレス型の眼鏡によって装着方法が異なる上に、フルリム型の眼鏡については、フレームの材質によっても方法が異なる(例えば、樹脂フレームでは、専用ヒーターでリムを一時的に軟化させる方法、金属フレームでは、一部が切断されたリムをリムロックで締め付ける方法が多く採用されている)。
しかしながら、上記フルリム型の樹脂フレームにおいて、アセテート樹脂(軟化温度60℃)よりも軟化温度の高いポリアミド樹脂(軟化温度90℃)やポリエーテルイミド樹脂(軟化温度170℃)等を使用する場合、ヒーターで熱する方法を採用すると熱膨張率の違いによってフレーム表面のコーティングが剥がれる問題が生じる。
また、上記フルリム型の金属フレームについても、リムロック式の方法を採用するとレンズの装着作業を各リム毎に行わなければならないため、作業効率が悪い。また、フレームの材料にチタンを用いた場合には、製造時におけるリムロックのロウ付けに特殊な技術を要する。
また更に、竹等から作られた木製フレームについても、フロント枠全体を上下に分割して両者をネジ止めする構造のものが知られているが、このような構造を採用するとフロント枠の両側とブリッジの最低3箇所をネジ止めしなければならないため、レンズの装着作業に手間が掛かる。
一方、従来においては、フロント枠のブリッジのみを横方向に切断して、この部分を上下に開いてリムにレンズを装着できるようにした構造も公知となっているが(特許文献1〜3参照)、これらの技術は、ブリッジに対して止着部材を上下に差し込む構造であったため、僅かな厚みの範囲内で難易度の高い孔開け加工を行う必要があった。
また、眼鏡フレームを、レンズ上縁部に沿った形状のフロント枠と、レンズが装着されるアンダーリム型のインナー枠とから構成して、これらをブリッジで連結する技術も公知となっているが(特許文献4参照)、この技術では、インナー枠にレンズがナイロール式に固定されるため、使用中にナイロン糸が切れてレンズが落下する危険がある。
実公昭10−11816号公報 特開昭60−94624号公報 特開2009−217255号公報 特開2004−177849号公報
そこで本発明は、上記の如き問題に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、レンズの脱着作業を効率的に行うことができ、また、樹脂フレームにおけるコーティングの剥がれや、使用時におけるレンズの落下の心配もなく、しかも、製造時において難しい加工も必要としない眼鏡フレームの二重枠連結構造を提供することにある。
本発明者が上記課題を解決するために採用した手段は次のとおりである。
即ち、本発明は、左右両端部にテンプルT・Tを備える保持フレーム1と;この保持フレーム1の背面側に配設され、かつ、保持フレーム1の中間部に位置する第一ブリッジ11を挟んで前記両端部に連なる眉形部12・12の下側にくるように左右のレンズL・Lを装着可能なインナー枠2とを含んで眼鏡フレームの二重枠連結構造を構成する一方、
前記インナー枠2については、レンズL・Lが装着されるリム21・21を左右に備えると共に、これら左右リム21・21を結合する第二ブリッジ22の略上下中間部位を横方向に切断して上下に分離・合接可能とすることで、左右のリム21・21に一対のレンズL・Lを脱着可能に構成し、更に前記保持フレーム1の第一ブリッジ11と、インナー枠2の第二ブリッジ22の上下各部位とを止着手段によって互いに連結可能に構成し、
更に上記保持フレーム1の第一ブリッジ11とインナー枠2の第二ブリッジ22とを固定する止着手段を利用して、左右の鼻当て部31・31を一体に有するノーズパッド3を中間連結部位で一緒に固定した点に特徴がある。
なお、この際使用するノーズパッド3には、樹脂製のサドルパッドだけでなく左右のクリングスをバー材で繋いだもの等も含まれる。
また更に、上記保持フレーム1の第一ブリッジ11背面に、インナー枠2のブリッジ22を嵌め込み可能な横方向の凹溝11bを設ければ、第二ブリッジ22を閉じた状態でインナー枠2を保持フレーム1に一時的に固定することができるため、止着部材の取付け作業を容易化できる。
そしてまた、上記インナー枠2には、樹脂フレームや金属フレーム、木製フレームなどを採用することができるが、特にアセテート樹脂よりも軟化温度の高い熱可塑性樹脂を使用する場合には、従来においてフレームをヒーターで加熱する際に生じていたコーティングが剥がれる問題を解消することができる。
他方また、本発明では、上記保持フレーム1とインナー枠2とから成る構成に替えて、左右両端部にテンプルT・Tを備え、かつ、左右にレンズL・Lを装着可能な保持フレーム1と;この保持フレーム1の前側に配設される前掛け枠4とから眼鏡フレームの二重枠連結構造を構成することもでき、
その場合には、前記保持フレーム1に、レンズL・Lが装着されるリム13・13を左右に備えると共に、これらの左右リム13・13を結合する第一ブリッジ11の略上下中間部位を横方向に切断して上下に分離・合接可能とすることで、左右のリム13・13に一対のレンズL・Lを脱着可能に構成し、更に前記前掛け枠4の第三ブリッジ41と、保持フレーム1の第一ブリッジ11の上下各部位とを止着手段で連結して構成することができる。
また他にも、左右両端部にテンプルを備える保持フレームと;この保持フレームの前側に配設され、かつ、左右のレンズを装着可能な前掛け枠とから眼鏡フレームの二重枠連結構造を構成することもでき、
その場合には、前記前掛け枠に、レンズが装着される左右リムを備えると共に、これらのリムを結合する第三ブリッジの略上下中間部位を横方向に切断して上下に分離・合接可能とすることで、左右のリムに一対のレンズを脱着可能に構成し、更に前記保持フレームの第一ブリッジと、前掛け枠の第三ブリッジの上下各部位とを止着手段で連結して構成することができる。
本発明では、眼鏡フレームのフロント部を、両側にテンプルが連結される保持フレームと、この保持フレームの背面側に取着されるインナー枠とから構成し、更にインナー枠のブリッジを横方向に切断して上下に分割して構成したことにより、ブリッジを上下に開くだけで左右のリムを拡げることができるため、インナー枠に対するレンズの装着作業を左右一辺に行うことができる。
しかも、本発明では、上記インナー枠の分割されたブリッジの上下部位と、保持フレームのブリッジとを止着手段によって前後方向に連結したことにより、保持フレームに対するインナー枠の取付けと同時に、ブリッジの上下部位を閉じた状態で固定することができるため、装着作業の効率化を図れる。
また更に、上記構造を採用したことによって、製造時におけるインナー枠のブリッジ上下面に対する孔開け加工等も不要となるため、難しい加工を省略して簡易化できる。またチタンフレームを採用する場合には、ロウ付け作業も回避できるため、特殊な加工装置等も不要となる。
また、本発明においては、上記保持フレームに取着するインナー枠にレンズ全周をリムで囲うフルリム型を採用しているため、ナイロール式にレンズを固定するハーフリム型の眼鏡のようにナイロン糸が摩耗や衝撃で切れてレンズが落下する心配もない。
そしてまた、上記で挙げた効果については、眼鏡フレームのフロント部を、横方向に切断されたブリッジを有する保持フレームと、この保持フレームの前側に取着される前掛け枠とから構成する場合にも同様の効果を奏する。なお、その場合には、保持フレームのブリッジの上下部位と前掛け枠のブリッジとを止着手段によって連結する。
したがって、本発明により、小売店等においてフレーム購入後に行われるレンズの装着作業を効率化して購入者の待ち時間の短縮を図れるだけでなく、製造面及び使用面でも非常に都合の良い二重枠構造の眼鏡フレームを提供できることから、本発明の実用的利用価値は頗る高い。
本発明の実施例1における眼鏡フレームの二重枠連結構造を表わす分解斜視図である。 本発明の実施例1においてインナー枠を保持フレームに取着した状態を表わす平面図及び正面図である。 本発明の実施例1においてインナー枠のブリッジを上下に開いた状態を表わす状態説明図である。 本発明の実施例1における保持フレームとインナー枠の止着構造を表わすX−X’断面図である。 本発明の実施例1におけるインナー枠の両側と保持フレームとの係止構造を表す側面図及びY−Y’断面図である。 本発明の実施例2における保持フレームとインナー枠の止着構造を表わす断面図である。 本発明の実施例3における眼鏡フレームの二重枠連結構造を表わす分解斜視図である。 本発明の実施例3における保持フレームと前掛け枠の止着構造を表わす断面図である。 本発明の変形例における保持フレームとインナー枠、又は保持フレームと前掛け枠の止着構造を表わす断面図である。
『実施例1』
本発明の実施例1について、図1〜図5に基いて説明する。なお同図において、符号1で指示するものは、保持フレームであり、符号2で指示するものは、インナー枠である。また符号3で指示するものは、ノーズパッドである。
まず実施例1では、眼鏡フレームFのフロント部を、両側にテンプルT・Tが連結されたブローバー型の保持フレーム1の背面側に、左右リム21・21を有するインナー枠2と、左右の鼻当て部31・31が一体に有するサドル型のノーズパッド3を取着して構成している(図1、図2参照)。
なお、上記保持フレーム1とインナー枠2については、インナー枠2のレンズL・L越しに見たときに、視界に保持フレーム1が入ってこないように、保持フレーム1の第一ブリッジ11から左右両端に連なる眉形部12・12の下側にインナー枠2のレンズL・Lを配置している。
また、上記インナー枠2については、第二ブリッジ22の上下中央を、一方のリム21内側から他方のリム21内側まで横方向に切断して上下に分離・合接可能に構成しており、この構造によって、図3に示すように第二ブリッジ22を上下に開くだけでリム21・21を拡開して左右レンズL・Lの脱着を行うことができる。
また本実施例では、上記インナー枠2に、弾性に優れたポリアミド樹脂を使用しているため、レンズL・Lの脱着作業時に第二ブリッジ22を大きく開いた場合でも、インナー枠2の塑性変形は殆ど起こらず手を離せば元の形状に戻る。
一方、上記保持フレーム1に対するインナー枠2とノーズパッド3の取付け方法については、図4に示すように、インナー枠2の第二ブリッジ22の上下部位と、ノーズパッド3の中央部分に同じ間隔で配設した挿通孔22a・32にネジSを通し、このネジSを保持フレーム1の第一ブリッジ11背面に配設した止着孔11a・11aに固定して取着している。
そして、上記ネジSを用いて止着することによって、保持フレーム1の第一ブリッジ11と、インナー枠2及びノーズパッド3を前後方向に連結することができるだけでなく、インナー枠2の第二ブリッジ22の上下部位を位置決めして第二ブリッジ22を閉じた状態で固定できる。
また本実施例においては、上記保持フレーム1の第一ブリッジ11背面に、インナー枠2の第二ブリッジ22を嵌め込み可能な凹溝11bを横方向に設けているため、第二ブリッジ22を閉じた状態でインナー枠2を保持フレーム1に一時的に固定することができ、これによって第二ブリッジ22から手を離した状態でネジ止めを行うことができる。
そして更に、本実施例では、上記インナー枠2を保持フレーム1に固定する際、図5に示すようにインナー枠2の両側に設けたフック部23を保持フレーム1の智裏側に設けた係止孔13内に差し込んで固定しているため、一体となったインナー枠2によってブローバー型の保持フレーム1を補強することができる。
ちなみに、ブローバー型の保持フレーム1に超弾性合金等を使用する場合には、使用時に保持フレーム1に曲げ方向の力が加わった際に、インナー枠2に負荷をかけずに保持フレーム1だけが大きく撓むように、両端をフリーにした状態でインナー枠2を保持フレーム1に取着することもできる。
そして、上記のように眼鏡フレームFのフロント部を構成したことにより、左右レンズL・Lの脱着作業が素早く効率的に行えるようになるだけでなく、本実施例のようにアセテート樹脂よりも軟化温度の高い熱可塑性樹脂をインナー枠2に使用した場合には、ヒーターによるコーティング剥がれの問題も解消できる。
『実施例2』
次に、本発明の実施例2について、図6に基いて以下に説明する。この実施例2では、保持フレーム1とインナー枠2の取着構造に関して、図6(a)に示すように保持フレーム1の第一ブリッジ11背面に係止突起11c・11cを上下に配設すると共に、この係止突起11c・11cを挿入する挿通孔22a・32を、インナー枠2の第二ブリッジ22とノーズパッド3に設けて、図6(b)に示す状態でインナー枠2とノーズパッド3を保持フレーム1の背面側に取着できるようにした。
『実施例3』
次に、本発明の実施例3について、図7及び図8に基いて以下に説明する。図中、符号4で指示するものは、前掛け枠である。この実施例3では、眼鏡フレームFのフロント部を、両側にテンプルT・Tが連結され、かつ、左右のリム14・14に一対のレンズL・Lを装着可能な保持フレーム1と、この保持フレーム1の前側に取着される前掛け枠4とから構成している(図7参照)。
また、上記保持フレーム1の第一ブリッジ11は、実施例1のインナー枠と同様、その上下中央を一方のリム14内側から他方のリム14内側まで横方向に切断して、この第一ブリッジ11を上下に開いた状態でレンズL・Lを装着できるようにしている。なお、本実施例では、保持フレーム1に、金属フレームを使用している。
また更に、上記フロント部には、保持フレーム1の第一ブリッジ11の上下各部位と、前掛け枠4の第三ブリッジ41とを前後方向に連結する止着手段をそれぞれ設けて、第一ブリッジ11を閉じた状態の保持フレーム1にサングラスレンズ42・42を備えた前掛け枠4を取着している。
また本実施例では、上記保持フレーム1の第一ブリッジ11と、前掛け枠4の第三ブリッジ41とを止着する手段として、図8(a)に示すように、前掛け枠4の第三ブリッジ41背面に止着孔41aを有する突起部を上下に配設すると共に、ネジSを挿入する挿通孔11dを保持フレーム1の第一ブリッジ11に穿設して、図8(b)に示す状態で、保持フレーム1に前掛け枠4を取着できるようにしている。
『実施例4』
次に、本発明の実施例4について以下に説明する。この実施例4では、左右両端部にテンプルを備えた保持フレームの前側に、実施例1のインナー枠と同様の構造から成る前掛け枠を固定して眼鏡フレームのフロント部分を構成した(図示せず)。
具体的には、上記前掛け枠にレンズを装着する左右リムを備えると共に、これらのリムを結合する第三ブリッジの略上下中間部位を横方向に切断して上下に分離・合接可能とすることで、左右のリムに一対のレンズを脱着可能に構成した。そして、この第三ブリッジの上下各部位と保持フレームの第一ブリッジとを止着手段で連結した。
本発明は、概ね上記のように構成されるが、記載した実施例にのみ限定されるものではなく、「特許請求の範囲」の記載内において種々の変更が可能であって、例えば、横断したブリッジを上下に開いてレンズL・Lを装着可能とするインナー枠2や保持フレーム1には、樹脂フレームや金属フレーム以外にも、木製フレームや鼈甲フレームなどを使用することができる。
また、保持フレーム1とインナー枠2の止着手段としては、図9(a)に示すように、ノーズパッド3に設けた上下の突起部33・33を、保持フレーム1の第一ブリッジ11背面に設けた止着孔11a・11aに、インナー枠2の第二ブリッジ22の挿通孔22a・22aを通して固定できるようにすることもできる。
他方また、保持フレーム1と前掛け枠4の止着手段としては、図9(b)に示すように、ネジSを挿入する挿通孔41b・11dを、前掛け枠4の第三ブリッジ41と保持フレーム1の第一ブリッジ11に配設して、これらの挿通孔41b・11dに前側から通したネジSを後側でナットNで固定することもできる。
また、上記で図示した止着手段以外にも、インナー枠2(又は保持フレーム1)のブリッジに突起部を設けて、この突起部を保持フレーム1(又は前掛け枠4)の止着孔に嵌合可能としたり、インナー枠2(又は保持フレーム1)のブリッジに止着孔を設けて、この止着孔に保持フレーム1(又は前掛け枠4)の挿通孔に前側から挿入したネジSを固定可能とすることもでき、何れのものも本発明の技術的範囲に属する。
近年、眼鏡フレームの材料に、曲げ強度に優れたポリアミド樹脂等の超弾性樹脂をフレームを薄型化するために使用するケースが増えてきている。しかし、フルリム型のフロント枠では、軟化温度の高い超弾性樹脂を使用すると、ヒーターの加熱によって様々な不都合が生じるため、新しいレンズ装着手段が求められている。
そのような中で、本発明の眼鏡フレームの二重枠連結構造は、ヒーターを用いることなくレンズの脱着を容易に行うことができ、また、製造面においても非常に好都合な有用な技術であるため、その産業上の利用価値は非常に高い。
1 保持フレーム
11 第一ブリッジ
11a 止着孔
11b 凹溝
11c 係止突起
11d 挿通孔
12 眉形部
13 係止孔
14 リム
2 インナー枠
21 リム
22 第二ブリッジ
22a 挿通孔
23 フック部
3 ノーズパッド
31 鼻当て部
32 挿通孔
33 突起部
4 前掛け枠
41 第三ブリッジ
41a 止着孔
41b 挿通孔
42 サングラスレンズ
F 眼鏡フレーム
T テンプル
S ネジ
N ナット

Claims (3)

  1. 左右両端部にテンプル(T)・(T)を備える保持フレーム(1)と;この保持フレーム(1)の背面側に配設され、かつ、保持フレーム(1)の中間部に位置する第一ブリッジ(11)を挟んで前記両端部に連なる眉形部(12)・(12)の下側にくるように左右のレンズ(L)・(L)を装着可能なインナー枠(2)とを少なくとも含んで成り、
    前記インナー枠(2)は、レンズ(L)・(L)が装着されるリム(21)・(21)を左右に有すると共に、これら左右リム(21)・(21)を結合する第二ブリッジ(22)の略上下中間部位を横方向に切断して上下に分離・合接可能とすることで、左右のリム(21)・(21)に一対のレンズ(L)・(L)を脱着可能に構成されており、更に前記保持フレーム(1)の第一ブリッジ(11)と、インナー枠(2)の第二ブリッジ(22)の上下各部位とは、止着手段によって互いに連結されている一方、
    左右の鼻当て部(31)・(31)を一体に有するノーズパッド(3)の中間連結部位が、保持フレーム(1)の第一ブリッジ(11)とインナー枠(2)の第二ブリッジ(22)とを固定する止着手段によって一緒に固定されていることを特徴とする眼鏡フレームの二重枠連結構造。
  2. 左右両端部にテンプル(T)・(T)を備える保持フレーム(1)と;この保持フレーム(1)の背面側に配設され、かつ、保持フレーム(1)の中間部に位置する第一ブリッジ(11)を挟んで前記両端部に連なる眉形部(12)・(12)の下側にくるように左右のレンズ(L)・(L)を装着可能なインナー枠(2)とを少なくとも含んで成り、
    前記インナー枠(2)は、レンズ(L)・(L)が装着されるリム(21)・(21)を左右に有すると共に、これら左右リム(21)・(21)を結合する第二ブリッジ(22)の略上下中間部位を横方向に切断して上下に分離・合接可能とすることで、左右のリム(21)・(21)に一対のレンズ(L)・(L)を脱着可能に構成されており、更に前記保持フレーム(1)の第一ブリッジ(11)と、インナー枠(2)の第二ブリッジ(22)の上下各部位とは、止着手段によって互いに連結されている一方、
    保持フレーム(1)の第一ブリッジ(11)背面には、インナー枠(2)の第二ブリッジ(22)を嵌め込み可能な横方向の凹溝(11b)が設けられていることを特徴とする眼鏡フレームの二重枠連結構造。
  3. インナー枠(2)の材料に、アセテート樹脂よりも軟化温度の高い熱可塑性樹脂が使用されていることを特徴とする請求項1または2に記載の眼鏡フレームの二重枠連結構造。
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