JPH07318872A - 多機能眼鏡 - Google Patents
多機能眼鏡Info
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- JPH07318872A JPH07318872A JP11268894A JP11268894A JPH07318872A JP H07318872 A JPH07318872 A JP H07318872A JP 11268894 A JP11268894 A JP 11268894A JP 11268894 A JP11268894 A JP 11268894A JP H07318872 A JPH07318872 A JP H07318872A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- bridge
- engaging portions
- sunglasses
- front frame
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 調光機能および視力矯正機能の両方を有し、
かつ通常のサングラスと同様な外観を有する優れたデザ
インの多機能眼鏡を提供すること。 【構成】 フロント枠に有害光線をカットする調光レン
ズを有すると共に、前記フロント枠の上縁の大略中央部
には鼻部に跨架可能な保持部材が二股状に下向きに分岐
しており、かつ同保持部材の二股状分岐部の接眼側に第
１係合部が対称的に形成されたサングラス部材と；レン
ズを抱持し、前記レンズの間にはブリッジが形成されて
いると共に、前記サングラス部材の第１係合部が係合す
るよう第２係合部が前記ブリッジの適宜位置に設けられ
ており、かつ前記ブリッジの適宜位置に第３係合部が対
称的に形成された付加フレームとから構成された。 【効果】 付加フレームをサングラス部材の内側に配設
できるので、調光機能と視力矯正機能とが同時に満たさ
れ、スマートな外観の多機能眼鏡が得られる。
かつ通常のサングラスと同様な外観を有する優れたデザ
インの多機能眼鏡を提供すること。 【構成】 フロント枠に有害光線をカットする調光レン
ズを有すると共に、前記フロント枠の上縁の大略中央部
には鼻部に跨架可能な保持部材が二股状に下向きに分岐
しており、かつ同保持部材の二股状分岐部の接眼側に第
１係合部が対称的に形成されたサングラス部材と；レン
ズを抱持し、前記レンズの間にはブリッジが形成されて
いると共に、前記サングラス部材の第１係合部が係合す
るよう第２係合部が前記ブリッジの適宜位置に設けられ
ており、かつ前記ブリッジの適宜位置に第３係合部が対
称的に形成された付加フレームとから構成された。 【効果】 付加フレームをサングラス部材の内側に配設
できるので、調光機能と視力矯正機能とが同時に満たさ
れ、スマートな外観の多機能眼鏡が得られる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、サングラスと矯正眼鏡
の両方の機能を有する多機能眼鏡、更に詳しくは、所要
の矯正レンズなどを有するフレームと鼻当パッドをサン
グラスの内側に着脱可能に固定することにより、調光機
能と視力矯正機能とを同時に満たすことができ、しかも
スマートな外観の眼鏡が得られる多機能眼鏡に関するも
のである。
の両方の機能を有する多機能眼鏡、更に詳しくは、所要
の矯正レンズなどを有するフレームと鼻当パッドをサン
グラスの内側に着脱可能に固定することにより、調光機
能と視力矯正機能とを同時に満たすことができ、しかも
スマートな外観の眼鏡が得られる多機能眼鏡に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】周知のとおり、サングラスは、日光によ
る眩惑や紫外線による網膜損傷などを防ぐ最も簡便で有
効な手段である。そのため、海水浴、釣り、スキーなど
のアウトドアスポーツを楽しむときには、一般的にサン
グラスが使用される。しかしながら、近視者などで常に
矯正眼鏡を使用しているものは、サングラスを採用でき
ない。つまり、既に矯正眼鏡を掛けているので、其処へ
サングラスを更に重ね掛けすると、矯正眼鏡の枠やレン
ズがサングラスのレンズに衝合して双方に傷が付いた
り、また双方のテンプルが重なって不快感を与えたりし
て、誠に都合が悪かった。もっとも、不快感を我慢すれ
ば、サングラスのサイズを大きくすることによって双方
の衝合を防ぐことは可能であろう。しかし、それではサ
ングラスが異常に大きくなって、日本人の顔に似合わ
ず、不評であった。
る眩惑や紫外線による網膜損傷などを防ぐ最も簡便で有
効な手段である。そのため、海水浴、釣り、スキーなど
のアウトドアスポーツを楽しむときには、一般的にサン
グラスが使用される。しかしながら、近視者などで常に
矯正眼鏡を使用しているものは、サングラスを採用でき
ない。つまり、既に矯正眼鏡を掛けているので、其処へ
サングラスを更に重ね掛けすると、矯正眼鏡の枠やレン
ズがサングラスのレンズに衝合して双方に傷が付いた
り、また双方のテンプルが重なって不快感を与えたりし
て、誠に都合が悪かった。もっとも、不快感を我慢すれ
ば、サングラスのサイズを大きくすることによって双方
の衝合を防ぐことは可能であろう。しかし、それではサ
ングラスが異常に大きくなって、日本人の顔に似合わ
ず、不評であった。
【０００３】そこで、矯正眼鏡使用者にもサングラスが
使用できるように、矯正眼鏡とサングラスの両方の機能
を有する眼鏡が、眼鏡製造業者により提案されている。
例えば、矯正眼鏡の度付レンズにサングラスの機能を直
接付加した眼鏡、または度付レンズの前に前掛式のクリ
ップ機構のレンズ枠により調光レンズを配設した眼鏡が
考え出された。
使用できるように、矯正眼鏡とサングラスの両方の機能
を有する眼鏡が、眼鏡製造業者により提案されている。
例えば、矯正眼鏡の度付レンズにサングラスの機能を直
接付加した眼鏡、または度付レンズの前に前掛式のクリ
ップ機構のレンズ枠により調光レンズを配設した眼鏡が
考え出された。
【０００４】ところが、前者の眼鏡においては、普段の
日常生活においてはサングラスを使用するほどには明る
くない所でも活動することが多いので、この調光機能付
眼鏡と通常の矯正眼鏡の双方が必要になり、経済的負担
が大きくなるという欠点があった。また、後者の眼鏡に
おいては、眼鏡全体の重量バランスがフロント枠側に偏
って掛け辛いうえに、重ね掛けしたレンズ枠から下の矯
正眼鏡のフロント枠が見苦しい状態に出っ張って見える
ことから、スマートな外観を有する眼鏡が得られないと
いう欠点があった。
日常生活においてはサングラスを使用するほどには明る
くない所でも活動することが多いので、この調光機能付
眼鏡と通常の矯正眼鏡の双方が必要になり、経済的負担
が大きくなるという欠点があった。また、後者の眼鏡に
おいては、眼鏡全体の重量バランスがフロント枠側に偏
って掛け辛いうえに、重ね掛けしたレンズ枠から下の矯
正眼鏡のフロント枠が見苦しい状態に出っ張って見える
ことから、スマートな外観を有する眼鏡が得られないと
いう欠点があった。
【０００５】
【解決すべき技術的課題】本発明は、調光機能と視力矯
正機能とを同時に満たす眼鏡において上記の如き欠点が
あったことに鑑みて為されたものであり、サングラスの
内側に矯正レンズを配設することにより、矯正レンズの
フロント枠の形状を外部に露呈させることなく、通常の
サングラスと同様な外観を有する優れたデザインの多機
能眼鏡を提供することを技術的課題とするものである。
正機能とを同時に満たす眼鏡において上記の如き欠点が
あったことに鑑みて為されたものであり、サングラスの
内側に矯正レンズを配設することにより、矯正レンズの
フロント枠の形状を外部に露呈させることなく、通常の
サングラスと同様な外観を有する優れたデザインの多機
能眼鏡を提供することを技術的課題とするものである。
【０００６】また、本発明の技術的課題は、外側に配設
されたサングラス部材に撥ね上げ機構を設けることによ
り、サングラスを使用するほどには明るくない場所でも
視力矯正機能のみを有する眼鏡として快適に使用できる
多機能眼鏡を提供することにある。
されたサングラス部材に撥ね上げ機構を設けることによ
り、サングラスを使用するほどには明るくない場所でも
視力矯正機能のみを有する眼鏡として快適に使用できる
多機能眼鏡を提供することにある。
【０００７】さらに、本発明の技術的課題は、サングラ
ス部材の調光レンズおよびサングラス部材の内側に設け
た矯正レンズを取替可能とすることにより、各人の必要
に応じて様々な用途に使用できる多機能眼鏡を提供する
ことにある。
ス部材の調光レンズおよびサングラス部材の内側に設け
た矯正レンズを取替可能とすることにより、各人の必要
に応じて様々な用途に使用できる多機能眼鏡を提供する
ことにある。
【０００８】
【課題解決のために採用した手段】本発明者が上記技術
的課題を解決するために採用した手段を、添附図面を参
照して説明すれば、次のとおりである。
的課題を解決するために採用した手段を、添附図面を参
照して説明すれば、次のとおりである。
【０００９】即ち、本発明は、フロント枠12に有害光線
をカットする調光レンズ11を有すると共に、前記フロン
ト枠12の上縁の大略中央部には鼻部に跨架可能な保持部
材13が二股状に下向きに分岐しており、かつ同保持部材
13の二股状分岐部の接眼側に第１係合部14・14…が対称
的に形成されたサングラス部材１と；レンズ21を抱持
し、前記レンズ21の間にはブリッジ22が形成されている
と共に、前記サングラス部材１の第１係合部14・14…が
係合するよう第２係合部23・23…が前記ブリッジ22の適
宜位置に設けられており、かつ前記ブリッジ22の適宜位
置に第３係合部24・24…が対称的に形成された付加フレ
ーム２とから成り、さらに要すれば、サングラス部材１
のフロント枠12の上縁に取付部16が設けられており、こ
の取付部16に撥ね上げ部材15が上方に揺動可能に枢支さ
れると共に、前記撥ね上げ部材15の上部および下部に鉤
状の引掛部17が形成され、その引掛部17に調光レンズ11
を着脱可能に掛合できる眼鏡を採用することによって、
上記技術的課題を解決した点に特徴がある。
をカットする調光レンズ11を有すると共に、前記フロン
ト枠12の上縁の大略中央部には鼻部に跨架可能な保持部
材13が二股状に下向きに分岐しており、かつ同保持部材
13の二股状分岐部の接眼側に第１係合部14・14…が対称
的に形成されたサングラス部材１と；レンズ21を抱持
し、前記レンズ21の間にはブリッジ22が形成されている
と共に、前記サングラス部材１の第１係合部14・14…が
係合するよう第２係合部23・23…が前記ブリッジ22の適
宜位置に設けられており、かつ前記ブリッジ22の適宜位
置に第３係合部24・24…が対称的に形成された付加フレ
ーム２とから成り、さらに要すれば、サングラス部材１
のフロント枠12の上縁に取付部16が設けられており、こ
の取付部16に撥ね上げ部材15が上方に揺動可能に枢支さ
れると共に、前記撥ね上げ部材15の上部および下部に鉤
状の引掛部17が形成され、その引掛部17に調光レンズ11
を着脱可能に掛合できる眼鏡を採用することによって、
上記技術的課題を解決した点に特徴がある。
【００１０】
【実施例】以下、本発明を添附図面に示す実施例に基づ
いて更に詳しく説明する。なお、図１は本発明を適用し
て構成した多機能眼鏡を示す斜視説明図、図２は図１の
分解斜視説明図、図３は図１で用いた鼻当パッドの背面
図、図４は本実施例のサングラス部材に枢支された撥ね
上げ部材を上方に撥ね上げた状態の要部のみを示した多
機能眼鏡の側面図、図５は図４の撥ね上げ部材を通常使
用位置に下げた状態の要部のみを示した多機能眼鏡の正
面図、図６は本発明の実施例で使用する別の付加フレー
ムの正面図、図７は図６の平面図である。
いて更に詳しく説明する。なお、図１は本発明を適用し
て構成した多機能眼鏡を示す斜視説明図、図２は図１の
分解斜視説明図、図３は図１で用いた鼻当パッドの背面
図、図４は本実施例のサングラス部材に枢支された撥ね
上げ部材を上方に撥ね上げた状態の要部のみを示した多
機能眼鏡の側面図、図５は図４の撥ね上げ部材を通常使
用位置に下げた状態の要部のみを示した多機能眼鏡の正
面図、図６は本発明の実施例で使用する別の付加フレー
ムの正面図、図７は図６の平面図である。
【００１１】図１および図２において、符号１で指示す
るものは、通常のサングラスと同様な外観を有するサン
グラス部材である。前記サングラス部材１はフロント枠
12に有害光線をカットする調光レンズ11を有し、この調
光レンズ11として、偏光レンズ、色付レンズ、フォトク
ロミックスレンズ、ミラーレンズなどが選択可能であ
る。前記フロント枠12の上縁の大略中央部には鼻部に跨
架可能な保持部材13が二股状に下向きに分岐しており、
かつ同保持部材13の二股状分岐部の接眼側に第１係合部
14・14…が対称的に形成されている。本実施例では、第
１係合部14・14…として突起物を採用しているけれど
も、例えば鉤状のフックなども使用可能であり、後述す
る付加フレームを着脱可能に固定できる係合部であれば
どのような形状のものを採用してもよい。つぎに、符号
２で指示するものは、前記サングラス部材１の内側に配
設される付加フレームである。前記付加フレーム２はレ
ンズ21を抱持し、このレンズ21として、屈折異常（近
視、遠視、乱視、老視）に対して視力矯正機能を有する
矯正レンズなどを採用可能である。前記レンズ21の間に
はブリッジ22が形成してあり、前記サングラス部材１の
第１係合部14・14…が係合するよう第２係合部23・23…
が前記ブリッジ22の適宜位置に設けてある。本実施例で
は、第２係合部23・23…として、前記第１係合部14・14
…が嵌合する孔を穿設してある。また、前記ブリッジ22
の適宜位置に、突起物から成る第３係合部24・24…が対
称的に形成してある。この第３係合部24・24…も、後述
する鼻当パッドを着脱可能に固定できる係合部であれば
どのような形状のものを使用してもよい。さらに、符号
３で指示するものは、軟質合成樹脂材料（例えば、シリ
コーンゴム）から成る鼻当パッドである。図３に示すよ
うに、前記付加フレーム２の第３係合部24・24…が係合
するよう第４係合部31・31…が前記鼻当パッド３の適宜
位置に設けてある。よって、前記サングラス部材１、付
加フレーム２および鼻当パッド３を、上記の係合部を用
いて係合すれば、調光機能と視力矯正機能とを同時に満
たす眼鏡を極めて簡単に作製することが可能になる。
るものは、通常のサングラスと同様な外観を有するサン
グラス部材である。前記サングラス部材１はフロント枠
12に有害光線をカットする調光レンズ11を有し、この調
光レンズ11として、偏光レンズ、色付レンズ、フォトク
ロミックスレンズ、ミラーレンズなどが選択可能であ
る。前記フロント枠12の上縁の大略中央部には鼻部に跨
架可能な保持部材13が二股状に下向きに分岐しており、
かつ同保持部材13の二股状分岐部の接眼側に第１係合部
14・14…が対称的に形成されている。本実施例では、第
１係合部14・14…として突起物を採用しているけれど
も、例えば鉤状のフックなども使用可能であり、後述す
る付加フレームを着脱可能に固定できる係合部であれば
どのような形状のものを採用してもよい。つぎに、符号
２で指示するものは、前記サングラス部材１の内側に配
設される付加フレームである。前記付加フレーム２はレ
ンズ21を抱持し、このレンズ21として、屈折異常（近
視、遠視、乱視、老視）に対して視力矯正機能を有する
矯正レンズなどを採用可能である。前記レンズ21の間に
はブリッジ22が形成してあり、前記サングラス部材１の
第１係合部14・14…が係合するよう第２係合部23・23…
が前記ブリッジ22の適宜位置に設けてある。本実施例で
は、第２係合部23・23…として、前記第１係合部14・14
…が嵌合する孔を穿設してある。また、前記ブリッジ22
の適宜位置に、突起物から成る第３係合部24・24…が対
称的に形成してある。この第３係合部24・24…も、後述
する鼻当パッドを着脱可能に固定できる係合部であれば
どのような形状のものを使用してもよい。さらに、符号
３で指示するものは、軟質合成樹脂材料（例えば、シリ
コーンゴム）から成る鼻当パッドである。図３に示すよ
うに、前記付加フレーム２の第３係合部24・24…が係合
するよう第４係合部31・31…が前記鼻当パッド３の適宜
位置に設けてある。よって、前記サングラス部材１、付
加フレーム２および鼻当パッド３を、上記の係合部を用
いて係合すれば、調光機能と視力矯正機能とを同時に満
たす眼鏡を極めて簡単に作製することが可能になる。
【００１２】つぎに、図４および図５に示すように、サ
ングラス部材１には撥ね上げ機構が設けてある。前記サ
ングラス部材１のフロント枠12の上縁に取付部16が設け
てあり、この取付部16に撥ね上げ部材15が上方に揺動可
能に枢支してある。この撥ね上げ部材15により、必要に
応じて調光レンズ11を上方に撥ね上げることができ、サ
ングラスを使用するほどには明るくない場所でも視力矯
正機能のみを有する眼鏡として使用することが可能にな
る。また、前記撥ね上げ部材15は可撓性を有する材質か
ら成り、当該撥ね上げ部材15の上部および下部に鉤状の
引掛部17が形成してある。これにより、可撓性を有する
撥ね上げ部材15の引掛部17に調光レンズ11を押し当てな
がら簡単に掛合できるので、必要に応じて調光レンズ11
を自在に取り替えることが可能になる。
ングラス部材１には撥ね上げ機構が設けてある。前記サ
ングラス部材１のフロント枠12の上縁に取付部16が設け
てあり、この取付部16に撥ね上げ部材15が上方に揺動可
能に枢支してある。この撥ね上げ部材15により、必要に
応じて調光レンズ11を上方に撥ね上げることができ、サ
ングラスを使用するほどには明るくない場所でも視力矯
正機能のみを有する眼鏡として使用することが可能にな
る。また、前記撥ね上げ部材15は可撓性を有する材質か
ら成り、当該撥ね上げ部材15の上部および下部に鉤状の
引掛部17が形成してある。これにより、可撓性を有する
撥ね上げ部材15の引掛部17に調光レンズ11を押し当てな
がら簡単に掛合できるので、必要に応じて調光レンズ11
を自在に取り替えることが可能になる。
【００１３】さらに、本発明の実施例で使用する別の付
加フレームについて説明する。図６および図７に示すよ
うに、第２係合部23・23…のみがブリッジ22の適宜位置
に設けてあり、サングラス部材１の第１係合部14・14…
が係合するような構造になっている。この場合、第１係
合部14・14…には突起物を使用し、第２係合部23・23…
には孔を使用している。この第１係合部14・14…の突起
物を、第２係合部23・23…の孔および鼻当パッド３の係
合部（孔）の両方に嵌合すれば、上記の実施例（図１お
よび図２）のような第３係合部24・24…がなくても本発
明に係る眼鏡が完成する。
加フレームについて説明する。図６および図７に示すよ
うに、第２係合部23・23…のみがブリッジ22の適宜位置
に設けてあり、サングラス部材１の第１係合部14・14…
が係合するような構造になっている。この場合、第１係
合部14・14…には突起物を使用し、第２係合部23・23…
には孔を使用している。この第１係合部14・14…の突起
物を、第２係合部23・23…の孔および鼻当パッド３の係
合部（孔）の両方に嵌合すれば、上記の実施例（図１お
よび図２）のような第３係合部24・24…がなくても本発
明に係る眼鏡が完成する。
【００１４】本発明の実施例は概ね上記のとおりである
が、本発明は前述の実施例に限定されるものでは決して
なく、「特許請求の範囲」の記載内において種々の変更
が可能であって、例えば、サングラス部材の支持部材の
形状およびサングラス部材の内側の付加フレームのブリ
ッジの形状は互いに係合可能であれば、どのような形状
に形成してもよく、このような変更は本発明の技術的範
囲に属することはいうまでもない。
が、本発明は前述の実施例に限定されるものでは決して
なく、「特許請求の範囲」の記載内において種々の変更
が可能であって、例えば、サングラス部材の支持部材の
形状およびサングラス部材の内側の付加フレームのブリ
ッジの形状は互いに係合可能であれば、どのような形状
に形成してもよく、このような変更は本発明の技術的範
囲に属することはいうまでもない。
【００１５】
【発明の効果】以上実施例を挙げて説明したとおり、本
発明によれば、視力矯正機能を有するフレームの形状を
外部に露呈させることなく、当該フレームをサングラス
部材の内側に配設できるので、調光機能と視力矯正機能
とが同時に満たされ、しかも通常のサングラスと少しも
変わらないスマートな外観を有する多機能眼鏡を提供す
ることが可能になる。また、撥ね上げ機構がサングラス
部材に設けてあるので、必要に応じて視力矯正機能のみ
を有する眼鏡として快適に使用できる。さらに、可撓性
を有する撥ね上げ部材に引掛部が形成してあるので、サ
ングラス部材の調光レンズを簡単に取り替えることがで
き、各種用途に使用できる多機能眼鏡が実現される。し
たがって、このような多機能眼鏡を使用することによっ
て得られる実用価値は頗る大となる。
発明によれば、視力矯正機能を有するフレームの形状を
外部に露呈させることなく、当該フレームをサングラス
部材の内側に配設できるので、調光機能と視力矯正機能
とが同時に満たされ、しかも通常のサングラスと少しも
変わらないスマートな外観を有する多機能眼鏡を提供す
ることが可能になる。また、撥ね上げ機構がサングラス
部材に設けてあるので、必要に応じて視力矯正機能のみ
を有する眼鏡として快適に使用できる。さらに、可撓性
を有する撥ね上げ部材に引掛部が形成してあるので、サ
ングラス部材の調光レンズを簡単に取り替えることがで
き、各種用途に使用できる多機能眼鏡が実現される。し
たがって、このような多機能眼鏡を使用することによっ
て得られる実用価値は頗る大となる。
【００１６】
【図１】本発明を適用して構成した多機能眼鏡を示す斜
視説明図である。
視説明図である。
【図２】図１の分解斜視説明図である。
【図３】図１で用いた鼻当パッドの背面図である。
【図４】本実施例のサングラス部材に枢支された撥ね上
げ部材を上方に撥ね上げた状態の要部のみを示した多機
能眼鏡の側面図である。
げ部材を上方に撥ね上げた状態の要部のみを示した多機
能眼鏡の側面図である。
【図５】図４の撥ね上げ部材を通常使用位置に下げた状
態の要部のみを示した多機能眼鏡の正面図である。
態の要部のみを示した多機能眼鏡の正面図である。
【図６】本発明の実施例で使用する別の付加フレームの
正面図である。
正面図である。
【図７】図６の平面図である。
１ サングラス部材 11 調光レンズ 12 フロント枠 13 保持部材 14 第１係合部 15 撥ね上げ部材 16 取付部 17 引掛部 ２ 付加フレーム 21 レンズ 22 ブリッジ 23 第２係合部 24 第３係合部 ３ 鼻当パッド 31 第４係合部
Claims (5)
- 【請求項１】 フロント枠12に有害光線をカットする調
光レンズ11を有すると共に、前記フロント枠12の上縁の
大略中央部には鼻部に跨架可能な保持部材13が二股状に
下向きに分岐しており、かつ同保持部材13の二股状分岐
部の接眼側に第１係合部14・14…が対称的に形成された
サングラス部材１と；レンズ21を抱持し、前記レンズ21
の間にはブリッジ22が形成されていると共に、前記サン
グラス部材１の第１係合部14・14…が係合するよう第２
係合部23・23…が前記ブリッジ22の適宜位置に設けられ
ており、かつ前記ブリッジ22の適宜位置に第３係合部24
・24…が対称的に形成された付加フレーム２とを含むこ
とを特徴とした多機能眼鏡。 - 【請求項２】 フロント枠12に有害光線をカットする調
光レンズ11を有すると共に、前記フロント枠12の上縁の
大略中央部には鼻部に跨架可能な保持部材13が二股状に
下向きに分岐しており、かつ同保持部材13の二股状分岐
部の接眼側に第１係合部14・14…が対称的に形成された
サングラス部材１と；レンズ21を抱持し、前記レンズ21
の間にはブリッジ22が形成されていると共に、前記サン
グラス部材１の第１係合部14・14…が係合するよう第２
係合部23・23…が前記ブリッジ22の適宜位置に設けられ
ており、かつ前記ブリッジ22の適宜位置に第３係合部24
・24…が対称的に形成された付加フレーム２と；前記付
加フレーム２の第３係合部24・24…が係合するよう第４
係合部31・31…が適宜位置に設けられており、かつ軟質
合成樹脂材から成る鼻当パッド３とを含むことを特徴と
した多機能眼鏡。 - 【請求項３】 サングラス部材１のフロント枠12の上縁
に取付部16が設けられており、この取付部16に撥ね上げ
部材15が上方に揺動可能に枢支された請求項１または２
に記載の多機能眼鏡。 - 【請求項４】 撥ね上げ部材15が可撓性を有する材質か
ら成ると共に、前記撥ね上げ部材15の上部および下部に
鉤状の引掛部17が形成され、その引掛部17に調光レンズ
11を着脱可能に掛合できる請求項１〜３の何れか一つに
記載の多機能眼鏡。 - 【請求項５】 調光レンズ11として、偏光レンズ、色付
レンズ、フォトクロミックスレンズ、ミラーレンズ等が
選択可能である請求項１〜４の何れか一つに記載の多機
能眼鏡。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11268894A JPH07318872A (ja) | 1994-05-26 | 1994-05-26 | 多機能眼鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11268894A JPH07318872A (ja) | 1994-05-26 | 1994-05-26 | 多機能眼鏡 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07318872A true JPH07318872A (ja) | 1995-12-08 |
Family
ID=14592999
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP11268894A Pending JPH07318872A (ja) | 1994-05-26 | 1994-05-26 | 多機能眼鏡 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07318872A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007286210A (ja) * | 2006-04-13 | 2007-11-01 | Leaven:Kk | 眼鏡着脱式サングラス |
| JP2013088566A (ja) * | 2011-10-17 | 2013-05-13 | Enix Co Ltd | 眼鏡フレームの二重枠連結構造 |
| JP5462931B1 (ja) * | 2012-12-29 | 2014-04-02 | 一成 大浦 | 眼鏡レンズ組立体の止着構造及び眼鏡 |
| JPWO2015079610A1 (ja) * | 2013-11-26 | 2017-03-16 | ソニー株式会社 | ヘッドマウントディスプレイ |
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-
1994
- 1994-05-26 JP JP11268894A patent/JPH07318872A/ja active Pending
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