JP6527318B2 - ゴルフクラブヘッド - Google Patents

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Description

本発明は、ゴルフクラブヘッドに関する。
ゴルフクラブヘッドには、ヘッド本体が中空構造を形成するものが多くある。この種のゴルフクラブヘッドでは、近年、ゴルフクラブヘッドの軽量化を目的として、ヘッド本体の薄肉化が進められている。しかしながら、このような薄肉化はゴルフクラブヘッドの剛性を低下させ、剛性が低下すると、一般的に好まれない低く鈍い打球音がするという問題が生じがちである。
そこで、上記問題を解決するために、ヘッド本体の内側表面上にリブが形成されることがある(特許文献1〜3参照)。このようなリブは、ヘッド本体の薄肉化により低下したゴルフクラブヘッドの剛性を効果的に向上させ、ひいてはゴルフクラブヘッドの固有振動数を大きくすることができる。その結果、薄肉化を図りつつも、高く響きのよい打球音が得られる。
特開平10−24128号公報 特開2002−186691号公報 特開2009−233266号公報
しかしながら、打球音の改善のためにリブを形成すると、当該リブにより重量が増し、結果としてゴルフクラブヘッドの軽量化が十分に図れないことがある。
本発明は、打球音の劣化を防止しつつ、軽量化されたゴルフクラブヘッドを提供することを目的とする。なお、ここでいうゴルフクラブヘッドの軽量化には、ゴルフクラブヘッドの重量を絶対的に軽量化することだけでなく、より多くの余剰重量を確保することが含まれるものとする。ここでいう余剰重量とは、ヘッドを形成するための最低重量以外の重量を意味する。すなわち、余剰重量をゴルフクラブヘッドの各所に割り付けると、ゴルフクラブヘッド全体の重量は変化しないことになるが、このような場合であっても、余剰重量の割り付けられた部位を除いてゴルフクラブヘッドが軽量化される限りにおいては、ゴルフクラブが軽量化されていると考えることができる。同様に、重量の増加との記載又はこれに類する記載は、より少しの余剰重量しか確保できないことを意味し得る。
本発明の第1観点に係るゴルフクラブヘッドは、中空構造のヘッド本体と、前記ヘッド本体の内側表面から起立するリブとを備える。前記リブの側面には、非円形の開口が形成されている。なお、ここでいう開口は、貫通孔であってもよいし、有底の開口であってもよい。
本発明の第2観点に係るゴルフクラブヘッドは、第1観点に係るゴルフクラブヘッドであって、前記開口は、多角形である。なお、ここでいう多角形とは、略多角形を含む概念であり、少なくとも1つの角又は少なくとも1つの辺、或いはその両方が湾曲している形状をも含む。
本発明の第3観点に係るゴルフクラブヘッドは、第2観点に係るゴルフクラブヘッドであって、前記開口は、三角形である。なお、ここでいう三角形とは、略三角形を含む概念であり、少なくとも1つの角又は少なくとも1つの辺、或いはその両方が湾曲している形状をも含む。
本発明の第4観点に係るゴルフクラブヘッドは、第1観点から第3観点のいずれかに係るゴルフクラブヘッドであって、前記リブの側面には、複数の開口が形成されている。
本発明の第5観点に係るゴルフクラブヘッドは、第3観点又は第4観点に係るゴルフクラブヘッドであって、前記リブの側面には、前記リブが少なくとも部分的にトラス構造を形成するような態様で配列された複数の三角形の開口が形成されている。
本発明の第6観点に係るゴルフクラブヘッドは、第1観点から第5観点のいずれかに係るゴルフクラブヘッドであって、前記リブと、前記ヘッド本体の少なくとも一部とは、一体的に形成されている。
本発明の第7観点に係るゴルフクラブヘッドは、第1観点から第5観点のいずれかに係るゴルフクラブヘッドであって、前記リブは、前記ヘッド本体の少なくとも一部に対し、別個に製造された後、固着されている。
本発明の第8観点に係るゴルフクラブヘッドは、第1観点から第7観点のいずれかに係るゴルフクラブヘッドであって、前記開口の占める体積は、前記リブが占める体積の10%〜70%である。
本発明の第9観点に係るゴルフクラブヘッドは、第1観点から第8観点のいずれかに係るゴルフクラブヘッドであって、前記ヘッド本体は、ソール部を有する。前記リブは、少なくとも前記ソール部の内側表面上に形成されている。
本発明の第10観点に係るゴルフクラブヘッドは、第1観点から第9観点のいずれかに係るゴルフクラブヘッドであって、前記ヘッド本体は、クラウン部を有する。前記リブは、少なくとも前記クラウン部の内側表面上に形成されている。
本発明の第11観点に係るゴルフクラブヘッドは、第1観点から第10観点のいずれかに係るゴルフクラブヘッドであって、前記ヘッド本体は、フェース部を有する。前記リブは、少なくとも前記フェース部の内側表面上に形成されている。
本発明の第12観点に係るゴルフクラブヘッドは、第1観点から第11観点のいずれかに係るゴルフクラブヘッドであって、前記ヘッド本体の前記内側表面は、互いに対向する第1面及び第2面を有する。前記リブは、前記内側表面において前記第1面及び前記第2面以外の面を通ることなく、前記第1面から前記第2面まで延びている。
本発明の第13観点に係るゴルフクラブヘッドは、第1観点から第12観点のいずれかに係るゴルフクラブヘッドであって、前記開口は、前記リブの側面において、前記ヘッド本体の振動の節付近に形成されている。
本発明の第14観点に係るゴルフクラブヘッドは、第1観点から第13観点のいずれかに係るゴルフクラブヘッドであって、ドライバーである。
本発明の第15観点に係るゴルフクラブヘッドは、中空構造のヘッド本体と、前記ヘッド本体の内側表面から起立するリブとを備える。前記リブの側面には、開口が形成されている。
本発明によれば、中空構造のヘッド本体の内側表面上にリブが形成され、当該リブの側面には開口が形成される。その結果、リブによりゴルフクラブヘッドの剛性を向上させつつも、リブの側面に形成された開口によりゴルフクラブヘッドの重量の増加が抑制される。さらに、リブの重量に対するリブの剛性(以下、リブの比剛性という)を効率よく向上させることができる。従って、ゴルフクラブヘッドの剛性低下を効果的に抑制することができ、打球音の劣化を防止しつつ、ゴルフクラブヘッドが軽量化される。
特に、第2観点のように、リブの開口が多角形に形成される場合には、リブの比剛性をより効率よく向上させることができる。また、第5観点のように、三角形の開口を複数形成し、リブを少なくとも部分的にトラス構造とした場合には、リブの比剛性をさらに効率よく向上させることができる。
基準状態でのゴルフクラブヘッドの斜視図。 基準状態でのゴルフクラブヘッドの平面図。 フェース部の境界を説明する図。 フェース部を除去したゴルフクラブヘッドを正面側から見た図。 クラウン部を除去したゴルフクラブヘッドを上方から見た図。 リブの拡大図。 変形例に係るリブを示す図。 別の変形例に係るリブを示す図。 さらに別の変形例に係るリブを示す図。 さらに別の変形例に係るフェース部を除去したゴルフクラブヘッドを示す図。 さらに別の変形例に係るリブを示す図。 実施例及び比較例に係る薄板部材(リブ)を示す図。
以下、図面を参照しつつ、本発明の一実施形態に係るゴルフクラブヘッドについて説明する。
<1.ゴルフクラブヘッドの全体構成>
図1は、本実施形態に係るゴルフクラブヘッド(以下、単に「ヘッド」ということがある)100の基準状態での斜視図であり、図2は、ヘッド100の基準状態での平面図である。なお、ゴルフクラブヘッド100の基準状態については、後述する。ヘッド100は、中空構造のヘッド本体6を有しており、ヘッド本体6は、互いに連続するフェース部1、クラウン部2、ソール部3、サイド部4及びホーゼル部5によって壁面が形成されている。ヘッド100は、ドライバー(#1)又はフェアウェイウッドといったウッド型であるが、後述する開口S1付きのリブ7を適用可能なゴルフクラブヘッドのタイプは限定されず、ヘッド本体が中空構造である限り、いわゆるユーティリティ型及びハイブリッド型等であってもよいし、アイアン型であってもよい。
フェース部1は、ボールを打撃するフェース面を有し、ヘッド100の前方部分を構成する。フェース面は、概ね平坦である。クラウン部2は、フェース部1と隣接し、ヘッド100の上面を構成する。ソール部3は、ヘッド100の底面を構成し、フェース部1及びサイド部4と隣接する。また、サイド部4は、クラウン部2とソール部3との間の部位であり、フェース部1のトゥ側からヘッド100のバック側を通り、フェース部1のヒール側へと延びる部位である。サイド部4のうち、特にトゥ側の部位をサイド部4aと表し、ヒール側の部位をサイド部4bと表す。さらに、ホーゼル部5は、クラウン部2のヒール側に隣接して設けられる部位であり、ゴルフクラブのシャフト(図示省略)が挿入される挿入孔51を有している。
ここで、上述した基準状態について説明する。図1及び図2に示すように、上記挿入孔51の中心軸線Zが水平面Hに対して垂直な平面D1(以下、基準垂直面D1)に含まれ、且つ所定のライ角とフック角となるように水平面H上にヘッド100が載置された状態を、基準状態と規定する。また、図2に示すように、基準垂直面D1と水平面Hとの交線の方向をトゥ−ヒール方向と称し、このトゥ−ヒール方向に対して垂直であり且つ水平面Hに対して平行な方向をフェース−バック方向と称する。また、水平面Hに対して垂直な方向をトップ−ソール方向と称する。
本実施形態において、クラウン部2とサイド部4との境界は次のように定義することができる。すなわち、クラウン部2とサイド部4との間に稜線が形成されている場合には、これが境界となる。これに対して、明確な稜線が形成されていない場合には、ヘッド100を基準状態に設置し、これをヘッド100の重心Gの真上から見たときの輪郭が境界となる。また、フェース部1とクラウン部2、ソール部3との境界についても、同様であり、稜線が形成されている場合には、これが境界となる。一方、明確な稜線が形成されていない場合には、図3(a)に示されるように、ヘッド100の重心GとスイートスポットSSとを結ぶ直線Nを含む各断面E1、E2、E3…において、図3(b)に示されるように、フェース外面の輪郭線Lfの曲率半径rがスイートスポットSS側からフェースの外側に向かって初めて200mmとなる位置Peがフェース部1の周縁(境界)として定義される。なお、スイートスポットSSとは、ヘッド重心Gからフェース外面に下した垂線の足である。
ゴルフクラブヘッド100の体積は、例えば、70cm3以上であることが好ましい。ゴルフクラブヘッド100がドライバーである場合には、300cm3以上であることが好ましく、400cm3以上であることがさらに好ましく、420cm3以上であることが特に好ましい。このような体積を有するヘッドは、構えた際の安心感が増し、かつ、スイートエリア及び慣性モーメントを増大させるのに役立つ。なお、ヘッド体積の上限は特に定めないが、実用上、例えば500cm3以下が望ましく、またR&AやUSGAのルール規制に従う場合には470cm3以下が望ましい。
ヘッド本体6は、例えば、比重が4.0〜5.0程度のチタン合金(例えば、Ti−6Al−4V)で形成することができる。また、チタン合金以外にも、例えばステンレス鋼、マレージング鋼、アルミ合金、マグネシウム合金、またはアモルファス合金等の中から1種または2種以上を用いて形成することもできる。また、金属材料に限らず、繊維強化プラスチック等で形成することもできる。後述するリブ7の材料についても同様である。なお、リブ7とヘッド本体6とは同じ材料で形成されていてもよいし、異なる材料で形成されていてもよい。
ところで、本実施形態に係るヘッド100は、クラウン部2、ソール部3、サイド部4及びホーゼル部5を有する本体部と、フェース部1とを組み立てることで構成される。本体部とフェース部1とは、例えば、溶接(プラズマ溶接、レーザー溶接、ロウ付けなど)により接合される。本体部は、クラウン部2、ソール部3及びサイド部4で囲まれた開口を有し、この開口を塞ぐようにフェース部1が取り付けられる。本体部は、複数の部品から組み立てることもできるし、一体的に形成することもできる。このような本体部及びフェース部1は、種々の方法で作製することができる。例えば、本体部は、公知のロストワックス精密鋳造法などの鋳造によって製造することができる。また、フェース部1は、例えば、鍛造製法や、平板のプレス加工等により製造することができる。
<2.リブの構造>
図4は、フェース部1を除去したヘッド100を正面側から見た図であり、図5は、クラウン部2を除去したヘッド100を上方から見た図である。図4及び図5は、ヘッド本体6の内部空間を示しており、同図に示されるとおり、ソール部3の内側表面上には、リブ7が形成されている。リブ7は、ヘッド100の剛性を向上させ、ヘッド100の固有振動数を大きくする役割を担うものであり、ひいては高音で心地の良い打球音を得ることができる。本実施形態に係るリブ7は、この剛性向上効果を高めるため、ソール部3の内側表面から当該内側表面に対し概ね直交するように起立しているが、一方に傾くように形成することも可能である。
図4及び図5に示すとおり、本実施形態に係るリブ7は、フェース部1に対し概ね平行に延びている。従って、リブ7は、主としてトゥ−ヒール方向の撓みを抑え、当該方向の剛性を高めることができる。また、本実施形態に係るリブ7は、薄い板状の部材であり、その長手方向に沿って概ね均等な厚みw1を有している。リブ7の厚みw1は、実現されるべき剛性値、ヘッド100全体での重量に対して許容されるリブ7の重量等の設計条件に応じて適宜設定可能であるが、w1=0.5mm〜3.0mmであることが好ましく、w1=0.7mm〜2.0mmであることがより好ましい。リブ7の厚みw1がこのように薄い場合には、リブ7による重量の増加を抑えつつも、ヘッド100の剛性を効率的に向上させることができる。また、リブ7の長手方向の長さL1も、設計条件に応じて適宜設定することが可能であるが、例えば、L1=80mm〜130mm、より好ましくはL1=90mm〜120mmとすることができる。また、L1に関する上記数値範囲は、ヘッド100の体積が400cm3以上の場合に特に適している。
本実施形態のリブ7の上端縁7aは、ソール部3においてリブ7が起立する部分の外側縁に概ね平行であり、外側に凸の形状で緩やかに湾曲している。一方、ヘッド本体6の内側表面には、ヘッド100の設計重心位置を実現する等の目的で余剰重量が割り当てられた肉厚部分6a,6cと、薄肉部分6bとが存在する。そのため、リブ7の高さh1は、概して当該薄肉部分6bでは高く、厚肉部分6a,6cでは低くなるが、例えば、最も高いところでh1=3mm〜10mm、より好ましくはh1=4mm〜8mmとすることができる。ただし、リブ7の高さh1も、設計条件に応じて適宜設定することが可能である。また、ソール部3の肉厚だけでなく、ソール部3の湾曲具合によっても、リブ7の形状が変化し、h1も変化する。
図6は、リブ7の拡大図である。図6に示すとおり、リブ7の側面には、多数の開口S1が形成されている。その結果、リブ7による剛性向上効果を低下させることなく、ヘッド100の軽量化を図ることができる。
本実施形態に係る開口S1は、貫通孔であり、リブ7の形状の都合上一部例外はあるものの、主として全て三角形の形状を有している。なお、本実施形態では、開口S1は、主として全て略正三角形である。さらに、これらの開口S1は、リブ7のトゥ側の端部7b以外の部位7cにおいて、隣接する三角形の辺と辺とが概ね平行になるように配列されている。すなわち、本実施形態に係るリブ7は、隣接する開口S1間の間隔w2が概ね一定であり、幅w2の梁を接続することにより形成されるようなトラス構造を形成している。その結果、リブ7の強度を、ひいてはリブ7による剛性向上効果を損なうことなく、効率よくヘッド100の軽量化が実現される。
梁の幅w2も、設計条件に応じて適宜設定することが可能であるが、例えば、w2=0.5mm〜3.0mm、より好ましくはw2=0.7mm〜2.0mmとすることができる。なお、幅w2は、場所によって異なるものとすることもできる。言い換えると、リブ7は、幅w2の異なる梁を組み合わせて形成したようなトラス構造とすることもできる。また、幅w2は、同じ梁内で変化してもよく、梁の長手方向の輪郭線が平行でなくてもよい。また、リブ7全体の体積に対し開口S1の占める体積の割合は、設計条件に応じて適宜設定することが可能であるが、例えば10%〜70%であり、より好ましくは20%〜50%である。
リブ7に形成される開口S1は、開口S1の形成されていない、リブ7となる部材(後述するように、ヘッド本体6の少なくとも一部及びリブ7を一体的に形成する場合には、これらの一体物)を成形した後に、当該部材に対し切削等の方法で形成することができる。或いは、鋳造等により、最初から開口S1の形成されたリブ7を製造することもできる。また、リブ7(開口S1が形成されているもの及び開口S1が形成されていないものを含む。)は、ヘッド本体6の少なくとも一部(例えば、上述の本体部)と一体的に形成することもできるし、ヘッド本体6とは別個に製造した後に、ヘッド本体6の少なくとも一部に対し溶接等により固着することもできる。
<3.変形例>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて、種々の変更が可能である。例えば、以下の変更が可能である。また、以下の変形例の要旨は、適宜組み合わせることができる。
<3−1>
リブ7に形成される開口S1の形状は、上述したものに限られず、例えば、四角形、五角形・・・等、三角形以外の多角形とすることができる。また、三角形であっても、正三角形に限らず、任意の三角形に形成することができる。ただし、三角形の開口S1を配列してリブ7をトラス構造にする観点からは、開口S1は正三角形や直角三角形、二等辺三角形等であることが好ましい。四角形であれば、正方形や長方形や平行四辺形が好ましい。すなわち、開口S1の形状としては、密に開口S1を配置し易い形状が好ましい。
<3−2>
リブ7に形成される開口S1の数は、1つであってもよい。また、リブ7に複数の開口S1が形成される場合において、同じ形状の開口S1のみを組み合わせるのではなく、異なる形状の開口S1を組み合わせることも可能であり、例えば、図7のように、異なる三角形の形状の開口S1を組み合わせることもできるし、例えば、図8のように、三角形の開口と四角形の開口S1とを組み合わせることができる。また、複数の三角形の開口S1が形成される場合において、例えば、図9のように、リブ7がトラス構造とならないように開口S1を配列することもできる。
<3−3>
ヘッド本体6の内側表面上において、開口S1の形成された複数本のリブ7を形成することができる。また、開口S1の形成されているリブ7と、開口S1の形成されていないリブとを組み合わせて形成することもできる。
<3−4>
リブ7の形成される位置は、上述したものに限られない。例えば、クラウン部2、サイド部4又はフェース部1の内側表面上のいずれかに形成してもよいし、これらの部1,2,4及びソール部3から選択される2つ以上の部の内側表面上に跨って形成することもできる。また、ヘッド本体6の内側表面を構成する、互いに対向する任意の面と面との間に柱状に延びるリブ7を形成し、そこに開口S1を形成することができる。例えば、図10に示すように、サイド部4を介さずにクラウン部2からソール部3を繋ぐように柱状に延びるリブ7を形成し、そこに開口S1を形成することもできる。
また、リブ7の延びる方向も上述したものに限られず、例えば、トゥ−ヒール方向に延びるように形成することもできるし、フェース−バック方向に延びるように形成することもできるし、トップ−ソール方向に延びるように形成することもできるし、トゥ−ヒール方向、フェース−バック方向及びトップ−ソール方向から選択される2つ以上の方向に対して角度を付けて延びるように形成することもできる。また、リブ7は、その長手方向に沿って直線状に延びている必要はなく、湾曲していてもよい。すなわち、リブ7は、ヘッド本体6の内側表面のうち、剛性を向上させたい箇所に、剛性を向上させたい方向に沿って、任意の態様で形成することができる。
<3−5>
上記実施形態では、高さの低いリブ7のトゥ側の端部7bにおいては、成形が難しいため開口S1が形成されないが、開口S1は、リブ7全体に亘って形成することもできる。また、リブ7の一部にのみ開口S1を形成する場合であっても、例えば、図11のように、開口S1は、リブ7の上記実施形態とは異なる部位に形成することもできる。
通常、一次固有振動モードは、ソール面の中央付近が振動の腹に、外周付近が振動の節になる場合が多く、その振動の腹付近はリブ7による剛性向上をより必要としている。従って、図11のように、ヘッド本体6の振動の腹付近ではリブ7に開口S1を形成しないように構成することができる。すなわち、リブ7に開口S1を形成する場合には、若干ではあるが、その周辺においてリブ7による剛性向上効果が低下し得る。従って、開口S1は、リブ7の剛性向上効果が低下したとしても比較的問題とならない部位である、振動の節付近に形成することが好ましいと言える。勿論、振動の腹及び節の両方に開口S1を形成してもよいが、振動の腹付近には開口S1を形成しない又は少ししか形成しないようにし、振動の節付近に開口S1が集中するようにことで、効果的に剛性を維持させることができる。
<3−6>
リブ7に形成される開口S1は、上記実施形態のように貫通孔とすることもできるし、有底の開口とすることもできる。また、貫通孔と有底の開口とを組み合わせることもできる。
以下、本発明の実施例について説明する。但し、本発明は、以下の実施例に限定されない。
ここでは、第1比較例として、リブを簡易的に開口のない薄板部材とし(図12(A)参照)、長手方向の断面二次モーメントを算出した。また、第2比較例として、第1比較例1よりも高さh1が低く、開口のない薄板部材(図12(B)参照)の長手方向の断面二次モーメントを算出した。
また、第1実施例として、正三角形の開口(貫通孔)を有する薄板部材(図12(C)参照)の、第2実施例として、正方形の開口(貫通孔)を有する薄板部材(図12(D)参照)の、第3実施例として、円形の開口(貫通孔)を有する薄板部材(図12(E)参照)の、長手方向の断面二次モーメントを算出した。
以上の比較例及び実施例に係る薄板部材の寸法(長さL1、厚みw1及び高さh1)は、以下の表1のとおりであった。また、実施例の薄板部材の開口の寸法(底辺b1、高さb2及び直径r1)も、以下の表1のとおりであった。すなわち、第1〜第3実施例の薄板部材は、第1比較例と同じ形状・同素材の薄板部材に開口を形成したものであり、各々開口の形状は異なるものの、開口の体積は同じである。また、第2比較例の薄板部材は、第1比較例及び第1〜第3実施例の薄板部材と比較して、高さh1以外の寸法は同じである。また、第2比較例の薄板部材と、第1〜第3実施例の薄板部材の占める体積とは、全て同じである。従って、上記実施形態のリブ7として第1比較例の薄板部材を用いた場合に対する、第2比較例及び第1〜第3実施例の薄板部材を用いた場合の重量(体積)の低減効果は同じである。
第1比較例の断面二次モーメントに対する、第2比較例及び第1〜第3実施例の各断面二次モーメントの百分率をリブの剛性比として算出したところ、表1に示すとおりとなった。なお、ここで算出された断面二次モーメントは、薄板部材の長手方向に垂直な各断面の断面二次モーメントを、長手方向に沿って一端から他端まで積分した値である。
断面二次モーメントは、物体の剛性を表す指標となるが、表1から分かるとおり、第1比較例に対し同じ分量だけ重量(体積)を低減した場合に剛性の低下を防ぐことができる程度(リブの剛性比)は、第1実施例(正三角形)、第2実施例(正方形)、第3実施例(円形)、第2比較例(開口なしで、高さが低い)の順となった。すなわち、上記実施形態のリブ7に開口を設けることで、軽量化を図りつつも、効率的に剛性を維持することができることが分かる。また、開口の形状としては、軽量化及び剛性の向上を図る観点からは、多角形が優れており、特に、三角形が優れていることが分かる。
1 フェース部
2 クラウン部
3 ソール部
4 サイド部
6 ヘッド本体
7 リブ
7b トゥ側の端部
7c トゥ側の端部以外の部位
100 ゴルフクラブヘッド
S1 開口

Claims (14)

  1. 中空構造のヘッド本体と、
    前記ヘッド本体の内側表面から起立し、前記内側表面上に略直線状に延びるリブと
    を備えるゴルフクラブヘッドであって、
    前記リブの側面には、非円形の開口が形成され、
    前記開口は、前記リブの側面において、前記ヘッド本体の振動の節付近に形成され、前記ヘッド本体の振動の腹付近には形成されない、
    ゴルフクラブヘッド。
  2. 前記開口は、多角形である、
    請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  3. 前記開口は、三角形である、
    請求項2に記載のゴルフクラブヘッド。
  4. 前記リブの側面には、複数の開口が形成されている、
    請求項1から3のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
  5. 前記リブの側面には、前記リブが少なくとも部分的にトラス構造を形成するような態様で配列された複数の三角形の開口が形成されている、
    請求項3又は4に記載のゴルフクラブヘッド。
  6. 前記リブと、前記ヘッド本体の少なくとも一部とは、一体的に形成されている、
    請求項1から5のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
  7. 前記リブは、前記ヘッド本体の少なくとも一部に対し、別個に製造された後、固着されている、
    請求項1から5のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
  8. 前記開口の占める体積は、前記リブが占める体積の10%〜70%である、
    請求項1から7のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
  9. 前記ヘッド本体は、ソール部を有し、
    前記リブは、少なくとも前記ソール部の内側表面上に形成されている、
    請求項1から8のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
  10. 前記ヘッド本体は、クラウン部を有し、
    前記リブは、少なくとも前記クラウン部の内側表面上に形成されている、
    請求項1から9のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
  11. 前記ヘッド本体は、フェース部を有し、
    前記リブは、少なくとも前記フェース部の内側表面上に形成されている、
    請求項1から10のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
  12. 前記ヘッド本体の前記内側表面は、互いに対向する第1面及び第2面を有し、
    前記リブは、前記内側表面において前記第1面及び前記第2面以外の面を通ることなく、前記第1面から前記第2面まで延びている、
    請求項1から11のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
  13. ドライバーである、
    請求項1から12のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
  14. 中空構造のヘッド本体と、
    前記ヘッド本体の内側表面から起立し、前記内側表面上に略直線状に延びるリブと
    を備えるゴルフクラブヘッドであって、
    前記リブの側面には、開口が形成され、
    前記開口は、前記リブの側面において、前記ヘッド本体の振動の節付近に形成され、前記ヘッド本体の振動の腹付近には形成されない、
    ゴルフクラブヘッド。

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