JP6526693B2 - 温度スイッチ - Google Patents

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Description

本発明は、バイメタル素子を用いた温度スイッチに関わり、より詳しくは、小型で大きな電流を使う電化製品で使用される大電流を、通電又は遮断する小型の温度スイッチに関する。
従来、バイメタル素子を用いた温度スイッチが知られている。例えば、平行に配置した2個の端子の端部にそれぞれ設けられた固定接点を、バイメタル素子の動作に連動する1個の可動接点で開閉する構造の温度スイッチが提案されている。(例えば、特許文献1参照。)
この特許文献1の温度スイッチは、上記のように2個の端子が平行して配置されていてスイッチ内の通電方向が接点部で折り返すようになっているので、スイッチ内部での通電は接点部のみで、例えばバイメタル素子や可動板等の他の構成部分に電気は流れない。
このように通電方向が接点部で折り返す構成であるのでスイッチ内の通電経路が最小、つまりスイッチの内部抵抗が最小であるので、電気抵抗による発熱が極めて小さく、そのためスイッチの動作温度が予め設定された実際の動作温度よりも低くなるという問題が解消された構成となっている。
この温度スイッチは、組み込まれる電気機器の使用電圧が低電圧であることが前提となっており、平行する端子間の距離が狭くても支障は生じないので、通電方向が接点機構で折り返す構成は、温度スイッチの全体構成を小型化できるという利点がある。
国際公開番号WO2008/053575号公報
ところで、例えば200V〜250Vという高電圧の商用電圧が一般家庭等に供給される国々において、温度スイッチが組み込まれる、例えばヘアドライヤーのような電気機器の場合、使用電圧が250Vという高電圧であると、特許文献1の温度スイッチのように通電方向の往路と復路が平行する端子の間隔が狭い構造では、端子間で電流が短絡する危険性が高い。
この危険性は、端子間の距離を広げることで解消できる。しかし、平行に配置した2個の端子の間隔を広げるのは、その分だけ、温度スイッチ全体の構成が大型化するので、ヘアドライヤーや、その他の小型の電気機器には、組み込むことが困難になるという問題が発生する。
本発明は、上記従来の課題を解決するものであって、小型で大きな電流を使う電化製品で使用される大電流を、通電又は遮断する小型の温度スイッチを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の温度スイッチは、順次直線状に配置された第1端子部、スイッチ本体部、及び第2端子部、を有し、上記第1端子部は、外端部に形成された第1端子と、上記スイッチ本体部の中に入り込む内端部に設けられた第1固定接点と、を有し、上記第2端子部は、外端部に形成された第2端子と、上記スイッチ本体部の中に入り込む内端部に設けられ、上記第1固定接点から所定の間隔を有する第2固定接点と、を有し、上記スイッチ本体部は、絶縁材と、可動板と、バイメタル素子とを有し、上記絶縁材は、上記第1端子と上記第1固定接点との連通部を保持する第1保持部と、上記第2端子と上記第2固定接点との連通部を保持する第2保持部と、上記可動板と上記バイメタル素子それぞれの一方の端部を重ねて保持する片持保持部と、を有し、上記可動板は、上記第1保持部と上記第2保持部との間に掛け渡され、上記一方の端部に対する他方の端部に形成されたフック部と、中央部に形成され、根元部を除いて周囲部から切り離された形状の舌片部と、を有し、上記舌片部は、第1固定接点及び上記第2固定接点に対向する面に取り付けられた1個の可動接点と、該可動接点を第1固定接点及び上記第2固定接点から引き離す方向に反り返るバネ性と、を有し、上記バイメタル素子は、上記一方の端部に対する他方の端部を上記可動板の上記フック部に保持され、上記第1固定接点及び上記第2固定接点に対し上記可動接点が開くとき、反り返り方向を各接点方向に凹状に反転し、上記舌片部の上記バネ性の付勢力を開放し、上記第1固定接点及び上記第2固定接点に対し上記可動接点が閉じるとき、反り返り方向を各接点方向に凸状に反転し、該凸状の中央部で上記舌片部を上記第1固定接点及び上記第2固定接点に対して押圧する、ように構成される。
本発明は、小型で大きな電流を使う電化製品で使用される大電流を、通電又は遮断する小型の温度スイッチを提供することができる。
実施例1に係る温度スイッチの側断面図である。 図1Aの分解斜視図である。 図1Aの分解斜視図である。 図1Aの分解斜視図である。 図1Aの分解斜視図である。 実施例1に係る温度スイッチの動作状態を説明する側断面図である。 実施例1に係る温度スイッチの動作状態を説明する側断面図である。 実施例2に係る温度スイッチの可動板の構成を示す斜視図である。 実施例2に係る温度スイッチの動作状態を説明する側断面図である。 実施例2に係る温度スイッチの動作状態を説明する側断面図である。 実施例3に係る温度スイッチの可動板の構成を示す斜視図である。 実施例3に係る温度スイッチの可動板の構成を示す斜視図である。 実施例3に係る温度スイッチの可動板とバイメタル素子との係合関係と動作状態を示す斜視図である。 実施例3に係る温度スイッチの可動板とバイメタル素子との係合関係と動作状態を示す斜視図である。 実施例4に係る温度スイッチの可動板における舌片部の先端部突起の形成手順を示す図である。 実施例4に係る温度スイッチの可動板における舌片部の先端部突起の形成手順を示す図である。 実施例4に係る温度スイッチの可動板における舌片部の先端部突起の形成手順を示す図である。 実施例4に係る温度スイッチの可動板における舌片部の先端部突起の形成手順を示す図である。 実施例4に係る温度スイッチの可動板における舌片部の先端部突起の形成手順を示す図である。 実施例4に係る温度スイッチの可動板における舌片部の先端部突起の形成手順を示す図である。 実施例4に係る温度スイッチの可動板における舌片部の先端部突起の形成手順を示す図である。 実施例4に係る温度スイッチの可動板における舌片部の先端部突起の形成手順を示す図である。 実施例4に係る構成の可動板を組み込んだ温度スイッチの組み上がり平面図である。 図6Aの動作状態を示す側断面図である。 図6Aの動作状態を示す側断面図である。 実施例5に係る温度スイッチの平面図である。 図7Aの動作状態を示す断面図である。 図7Aの動作状態を示す断面図である。 図7B及び図7CのA−A´断面矢視図の例を示す図である。 図7B及び図7CのA−A´断面矢視図の例を示す図である。 図7B及び図7CのA−A´断面矢視図の例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。なお、本発明に係る温度スイッチは、小型で大きな電流を使う例えばヘアドライヤー等の電化製品で使用される大電流を、通電又は遮断する小型の温度スイッチに関するものである。
[実施例1]
図1Aは、本発明の実施例1に係る温度スイッチの外観斜視図であり、図1B〜図1Eは、その分解斜視図である。図1A〜図1Dに示すように、実施例1に係る温度スイッチ1は、第1端子部2、スイッチ本体部3、及び第2端子部4を順次直線状に配置した状態で構成されている。
第1端子部2は、平板金属材料で構成され、外端部に形成された第1端子5と、スイッチ本体部3の中に入り込む内端部に設けられた第1固定接点6とを備えている。
また、第2端子部4は、これも平板金属材料で構成され、外端部に形成された第2端子7と、スイッチ本体部3の中に入り込む内端部に設けられた第2固定接点8を備えている。第2固定接点8は、第1固定接点6から所定の間隔aを有して配置されている。
また、スイッチ本体部3は、第1端子部2と第2端子部4とを含んで一体成型された絶縁材10を備えている。絶縁材10は、第1端子5と第1固定接点6との連通部を保持する第1保持部11と、第2端子7と第2固定接点8との連通部を保持する第2保持部12を備えている。
更に、絶縁材10は、第1保持部11又は第2保持部12のいずれか一方の保持部(図1A及び図1Bの例では第2保持部12)の上部に片持保持部としての断面が長方形の絶縁支柱13を備えている。また、絶縁材10は、他方の保持部(図1A及び図1Bの例では第1保持部11)の上部に絶縁フック部14を備えている。
ここで、上記の構成は、第1端子部2及び第2端子部4には圧延板材を使用し、プレス加工で必要な形状を作成する。これら第1端子部2及び第2端子部4を樹脂成型により絶縁材10と一体に成型し、中央部で両端子部の端部にそれぞれ第1固定接点6及び第2固定接点8を取り付ける。
また、スイッチ本体部3は、可動板15を備えている。可動板15は、その中央部において、根元部を除いて周囲部16から切り離された形状の舌片部17を形成されている。つまり可動板15は舌片部17とその周囲部16に分かれている。
この形状は、両者の境界部を打ち抜き加工で除去して、両者が干渉無く独立して変位できるように形成されている。この舌片部17の下面には、1個の可動接点18が固定して取り付けられている。
この可動板15の長手方向の一方の端部(図1Cに示す例では舌片部17が周囲部16と連結している右方の端部)には、支柱嵌合部19が形成されている。また、可動板15の長手方向の他方の端部には、2段に折り曲げられて形成されたフック部21が形成されている。
この可動板15は、絶縁材10の第1保持部11と第2保持部12との間に掛け渡され、フック部21が絶縁フック部14に緩やかに嵌入し、支柱嵌合部19が絶縁支柱13に密に嵌合して固定され、絶縁材10により片持ち支持される。
上記の絶縁支柱13は片持ち支持を強固にするため金属で構成されている。この形成では、上述した第1端子部2及び第2端子部4を樹脂成型により絶縁材10と一体成型する際、両端子部と一体で成型し、成型後に一部を切断することにより両端子部から電気的に切り離す。
上記の組み込み状態で、舌片部17の可動接点18が、第1固定接点6及び第2固定接点8の両方に対向する位置に、つまり2つの固定接点を可動接点18が橋渡しをするような位置に、配置される。
この可動板15の上部に、熱応動素子としてのバイメタル素子22が配置される。バイメタル素子22は、片持ち固定部23と反転動作部24から成り、片持ち固定部23には嵌合係止孔25が形成されている。
バイメタル素子22は、可動板15の上部において、絶縁材10の第1保持部11と第2保持部12との間に掛け渡される。このとき、バイメタル素子22の反転動作部24の自由端(左方の端部)が可動板15のフック部14に保持され、片持ち固定部23の嵌合係止孔25が可動板15の支柱嵌合部19に対し外側から嵌合する。
このように、一方では絶縁材10の絶縁支柱13に外嵌し、他方ではバイメタル素子22の嵌合係止孔25から外嵌された可動板15の支柱嵌合部19に対し、箱蓋状の金属製の固定助勢部材26が外嵌して締め付ける。
これにより、可動板15の一方の端部(支柱嵌合部19を備えた端部)とバイメタル素子22の一方の端部(片持ち固定部23)とが、絶縁支柱13と固定助勢部材26とにより、絶縁材10の第2保持部12に強固に片持ち保持される。
図2A及び図2Bは、実施例1に係る上記構成の温度スイッチ1の動作状態を示す側断面図であり、図2Aは温度スイッチ1として接点を開いたときの状態を示し、図2Bは温度スイッチ1として接点を閉じたときの状態を示している。
なお、図2Aにおいて、図1A〜図1Eと同一の構成部分には図1A〜図1Eと同一の符号を付与して示し、図2Bは説明に必要な部分にのみ図2Aと同一の符号を付与して示している。
また、本発明の以下に示すいずれの実施例においても、温度スイッチは、用途及びバイメタル素子の設計によって、常時開スイッチ(例えば、常温時に図2Aの状態)としても、常時閉スイッチ(例えば、常温時に図2Bの状態)としても使用できるものである。
すなわち、常温時に接点が開放する方向に凸の形状のバイメタル素子22を組み込むと、図2Aに示す常温時開路状態(常時開スイッチ)になる。この状態から周囲温度が上昇すると、バイメタル素子22が所定の温度付近で反り返り方向を反転させる。
そして、図2Bに示すように、バイメタル素子22は可動接点18を第1固定接点6及び第2固定接点8の方向に押し出す状態となり、可動接点18が第1固定接点6及び第2固定接点8に接触し、接点回路が閉じられて、第1端子5と第2端子7の間に電流が通電する。
接点回路が閉路後、周囲温度が低下してバイメタル素子22の復帰温度に到達すると、バイメタル素子22の反り返り方向が逆転して可動接点と2つの固定接点とを開放状態とし、常時開スイッチの状態に復帰する。
上記のバイメタル素子22を逆向きに取り付けると、図2Bに示す常温時閉路状態(常時閉スイッチ)になる。周囲温度が異常高温になると、図2Aに示すように、バイメタル素子22が反転動作して、通電を遮断する温度スイッチの構造となる。
ただし、説明の便宜上、以下に示す実施例においては、いずれの場合も常時閉スイッチつまり、温度スイッチとしては常温時に図2Bのように接点が閉じていて、周囲温度が所定以上の高温になると図2Aのように接点が開くスイッチとして説明する。
本例における舌片部17は、可動接点18が固定接点6及び8から離れる方向に、つまり接点開放方向に反り返るバネ力を付加されている。なお、可動接点18、固定接点6、8の取り付けは、取り付け部に固定できる方法であれば、溶接、接着、加締め、その他いずれの方法であってもよい。
この温度スイッチ1は、常温時において、図2Bに示すように、第1固定接点6及び第2固定接点8に対して可動接点18が閉じて、第1端子5と第2端子7との間に電流が通電されている。
このとき、バイメタル素子22は、反り返り方向を各接点方向に凸状に反転変形させている。この各接点方向に凸状に反転変形したバイメタル素子22の凸状の中央部が可動板15の舌片部17を、そのバネ性の付勢力に抗して押し出すように作用する。
これにより、可動接点18が舌片部17と共に第1固定接点6及び第2固定接点8の方向に押圧され、可動接点18と第1固定接点6及び第2固定接点8との接点接触力が発生し、この接点接触力が継続する間、第1端子5と第2端子7との間の通電が継続される。
そして、第1端子5と第2端子7との間の通電が長期化して接点部が発熱し、又は周囲温度が例えば熱風等によって上昇すると、バイメタル素子22の反り形状が次第に変化し、所定の温度で、図2Aに示すように、反り返り方向が各接点方向に凹状に反転変形し、舌片部17に対する押圧を解除し、舌片部17のバネ性の付勢力を開放する。
これにより、舌片部17が、そのバネ性の付勢力で第1固定接点6及び第2固定接点8に対して反対方向に反り返り、可動接点18が第1固定接点6及び第2固定接点8から離れて接点接触が解除され、第1端子5と第2端子7との間の電流が遮断される。
[実施例2]
図3Aは、実施例2に係る温度スイッチの可動板の構成を示す斜視図であり、図3B及び図3Cは、その可動板を組み付けた温度スイッチの動作状態を示す側断面図である。なお、図3A〜図3Cには、図1A〜図1E、図2A、及び図2Bと同一の構成又は機能部分には図1A〜図1E、図2A、及び図2Bと同一の符号を付与して示している。
図3A〜図3Cに示すように、実施例2に係る温度スイッチ27の可動板15の舌片部17は、可動接点18を保持する面の反対側面の可動接点18に対応する位置に突部28を備えている。
この構成において、バイメタル素子22は、図3Bに示すように、第1固定接点6及び第2固定接点8に対して可動接点18が閉じるときは、各接点方向に凸状に反転した反り返り方向の凸状の中央部22−1で突部28を押圧する。これにより、固定接点への可動接点の接触圧をより強くすることができる。
なお、第1固定接点6及び第2固定接点8に対して可動接点18が開くときの動作において、バイメタル素子22と可動板15及び舌片部17との連動関係は、突部28の有無に関わりなく、図2Aの場合と同様である。
[実施例3]
図4A及び図4Bは、実施例3に係る温度スイッチの可動板15の構成を示す斜視図であり、図4C及び図4Dは、可動板15とバイメタル素子22との係合関係と動作状態を示す斜視図である。なお、実施例3に係る温度スイッチは、可動板15とバイメタル素子22の構成が、実施例1及び2と異なるだけであるので、全体構成の図示は省略している。
図4A及び図4Bに示すように、可動板15の舌片部17は、可動接点18を保持する面の反対側面の可動接点18に対応する位置にフック状突部29を備えている。フック状突部29は、舌片部17に切り込みを入れ、切り込みの付け根部を可動接点18の反対側に引き起こして形成されている。
ただし、この段階では、フック状突部29は、中央に浅い形状の谷折り部31を形成され、付け根部からの引き起こしも浅く斜めに引き起こされただけの状態になっている。一方のバイメタル素子22は、図4C及び図4Dに示すように、可動板15に組み付けられたときのフック状突起29に対応する位置に孔32が形成されている。
したがって、バイメタル素子22が、図4Cに示すように、可動板15に向けて凸状に組み付けられると、図4A及び図4Bに示すフック状突部29が、谷折り部31の谷折りが浅く付け根部からの引き起こしが浅いため容易に孔32を貫通して、孔32の上部に露出する。
ここで、フック状突部29の谷折り部31の浅い谷折りを90度まで折り曲げ、更に根部からの浅い引き起こしを90度まで立つように引き起こすと、舌片部17の面から垂直に立ったフック状突部29の先端に、垂直部から横90度に曲げられたフック33が形成される。なお、このときの曲げと引き起こしの順序は、どちらが先でどちらが後であってもよい。
この構成により、実施例3に係る温度スイッチにおいて、バイメタル素子22が反り返り方向を各接点方向に凹状に反転したとき(図4Dの状態、図2Aも参照)、フック状突起29は、フック33を孔32の縁に係止させて、第1固定接点6及び第2固定接点8から離れる方向への舌片部17の反り返りを助勢する。これにより接点の開放が強化される。
一方、バイメタル素子22が反り返り方向を各接点方向に凸状に反転して(図4Cの状態、図2Bも参照)、反転した反り返り方向の凸状の中央部で舌片部17を第1固定接点6及び第2固定接点8の方向へ押圧するとき、フック状突起29は、フック33を孔32より外に突き出して孔の縁との係止を解除し、バイメタル素子22による舌片部17への押圧を自由にする。
[実施例4]
図5A〜図5Hは、実施例4に係る温度スイッチの可動板における舌片部の先端部突起の形成手順を示す図である。なお、図5A〜図5Hには、図3A〜図3Cと同一の構成又は機能部分には、図3A〜図3Cと同一の符号を付与して示している。また、図5B、図5D、図5F、図5Hは、それぞれ図5A、図5C、図5E、図5Gの裏面構成を破線で透視的に示した図である。
図5A及び図5Bに示すように、可動板15の舌片部17は、その先端(フック部21方向を向く自由端)側の所定の狭い幅部分34が、長さの中央からおよそ1/2を舌片部17の先端から切り離され、舌片部先端との繋がり部分34−1と、舌片部先端との切離し部分34−2とに分けられている。
繋がり部分34−1と切離し部分34−2との境界つまり切離し部分34−2の根元には浅い谷折り35が形成され、切離し部分34−2が斜め上方(可動接点18の配置面の反対方向)に浅い角度で引き起こされて突片状の突出し部36(34−2)を形成されている。
図5C及び図5Dは、それぞれ図5A及び図5Bの天地を逆にして示す図である。図5C及び図5Dに示すように、舌片部17の先端と、可動板15のフック部21側の周囲部16との間には舌片部17の側面の打ち抜き加工で除去された間隔よりも大きい間隔の打ち抜き孔37が形成されている。
図5E及び図5Fは、それぞれ図5C及び図5Dの状態から、狭い幅部分34の繋がり部分34−1を、可動接点18の配置面側に直角に折り込んだ状態を示す図である。図5C及び図5Dに示す突出し部36(34−2)は、上述したように谷折り35の谷折りが浅く、引き起し角度が斜めである。
したがって、繋がり部分34−1の直角の折り込みに応じて、突出し部36(34−2)は、可動接点18の配置面の反対面側から打ち抜き孔37を容易にすり抜けて、可動接点18の配置面側に抜け出すことができる。
ここで、図5G及び図5Hに示すように、突出し部36の谷折り35の谷折りを90度まで折り曲げると、突出し部36が可動板15のフック部21側の周囲部16方向に真っ直ぐに延び出し、突出し部36の先端が打ち抜き孔37の縁部に当接して係合する。
図5Hは、図5Gの天地を逆にして示す図である。実施例1の最初で述べたように、舌片部17は、可動接点18が固定接点6及び8から離れる方向に、つまり接点開放方向に反り返るバネ力を付加されている。
図5G及び図5Hに示すように、舌片部17に外力が加わらない自由状態のときは、突出し部36の先端が、舌片部17の先端方向(フック部21方向)の周囲部16に、つまり打ち抜き孔37の縁に、接点側から当接し、バネ性の付勢力に抗して舌片部17の反り返りを抑制する。
図6Aは上記構成の可動板15を組み込んだ温度スイッチ38の組み上がり平面図であり、図6B及び図6Cは、その動作状態を示す断面図である。なお、図6A、図6B、及び図6Cには、図2A及び図2Bに示した構成と同一の構成又は機能を有する部分には図2A及び図2Bと同一の符号を付与して示している。
また、この実施例4に係る温度スイッチ38には、第1端子部2及び第2端子部4の材料として、圧延板材を用いる代わりにワイヤ41を用いている。このように第1端子部2及び第2端子部4にワイヤ41を用いる場合、絶縁樹脂で形成する本体中央部42に接点収納部43を設ける。
そして、この本体中央部42の両側の絶縁樹脂体にワイヤ41の貫通孔をそれぞれ設ける。ワイヤ41は丸線を断面が正方形となるように成型し、 同じ形の貫通孔に挿入する。このようにすることで、ワイヤ41の回転を防止することが出来る。
更に、貫通孔を通って本体中央部42の接点収納部43に突き出したワイヤ41の先端を潰し、所定の間隔を置いて第1固定接点6及び第2固定接点8を相互に溶接して、一対の固定接点とリード端末に構成することができる。
また、この実施例4に係る温度スイッチ38には、第1端子部2と第1固定接点6との連通部を保持する第1保持部11の上部に、実施例1〜3に示した絶縁フック部14が形成されていない。
このように、第1保持部11の上部に絶縁フック部14が無く、可動板15が第2保持部12のみの片持ち固定であっても、可動板15には、その周囲部16に、舌片部17とは反対方向つまり固定接点側に反るバネ性を与えてある。
したがって、フック部21が絶えず第1保持部11の上面に当接する方向に付勢されるため、他の実施例の場合と同様に、フック部21が絶縁フック部14に保持されている場合と変わらない動作が得られる。
この温度スイッチ38において、図6Bに示す接点開放時には、バイメタル素子22が反り返り方向を各接点方向に対し凹状に反転し、舌片部17への押圧を解除し,舌片部17が自由状態になると、舌片部17は可動接点18を第1固定接点6及び第2固定接点8からの引き離す方向へ反り返ろうとする。
このとき、図5G、図5H、及び図6Bに示すように、舌片部17の突出し部36の先端が、フック部21方向の周囲部16(打ち抜き孔37の縁)に接点側から当接する。これにより、接点開放時には、突出し部36の作用で、舌片部17はバイメタル素子22に接触することを禁止される。
もし、接点開放時に、舌片部17がバイメタル素子22に接触状態であると、バイメタル素子22が周囲温度の変化により反転するとき、舌片部17は、反転に向かって変化するバイメタル素子22の湾曲力を妨げる力として作用する。
本例では、接点開放時に舌片部17がそのバネ性の付勢力でバイメタル素子22に接触することを突出し部36が抑止するので、接点開放から接点閉成に遷移するバイメタル素子22の反転動作の初動時に反転に向かって変化するバイメタル素子22の湾曲力が舌片部17によって妨げられることがない。
これにより、バイメタル素子22は、反転動作の初動時に反転に向う動作に抵抗を受けないので、本来の反転温度で勢力のある反転動作を行うことが出来、したがって、バイメタル素子22の中央部の接点方向への力を大きくすることができる。
[実施例5]
図7Aは、実施例5に係る温度スイッチの平面図、図7B及び図7Cは、その動作状態を示す断面図、図7D、図7E、及び図7Fは、図7B 及び図7CのA−A´断面矢視図を3例示す図である。なお、図7A、図7B、及び図7Cには、図6A、図6B、及び図6Cの構成と同一の構成又は機能部分には図6A、図6B、及び図6Cと同一の符号を付与して示している。
この実施例5に係る温度スイッチ39も、第1端子部2及び第2端子部4の材料として、圧延板材を用いる代わりにワイヤ41を用いている。それらの接点収納部43への組み付け方法は、図6A、図6B、及び図6Cの場合と同様である。
この実施例5に係る温度スイッチ39も、第1保持部11の上部に、実施例1〜3に示した絶縁フック部14が形成されていない。また、実施例4に示した突出し部36が形成されていない。
この構成においても、温度スイッチ39の動作は、図3A〜図3Cに示した実施例2の温度スイッチ27とほぼ同様に動作し、同様に機能する。
また、この実施例5では、図7A、図7B、及び図7Cに示すように、リード端末部は単なる直線でなく、丸孔形状に丸め加工してある。このように形成してある方が外部の電源配線との接続が容易である。
なお、上述した実施例4又は5では、リード線の回転を止めるために、ワイヤ製のリード線が絶縁部を貫通する部分の断面を図7Dに示すように正方形としているが、これに限ることなく、リード線の回転を止める機能があれば他の形状でもよく、例えば図7E及び図7Fに示すように、長方形や三角形でもよく、また、その他の多角形でも良い。
以上説明したように、本発明の各実施例によれば、いずれの場合も、スイッチの通電経路が直線であり、通電経路の直線方向の両端部に第1端子及び第2端子を配置するので、第1端子及び第2端子間に短絡の恐れが無く、スイッチ開閉時に大きな遮断電流や突入電流が生じる高電圧にも支障なく使用できる。
また、第1端子及び第2端子を直線方向に延在させ、この直線方向に第1端子及び第2端子の2個の固定端子を配置するので、スイッチ機構部の幅を可及的に最小幅に形成した状態で2個の固定接点の離隔距離を加減できるので、使用電圧の高低に関わりなく小型電気機器に容易に組み込むことができる。
また、可動接点と固定接点の接点部以外のスイッチ機構部に電流が流れる経路が存在しないので、電圧が大きくてもスイッチ内部での通電による発熱が非常に小さく、したがって内部発熱の影響を受けやすい実際の動作温度の低下幅を最小にすることができる。
なお、上述した実施例では、実施の形態の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えることが出来ることは言うまでも無い。
本発明は、小型で大きな電流を使う例えばヘアドライヤー等の電化製品で使用される大電流を、通電又は遮断する小型の温度スイッチに利用することができる。
1 実施例1に係る温度スイッチ
2 第1端子部
3 スイッチ本体部
4 第2端子部
5 第1端子
6 第1固定接点
7 第2端子
8 第2固定接点
10 絶縁材
11 第1保持部
12 第2保持部
13 絶縁支柱
14 絶縁フック部
15 可動板
16 周囲部
17 舌片部
18 可動接点
19 支柱嵌合部
21 フック部
22 バイメタル素子
22−1 反り返り方向の凸状の中央部
23 片持ち固定部
24 反転動作部
25 嵌合係止孔
26 固定助勢部材
27 実施例2に係る温度スイッチ
28 突部
29 フック状突部
31 谷折り部
32 孔
33 フック
34 狭い幅部分
34−1 舌片部先端との繋がり部分
34−2 舌片部先端との切離し部分(突出し部)
35 谷折り
36 突出し部
37 打ち抜き孔
38 実施例4に係る温度スイッチ
39 実施例5に係る温度スイッチ
41 ワイヤ
42 本体中央部
43 接点収納部

Claims (8)

  1. 順次直線状に配置された第1端子部、スイッチ本体部、及び第2端子部、を有し、
    前記第1端子部は、外端部に形成された第1端子と、前記スイッチ本体部の中に入り込む内端部に設けられた第1固定接点と、を有し、
    前記第2端子部は、外端部に形成された第2端子と、前記スイッチ本体部の中に入り込む内端部に設けられ、前記第1固定接点から所定の間隔を有する第2固定接点と、を有し、
    前記スイッチ本体部は、絶縁材と、可動板と、バイメタル素子とを有し、
    前記絶縁材は、
    前記第1端子と前記第1固定接点との連通部を保持する第1保持部と、
    前記第2端子と前記第2固定接点との連通部を保持する第2保持部と、
    前記可動板と前記バイメタル素子それぞれの一方の端部を重ねて保持する片持保持部と、を有し、
    前記可動板は、
    前記第1保持部と前記第2保持部との間に掛け渡され、
    前記一方の端部に対する他方の端部に形成されたフック部と、
    中央部に形成され、根元部を除いて周囲部から切り離された形状の舌片部と、を有し、
    前記舌片部は、
    第1固定接点及び前記第2固定接点に対向する面に取り付けられた1個の可動接点と、
    該可動接点を第1固定接点及び前記第2固定接点から引き離す方向に反り返るバネ性と、を有し、
    前記バイメタル素子は、
    前記一方の端部に対する他方の端部を前記可動板の前記フック部に保持され、
    前記第1固定接点及び前記第2固定接点に対し前記可動接点が開くとき、反り返り方向を各接点方向に凹状に反転し、前記舌片部の前記バネ性の付勢力を開放し、
    前記第1固定接点及び前記第2固定接点に対し前記可動接点が閉じるとき、反り返り方向を各接点方向に凸状に反転し、該凸状の中央部で前記舌片部を前記第1固定接点及び前記第2固定接点に対して押圧する、
    ことを特徴とする温度スイッチ。
  2. 前記片持保持部は、前記絶縁材の前記第1保持部又は前記第2保持部のいずれか一方の上部に形成されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の温度スイッチ。
  3. 前記片持保持部は、前記可動板と前記バイメタル素子とを片持ち保持する保持位置の固定を確実にする固定助勢部材として、前記第1固定接点及び第2固定接点から絶縁された金属部材を備える、
    ことを特徴とする請求項2記載の温度スイッチ。
  4. 前記第1端子部及び第2端子部は、平板金属材料で構成される、
    ことを特徴とする請求項1記載の温度スイッチ。
  5. 前記舌片部は、前記可動接点を保持する面の反対側面の前記可動接点に対応する位置に突部を有し、
    前記バイメタル素子は、前記第1固定接点及び前記第2固定接点に対し前記可動接点が閉じるとき、各接点方向に凸状に反転した反り返り方向の前記凸状の中央部で前記突部を押圧する、
    ことを特徴とする請求項1記載の温度スイッチ。
  6. 前記バイメタル素子は、前記舌片部の前記可動接点を保持する面の反対側面に対向する位置に孔を有し、
    前記舌片部は、前記バイメタル素子の前記孔に対向する位置にフック状突起を有し、
    該フック状突起は、
    前記バイメタル素子が前記反り返り方向を各接点方向に凹状に反転したとき、フックを前記孔の縁に係止させて、前記第1固定接点及び前記第2固定接点から離れる方向への前記舌片部の反り返りを助勢し、
    前記バイメタル素子が前記反り返り方向を各接点方向に凸状に反転して、反転した反り返り方向の前記凸状の中央部で前記舌片部を前記第1固定接点及び前記第2固定接点の方向へ押圧するとき、前記フックを前記孔より突き出して前記孔の縁との係止を解除し、前記バイメタル素子による前記舌片部への押圧を自由にする、
    ことを特徴とする請求項1記載の温度スイッチ。
  7. 前記舌片部は、先端に突片状の突出し部を有し、
    該突出し部は、
    前記バイメタル素子が前記反り返り方向を各接点方向に凹状に反転したとき、前記舌片部の前記先端方向の前記周囲部に接点側から当接して前記舌片部の反り返りを制止し、前記舌片部が前記バネ性の付勢力で前記バイメタル素子に接触することを禁止する、
    ことを特徴とする請求項1記載の温度スイッチ。
  8. 前記第1端子部及び第2端子部は、丸棒金属材料で構成され、
    前記第1保持部及び前記第2保持部を貫通する部分の前記丸棒金属材料の被保持部は断面が多角形に変形されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の温度スイッチ。
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