JP6526595B2 - 船舶搭載型乗下船装置 - Google Patents

船舶搭載型乗下船装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6526595B2
JP6526595B2 JP2016077032A JP2016077032A JP6526595B2 JP 6526595 B2 JP6526595 B2 JP 6526595B2 JP 2016077032 A JP2016077032 A JP 2016077032A JP 2016077032 A JP2016077032 A JP 2016077032A JP 6526595 B2 JP6526595 B2 JP 6526595B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ship
frame
board
boarding
wheelchair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016077032A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017185934A (ja
Inventor
井上 愼一
愼一 井上
佐藤 喜久雄
喜久雄 佐藤
由衣 藤本
由衣 藤本
Original Assignee
Mhi下関エンジニアリング株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mhi下関エンジニアリング株式会社 filed Critical Mhi下関エンジニアリング株式会社
Priority to JP2016077032A priority Critical patent/JP6526595B2/ja
Publication of JP2017185934A publication Critical patent/JP2017185934A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6526595B2 publication Critical patent/JP6526595B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Types And Forms Of Lifts (AREA)

Description

この発明は船舶搭載型乗下船装置、詳しくは健常者用の階段と車椅子用の昇降台とを備えた船舶搭載型乗下船装置に関する。
従来、船舶に搭載されて、健常者の乗下船時に利用する階段と、車椅子が乗下船する昇降台とを有する船舶搭載型乗下船装置として、例えば特許文献1の「車椅子等乗下船装置」のように、岸壁の地面より上甲板が低くなる小型船舶用のものが知られている。
特許文献1の「車椅子等乗下船装置」は、船首の上甲板から上方の岸壁着地面に向かって傾斜し、かつ船長方向へ離間した一対の平行な昇降アームと、各昇降アームに沿って第1のモータにより昇降し、かつ昇降台が船首方向に第2のモータにより出し入れ可能に設けられた昇降基体と、昇降台に水平軸を介して上端部が連結された健常者の乗下船用のステップ構造体とを備えたものである。
車椅子の下船時には、まず上甲板で車椅子が昇降台に搭乗し、次に第1のモータを駆動し、一対の昇降アームに沿って、昇降台を昇降基体とともに岸壁の地面の高さまで上昇させ、その後、昇降台を船首方向に移動して着地し、車椅子が昇降台から降りる。このとき、昇降台には水平軸を介してステップ構造体の上端部が軸支されているため、上甲板と岸壁との間に階段が掛け渡される。その結果、健常者はこの階段を利用して下船できる。なお、車椅子および健常者が乗船する際には、上記手順とは逆の手順で操作を行う。
特開2005−161952号公報
しかしながら、特許文献1の「車椅子等乗下船装置」にあっては、上甲板に立設した各昇降アームに沿って昇降する昇降台とステップ構造体とを有しているため、着岸時、上甲板が岸壁より下方位置となる小型船舶だけにしか使用することができなかった。すなわち、例えばフェリーのような大型船舶には適用できなかった。
また、特許文献1の「車椅子等乗下船装置」は、上甲板に備え付けられているため、波に対して無防備で錆が発生し易く、かつ大きな設置スペースが必要であった。
そこで、発明者は鋭意研究の結果、船体の乗船甲板に設けた乗込み口に、健常者および車椅子が乗下船するための乗降板について、乗降板移動手段により、起立状態となる船内の格納位置と、倒れた状態となる船外の乗下船位置との間で移動自在に構成すれば、上述した問題はすべて解消されることを知見し、この発明を完成させた。
すなわち、この発明は、着岸時に上甲板が岸壁より上方位置となる大型船舶において、船舶搭載型でありながら車椅子および健常者の乗下船が可能で、かつ波による錆の発生を抑制するとともに、船舶内での設置スペースのコンパクト化も図れる船舶搭載型乗下船装置を提供することを目的としている。
請求項1に記載の発明は、船体の乗込み口に、健常者および車椅子が乗下船するための乗降板が、乗降板移動手段により、船内の格納位置と船外の乗下船位置との間で移動自在に設けられた船舶搭載型乗下船装置であって、上記乗降板は、リンク機構により折畳み自在な多数のステップを有して、上記健常者の乗下船時には、上記多数のステップが段差状に配置された階段を構成し、上記車椅子の乗下船時には、上記多数のステップが平坦に折り畳まれた上記車椅子の昇降台を構成するとともに、船内への格納時には上記多数のステップが平坦に折り畳まれて起立状態となるもので、上記乗降板移動手段は、上記乗降板の基端部が水平な回動軸を介して支持された昇降フレームと、上記船体の乗込み口に設けられ、上記昇降フレームの昇降とこの昇降フレームの船内への格納とをガイドするガイドレールと、上記船体に配置され、移動用アクチュエータにより、上記昇降フレームを上記ガイドレールに沿って昇降させ船内に格納するフレーム移動手段と、上記昇降フレームに設けられ、回動用アクチュエータにより上記回動軸を中心として、上記乗降板を、船内に格納する際の起立位置から上記昇降台を利用する際の水平な車椅子の乗下船位置を経て、上記階段を利用する際の健常者の乗下船位置までの間で回動させる乗降板回動手段とを備えており、上記ガイドレールは、上記昇降フレームを昇降させる鉛直レール部と、この鉛直レール部の上端に連結され、上記昇降フレームを徐々に船内に移動させる湾曲レール部とを含み、上記フレーム移動手段は、電動スクリュージャッキを有し、この電動スクリュージャッキは、上記昇降フレームの上部に、ねじ穴の軸線と直交する水平なナット揺動軸を介して揺動自在に設けられたトラベリングナットと、上記船体の乗込み口に配置された水平方向に延びる入力軸を有し、この入力軸を中心にして揺動自在に構成されたジャッキ本体と、このジャッキ本体内で基端部が上記入力軸に動力伝達可能に連結され、上記トラベリングナットと螺合した鉛直方向に延びるねじ軸とを備え、上記移動用アクチュエータは、上記船体の乗込み口に配置され、上記入力軸を回転させる電動モータを含む船舶搭載型乗下船装置である。
請求項1に記載の発明によれば、車椅子の下船時、まず乗降板回動手段の回動用アクチュエータにより、乗降板を船内に格納する際の起立位置から昇降台を利用する際の水平な車椅子の乗下船位置まで、回動軸を中心にして回動する。その後、乗込み口から車椅子が乗降板に搭乗し、フレーム移動手段の移動用アクチュエータを昇降フレームの下降側へ駆動することにより、ガイドレールに沿って昇降フレームが船体の乗込み口から船外へ移動しながら、岸壁に乗降板が着地するまで下降する。着地後、車椅子が乗降板から降りる。なお、車椅子の乗船時にはこの操作を逆の手順で行う。
また、健常者の下船時には、回動用アクチュエータにより、階段を利用する際の健常者の乗下船位置まで乗降板を回動させる。これにより、リンク機構を介して、多数のステップが段差状に配置され、下方に傾斜した階段が現出する。その後、移動用アクチュエータを昇降フレームの下降側へ駆動することにより、ガイドレールに沿って昇降フレームが乗込み口から船外へ移動しながら、岸壁に階段状の乗降板が着地するまで下降する。なお、健常者の乗船時にはこの操作を反対に行う。
さらに、乗降板の格納時には、まず移動用アクチュエータにより昇降フレームをガイドレールに沿って乗込み口の格納位置まで上昇させ、その後、回動用アクチュエータにより回動軸を中心にして乗降板を起立させることで、これを船内に格納する。
これにより、着岸時に上甲板が岸壁より上方位置となる大型船舶において、船舶搭載型でありながら車椅子および健常者の乗下船が可能で、かつ格納位置で起立した乗降板により乗込み口が塞がれるため、波による錆の発生を抑制するとともに、船舶内での設置スペースのコンパクト化も図ることができる。
ここでいう船舶搭載型乗下船装置とは、船舶に搭載されており、また、自動昇降する昇降台(搭乗台)によって車椅子、高齢者、身体障害者などが乗下船するとともに、階段を利用して健常者が乗下船することが可能な装置である。
ここでいう船舶とは、着岸時に上甲板が岸壁より上方位置となる旅客船、旅客フェリーなどの中型、大型の船舶をいう。
ここでいう乗込み口とは、上甲板を除く船体の甲板(例えば乗船甲板)に設けられた乗下船用の出入口である。
乗降板の平面視した形状としては、例えば矩形状などを採用することができる。
乗降板に配置されるステップの数は2つ以上であれば限定されない。
乗降板において、多数のステップを折畳み自在とするリンク機構は任意である。例えば、平行四辺形リンク機構などを採用することができる。
乗降板の格納位置とは船体の乗込み口で、ここに乗降板は起立した状態で格納される。
乗降板の乗下船位置とは、乗降板を昇降台として利用する際に乗降板が水平状態となる車椅子の乗下船位置と、それより乗降板が下方へ向かって傾斜して健常者が階段を利用する乗下船位置とをいう。
乗降板移動手段は、乗降板を船内の格納位置と、船外の乗下船位置との間で自動的に移動できるものであれば限定されない。例えば、乗降板の船内外への移動手段と、乗降板の昇降手段とを別体で設けてもよいし、1つの駆動部のみで、これらの2方向への移動を行うものでもよい。
ここでいう昇降フレームとは、乗降板の取り付け基台であって、乗降板のガイドレールに沿った昇降や船体内への格納を行う部材である。
ガイドレールの形状は、昇降フレームの昇降および昇降フレームの船内への格納をガイドできれば任意である。
ガイドレールの使用本数は、1本でも2本以上でもよい。
移動用アクチュエータの種類は限定されない。例えば、電動モータを採用することができる。その他、電動シリンダ、油圧シリンダなどでもよい。
フレーム移動手段の構造は、ガイドレールに沿って、昇降フレームを船体内の格納位置へ出し入れするとともに、昇降フレームを格納位置と乗下船位置との間で昇降可能なものであれば限定されない。例えば、電動スクリュージャッキ、電動ウインチなどを採用することができる。
乗降板回動手段としては、例えば乗降板を帯紐部材の繰出しおよび巻き取りにより回動軸を中心にして回動させるウインチを採用することができる。その他、回動軸に基端部が固定された回動リンクの先端部にシリンダ式アクチュエータのロッドの先端部が軸支されたものなどでもよい。
回動用アクチュエータの種類は限定されない。例えば、電動シリンダ、油圧シリンダ、電動モータ、油圧モータなどを採用することができる。
また、請求項1に記載の発明によれば、ガイドレールとして、昇降フレームを昇降させる鉛直レール部の上端に、昇降フレームを徐々に船内に移動させる湾曲レール部が連結されたものを採用したため、フレーム移動手段により、昇降フレームの船内への格納および船外での昇降をスムーズに行うことができる。
また、この特殊な形状のガイドレールを使用するとともに、フレーム移動手段として、昇降フレームの上部に揺動自在に設けられたトラベリングナットと、かつ乗込み口に配置された入力軸を中心にして揺動自在なジャッキ本体と、基端部がジャッキ本体に回転自在に支持されたねじ軸とを有するセルフロック機能付きの電動スクリュージャッキを採用したため、駆動部に1つの電動モータのみを使用し、安全かつ確実に昇降フレームの船内外への移動および昇降を行うことができる。
ここでいうガイドレールとしては、鉛直方向に延びる鉛直レール部の上端に船内方向に徐々に湾曲した湾曲レール部とからなるものを採用することができる。
電動スクリュージャッキの使用数は1つでも、複数でもよい。ただし、複数の電動スクリュージャッキを同期作動させて使用した方が、昇降フレームの移動が安定する。複数の電動スクリュージャッキを使用する場合、電動モータの使用数はジャッキ数に応じて使用しても、出力軸が2本のギヤボックスを介して、1つの電動モータのみでもよい。
請求項1に記載の発明にあっては、車椅子の下船時、乗降板回動手段の回動用アクチュエータにより、乗降板を、船内に格納する際の起立位置から昇降台を利用する際の水平な車椅子の乗下船位置まで、回動軸を中心にして回動する。その後、乗込み口から車椅子を乗降板に搭載し、フレーム移動手段の移動用アクチュエータを昇降フレームの下降側へ駆動する。すると、ガイドレールに沿って昇降フレームは船体の乗込み口から船外へ移動し、さらに乗降板が岸壁に着地するまで下降する。着地後は、車椅子は乗降板から岸壁に降りることとなる。なお、乗船時にはこの操作を逆の手順にしたがって行う。
また、健常者の下船時には、回動用アクチュエータにより、階段を利用する際の健常者の乗下船位置まで乗降板を回動させる。これにより、リンク機構を介して、多数のステップが段差状に配置され、下方に傾斜した階段が現出する。その後、移動用アクチュエータを昇降フレームの下降側へ駆動することにより、ガイドレールに沿って昇降フレームが乗込み口から船外へ移動しながら、岸壁に階段状の乗降板が着地するまで下降する。なお、乗船時にはこの操作を逆の手順にて行う。
さらに、乗降板の格納時には、移動用アクチュエータにより昇降フレームをガイドレールに沿って乗込み口の格納位置まで上昇させ、その後、回動用アクチュエータにより回動軸を中心にして乗降板を起立させることで、これを船内に格納する。
これにより、着岸時に上甲板が岸壁より上方位置となる大型船舶において、船舶搭載型でありながら車椅子および健常者の乗下船が可能で、かつ波による錆の発生を抑制するとともに、船舶内での設置スペースのコンパクト化も図ることができる。
また、請求項1に記載の発明によれば、ガイドレールとして、昇降フレームを昇降させる鉛直レール部の上端に、昇降フレームを徐々に船内に移動させる湾曲レール部が連結されたものを採用したため、フレーム移動手段により、昇降フレームの船内への格納および船外での昇降をスムーズに行うことができる。
また、この特殊な形状のガイドレールを使用するとともに、フレーム移動手段として、昇降フレームの上部に揺動自在に設けられたトラベリングナットと、かつ乗込み口に配置された入力軸を中心にして揺動自在なジャッキ本体と、基端部がジャッキ本体に回転自在に支持されたねじ軸とを有するセルフロック機能付きの電動スクリュージャッキを採用したため、駆動部に1つの電動モータのみを使用し、安全かつ確実に昇降フレームの船内外への移動および昇降を行うことができる。
この発明の実施例1に係る船舶搭載型乗下船装置における車椅子の昇降台の着岸状態を示す側面図である。 この発明の実施例1に係る船舶搭載型乗下船装置における車椅子の昇降台の着岸状態を示す平面図である。 この発明の実施例1に係る船舶搭載型乗下船装置の一部を構成する乗降板の格納状態を示す側面図である。 この発明の実施例1に係る船舶搭載型乗下船装置の一部を構成する乗降板の張り出し状態を示す側面図である。 この発明の実施例1に係る船舶搭載型乗下船装置の一部を構成するガイドレール取り付け枠構造体の斜視図である。 この発明の実施例1に係る船舶搭載型乗下船装置の一部を構成する張り出し状態の乗降板を有する昇降フレームの斜視図である。 (a)この発明の実施例1に係る船舶搭載型乗下船装置の一部を構成する電動スクリュージャッキの要部拡大側面図である。(b)この電動スクリュージャッキの要部拡大平面図である。 この発明の実施例1に係る船舶搭載型乗下船装置の一部を構成する車椅子の昇降台の着岸状態を示す縦断面図である。 この発明の実施例1に係る船舶搭載型乗下船装置の一部を構成する階段の着岸状態を示す縦断面図である。
以下、この発明の実施例を、図面を参照して具体的に説明する。ここでは、説明の都合上、船舶の船首方向をX1方向、船尾方向をX2方向、船内方向をY1方向、船外方向をY2方向、上方向をZ1方向、下方向をZ2方向とする。
図1〜図4において、10はこの発明の実施例1に係る船舶搭載型乗下船装置であり、この船舶搭載型乗下船装置10にあっては、船体11の例えば上甲板側面に設けられた乗込み口12に、健常者および車椅子13が乗下船するための乗降板14が、乗降板移動手段15により、船内の格納位置aと船外の乗下船位置b、cとの間で移動自在に設けられたものである。
このうち、乗降板移動手段15は、乗降板14の基端部が水平方向に延びる一対の回動軸16を介して支持された昇降フレーム17と、船体11の乗込み口12に設けられ、かつ昇降フレーム17の昇降および昇降フレーム17の船内への格納をガイドするガイドレール18と、船体11に配置され、かつ電動モータ(移動用アクチュエータ)19により、昇降フレーム17をガイドレール18に沿って昇降および船内に格納するフレーム移動手段20と、昇降フレーム17の下端部に設けられ、かつ電動シリンダ(回動用アクチュエータ)21により回動軸16を中心として、乗降板14を、船内に格納する際の起立位置から昇降台59を利用する際の水平な車椅子13の乗下船位置bを経て、階段を利用する際の健常者の乗下船位置cまでの間で回動させる乗降板回動手段22とを備えている。
以下、これらの構成体を具体的に説明する。
図5に示すように、船体11の乗込み口12の上下左右の各形成壁には、矩形枠状(枠で構成した直方体形状)のガイドレール取り付け枠体23が固定されている。このガイドレール取り付け枠体23は、平行に離間し、縦長で矩形の枠である一対の前面矩形組枠24と後面矩形組枠25とを有している。前面矩形組枠24および後面矩形組枠25は、いずれも、X1側枠板26と、X2側枠板27と、上側枠板28と、下側枠板29とから構成されている。また、前面矩形組枠24と後面矩形組枠25とは、その上端部間と、その下端部間と、その高さ方向の中間部より上側部分の間と、その中間部より下側部分の間とが、Y1−Y2方向に延びる合計8本の横枠板30により連結されることで矩形枠状となる。このガイドレール取り付け枠体23の上端部は、船体11の乗込み口12の天井裏31に配置される。
前面矩形組枠24のうち、X1側枠板26とX2側枠板27とには、一対のガイドレール18がそれぞれ配設されている。
各ガイドレール18は、断面コの字形状であって対向して配設されるとともに、昇降フレーム17を垂直に昇降させる上下一対の鉛直レール部18aと、各鉛直レール部18aの上端に一体的に連結され、昇降フレーム17を徐々に船内に移動させるよう湾曲した上下一対の湾曲レール部18bとを有している。このうち、上側の鉛直レール部18aと下側の湾曲レール部18bの基端部とは連続した状態(レール溝が連通した状態)となっている。また、各湾曲レール部18bは、その上側部分が船内方向へ向かって徐々に延びるよう上方傾斜している。
図6に示すように、昇降フレーム17は、X1側枠板32と、これと平行に離間したX2側枠板33と、これらの上端部間を連結する幅広の上側枠板34とを有した門型のフレームである。このうち、X1側枠板32およびX2側枠板33には、その上端部と長さ方向の中間部付近とに、Y1方向へ突出する一対の矩形突板35がそれぞれ一体的に形成されている。各矩形突板35の外面の中心部には、対応するガイドレール18のレール溝に沿って転動する合計4つのガイドローラ36が、X1−X2方向に延びる図示しないローラ軸を介してそれぞれ回動自在に配設されている。
また、上側枠板34のX1−X2方向の両端部の上面には、それぞれ先端部が上側枠板34からY1方向に突出する一対の片持ち梁形状の支持角材37が固定されている。各支持角材37の先端には、縦長の一対のコの字金具40の上端部がそれぞれ固定されている。各コの字金具40は、X1−X2方向に離間して配置された一対の側片板38と、これらの側片板38の基端部同士を横片板39により連結して構成されている。これら一対の側片板38の中央部付近には縦方向(Z1−Z2方向)に延びる長穴38aがそれぞれ形成されている。
さらに、X1側枠板32の下端部およびX2側枠板33の下端部には、X1−X2方向に延びる一対の回動軸16を介して、乗降板14の基端部が回動自在に連結されている。
次に、図1〜図7を参照して、フレーム移動手段20を詳細に説明する。
図1〜図5に示すように、フレーム移動手段20は電動スクリュージャッキSを主体として構成されている。この電動スクリュージャッキSは、ねじ穴41aの軸線と直交するX1−X2方向に延びる一対のナット揺動軸41bが、対応するコの字金具40の側片板38に形成された縦長な長穴38aに、揺動自在に挿通された一対のトラベリングナット41と、船体11の乗込み口12の天井裏31に配置されたガイドレール取り付け枠体23の内側領域のうち、X1−Y1側の隅部およびX2−Y1側の隅部に配置された一対のジャッキ本体42と、各ジャッキ本体42内でこれらのジャッキ本体42の入力軸43にそれぞれの基端部が動力伝達可能に連結され、かつ各トラベリングナット41と螺合した鉛直方向に延びる一対の長尺なねじ軸44と、船体11の乗込み口12の天井裏31に固定され、かつ入力軸43を回転させる電動モータ19とを備えている。なお、天井板31aには、図示しないもののねじ軸44の揺動に支障がない形状およびサイズのねじ軸挿通窓が形成されている。天井板31aのねじ軸挿通窓を通ってねじ軸44が揺動自在に設けられている。
各入力軸43は、X1−X2方向に延びたシャフトで構成され、それらの先端部は各ジャッキ本体42に連結されるとともに、各基端部は後面矩形組枠25の上側枠板28の中間部付近に配置された減速ギヤボックス45(公知の構造でありその説明は省略してある)に連結されている。この減速ギヤボックス45には、電動モータ19のY2方向に延びる出力軸69が連結されている。したがって、電動モータ19により出力軸69を回転することで、減速ギヤボックス45を介して一対の入力軸43が同期して回転し、各ジャッキ本体42のねじ軸44がそれぞれ回転する。これにより、一対のトラベリングナット41(図7参照)を介して、昇降フレーム17が各ガイドレール18に案内されて昇降し、また船内外へ移動する。その際、各ジャッキ本体42は、対応する入力軸43を中心として各ねじ軸44に過剰な曲げ応力が作用しないように揺動する。
乗降板回動手段22については後述する。
図8および図9に示すように、乗降板14は、平面視して矩形状の薄肉な底板46(図6参照)と、リンク機構47により折畳み自在な5枚のステップ48とを有している。底板46のX1−X2方向の両端には、それぞれ高さが低いX1側板49とX2側板50とが配設されている。また、底板46のX1側の端部には、X1側板49と所定間隔離れてこれと平行に延びる仕切り板51が立設されている。底板46のうち、X2側板50付近および仕切り板51付近には、それぞれ支脚を介してY1−Y2方向に延びる一対の手すり52が立設されている。
乗降板14の基端部のX1側の端部とX2側の端部とには、昇降フレーム17のX1側枠板32の長さ(高さ)の約半分の長さを有する一対の縦枠板53の下端部がそれぞれ固定されている。X1側の縦枠板53の上端部と乗降板14のX1側板49の先端部とには、補強用の傾斜枠板54が横架されている。また、X2側の縦枠板53の上端部と乗降板14のX2側板50の先端部とにも、補強用の傾斜枠板54が横架されている。各縦枠板53の上端部と、対応する昇降フレーム17のX1側枠板32の中間部またはX2側枠板33の中間部とには、乗降板14を水平配置した際に重なり合うピン孔55がそれぞれ形成されている。これらの対応するピン孔55に合計2本の固定ピン56を挿入することで、昇降フレーム17の下端部に、乗降板14を水平状態で堅固に支持することができる。
また、乗降板14の先端部には、立ち上げ可能な先細り状のスロープ57の基端部が、図示しないX1−X2方向に延びたスロープ用回動軸を介して回動自在に連結されている。
5枚のステップ48は、乗降板14が下方傾斜状態(その先端が低くなる傾斜状態)となる健常者の乗下船時に、各ステップ48が段差状に配置されて階段58を構成し、かつ乗降板14が水平状態となる車椅子13の乗下船時に、各ステップ48が平坦に折り畳まれて車椅子13の昇降台59を構成するとともに、乗降板14が起立状態となる船内への格納時に各ステップ48が平坦に折り畳まれる。
各ステップ48は、X1−X2方向に長く、かつY2側の端部が下方へ屈曲した短冊状の板で、その長さはX2側板50と仕切り板51と間の長さと略同一である。各ステップ48は、それぞれ一対の水平な第1の回動ピン60を介して、X2側板50と仕切り板51との間に回動自在に配設されている。具体的には、各ステップ48のY1側の隅部の裏面に小さな舌片板61を突設し、これらの舌片板61と、対応するX2側板50または仕切り板51とを、各第1の回動ピン60により回動自在に連結した構造となっている。
また、各ステップ48のY2側の隅部の上面には、舌片板61より長い合計5つの操作リンク62が突設されている。各操作リンク62の上端部には、Y1−Y2方向に長い長尺操作レバー63が、合計5本の第2の回動ピン64を介して連結されている。さらに、乗降板14の最も基端側に配置されたステップ48の各操作リンク62には、長尺操作レバー63より長さが短い短尺操作レバー65の先端部が、対応する第2の回動ピン64を介してそれぞれ回動自在に連結されている。2本の短尺操作レバー65の基端部は、対応するX1側板49の下端部付近、または、後述するシリンダケース68のX2側板68aの基端部の上端部に、X1−X2方向に延びた一対の第3の回動ピン66を介して、回動自在に連結されている。
乗降板回動手段22は、乗降板14において、X1側の回動軸16の外方突出した先端部に基端部が固定された回動リンク67と、回動リンク67の先端部に、Y1−Y2方向に延びるロッド21aの先端部が軸支された電動シリンダ21とを有している。この電動シリンダ21は、乗降板14の底板46のうち、X1側板49と仕切り板51との間の領域に固定され、かつY1−Y2方向に長い矩形箱状のシリンダボックス68に収納されている(図1、図2および図6)。電動シリンダ21のロッド21aを突出して回動リンク67をY1側に回動することで、起立状態であった乗降板14が水平状態まで下方回動する。また、ロッド21aを引き込ませて回動リンク67をY2側に回動することで、水平状態であった乗降板14が起立状態となる。
次に、図1〜図8を参照して、この発明の実施例1に係る船舶搭載型乗下船装置10による車椅子13および健常者の乗下船方法を説明する。
まず、車椅子13の乗下船方法を説明する。
乗降板14の乗込み口12への格納時(船舶航行時)には、スロープ57および乗降板14が共に上甲板に対して直角に立ち上げられ、かつ各ガイドローラ36が、対応する湾曲レール部18bの上端部にそれぞれ配置される。これにより、昇降フレーム17が乗込み口12の格納位置aに格納されているものとする。
図4に示すように、車椅子13の下船時には、まず電動シリンダ21をONとし、そのロッド21aを突出させて回動リンク67を乗降板14の張り出し側へ回動する。これにより、船舶の乗込み口12に起立状態で格納されていた乗降板14が、水平状態まで下方回動する。このとき、5枚のステップ48は、リンク機構47によって互いに向かい合う端部同士が突き合わされて水平状態となっている。また、乗降板14の昇降時の安全性を確保するため、各縦枠板53の上端部と、対応する昇降フレーム17のX1側枠板32およびX2側枠板33の各ピン孔55に、一連に一対の固定ピン56を挿入する。その後、乗込み口12から車椅子13が乗降板(昇降台59)14に搭乗する。
次に、昇降フレーム17を下降させるには、電動スクリュージャッキSの電動モータ19によって出力軸69を一方向に回転させる。この結果、減速ギヤボックス45を介して一対の入力軸43が同期して回転し、各ジャッキ本体42のねじ軸44がともに回転する。これにより、各ナット揺動軸41bが挿通された各長穴38aをガイドにしながら、一対のトラベリングナット41を介して、昇降フレーム17が各湾曲レール部18bに沿って徐々に船外へ移動しながら下降する。その際、各ジャッキ本体42は、対応する入力軸43を中心として各ねじ軸44に過剰な曲げ応力が作用しないように揺動する。引き続き、昇降フレーム17が各鉛直レール部18aに沿って鉛直方向へ徐々に下降する。その下降は、乗降板14の先端部が岸壁Gの地面に着地した時に停止する。その後、スロープ57を下方に向かって回動させその先端部を接地させる。着地後、車椅子13は走行して昇降台(乗降板14)59から岸壁Gに降りることになる。なお、車椅子13の乗船時にはこの操作を逆の手順で行う。
また、階段58を利用した健常者の乗下船時には、乗込み口12の床面の高さまで乗降板14を下降し、その後、各縦枠板53のピン孔55と、対応するX1側枠板32およびX2側枠板33の各ピン孔55から固定ピン56をそれぞれ引き抜くとともに、電動シリンダ21の作動を切り替え、そのロッドを引っ込める。これにより、乗降板14は一対の回動軸16を中心にして徐々に下方に向かって回動する。
このとき、乗降板14の自重により短尺操作レバー65と長尺操作レバー63とが直線状態となり、これにより各第1の回動ピン60を中心にして、各ステップ48がそれぞれの上面を水平状態に保持して回動する。これにより、乗降板14に階段58が現出する(図9参照)。健常者はこの階段58を使用して乗下船する。
乗降板14の格納時には、以上の操作を逆の手順で行う。すなわち、乗降板14を水平状態まで持ち上げ、この状態で、各縦枠板53のピン孔55と、対応するX1側枠板32およびX2側枠板33の各ピン孔55とにそれぞれ固定ピン56を差し込む。その後、電動シリンダ21のロッド21aを引き込ませて回動リンク67を乗降板14の立ち上げ位置まで回動し、さらに電動モータ19により出力軸69を昇降フレーム17の上昇側へ回転する。これにより、昇降フレーム17が各鉛直レール部18aに沿って鉛直方向へ徐々に上昇し、その後、各湾曲レール部18bに沿って船内方向へ移動しながら徐々に上昇する。そして、最終的には、昇降フレーム17が乗込み口12の格納位置aに格納される。
このように、着岸時に上甲板が岸壁Gより上方位置となる大型船舶において、船舶搭載型でありながら車椅子13および健常者の乗下船が可能で、かつ乗込み口12が乗降板14によって塞がれているため、船舶搭載型乗下船装置10が波に晒されて発生する錆を抑制するとともに、船舶内での設置スペースのコンパクト化も図ることができる。
また、ガイドレール18として、昇降フレーム17を昇降させる鉛直レール部18aの上端に、昇降フレーム17を徐々に船内に移動させる湾曲レール部18bが連結されたものを採用したため、フレーム移動手段20により、昇降フレーム17の船内への格納および船外での昇降をスムーズに行うことができる。
さらに、この特殊なガイドレール18を使用するとともに、フレーム移動手段20として、昇降フレーム17の上部に揺動自在に設けられたトラベリングナット41と、かつ乗込み口12に配置された入力軸43を中心にして揺動自在なジャッキ本体42と、基端部がジャッキ本体42に回転自在に支持されたねじ軸44とを有するセルフロック機能付きの電動スクリュージャッキSを採用したため、駆動部に1つの電動モータ19のみを使用し、安全かつ確実に昇降フレーム17の船内外への移動および昇降を行うことができる。
この発明は、健常者用の階段と車椅子用の昇降台とを備えた船舶搭載型乗下船装置の技術として有用である。
10 船舶搭載型乗下船装置、
11 船体、
12 乗込み口、
13 車椅子、
14 乗降板、
15 乗降板移動手段、
16 回動軸、
17 昇降フレーム、
18 ガイドレール、
18a 鉛直レール部、
18b 湾曲レール部、
19 電動モータ(移動用アクチュエータ)、
20 フレーム移動手段、
21 電動シリンダ(回動用アクチュエータ)、
41 トラベリングナット、
41a ねじ穴、
41b ナット揺動軸、
42 ジャッキ本体、
43 入力軸、
44 ねじ軸、
47 リンク機構、
48 ステップ、
58 階段、
59 昇降台、
S 電動スクリュージャッキ。
a 格納位置、
b 車椅子の乗下船位置、
c 健常者の乗下船位置。

Claims (1)

  1. 船体の乗込み口に、健常者および車椅子が乗下船するための乗降板が、乗降板移動手段により、船内の格納位置と船外の乗下船位置との間で移動自在に設けられた船舶搭載型乗下船装置であって、
    上記乗降板は、リンク機構により折畳み自在な多数のステップを有して、上記健常者の乗下船時には、上記多数のステップが段差状に配置された階段を構成し、上記車椅子の乗下船時には、上記多数のステップが平坦に折り畳まれた上記車椅子の昇降台を構成するとともに、船内への格納時には上記多数のステップが平坦に折り畳まれて起立状態となるもので、
    上記乗降板移動手段は、上記乗降板の基端部が水平な回動軸を介して支持された昇降フレームと、上記船体の乗込み口に設けられ、上記昇降フレームの昇降とこの昇降フレームの船内への格納とをガイドするガイドレールと、上記船体に配置され、移動用アクチュエータにより、上記昇降フレームを上記ガイドレールに沿って昇降させ船内に格納するフレーム移動手段と、上記昇降フレームに設けられ、回動用アクチュエータにより上記回動軸を中心として、上記乗降板を、船内に格納する際の起立位置から上記昇降台を利用する際の水平な車椅子の乗下船位置を経て、上記階段を利用する際の健常者の乗下船位置までの間で回動させる乗降板回動手段とを備えており、
    上記ガイドレールは、上記昇降フレームを昇降させる鉛直レール部と、この鉛直レール部の上端に連結され、上記昇降フレームを徐々に船内に移動させる湾曲レール部とを含み、
    上記フレーム移動手段は、電動スクリュージャッキを有し、この電動スクリュージャッキは、上記昇降フレームの上部に、ねじ穴の軸線と直交する水平なナット揺動軸を介して揺動自在に設けられたトラベリングナットと、上記船体の乗込み口に配置された水平方向に延びる入力軸を有し、この入力軸を中心にして揺動自在に構成されたジャッキ本体と、このジャッキ本体内で基端部が上記入力軸に動力伝達可能に連結され、上記トラベリングナットと螺合した鉛直方向に延びるねじ軸とを備え、上記移動用アクチュエータは、上記船体の乗込み口に配置され、上記入力軸を回転させる電動モータを含む船舶搭載型乗下船装置。
JP2016077032A 2016-04-07 2016-04-07 船舶搭載型乗下船装置 Active JP6526595B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016077032A JP6526595B2 (ja) 2016-04-07 2016-04-07 船舶搭載型乗下船装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016077032A JP6526595B2 (ja) 2016-04-07 2016-04-07 船舶搭載型乗下船装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017185934A JP2017185934A (ja) 2017-10-12
JP6526595B2 true JP6526595B2 (ja) 2019-06-05

Family

ID=60045260

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016077032A Active JP6526595B2 (ja) 2016-04-07 2016-04-07 船舶搭載型乗下船装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6526595B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111254808B (zh) * 2020-02-15 2021-07-30 新昌县知贝机械有限公司 一种海洋平台登艇装置
JP7365537B1 (ja) * 2023-03-06 2023-10-20 株式会社松ヶ鼻技術研究所 タラップ
CN117585102B (zh) * 2024-01-18 2024-04-09 招商局金陵船舶(威海)有限公司 一种客滚船电动移门

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5901813A (en) * 1997-05-12 1999-05-11 Orgal; Daniel Physiotherapeutic device
JPH1113239A (ja) * 1997-06-26 1999-01-19 Sakai Medical Co Ltd 階段装置
JP2001080889A (ja) * 1999-09-09 2001-03-27 Haruo Suzuki 階段補助装置
JP2001089100A (ja) * 1999-09-24 2001-04-03 Masahiko Aihara 昇降装置
JP2003012284A (ja) * 2001-07-03 2003-01-15 Araco Corp 構造物の出入口に設置される昇降機
JP2003118985A (ja) * 2001-10-19 2003-04-23 Toyota Auto Body Co Ltd 段差解消装置
JP4261178B2 (ja) * 2002-12-26 2009-04-30 株式会社スギヤス 段差解消階段
KR101281296B1 (ko) * 2011-02-16 2013-07-03 에스티엑스조선해양 주식회사 작업용 로봇의 탈부착장치
JP2014136469A (ja) * 2013-01-16 2014-07-28 Shimonoseki Ryoju Engineering Kk 乗下船兼用船内エレベータ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017185934A (ja) 2017-10-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6526595B2 (ja) 船舶搭載型乗下船装置
JP5721012B2 (ja) 乗下船用タラップ装置
KR20120132168A (ko) 선박용 현측 사다리
WO2011019289A1 (en) A transport device and a method of operating the device
JP2014136469A (ja) 乗下船兼用船内エレベータ装置
US10414474B2 (en) Boat handling apparatus
KR101271208B1 (ko) 승하선 장치
JP4316514B2 (ja) 機械式駐車装置における作業装置とその作業方法
JP6161383B2 (ja) 機械式駐車設備
JPH07251791A (ja) 舷梯装置
JP2004314890A (ja) 舷梯装置
RU2680363C1 (ru) Устройство для спасения людей
KR101271685B1 (ko) 승하선 장치
JP2005161952A (ja) 車椅子等乗下船装置
JP2009012866A (ja) 昇降装置
JP6095410B2 (ja) バリアフリー乗下船設備
JP6916825B2 (ja) 乗下船装置
JPH02183055A (ja) 小型船舶の陸揚げ装置
JP2006095155A (ja) フェリー用リフタ
JP3740140B2 (ja) 船舶のバリアフリー昇降装置
KR101019182B1 (ko) 승하선 장치
JP2600851B2 (ja) エスカレータ
EP2570103A1 (en) Lift device to be used in conjunction with a vehicle
IT202000002116A1 (it) Sistema di imbarco/sbarco di passeggeri da una imbarcazione
JP2007276959A (ja) エレベーターのピット梯子装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190108

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20190108

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20190128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190201

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190401

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190412

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190508

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6526595

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250