JP6523752B2 - ハンドル装置 - Google Patents

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Description

この発明は、開口部を開閉する扉の開閉操作用のハンドル装置に関する。
業務用冷蔵庫の出入口となる開口部の開閉用扉は、普通、戸先側に設けられたハンドル装置でもって開閉される。そのハンドル装置として、下記の特許文献1に記載されたものが従来から知られている。
特許文献1に記載されたハンドル装置においては、扉の戸先側における外表面に装置本体と称せられている台座を取り付け、その台座に枢軸を介して操作ハンドルを揺動自在に支持し、その操作ハンドルの揺動に連動して台座に支持されたラッチをスライドさせるようにしている。
業務用冷蔵庫においては、扉の閉鎖により、その扉の内表面外周部と開口部外周囲における戸当たり面の一方に設けられたパッキンを他方に密着させて気密性を保つようにしており、一方、ハンドル装置においては、扉の閉鎖状態でラッチの先端部をラッチ受け具に係合させて扉の閉鎖状態を保持するようにしている。
また、扉の開放に際しては、操作ハンドルを引く操作により、その操作ハンドルを解錠位置に向けて揺動させ、ラッチ受け具からラッチを後退動させて係合解除し、その係合解除状態から、操作ハンドルをさらに同方向に引く操作によって扉を開放させるようにしている。
実開昭60−70157号公報
ところで、上記従来のハンドル装置においては、操作ハンドルを引く操作によりラッチを係合解除し、その操作ハンドルをさらに引く一連の操作で扉を開放させるものであるため、扉の開放にきわめて大きな操作力を必要とする。
すなわち、業務用冷蔵庫においては、庫内の冷却により圧力が低下して、庫内圧力と外気圧と間に圧力差があり、その差圧は扉を閉鎖する方向に作用し、しかも、扉自体の重量も重いため、差圧および扉の重量に対応する大きな操作力を操作ハンドルに付与する必要が生じ、扉を容易に開放させることができない。
この発明の課題は、業務用冷蔵庫や冷凍冷蔵庫への使用において、扉を軽い操作力で開放操作し得るようにしたハンドル装置を提供することである。
上記の課題を解決するため、この発明においては、開口部を開閉する扉の戸先側外表面に取り付けられるハンドル操作具と、前記開口部が形成された周壁の外表面において前記ハンドル操作具に対向するように取り付けられるラッチ受け具とからなり、前記ハンドル操作具が、ラッチガイド筒およびそのラッチガイド筒の外表面に設けられた突出部を有し、前記ラッチガイド筒の一端開口が前記ラッチ受け具と対向するようにして扉の外表面に取り付けられる台座と、その台座の前記ラッチガイド筒内にスライド自在に組み込まれ、前記ラッチ受け具に対する先端部の係合によって扉を閉鎖状態に保持するラッチと、そのラッチをラッチ受け具と係合する方向に向けて付勢する弾性部材と、前記台座の突出部の戸先側端部に両端を上下にして支持された支点ピンと、その支点ピンを中心にして揺動自在に支持された操作ハンドルと、その操作ハンドルの揺動運動を前記ラッチのスライド運動に変換する運動変換機構とを有してなり、前記操作ハンドルの揺動中心側の端部に前記扉の閉鎖状態で前記ラッチ受け具の外表面と前後で対向し、操作ハンドルの解錠位置に向けての揺動操作により前記ラッチをラッチ受け具から係合解除させた後にラッチ受け具の外表面に当接する延出部を設けた構成を採用したのである。
上記の構成からなるハンドル装置において、扉を閉鎖すると、ラッチがラッチ受け具に係合して扉は閉鎖状態に保持される。その閉鎖状態において、操作ハンドルの揺動中心側の端部に設けられた延出部がラッチ受け具と前後で対向する状態とされる。
上記のような扉の閉鎖状態から、操作ハンドルの操作部に引く方向の操作力を付与すると、操作ハンドルが解錠位置に向けて揺動し、その揺動に連動してラッチが後退動する。ラッチの先端部がラッチ受け具から離反して係合解除すると、延出部がラッチ受け具の外表面に当接する。その当接状態から操作ハンドルを解錠位置に向けてさらに揺動させると、延出部のラッチ受け具に対する当接位置を支点にして操作ハンドルの揺動中心に外方に向けての操作力が付与される。その操作力は梃子の作用によるものであるため、極めて大きく、その操作力の付与によって扉が僅かに開放する。
このため、扉が業務用冷蔵庫の扉である場合、扉の開放と同時に、外部の空気が庫内に流れ込んで庫内と外部との圧力差が無くなり、扉を軽い力で開放させることができる。
ここで、運動変換機構として、台座の突出部の戸尻側端部に支持されたアーム支持ピンを中心にして揺動可能なアームを有し、そのアームの前記ラッチと対向する揺動側の端部に前記ラッチの後端部に設けられたラッチピンに係合する係合片と、前記操作ハンドルに対向する揺動側の端部に前記アーム支持ピンに向けて長く延び、前記操作ハンドルの揺動中心から操作部側に片寄った位置に設けられた連動ピンが挿入された長孔とを設け、その長孔の内周に対する連動ピンの押圧により操作ハンドルの揺動に連動してアームを揺動させ、そのアームの前記係合片でラッチピンを押圧してラッチを係合解除位置に向けて移動させるようにした構成のものを採用することができる。
この発明においては、以上のように、操作ハンドルを解錠位置に向けて揺動させるとラッチが係合解除し、その係合解除後、延出部がラッチ受け具の外表面に当接するため、梃子の作用によって操作ハンドルの揺動中心部に極めて大きな操作力を負荷することができ、その負荷により扉が僅かに開放して扉の内外の圧力差がなくなるので、扉を軽い力で開放させることができる。
この発明に係るハンドル装置の実施の形態を示し、(I)は一部切欠平面図、(II)は正面図 図1(I)の一部を拡大して示す断面図 図1(II)のIII−III線に沿った状態での一部切欠断面図 図3のIV−IV線に沿った断面図 扉が少し開放した状態の断面図 ハンドル操作具を形成する各種部品の分解斜視図
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1図(I)および(II)は、この発明に係るハンドル装置を業務用冷蔵庫の扉の開閉用に採用した例を示す。ここで、冷蔵庫Aは、周壁1に出入口としての開口部2を設け、その開口部2を揺動自在に支持された扉3によって開閉するようにしており、上記扉3を閉鎖すると、その扉3の内表面の外周部に設けられたパッキン4が開口部2の周囲の戸当たり面に密着して庫内を密閉状態に保持するようになっている。
図1図(I)および(II)に示すように、ハンドル装置は、扉3の戸先側外表面に取り付けられるハンドル操作具10と、開口部2が形成された周壁1の外表面において上記ハンドル操作具10と対向するように取り付けられるラッチ受け具60とからなる。
ラッチ受け具60は、周壁1の外表面にねじ止めされるブラケット61と、そのブラケット61にねじ止めされたL形係合片64とからなる。ブラケット61は支持板62の両側に対向一対の側板63が形成された断面コの字状とされ、上記支持板63の内側面に係合片64が衝合されてねじ65の締め付けにより高さ調節可能な支持とされている。このラッチ受け具60は係合片64が開口部2に向く取り付けとされている。
図2乃至図4および図6に示すように、ハンドル操作具10は、扉3の戸先側の外表面に取り付けられる座板11と、その座板11を覆うようにして扉3に取り付けられる台座13を有している。
座板11は、矩形状をなしている。座板11は、その一端がラッチ受け具60と対向するようにして扉3の外表面に衝合され、その衝合状態で上側および下側に設けられた取付片12が扉3にねじ込まれるビスの締め付けで扉3に取り付けられている。
台座13は、断面コの字状のラッチガイド筒14を有している。ラッチガイド筒14は座板11に対して嵌合可能とされて座板11の全体を覆うことができる大きさとされ、その外表面には一端からラッチガイド筒14の長さ方向に延びる突出部15が設けられている。また、ラッチガイド筒14の上側面および下側面には取付片16が設けられ、その取付片16の外表面側に設けられた凹部17の開口部が蓋体18の取り付けによって閉塞されている。
台座13は、座板11に嵌合されてラッチガイド筒14の一端がラッチ受け具60と対向する組み込みとされ、上側面および下側面に設けられた上記取付片16がビス19の締め付けで扉3に取り付けられる。
突出部15の外表面には、その突出部15の長さ方向の中央部位に角形の凹部20が設けられている。凹部20の底面にはラッチガイド筒14内に張り出す角筒部21が設けられている。
ラッチガイド筒14内にはラッチ22がスライド自在に組み込まれている。ラッチ22は、ラッチ受け具60の係合片64の内表面に対して戸先側端部が係脱自在とされ、その戸先側端部の外表面に対する背面側に円弧状の傾斜面23が設けられている。
また、ラッチ22には、後端面から戸先側端部に至るガイド溝部24が設けられている。ガイド溝部24には台座13の上記角筒部21が挿入され、その角筒部21とガイド溝部24の閉塞端間にラッチ22の戸先側端部がラッチガイド筒14の一端開口から外部に突出する方向(係合方向)に向けて付勢する弾性部材25が組み込まれている。
台座13の突出部15には、凹部20から戸先側端部に片寄った位置に支点ピン26が支持されている。支点ピン26は両端が上下に位置する支持とされ、その支点ピン26を中心にして操作ハンドル27が揺動自在に支持されている。
操作ハンドル27とラッチ22の相互間には、操作ハンドル27の揺動運動をラッチ22のスライド運動に変換する運動変換機構30が設けられている。運動変換機構30は、台座13の突出部15の戸尻側端部に支持されたアーム支持ピン31を中心にしてアーム32を揺動自在に設け、そのアーム32の上記ラッチガイド筒14の戸尻側端部に設けられた切欠部34に挿入されてラッチ22と対向する揺動側の端部に係合片33を設け、その係合片33をラッチ22の戸尻側端部に設けられたラッチピン35に係合している。
また、アーム32の操作ハンドル27に対向する揺動側の端部にアーム支持ピン31に向けて長く延びる長孔36を形成し、一方、操作ハンドル27の揺動中心から戸尻側端部(操作部側)に片寄った位置に連動ピン37を設け、その連動ピン37を長孔36内に挿入している。
上記の構成からなる運動変換機構30においては、操作ハンドル27の揺動により連動ピン37で長孔36の内周を押圧してアーム支持ピン31を中心にアーム32を揺動させ、そのアーム32に設けられた上記係合片33でラッチピン35を押圧してラッチ22を戸尻側端に向けて後退動させるようにしている。
操作ハンドル27には、支点ピン26で支持された揺動中心側の端部にラッチ受け具60の係合片64の外表面と前後で対向する延出部28が設けられている。延出部28は、操作ハンドル27の解錠位置に向けての揺動によりラッチ22が後退動してラッチ受け具60の係合片64に対して係合解除した後、係合片64の外表面に当接するようになっている。
操作ハンドル27には、支点ピン26から戸尻側端に向けて少し片寄った位置に支持筒38が設けられている。支持筒38は台座13の突出部15に形成された前述の凹部20内に挿入され、その支持筒38内に操作キーにより回動操作されるシリンダ39が組み込まれている。
シリンダ39の先端部にはシリンダカム40が連結されている。シリンダカム40には、図5に示すように、外周の一側から他側に貫通する割溝40aが設けられて台座13の角筒部21内に組み込まれた回転可能なシリンダ受け41と係脱自在とされている。シリンダ受け41には円筒状のロックカム42が連結され、そのロックカム42の先端面に形成されたカム面43にロックプレート44の戸先側端部に設けられたコの字形の折曲げ部44aが対向している。
ロックプレート44は、座板11に設けられたピン45によって戸尻側端部が支持され、上記座板11との間に組み込まれたばね44bによって先端部がカム面43に押し付けられている。
図2および図6に示すように、ロックプレート44の戸先側端部における上辺および下辺にはロック片46が設けられている。一方、ラッチ22の後端部には切欠部47が設けられ、その切欠部47に対するロック片46の係合によってラッチ22はラッチ受け具60の係合片64に係合する状態でロックされる。
ここで、操作キーによりシリンダ39を回動すると、そのロックカム42が回動し、そのロックカム42のカム面43の回動によりロックプレート44の戸先側端部が押されて座板11に向けて撓み、切欠部47に対するロック片46の係合が解除してラッチ22のロックが解除される。
図6に示すように、アーム32は、2枚を一組とされ、その2枚のアーム32の対向部間に、図3に示すように、内アーム48が組み込まれている。内アーム48は、アーム支持ピン31を中心にして揺動自在に支持され、ラッチ22に対向する揺動側の端部には切欠部49が形成され、その切欠部49にラッチピン35が挿入されている。
また、内アーム48には、揺動側端部の一側に操作ハンドル27の操作部に向けて延びる二股片50が設けられ、その二股片50の先端部で支持されたピン51によって非常用レバー52が揺動自在に支持されている。
非常用レバー52の揺動側端部にはロックプレート押圧用のカム片53が設けられている。また、非常用レバー52には内アーム48の二股片50の扉側の側縁に対向して押圧片54が設けられている。
非常用レバー52は、扉3に形成された挿入孔55および座板11に形成された孔56に操作側端部が対向している。その挿入孔55から孔56に庫内に予め用意された操作棒を挿入して上記操作側端部を押し込むことにより非常用レバー52が揺動し、カム片53がロックプレート44を押圧する。その押圧によりロックプレート44に撓みが生じて切欠部47に対するロック片46の係合が解除し、ラッチ22のロックが解除する。また、非常用レバー52の押圧片54が内アーム48の二股片50を押圧し、その押圧により内アーム48が揺動し、切欠部49の側縁がラッチピン35を押圧し、ラッチ22が後退動してラッチ受け具60に対する係合が解除する。
実施の形態で示すハンドル装置は上記の構造からなり、図2は、扉3の閉鎖状態を示し、パッキン4は周壁1の開口部2外周囲の戸当たり面に密着して庫内を密封状態に保持している。また、ラッチ22はラッチ受け具60の係合片64の内面に係合して、扉3を閉鎖状態に保持している。このとき、操作ハンドル27の延出部28はラッチ受け具60の係合片64と前後で対向し、その対向部間に間隔が設けられている。
また、ロックプレート44のロック片46はラッチ22の戸尻側端部に設けられた切欠部47に対して係合解除し、ラッチ22はロック解除された状態にある。
上記のような扉3の閉鎖状態において、操作ハンドル27の戸尻側端部である操作部を引く操作によってその操作ハンドル27を解錠位置に向けて揺動させると、連動ピン37がアーム32に形成された長孔36の内側面を押圧し、その押圧によりアーム32がアーム支持ピン31を中心に揺動する。また、アーム32の揺動により、そのアーム32に設けられた係合片33がラッチピン35を押圧し、その押圧によりラッチ22が弾性部材25の弾性に抗して戸尻側に向けてスライドし、ラッチ受け具60の係合片64に対する係合が解除する。
また、ラッチ22の係合解除後、図2の鎖線イで示すように、操作ハンドル27の延出部28の先端が係合片64の外表面に当接する。その当接状態から操作ハンドル27の操作部をさらに同方向に引くと、延出部28のラッチ受け具60の係合片64に対する当接位置を支点にして操作ハンドル27の揺動中心である支点ピン26に外方に向けての操作力が付与される。その操作力は梃子の作用によるものであるため、極めて大きく、その操作力の付与によって扉3は僅かに開放する。
図5は、扉3の僅かな開放状態を示し、その扉3の開放と同時に庫内に外気が流れ込んで、庫内と外部との圧力差が無くなり、扉3を軽いハンドル操作力によって開放させることができる。
扉3の開放状態において、操作ハンドル27から手を離すと、弾性部材25の復元弾性によりラッチ22は、ラッチガイド筒14の戸先側端部の開口から先端部が突出する係合位置に戻される。その状態で操作ハンドル27を押圧して、扉3を閉鎖位置に向けて揺動させると、扉3が閉鎖する少し手前の位置でラッチ22の戸先側端部に設けられた傾斜面23がラッチ受け具60の係合片64の端部に当接し、その当接によりラッチ22が弾性部材25の弾性に抗して係合解除位置に向けてスライドする。
ラッチ22の戸先側端部が係合片64の端部を通過すると、弾性部材25の復元弾性によりラッチ22が係合位置に向けてスライドして、図2に示すように、係合片64の内面に係合し、扉3は閉鎖状態に保持される。また、操作ハンドル27の延出部28は係合片64の外表面と間隔をおいて対向する状態に保持される。
このように、実施の形態におけるハンドル装置においては、操作ハンドル27の操作部を引く操作により解錠位置に向けて揺動させると、ラッチ22が係合解除して延出部28がラッチ受け具60の外表面に当接する。その当接状態から操作ハンドル27をさらに同方向に向けて引くことによって梃子の作用により操作ハンドル27の揺動中心である支点ピン26に極めて大きな操作力を負荷することができるため、扉3を僅かに開放させることができる。その扉3の開放によって外気が庫内に流れ込んで、外部との圧力差が無くなるため、扉を軽い力で開放させることができる。
実施の形態においては、この発明に係るハンドル装置を業務用冷蔵庫の扉の開閉操作用に使用した例を示したが、使用例はこれに限定されない。例えば、冷凍冷蔵庫であってもよい。
2 開口部
3 扉
10 ハンドル操作具
13 台座
14 ラッチガイド筒
15 突出部
22 ラッチ
25 弾性部材
26 支点ピン
27 操作ハンドル
28 延出部
30 運動変換機構
31 アーム支持ピン
32 アーム
33 係合片
35 ラッチピン
36 長孔
37 連動ピン

Claims (1)

  1. 開口部を開閉する扉(3)の戸先側外表面に取り付けられるハンドル操作具(10)と、前記開口部が形成された周壁の外表面において前記ハンドル操作具(10)に対向するように取り付けられるラッチ受け具(60)とからなり、
    前記ハンドル操作具(10)が、ラッチガイド筒(14)およびそのラッチガイド筒(14)の外表面に設けられた突出部(15)を有し、前記ラッチガイド筒(14)の一端開口が前記ラッチ受け具(60)と対向するようにして扉(3)の外表面に取り付けられる台座(13)と、その台座(13)の前記ラッチガイド筒(14)内にスライド自在に組み込まれ、前記ラッチ受け具(60)に対する先端部の係合によって扉(3)を閉鎖状態に保持するラッチ(22)と、そのラッチ(22)をラッチ受け具(60)と係合する方向に向けて付勢する弾性部材(25)と、前記台座(13)の突出部(15)の戸先側端部に両端を上下にして支持された支点ピン(26)と、その支点ピン(26)を中心にして揺動自在に支持された操作ハンドル(27)と、その操作ハンドル(27)の揺動運動を前記ラッチ(22)のスライド運動に変換する運動変換機構(30)と、操作キーによるシリンダ(39)の回動に伴い、前記ラッチ(22)の移動を阻止してロックし、又は許容してロックを解除するロック機構とを有してなり、
    前記運動変換機構(30)が、前記台座(13)の突出部(15)の戸尻側端部に支持されたアーム支持ピン(31)を中心にして揺動可能なアーム(32)を有し、そのアーム(32)の前記ラッチ(22)に対向する揺動側の端部に前記ラッチ(22)の後端部に設けられたラッチピン(35)に係合する係合片(33)と、前記操作ハンドル(27)に対向する揺動側の端部に前記アーム支持ピン(31)に向けて長く延び、前記操作ハンドル(27)の揺動中心から操作部側に片寄った位置に設けられた連動ピン(37)が挿入された長孔(36)とを設け、その長孔(36)の内周に対する連動ピン(37)の押圧により操作ハンドル(27)の揺動に連動してアーム(32)を揺動させ、そのアーム(32)の前記係合片(33)でラッチピン(35)を押圧してラッチ(22)を係合解除位置に向けて移動させる構成とされ、
    前記操作ハンドル(27)の揺動中心側の端部に前記扉(3)の閉鎖状態で前記ラッチ受け具(60)の外表面と前後で対向し、操作ハンドル(27)の解錠位置に向けての揺動操作により前記ラッチ(22)をラッチ受け具(60)から係合解除させた後にラッチ受け具(60)の外表面に当接する延出部(28)を設け、
    前記ロック機構が、前記ラッチ(22)の後端部に係脱して前記ラッチ(22)のロック状態とロック解除状態を切り替えるロックプレート(44)を備え、前記運動変換機構(30)のアーム(32)は、2枚を一組とされ、その2枚のアーム(32)の対向部間に、内アーム(48)が組み込まれ、前記内アーム(48)は、前記アーム支持ピン(31)を中心にして揺動自在に支持され、前記ラッチ(22)に対向する揺動側の端部には切欠部(49)が形成され、その切欠部(49)に前記ラッチピン(35)が挿入され、
    前記内アーム(48)には、揺動側端部の一側に前記操作ハンドル(27)の操作部に向けて延びる二股片(50)が設けられ、その二股片(50)の先端部で支持されたピン(51)によって非常用レバー(52)が揺動自在に支持され、
    前記非常用レバー(52)の揺動側端部には前記ロックプレート(44)の押圧用のカム片(53)が設けられ、前記非常用レバー(52)には前記内アーム(48)の前記二股片(50)の扉側の側縁に対向して押圧片(54)が設けられ、前記非常用レバー(52)は、前記扉(3)に形成された挿入孔(55)に操作側端部が対向し、
    前記挿入孔(55)から操作棒を挿入して、前記非常用レバー(52)の操作側端部を押し込むことにより前記非常用レバー(52)が揺動し、前記カム片(53)が前記ロックプレート(44)を押圧し、その押圧により前記ロックプレート(44)に撓みが生じて、前記ラッチ(22)のロックが解除され、前記非常用レバー(52)の前記押圧片(54)が前記内アーム(48)の前記二股片(50)を押圧し、その押圧により前記内アーム(48)が揺動し、前記切欠部(49)の側縁が前記ラッチピン(35)を押圧し、前記ラッチ(22)が後退動して前記ラッチ受け具(60)に対する係合が解除されるハンドル装置。
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