JP6522469B2 - タイヤ材料搬送装置およびタイヤ材料搬送方法 - Google Patents

タイヤ材料搬送装置およびタイヤ材料搬送方法 Download PDF

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Description

本発明は、タイヤ成形用ドラムにタイヤ材料を搬送するためのタイヤ材料搬送装置および前記タイヤ材料搬送装置を用いたタイヤ材料搬送方法に関する。
空気入りタイヤの製造工程において、加硫前の生タイヤは円筒状のタイヤ成形用ドラムに種々の帯状ないしはシート状のタイヤ材料を貼り付けて積層させることにより成形される。このとき、これらのタイヤ材料は、搬送コンベアを有するタイヤ材料搬送装置によってタイヤ成形用ドラムまで搬送される(例えば、先行文献1、2)。
図3は従来のタイヤ材料搬送装置を模式的に示す側面図である。図3に示すように、タイヤ材料搬送装置の搬送コンベアaの材料送出し側には、先端ガイドとしての固定式のガイドプレートbが設けられている。このガイドプレートbは、搬送コンベアaから送り出されるタイヤ材料Wの下方に配置されており、タイヤ材料Wをタイヤ成形用ドラムcの外周面に向けて案内する。なお、図3において、dはタイヤ材料Wをタイヤ成形用ドラムcに圧着させるためのスポンジローラーである。
特開2012―228794号公報 特開2014―200928号公報
しかしながら、従来のタイヤ材料搬送装置を用いてタイヤ成形用ドラムcへタイヤ材料Wを供給した場合、ガイドプレートbとの摩擦によってタイヤ材料Wの貼り付け位置に不規則なバラツキが発生することがある。このようなバラツキが生じると、タイヤ成形用ドラムcに貼り付けられたタイヤ材料Wの始端部と終端部をジョイントさせる際に不良が生じる恐れがある。
また、送り出されたタイヤ材料Wがガイドプレートbの表面に密着することがあり、この場合にはタイヤ材料Wが搬送コンベアaとガイドプレートbとの隙間に巻き込まれて、機器停止を生じさせる恐れがある。
そこで、本発明は、タイヤ材料をタイヤ成形用ドラムに搬送して貼り付ける際、貼り付け位置に不規則なバラツキが発生することを防止して、タイヤ材料のジョイント不良の発生を低減すると共に、タイヤ材料が搬送コンベアとガイドプレートとの隙間に巻き込まれることを防止できる技術を提供することを課題とする。
請求項1に記載の発明は、
搬送コンベアから送り出されるタイヤ材料をタイヤ成形用ドラムに案内するための先端ガイドを備えたタイヤ材料搬送装置であって、
前記搬送コンベアと前記タイヤ成形用ドラムの間に配置されて、前記搬送コンベアから送り出された前記タイヤ材料を下方から支持して前記タイヤ成形用ドラムへ案内するガイドローラーと、
前記搬送コンベアと前記ガイドローラーとを跨ぐように、前記搬送コンベアと前記ガイドローラーの上方に配置されている転写ローラーとを備えており、
前記転写ローラーを前記搬送コンベアと前記ガイドローラーとに接触させることにより、前記転写ローラーを介して、前記搬送コンベアの回転駆動力を前記ガイドローラーに伝達するように構成されていることを特徴とするタイヤ材料搬送装置である。
請求項2に記載の発明は、
さらに、前記転写ローラーを昇降させるシリンダーを備えており、
前記搬送コンベアからタイヤ材料を送り出す際に前記転写ローラーを下降させて、前記転写ローラーを前記搬送コンベアと前記ガイドローラーに接触させることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ材料搬送装置である。
請求項3に記載の発明は、
請求項1または請求項2に記載のタイヤ材料搬送装置を用いて、前記タイヤ材料を前記タイヤ成形用ドラムに搬送するタイヤ材料搬送方法であって、
前記タイヤ材料を、前記転写ローラーを介して前記搬送コンベアの回転駆動力が伝達された前記ガイドローラーによって案内しながら前記タイヤ成形用ドラムに搬送することを特徴とするタイヤ材料搬送方法である。
本発明によれば、タイヤ材料をタイヤ成形用ドラムに搬送して貼り付ける際、貼り付け位置に不規則なバラツキが発生することを防止して、タイヤ材料のジョイント不良の発生を低減すると共に、タイヤ材料が搬送コンベアとガイドプレートとの隙間に巻き込まれることを防止できる技術を提供することができる。
本発明の一実施の形態に係るタイヤ材料搬送装置を模式的に示す側面図である。 本発明の一実施の形態に係るタイヤ材料搬送装置の構造を示す平面図である。 従来のタイヤ材料搬送装置を模式的に示す側面図である。
以下、本発明を実施の形態に基づき、図面を用いて説明する。
1.装置の構成
図1は本実施の形態に係るタイヤ材料搬送装置を模式的に示す側面図である。また、図2は本実施の形態に係るタイヤ材料搬送装置の構造を示す平面図である。なお、図中の符号2はタイヤ成形用ドラムであり、7はタイヤ材料Wをタイヤ成形用ドラム2に貼り付けるためのスポンジローラーである。
図1および図2に示すように、本実施の形態に係るタイヤ材料搬送装置は、従来のタイヤ材料搬送装置と同様に、搬送コンベアとしてのエプロンコンベア1を備えており、タイヤ材料Wをエプロンコンベア1からタイヤ成形用ドラム2に向かって斜め下方に送り出すように構成されている。
エプロンコンベア1は、サーボモータ(図示省略)に連結される駆動プーリー1a及び従動プーリー(図示省略)と、これらのプーリー間に架け渡された無端状の搬送用ベルト1bとを備えている。
そして、本実施の形態においては、従来の先端ガイドに替えてエプロンコンベア1の材料送り出し側にガイドローラー3が設けられていると共に、このガイドローラー3にエプロンコンベア1の回転駆動力を伝達するための転写ローラー4がさらに設けられている点において従来の技術と異なっている。
ガイドローラー3は、エプロンコンベア1とタイヤ成形用ドラム2との間に配置されるフリーローラーであって、エプロンコンベア1から送り出されるタイヤ材料Wを下方から支持してタイヤ成形用ドラム2まで案内する。
図2に示すように、転写ローラー4は、エプロンコンベア1の幅方向の端部のタイヤ材料Wが搬送されていない部分の上方に設けられている。本実施の形態において、転写ローラー4は、前後一対のローラー4a、4b(図1参照)と、ローラー4a、4b間に架け渡された無端状のベルト4cと、転写ローラー4を支持する支持体6とから構成されている。
そして、転写ローラー4は、エプロンコンベア1とガイドローラー3とを跨ぐようにして配置されている。具体的には、ベルト4cによって連結された一対のローラー4a、4bの内、一方のローラー4bがエプロンコンベア1の搬送用ベルト1bを挟んで駆動プーリー1aに接するように配置されており、他方のローラー4aはガイドローラー3に接するように配置されている。これにより、転写ローラー4を介して、エプロンコンベア1の回転駆動力がガイドローラー3に伝達される。
また、本実施の形態においては、転写ローラー4の支持体6にエアシリンダー5が取り付けられており、エアシリンダー5を伸縮させることによって転写ローラー4を昇降させることができるように構成されている。
2.搬送および貼り付け動作
次に、本実施の形態に係るタイヤ材料搬送装置を用いたタイヤ材料Wの搬送およびタイヤ成形用ドラム2への貼り付け動作を説明する。
先ず、スポンジローラー7および転写ローラー4が上昇した状態で、エプロンコンベア1がガイドローラー3の手前までタイヤ材料Wを搬送する。
次に、エアシリンダー5によって転写ローラー4を下降させる。これにより、転写ローラー4の一方のローラー4bがエプロンコンベア1の駆動プーリー1aに接触し、他方のローラー4aがガイドローラー3に接触する。
この状態で、エプロンコンベア1による搬送を開始すると、エプロンコンベア1の回転がガイドローラー3に伝達されてガイドローラー3がエプロンコンベア1に同期して回転する。この回転するガイドローラー3によって、タイヤ材料Wが支障なく案内されながらタイヤ成形用ドラム2に搬送される。そして、タイヤ材料Wの始端がスポンジローラー7の下方の位置まで搬送された時点で搬送が一旦停止する。
次に、スポンジローラー7が下降してタイヤ成形用ドラム2とスポンジローラー7との間にタイヤ材料Wを挟み込んだ状態で、タイヤ成形用ドラム2を回転させることによりタイヤ材料Wをタイヤ成形用ドラム2に圧着しながら巻き付ける。その後、タイヤ材料Wがタイヤ成形用ドラム2の外周に巻き回されて始端と終端がジョイントされた時点でスポンジローラー7が上昇する。
上記のように、本実施の形態によれば、従来の固定式のガイドプレートに替えて、ガイドローラー3に変更した上で、転写ローラー4を介してガイドローラー3を回転駆動させているため、タイヤ材料Wをタイヤ成形用ドラム2へ搬送する際に、タイヤ材料Wの搬送を妨げるような摩擦が発生することを防止できる。
この結果、タイヤ材料Wをタイヤ成形用ドラム2へ貼り付ける際に、貼り付け位置に不規則なバラツキが発生しなくなり、タイヤ材料Wを貼り付けた後のジョイントにおいて、ジョイント不良が発生することを防止することができる。
また、タイヤ材料Wとガイド部材とが密着することもなくなるため、タイヤ材料Wの巻き込みによる機器停止の発生も防止することができ、生産効率の向上にも貢献することができる。
さらに、本実施の形態においては、ガイドローラー3に駆動ローラーを採用せずに、転写ローラー4を介してエプロンコンベア1の回転駆動力を伝達させることによりガイドローラー3を回転させている。このため、サーボモータなどを用いてガイドローラー3自体を駆動させる場合よりも設備コストを安価にすることができ、また、ガイドローラー3とエプロンコンベア1との回転を同期させるための複雑な制御も必要としない。
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではない。本発明と同一及び均等の範囲内において、上記の実施の形態に対して種々の変更を加えることができる。
1 エプロンコンベア
1a 駆動プーリー
1b 搬送用ベルト
2、c タイヤ成形用ドラム
3 ガイドローラー
4 転写ローラー
4a、4b ローラー
4c ベルト
5 エアシリンダー
6 支持体
7、d スポンジローラー
a 搬送コンベア
b ガイドプレート
W タイヤ材料

Claims (3)

  1. 搬送コンベアから送り出されるタイヤ材料をタイヤ成形用ドラムに案内するための先端ガイドを備えたタイヤ材料搬送装置であって、
    前記搬送コンベアと前記タイヤ成形用ドラムの間に配置されて、前記搬送コンベアから送り出された前記タイヤ材料を下方から支持して前記タイヤ成形用ドラムへ案内するガイドローラーと、
    前記搬送コンベアと前記ガイドローラーとを跨ぐように、前記搬送コンベアと前記ガイドローラーの上方に配置されている転写ローラーとを備えており、
    前記転写ローラーを前記搬送コンベアと前記ガイドローラーとに接触させることにより、前記転写ローラーを介して、前記搬送コンベアの回転駆動力を前記ガイドローラーに伝達するように構成されていることを特徴とするタイヤ材料搬送装置。
  2. さらに、前記転写ローラーを昇降させるシリンダーを備えており、
    前記搬送コンベアからタイヤ材料を送り出す際に前記転写ローラーを下降させて、前記転写ローラーを前記搬送コンベアと前記ガイドローラーに接触させることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ材料搬送装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のタイヤ材料搬送装置を用いて、前記タイヤ材料を前記タイヤ成形用ドラムに搬送するタイヤ材料搬送方法であって、
    前記タイヤ材料を、前記転写ローラーを介して前記搬送コンベアの回転駆動力が伝達された前記ガイドローラーによって案内しながら前記タイヤ成形用ドラムに搬送することを特徴とするタイヤ材料搬送方法。
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