JP5557647B2 - 空気入りタイヤの製造方法および、円筒体の搬送装置 - Google Patents
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Description
この提案技術は、とくに、タイヤ構成部材としてのカーカスプライ素材の端面接合を専用の端面接合用ドラムにて行い、それにより形成された円筒体を、搬送手段によって成型ドラムに搬送するとともに、成型ドラム上で他のタイヤ構成部材と貼着させるものであり、たとえば、カーカスプライ素材の端面接合と、その端面接合により形成された円筒体の搬送とを順次に繰返すことによって、複数枚の円筒体を有するグリーンケースを、成型ドラム上で容易且つ効率的に成型することができる、とするものである。
この場合、搬送された円筒体と、成型ドラム上の他のタイヤ構成部材との間のエア抜きを行うために、ステッチングローラ装置の設置が必要になって設備コストが嵩む他、該装置の、成型ドラムに対する接近および離反の作動のために、タイヤ製造時間の短縮を図れないという問題があった。
前記円筒体の、成型ドラムの周りへの搬送に当り、周方向および軸線方向に所定の間隔をおいて、たとえば直径1mm以下の小さな直径の貫通孔を多数設けた円筒体の外周側を、搬送装置で取り囲んで、前記吸着手段のそれぞれで、円筒体の外周面の複数個所を負圧吸引することにより、搬送装置の内側に円筒体を吸着保持した状態で搬送し、
円筒体を成型ドラムの周りに搬送した後、円筒体を、成型ドラム上の他のタイヤ構成部材の周面上に貼着させ、その後、搬送装置による、円筒体の吸着保持状態を維持しつつ、円筒体および他のタイヤ構成部材のそれぞれを、搬送装置の前記吸着手段と成型ドラムとの間に挟み込んで押圧しながら前記吸着手段の負圧吸引を継続することにより、円筒体に形成した複数の貫通孔を介して、円筒体と他のタイヤ構成部材との間のエア抜きを行うにある。
前記円筒体の、成型ドラムの周りへの搬送に当り、所定の間隔をおいて貫通孔を多数設けた円筒体の外周側を、搬送装置で取り囲んで、前記吸着手段のそれぞれで、円筒体の外周面の複数個所を負圧吸引することにより、搬送装置の内側に円筒体を吸着保持した状態で搬送し、
円筒体を成型ドラムの周りに搬送した後、円筒体を、成型ドラム上の他のタイヤ構成部材の周面上に貼着させ、その後、搬送装置による、円筒体の吸着保持状態を維持しつつ、円筒体および他のタイヤ構成部材のそれぞれを、搬送装置の前記吸着手段と成型ドラムとの間に挟み込んで押圧しながら前記吸着手段の負圧吸引を継続することにより、円筒体に形成した複数の貫通孔を介して、円筒体と他のタイヤ構成部材との間のエア抜きを行うように構成されたものである。
図1に例示する装置1は、レール機構10側に向けて延ばした脚部を有する環状フレーム2と、環状フレーム2の周方向の複数個所、ここでは6個所に配設したシリンダ3と、シリンダ3のそれぞれに連結されて、シリンダ3の作動に基き、環状プレート2の内側で拡縮径変位される、周方向に湾曲する板状をなすセグメント4と、各セグメント4の内周面に取付けた、図示しない円筒体の外周面に吸着させる、負圧吸引機構の一部をなす複数の負圧吸着パッド5とを具えてなる。
なお、そのようなラック・ピニオン機構に代えて、図示は省略するが、モータ駆動のチェーンやタイミングベルトなどの様々な駆動機構によって、搬送装置をレール機構上で移動させることができる。
ここで、円筒体30には、図2に概略的に示すように、周方向および軸線方向に所定の間隔をおいて、たとえば5cm×5cmの領域に1個の割合で多数個の貫通孔30aを、たとえば後述するような針の刺し込みによって予め設けておく。なお、これらの貫通孔30aは、1mm以下程度の小さな直径を有するものとすることができる。
なおこの場合、円筒体30には多数の貫通孔30aが形成されていることから、負圧吸着パッド5によって、該貫通孔30aを経て大気が吸引されることになるも、直径の小さな貫通孔30aからの大気の吸引よりも、負圧吸着パッド5による負圧吸引をより多量に行うことで、搬送装置1の内側に円筒体30を確実に吸着保持することができる。
この貼着は、成型ドラム40上のインナーライナ素材31等の周面を、搬送装置1に吸着保持された円筒体30で取り囲んだ状態で、たとえば、成型ドラム40を、インナーライナ素材31等とともに拡径変形させ、円筒体30の内周面と、インナーライナ素材31等の周面とを当接させることにより行うことができる。
このとき、図5に拡大図で示すように、搬送装置1による、円筒体30の吸着保持状態を維持しつつ、パッド5の負圧吸引を継続させて、円筒体30に設けた貫通孔30aを介して、円筒体30と、インナーライナ素材31およびチェーファ素材32との間のエア抜きを行う。
2 環状プレート
3 シリンダ
4 セグメント
5 負圧吸着パッド
6 スライドベアリング
7 ピニオン
10 レール機構
11 レール
12 ラック
20 端面接合用ドラム
30 円筒体
30a 貫通孔
31 インナーライナ素材
32 チェーファ素材
40 成型ドラム
50 ピアッシング装置
51、52 ローラ
51a 針
52a 穴
Claims (2)
- 端面接合用ドラム上で、該ドラムの周面に巻き付けたシート状のタイヤ構成部材の両端面の相互を突き合わせ接合して該タイヤ構成部材を円筒体に形成し、しかる後、複数の吸着手段を有する搬送装置によって、前記円筒体を吸着保持し、成型ドラムの周りに搬送するとともに、成型ドラム上で成形された他のタイヤ構成部材の周面に貼着させて、グリーンケースを成型する空気入りタイヤの製造方法であって、
前記円筒体の、成型ドラムの周りへの搬送に当り、所定の間隔をおいて貫通孔を多数設けた円筒体の外周側を、搬送装置で取り囲んで、前記吸着手段のそれぞれで、円筒体の外周面の複数個所を負圧吸引することにより、搬送装置の内側に円筒体を吸着保持した状態で搬送し、
円筒体を成型ドラムの周りに搬送した後、円筒体を、成型ドラム上の他のタイヤ構成部材の周面上に貼着させ、その後、搬送装置による、円筒体の吸着保持状態を維持しつつ、円筒体および他のタイヤ構成部材のそれぞれを、搬送装置の前記吸着手段と成型ドラムとの間に挟み込んで押圧しながら前記吸着手段の負圧吸引を継続することにより、円筒体に形成した複数の貫通孔を介して、円筒体と他のタイヤ構成部材との間のエア抜きを行う空気入りタイヤの製造方法。 - 周方向に相互に所定の間隔をおいて配設されて、拡縮径変位可能な複数のセグメントと、該セグメントの各々に取付けた複数の吸着手段とを具えてなり、それぞれの吸着手段で、タイヤ構成部材の円筒体を外周面側から吸着保持するとともに該円筒体を成型ドラムの周りに搬送する搬送装置であって、
前記吸着手段を、円筒体の外周面への負圧吸着パッドの当接姿勢で、該外周面との間を負圧雰囲気として該円筒体を吸着保持する負圧吸引機構とし、
前記円筒体の、成型ドラムの周りへの搬送に当り、所定の間隔をおいて貫通孔を多数設けた円筒体の外周側を、搬送装置で取り囲んで、前記吸着手段のそれぞれで、円筒体の外周面の複数個所を負圧吸引することにより、搬送装置の内側に円筒体を吸着保持した状態で搬送し、
円筒体を成型ドラムの周りに搬送した後、円筒体を、成型ドラム上の他のタイヤ構成部材の周面上に貼着させ、その後、搬送装置による、円筒体の吸着保持状態を維持しつつ、円筒体および他のタイヤ構成部材のそれぞれを、搬送装置の前記吸着手段と成型ドラムとの間に挟み込んで押圧しながら前記吸着手段の負圧吸引を継続することにより、円筒体に形成した複数の貫通孔を介して、円筒体と他のタイヤ構成部材との間のエア抜きを行うように構成された、円筒体の搬送装置。
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