JP6522351B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、表示装置に関する。
車両等に搭載される従来の表示装置として、例えば、特許文献1には、光源の光によって照明される第1の表示パネルと、第1の表示パネルと並置して設けられる第2の表示パネルと、第1の表示パネル及び第2の表示パネルの表示面側を覆うように設けられた前面板とを備えた表示装置が開示されている。この表示装置は、第1の表示パネルと第2の表示パネルとの間に中間部を有し、非表示領域と対応する箇所に意匠部を有し、意匠部は、前面板を透過する光によって照明されることで、複数の表示パネルに一体感を持たせている。
特開2012−189666号公報
ところで、上述の特許文献1に記載の表示装置は、例えば、第1の表示パネルと第2の表示パネルとによる表示では全体が平面的な印象になるなど、立体感の創出の点で更なる改善の余地がある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、立体感を創出することができる表示装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る表示装置は、それぞれに対して設けられた光源から照射される光によって発光すると共に当該光源の点灯、消灯に応じて発光、非発光を切り替え可能である複数の立体物と、前記複数の立体物によって指し示される指標部とを備え、前記複数の立体物は、前記指標部に沿って配列され、当該複数の立体物のうち発光状態にある立体物と非発光状態にある立体物との境界位置に応じて前記指標部の所定の位置を指し示すものであり、車両情報を表示する表示面より目視位置側に突出して設けられることを特徴とする。
また、上記表示装置では、前記表示面は、前記車両情報に関する画像を表示する画像表示面を含んで構成され、前記複数の立体物は、前記画像表示面に隣接して設けられると共に一部が当該画像表示面と重なるものとすることができる。
また、上記表示装置では、前記指標部は、前記複数の立体物に重ねて設けられ光を透過する透明部材と、前記透明部材に描かれ前記複数の立体物によって指し示される図柄とを含んで構成されるものとすることができる。
また、上記表示装置では、前記立体物は、前記表示面と前記目視位置とが並ぶ方向を奥行き方向とした場合に、前記目視位置側の面の前記奥行き方向に対する位置が当該目視位置から離間するほど濃くなり、当該目視位置に接近するほど薄くなる着色グラデーションが施されるものとすることができる。
また、上記表示装置では、前記立体物は、前記光源から照射された光が入射する入射面から当該光源の光の照射方向に延在する基端部と、屈曲部を介して前記基端部と一体で形成され前記表示面より前記目視位置側に位置して前記光源の光の照射方向と交差する方向に延在する本体部とを有し、前記屈曲部に当該屈曲部からの光の漏れを抑制するキャップ部材が装着されるものとすることができる。
本発明に係る表示装置は、発光状態と非発光状態とに切り替え可能に構成された複数の立体物によって指標部を指し示すことで、当該複数の立体物と当該指標部とによって情報を表示することができる。そして、表示装置は、当該複数の立体物が、車両情報を表示する表示面より目視位置側に突出して設けられることから、立体感を創出することができる、という効果を奏する。
図1は、実施形態に係る表示装置の概略構成を示す斜視図である。 図2は、実施形態に係る表示装置の奥行き方向前面側の正面図である。 図3は、図2に示すA−A断面図である。 図4は、実施形態に係る表示装置の発光セグメントバーを含む部分斜視図である。 図5は、実施形態に係る表示装置のランプハウジングを含む部分斜視図である。 図6は、実施形態に係る表示装置の発光セグメントバーの側面図である。 図7は、変形例に係る表示装置の模式図である。
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
[実施形態]
図1は、実施形態に係る表示装置の概略構成を示す斜視図である。図2は、実施形態に係る表示装置の奥行き方向前面側の正面図である。図3は、図2に示すA−A断面図である。図4は、実施形態に係る表示装置の発光セグメントバーを含む部分斜視図である。図5は、実施形態に係る表示装置のランプハウジングを含む部分斜視図である。図6は、実施形態に係る表示装置の発光セグメントバーの側面図である。図7は、変形例に係る表示装置の模式図である。
図1、図2に示す本実施形態に係る表示装置1は、いわゆるメータを構成するものであり、例えば、自動車等の車両のダッシュボードに設けられたインストルメントパネルに搭載され、車両の運転に供される種々の情報を表示する。
なお、図1等に示す表示装置1の幅方向とは、典型的には、この表示装置1が適用される車両の車幅方向に相当する。以下の説明では、表示装置1の幅方向において、表示装置1の前面に向かって左側を幅方向左側、向かって右側を幅方向右側という。また、図1等に示す表示装置1の奥行き方向とは、典型的には、この表示装置1が適用される車両の前後方向(言い換えれば、車両進行方向)に相当する。また、表示装置1の前面側とは、車両の運転席と対面する側であり、典型的には、当該運転席に座った運転者によって視認される側、すなわち、運転者等の目視者の目視位置側である。一方、表示装置1の背面側とは、奥行き方向において前面側とは反対側であり、典型的には、インストルメントパネルの内部に収容される側である。また、当該奥行き方向は、後述する表示面11と目視者の目視位置(アイポイント)とが並ぶ方向に相当する。また、以下の説明で用いる各方向は、特に断りのない限り、表示装置1がインストルメントパネルに組み付けられた状態での方向を表す。
具体的には、表示装置1は、ケース2と、ディスプレイ3と、文字板4と、セグメント表示部5と、導光板表示装置6と、見返し板7とを備える。表示装置1は、奥行き方向の背面側から前面側に向かって、ケース2、ディスプレイ3、文字板4、導光板表示装置6、見返し板7の順で積層されると共に、ディスプレイ3の幅方向両側にセグメント表示部5が配置された構造となっている。なお、表示装置1は、見返し板7等のさらに奥行き方向前面側に、光を透過する部材によって形成された透過性カバー部材(いわゆる表ガラス)等を備えていてもよい。
ケース2は、樹脂材料等によって構成され、表示装置1を構成する種々の部品が組み付けられこれらを収容する筐体の一部を構成するものである。
ディスプレイ3は、ケース2等に組み付けられる回路基板等を介して駆動制御され、画像表示面3aに種々の車両情報に関する画像を表示するものである。画像表示面3aは、ディスプレイ3において略矩形状の表示領域を構成する。ディスプレイ3は、例えば、薄型の液晶ディスプレイを用いることができるが、これに限らず、プラズマディスプレイ、有機ELディスプレイ等を用いることもできる。画像表示面3aが表示する車両情報に関する画像としては、例えば、車両の速度やエコ走行等に関する情報の他、積算走行距離、冷却水温、走行用動力源の出力回転数、燃料残量、バッテリ蓄電量、ナビゲーション情報、地図情報、交差点情報等、車両の運転に際して時々刻々と変化する様々な運転に関する運転情報が含まれてもよい。ここでは、ディスプレイ3は、一例として、車両の速度を表示する速度計12の一部を構成するものとして説明するがこれに限らない。ディスプレイ3は、速度計12として機能する際には、例えば、画像表示面3aに車両情報として指針の実像画像(以下、単に「指針画像」という場合がある。)3bを表示する。指針画像3bは、現在の計測値(ここでは速度)を指し示すための針状の画像であり、所定の回転中心を中心として回動する回動型の指針の画像である。
文字板4は、表示する車両情報に応じた種々の図柄、記号、文字列等が描かれた板状の部材である。文字板4は、例えば、透明生地のポリカーボネイト製シートであり、暗色系のインクによって、上記図柄、記号、文字列等に対応した形状が中抜きされた印刷が施されることで、上記図柄、記号、文字列等が描かれている。文字板4は、車両情報に関する図柄、記号、文字列等の中抜きされた部分が光を透過する部分となり、例えば、背面側に設けられた光源が点灯することで、文字板4の奥行き方向背面側から光が照射され、各中抜きされた部分において当該照射された光が透過され、これにより、中抜きされた部分に応じた図柄、記号、文字列等が点灯表示される。一方、文字板4は、光源が消灯されることで、各中抜きされた部分に応じた図柄、記号、文字列等が消灯される。ここでは、文字板4は、ほぼ中央部に略矩形状の開口部41が形成されている。上述のディスプレイ3は、前面側の表面が当該開口部41を介して文字板4の前面側に露出しており、このディスプレイ3の前面側の表面が上述の略矩形状の画像表示面3aの表示領域を構成する。この文字板4の図柄、記号、文字列等が形成された表面とディスプレイ3の画像表示面3aとは、この表示装置1において、車両情報を表示する表示面11を構成する。また、文字板4は、開口部41の幅方向左側に開口部42が形成され、開口部41の幅方向右側に開口部43が形成される。開口部42、開口部43は、後述のバー保持部23が露出する部分である。
セグメント表示部5は、図1、図2、図3、図4に示すように、ケース2等に組み付けられる回路基板等を介して駆動制御され、複数の光源51(図4参照)が点灯、消灯することで種々の車両情報を表示する表示灯式表示部である。ここでは、セグメント表示部5は、車両のエンジン回転数を表示する回転計13の一部を構成する回転計セグメント表示部5A、車両の冷却水温を表示する水温計14の一部を構成する水温計セグメント表示部5B、車両の燃料残量を表示する燃料計15の一部を構成する燃料計セグメント表示部5Cの3つを含んで構成される。回転計セグメント表示部5Aは、ディスプレイ3の幅方向左側にケース2の鉛直方向上端部から下端部にかけて設けられる。水温計セグメント表示部5Bは、ディスプレイ3の幅方向右側にケース2の鉛直方向上端部から中央部にかけて設けられる。燃料計セグメント表示部5Cは、ディスプレイ3の幅方向右側でかつ水温計セグメント表示部5Bの鉛直方向下側にケース2の鉛直方向中央部から下端部にかけて設けられる。なお、以下の説明では、回転計セグメント表示部5A、水温計セグメント表示部5B、燃料計セグメント表示部5Cを特に区別して説明する必要がない場合には、単にセグメント表示部5とし、共通の説明とする。
セグメント表示部5は、複数の光源51と、複数の立体物としての発光セグメントバー52と、複数のキャップ部材53とを含んで構成され、各光源51の点灯、消灯に応じて発光セグメントバー52の発光、非発光が切り替えられる。なお、図4では、キャップ部材53の図示を省略している。光源51と発光セグメントバー52とキャップ部材53とは、それぞれ1つずつを1セットとして、当該セットが複数設けられる。ここでは、光源51と発光セグメントバー52とキャップ部材53とのセットを、回転計セグメント表示部5Aは、16セット有し、水温計セグメント表示部5B、燃料計セグメント表示部5Cは、それぞれ8セットずつ有する。
光源51は、各セグメント表示部5において、鉛直方向に沿って所定の間隔をあけて複数並んで配列される。各光源51は、例えば、LED(Light Emitting Diode)素子等によって構成されるがこれに限らない。各光源51は、それぞれケース2に形成された複数の光源収容室21に1つずつ収容され、ケース2の背面側に組み付けられる回路基板22等に実装されて駆動制御される。光源収容室21は、ケース2のバー保持部23に区画された空間部であって、各光源51に対応して個別に凹部状に区画された空間部である。
ここで、バー保持部23は、図5等に示すように、ケース2の本体部分と一体で形成され発光セグメントバー52を表示面11上に保持するものである。回転計セグメント表示部5Aのバー保持部23は、幅方向左側の開口部42を介して文字板4の前面側に露出し、水温計セグメント表示部5B、燃料計セグメント表示部5Cのバー保持部23は、幅方向右側の開口部43を介して文字板4の前面側に露出する。バー保持部23は、上述の光源収容室21と、保持部24とを含んで構成される。光源収容室21は、各バー保持部23において、各セグメント表示部5における光源51の数と同数が形成される。各光源収容室21は、奥行き方向前面側に開口すると共に背面側が回路基板22によって塞がれ当該回路基板22上にそれぞれ光源51が1つずつ実装される。各光源51は、奥行き方向背面側から前面側に向けて光を照射すると共に光源収容室21の各壁面が遮光壁として機能することで相互の光が干渉することが規制される。回転計セグメント表示部5Aでは、各光源収容室21、及び、これに収容される各光源51は、バー保持部23の幅方向左側の端部に、鉛直方向に沿って所定の間隔をあけ、かつ、鉛直方向下側から上側に向かうにしたがって徐々に幅方向右側に湾曲するように配列されている。水温計セグメント表示部5B、燃料計セグメント表示部5Cでは、各光源収容室21、及び、これに収容される各光源51は、バー保持部23の幅方向右側の端部に、鉛直方向に沿って所定の間隔をあけ、かつ、鉛直方向下側から上側に向かうにしたがって徐々に幅方向左側に湾曲するように配列されている。保持部24は、発光セグメントバー52の本体部52bを保持する部分であり、各バー保持部23の奥行き方向前面側の面に形成される。保持部24は、各バー保持部23において、各セグメント表示部5における発光セグメントバー52の数と同数が形成される。各保持部24は、各バー保持部23の奥行き方向前面側の面において、各光源収容室21からそれぞれ幅方向中央側に向けて延在するようにして形成される。つまり、回転計セグメント表示部5Aでは、各保持部24は、各光源収容室21から幅方向右側でかつ鉛直方向上側に向けて延在する。水温計セグメント表示部5B、燃料計セグメント表示部5Cでは、各保持部24は、各光源収容室21から幅方向左側でかつ鉛直方向上側に向けて延在する。
図1、図2、図3、図4に戻って、発光セグメントバー52は、各セグメント表示部5において、鉛直方向に沿って所定の間隔をあけて複数並んで配列される。各発光セグメントバー52は、それぞれに対して設けられた光源51から照射される光によって発光すると共に当該光源51の点灯、消灯に応じて発光、非発光を切り替え可能なものである。発光セグメントバー52は、光源51から照射された光を透過する透過性を有する透明部材(透明媒体)によって形成される導光体である。発光セグメントバー52は、例えば、アクリル樹脂(PMMA)、ポリカーボネート(PC)等の透明樹脂によって形成される。
本実施形態の発光セグメントバー52は、車両情報を表示する表示面11より目視位置側に突出して設けられることで、立体感の創出を図っている。
より具体的には、発光セグメントバー52は、図3、図6に示すように、基端部52aと、本体部52bと、屈曲部52cとを有し、これらが一体で形成される。基端部52aは、光源51から照射された光が入射する入射面52dを有し、当該入射面52dから当該光源51の光の照射方向に延在する棒状の部分である。ここでは、基端部52aは、断面形状が略矩形状の棒状に形成されるがこれに限らず、断面形状がその他の多角形状、略円形状等であってもよい。基端部52aは、光源51の光の照射方向に延在し、当該照射方向の一端側が入射面52dとなり、他端側に屈曲部52cを介して本体部52bが設けられる。本体部52bは、屈曲部52cを介して基端部52aと一体で形成され光源51の光の照射方向と交差する方向、ここでは、ほぼ直交する方向に延在する棒状の部分である。ここでは、本体部52bは、断面形状が略矩形状の棒状に形成されるがこれに限らず、断面形状がその他の多角形状、略円形状等であってもよい。またここでは、本体部52bは、光源51の光の照射方向に沿った厚さに関し、基端部52a側が相対的に厚く、反対側の先端部52e側に向けて徐々に薄くなるように形成される。すなわち、本体部52bは、先端部52e側が尖った先細りの形状となっている。これにより、発光セグメントバー52は、光源51から照射される光によって発光する際に、基端部52a側の出射光の光量と先端部52e側の出射光の光量とに差が生じることを抑制し、輝度が均一になるように構成される。なおここでは、本体部52bは、光源51の光の照射方向と直交する方向に対して、奥行き方向前面側の面が傾斜するように形成されているがこれに限らず、背面側の面が傾斜していてもよいし、両方が傾斜していてもよい。屈曲部52cは、基端部52aと本体部52bとの間に介在する折れ曲がり部分であり、基端部52aの延在方向と本体部52bの延在方向とを交差させて接続する。屈曲部52cは、湾曲部分として形成されてもよい。発光セグメントバー52は、基端部52aと本体部52bと屈曲部52cとが一体で形成されることで、全体として略L字型のロッド状に形成される。
そして、各発光セグメントバー52は、各基端部52aがそれぞれ各光源収容室21に挿入されると共に、各本体部52bがそれぞれ各保持部24に保持されるようにして各バー保持部23に組み付けられ、保持される。各発光セグメントバー52は、各バー保持部23に保持された状態で、各基端部52aが各光源収容室21内にほぼ収容され入射面52dがそれぞれ各光源51と対向すると共に、各本体部52bが表示面11より目視位置側、すなわち、奥行き方向前面側に位置する。また、本実施形態の各発光セグメントバー52は、各バー保持部23に保持された状態で、図2、図3に示すように、幅方向に沿って画像表示面3aに隣接して設けられると共に一部が当該画像表示面3aと重なる。ここでは、各発光セグメントバー52は、奥行き方向に対して、先端部52eが画像表示面3aの幅方向端部と重なっている。すなわち、各発光セグメントバー52は、画像表示面3aの矩形状の表示領域外から表示領域内にまたがるようにして設けられる。なお、本実施形態の複数の発光セグメントバー52は、鉛直方向下側から上側に向かうにしたがって徐々に長さが短くなるように形成され、これにより、各先端部52eの幅方向に対する位置がほぼ揃いつつ若干湾曲して位置するように構成されている。
キャップ部材53は、遮光性の樹脂部材によって形成され、屈曲部52cに装着されることで屈曲部52cからの光の漏れを抑制するものである。
上記のように構成されるセグメント表示部5は、各光源51がそれぞれ個別に点灯することで、当該光源51から、対応する発光セグメントバー52の入射面52dに光が照射され、当該入射面52dから入射した光が基端部52a、屈曲部52c、本体部52b側に導光される。これにより、セグメント表示部5は、各発光セグメントバー52がそれぞれ個別に発光する。一方、セグメント表示部5は、各光源51がそれぞれ個別に消灯されることで、対応する発光セグメントバー52が個別に非発光とされる。
なお、セグメント表示部5は、各光源51の色を適宜設定することで、発光セグメントバー52の発光時の発光色を任意に設定することができる。また、発光セグメントバー52は、本体部52bの奥行き方向前面側の面や背面側の面に光透過性の着色層52f、52gが設けられてもよい。着色層52f、52gは、例えば、ホットスタンプ箔やインクジェット印刷等によって施されればよい。これにより、発光セグメントバー52は、発光時の発光色を任意に設定することができる。この場合、発光セグメントバー52は、目視位置側の面の位置、すなわち、奥行き方向前面側の面の位置に応じて濃淡が異なる着色が施されることで、更なる立体感の創出を図ることもできる。具体的には、図3等に例示するように、発光セグメントバー52は、目視位置側(前面側)の面の位置が当該目視位置から離間するほど濃くなり、当該目視位置に接近するほど薄くなる着色グラデーションが施されてもよい。図3の例では、例えば、発光セグメントバー52は、本体部52bにおいて、目視位置側(前面側)の面の位置が目視位置から相対的に離れて位置する先端部52e側が相対的に濃くなり、目視位置に相対的に近い基端部52a側が相対的に薄くなるようなグラデーションを着色層52fによって形成してもよい。
図1、図2、図3、図4に戻って、導光板表示装置6は、透明部材としての透明文字板61と、光源62とを含んで構成される。透明文字板61は、ディスプレイ3、文字板4の前面側に重ねて設けられる。透明文字板61は、ディスプレイ3から照射された光を透過する透過性を有する透明樹脂(透明媒体)によって形成される透明導光板である。透明文字板61は、メイン透明文字板61Aと、当該メイン透明文字板61Aの幅方向両側に設けられる一対のサブ透明文字板61B、61Cの3つを含んで構成される。メイン透明文字板61Aは、少なくとも一部がディスプレイ3の画像表示面3aの前面側に重なるようにして設けられる。ここでは、メイン透明文字板61Aは、鉛直方向の両端面が幅方向に沿った直線状でかつ幅方向の両端面が外側に突出した曲線状に形成された樽型形状に形成される。サブ透明文字板61Bは、少なくとも一部がセグメント表示部5のうち回転計セグメント表示部5Aの各発光セグメントバー52の前面側に重なるようにして設けられる。より詳細には、サブ透明文字板61Bは、各発光セグメントバー52の本体部52bの先端部52e側の部分に重なるようにして設けられる。ここでは、サブ透明文字板61Bは、鉛直方向の両端面が幅方向に沿った直線状でかつ幅方向の両端面がメイン透明文字板61Aの幅方向左側の端面の曲線に沿って湾曲した形状に形成される。サブ透明文字板61Cは、少なくとも一部がセグメント表示部5のうち水温計セグメント表示部5B、燃料計セグメント表示部5Cの各発光セグメントバー52の前面側に重なるようにして設けられる。より詳細には、サブ透明文字板61Cは、各発光セグメントバー52の本体部52bの先端部52e側の部分に重なるようにして設けられる。ここでは、サブ透明文字板61Cは、鉛直方向の両端面が幅方向に沿った直線状でかつ幅方向の両端面がメイン透明文字板61Aの幅方向右側の端面の曲線に沿って湾曲した形状に形成される。なお、以下の説明では、メイン透明文字板61A、サブ透明文字板61B、61Cを特に区別して説明する必要がない場合には、単に透明文字板61という。
そして、本実施形態の透明文字板61は、種々の図柄(表示意匠)63が形成される。図柄63は、例えば、透明文字板61に凹凸部としての複数の微細な溝を形成することで構成される。図柄63を構成する溝は、例えば、レーザー加工等の種々の手法による掘り込みによって、透明文字板61の主面上、ここでは、当該透明文字板61の背面側の主面上に凹形状となるように形成されてもよい。また、図柄63を構成する溝は、例えば、当該溝に相当する凸形状を設けた金型を用いて透明文字板61を樹脂成形することによって、透明文字板61の主面上、ここでは、当該透明文字板61の背面側の主面上に凹形状となるように形成されてもよい。透明文字板61に形成される図柄63としては、例えば、ディスプレイ3で表示される運転情報やセグメント表示部5と関連するような種々の図柄が含まれてもよい。
ここでは、透明文字板61のうちメイン透明文字板61Aは、ディスプレイ3に表示される指針画像3bによって指し示される指標部16を構成するものである。メイン透明文字板61Aは、図柄63として、速度計12の目盛を構成する実像図柄(以下、単に「速度計目盛図柄」という場合がある。)63Aが描かれている。速度計目盛図柄63Aは、ディスプレイ3が速度計として機能する際に指針画像3bの周りに設けられ当該指針画像3bによって指し示される図柄である。速度計目盛図柄63Aは、指針画像3bの回転中心を中心とした円環と当該円環の内側に円周方向に沿って等間隔で設けられる目盛、速度を表す数字、及び、単位[km/h]の図柄を含んで構成される。速度計目盛図柄63Aの目盛は、指針画像3bの先端の回動軌跡に沿って描かれる。
透明文字板61のうちサブ透明文字板61Bは、回転計セグメント表示部5Aの複数の発光セグメントバー52によって指し示される指標部17を構成するものである。回転計セグメント表示部5Aの複数の発光セグメントバー52は、当該サブ透明文字板61Bに沿って略直線状に配列されている。サブ透明文字板61Bは、図柄63として、回転計13の目盛を構成する実像図柄(以下、単に「回転計目盛図柄」という場合がある。)63Bが描かれている。回転計目盛図柄63Bは、回転計セグメント表示部5Aに重畳するようにして描かれ発光セグメントバー52によって指し示される図柄である。より詳細には、回転計目盛図柄63Bは、各発光セグメントバー52の本体部52bの先端部52e側の部分に重なるようにして描かれる。回転計目盛図柄63Bは、鉛直方向に沿って延びる円弧状の基準線と当該基準線の幅方向右側に設けられた目盛、及び、回転数を表す数字の図柄を含んで構成される。
透明文字板61のうちサブ透明文字板61Cは、水温計セグメント表示部5B、燃料計セグメント表示部5Cの複数の発光セグメントバー52によって指し示される指標部18を構成するものである。水温計セグメント表示部5B、燃料計セグメント表示部5Cの複数の発光セグメントバー52は、当該サブ透明文字板61Cに沿って略直線状に配列されている。サブ透明文字板61Cは、図柄63として、水温計14の目盛を構成する実像図柄(以下、単に「水温計目盛図柄」という場合がある。)63C、及び、燃料計15の目盛を構成する実像図柄(以下、単に「燃料計目盛図柄」という場合がある。)63Dが描かれている。水温計目盛図柄63Cは、水温計セグメント表示部5Bに重畳するようにして描かれ発光セグメントバー52によって指し示される図柄である。より詳細には、水温計目盛図柄63Cは、各発光セグメントバー52の本体部52bの先端部52e側の部分に重なるようにして描かれる。水温計目盛図柄63Cは、鉛直方向に沿って延びる円弧状の基準線と当該基準線の幅方向左側に設けられた目盛、及び、水温の高低を表す文字「H」、「C」の図柄を含んで構成される。燃料計目盛図柄63Dは、燃料計セグメント表示部5Cに重畳するようにして描かれ発光セグメントバー52によって指し示される図柄である。より詳細には、燃料計目盛図柄63Dは、各発光セグメントバー52の本体部52bの先端部52e側の部分に重なるようにして描かれる。燃料計目盛図柄63Dは、鉛直方向に沿って延びる円弧状の基準線と当該基準線の幅方向左側に設けられた目盛、及び、燃料残量を表す文字「F」、「E」の図柄である。
なお、以下の説明では、速度計目盛図柄63A、回転計目盛図柄63B、水温計目盛図柄63C、燃料計目盛図柄63Dを特に区別して説明する必要がない場合には、単に図柄63という。
光源62は、透明文字板61の端面に光を照射する。光源62は、例えば、LED(Light Emitting Diode)素子等によって構成されるが、これに限らない。光源62は、その光軸方向が透明文字板61の端面と直交し、かつ、照射された光が透明文字板61の端面から入射するように設けられている。光源62は、透明文字板61の鉛直方向の上端面、及び、下端面と対向する位置に、それぞれ幅方向に沿って所定の間隔をあけて複数設けられる。ここでは、各光源62は、その光軸方向が鉛直方向に沿うように配置され、これにより、光源62による光の照射方向が鉛直方向に沿った方向となる。つまり、透明文字板61の鉛直方向の上端面と対向する各光源62は、鉛直方向に沿って下向きに光を照射し、透明文字板61の鉛直方向の下端面と対向する各光源62は、鉛直方向に沿って上向きに光を照射する。上述の図柄63を構成する溝の延在方向と光の照射方向(言い換えれば光軸方向)とは、互いに直交することが好ましい。各光源62は、例えば、前面側から視て後述の見返し板7やインストルメントパネル等によって隠れる位置に配置される。各光源62は、ケース2等に組み付けられる回路基板等を介して等を介して駆動制御される。各光源62は、典型的には、メイン透明文字板61Aの端面に沿って設けられた光源62と、サブ透明文字板61Bの端面に沿って設けられた光源62と、サブ透明文字板61Cの端面に沿って設けられた光源62とをそれぞれ個別に点灯、消灯を切り替えることができる。
上記のように構成される導光板表示装置6は、各光源62が回路基板等を介して駆動制御されることで、光源62の点灯、消灯に基づいて、図柄63の表示、非表示が切り替えられる。導光板表示装置6は、光源62が点灯すると図柄63が発光表示された状態となり、すなわち、光源62から照射された光が透明文字板61の端面に入射して当該透明文字板61内を伝播し、少なくとも当該入射光の一部の成分が図柄63を構成する凹凸部(溝)で前面側に反射し、この結果、運転者等が当該図柄63を視認可能な状態となる。この場合、導光板表示装置6は、運転者が前面側(運転席側)から視たときに、透明文字板61上に表示される図柄63を、当該透明文字板61の背面側に位置するディスプレイ3の画像表示面3a上の画像(指針画像3b)やセグメント表示部5の各発光セグメントバー52上に重畳させて表示して所定の意匠を形成し、これにより、多様な表示を可能とすることができる。一方、導光板表示装置6は、光源62が消灯すると図柄63が非表示の状態となり、ディスプレイ3から照射され透明文字板61を透過した光によって、運転者等が画像表示面3aに表示された種々の画像を視認しやすい状態となる。上記のように図柄63は、表示面11の状態にかかわらず各光源62の点灯、消灯に応じて表示状態と非表示状態とを切り替え可能である。ここで、図柄63の表示状態とは、光源62から照射される光によって当該図柄63を表示する状態である。一方、図柄63の非表示状態とは、光源62が消灯することで当該図柄63を非表示とする状態である。
見返し板7は、文字板4、透明文字板61等の周囲を囲って当該文字板4、透明文字板61等を押える枠状の部材である。見返し板7は、ケース2に組み付けられる。
上記のように構成される表示装置1は、ディスプレイ3、セグメント表示部5、導光板表示装置6によって情報を表示する。より詳細には、表示装置1は、ディスプレイ3、セグメント表示部5に表示される車両情報と透明文字板61に描かれた図柄63とを連携させた少なくとも1つの情報を表示する。ここで、車両情報と図柄63とを連携させた情報とは、典型的には、ディスプレイ3、セグメント表示部5の車両情報又は透明文字板61の図柄63のいずれか一方では情報として意味をなさない情報であり、当該車両情報と当該図柄63とを組み合わせて連携させることではじめて情報として意味をなす情報である。つまりここでは、車両情報と図柄63とは、それぞれでは意味をなさないものの、相互に組み合わせることではじめて相互に連携した情報として意味をなすものであり、意味をなす連携した情報を生成するためにはいずれも必要不可欠なものである。
具体的には、表示装置1は、導光板表示装置6の各光源62が点灯した状態、すなわち、透明文字板61の全体が表示状態である場合には、図2に例示するような表示態様となる。
この場合、表示装置1は、ディスプレイ3と導光板表示装置6のメイン透明文字板61Aとが速度計12を構成する。つまり、表示装置1は、ディスプレイ3に表示される車両情報に関する画像としての指針画像3bと、メイン透明文字板61Aに描かれ点灯表示された速度計目盛図柄63Aとが組み合わされて連携し、車両の車速を表示する。表示装置1は、画像表示面3aに指針画像3bを動的に回動させる動画を表示し、当該指針画像3bによって、速度計目盛図柄63Aにおける現在の速度を指し示すことで、現在の車速を表示する。
また、表示装置1は、回転計セグメント表示部5Aと導光板表示装置6のサブ透明文字板61Bとが回転計13を構成する。つまり、表示装置1は、回転計セグメント表示部5Aに表示される車両情報としての各発光セグメントバー52と、サブ透明文字板61Bに描かれ点灯表示された回転計目盛図柄63Bとが組み合わされて連携し、車両のエンジン回転数を表示する。表示装置1は、複数の発光セグメントバー52に対応する各光源51を現在のエンジン回転数に応じて点灯、消灯させ、回転計目盛図柄63Bにおける現在のエンジン回転数の位置まで発光セグメントバー52を発光状態とすることで、現在のエンジン回転数を表示する。この場合、複数の発光セグメントバー52は、当該複数の発光セグメントバー52のうち発光状態にある発光セグメントバー52と非発光状態にある発光セグメントバー52との境界位置に応じて指標部17を構成するサブ透明文字板61Bの所定の位置を指し示す。同様に、表示装置1は、水温計セグメント表示部5Bと導光板表示装置6のサブ透明文字板61Cとが水温計14を構成し、燃料計セグメント表示部5Cと導光板表示装置6のサブ透明文字板61Cとが燃料計15を構成する。これら水温計14、燃料計15の動作は、上述の回転計13とほぼ同様なのでその説明を省略する。
一方、表示装置1は、導光板表示装置6の各光源62の少なくとも一部が消灯した状態、すなわち、透明文字板61の一部が非表示状態である場合には、例えば、表示面11の表示領域をより広く使って車両情報を表示することもできる。
以上で説明した表示装置1によれば、それぞれに対して設けられた光源51から照射される光によって発光すると共に当該光源51の点灯、消灯に応じて発光、非発光を切り替え可能である複数の発光セグメントバー52と、複数の発光セグメントバー52によって指し示される指標部17、18とを備え、複数の発光セグメントバー52は、指標部17、18に沿って配列され、当該複数の発光セグメントバー52のうち発光状態にある発光セグメントバー52と非発光状態にある発光セグメントバー52との境界位置に応じて指標部17、18の所定の位置を指し示すものであり、車両情報を表示する表示面11より目視位置側に突出して設けられる。
したがって、表示装置1は、発光状態と非発光状態とに切り替え可能に構成された複数の発光セグメントバー52によって指標部17、18を指し示すことで、当該複数の発光セグメントバー52と当該指標部17、18とによって情報を表示することができる。この場合、表示装置1は、発光状態にある発光セグメントバー52と非発光状態にある発光セグメントバー52との境界位置に応じて指標部17、18の所定の位置を指し示すことで、例えば、種々の計測値や物理量等を表示することができる。そして、表示装置1は、当該複数の発光セグメントバー52が、車両情報を表示する表示面11より目視位置側に突出して設けられることから、立体感を創出することができる。この結果、表示装置1は、より斬新な見栄えを実現することができる。
さらに、以上で説明した表示装置1によれば、表示面11は、車両情報に関する画像を表示する画像表示面3aを含んで構成され、複数の発光セグメントバー52は、画像表示面3aに隣接して設けられると共に一部が当該画像表示面3aと重なる。したがって、表示装置1は、発光セグメントバー52が画像表示面3aの表示領域内と表示領域外とにまたがるように設けられることで、画像表示面3aの境界を視認し難くすることができ、画像表示面3aの形状にとらわれない斬新な見栄えとすることができる。この結果、表示装置1は、表示装置1全体として一体感を持たせて表示領域を相対的に大きく見せる視覚効果を得ることができる。
さらに、以上で説明した表示装置1によれば、指標部17、18は、複数の発光セグメントバー52に重ねて設けられ光を透過するサブ透明文字板61B、61Cと、サブ透明文字板61B、61Cに描かれ複数の発光セグメントバー52によって指し示される図柄63(回転計目盛図柄63B、水温計目盛図柄63C、燃料計目盛図柄63D)とを含んで構成される。したがって、表示装置1は、発光セグメントバー52によって指し示される指標部17、18を、複数の発光セグメントバー52に重ねて設けられる透明なサブ透明文字板61B、61Cと、サブ透明文字板61B、61Cに描かれた図柄63とによって構成することで、更なる立体感を創出することができる。これにより、表示装置1は、サブ透明文字板61B、61Cに描かれた図柄63と発光セグメントバー52とが組み合わせられたより立体的で斬新な見栄えの表示を行うことができる。
さらに、以上で説明した表示装置1によれば、発光セグメントバー52は、表示面11と目視位置とが並ぶ方向を奥行き方向とした場合に、目視位置側の面の奥行き方向に対する位置が当該目視位置から離間するほど濃くなり、当該目視位置に接近するほど薄くなる着色グラデーションが施される。したがって、表示装置1は、着色グラデーションによって、目視位置に対する発光セグメントバー52の高低差をより強調することができるので、さらに立体感を増す視覚効果を得ることができる。
さらに、以上で説明した表示装置1によれば、発光セグメントバー52は、光源51から照射された光が入射する入射面52dから当該光源51の光の照射方向に延在する基端部52aと、屈曲部52cを介して基端部52aと一体で形成され表示面11より目視位置側に位置して光源51の光の照射方向と交差する方向に延在する本体部52bとを有し、屈曲部52cに当該屈曲部52cからの光の漏れを抑制するキャップ部材53が装着される。したがって、表示装置1は、基端部52aと本体部52bと屈曲部52cとによって構成される発光セグメントバー52において、屈曲部52cにキャップ部材53が設けられることで、目視位置側に直接的に光源51からの光が到達することを抑制することができる。
なお、上述した本発明の実施形態に係る表示装置は、上述した実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された範囲で種々の変更が可能である。
以上の説明では、ディスプレイ3は、1つで構成されるものとして説明したが2つ以上が組み合わせられて構成されてもよい。また、表示装置1は、ディスプレイ3にかえて、あるいは、ディスプレイ3に加えてアナログ計器等を含んで構成されてもよい。この場合、表示面11は、画像表示面3aにかえて、あるいは、画像表示面3aに加えて当該アナログ計器の表面やその文字板を含んで構成されてもよい。
また、以上の説明では、表示装置1は、ディスプレイ3とセグメント表示部5と導光板表示装置6とによって速度計12、回転計13、水温計14、燃料計15を構成するものとして説明したがこれに限らず、例えば、他の車両用の計測器や表示機器を構成してもよい。つまり、透明文字板61に描かれる図柄63は、速度計目盛図柄63A、回転計目盛図柄63B、水温計目盛図柄63C、燃料計目盛図柄63Dを含んで構成されるものとして説明したがこれに限らない。
以上の説明では、複数の発光セグメントバー52は、画像表示面3aに隣接して設けられると共に一部が当該画像表示面3aと重なるものとして説明したがこれに限らない。また、発光セグメントバー52は、基端部52a、本体部52b、屈曲部52cを有し、略L字型のロッド状に形成されるものとして説明したがこれに限らず、例えば、本体部52bで略直線状に形成されてもよい。この場合、光源51は、例えば、本体部52bの幅方向一方側の端部に対向し、かつ、光軸方向(光の照射方向)が幅方向に沿うように配置されればよく、キャップ部材53も設けなくてよい。また、以上の説明では、本体部52bは、先端部52e側が尖った先細りの形状となっているものとして説明したがこれに限らない。
以上の説明では、指標部17、18は、透明部材としてのサブ透明文字板61B、61Cと、図柄63(回転計目盛図柄63B、水温計目盛図柄63C、燃料計目盛図柄63D)とを含んで構成されるものとして説明したが上記の構成に限らない。例えば、図柄63は、サブ透明文字板61B、61Cに対して凹凸部としての複数の微細な溝を形成することで構成されるものとして説明したが、光源62からの光を反射させる凹凸部としては、複数の微細な溝にかえて複数の微細なドット、複数の微細な凹凸を有する印刷層等であってもよい。また、指標部17、18は、光源62を有さず、単なる透明部材に図柄63を印刷したものであってもよい。また、指標部17、18は、上述の文字板4に形成されてもよい。また、指標部17、18は、奥行き方向に対して発光セグメントバー52の背面側に位置してもよいし、奥行き方向に対して発光セグメントバー52とは重ならずに、各発光セグメントバー52に幅方向に隣接するようにして設けられてもよい。また、複数の発光セグメントバー52は、指標部17、18に沿って略直線状に配列されているものとして説明したが、指標部17、18が湾曲して形成され、当該指標部17、18に沿って湾曲させて配列されてもよい。
図7に示す変形例に係るセグメント表示部205は、指標部219を構成する目盛等の図柄263が湾曲して形成されると共に、立体物としての複数の発光セグメントバー252が当該指標部219に沿って湾曲させて配列されている。また、当該指標部219は、例えば、文字板4に形成され、奥行き方向に対して発光セグメントバー252とは重ならずに、各発光セグメントバー252に隣接するようにして設けられている。この場合であっても、表示装置1は、各発光セグメントバー252によって立体感を創出することができる。
1 表示装置
3 ディスプレイ
3a 画像表示面
5、205 セグメント表示部
6 導光板表示装置
11 表示面
16、17、18、219 指標部
51、62 光源
52、252 発光セグメントバー(立体物)
52a 基端部
52b 本体部
52c 屈曲部
52d 入射面
53 キャップ部材
61 透明文字板(透明部材)
63、263 図柄

Claims (4)

  1. それぞれに対して設けられた光源から照射される光によって発光すると共に当該光源の点灯、消灯に応じて発光、非発光を切り替え可能である複数の立体物と、
    前記複数の立体物によって指し示される指標部とを備え、
    前記複数の立体物は、前記指標部に沿って配列され、当該複数の立体物のうち発光状態にある立体物と非発光状態にある立体物との境界位置に応じて前記指標部の所定の位置を指し示すものであり、車両情報を表示する表示面より目視位置側に突出して設けられ
    前記表示面は、前記車両情報に関する画像を表示する画像表示面を含んで構成され、
    前記複数の立体物は、前記画像表示面に隣接して設けられると共に一部が当該画像表示面と重なることを特徴とする、
    表示装置。
  2. それぞれに対して設けられた光源から照射される光によって発光すると共に当該光源の点灯、消灯に応じて発光、非発光を切り替え可能である複数の立体物と、
    前記複数の立体物によって指し示される指標部とを備え、
    前記複数の立体物は、前記指標部に沿って配列され、当該複数の立体物のうち発光状態にある立体物と非発光状態にある立体物との境界位置に応じて前記指標部の所定の位置を指し示すものであり、車両情報を表示する表示面より目視位置側に突出して設けられ、
    前記指標部は、前記複数の立体物に重ねて設けられ光を透過する透明部材と、前記透明部材に描かれ前記複数の立体物によって指し示される図柄とを含んで構成されることを特徴とする、
    表示装置。
  3. それぞれに対して設けられた光源から照射される光によって発光すると共に当該光源の点灯、消灯に応じて発光、非発光を切り替え可能である複数の立体物と、
    前記複数の立体物によって指し示される指標部とを備え、
    前記複数の立体物は、前記指標部に沿って配列され、当該複数の立体物のうち発光状態にある立体物と非発光状態にある立体物との境界位置に応じて前記指標部の所定の位置を指し示すものであり、車両情報を表示する表示面より目視位置側に突出して設けられ、
    前記立体物は、前記表示面と前記目視位置とが並ぶ方向を奥行き方向とした場合に、前記目視位置側の面の前記奥行き方向に対する位置が当該目視位置から離間するほど濃くなり、当該目視位置に接近するほど薄くなる着色グラデーションが施されることを特徴とする、
    表示装置。
  4. それぞれに対して設けられた光源から照射される光によって発光すると共に当該光源の点灯、消灯に応じて発光、非発光を切り替え可能である複数の立体物と、
    前記複数の立体物によって指し示される指標部とを備え、
    前記複数の立体物は、前記指標部に沿って配列され、当該複数の立体物のうち発光状態にある立体物と非発光状態にある立体物との境界位置に応じて前記指標部の所定の位置を指し示すものであり、車両情報を表示する表示面より目視位置側に突出して設けられ、
    前記立体物は、前記光源から照射された光が入射する入射面から当該光源の光の照射方向に延在する基端部と、屈曲部を介して前記基端部と一体で形成され前記表示面より前記目視位置側に位置して前記光源の光の照射方向と交差する方向に延在する本体部とを有し、前記屈曲部に当該屈曲部からの光の漏れを抑制するキャップ部材が装着されることを特徴とする、
    表示装置。
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