JP6520825B2 - 移載装置及び栽培システム - Google Patents

移載装置及び栽培システム Download PDF

Info

Publication number
JP6520825B2
JP6520825B2 JP2016104416A JP2016104416A JP6520825B2 JP 6520825 B2 JP6520825 B2 JP 6520825B2 JP 2016104416 A JP2016104416 A JP 2016104416A JP 2016104416 A JP2016104416 A JP 2016104416A JP 6520825 B2 JP6520825 B2 JP 6520825B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
laser sensor
transfer
cultivation
stop position
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016104416A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017210326A (ja
Inventor
平井 達也
達也 平井
尚矢 山田
尚矢 山田
拓郎 森
拓郎 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsubakimoto Chain Co
Original Assignee
Tsubakimoto Chain Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tsubakimoto Chain Co filed Critical Tsubakimoto Chain Co
Priority to JP2016104416A priority Critical patent/JP6520825B2/ja
Publication of JP2017210326A publication Critical patent/JP2017210326A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6520825B2 publication Critical patent/JP6520825B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P60/00Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
    • Y02P60/20Reduction of greenhouse gas [GHG] emissions in agriculture, e.g. CO2
    • Y02P60/21Dinitrogen oxide [N2O], e.g. using aquaponics, hydroponics or efficiency measures

Landscapes

  • Hydroponics (AREA)
  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Description

本発明は、例えば植物工場で用いられる栽培ユニットを移載する移載装置及び該移載装置を用いる栽培システムに関する。
生育環境を制御して植物を育てる植物工場が規模の大小を問わず増加している。その中でも大規模の植物工場では、播種、芽出し、緑化、苗選別、育苗、苗移植、生育、及び収穫等の栽培の工程における作業の自動化が進められている。
例えば特許文献1には、植物及び培地を含むパネル状の栽培ユニットを収容する収容部を多数設けた栽培棚を設置し、各収容部に対する栽培ユニットの移載を、スタッカークレーンを用いた移載装置で自動的に実行するシステムが利用されている。
スタッカークレーンを用いた物品の移載の自動化は、マテリアルハンドリングの事業分野において広く行なわれている。例えば特許文献2には部品保管設備におけるスタッカークレーンの制御が開示されている。特許文献2では特に、棚の支柱の傾き、走行装置の走行レールのうねり等に起因する走行位置のずれを抑制するため、支柱の上部を間口方向に連結する横架材上の隣り合う支柱間に対応する箇所に夫々被検出体を設け、これらの被検出体間の間隔情報に基づき、スタッカークレーンの走行位置を補正することが開示されている。
特開2014−036580号公報 特開平11−199012号公報
植物工場における移載装置の場合には、特許文献2に開示されているような物品保管設備における移載装置よりも、要請される移動精度が高い。マテリアルハンドリングの分野における棚の各収容部は、物品をある程度広い面で受ければよく、スタッカークレーンに要求される移動精度は、物品が支柱に当たらない程度の精度である。これに対し、植物工場では、栽培ユニットの底部からの排水が欠かせないため、棚の収容部は栽培ユニットの底部を広い面で受けることが困難である。したがって棚の各収容部は、栽培ユニットをその縁辺部で支持するような支持構造を有しており、移載装置に高い移動精度が要求される。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、高い移動精度の要請に応え得る移載装置、及び該移載装置を用いた栽培システムを提供することを目的とする。
本発明に係る移載装置は、縦横に並設された複数の収容部を有する収容棚の間口方向及び高さ方向に沿って移動する移載ユニットを有し、該移載ユニットにより被移載物を前記収容部に対して移載する移載装置において、前記間口方向及び高さ方向のいずれにも直交する方向に沿って前記移載ユニットに設けられているロッドと、該ロッドの先端部に設けられており、前記間口方向における前記収容部への間口方向適正距離を基準距離として該基準距離からの変化量を測定する第1レーザセンサ、及び前記高さ方向における前記収容部への高さ方向適正距離を基準距離として該基準距離からの変化量を測定する第2レーザセンサ、前記第1レーザセンサにより測定された変化量を間口方向の補正量、前記第2レーザセンサにより測定された変化量を高さ方向の補正量として停止位置を決定する制御部とを備えることを特徴とする。
本発明に係る移載装置は、前記移載ユニットは、前記ロッドを複数有し、前記複数のロッドの第1レーザセンサ及び第2レーザセンサにより同時に測定を行なうことを特徴とする。
本発明に係る移載装置は、前記制御部は、前記移載ユニットの前記間口方向及び前記高さ方向に沿った移動を制御し、該制御部は、前記第1レーザセンサ及び第2レーザセンサにて測定した距離により、前記複数の収容部夫々に対する停止位置を決定することを特徴とする。
本発明に係る移載装置は、前記移載ユニットの前記複数の収容部夫々に対する停止位置を予め記憶しておく記憶部を更に備え、前記制御部は、前記第1レーザセンサ及び第2レーザセンサにて測定した距離により、前記記憶部に記憶してある停止位置に対する補正量に基づき前記複数の収容部夫々に対する停止位置を補正することを特徴とする。
本発明に係る栽培システムは、植物及び該植物の培地を含むパネル状の栽培ユニットを収容する収容部を縦横に複数有する栽培棚と、該栽培棚の間口方向に沿って縦横に移動する移載ユニットを有し、該移載ユニットにより前記栽培ユニットを複数の前記収容部夫々に対し移載する移載装置とを含む栽培システムにおいて、前記移載装置は、前記間口方向及び高さ方向のいずれにも直交する方向に沿って前記移載ユニットに設けられているロッドと、該ロッドの先端部に設けられており、前記間口方向における前記収容部への間口方向適正距離を基準距離として該基準距離からの変化量を測定する第1レーザセンサ、及び前記高さ方向における前記収容部への高さ方向適正距離を基準距離として該基準距離からの変化量を測定する第2レーザセンサと、前記栽培棚の各収容部に対する前記移載ユニットの停止位置を予め記憶しておく記憶部と、前記第1レーザセンサ及び第2レーザセンサにて測定した変化量を補正量として、前記記憶部に記憶してある前記栽培棚の前記収容部夫々に対する前記移載ユニットの停止位置を補正して移動を制御する制御部とを備えることを特徴とする。
本発明では、被移載物を保持して縦横に移動する移載ユニットに対し、その移動方向と直交する方向に設けられたロッドが備えられている。更にロッドの先端部には被移載物の収容先の収容部への棚の間口方向及び高さ方向における距離の変化量を測定する第1レーザセンサ及び第2レーザセンサが備えられており、被移載物の収容先の棚の各収容部に対する移載ユニットの相対位置を補正することが可能になる。
本発明では、ロッドは複数設けられており、更に複数のロッドに各設けられている第1及び第2レーザセンサにより同時に測定が可能であるから、測定時間が短縮される。
本発明では、移載ユニットの移動を制御する制御部は、第1及び第2レーザセンサで測定した収容部までの距離により移載ユニットの停止位置を決定することで、その停止位置を微調整することが可能になり、移載ユニットの移動精度が高まる。
本発明では、複数の収容部夫々に対応する停止位置は予め記憶されており、時間の経過と共に変化する可能性がある停止位置を、移載ユニットに設けられているロッドの先端の第1及び第2レーザセンサにより測定される補正量に基づき補正することが可能になる。これにより、移載ユニットの移動精度が高まる。
本発明による場合、被移載物を保持する移載ユニットに設けられているロッドに備えられた第1及び第2レーザセンサにより、被移載物が収容される収容部までの相対位置を各収容部について補正量が得られるから、各収容部に対する移載ユニットの移動精度を高めることが可能になる。
本実施の形態における栽培システムの模式斜視図である。 栽培棚の収容部の拡大斜視図である。 栽培棚の収容部の拡大正面図である。 移載装置の正面図である。 移載装置の側面図である。 移載装置の要部の拡大斜視図である。 移載装置の制御部の構成を示すブロック図である。 制御部による処理手順を示すフローチャートである。 レーザセンサによる距離の計測の概要を示す説明図である。 レーザセンサによる距離の計測の概要を示す説明図である。 取得される距離の説明図である。 補正量の説明図である。
本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。なお、以下の実施の形態では、本発明に係る移載装置を植物工場における植物及び培地を含む栽培ユニットの移載に適用した例を挙げて説明する。
本実施の形態にて植物工場は、栽培の各工程の内、苗移植後の生育工程において、植物の苗が移植された栽培ユニットを収容する栽培棚と、該栽培棚に対し栽培ユニットを自動的に移載する装置とを含む栽培システムを用いる。
図1は、本実施の形態における栽培システム100の模式斜視図である。以下の説明では、図1中の矢符により示す上下、左右及び前後を使用する。本実施の形態における栽培システム100は、栽培棚1及び移載装置2を含む。栽培棚1は、栽培ユニットを上下方向に複数収容可能な多段棚を左右方向に複数並設して構成される。ここで栽培ユニットは、複数の孔が縦横に設けられた矩形状パネル(図6参照)の各孔に、栽培対象の植物の苗が植えられた培地が埋められている栽培パネルを1つ又は複数、底部に開口を有するフレームに並べた状態で保持したものである。移載装置2は、栽培棚1の間口方向(左右方向)及び高さ方向(上下方向)に移動する移載ユニットを有し、該移載ユニットを用いて他所から栽培ユニットを栽培棚1の各収容部へ載置又は各収容部から取り出す装置である。
栽培棚1は、骨組みとなるフレーム11と、栽培ユニットを受けるガイドレール12と、収容している各栽培ユニットの下部に、常時供給される培養液の流れを形成するための樋13と、該樋13を支持する樋受14及び支持部15とを備える。フレーム11をガイドレール12、樋13、及び樋受14によって仕切ることにより栽培棚1の各収容部を構成している。
図2は、栽培棚1の収容部の拡大斜視図であり、図3は、栽培棚1の収容部の拡大正面図である。図1〜図3を参照して栽培棚1について説明する。
フレーム11は、左右一対の支柱の上部を横梁で連結してなる門型のフレーム部材を前後方向に複数並べ、これらのフレーム部材の上部を縦梁により連結して構成されている。そしてガイドレール12は、これらのフレーム部材を前後方向に連結するようにして床面に対して平行に、左右の支柱夫々の内側に設けられている。なおガイドレール12は、上下方向に所定の間隔を空けて複数(図1では11組)設けられており、しかも左右で同じ高さとなるように設けられている。ガイドレール12は角型パイプであり、各面には長さ方向にリブが設けられている。
樋受14は、短冊状の板材であり、その長手方向の一縁辺の複数箇所に矩形状の切り欠きを有する。そして樋受14は、フレーム部材の支柱間に、前記切り欠きを有する縁辺側が上向きとなるように左右方向に架け渡されている。樋受14は、左右同じ高さに設けられている複数のガイドレール12の下面に対して夫々位置決めされている。
樋13は断面コの字状の形状を有し例えば樹脂製である。樋13は前後方向において対応する樋受14の切り欠き上に、フレーム11の前後方向の全長に亘って、床面に平行に架け渡されている。なお樋13は、フレーム11から前方及び後方に適長突き出すように架設されている。図1から図3に示されている例では、樋13は8本であるが本数又は形状は限定されないことは勿論である。樋13は収容部の幅に概ね等しい幅を有して各収容部に対し1本設けられている構成としてもよい。
支持部15は、フレーム11の最前方の支柱から前方に突き出るように設けられており、樋13の前方の突き出し部を支持している。同様にして後方側においても支持部15(図示せず)が最後方の支柱から後方に突き出るように設けられており、樋13の後方の突き出し部を支持している。
栽培棚1は、上述のようなフレーム11、ガイドレール12、樋13、樋受14及び支持部15を含む1組の多段棚を左右方向に並設して構成される。その大きさは例えば、多段棚が夫々、幅(左右方向)が1400mm、高さ(上下方向)が7500mm、奥行き(前後方向)20000mmである。栽培棚1は、このような多段棚を、所定間隔を設けて例えば20組、幅36000mmに亘って並設されて構成される。なお栽培棚1が設置される植物工場の床面は、後方向に向けて僅かな傾斜を有しており、これにより樋13における培養液の流れを促すようにしてあるとよい。
そして栽培棚1の各収容部の内部には、光源が設けられている(図示せず)。なお光源は、白色発光ダイオード又は蛍光灯を下方に向けて吊り下げて構成される。
次に、このような栽培棚1の各収容部に対して栽培ユニットを移載する移載装置2について説明する。図4は、移載装置2の正面図であり、図5は側面図であり、図6は要部の拡大斜視図である。なお図4〜図6における符号40は、移載装置2により移載される栽培ユニットの矩形状パネル40(植えられている植物は図示せず)を示している。図1及び図4〜図6を参照して移載装置2について詳細を説明する。
移載装置2は、スタッカークレーンを用いて構成される。具体的には、フレーム21、走行レール22、走行ガイド23、走行台24、昇降ガイド25、昇降ベルト26、移載ユニット28、及び配電部29を備える。
フレーム21は、栽培棚1の最も手前の支柱と左右方向に並ぶように固定された複数の支柱と、該支柱よりも後方の適正な位置に固定された後方側の支柱と、支柱間を上部で左右方向に連結する横梁と、前後の支柱間を連結する縦梁とで構成される。複数の支柱は、栽培棚1を構成する複数の多段棚間の隙間に夫々位置するように立設されており、横梁は栽培棚1を左右方向に跨ぐようにして設けられている。そしてフレーム21の縦梁は、前方に適長延出している。走行ガイド23及び配電部29はこの縦梁の延出端に架設されている。
床面には走行レール22が、走行ガイド23に平行となるようにして敷設されている。走行レール22上には、駆動車輪を介して走行台24が支持されている。走行台24には、直立する2本の昇降ガイド25、昇降ベルト(チェーン)26、及び移載ユニット28が設置されている。2本の昇降ガイド25は走行台24上に固定されていると共に上部で連結されており、該連結部は走行ガイド23にガイド輪を介して支持されている。走行台24は、走行台24に設けられている走行モータの駆動力によって駆動車輪を回転させることにより、走行レール22及び走行ガイド23に案内されて左右方向に移動する。
移載ユニット28は、2本の昇降ガイド25間に横架支持され、昇降ベルト26の一端に連結されている。昇降ベルト26は、移載ユニット28から上方に延び、昇降ガイド25の上部で折り返されて走行台24に設置された昇降モータに連結されている。移載ユニット28は昇降モータによって昇降ベルト26が送られることで、昇降ガイド25に案内されて上下方向に移動する。
なお配電部29は、走行台24に設置される各構成部への電力及び信号を供給するケーブルを収容している。昇降ガイド25には、移載装置2の各構成部に電力及び信号を供給する各ケーブルが配設されており、走行台24が走行レール22上のいずれの位置にあっても、移載ユニット28がいずれの高さにあっても前記ケーブルが配電部29と接触するように接続機構が設けてある。
移載ユニット28にはチャックユニットが固設されており、該チャックユニットが栽培ユニットの矩形状パネル40の前縁を把持した状態で前後に移動する。これにより図5及び図6に示すように、栽培ユニットの矩形状パネル40は、後方縁が後方に突出して栽培棚1のガイドレール12へ到達し得る。
また移載ユニット28には、栽培ユニットの矩形状パネル40を把持するチャックユニットの下方側部に2本のロッドシリンダ283が夫々前後方向に横架されている。ロッドシリンダ283は夫々、上方に突出する出力端を有しており、夫々の出力端にはセンサロッド282の一端部が取り付けられている。センサロッド282はL字形のアングルであり、左右対称にL字が向き合うようにして取り付けられている。そしてセンサロッド282は、ロッドシリンダ283の動作により、ロッドシリンダ283のストローク長だけ前後方向に移動する。なおセンサロッド282の突出長は、図5に示すように、センサロッド282の他端部がフレーム21の前方側の支柱に達するように設計されている。なおセンサロッド282はL字形アングルに限られず、角筒であってもよい。
センサロッド282の他端部には、レーザセンサ284h,284vが設けられている。レーザセンサ284h,284vは、赤色半導体レーザ及びCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor )センサを有したセンサユニットである。レーザセンサ284h,284vはいずれも、図6に示すように直方体形状の筐体を有して、該筐体の一面に、レーザの出射口及びその反射光を受光するCMOSセンサの受光部が設けられている。レーザセンサ284h,284vは、赤外レーザ光を斜めに出射させ、その反射光の受光位置の基準位置からの変位量により特定される基準距離からの変化により、距離を計測するセンサである。
レーザセンサ284hは、センサロッド282の他端側の先端部に、その出射口及び受光部が設けられた一面が左方向又は右方向を向くようにして取り付けられる。これによりレーザセンサ284hは、センサロッド282の先端部に左右方向に対向する面までの離隔距離を計測する。レーザセンサ284vは、センサロッド282の同先端部に、その出射口及び受光部が設けられた一面が下方を向くようにして取り付けられる。これによりレーザセンサ284vは、センサロッド282の先端部に上下方向に対向する面までの離隔距離を計測する。
このように構成される移載装置2の栽培棚1に対する栽培ユニットの移載制御について説明する。図7は、移載装置2の制御部30の構成を示すブロック図である。移載装置2は走行台24のカバー内部に、制御部30を備えている。制御部30はPLC(Programmable Logic Controller )を用いる。制御部30は記憶部301を備え、走行モータ、昇降モータ、及び移載ユニット28と接続されている。
制御部30は走行モータ、昇降モータへ制御信号を出力すると共に、各モータの出力軸に取り付けられているロータリーエンコーダからの出力パルスを入力する。モータに減速機が取り付けられている場合には、ロータリーエンコーダは減速機の出力軸に取り付けられていてもよい。制御部30は、各ロータリーエンコーダからの出力パルス数を計測することによって走行台24の走行レール22上の位置、移載ユニット28の昇降ガイド25上の位置を特定することができる。制御部30は、その位置情報に基づいて走行台24の走行及び移載ユニット28の昇降、即ち栽培ユニットの左右方向及び上下方向における移動を制御する。
記憶部301は、フラッシュメモリ等の不揮発性の記憶媒体を用い、制御部30から読み書きが可能である。記憶部301には予め、栽培棚1の各収容部に対して移載ユニット28が停止すべき位置(走行台車の走行停止位置、及び移載ユニット28の昇降停止位置)がLUT(Look Up Table )として記憶されてある。なお走行停止位置及び昇降停止位置は夫々、走行用及び昇降用のモータ夫々に取り付けられたロータリーエンコーダの出力パルス数として記憶されている。制御部30は、走行及び昇降中の夫々の出力パルス数を計数し、LUTに停止位置として記憶されている出力パルス数に合致した場合に走行及び昇降を停止する。
そして制御部30は、移載ユニット28のロッドシリンダ283の伸縮を制御する制御信号を該ロッドシリンダ283へ出力する。また制御部30は、レーザセンサ284v及びレーザセンサ284hによる計測を指示する信号(起動信号)を出力し、レーザセンサ284v及びレーザセンサ284hから出力される計測結果を示す信号を入力する。
このように構成される移載装置2が、図1に示すように栽培棚1の前方及び後方に各1つ、栽培棚1を挟んで対向するようにして設けられ、栽培システム100が構成される。このように構成される栽培システム100では、前方における移載装置2がまず、図示しない他所に載置されている栽培ユニット(図示せず)を移載ユニット28に取り込む。移載装置2は、走行台24を栽培棚1の間口方向(左右方向)に走行させつつ移載ユニット28を昇降させ、栽培棚1の収容部に対応する位置で停止させる。停止位置において移載装置2は、栽培ユニットを前後方向に移動させ、栽培ユニットの矩形状パネル40の両側辺部をガイドレール12上に沿わせるようにして載置する。栽培システム100では、栽培棚1の全収容部に対する栽培ユニットの載置処理を1日に1〜2回行なう。これにより、各収容部に載置された栽培ユニットは、後方へ少しずつ押し込まれ、20〜30日後に最後方に達する。後方側に設けられている移載装置2は同様にして、栽培棚1の全収容部からの栽培ユニットの取出処理を1日に1〜2回行なっている。後方側の移載装置2は、取り出した栽培ユニットを次の工程(例えば収穫)に対応する載置所へ搬送する。
上述したように、栽培棚1はフレーム部材を左右方向に20台並設させて構成されており、上下方向に11段の計220個の収容部を有している。このように大規模な構成では、栽培棚1のフレーム11及び移載装置2のフレーム21はいずれも、僅かに傾く可能性があり、また走行レール22のうねりが存在する可能性がある。しかも、上述したように、前後方向に栽培ユニットが少しずつ押し込まれる仕組としているため、経時的に傾斜等が変化する可能性がある。その上更に、栽培ユニットの収容に際しては、栽培ユニットの側辺部をガイドレール12に沿わせる必要があり、移載ユニット28の停止位置に要請される精度は比較的高い。そこで本実施の形態では、上述の移載ユニット28のセンサロッド282及びレーザセンサ284h,284vを用い、予め記憶部301に記憶されている栽培棚1の各収容部に対応する停止位置を補正する。
このセンサロッド282及びレーザセンサ284h,284vを用いた走行停止位置及び昇降停止位置の補正について以下にそれを実現する処理について説明する。図8は、制御部30による処理手順を示すフローチャートである。
まず第1に、制御部30は、栽培棚1の収容部から1つ選択する(ステップS1)。収容部の選択は栽培棚1の端から順に選択するとよい。
第2に制御部30は、記憶部301のLUTから、選択した収容部に対応する走行停止位置及び昇降停止位置を読み出す(ステップS2)。
次に制御部30は、ロータリーエンコーダからの出力パルスを計数しながら移動し(ステップS3)、読み出した位置に対応する出力パルス数にて走行台24の走行、及び移載ユニット28の昇降を停止させる(ステップS4)。
停止位置において制御部30は、2つのロッドシリンダ283を動作させて夫々のセンサロッド282を突出させ(ステップS5)、レーザセンサ284h、及びレーザセンサ284vの計4つを同時に起動させて距離の計測結果(基準からの変位量)を取得する(ステップS6)。
図9及び図10は、レーザセンサ284h,284vによる距離の計測の概要を示す説明図である。図9は、栽培棚1の収容部と該収容部に対して停止した移載ユニット28との位置関係を後方から示す図であり、図10は、要部の拡大斜視図である。センサロッド282の突出長は上述したように、前後方向においてセンサロッド282の他端部がフレーム21の前方側の支柱に達するように設計されている。これにより図9及び図10に示すように、突出したセンサロッド282上のレーザセンサ284hが、栽培棚1のフレーム11の最前方の支柱の側面までの左右方向における距離を測定でき、しかも同時にレーザセンサ284vが、樋受14における切り欠きを有する側の端面までの距離を測定できるようにしてある。
そして制御部30は、取得した計測結果から補正量を算出する(ステップS7)。制御部30は、算出した補正量(HC,VC)を記憶部301に記憶し(ステップS8)、ロッドシリンダ283を収縮させてセンサロッド292を収納する(ステップS9)。
そして制御部30は全収容部に対して処理を行なったか否かを判断する(ステップS10)。ステップS10において全収容部に対しては処理を行なっていないと判断された場合(S10:NO)、制御部30は処理をステップS1へ戻して次の収容部を選択し、選択した収容部に対してステップS2〜S8の処理、即ち走行停止位置及び昇降停止位置の読み出し、移動、停止、計測及び算出を行なう。
ステップS10において全収容部に対して処理を行なったと判断された場合(S10:YES)、制御部30は、処理を終了する。
次にステップS6及びS7におけるレーザセンサ284h,284vによる距離の計測及び補正量の算出について詳細を説明する。図11は、取得される距離の説明図である。図11は、図9に図示された各構成部の内、栽培棚1の1つの収容部、センサロッド282及びガイドレール12を抽出して示している。図11中の矩形は収容部の収容口を示し、短辺はフレーム11の支柱の側面内側、長辺は樋受14の端面に対応している。図11に示すように、一方及び他方のセンサロッド282において同時にレーザセンサ284v及びレーザセンサ284hが同時に距離を測定し、制御部30は4つの距離(HL,VL,HR,VR)を同時に取得する。距離VL,VRは、樋受14の端面までの距離、距離HL,HRは、段の左右におけるフレーム11の支柱の側面までの距離である。
図12は、補正量の説明図である。図12は図11に対応し、各収容部の収容口を示し、栽培ユニットを適切にガイドレール12に収める適正位置にあるとき(図9)の移載ユニット28におけるセンサロッド282の位置が破線にて示されている。適正位置に位置している移載ユニット28のレーザセンサ284hで測定されるフレーム11の支柱の側面までの距離はHS(例えば100mm)であり、同様にレーザセンサ284vで測定される樋受14の端面までの距離はVS(例えば100mm)である。距離HS及びVSは、記憶部301に予め記憶されている。
制御部30は、図12に示すように、測定された距離HLとHSとの差分、及びHRとHSとの差分から補正量HCを算出する。補正量は、HLC=−HRC、又は−HLC=HRCとして算出される。同様にして制御部30は、測定された距離VL,VRとVSとの差分から補正量VC(=VLC=VRC)として算出する。なお制御部30は、補正量HCを、左側の差分HLCの絶対値及び右側の差分HRCの絶対値の平均値から、補正量の大きさを算出してもよい。同様にして制御部30は、補正量VCを左側の差分VLC及び右側の差分VRCの平均値として算出してもよい。
このように求められる補正量HC、VCは、被移載物である栽培ユニットと、それを受けるガイドレール12との間の距離を直接に補正する量ではない。しかしながら、栽培ユニットに対する上下左右方向における位置が固定されているセンサロッド282と、ガイドレール12に対して位置決めされている樋受14との間の距離に対する補正量は、栽培ユニットとガイドレール12との間の適正な位置関係への補正量に他ならない。
なおレーザセンサ284v及びレーザセンサ284hは、基準距離からの変化を出力するセンサである。したがってレーザセンサ284v及びレーザセンサ284hの種類として、基準距離が適正位置における距離100mmに対応するものを選定することにより、制御部30は、補正量を算出することなしに、出力される計測結果を補正量として使用できる。
このような処理手順により記憶部301には、予め記憶されている各段の走行停止位置及び昇降停止位置の第1のLUTに加え、該走行停止位置及び昇降停止位置に対する補正量が第2のLUTとして記憶される。
制御部30は、次に栽培パネルの載置処理を行なう場合には、記憶部301に第1のLUTとして記憶されている停止位置と、上述の処理により第2のLUTとして記憶した全ての栽培棚1の全ての段の補正量とを用いて各収容棚に対応する位置に停止し、載置処理を行なう。
このような補正量を用いて制御される移載ユニット28は、フレーム11が多少の傾斜又は撓みを有していても、栽培ユニットをガイドレール12に沿うように精度よく載置することが可能である。
栽培棚1の後方側に設置されている移載装置2においても、計測及び補正量の算出を実行して補正量を記憶する。これにより、栽培ユニットの取出を行なう移載装置2においても移載ユニット28は、栽培ユニットをガイドレール12から精度よく引き出すことができる。
上述の実施の形態では制御部30は、補正量を算出してLUTとして記憶されている走行停止位置及び昇降停止位置とは別途記憶部301に記憶することとした。しかしながら、これに限らず制御部30は、走行停止位置及び昇降停止位置を計測結果から決定し、その都度記憶部301のLUTを書き換えることとしてもよい。
なお本発明に係る移載装置は、植物工場における栽培ユニットの移載のみならず、マテリアルハンドリングにおける物品の棚への移載にも適用可能である。
なお、上述のように開示された本実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 栽培棚
11 フレーム
12 ガイドレール
2 移載装置
21 フレーム
22 走行レール
23 走行ガイド
24 走行台
25 昇降ガイド
28 移載ユニット
282 センサロッド(ロッド)
284v,284h レーザセンサ(測距部)
30 制御部
301 記憶部
40 矩形状パネル(栽培ユニット)

Claims (5)

  1. 縦横に並設された複数の収容部を有する収容棚の間口方向及び高さ方向に沿って移動する移載ユニットを有し、該移載ユニットにより被移載物を前記収容部に対して移載する移載装置において、
    前記間口方向及び高さ方向のいずれにも直交する方向に沿って前記移載ユニットに設けられているロッドと、
    該ロッドの先端部に設けられており、前記間口方向における前記収容部への間口方向適正距離を基準距離として該基準距離からの変化量を測定する第1レーザセンサ、及び前記高さ方向における前記収容部への高さ方向適正距離を基準距離として該基準距離からの変化量を測定する第2レーザセンサ
    前記第1レーザセンサにより測定された変化量を間口方向の補正量、前記第2レーザセンサにより測定された変化量を高さ方向の補正量として停止位置を決定する制御部と
    を備えることを特徴とする移載装置。
  2. 前記移載ユニットは、前記ロッドを複数有し、
    前記複数のロッドの第1レーザセンサ及び第2レーザセンサにより同時に測定を行なう
    ことを特徴とする請求項1に記載の移載装置。
  3. 前記制御部は、前記移載ユニットの前記間口方向及び前記高さ方向に沿った移動を制御し、
    該制御部は、前記第1レーザセンサ及び第2レーザセンサにて測定した距離により、前記複数の収容部夫々に対する停止位置を決定する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の移載装置。
  4. 前記移載ユニットの前記複数の収容部夫々に対する停止位置を予め記憶しておく記憶部を更に備え、
    前記制御部は、前記第1レーザセンサ及び第2レーザセンサにて測定した距離により、前記記憶部に記憶してある停止位置に対する補正量に基づき前記複数の収容部夫々に対する停止位置を補正する
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の移載装置。
  5. 植物及び該植物の培地を含むパネル状の栽培ユニットを収容する収容部を縦横に複数有する栽培棚と、該栽培棚の間口方向に沿って縦横に移動する移載ユニットを有し、該移載ユニットにより前記栽培ユニットを複数の前記収容部夫々に対し移載する移載装置とを含む栽培システムにおいて、
    前記移載装置は、
    前記間口方向及び高さ方向のいずれにも直交する方向に沿って前記移載ユニットに設けられているロッドと、
    該ロッドの先端部に設けられており、前記間口方向における前記収容部への間口方向適正距離を基準距離として該基準距離からの変化量を測定する第1レーザセンサ、及び前記高さ方向における前記収容部への高さ方向適正距離を基準距離として該基準距離からの変化量を測定する第2レーザセンサと、
    前記栽培棚の各収容部に対する前記移載ユニットの停止位置を予め記憶しておく記憶部と、
    前記第1レーザセンサ及び第2レーザセンサにて測定した変化量を補正量として、前記記憶部に記憶してある前記栽培棚の前記収容部夫々に対する前記移載ユニットの停止位置を補正して移動を制御する制御部と
    を備えることを特徴とする栽培システム。
JP2016104416A 2016-05-25 2016-05-25 移載装置及び栽培システム Active JP6520825B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016104416A JP6520825B2 (ja) 2016-05-25 2016-05-25 移載装置及び栽培システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016104416A JP6520825B2 (ja) 2016-05-25 2016-05-25 移載装置及び栽培システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017210326A JP2017210326A (ja) 2017-11-30
JP6520825B2 true JP6520825B2 (ja) 2019-05-29

Family

ID=60474473

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016104416A Active JP6520825B2 (ja) 2016-05-25 2016-05-25 移載装置及び栽培システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6520825B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110077770B (zh) * 2019-05-08 2019-11-15 浦江会亿智能科技有限公司 一种仓库用物流机器人

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4819744Y1 (ja) * 1969-08-19 1973-06-06
JPS5135098Y2 (ja) * 1972-07-12 1976-08-30
JPS56162207U (ja) * 1980-05-06 1981-12-02
JPH0646881Y2 (ja) * 1989-06-09 1994-11-30 株式会社イトーキクレビオ 移動体の位置決めマーク
JPH09156716A (ja) * 1995-12-06 1997-06-17 Hitachi Ltd スタッカクレーンの操作方法
JP2011148597A (ja) * 2010-01-21 2011-08-04 Toyota Industries Corp 移載システム
JP5935151B2 (ja) * 2012-10-11 2016-06-15 西松建設株式会社 物品搬送設備

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017210326A (ja) 2017-11-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2020217737A1 (ja) 搬送装置
JP6289257B2 (ja) 栽培装置及び栽培セル
US7408314B2 (en) Control device for movable body
CN107922119A (zh) 货架配置系统、搬运机器人以及货架配置方法
KR101647923B1 (ko) 카세트 수납을 위한 스토커 및 그 내부에 배치된 스토커 로봇의 티칭 방법
KR20170069284A (ko) 자동밀집 창고장치
JP6520825B2 (ja) 移載装置及び栽培システム
JP2013086891A (ja) 自動倉庫
JP6385982B2 (ja) 移載装置及び栽培システム
KR20220118488A (ko) 운반체의 위치의 사전-경고 및 추적을 제공하기 위한 배열체를 갖춘 원격 동작 운반체
JP5884507B2 (ja) 物品保管設備の学習方法
CN109997680B (zh) 植物栽培系统以及植物栽培方法
JP6504200B2 (ja) 栽培システム及びコンピュータプログラム
JP2013136451A (ja) スタッカークレーン
JP5190694B2 (ja) 物品収納設備における学習装置
AU2009212908B2 (en) Storage automat
JP5372422B2 (ja) 搬送台車用ワーク移載装置
JP4926895B2 (ja) スタッカクレーンの自動ティーチング方法
JP2001346442A (ja) きのこ栽培施設及びきのこ栽培方法
JP6879022B2 (ja) 自動倉庫システム
CN114545917A (zh) 自动搬送系统的控制方法
WO2016171556A1 (en) Growing system, for example for mushrooms, and method
JP4330956B2 (ja) 創薬用ワーク保管装置
JP5332223B2 (ja) 自動倉庫及び自動倉庫の荷搬送方法
JP2017210327A (ja) 移載装置及び栽培システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171116

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180720

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180814

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181011

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190402

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190415

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6520825

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150