JP6518400B2 - ソレノイド - Google Patents

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Description

本発明は、例えばショックアブソーバ等の各種油空圧制御機器用ソレノイドバルブ等に用いられるソレノイドに関するものである。
従来、この種のソレノイドとしては、例えば、図4及び図5に示すものがある。
ソレノイド50は、モールドコイル51と、ソレノイド本体52と、を一つに一体化して構成される。
モールドコイル51は、コイル53が巻きまわされており、そのコイル53の中心にソレノイド本体52側に凹む穴54が形成されている。
また、モールドコイル51のソレノイド本体52と反対側では、コイル53に隣接して環状のプレート55が設けられており、このプレート55の先には穴54の底面を形成するモールド部56が設けられている。モールド部56内では、コイル53から引き出されたコイル線がリード線57へ接続されている。
一方、ソレノイド本体52は、軸心部分にモールドコイル51の穴54に挿入される柱部58と、柱部58からモールドコイル51配置部分を環状空間として隔ててモールドコイル51外周を覆うケース59と、が設けられている。
ソレノイド本体52の柱部58には、ケース59と一部材で一体的に形成された磁気吸引部60と、コイル53への通電によって磁気吸引部60に磁気的に吸引されるプランジャ61と、プランジャ61に接続されたロッド62と、ロッド62を支持する軸受63と、柱部58の先端を覆うスリーブ64と、スリーブ64と磁気吸引部60との間に磁気遮断部を形成する非磁性材からなるシリンダ65が備えられている。
磁気吸引部60の内径側には、プラグ66が配置され、該プラグ66の内径側には、第2軸受68が嵌入されている。
磁気吸引部60は、環状の径方向部67の内径端からモールドコイル51側へ延びている。また、ケース59も、環状の径方向部67の外径端からモールドコイル51側へ延びている。
以上の構成のソレノイド50では、リード線57を経てコイル53に電流を供給することによって、図5に示すように、磁気吸引部60、ケース59、プレート55、スリーブ64、プランジャ61、そして磁気吸引部60に戻るような磁気回路Lが形成され、プランジャ61は磁気吸引部60に磁気的に吸引される。
なお、コイル53に電流を供給しない場合には、不図示のバネ等によって付勢力を受けてプランジャ61は磁気吸引部60から、図4に示すように、離間して位置する。
上記のようなソレノイド(以下、「従来技術1」という。例えば、特許文献1参照。)においては、要求されるソレノイド体格(サイズ)内において、必要なストロークにおける吸引力及びフラット特性が求められている。
ところが、従来技術1では、図5に示すように、プランジャ61の引き終り状態(プランジャ61がプラグ66に近接している状態)の付近では、プランジャ61とスリーブ64の磁束受け渡し部分Aの範囲が小さくなり、磁束を十分に受け渡すことができず、その結果、吸引力が低下し、必要なストローク全域においてフラット特性を得ることができないという問題があった。
また、体格を大きくすることなく、ストローク変化による磁気吸引力の変動を抑制するため、可動子コアを内包する第2固定子コアの一部が挿入される穴をヨークに設け、磁気伝達部の軸方向長さを長くしたソレノイドが知られている(以下、「従来技術2」と いう。例えば、特許文献2参照。)。
しかし、従来技術2においては、可動子コアと第2固定子コアとの2つの部材の軸方向長さをセットで大きくする必要があり、材料費及び制作費が増大する。また、可動子コアの全体を長くしているため、可動部の重量が増加し、応答性が悪化するという問題もあった。
再公表特許 WO2003/056579号公報 特開2014−27204号公報
本発明は、上記従来技術の有する問題点を解決するためになされたものであって、ソレノイドの体格(サイズ)を増大させることなく、必要なストローク内での要求吸引力を確保しつつ、フラット特性を得ることができるソレノイドを提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するため本発明のソレノイドは、第1に、
複数回巻かれたコイルの中心に穴を有するモールドコイルと、
該モールドコイルの外周を覆うケース、前記モールドコイルの中心の穴に挿入される移動可能なプランジャ及び該プランジャが前記コイルによって発生する磁気力によって移動し吸引される方向に配置される磁気吸引部を有するソレノイド本体と、
前記磁気吸引部とエアギャップを介して対向すると共に前記プランジャに接続されるロッドの一側を支持するスリーブと、
を備え、
前記磁気吸引部、ケース、スリーブ及びプランジャを経て前記磁気吸引部に戻る磁気回路が形成されるソレノイドであって、
前記プランジャには外縁部分が軸方向に延伸された外縁延伸部が形成されること
を特徴としている。
この特徴によれば、プランジャの引き終わり付近での吸引力を増大させることができ、全体として必要な吸引力を確保でき、フラットなソレノイド特性を得ることができる。
また、プランジャの外縁部のみ延伸しているので、可動部の重量の増大も抑制でき、応答性の悪化も防止できる。
また、本発明のソレノイドは、第2に、前記第1の特徴において、前記外縁延伸部に対向する部材には逃げ部が形成されることを特徴としている。
この特徴によれば、外縁延伸部が無い状態に比べ、ストロークの範囲を変えることなく、プランジャ引き終わり状態における磁束の受け取り範囲を大きくすることができ、ストロークの全範囲において吸引力を下げずにフラットなソレノイド特性を得ることができ、安定した駆動を得ることができる。ソレノイドの体格(サイズ)を増大することがない。 また、ソレノイドの体格(サイズ)を増大する必要がないため、材料費及び制作費の増大を抑制できる。
また、本発明のソレノイドは、第3に、前記第1又は第2の特徴において、前記プランジャの磁気力によって移動する方向の両端に前記外縁延伸部が形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、プランジャの形状が移動方向に対し、対象であるため、ソレノイドを組み立てる際、プランジャの正逆の方向を気にすることなく組立てることが可能であり、組立て性が良好である。
本発明は、以下のような優れた効果を奏する。
(1)プランジャには外縁部分が軸方向に延伸された外縁延伸部が形成されることにより、プランジャの引き終わり付近での吸引力を増大させることができ、全体として必要な吸引力を確保でき、フラットなソレノイド特性を得ることができる。
また、プランジャの外縁部のみ延伸しているので、可動部の重量の増大も抑制でき、応答性の悪化も防止できる。
(2)外縁延伸部に対向する部材には逃げ部が形成されることにより、外縁延伸部が無い状態に比べ、ストロークの範囲を変えることなく、プランジャ引き終わり状態における磁束の受け取り範囲を大きくすることができ、ストロークの全範囲において吸引力を下げずにフラットなソレノイド特性を得ることができ、安定した駆動を得ることができる。ソレノイドの体格(サイズ)を増大することがない。 また、ソレノイドの体格(サイズ)を増大する必要がないため、材料費及び制作費の増大を抑制できる。
(3)プランジャの磁気力によって移動する方向の両端に前記外縁延伸部が形成されていることにより、プランジャの形状が移動方向に対し、対象であるため、ソレノイドを組み立てる際、プランジャの正逆の方向を気にすることなく組立てることが可能であり、組立て性が良好である。
本発明の実施例1に係るソレノイドを示す断面図であって、コイルに通電されない状態を示している。 本発明の実施例1に係るソレノイドを示す断面図であって、コイルに通電された状態を示している。 本発明の実施例1に係るソレノイドの吸引力特性を示す図である。 従来技術1のソレノイドを示す断面図であって、コイルに通電されない状態を示している。 従来技術1のソレノイドを示す断面図であって、コイルに通電された状態を示している。 従来技術1のソレノイドの吸引力特性を示す図である。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置などは、特に明示的な記載がない限り、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
図1及び図2を参照して、本発明の実施例1に係るソレノイドについて説明する。
ソレノイド1は、モールドコイル2と、ソレノイド本体3とを一体化して構成される。
モールドコイル2は、コイル4が巻きまわされており、そのコイル4の中心にソレノイド本体3側に凹む穴5が形成されている。
また、モールドコイル2のソレノイド本体3と反対側では、コイル4に隣接して環状のプレート6が設けられており、このプレート6の先には穴5の底面を形成するモールド部7が設けられている。モールド部7内では、コイル4から引き出されたコイル線がリード線8へ接続されている。プレート6は磁性材料から形成される。
一方、ソレノイド本体3は、軸心部分にモールドコイル2の穴5に挿入される柱部9と、柱部9からモールドコイル2の配置部分を環状空間として隔ててモールドコイル2外周を覆うケース10と、が設けられている。
ソレノイド本体3の柱部9には、ケース10と一部材で一体的に形成された磁気吸引部11と、コイル4への通電によって磁気吸引部11に磁気的に吸引されるプランジャ12と、プランジャ12に接続されたロッド13と、ロッド13を支持する軸受14と、柱部9の先端を覆うスリーブ15と、スリーブ15と磁気吸引部11との間に磁気遮断部を形成する非磁性材からなるシリンダ16と、が備えられている。
ケース10、磁気吸引部11、プランジャ12及びスリーブ15は、磁性材料から形成される。
プランジャ12は、外縁部分が軸方向に延伸された同一形状の外縁延伸部12a、12aが両側に形成されている。ここでいう延伸とは、内径側よりも軸方向に突出している状態のことを指している。外縁延伸部12aの寸法及び形状は設計的に決定されるが、図1に示すプランジャ12の場合では、プランジャ12の直径をDとすると、外縁延伸部12aの径方向の厚みtは、約0.05D、また、プランジャ12の軸方向長さをMとすると、外縁延伸部12aの軸方向の突出量mは、約0.05Mに設定されている。
外縁延伸部12aの厚みt及び突出量mは、これらに限定されることなく、適用される製品により適宜設定される。
磁気吸引部11の内径側には、プランジャ12と反対側の開口からプラグ17が嵌入され、該プラグ17の内径側のプランジャ12と反対側の凹部には、第2軸受19が嵌入されている。
磁気吸引部11は、環状の径方向部18の内径端からモールドコイル2側へ延びている。また、ケース10も、環状の径方向部18の外径端からモールドコイル2側へ延びている。
プランジャ12のソレノイド本体3側の端面は、プラグ17に対向しており、また、プランジャ12のソレノイド本体3と反対側の端面は、スリーブ15の凹部底面15aと対向している。スリーブ15のプランジャ12の外縁延伸部12aに対応する凹部底面15aの部分には逃げ部15bが形成されており、また、同じく、プラグ17のプランジャ12の外縁延伸部12aに対応する部分には逃げ部17aが形成されている。
なお、本実施例では、プランジャ12の軸方向の両側には、スリーブ15とプラグ17とが対向するように配置されているが、これに限らず、プランジャ12の軸方向一方側にスリーブ15及びプラグ17のいずれか一方が配置される場合においても、本発明は目的を達成可能であり、その場合、いずれか一方の部材に逃げ部が形成されればよい。
以上の構成のソレノイド1では、リード線8を経てコイル4に電流を供給することによって、図2に示すように、磁気吸引部11、ケース10、プレート6、スリーブ15、プランジャ12、そして磁気吸引部11に戻るような磁気回路Lが形成され、プランジャ12は磁気吸引部11に磁気的に吸引される。
なお、図1及び図2では、プレート6が設けられているが、ケース10、あるいは、スリーブ15にプレート6と同様の働きをもつ径方向部分を一体的に設けてよく、その場合プレート6は省略することができ、磁気回路Lは、磁気吸引部11、ケース10、スリーブ15、プランジャ12、そして磁気吸引部11に戻るように形成される。
また、コイル4に電流を供給しない場合には、不図示のバネ等によって付勢力を受けてプランジャ12は磁気吸引部11から、図1に示すように、離間して位置する。
図2に示すように、プランジャ12の外縁部分に軸方向に延伸された外縁延伸部12a、12aが両側に形成されることにより、コイル4に通電され、プランジャ12が磁気吸引部11側に引き付けられた引き終わり状態において、プランジャ12とスリーブ15の磁束受け渡し部分Bの範囲は、外縁延伸部12a、12aが形成されない場合に比較して、外縁延伸部12aの突出量である約mだけ大きくなり、外縁延伸部12a、12aが形成されない場合に比較してストロークは変わらないが、突出量m分だけ大きい磁束受け取り範囲が得られる。このため、プランジャ12の引き終わり付近での吸引力を増大させることができ、必要なストローク内での要求吸引力を下げることなく、全体として必要な吸引力を確保でき、フラットなソレノイド特性を得ることができる。
しかも、この場合、プランジャ12の外縁延伸部12a、12aに対応して、スリーブ15及びプラグ17には、それぞれ、逃げ部15b、17aが形成されているため、ソレノイドの体格(サイズ)を増大する必要がない。
次に、本発明の実施例1に係るソレノイドの吸引力特性を示す図3、及び、従来技術1のソレノイドの吸引力特性を示す図6を参照しながら、両者の吸引力特性について説明する。
図3の本発明の実施例1に係るソレノイドにおいては、プランジャ12の引き終わり付近におけるプランジャ12とスリーブ15との吸引力(N)は、他のストローク部分の吸引力に比べてわずかに低下している程度に過ぎない。
これに対して、図6の従来技術1のソレノイドにおいては、プランジャの引き終わり付近におけるプランジャとスリーブとの吸引力(N)は、他のストローク部分の吸引力に比べてかなり低下している。
例えば、コイル電流が1.2Aの場合において比較すると、実施例1に係るソレノイドの場合、プランジャ12の引き終わり付近の吸引力は8.5Nであり、最大値の9.3Nに比較して0.8N低下しているだけであり、従来技術1のソレノイドの場合、プランジャの引き終わり付近の吸引力は7.0Nであり、最大値の9.7Nに比較して2.7N低下している。
このように、本発明の実施例1に係るソレノイドにおいては、従来技術1のソレノイドに比べて、フラットなソレノイド特性を得ることができる。
実施例1のソレノイドは上記したような構成を有し、以下のような顕著な効果を奏する。
(1)プランジャ12には外縁部分が軸方向に延伸された外縁延伸部12aが形成されることにより、プランジャ12の引き終わり付近での吸引力を増大させることができ、全体として必要な吸引力を確保でき、フラットなソレノイド特性を得ることができる。
また、プランジャ12の外縁部のみ延伸しているので、可動部の重量の増大も抑制でき、応答性の悪化も防止できる。
(2)外縁延伸部12aに対向する部材であるスリーブ15及びプラグ17には、それぞれ、逃げ部15b、17aが形成されることにより、外縁延伸部が無い状態に比べ、ストロークの範囲を変えることなく、プランジャ12の引き終わり状態における磁束の受け取り範囲を大きくすることができ、ストロークの全範囲において吸引力を下げずにフラットなソレノイド特性を得ることができ、安定した駆動を得ることができる。ソレノイドの体格(サイズ)を増大することがない。 また、ソレノイドの体格(サイズ)を増大する必要がないため、材料費及び制作費の増大を抑制できる。
(3)プランジャ12の磁気力によって移動する方向の両端に前記外縁延伸部12a、12aが形成されていることにより、プランジャ12の形状が移動方向に対し、対象であるため、ソレノイドを組み立てる際、プランジャ12の正逆の方向を気にすることなく組立てることが可能であり、組立て性が良好である。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、プランジャ12の両側には、スリーブ15とプラグ17とが対向するように配置されている場合について説明したが、これに限らず、プランジャ12の軸方向の一方側にスリーブ15及びプラグ17のいずれか一方が配置される場合においても、本発明は目的を達成可能であり、その場合、いずれか一方の部材に逃げ部が形成されればよい。
また、例えば、前記実施例では、プランジャ12の磁気力によって移動する方向の両端に外縁延伸部12a、12aが形成される場合について説明したが、これに限らず、プランジャ12の磁気力によって移動する方向の一方端にのみ外縁延伸部12aが形成されてもよい。
1 ソレノイド
2 モールドコイル
3 ソレノイド本体
4 コイル
5 穴
6 プレート
7 モールド部
8 リード線
9 柱部
10 ケース
11 磁気吸引部
12 プランジャ
12a 外縁延伸部
13 ロッド
14 軸受
15 スリーブ
15a 凹部底面
15b 逃げ部
16 シリンダ
17 プラグ
17a 逃げ部
18 環状の径方向部
19 第2軸受


Claims (3)

  1. 複数回巻かれたコイルの中心に穴を有する1個のモールドコイル、
    前記モールドコイルの一方の端面に配設される径方向部、前記径方向部の内径端から前記モールドコイル側に延びる磁気吸引部、前記径方向部の外径端から前記モールドコイルの外周を覆うケース、前記モールドコイルの他方の端面に配設されるプレート、前記モールドコイルの前記穴に挿入されるスリーブ、前記磁気吸引部と前記スリーブとの間に設けられ非磁性材料からなるシリンダ、及び、前記磁気吸引部及び前記スリーブの内径側に配置されるとともに一定の直径を有するプランジャを備え、
    前記磁気吸引部、前記径方向部、前記ケース、前記プレート、前記スリーブ及び前記プランジャを経て前記磁気吸引部に戻る磁気回路が形成されるソレノイドであって、
    非通電時と通電時とにおいて、前記プランジャと前記磁気吸引部との間及び前記プランジャと前記スリーブとの間には、それぞれ軸方向に重なる磁束受け渡し部分が形成され、
    前記プランジャの両端のそれぞれの外縁部分には、軸方向に延伸された外縁延伸部が形成されることを特徴とするソレノイド。
  2. 前記外縁延伸部に対向する部材には逃げ部が形成されることを特徴とする請求項1に記載のソレノイド。
  3. 前記プランジャの磁気力によって移動する方向に前記外縁延伸部が形成されていることを特徴する請求項1又は2に記載のソレノイド
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