JP2006222199A - 比例ソレノイド及びそれを用いた流量制御弁 - Google Patents

比例ソレノイド及びそれを用いた流量制御弁 Download PDF

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Abstract

【課題】 比例ソレノイドを大型化せずに推力を高めることができる比例ソレノイド及びそれを用いた流量制御弁を提供する。
【解決手段】 電磁コイル9と、その電磁コイル9内に移動不可に設けられ、端面の縁部に凸部13が形成された固定ヨーク10と、電磁コイル9内に配置され、先端部が固定ヨーク10の凸部13内に挿入されると共に、固定ヨーク10に対して相対移動可能に設けられた可動ヨーク20とを備え、電磁コイル9に印加する電流を制御することで可動ヨーク20の位置を調節できるようにした比例ソレノイド5であって、可動ヨーク20における固定ヨーク10側の面の縁部に、固定ヨーク10側に突出した突出部21を形成すると共に、その突出部21の内面21bを、上記固定ヨーク10側に向かうほど外方に位置するようにテーパ状に形成したものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、比例ソレノイド及びそれを用いた流量制御弁に関するものであり、特に、比例ソレノイドの推力向上を図ったことを特徴とするものである。
比例ソレノイドとは、電磁コイルに印加する電流を制御することで可動ヨーク(プランジャ)の位置を自由に調節できるものであり、流量制御弁、圧力制御弁、方向切替弁等の弁駆動手段等として使用されている(特許文献1,2参照)。
図6を用いて、比例ソレノイドを用いた流量制御弁の構造を説明する。
この流量制御弁100は、スプール弁2のスプール3を比例ソレノイド50(弁駆動手段)により移動させてポート6の開口面積を調節し、ポート6を流れる流体の流量を制御するものである。
比例ソレノイド50は、環状のボビン7と、そのボビン7の外周に巻回された電磁コイル9とを備え、それら電磁コイル9及びボビン7の内側に固定ヨーク10、固定ガイド11及び可動ヨーク12が配置される。
固定ヨーク10は磁性体からなり、ボビン7の内径よりも若干小さい外径を有する円柱状の挿入部10aと、その挿入部10aの一端(図の右側端部)に形成され、電磁コイル9の外径とほぼ等しい外径を有する円板状のフランジ部10bとを備える。固定ヨーク10は、その挿入部10aが電磁コイル9及びボビン7の内側に挿入され、フランジ部10bがボビン7の一側に当接させて配置される。固定ヨーク10は、電磁コイル9及びボビン7に対して相対移動不可に固定される。
固定ヨーク10の挿入部10aの先端面(図中左側端面)の縁部には、軸方向に突出した環状の凸部13が形成されており、この凸部13の外周面は、先端側(可動ヨーク12側)に向かうほど径方向内側に位置するように所定角度で傾斜したテーパ状に形成されている。
可動ヨーク12(プランジャ)は磁性体からなり、固定ヨーク10の凸部13の内径よりも若干小さい外径を有する円柱状に形成される。可動ヨーク12は、電磁コイル9及びボビン7の内側で固定ヨーク10と対向させて配置され、その先端部(図中右側端部)が固定ヨーク10の凸部13内に挿入される。可動ヨーク12は、電磁コイル9、ボビン7及び固定ヨーク10に対して相対移動可能に設けられており、固定ヨーク10の凸部13の内面に沿って軸方向(図の左右方向)に移動できるようになっている。
固定ガイド11もまた磁性体からなり、ボビン7の内径よりも若干小さい外径を有すると共に、可動ヨーク12の外径よりも若干大きい内径を有する円筒状の挿入部11aと、その挿入部11aの一端(図の左側端部)に形成され、電磁コイル9の外径とほぼ等しい外径を有する円板状のフランジ部11bとを備える。固定ガイド11は、固定ヨーク10と反対側において、その挿入部11aがボビン7と可動ヨーク12との間に挿入される。また、固定ガイド11のフランジ部11bは、ボビン7の一側に当接させて配置される。固定ガイド11は、電磁コイル9、ボビン7及び固定ヨーク10に対して相対移動不可に固定される。
電磁コイル9、ボビン7、固定ヨーク10及び固定ガイド11は、非磁性体からなる円筒状のケース15により一体的に連結される。
なお、図例では示されていないが、固定ヨーク10の凸部13と固定ガイド11の挿入部11aとの間に、非磁性体からなる部材を介在させても良い。
一方、スプール弁2は、流体を通過させるためのポート6が開口形成されたスリーブ16と、そのスリーブ16内で軸方向にスライド自在に配置されたスプール3と、スプール3を比例ソレノイド50側に付勢する付勢手段17(図例ではコイルスプリング)とを備える。
スプール3の長手方向中央部には、ポート6を閉じるためのランド3aが形成されており、スプール3をスリーブ16に対して相対移動させることで、ポート6の開口面積を調節できるようになっている。
スプール3の一端(図の左側端部)には、比例ソレノイド50の固定ヨーク10に形成された貫通穴19を通って延出するロッド部3bが設けられており、このロッド部3bは可動ヨーク12の先端面に連結される。
この流量制御弁100において、比例ソレノイド50の電磁コイル9に電流を印加すると、固定ヨーク10、固定ガイド11及び可動ヨーク12を流れる磁気回路が形成され、固定ヨーク10と可動ヨーク12との間に印加電流に比例した磁力・吸引力が発生する。この吸引力が、可動ヨーク12を固定ヨーク10側へと付勢する推力Ftとして作用する。この推力Ftにより可動ヨーク12及びそれに連結されたスプール3が図の右方に移動するとコイルスプリング17が圧縮され、可動ヨーク12を推力Ftと逆方向に付勢する反力Frが発生する。
結果として、可動ヨーク12及びスプール3は、比例ソレノイド50による推力Ftとコイルスプリング17による反力Frとが釣り合った位置で停止することになる。
比例ソレノイド50による推力Ftは、電磁コイル9に印加する電流の大きさに比例するので、電磁コイル9に対する印加電流を制御することで可動ヨーク12及びスプール3の位置を調節することができる。従って、電磁コイル9に対する印加電流を制御すれば、スプール3のランド3aの位置を調節して、ポート6の開口面積を任意に調節することができる訳である。
このような比例ソレノイド50及びそれを用いた流量制御弁100では、可動ヨーク12及びスプール3のストローク(往復範囲)を、可動ヨーク12及びスプール3の位置に関わらず推力Ftが一定となる範囲に設定するのが一般的である。
これを図7を用いて説明する。
図7は、比例ソレノイド50の電磁コイル9に所定の電圧を印加したときの、可動ヨーク12のストローク(固定ヨーク10に対して最も近づいた位置をゼロとしたときの可動ヨーク12の位置であり、固定ヨーク10と可動ヨーク12との間隔と言い換えることもできる)と、可動ヨーク12に作用する推力Ftとの関係を表すグラフである。
図から分かるように、電磁コイル9に対する印加電流が一定である場合、可動ヨーク12のストローク(可動ヨーク12と固定ヨーク10との間隔)が小さくなると、ある点を境として、可動ヨーク12に作用する推力Ftが急激に大きくなる。また、可動ヨーク12のストロークが大きくなると、ある点を境として、可動ヨーク12に作用する推力Ftが急激に低下する。
一方、図中矢印で示す中間ストローク領域では、可動ヨーク12に作用する推力Ftは、可動ヨーク12の位置(ストローク)に関わらずほぼ一定となる。この領域をコントロール範囲と呼び、通常、可動ヨーク12のストローク(往復範囲)はこの範囲に設定される。
次に、参考として、図6に示した流量制御弁100における、比例ソレノイド50による推力Ftとコイルスプリング17による反力Frとの関係を、図8に基づいて説明する。
図のラインFt1〜Ft7は比例ソレノイド50による推力を示しており、電磁コイル9に対する印加電流が大きくなる程(ラインの番号が大きくなる程)、推力が大きくなることが分かる。
図のラインFrは、コイルスプリング17による反力を示しており、可動ヨーク12のストロークが小さくなる(可動ヨーク12が固定ヨーク10に近づく)程、反力が大きくなることが分かる。
この図において、各推力ラインFt1〜Ft7と反力ラインFrとが交差するポイント(図の丸印)が両者のバランス点であり、可動ヨーク12はこの位置で停止することになる。
特開2004−218816号公報 特開平9−69432号公報
ところで、このような比例ソレノイド50及びそれを用いた流量制御弁100では、可動ヨーク12と固定ヨーク10及び固定ガイド11との間の摩擦力や、スプール3とスリーブ16との間の摩擦力などにより、可動ヨーク12及びスプール3の作動にヒステリシスが発生する。つまり、比例ソレノイド50の電磁コイル9に印加する電流を制御して可動ヨーク12及びスプール3を往復移動させたときに、ある電流値において推力の往復差が発生してしまうのである。このヒステリシスがあまりに大きくなるとスプール弁2の作動不良につながるため、ヒステリシスをなくす、又は小さくする必要があるが、そのためには、比例ソレノイド50の推力Ftを高める必要がある。
また、スプール弁2の応答性を高めるために、比例ソレノイド50の推力Ftを高めることが要求される場合もある。
比例ソレノイド50の推力Ftを高めるためには、比例ソレノイド50を大型化して電磁コイル9に対する印加電流を大きくすることが考えられるが、その場合、装置の大型化・高コスト化を招いてしまう。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、比例ソレノイドを大型化せずに推力を高めることができる比例ソレノイド及びそれを用いた流量制御弁を提供することにある。
上記目的を達成するために考案された請求項1の発明は、電磁コイルと、その電磁コイル内に移動不可に設けられ、端面の縁部に凸部が形成された固定ヨークと、上記電磁コイル内に配置され、先端部が上記固定ヨークの上記凸部内に挿入されると共に、上記固定ヨークに対して相対移動可能に設けられた可動ヨークとを備え、上記電磁コイルに印加する電流を制御することで上記可動ヨークの位置を調節できるようにした比例ソレノイドであって、上記可動ヨークにおける上記固定ヨーク側の面の縁部に、上記固定ヨーク側に突出した突出部を形成すると共に、その突出部の内面を、上記固定ヨーク側に向かうほど外方に位置するようにテーパ状に形成したものである。
請求項2の発明は、上記突出部の外面を、上記可動ヨークの軸線とほぼ平行に延出させて形成したものである。
請求項3の発明は、上記可動ヨークの軸線と上記突出部の内面とのなす角度を、35〜60度の範囲内としたものである。
請求項4の発明は、上記突出部の先端に、上記可動ヨークの軸線とほぼ直交する方向に延出する端面を形成したものである。
請求項5の発明は、上記可動ヨークが所定外径を有する円柱体であり、上記端面の径方向長さを、上記可動ヨークの外径の5%以下に形成したものである。
請求項6の発明は、流体を通過させるためのポートが開口形成されたスリーブと、そのスリーブ内にスライド自在に配置され、上記ポートを開閉するためのスプールと、そのスプールを一方向に移動させるための弁駆動手段と、スプールを上記弁駆動手段とは逆方向に付勢する付勢手段とを備えた流量制御弁であって、上記弁駆動手段が、上記請求項1〜5いずれかに記載された比例ソレノイドであり、その比例ソレノイドの上記可動ヨークに上記スプールが連結され、上記比例ソレノイドの上記電磁コイルに印加する電流を制御することで、上記可動ヨークに連結された上記スプールの位置を調節できるようにしたものである。
請求項7の発明は、上記可動ヨーク及びスプールは所定ストロークで往復移動するものであり、上記可動ヨークの上記突出部の長さを、上記ストロークの約1/2の長さとしたものである。
本発明によれば、比例ソレノイドを大型化せずに推力を高めることができるという優れた効果を発揮するものである。
以下、本発明の好適な一実施形態を添付図面に基づいて詳述する。
本実施形態は比例ソレノイドを弁駆動手段として用いた流量制御弁に適用したものであり、図1にその断面図を示す。なお、図2は本実施形態の流量制御弁の特徴部分の拡大図である。
この流量制御弁1の基本的な構造は、図6に示したものと同様であるので、図6と同一の構成要素については同一の符号を付してその説明を省略し、相違点のみを説明する。
図1及び図2から分かるように、本実施形態の流量制御弁1の特徴は、比例ソレノイド5の可動ヨーク20にある。
具体的に説明すると、本実施形態の比例ソレノイド5の可動ヨーク20は、その先端面、つまり固定ヨーク10と対向する面の縁部に、固定ヨーク10側に突出した突出部21を有している。
突出部21は、可動ヨーク20の全周に亘って環状に形成されており、図2に示すように、その外周面21aは可動ヨーク20の軸線ALとほぼ平行に延出する。
一方、突出部21の内周面21bは、先端側、つまり固定ヨーク10側に向かうほど径方向外側に位置するように、可動ヨーク20の軸線ALに対して所定角度θで傾斜したテーパ状に形成される。
また、突出部21の先端には、可動ヨーク20の軸線ALとほぼ直交する方向に延出する端面21cが形成される。
このように、本実施形態の流量制御弁1は、比例ソレノイド5の可動ヨーク20の先端に、内面がテーパ状に形成された環状の突出部21を形成したことを特徴としており、この特徴により、電磁コイル9に電流を印加したときに可動ヨーク20に作用する推力を、図6に示した従来の流量制御弁100(比例ソレノイド50)と比べて高めることができる。以下、この点について説明する。
まず、図3を用いて、従来の流量制御弁100(図6)の比例ソレノイド50の電磁コイル9に電流を印加したときに、可動ヨーク12と固定ヨーク10との間を流れる磁束について説明する。
図3は、可動ヨーク12のストロークが極小さいとき、つまり可動ヨーク12と固定ヨーク10との間隔が極小さいときの状態を示しており、図の点線が可動ヨーク12と固定ヨーク10との間を流れる磁束を概略的に示している。
図から分かるように、可動ヨーク12の先端面が可動ヨーク12の軸線ALとほぼ直交して延出する(固定ヨーク10の先端面とほぼ平行に延出する)従来の流量制御弁100では、可動ヨーク12の先端から固定ヨーク10の先端へと軸方向に流れる軸方向磁束Φ1が、可動ヨーク12の外周面から固定ヨーク10の凸部13の内周面へと径方向に流れる径方向磁束Φ2よりも大きくなる(Φ1>Φ2)。従って、軸方向磁束Φ1により可動ヨーク12に作用する推力(吸引力)F1の方が、径方向磁束Φ2により可動ヨーク12に作用する推力F2よりも大きくなる。つまり、可動ヨーク12に作用する推力は主に軸方向磁束Φ1に基づいて発生することになる。
ここで、可動ヨーク12のストロークが変化すると可動ヨーク12の先端と固定ヨーク10の先端との間隔が変化するため、軸方向磁束Φ1により発生する推力F1は、可動ヨーク12のストロークに大きな影響を受ける。このため、可動ヨーク12のストロークが小さい領域において、可動ヨーク12のストロークが大きくなると可動ヨーク12に作用する推力が急激に小さくなる(図7参照)。従って、コントロール範囲は、この推力が急激に変化(低減)する領域よりもストロークの大きい側に位置することになる。
次に、図4を用いて、上述した本実施形態の流量制御弁1(図1及び図2)の比例ソレノイド5の電磁コイル9に電流を印加したときに可動ヨーク20と固定ヨーク10との間を流れる磁束について説明する。
図4は、可動ヨーク20のストロークが極小さいとき、つまり可動ヨーク20と固定ヨーク10との間隔が極小さいときの状態を示しており、図の点線が可動ヨーク20と固定ヨーク10との間を流れる磁束を概略的に示している。
図から分かるように、可動ヨーク20の先端に内周面21bが傾斜した環状の突出部21が形成された本実施形態の流量制御弁1(比例ソレノイド5)では、可動ヨーク20の突出部21の端面21cから固定ヨーク10の先端へと軸方向に流れる軸方向磁束Φ1が、可動ヨーク20の突出部21の外周面21aから固定ヨーク10の凸部13の内周面へと径方向に流れる径方向磁束Φ2よりも小さくなる(Φ1<Φ2)。
これは、突出部21の内周面21bが、固定ヨーク10側に向かうほど径方向外側に位置するように傾斜しているため、突出部21を流れる磁束の向きが径方向外側へと変化することと、可動ヨーク20の先端の中央部23と固定ヨーク10の先端25との間隔が従来よりも大きくなることが原因であると考えられる。
従って、本実施形態の流量制御弁1では、軸方向磁束Φ1により可動ヨーク20に作用する推力(吸引力)F1よりも、径方向磁束Φ2により可動ヨーク20に作用する推力F2の方が大きくなる。つまり、本実施形態の流量制御弁1では、可動ヨーク20に作用する推力が、主に径方向磁束Φ2に基づいて発生することになる。
ここで、可動ヨーク20の突出部21の外周面21aと、固定ヨーク10の凸部13の内周面との間隔は、可動ヨーク20のストロークに関わらず一定であるので、径方向磁束Φ2により発生する推力F2は、可動ヨーク20のストロークに関わらずほぼ一定となる(可動ヨーク20のストロークに影響を受けない)。従って、本実施形態の流量制御弁1では、可動ヨーク20のストロークが小さい領域において、可動ヨーク12のストロークが大きくなっても推力は低下せず、ほぼ一定の値に維持される。結果として、本実施形態の流量制御弁1(比例ソレノイド5)において可動ヨーク20に作用する推力は、可動ヨーク12のストロークが大きくなると推力が急激に低下する従来の流量制御弁100(比例ソレノイド50)と比べて大きくなる。
これを、図5を用いて説明する。
図5は、本実施形態の流量制御弁1の比例ソレノイド5の電磁コイル9に所定電流を印加したときの、可動ヨーク20のストロークと、可動ヨーク20に作用する推力との関係を表している。なお、比較のため、図6に示した従来の流量制御弁100の比例ソレノイド50の推力を点線で示す。
図から分かるように、本実施形態の流量制御弁1では、可動ヨーク20のストロークが小さい領域における推力の低減がほとんどなく、推力が一定の領域(コントロール範囲)の推力が従来の流量制御弁100と比べて大幅に増加している。また、本実施形態の流量制御弁1のコントロール範囲は、従来の流量制御弁100のコントロール範囲と比べて広く、かつストロークの小さい領域に移行している。
従って、本実施形態の流量制御弁1を用いれば、比例ソレノイド5を大型化せずとも可動ヨーク20に作用する推力を大きくすることができ、可動ヨーク20及びスプール3のヒステリシスをなくす、又は少なくすることが可能となる。また、スプール3に作用する推力が大きくなるので、流量制御弁1(スプール弁2)の応答性が向上する。
また、本実施形態の流量制御弁1では、コントロール範囲が従来と比べて広くなるので、可動ヨーク20及びスプール3のストロークを従来よりも大きく設定することができる。従って、流量の制御範囲を拡大することができる上、最大流量を大きくすることができる。
本出願人は、このような効果を得るために最適な突出部21の形状を確認すべく、突出部21の形状を種々変えて様々な試験を行った。
その結果、突出部21の形状を以下に述べるように設定することが好ましいことが分かった。
まず、図2に示す可動ヨーク20の軸線ALと突出部21の内周面21bとのなす角度θ(テーパ角度)については、35〜60度の範囲内に設定することが好ましい。
突出部21の先端面21cの径方向長さL1については、可動ヨーク20の外径(直径)Rの5%以下となるように設定することが好ましい。
突出部21の軸方向長さL2については、可動ヨーク20及びスプール3のストローク(通常はコントロール範囲)の約1/2の長さに設定することが好ましい。
なお、以上説明した実施形態は本発明の一例として述べたものであり、本発明はこの実施形態に限定はされない。
例えば、上記実施形態では比例ソレノイド5を用いた流量制御弁1を説明したが、本発明は比例ソレノイドを弁駆動手段として利用するものであれば、圧力制御弁、方向切替弁等、他の手段に適用することもできる。
また、流量制御弁1の構造も図に示したものに限定はされない。
本発明の一実施形態に係る比例ソレノイドを用いた流量制御弁の断面図である。 図1のA部拡大図である。 従来の流量制御弁の電磁コイルに電流を印加したときに、可動ヨークと固定ヨークとの間を流れる磁束を概略的に示したものである。 図1の流量制御弁の電磁コイルに電流を印加したときに、可動ヨークと固定ヨークとの間を流れる磁束を概略的に示したものである。 比例ソレノイドの電磁コイルに所定電流を印加したときの、可動ヨークのストロークと、可動ヨークに作用する推力との関係を示すグラフである。 従来の流量制御弁の断面図である。 従来の流量制御弁の電磁コイルに所定電流を印加したときの、可動ヨークのストロークと、可動ヨークに作用する推力との関係を示すグラフである。 比例ソレノイドによる推力と、コイルスプリングによる反力との関係を示すグラフである。
符号の説明
1 流量制御弁
2 スプール弁
3 スプール
5 比例ソレノイド
6 ポート
9 電磁コイル
10 固定ヨーク
13 凸部
17 付勢手段(コイルスプリング)
20 可動ヨーク
21 突出部
21a 外周面
21b 内周面
21c 端面

Claims (7)

  1. 電磁コイルと、その電磁コイル内に移動不可に設けられ、端面の縁部に凸部が形成された固定ヨークと、上記電磁コイル内に配置され、先端部が上記固定ヨークの上記凸部内に挿入されると共に、上記固定ヨークに対して相対移動可能に設けられた可動ヨークとを備え、上記電磁コイルに印加する電流を制御することで上記可動ヨークの位置を調節できるようにした比例ソレノイドであって、
    上記可動ヨークにおける上記固定ヨーク側の面の縁部に、上記固定ヨーク側に突出した突出部を形成すると共に、その突出部の内面を、上記固定ヨーク側に向かうほど外方に位置するようにテーパ状に形成した
    ことを特徴とする比例ソレノイド。
  2. 上記突出部の外面を、上記可動ヨークの軸線とほぼ平行に延出させて形成した
    請求項1記載の比例ソレノイド。
  3. 上記可動ヨークの軸線と上記突出部の内面とのなす角度を、35〜60度の範囲内とした
    請求項1又は2記載の比例ソレノイド。
  4. 上記突出部の先端に、上記可動ヨークの軸線とほぼ直交する方向に延出する端面を形成した
    請求項1〜3いずれかに記載の比例ソレノイド。
  5. 上記可動ヨークが所定外径を有する円柱体であり、上記端面の径方向長さを、上記可動ヨークの外径の5%以下に形成した
    請求項4記載の比例ソレノイド。
  6. 流体を通過させるためのポートが開口形成されたスリーブと、そのスリーブ内にスライド自在に配置され、上記ポートを開閉するためのスプールと、そのスプールを一方向に移動させるための弁駆動手段と、スプールを上記弁駆動手段とは逆方向に付勢する付勢手段とを備えた流量制御弁であって、
    上記弁駆動手段が、上記請求項1〜5いずれかに記載された比例ソレノイドであり、その比例ソレノイドの上記可動ヨークに上記スプールが連結され、
    上記比例ソレノイドの上記電磁コイルに印加する電流を制御することで、上記可動ヨークに連結された上記スプールの位置を調節できるようにした
    ことを特徴とする流量制御弁。
  7. 上記可動ヨーク及びスプールは所定ストロークで往復移動するものであり、
    上記可動ヨークの上記突出部の長さを、上記ストロークの約1/2の長さとした
    請求項6記載の流量制御弁。
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