JP6517110B2 - 表示装置およびテレビジョン受像機 - Google Patents

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本発明は、筐体に組み込まれており、筐体の下方に向けて音響を出力するスピーカを備えた、表示装置およびテレビジョン受像機に関する。
最近の薄型テレビジョン受像機においては、デザイン性の向上を目的として、いわゆるヒドゥン構造を採用したものが多くなっている。ヒドゥン構造とは、音響(音波)を出力するスピーカを、テレビジョン受像機の筐体に下向きに設けた構造である。
ヒドゥン構造のテレビジョン受像機において、音響を所望の方向に効果的に導くことによって、音質の向上を図り得る技術が、特許文献1および2に開示されている。特許文献1および2に開示されているテレビジョン受像機は、スピーカから出力された音響を筐体の前方に向けて反射させる反射部材が、筐体の下方に設けられている。
特開2006−237910号公報(2006年9月7日公開) 特開2010−226648号公報(2010年10月7日公開)
ヒドゥン構造のテレビジョン受像機において、スピーカから出力された音響は、種々の部材にて反射され、拡散する。そして、テレビジョン受像機の視聴者は、スピーカから出力された音響を直接的に聴くと共に、スピーカから出力された音響が当該種々の部材にて反射および拡散されたもの(以下、「間接音」と称する)を聴くこととなる。
ここで、スピーカと、テレビジョン受像機の下方に位置する床または台等(以下、「テレビジョン受像機の設置面」と称する)との間隔が小さい場合、テレビジョン受像機の下方に導かれた音響が当該設置面に当たり、間接音の音質が変化する虞がある。なお、間接音の音質は、当該設置面の材質に依存して変化する。例えば、当該設置面が軟らかい材質からなる場合、軟らかい材質は高音を吸収し易いため、当該間接音は高音が抑制されたソフトな音質となる。一方、当該設置面が固い材質からなる場合、固い材質は高音を反射させ易いため、当該間接音は高音が栄えた音質となる。
一方、スピーカ筐体部と、テレビジョン受像機の設置面との間隔が大きい場合、設置面での反射および拡散効果が得られにくくなるため、筐体の下方に音響が発散してしまい、テレビジョン受像機の視聴者が実際に聴く音において間接音の効果が得られにくくなる虞がある。
特許文献1および2に開示されているテレビジョン受像機においては、テレビジョン受像機の筐体の下方からテレビジョン受像機の設置面へ向かう音響への対策が不十分である。このため、特許文献1および2に開示されているテレビジョン受像機においては、上述した音質に関する不具合が発生する虞がある。
本発明は、上記の課題に鑑みて為されたものであり、その目的は、音質のさらなる改善を可能とする、表示装置およびテレビジョン受像機を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る表示装置は、筐体と、上記筐体に組み込まれた表示部と、上記筐体に組み込まれており、上記筐体の下方に向けて音響を出力するスピーカと、上記筐体の下方に設けられており、上記スピーカから出力された音響を上記筐体の前方に向けて反射させる反射板とを備えており、上記反射板における上記スピーカ側と反対側の端部が、上記反射板の下方に位置する、表示装置の設置面または当該設置面の近傍に至っていることを特徴としている。
また、上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るテレビジョン受像機は、本発明の一態様に係る表示装置を備えていることを特徴としている。
本発明の一態様によれば、音質のさらなる改善が可能となる。
(a)は本発明の実施の形態1に係る表示装置を備えたテレビジョン受像機の外観を示す斜視図であり、(b)は同テレビジョン受像機の外観を示す正面図である。 (a)は本発明の実施の形態1に係る表示装置における筐体の下方の背面斜視図であり、(b)は同表示装置における筐体の下方の断面図であり、(c)は反射板の副反射板に対する取り付け部分を概略的に示す断面図である。 音波の周波数に対する音圧の関係を示すグラフである。 音波の周波数に対する、本発明の実施の形態1に係る表示装置における音圧と、第1比較例に係る表示装置における音圧と、第2比較例に係る表示装置における音圧との差の関係を示すグラフである。 本発明の実施の形態2に係る表示装置における筐体の下方の断面図である。 本発明の実施の形態3に係る表示装置における筐体の下方の断面図である。
本発明を実施するための形態について、図1〜図6を参照して説明する。
〔実施の形態1〕
図1の(a)は、本実施の形態に係る表示装置101を備えたテレビジョン受像機100の外観を示す斜視図であり、図1の(b)は、テレビジョン受像機100の外観を示す正面図である。また、図2の(a)は、表示装置101における筐体1の下方の背面斜視図であり、図2の(b)は、表示装置101における筐体1の下方の断面図であり、図2の(c)は、反射板5の副反射板4に対する取り付け部分を概略的に示す断面図である。
図1の(a)および(b)に示すテレビジョン受像機100は、表示装置101と、図示しないチューナとを備えている。表示装置101は、筐体1と、表示部2と、スタンド(支持部)3と、副反射板4と、反射板5と、スピーカ6とを備えている。表示装置101は、表示装置101の設置面102に設置されている。設置面102は例えば、床または台等が挙げられ、もちろんカーペットや絨毯等であってもよい。
筐体1は、表示部2およびスピーカ6を始めとする、表示装置101を構成する各種部品を収納する筐体である。表示部2は、表示装置101において表示を行うものであり、筐体1に組み込まれている。表示部2が表示を行う方向が、筐体1の前方であり、同時に表示装置101の前方であり、同時にテレビジョン受像機100の前方である。
スタンド3は、筐体1を支持する脚であり、表示装置101に2つ設けられている。2つのスタンド3のうち一方は、筐体1の下方における一方の側に設けられている。2つのスタンド3のうち他方は、筐体1の下方における他方の側に設けられており、図1の(a)では反射板5の後ろに隠れている。2つのスタンド3は、設置面102に搭載される。2つのスタンド3のそれぞれは略L字形である。2つのスタンド3のそれぞれについて、L字の底部が設置面102に定着されることによって、筐体1が支持される。
スピーカ6は、筐体1に組み込まれており、筐体1の下方に向けて音響を出力する。このため、スピーカ6の音響出力部分は例えば、図2の(b)に示すように、表示装置101の下方を向いている。表示装置101を備えたテレビジョン受像機100は、いわゆるヒドゥン構造のテレビジョン受像機であり、スピーカ6は、当該ヒドゥン構造のテレビジョン受像機に適合した構成となっている。
副反射板4は、筐体1の下方に設けられており、スピーカ6から出力された音響を筐体1の前方に向けて反射させるものである。副反射板4は、スピーカ6の下方に設けられている。副反射板4は、筐体1の前方側に対して、筐体1の後方側が高い位置となるように傾斜しており、例えば図2の(b)および(c)に示すような断面視円弧状の板、もしくは平板である。図1の(b)によれば、副反射板4の横幅は、筐体1の横幅に対して若干短くなっているが、筐体1の横幅に対して同程度であってもよい。
反射板5は、筐体1の下方に設けられており、スピーカ6から出力された音響を筐体1の前方に向けて反射させるものであり、副反射板4とは別に設けられている。反射板5は、スピーカ6の下方に設けられている。反射板5は、断面視円弧状となっている。
ここで、図2の(b)によれば、反射板5におけるスピーカ6側と反対側の端部5tが、反射板5の下方に位置する、設置面102の近傍に至っている。一方、図2の(c)によれば、反射板5は、反射板5におけるスピーカ6側であって副反射板4の長手方向に沿った端部5sが(スピーカ側にて)、副反射板4における筐体1の前方側の端部4fに取り付けられている。さらに、副反射板4の両側に反射板5が位置していることにより、筐体1の底部と反射板5とによって、この端部4fの上方に開口7が形成されている。そして、この開口7から音響が出力されることとなる。なお、「設置面102の近傍」とは、設置面102に搭載された部材に端部5tが搭載された場合における、端部5tの配置を示している。「端部5tが設置面102の近傍に至っている」状態とは、反射板5がスピーカ6から出力された音響を十分に筐体1の前方に向けて反射させることができる程度に、端部5tが設置面102に近接した状態であると言える。
図2の(b)を参照すると、反射板5の端部5tは、スタンド3におけるL字の底部に搭載されている。これにより、この端部5tは、設置面102に対してわずかに高い位置に配置されている。この端部5tは、設置面102に直接搭載される等によって、反射板5の下方に位置する、設置面102に至っていてもよい。
反射板5は、筐体1の下方から表示装置101の下方に向かう音響への対策として設けられている。反射板5を設けることによって、表示装置101では、スピーカ6と設置面102との間隔が小さい場合、表示装置101の下方に導かれた音響が設置面102に当たることを防ぐことができるので、間接音の音質が変化することを抑制することができる。一方、スピーカ6と設置面102との間隔が大きい場合、筐体1の下方にて音響が発散してしまうことを防ぐことができるので、表示装置101の視聴者が実際に聴く音において間接音の効果が減ってしまうことを抑制することができる。従って、表示装置101によれば、音質のさらなる改善が可能となる。
また、副反射板4における筐体1の後方側の端部4bは、筐体1の背面1bに対して、筐体1の後方側に配置されていることが好ましい。なおこのとき、この端部4bは、背面1bの後方かつ下方に位置してもよいが、背面1bの真後ろに位置することがより好ましい。これにより、スピーカ6から出力された音響の一部が筐体1の後方へ漏れてしまうことを抑制することができるので、さらなる音質の向上が可能となる。
また、反射板5は、透光性を有する材質によって構成されていることが好ましい。反射板5は、副反射板4に対して大型である。このため、反射板5が遮光性の材質によって構成されている場合、表示装置101の視聴者に対して視覚的に圧迫感を与える虞がある。反射板5が透光性を有する材質によって構成されていることによって、この圧迫感を抑制することができる。反射板5の材質の具体例として、透明または半透明のアクリルが挙げられる。
一方、副反射板4の材質については、所望の音質に応じて決定すればよい。すなわち、副反射板4が発泡スチレン等の軟らかい材質からなる場合、軟らかい材質は高音を吸収し易いため、表示装置101から出力される音響は高音が抑制されたソフトな音質となる。一方、副反射板4がアクリル等の固い材質からなる(もしくは、固い材質を軟らかい材質に貼り付けたものである)場合、固い材質は高音を反射させ易いため、表示装置101から出力される音響は高音が栄えた音質となる。
表示装置101を備えたテレビジョン受像機100においても、以上に説明した、表示装置101の説明と同様のことが言える。
ここからは、表示装置101と、第1比較例に係る表示装置と、第2比較例に係る表示装置とを比較した結果について説明する。なお、「第1比較例に係る表示装置」とは、表示装置101から反射板5を省いたものである。また、「第2比較例に係る表示装置」とは、表示装置101から副反射板4と反射板5とを省いたものであり、第1比較例に係る表示装置から副反射板4を省いたものであるとも言える。
図3は、音波の周波数(横軸:単位はHz)に対する音圧(縦軸:単位はdB SPL)の関係を示すグラフである。
図3中、グラフ31は第2比較例に係る表示装置における関係を示しており、グラフ32は第1比較例に係る表示装置における関係を示しており、グラフ33は表示装置101における関係を示している。
グラフ31とグラフ32とを比較すると、およそ1kHz〜20kHzの周波数範囲に亘って、グラフ32が示す音圧はグラフ31が示す音圧より大きい。つまり、およそ1kHz〜20kHzの周波数範囲に亘って、第1比較例に係る表示装置の音質は、第2比較例に係る表示装置の音質より良好であると言える。
グラフ32とグラフ33とを比較すると、およそ400Hz〜1.4kHzの周波数範囲に亘って、グラフ33が示す音圧はグラフ32が示す音圧より大きい。つまり、およそ400Hz〜1.4kHzの周波数範囲に亘って、表示装置101の音質は、第1比較例に係る表示装置の音質より良好であると言える。
また、図4は、音波の周波数(横軸:単位はHz)に対する、表示装置101における音圧と、第1比較例に係る表示装置における音圧と、第2比較例に係る表示装置における音圧との差の関係を示すグラフである。なお、図4において、縦軸は音圧差(単位はdB SPL)である。
図4中、グラフ41は、第1比較例に係る表示装置における音圧と、第2比較例に係る表示装置における音圧との差を示しており、グラフ42は、表示装置101における音圧と、第1比較例に係る表示装置における音圧との差を示している。
グラフ41によれば、およそ1kHz〜20kHzの周波数範囲に亘って、第1比較例に係る表示装置における音圧は、第2比較例に係る表示装置における音圧より大きい。つまり、副反射板4を設けることによって、およそ1kHz〜20kHzの周波数範囲に亘って、表示装置の音質を向上させることができる。
グラフ42によれば、およそ400Hz〜1.4kHzの周波数範囲に亘って、表示装置101における音圧は、第1比較例に係る表示装置における音圧より大きい。つまり、反射板5を設けることによって、およそ400Hz〜1.4kHzの周波数範囲に亘って、表示装置の音質を向上させることができる。
なお、音波の周波数が300Hz〜800Hzである帯域は、可聴域のほぼ中心に分布し、基本となる音質を決定する帯域である。当該帯域に属する音響は、情報密度が高く、再生音に暖かさと艶やかさとを与える。
また、音波の周波数が800Hz〜2kHzである帯域は、音響の芯となる情報を受け持ち、音質のバランスに影響を与える帯域である。当該帯域に属する音響は、中音域のアタック感を向上させる。
また、音波の周波数が2kHz〜5kHzである帯域は、聴覚の感度が高い帯域である。当該帯域に属する音響は、シャープネスおよび音声の明りょう度に影響を与える。
また、音波の周波数が5kHz〜10kHzである帯域は、多くの倍音(ハーモニクス)を含む帯域である。当該帯域に属する音響は、華やかさおよび明るさを与える。
(付記事項)
副反射板4を設ける必要が無い場合、表示装置101において、副反射板4を省くことは可能である。
また、表示装置101がスタンド3を備えていることは必須でない。すなわち、表示装置101は、壁等に埋め込まれるか掛けられる形態であってもよい。この場合、筐体1の下方に位置する床または台等を、表示装置101の設置面102として、反射板5を設けることができる。
〔実施の形態2〕
図5は、本実施の形態に係る表示装置111における筐体1の下方の断面図である。表示装置111は、副反射板4と反射板5との配置関係を除けば、表示装置101と同じ構成である。
図5によれば、表示装置111において、反射板5は、図2の(c)に示す端部5sが(スピーカ側にて)、図2の(c)に示す端部4bに取り付けられている。
表示装置101と同様に、表示装置111においても、反射板5は、筐体1の下方から表示装置111の下方に向かう音響への対策として設けられている。従って、表示装置111によれば、音質のさらなる改善が可能となる。
〔実施の形態3〕
図6は、本実施の形態に係る表示装置121における筐体1の下方の断面図である。表示装置121は、反射板5の断面視の形状を除けば、表示装置101と同じ構成である。
図6によれば、表示装置121において、反射板5は断面視直線状であり、換言すれば、反射板5は平板である。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る表示装置は、筐体と、上記筐体に組み込まれた表示部と、上記筐体に組み込まれており、上記筐体の下方に向けて音響を出力するスピーカと、上記筐体の下方に設けられており、上記スピーカから出力された音響を上記筐体の前方に向けて反射させる反射板とを備えており、上記反射板における上記スピーカ側と反対側の端部が、上記反射板の下方に位置する、表示装置の設置面または当該設置面の近傍に至っている。
上記の構成によれば、反射板は、筐体の下方から表示装置の下方に向かう音響への対策として設けられている。反射板を設けることによって、表示装置では、スピーカと設置面との間隔が小さい場合、表示装置の下方に導かれた音響が設置面に当たることを防ぐことができるので、間接音の音質が変化することを抑制することができる。一方、スピーカと設置面との間隔が大きい場合、筐体の下方にて音響が発散してしまうことを防ぐことができるので、表示装置の視聴者が実際に聴く音において間接音の効果が減ってしまうことを抑制することができる。従って、上記の構成によれば、音質のさらなる改善が可能となる。
本発明の態様2に係る表示装置は、上記態様1において、上記筐体の下方に設けられており、上記スピーカから出力された音響を上記筐体の前方に向けて反射させる、上記反射板とは別の副反射板を備えている。
上記の構成によれば、反射板と副反射板との両方を設けることにより、音質のさらなる改善が可能となる。
本発明の態様3に係る表示装置は、上記態様2において、上記反射板は、上記スピーカ側にて、上記副反射板における上記筐体の前方側の端部に取り付けられている。
本発明の態様4に係る表示装置は、上記態様2または3において、上記副反射板における上記筐体の後方側の端部が、上記筐体の背面に対して、上記筐体の後方側に配置されている。
上記の構成によれば、スピーカから出力された音響の一部が筐体の後方へ漏れてしまうことを抑制することができるので、さらなる音質の向上が可能となる。
本発明の態様5に係る表示装置は、上記態様1から4のいずれかにおいて、上記反射板は、断面視円弧状である。
本発明の態様6に係る表示装置は、上記態様1から5のいずれかにおいて、上記反射板は、透光性を有する材質によって構成されている。
反射板は、副反射板に対して大型である。このため、反射板が遮光性の材質によって構成されている場合、表示装置の視聴者に対して視覚的に圧迫感を与える虞がある。反射板が透光性を有する材質によって構成されていることによって、この圧迫感を抑制することができる。
本発明の態様7に係る表示装置は、上記態様1から6のいずれかにおいて、上記設置面に搭載され、上記筐体を支持する支持部(スタンド3)を備えており、上記反射板における上記スピーカ側と反対側の端部が、上記支持部に搭載されている。
本発明の態様8に係るテレビジョン受像機は、上記態様1から7のいずれかに係る表示装置を備えている。
上記の構成によれば、テレビジョン受像機において、表示装置と同様の効果を得ることができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1 筐体
1b 筐体の背面
2 表示部
3 スタンド(支持部)
4 副反射板
4b 副反射板における筐体の後方側の端部
4f 副反射板における筐体の前方側の端部
5 反射板
5s 反射板におけるスピーカ側の端部
5t 反射板におけるスピーカ側と反対側の端部
6 スピーカ
100 テレビジョン受像機
101、111、および121 表示装置
102 設置面

Claims (8)

  1. 筐体と、
    上記筐体に組み込まれた表示部と、
    上記筐体に組み込まれており、上記筐体の下方に向けて音響を出力するスピーカと、
    上記筐体の下方に設けられており、上記スピーカから出力された音響を上記筐体の前方に向けて反射させる反射板とを備えており、
    上記反射板における上記スピーカ側と反対側の端部が、上記反射板の下方に位置する、表示装置の設置面または当該設置面の近傍に至っており、
    上記筐体の下方に設けられており、上記スピーカから出力された音響を上記筐体の前方に向けて反射させる、上記反射板とは別の副反射板を備え、
    上記反射板は、上記スピーカ側にて、上記副反射板における上記筐体の前方側の端部に取り付けられていることを特徴とする表示装置。
  2. 筐体と、
    上記筐体に組み込まれた表示部と、
    上記筐体に組み込まれており、上記筐体の下方に向けて音響を出力するスピーカと、
    上記筐体の下方に設けられており、上記スピーカから出力された音響を上記筐体の前方に向けて反射させる反射板とを備えており、
    上記反射板における上記スピーカ側と反対側の端部が、上記反射板の下方に位置する、表示装置の設置面または当該設置面の近傍に至っており、
    上記筐体の下方に設けられており、上記スピーカから出力された音響を上記筐体の前方に向けて反射させる、上記反射板とは別の副反射板を備え、
    上記副反射板における上記筐体の後方側の端部が、上記筐体の背面に対して、上記筐体の後方側に配置されていることを特徴とする表示装置。
  3. 筐体と、
    上記筐体に組み込まれた表示部と、
    上記筐体に組み込まれており、上記筐体の下方に向けて音響を出力するスピーカと、
    上記筐体の下方に設けられており、上記スピーカから出力された音響を上記筐体の前方に向けて反射させる反射板とを備えており、
    上記反射板における上記スピーカ側と反対側の端部が、上記反射板の下方に位置する、表示装置の設置面または当該設置面の近傍に至っており、
    上記筐体の下方に設けられており、上記スピーカから出力された音響を上記筐体の前方に向けて反射させる、上記反射板とは別の副反射板を備え、
    上記副反射板は、上記筐体の前方側に対して、当該筐体の後方側が高い位置となるように傾斜する
    ことを特徴とする表示装置。
  4. 筐体と、
    上記筐体に組み込まれた表示部と、
    上記筐体に組み込まれており、上記筐体の下方に向けて音響を出力するスピーカと、
    上記筐体の下方に設けられており、上記スピーカから出力された音響を上記筐体の前方に向けて反射させる反射板とを備えており、
    上記反射板における上記スピーカ側と反対側の端部が、上記反射板の下方に位置する、表示装置の設置面または当該設置面の近傍に至っており、
    上記筐体の下方に設けられており、上記スピーカから出力された音響を上記筐体の前方に向けて反射させる、上記反射板とは別の副反射板を備え、
    上記副反射板の両側に上記反射板が位置し、上記筐体の底部と上記反射板とによって、上記副反射板における上記筐体の前方側の端部の上方に開口が形成されている
    ことを特徴とする表示装置。
  5. 上記反射板は、断面視円弧状であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の表示装置。
  6. 上記反射板は、透光性を有する材質によって構成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の表示装置。
  7. 上記設置面に搭載され、上記筐体を支持する支持部を備えており、
    上記反射板における上記スピーカ側と反対側の端部が、上記支持部に搭載されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の表示装置。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載の表示装置を備えていることを特徴とするテレビジョン受像機。
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