JP7175127B2 - 表示装置及びテレビジョン受像機 - Google Patents

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本発明は表示装置及び当該表示装置を備えるテレビジョン受像機に関する。
従来、薄型テレビジョン受像機において、テレビジョン受像機の正面からのデザインを優先するため、スピーカをテレビジョン受像機の背面側に配置し、スピーカの開口部を下向きにする製品がある。また、下向きスピーカの発音部全体を覆う反射板を配置し、テレビジョン装置の前方側に音声を反射させる例がある(特許文献1)。
具体的には、特許文献1では、下向きスピーカに近い位置に傾斜板を配置し、反射によってテレビジョン装置の前方側に音声を導く技術が開示されている。
特開2006-237910号公報(2006年9月7日公開)
しかしながら、上述のように、下向きスピーカを採用した従来技術には、音質が劣化しやすいという問題があった。
本発明の一態様は、スピーカの音圧特性の乱れを低減させ、表示装置の前方側の音圧を向上させることを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る表示装置は、設置面に設置され、上記設置面に対向するよう設けられた1又は複数のスピーカと、上記スピーカの上記設置面側、かつ、上記スピーカよりも表示装置の背面側に設けられた背面壁と、上記背面壁から傾斜を有して立ち上がるように形成された傾斜反射板とを備えている。
本発明の一態様によれば、スピーカの音圧特性の乱れを低減させ、表示装置の前方側の音圧を向上させることができる。
本発明の実施形態に係る表示装置の部分断面図である。 図2の(a)は図1に示す表示装置全体の正面図であり、(b)は右上から表示装置全体を見たときの斜視図である。 表示装置のスタンド部と傾斜反射板との位置関係を示す、図2の(a)のA部を設置面側から見たときの部分拡大図である。 本発明の実施形態に係る表示装置の効果を説明するための模式図である。 本発明の実施形態に係る表示装置の効果を説明するためのグラフである(その1)。 本発明の実施形態に係る表示装置の効果を説明するためのグラフである(その2)。 本発明の実施形態に係る表示装置の効果を説明するためのグラフである(その3)。 本発明の実施形態に係る表示装置の効果を説明するための測定結果である。 比較例1に係る表示装置の構成および効果を説明するための模式図である。 比較例2に係る表示装置の構成および効果を説明するための模式図である。
〔実施形態〕
以下、本発明の実施形態について、図1~図10に基づいて詳細に説明する。
(表示装置の概略構成)
以下、表示装置の概略構成について、図1~図2に基づいて説明する。図1は、本実施形態に係る表示装置1の部分断面図である。図2の(a)は、図1に示す表示装置1全体の正面図であり、(b)は右上から表示装置1全体を見たときの斜視図である。
図1~図2に示すように、表示装置1は、例えばテレビジョン受像機を備えている表示装置であり、設置面2(図4を参照)に設置されている。表示装置1は、スピーカ11と、背面壁12と、傾斜反射板13とを備えている。
表示装置1が発する音声を出力するスピーカ11は、設置面2に対向するよう設けられている。ここでいう「対向」とは、スピーカ11が真下を向き設置面2と正対することに限らず、例えばスピーカ11が斜め前向きの場合も含む。スピーカ11の数は、一例として、図2の(a)に示す11-1および11-2のように2であるが、1又は3以上の複数であってもよい。また、本実施形態では、スピーカ11の音声出力側に防塵目的などを果たすスピーカグリル(図3などを参照)が配置されている。
背面壁12は、スピーカ11の設置面2側、かつ、スピーカ11よりも表示装置1の背面側(後方側)に設けられている。背面壁12によりスピーカ11の出力する音声が表示装置1の背面側への拡散を軽減させる。
傾斜反射板13は、背面壁12から傾斜を有して立ち上がるように形成されている。傾斜反射板13は、背面壁12とは一体または別体となるように形成してもよいが、背面壁12とは一体的に形成するのはコスト低減との観点からすれば好ましい。また、傾斜反射板13の傾斜角度について特に限定せず、必要に応じて好適に設計すればよい。
また、以下の説明では、特に区別する必要がない場合、背面壁12と、傾斜反射板13とを合わせてリフレクターと呼称する場合がある。
上記の構成によれば、スピーカ11の音圧特性の乱れを低減させ、表示装置1の前方側(図1の右側)の音圧を向上させることができる。
(傾斜反射板の詳細構成)
本実施形態に係る表示装置1では、スピーカ11の音圧特性の乱れを低減させ、表示装置1の前方側(図1の右側)の音圧の向上を図るため、図1に示すように、傾斜反射板13の先端部分13aは、スピーカ11の開口部の縁部11aのうち、前面側の縁部11afよりも表示装置1の背面側(図1の左側)に位置している。
上記の構成によれば、従来の傾斜板によりスピーカの発音部全体を覆う構成に比較すると、前者は傾斜反射板13がスピーカ11の開口部の一部を覆うため、スピーカ11の音圧特性の乱れを低減させ、表示装置1の前方側(図1の右側)の音圧の向上を図ることができる。その具体的な効果は後述する。
(スタンド部の詳細構成)
以下、スタンド部の詳細構成について、図2~図3に基づいて説明する。図3は、表示装置1のスタンド部14と傾斜反射板13との位置関係を示す、図2の(a)のA部を設置面2側から見たときの部分拡大図である。
図2~図3に示すように、表示装置1は、表示装置1自身を支持するためのスタンド部14を更に備えている。本実施形態に係る表示装置1では、スピーカ11の音圧特性の乱れを低減させ、特に表示装置1の前方側の音圧をより向上させるため、図3のB部に示すように、スタンド部14の根元部分の前面側の縁部14aは、傾斜反射板13の先端部分13aよりも表示装置1の背面側(図3の図面の奥側)に位置している。
上記の構成によれば、スタンド部14の根元部分の前面側の縁部14aは、傾斜反射板13の先端部分13aよりも表示装置1の背面側に位置している、換言すれば、傾斜反射板13の先端部分13aは、スタンド部14の根元部分の前面側の縁部14aよりも表示装置1の前方側へ突出しているため、傾斜反射板13により表示装置1の前方側へ反射する音声はスタンド部14に妨害されない。このため、スピーカ11の音圧特性の乱れを低減させ、特に表示装置1の前方側の音圧をより向上させることができる。
(背面壁の長さの構成例)
以下、背面壁の長さの構成例について、図1を参照して説明する。
設置面2から見たとき、スピーカ11の開口部の形状は、一例としてトラック型である(図3を参照)。本実施形態に係る表示装置1では、スピーカ11の音圧特性の乱れを低減させ、表示装置1の前方側の音圧の向上をより確実にするため、本願発明者は、背面壁12の根元(表示装置1の筐体に接続される側)から傾斜反射板13の根元(図1の左上端部)までの長さはスピーカ11の開口部の短径の1/4以上にすれば上記目的を達成することができることを見出した。本実施形態では、この知見に基づき、背面壁12の根元(図1の上端)から傾斜反射板13の根元(図1の左上端部)までの長さはスピーカ11の開口部の短径の1/4以上としている。また、本実施形態では、スピーカ11の開口部の形状はトラック型に限定させず、例えば楕円形であってもよい。
(背面壁の長さの変形例1)
上記例示では、スピーカ11の開口部は、トラック型である場合を挙げたが、スピーカ11の開口部の形状はこれに限定されない。以下、背面壁の長さの変形例1について、また図1を参照して説明する。なお、説明の便宜上、上記構成例にてすでに説明した構成について、その説明を繰り返さない。
本変形例1では、スピーカ11の開口部は、円形である。本変形例1では、背面壁12の根元から傾斜反射板13の根元までの長さはスピーカ11の開口部の直径の1/4以上である。
上記の構成によっても、上記構成例と同様な効果を奏する。
(背面壁の長さの変形例2)
上記例示では、スピーカ11の開口部は、円形、楕円形、又はトラック型である場合を挙げたが、スピーカ11の開口部の形状はこれに限定されない。以下、背面壁の長さの変形例2について、同様に図1を参照して説明する。なお、説明の便宜上、上記構成例にてすでに説明した構成について、その説明を繰り返さない。
本変形例2では、スピーカ11の開口部は、矩形である。本変形例2では、背面壁12の根元から傾斜反射板13の根元までの長さはスピーカ11の開口部の短辺の辺長の1/4以上である。
上記の構成によっても、上記構成例および変形例1と同様な効果を奏する。
(表示装置のスピーカが設けていない部分にも、リフレクターが延伸する構成)
以下、表示装置のスピーカが設けていない部分にも、リフレクターが延伸する構成について、図2の(a)を参照して説明する。
上述したように、特に区別する必要がない場合、背面壁12と、傾斜反射板13とを合わせてリフレクターと呼称する場合がある。図2の(a)の例示では表示装置1は2つのスピーカ11-1、及び11-2を備える。図2の(a)に示すように、表示装置1において、スピーカ11が設けていない部分にも、背面壁12および傾斜反射板13、すなわちリフレクターが延伸している。スピーカ11が設けていない部分とは、例えばスピーカ11-1、及び11-2の間の部分が挙げられる。
上記の構成によれば、スピーカ11の音圧特性の乱れを低減させ、特に表示装置1の前方側の音圧を更に向上させることができる。
(本実施形態に係る表示装置の効果の説明)
以下、本実施形態に係る表示装置の効果について、図4~図8に基づいて説明する。
図4は、本実施形態に係る表示装置1の効果を説明するための模式図である。図4に示すように、表示装置1は、設置面2に設置されている。スピーカ11が出力する(発する)音声(音波)がスピーカグリルを通して表示装置1の外部へ伝播する。一部の音波は背面壁12および設置面2に反射されて表示装置1の前方側へ伝播する。また、他の一部音波は傾斜反射板13に反射されて表示装置1の前方側へ伝播する。また、さらに他の一部音波は設置面2に反射されて表示装置1の前方側へ伝播する。
このように、本実施形態に係る表示装置1は上記の構成を備えることにより、スピーカ11の出力する音波が表示装置1の背面側へ拡散することを低減し、表示装置1の前方側へ伝播しやすくする。これにより、本実施形態に係る表示装置1は、スピーカ11の音圧特性の乱れを低減させ、表示装置1の前方側の音圧を向上させることができる。
(測定例1)
図5は、本実施形態に係る表示装置1の効果を説明するためのグラフである(その1)。ここで、表示装置1がリフレクター(背面壁12および傾斜反射板13)を備える場合と備えない場合の音圧特性を測定した。図5に示すグラフでは、横軸は音波の周波数を示し、縦軸は音波の強度を示す。点線はリフレクター(背面壁12および傾斜反射板13)を備えない場合の音圧特性で、実線はリフレクター(背面壁12および傾斜反射板13)を備える場合の音圧特性である。測定条件は、
・表示装置1の左側のスピーカ(例えば図2の(a)のスピーカ11-2を参照)の中心より1メートル離間した位置
測定結果は、図5のグラフが示すように、リフレクターを備えない場合と比較すると、リフレクターを備えることにより、ほぼ全帯域で音圧特性の乱れが少なく、音圧向上効果があることを確認することができた。
(測定例2)
測定例2と上記測定例1との相違点は、測定例2において表示装置1の右側のスピーカが測定対象である点である。
図6は、本実施形態に係る表示装置1の効果を説明するためのグラフである(その2)。ここで、表示装置1がリフレクターを備える場合と備えない場合の音圧特性を測定した。図6に示すグラフでも、横軸は音波の周波数を示し、縦軸は音波の強度を示す。点線はリフレクターを備えない場合の音圧特性で、実線はリフレクターを備える場合の音圧特性である。測定条件は、
・表示装置1の右側のスピーカ(例えば図2の(a)のスピーカ11-1を参照)の中心より1メートル離間した位置
測定結果は、図6のグラフが示すように、測定例1と同様な結果および効果があることを確認することができた。
(測定例3)
測定例3において、スピーカを覆う場合と覆わない場合とを比較した。
図7は、本実施形態に係る表示装置1の効果を説明するためのグラフである(その3)。ここで、スピーカの発音部全体を反射板で覆う場合と覆わない場合の音圧特性を測定した。図7に示すグラフでも、横軸は音波の周波数を示し、縦軸は音波の強度を示す。灰色線はスピーカの発音部全体を反射板で覆う場合の音圧特性で、黒線はスピーカを覆わない場合の音圧特性である。測定条件は、
・表示装置1の左側のスピーカ(例えば図2の(a)のスピーカ11-2を参照)の中心より1メートル離間した位置
測定結果は、図7のグラフが示すように、スピーカの発音部全体を反射板で覆う場合、中域から中高域(600Hz~7000Hz)にかけて、音圧特性の乱れ発生したことを確認することができた。
このように、スピーカの近傍を反射板で覆うと音質が劣化する。一方、本実施形態ではスピーカ11の近傍を覆うわけではないので、音質は劣化しない。
(測定例4)
測定例4において、リフレクターの有無によって表示装置1の前方側と背面側の音圧の変化を検証した。
図8は、本実施形態に係る表示装置1の効果を説明するための測定結果である。ここで、測定信号をピンクノイズとホワイトノイズに分けて音圧値を測定した(図8の(a)および図8の(b))。具体的な測定条件は、
・マイク位置は、表示装置(TV)1の正面/背面の画面中央より1メートル離間した位置
測定結果は、図8に示すように、表示装置1がリフレクターを備える場合、表示装置1の前方側の音圧が向上し、表示装置1がリフレクターを備えない場合、表示装置1の前方側の音圧が降下するだけでなく、表示装置1の背面側の音圧が向上したことを確認することができた。これは、表示装置1がリフレクターを備えない場合、スピーカの出力する音声が表示装置1の背面側への拡散が増強したと考えられる。
また、ピンクノイズよりも、ホワイトノイズの音圧が向上するため、指向性の鋭い高域成分の反射効率が高かったことも確認された。
本実施形態では、表示装置1がリフレクターを備えているので、背面側への音漏れの問題は軽減される。
(比較例1)
以上、背面壁12と、傾斜反射板13とを備える本実施形態の表示装置1を説明した。比較のため、以下、比較例1について、図9を参照して説明する。図9は、比較例1に係る表示装置1aの構成および効果を説明するための模式図である。図9に示す表示装置1aと本実施形態の表示装置1との相違点は、表示装置1aの背面壁22の根元(図9の上端)と傾斜板23の根元(図9の左上端部)が重なっていることにある。換言すれば、表示装置1aでは、スピーカ21のすぐ下に傾斜板23が配置されている。
このため、図9に示すように、上記の構成によれば、スピーカ近傍に障害物が形成されてしまう(図7の測定例のような状態)。その結果、スピーカの音圧特性に乱れが発生してしまう。
(比較例2)
他に比較例として、比較例2について、図10を参照して説明する。図10は、比較例2に係る表示装置1bの構成および効果を説明するための模式図である。図10に示す表示装置1bと本実施形態の表示装置1との相違点は、表示装置1bでは傾斜板が配置されていないことである。
このため、図10に示すように、上記の構成によれば、スピーカ31の近傍に障害物がないので、音圧特性は乱れにくいが、表示装置1b前方への音圧(特に高域成分)が減少してしまう。
上記比較例1および比較例2と比較して、本実施形態における表示装置1では、スピーカの音圧特性の乱れを低減し、表示装置の前方側の音圧を向上させることができる。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る表示装置は、設置面に設置され、上記設置面に対向するよう設けられた1又は複数のスピーカと、上記スピーカの上記設置面側、かつ、上記スピーカよりも表示装置の背面側に設けられた背面壁と、上記背面壁から傾斜を有して立ち上がるように形成された傾斜反射板とを備えている。
上記の構成によれば、スピーカの音圧特性の乱れを低減させ、表示装置の前方側の音圧を向上させることができる。
本発明の態様2に係る表示装置は、上記態様1において、上記傾斜反射板の先端部分は、上記スピーカの開口部の前面側の縁部よりも上記背面側に位置していてもよい。
上記の構成によれば、従来の傾斜板によりスピーカの発音部全体を覆う構成と比較すると、前者は傾斜反射板がスピーカの開口部の一部を覆うため、スピーカの音圧特性の乱れを低減させ、表示装置の前方側の音圧の向上を図ることができる。
本発明の態様3に係る表示装置は、上記態様1または2において、上記表示装置を支持するスタンド部を更に備え、上記スタンド部の根元部分の前面側の縁部は、上記傾斜反射板の先端部分よりも上記背面側に位置していてもよい。
上記の構成によれば、スタンド部の根元部分の前面側の縁部は、傾斜反射板の先端部分よりも表示装置の背面側に位置している、換言すれば、傾斜反射板の先端部分は、スタンド部の根元部分の前面側の縁部よりも表示装置の前方側へ突出しているため、傾斜反射板により表示装置の前方側へ反射する音声はスタンド部に妨害されない。このため、スピーカの音圧特性の乱れを低減させ、特に表示装置の前方側の音圧をより向上させることができる。
本発明の態様4に係る表示装置は、上記態様1~3の何れか1つにおいて、上記スピーカの開口部は、円形であり、上記背面壁の根元から上記傾斜反射板の根元までの長さは上記スピーカの開口部の直径の1/4以上であってもよい。
上記の構成によれば、スピーカの音圧特性の乱れを低減させ、表示装置の前方側の音圧の向上をより確実にすることができる。
本発明の態様5に係る表示装置は、上記態様1~3の何れか1つにおいて、上記スピーカの開口部は、楕円形、又はトラック型であり、上記背面壁の根元から上記傾斜反射板の根元までの長さは上記スピーカの開口部の短径の1/4以上であってもよい。
上記の構成によっても、上記態様4と同様な効果を奏する。
本発明の態様6に係る表示装置は、上記態様1~3の何れか1つにおいて、上記スピーカの開口部は、矩形であり、上記背面壁の根元から上記傾斜反射板の根元までの長さは上記スピーカの開口部の短辺の辺長の1/4以上であってもよい。
上記の構成によっても、上記態様4と同様な効果を奏する。
本発明の態様7に係る表示装置は、上記態様1~6の何れか1つにおいて、上記表示装置において、上記スピーカが設けていない部分にも、上記背面壁および上記傾斜反射板が延伸していてもよい。
上記の構成によれば、スピーカの音圧特性の乱れを低減させ、特に表示装置の前方側の音圧を更に向上させることができる。
本発明の態様8に係るテレビジョン受像機は、上記態様1~7の何れか1つに記載の表示装置を備えている。
上記の構成によっても、上記態様1と同様な効果を奏する。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1、1a、1b 表示装置
11、11-1、11-2、21、31 スピーカ
11a、11af 縁部(開口部の縁部)
12、22、32 背面壁
13、23 傾斜反射板
13a 先端部分
14 スタンド部
14a 縁部(スタンドの縁部)
2 設置面

Claims (6)

  1. 設置面に設置される表示装置において、
    上記設置面に対向するよう設けられた1又は複数のスピーカと、
    上記スピーカの上記設置面側、かつ、上記スピーカよりも表示装置の背面側に設けられた背面壁と、
    上記背面壁から傾斜を有して立ち上がるように形成された傾斜反射板と
    を備え
    上記背面壁の根元から上記傾斜反射板の根元までの長さは上記スピーカの開口部の直径、短径および短辺の辺長のいずれかの1/4以上である
    ことを特徴とする表示装置。
  2. 上記傾斜反射板の先端部分は、上記スピーカの開口部の前面側の縁部よりも上記背面側に位置している
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 上記表示装置を支持するスタンド部を更に備え、
    上記スタンド部の根元部分の前面側の縁部は、上記傾斜反射板の先端部分よりも上記背面側に位置している
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の表示装置。
  4. 上記表示装置において、上記スピーカが設けていない部分にも、上記背面壁および上記傾斜反射板が延伸している
    ことを特徴とする請求項1~の何れか1項に記載の表示装置。
  5. 上記背面壁は、上記スピーカの上記設置面側に設けられている
    ことを特徴とする請求項1~4の何れか1項に記載の表示装置。
  6. 請求項1からの何れか1項に記載の表示装置を備えていることを特徴とするテレビジョン受像機。
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