JP6619464B2 - スピーカボックスおよびテレビ受信装置 - Google Patents
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Description
例えば上記特許文献1に記載されたスピーカは、略卵形状の空洞によってスピーカボックスが形成されているため、定在波に対しては一定の効果が得られると考えられるが、スピーカユニットから後方に後退するに従って、コーン状に空間が狭くなることから、スピーカユニットの後方空間の容量を十分にとることができず、スピーカユニットの音圧性能を確保することができない。
スピーカボックス10は、前面側が開口したボックス状の形状を有し、二つのスピーカユニット20を装着するためのスピーカユニット装着部21を備える。スピーカユニット装着部21に対してそれぞれスピーカユニット20を装着し、その前面にフロントパネル30が取り付けられる。スピーカボックス10は、その内部にスピーカボックス10の後部壁に突設された複数のボス13が設けられ、フロントパネル30は、そのボス13の先端部にネジ止めされることにより、スピーカボックス10の前面に取り付けられる。
壁部11,12は、湾曲部110の内壁面に連結し、スピーカユニット20から離れる方向に延伸する内壁面を有する壁部111を含んでいる。そして対向する一組の壁部11,12の間に、スピーカ軸と直交する方向(本例では左右方向)にスピーカユニット20の振動板よりも外側に広がる内部空間が形成されている。内部空間は、スピーカユニット20の両側に、スピーカボックス10の左右両端部まで広がっている。このような広い内部空間により、スピーカユニット20から放出された音波の音圧性能が改善される。
これによりスピーカユニット20の近傍において、対面平行する壁面構成ではなく、曲面が対向する構成とすることで、この領域における定在波の発生を効果的に抑えることができる。
ここで上側の湾曲部110の内壁面と、下側の湾曲部110の内壁面とは、スピーカ軸を通る水平面に対して非対称の形状とする。つまりスピーカボックス10において、対向する一組の壁部11,12にそれぞれ形成された曲面は互いに非対称の形状とされる。これにより音響エネルギーを分散させて、定在波の発生を効果的に抑えるようにしている。
また、スピーカボックス10は、内部空間内に複数のボス13が突設される構成を有する。ボス13は、スピーカボックス10の内部空間に間欠的に複数設けられ、スピーカユニット20から内部空間内に放出された音波を乱反射させて散乱させ、壁面間の定在波の発生を抑制する。
ここでは複数のスピーカユニット20を装着する構成においては、リブ15が突設されるスピーカボックス10の内壁面は、一のスピーカユニット20と他のスピーカユニット20との間の内壁面を含む。つまり、図7に示すように、2つのスピーカボックスの間の内壁面16にもリブ15が設けられる。また上下で対向する壁部11,12の内壁面にも同様に、二つのスピーカユニット20の間にもリブ15が設けられる。
本発明は、スピーカボックスおよびそのスピーカボックスを備えたテレビ受信装置として構成することができる。
Claims (5)
- スピーカユニットを取り付けるスピーカボックスであって、
前記スピーカボックスに取り付けられる前記スピーカユニットの前面側を前記スピーカボックスの前面側とするとき、前記スピーカボックスの内壁面のうち、前記スピーカユニットのスピーカ軸を挟んで対向する一組の壁部の内壁面の一部が、前記前面側の端部で前記スピーカユニットの外周に沿った形状に形成され、該外周に沿った形状が、曲面を形成し、
前記対向する一組の壁部は、互いに非対称の形状に形成された前記曲面に連結し、前記スピーカユニットから離れる方向に延伸する内壁面を有し、前記対向する一組の壁部の内壁面の間に、前記スピーカ軸と直交する方向に前記スピーカユニットの振動板よりも外側に広がる内部空間が形成されており、
該内部空間は、前記スピーカ軸と直交しかつ前記対向する一組の壁部の対向方向と直交する方向に前記スピーカユニットの振動板よりも外側に広がっている、ことを特徴とするスピーカボックス。 - スピーカユニットを取り付けるスピーカボックスであって、
前記スピーカボックスに取り付けられる前記スピーカユニットの前面側を前記スピーカボックスの前面側とするとき、前記スピーカボックスの内壁面のうち、前記スピーカユニットのスピーカ軸を挟んで対向する一組の壁部の内壁面の一部が、前記前面側の端部で前記スピーカユニットの外周に沿った形状に形成され、該外周に沿った形状が、曲面を形成し、
前記対向する一組の壁部は、互いに非対称の形状に形成された前記曲面に連結し、前記スピーカユニットから離れる方向に延伸する内壁面を有し、前記対向する一組の壁部の内壁面の間に、前記スピーカ軸と直交する方向に前記スピーカユニットの振動板よりも外側に広がる内部空間が形成されており、
前記対向する一組の壁部の内壁面の間に、複数の前記スピーカユニットが隣接して配置されている、ことを特徴とするスピーカボックス。 - スピーカユニットを取り付けるスピーカボックスであって、
前記スピーカボックスに取り付けられる前記スピーカユニットの前面側を前記スピーカボックスの前面側とするとき、前記スピーカボックスの内壁面のうち、前記スピーカユニットのスピーカ軸を挟んで対向する一組の壁部の内壁面の一部が、前記前面側の端部で前記スピーカユニットの外周に沿った形状に形成され、該外周に沿った形状が、曲面を形成し、
前記対向する一組の壁部は、互いに非対称の形状に形成された前記曲面に連結し、前記スピーカユニットから離れる方向に延伸する内壁面を有し、前記対向する一組の壁部の内壁面の間に、前記スピーカ軸と直交する方向に前記スピーカユニットの振動板よりも外側に広がる内部空間が形成されており、
前記スピーカボックスの内壁面に、リブが突設されており、
前記スピーカユニットが複数取り付けられ、前記リブが突設される前記内壁面は、一の前記スピーカユニットと他の前記スピーカユニットとの間の前記スピーカボックスの内壁面を含む、ことを特徴とするスピーカボックス。 - 請求項1〜3のいずれか1に記載のスピーカボックスにおいて、
前記振動板よりも外側に広がる内部空間内に、前記スピーカボックスの壁部に支持された複数の突起部を有する、ことを特徴とするスピーカボックス。 - 請求項1〜4のいずれか1に記載のスピーカボックスを備えたテレビ受信装置。
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