JP7245306B2 - 表示装置、テレビジョン装置 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の第1実施形態による表示装置の正面図である。表示装置1(例えば薄型のテレビジョン装置)は、矩形状のディスプレイ部10を有する。ディスプレイ部10は、例えば、液晶層やガラス基板などを有した矩形のLCD(Liquid Crystal Display)パネルや、例えばLEDを導光板の側方に並べたエッジライト型で構成されたバックライト等を備えている。
スタンド12は、例えば底キャビ部11cの中央位置に取り付けられ、表示装置1は、スタンド12を介して設置台50に載置される。
表示装置1の正面から見てスタンド12の左側には、スピーカ部15Lが設置され、スタンド12の右側には、スピーカ部15Rが設置されている。
後キャビ部11bは、ディスプレイ部10の背面側を覆って下方に向けて延びており、底キャビ部11cは、その開口の後方(図示のY軸の負方向)で、例えば後キャビ部11bの下端に係合している。
底キャビ部11cの内部には、例えば横長(図示のX方向に長い)のスピーカBOX20が設けられている。スピーカBOX20には、表示装置1の正面(図示のY軸の正方向)に対して設置台50に向けて傾斜(斜め前下方に向けて形成)された放音面21が設けられている。
振動板23は斜め前下方に向けて配置され、振動板23のエッジは、放音面21の近傍でスピーカBOX20に支持されている。なお、放音面21の奥(図示のZ軸の正方向)には、ボイスコイルやマグネットなど(いずれも図示省略)が備えられている。22aは取付用ゴムブッシュであり、スピーカ部15Lの上方に設けられる。また、22bはバスレフダクト出口であり、スピーカBOX20の後方に形成されている。
前部開口35は、前キャビ部11aの下側で、表示装置1の正面に対峙し、かつ、放音面21に対峙した底キャビ部11cの前面に形成されており、図示のY軸方向で底キャビ部11cを貫通して設けられている。
この底キャビ部11cの前面が本発明のキャビネットの前部に相当する。なお、前キャビ部11aと底キャビ部11cを一体形成し、前キャビ部11aの底部分に前部開口35を設けてもよい。この場合には、前キャビ部11aが本発明のキャビネットの前部に相当する。
なお、前キャビ部11aと底キャビ部11cを一体形成(あるいは後キャビ部11bと底キャビ部11cを一体形成)し、前キャビ部11aの底部分(あるいは後キャビ部11bの底部分)に底部材30を設けてもよい。この場合には、前キャビ部11a(あるいは後キャビ部11b)が本発明のキャビネットの底部に相当する。
まず、比較例1は、第1実施形態と同様に音導管を設けておらず、前部開口35を有しているが、底部開口31を有していない構造である。
比較例1の場合、スピーカ部15Lのみを駆動させると、図4に破線で示すように、2kHz付近の帯域(中音域と高音域との境界付近)で音圧レベルが減少していた。
第1実施形態のように、放音面21が斜め前方下向きの場合であっても、前部開口35を設ければ、スピーカ装置15からの音声は、前部開口35から表示装置1の正面に出力されるため、表示装置1の正面での音圧感の減少を解消(音像位置が明らかになって定位感を確保)できる。そして、前部開口35と放音面21との間に、底部開口31を設ければ、スピーカ装置15からの音声は、底部開口31から設置台50に出力されるため、前述の2kHz付近の帯域の不足を補う(こもり感を低減し明瞭度を向上させる)ことができる。
第1実施形態ではスピーカ装置の放音面21が斜め前下方を向いた例を挙げて説明した。しかし、本発明は、この例に限定されるものではなく、スピーカ装置の放音面21が表示装置1の正面(前方)を向いた構造にも適用可能である。この場合にも、スピーカ装置15からの音声は、前部開口35から表示装置1の正面に出力され、表示装置1の正面での音圧感の減少を解消できる。また、スピーカ装置15からの音声は、底部開口31から設置台50に出力され、中音域から高音域にかけての音圧不足を補うことができる。
さらに、図示は省略するが、表示装置1の正面から見てスピーカ部15Lの横やスピーカ部15Rの横にツイータをそれぞれ設置してもよい。各ツイータの放音面は、表示装置の正面に対して設置台に向けて傾斜させてもよく、あるいは表示装置の正面(前方)に向けてもよい。
また、このツイータも内蔵したBOX構造であってもよい。具体的には、第1,2実施形態では、1台のスピーカ部(フルレンジスピーカー)をスピーカBOX20に収容した例で説明しているが、フルレンジスピーカーとツイータを同じスピーカBOXに収容することも可能である。
Claims (13)
- 放音面を前方または斜め前方に向けたスピーカ装置をキャビネットの内側に搭載した表示装置であって、
前記スピーカ装置よりも前側に位置するディスプレイ部と、
前記キャビネットに設けられ、前記放音面より前に設けられ、且つ縦幅の最小開口径が前記放音面の縦幅の最大開口径よりも小さく形成されており、前記スピーカ装置からの音声を前記表示装置の正面に向けて出力可能な前部開口と、
前記放音面と前記前部開口との間に形成されている空間と
を備え、
前記前部開口は、前記ディスプレイ部よりも下側に位置し、かつ、前記キャビネットを前後に貫通して前記空間と連通し、
前記放音面の下端は、前記前部開口の上端より低く、かつ、前記表示装置の正面側から前記前部開口及び前記空間を介して目視可能である
ことを特徴とする表示装置。 - 前記キャビネットは、前記ディスプレイ部よりも下側に位置する面を有し、
前記面は、前記前部開口の前側にある空間を上側から覆うことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。 - 前記空間は、前記キャビネットの底部と前記放音面と前記前部開口との間に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の表示装置。
- 前記空間は、前記放音面と前記前部開口との間が、前記放音面の縦幅の最大開口径よりも大きくなるよう形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の表示装置。
- 放音面を前方または斜め前方に向けたスピーカ装置をキャビネットの内側に搭載した表示装置であって、
前記スピーカ装置よりも前側に位置するディスプレイ部と、
前記放音面よりも下方に位置した前記キャビネットの底部に設けられ、前記スピーカ装置からの音声を前記キャビネットの外側に向けて出力可能な底部開口と、
前記キャビネットに設けられ、前記放音面より前に設けられ、且つ縦幅の最小開口径が前記放音面の縦幅の最大開口径よりも小さく形成されており、前記スピーカ装置からの音声を前記表示装置の正面に向けて出力可能な前部開口と、
前記放音面と前記前部開口との間に形成されている空間と
を備え、
前記前部開口は、前記ディスプレイ部よりも下側に位置し、かつ、前記キャビネットを前後に貫通して前記空間と連通し、
前記放音面の下端は、前記前部開口の上端より低く、かつ、前記表示装置の正面側から前記前部開口及び前記空間を介して目視可能である、
ことを特徴とする表示装置。 - 前記キャビネットは、前記ディスプレイ部よりも下側に位置する面を有し、
前記面は、前記前部開口の前側にある空間を上側から覆うことを特徴とする請求項5に記載の表示装置。 - 前記空間は、前記キャビネットの底部と前記放音面と前記前部開口との間に形成されていることを特徴とする請求項5または6に記載の表示装置。
- 前記空間は、前記放音面と前記前部開口との間が、前記放音面の縦幅の最大開口径よりも大きくなるよう形成されていることを特徴とする請求項5から7のいずれか一項に記載の表示装置。
- 前記キャビネットの底部は、前記前方に向かって前上がりに傾斜した傾斜面を有し、
前記底部開口は、前記傾斜面に設けられていることを特徴とする請求項5から8のいずれか一項に記載の表示装置。 - 前記表示装置は、前記キャビネットの底部の下に設けられた設置台に載置され、
前記底部開口は、前記スピーカ装置からの音声を前記設置台に向けて出力可能であることを特徴とする請求項5から9のいずれか一項に記載の表示装置。 - 前記放音面を、前記表示装置の正面に対して下方に向けて傾斜させた前記スピーカ装置を前記キャビネットの内側に搭載したことを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の表示装置。
- 請求項1から11のいずれか一項に記載の表示装置であって、
前記スピーカ装置が、同じスピーカBOXに内蔵されたフルレンジスピーカーとツイータを有することを特徴とする表示装置。 - 請求項1から12のいずれか一項に記載の表示装置を備えたテレビジョン装置。
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JP2006345292A (ja) | 2005-06-09 | 2006-12-21 | Toshiba Corp | スピーカ装置及びその音響出力方法及び映像表示装置 |
JP2015060112A (ja) | 2013-09-19 | 2015-03-30 | カシオ計算機株式会社 | 電子鍵盤楽器 |
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