JP3101992B2 - テレビジョン受像機における音響装置 - Google Patents

テレビジョン受像機における音響装置

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JP3101992B2 JP06229482A JP22948294A JP3101992B2 JP 3101992 B2 JP3101992 B2 JP 3101992B2 JP 06229482 A JP06229482 A JP 06229482A JP 22948294 A JP22948294 A JP 22948294A JP 3101992 B2 JP3101992 B2 JP 3101992B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばテレビジョン受
像機のフロントキャビネットなどに設けられる音響装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばテレビジョン受像機では、
ブラウン管を設けたフロントキャビネットの前壁部にス
ピーカーを配置しているが、これでは、そのスピーカー
を配置した分だけフロントキャビネットが大型化し、制
作費や運搬費が高くなる。
【0003】そこで、前記フロントキャビネットの底壁
部適所にスピーカー配置部を設けると共に、該スピーカ
ー配置部に貫通孔を貫設し、且つ、そのスピーカー配置
部に対向して前記フロントキャビネットの前壁部に開口
部を開設することにより、前記スピーカー配置部上に配
置したスピーカーからフロントキャビネットとテレビジ
ョン受像機載置台との間を通って音声をキャビネットの
前方に発することが考えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記構成では、スピー
カーをフロントキャビネットの前壁部に配置していない
ので、そのフロントキャビネットを従来に比べて小型化
することができるという利点があるが、スピーカーから
フロントキャビネットとテレビジョン受像機載置台との
間に発せられた音声が左右側方及び後方にも拡散して音
圧が低下し、音声が聞き取り難く、また、その低下した
分だけ音圧を上げると、消費電力が多くなると共に、周
辺に騒音による悪影響を及ぼすことになる。
【0005】本発明は、上記欠点に鑑み、スピーカーを
取り付けたキャビネットを小型化することができると共
に、音圧の向上を図ることができる音響装置を提供する
ことを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、載置台上に載置しうるよう
になったキャビネットの前面の最下部に横長形状の開口
部を開設し、該開口部に連なるキャビネット内の底壁部
に、前方に向かって斜め上方に傾斜したスピーカー配置
部を形成し、該スピーカー配置部上に配置したスピーカ
ーから発する音声を、前記開口部を通じて直接前方へ放
出すると共にキャビネットと載置台との間を通って間接
的に前方へ放出するように構成し、かつ前記スピーカー
配置部の下面に平面視略コ字状の隔壁を突設して、前記
スピーカーから発せられてキャビネットと載置台との間
を通って前方へ放出される音声を左右側方及び後方へ拡
散させずに前方へ放出させる連通室間を形成したことを
特徴とするテレビジョン受像機における音響装置であ
る。
【0007】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記開口部がキャビネットに一体成形された横桟状
のガードにより部分的に塞がれて、該開口部が補強され
ていることを特徴とする。
【0008】請求項3の発明は、請求項1または2の発明
において、前記スピーカー配置部が前記開口部の上縁か
ら延び、多数の小孔を有する底壁で構成されたものであ
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図4は本発明の一実施例である音響装置1を左右
一対取り付けたテレビジョン受像機を載置台2上に載置
した状態を示すものであって、そのテレビジョン受像機
は、フロントキャビネット(キャビネット)3とリヤキャ
ビネット4とを有し、フロントキャビネット3の前壁部3a
には、ブラウン管5と電源スイッチなどを有する操作部6
とが設けられている。
【0010】前記音響装置1について説明すると、図1〜
図3に示すように、フロントキャビネット3の底壁部3bの
左右両端部に、その底壁部3bをフロントキャビネット3
内に向けて折曲することにより、スピーカー8とほぼ同
径のスピーカー配置部9が形成され、該スピーカー配置
部9に貫通孔10が貫設され、そのスピーカー配置部9に対
向してフロントキャビネット3の前壁部3aに開口部11が
開設され、前記スピーカー配置部9の下面に平面視略コ
字状の隔壁12が一体に突設され、これによって、スピー
カー配置部9の下方に、該スピーカー配置部9と前記隔壁
12と前記載置台2とで囲まれて前記貫通孔10を前記開口
部11に連通させる連通空間13が形成されている。
【0011】上記構成によれば、スピーカー8から発せ
られた音声が連通空間13を通って前方に放出され、その
音声が左右側方及び後方にほとんど拡散せず、指向性が
よくなるため、従来と同一出力で音圧を大幅に向上させ
ることができ、省電力化を図ることができる。また、ス
ピーカー8をフロントキャビネット3の前壁部3aに配置し
ていないので、そのフロントキャビネット3を従来に比
べて小型化することができる。
【0012】前記スピーカー配置部9は、図示するよう
に、前方に向かって斜め上方に所定角度α傾斜させるこ
とが好ましい。これによって、前方に向かって指向性が
一層よくなり、音声をより聞き取り易くできる。
【0013】上記角度αは10°〜20°(この実施例では1
6°)の範囲に設定される。10°未満では指向性があまり
よくならず、20°を超える場合は、開口部11の高さが大
きくなって、それだけフロントキャビネット3が大型化
する。
【0014】前記貫通孔10としては、スピーカー配置部
9の中央部に大きく貫設した大径孔でもよいが、図示す
るように、そのスピーカー配置部9に所定間隔をおいて
貫設した多数の小孔10aにより構成することがより好ま
しい。これによって、スピーカー配置部9の強度があま
り低下せず、スピーカー配置部9上に配置したスピーカ
ー8を確実に保持することができる。
【0015】前記隔壁12は、前壁部3aとほぼ平行する後
壁部12aと、該後壁部12aの両端から前方に向かって略ハ
字状に広がる左右一対の側辺部12b、12cとから形成され
ており、略ハ字状に広がる左右一対の側辺部12b、12cに
よって音声が左右に所望の広がりをもって前方に発せら
れるから、テレビジョン受像機の前側で音声を鮮明に聞
き取ることができると共に、テレビジョン受像機の左右
側方及び後方に対しては音声があまり届かないから、周
辺に騒音による悪影響をほとんど及ぼすことがなく、周
辺環境を良好に維持することができる。なお、図3に示
すように、底壁部3bの下面に突設した脚部15が一方の側
辺部12bの一部を構成している。
【0016】前記開口部11は、フロントキャビネット3
に一体形成された横桟状のガード16により部分的に塞が
れており、これによって、開口部11を補強すると共に、
連通空間13内に紙屑などの異物が入り込まないようにで
きる。
【0017】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、スピーカ
ーを取付けたキャビネットを従来に比べて(特に高さ方
向において)小型化することができる。また、スピーカ
ー配置部がキャビネット前面の開口部に連なる前方へ向
かって斜め上方に傾斜したキャビネット底壁部でもって
構成してあり、スピーカーから発する音声を、前記開口
部を通じて直接前方へ放出すると共に、キャビネットと
載置台との間を通って間接的に前方へ放出するようにし
たので、前方に居る視聴者にとってより聞き取り易い状
態が得られる。さらに、上記効果は、スピーカー配置部
の下面に平面視略コ字状の隔壁を形成して、スピーカー
から発せられてキャビネットと載置台との間を通って前
方へ放出させる音声を左右側方及び後方へ拡散させない
ようにしたことにより、前方へ向かう指向性が一層よく
なり、さらに強化されている。また、請求項2記載の発
明によれば、開口部が補強されると共にその内部に紙屑
などの異物が入り込まないようにできる。さらに、また
請求項3記載の発明によればキャビネットの高さを可及
的に小さくできる上に、スピーカー配置部の強度をあま
り低下させず、スピーカー配置部上に配置したスピーカ
ーを確実に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である音響装置を取り付けた
テレビジョン受像機の要部の縦断面図である。
【図2】図1のA−A矢視図である。
【図3】同要部の底面図である。
【図4】同テレビジョン受像機の斜視図である。
【符号の説明】
1 音響装置 2 載置台 3 フロントキャビネット(キャビネット) 3a フロントキャビネットの前壁部 3b フロントキャビネットの底壁部 8 スピーカー 9 スピーカー配置部 10a 小孔 11 開口部 12 隔壁 13 連通空間 16 ガード α 傾斜角度

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】載置台上に載置しうるようになったキャビ
    ネットの前面の最下部に横長形状の開口部を開設し、
    開口部に連なるキャビネット内の底壁部に、前方へ向か
    って斜め上方に傾斜したスピーカー配置部を形成し、該
    スピーカー配置部上に配置したスピーカーから発する音
    声を、前記開口部を通じて直接前方へ放出すると共に、
    キャビネットと載置台との間を通って間接的に前方へ放
    出するように構成し、かつ前記スピーカー配置部の下面
    に平面視略コ字状の隔壁を突設して、前記スピーカーか
    ら発せられてキャビネットと載置台との間を通って前方
    へ放出される音声を左右側方及び後方へ拡散させずに前
    方へ放出させる連通空間を形成したことを特徴とする
    レビジョン受像機における音響装置。
  2. 【請求項2】前記開口部がキャビネットに一体成形され
    た横桟状のガードにより部分的に塞がれて、該開口部が
    補強されていることを特徴とする請求項1記載のテレビ
    ジョン受像機における音響装置。
  3. 【請求項3】前記スピーカー配置部が前記開口部の上縁
    から延び、多数の小孔を有する底壁で構成された請求項
    1または2記載のテレビジョン受像機における音響装
    置。
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