JP6515289B2 - 貫入抵抗低減装置、鋼管杭の貫入構造、および鋼管杭の施工方法 - Google Patents

貫入抵抗低減装置、鋼管杭の貫入構造、および鋼管杭の施工方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6515289B2
JP6515289B2 JP2015198009A JP2015198009A JP6515289B2 JP 6515289 B2 JP6515289 B2 JP 6515289B2 JP 2015198009 A JP2015198009 A JP 2015198009A JP 2015198009 A JP2015198009 A JP 2015198009A JP 6515289 B2 JP6515289 B2 JP 6515289B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steel pipe
pipe pile
pile
vibration
penetration resistance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015198009A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017071907A (ja
Inventor
俊介 森安
俊介 森安
田中 宏征
宏征 田中
裕貴 日下
裕貴 日下
吉郎 石濱
吉郎 石濱
妙中 真治
真治 妙中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP2015198009A priority Critical patent/JP6515289B2/ja
Publication of JP2017071907A publication Critical patent/JP2017071907A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6515289B2 publication Critical patent/JP6515289B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、貫入抵抗低減装置、鋼管杭の貫入構造、および鋼管杭の施工方法に関する。
従来、鋼管杭の打設方法として、打撃、バイブロハンマを使用した振動、回転圧入を使用して地盤に鋼管杭を貫入させる方法があるが、杭の貫入が進むに従って、鋼管杭の内部に進入して詰まった土と杭内面の摩擦力が大きくなって貫入抵抗となり、最終的に杭先端部が閉塞される欠点がある。そして、閉塞によって貫入抵抗が大きくなることから、例えば特許文献1に示されるような施工性の低下を抑制する杭の打設する方法が知られている。
特許文献1には、鋼管矢板の内面に据え付けた加振機を使用して、振動伝達部を介して鋼管矢板に振動を加えることで、鋼管杭の先端や爪に付着した土砂を振り落とし、鋼管杭の閉塞抑制や鋼管矢板の嵌合性を高める構成について記載されている。
特開2013−204408号公報
しかしながら、従来の杭の施工方法では、以下のような問題があった、
すなわち、特許文献1では、加振機を使用して振動伝達部を介して鋼管矢板を振動させる打設構造であるため、加振機に必要な加振力が大きいことから、この加振力のエネルギーを低減することが求められていた。
また、特許文献1の場合には、加振力の大きな加振機の反力装置や、加振機を吊り下げるためのクレーンが必要となり、施工に係る装置類が大掛かりになるという問題があり、その点で改善の余地があった。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、簡単な構造により管内土の閉塞抵抗を抑制して貫入抵抗を低減させることで施工性を向上させることができ、さらに杭打設に必要な装置の小型化を図ることができる貫入抵抗低減装置、鋼管杭の貫入構造、および鋼管杭の施工方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る貫入抵抗低減装置は、杭打設装置によって地盤に貫入される鋼管杭に装着され、該鋼管杭の貫入抵抗を低減する貫入抵抗低減装置であって、振動ロッドと、該振動ロッドを下方に向けて延在するように連結させた加振機と、前記加振機を前記鋼管杭に対して着脱可能に装着する装着部と、前記加振機と前記装着部との間に介在される防振部と、を備え、前記加振機が前記鋼管杭に装着された状態で、前記振動ロッドが前記鋼管杭の内側に挿通されていることを特徴としている。
また、本発明に係る鋼管杭の貫入構造は、上述した貫入抵抗低減装置が、地盤に貫入する前記鋼管杭の上部に装着されていることを特徴としている。
また、本発明に係る鋼管杭の施工方法は、上述した鋼管杭の貫入構造を用いた鋼管杭の施工方法であって、前記加振機を前記鋼管杭に装着し、前記振動ロッドを前記鋼管杭の内側に挿通させる工程と、前記加振機を駆動させて、その駆動力により前記振動ロッドを振動させる工程と、前記鋼管杭に対して、打撃の付与、振動の付与、または回転圧入を行うことによって前記鋼管杭を打設する工程と、を有することを特徴としている。
本発明では、鋼管杭を地盤に貫入させる際に、装着部によって鋼管杭に加振機を装着して,加振機に連結された振動ロッドを鋼管杭の内側に挿通させて配置させ、鋼管杭の自重を加振機の反力として、加振機により振動ロッドのみを振動させながら鋼管杭を地盤に貫入させることができる。このとき、振動ロッドの先端を鋼管杭の先端付近に位置させることで、鋼管杭の管内に進入した土を振動ロッドで緩めながら鋼管杭を貫入させることが可能となる。そのため、鋼管杭内の閉塞を抑えることができ、鋼管杭の貫入抵抗を低減させ、施工効率を向上させることができる。
そして、本発明では、加振機と鋼管杭に装着される装着部との間に防振部が設けられているので、加振機の振動が鋼管杭や杭打設装置には伝達されず、振動ロッドのみを振動させることが可能となることから、加振力のエネルギーを低減することができる。
しかも、鋼管杭の貫入抵抗を抑えることで、鋼管杭の打設に必要な杭打設装置の打設動力(例えば、振動、落下、及び回転圧入による動力)を小さくすることができ、杭打設装置の小型化を図ることができる。
また、本発明では、加振機を装着部によって鋼管杭に装着して、鋼管杭に対して加振機の反力を取る簡単な反力支持構造となるうえ、振動ロッドが鋼管杭よりも小径であって加振機自体を小型化できることから、加振機とは別で設けられる大掛かりな反力装置が不要となり、また打設中のクレーンが不要になる利点がある。
また、本発明では、鋼管杭の圧入に加え、振動ロッドによる振動を付与する構成であるが、振動する振動ロッドが鋼管杭内に位置し、鋼管杭の内部の地盤のみに振動を与えることから、鋼管杭自体を打撃やバイブロハンマで貫入する場合に比べて騒音や振動を小さく抑えることができる。
また、本発明に係る貫入抵抗低減装置は、前記加振機は、前記鋼管杭の内側に配置されていることが好ましい。
この場合には、鋼管杭の外側に加振機が設けられないので、打設構造全体としてコンパクト化を図ることができ、施工スペースを小さくすることができる。
また、本発明では、加振機が鋼管杭の内側に位置して鋼管によって覆われた防音壁が構成されることから、防音効果を得ることができる。
また、本発明に係る貫入抵抗低減装置は、前記装着部は、前記鋼管杭の内面に固定される添接板であり、該添接板に対して前記加振機が前記防振部を介して着脱可能に装着されていてもよい。
この場合には、予め添接板を鋼管杭の内面に取り付けておくことで、その装着部を鋼管杭の内面に対して簡単に着脱することができる。そのため、貫入抵抗低減装置を鋼管杭に対して設けたり、交換する作業の効率化を図ることができる。
また、本発明に係る貫入抵抗低減装置において、前記装着部は、前記防振部から側方に向けて突出して前記鋼管杭の上部に外嵌する張出治具を有していてもよい。
この場合には、加振機に防振部を介して設けられた張出治具を鋼管杭の上部に外嵌させる構成であるため、装着時の位置決めを容易に行うことができる。
また、本発明に係る貫入抵抗低減装置において、前記装着部は、前記鋼管杭の径方向の一端が前記防振部を介して前記加振機に固定され、前記径方向の他端に把持部を備えて前記径方向に沿って伸縮する伸縮装置であってもよい。
この場合には、例えば油圧の動力により伸縮装置を駆動させて把持部を径方向に伸張させて鋼管杭の内面に押し付けることで、加振機を鋼管杭に固定することができるため、鋼管杭に対してボルト締結を行うといった手間のかかる作業が不要になる。また、鋼管杭の内面のいずれの箇所にも把持部を把持させることが可能となるので、固定時における位置決め作業を容易に行うことができる。
また、本発明に係る鋼管杭の貫入構造は、前記鋼管杭の上端に対して同軸に連結可能な外殻鋼管を有し、前記加振機は、前記外殻鋼管の内側に配置されていることが好ましい。
本発明に係る鋼管杭の貫入構造では、予め外殻鋼管の内側に加振機を装着しておくことで、貫入する鋼管杭に対して外殻鋼管を着脱することで貫入抵抗低減装置を着脱することができる。
また、本発明に係る鋼管杭の貫入構造は、前記鋼管杭の上端開口を閉塞する蓋部材が設けられていることが好ましい。
この場合、鋼管杭の打設中において鋼管杭の上端開口が蓋部材で閉塞されるので、加振機や振動ロッドから発生される騒音を抑えることができ,優れた防音効果を発揮することで、市街地や夜間等の制約の多い条件でも施工することができる。
本発明の貫入抵抗低減装置、鋼管杭の貫入構造、および鋼管杭の施工方法によれば、簡単な構造により管内土の閉塞抵抗を抑制して貫入抵抗を低減させることで施工性を向上させることができ、さらに杭打設に必要な装置の小型化を図ることができる。
本発明の第1の実施の形態による貫入抵抗低減装置および鋼管杭の貫入構造を示す一部破断した側面図であって、図2に示すA−A線断面図である。 (a)は図1に示す鋼管杭の貫入構造を上方から見た図、(b)は図2(a)において添接板のみを鋼管杭に固定した状態を示す図である。 加振機と振動ロッドとの接続部分を示す要部側面図である。 (a)〜(c)は、貫入抵抗低減装置を鋼管杭に装着する施工方法を示す図である。 (a)、(b)は、貫入抵抗低減装置を鋼管杭に装着する他の施工方法を示す図である。 打撃工法による鋼管杭の施工方法を示す縦断面図である。 バイブロハンマ工法による鋼管杭の施工方法を示す縦断面図である。 回転圧入工法による鋼管杭の施工方法を示す縦断面図である。 第2の実施の形態による貫入抵抗低減装置および鋼管杭の貫入構造を示す一部破断した側面図であって、外殻鋼管を鋼管杭に取り付ける前の状態を示す図である。 図9に示す外殻鋼管を鋼管杭に取り付けた状態を示す図である。 第3の実施の形態による貫入抵抗低減装置および鋼管杭の貫入構造を示す一部破断した側面図であって、張出治具を鋼管杭に取り付ける前の状態を示す図である。 図11に示す張出治具を鋼管杭に取り付けた状態を示す図である。 図12に示す鋼管杭の貫入構造を上方から見た図である。 第4の実施の形態による貫入抵抗低減装置の構成を示す図であって、(a)は貫入抵抗低減装置のみを上方から見た図、(b)は貫入抵抗低減装置を鋼管杭に装着した状態を上方から見た図である。 変形例による貫入抵抗低減装置および鋼管杭の貫入構造を示す一部破断した側面図であって、蓋部材を鋼管杭に設けた図である。 (a)、(b)は、変形例によるロッド接続部の要部を示す側面図である。 (a)、(b)は、変形例によるロッド接続部の要部を示す側面図である。
以下、本発明の実施の形態による貫入抵抗低減装置、鋼管杭の貫入構造、および鋼管杭の施工方法について、図面に基づいて説明する。
(第1の実施の形態)
図1及び図2(a)に示すように、本実施の形態による貫入抵抗低減装置1は、杭打設装置によって打撃や振動の付与、または回転圧入を行うことにより、地盤に貫入される鋼管杭2に装着され、この鋼管杭2の貫入抵抗を低減するための装置である。ここで、前述の杭打設装置としては、打撃の場合には鋼管杭2の上端に錘を落下させる杭打機であり、振動の場合には例えばバイブロハンマ等の振動圧入装置であり、回転圧入の場合には回転圧入装置が採用される。
鋼管杭2は、例えば直径1000mmで上下端が開口する筒状の鋼管からなり、複数本が杭軸O方向に溶接により接合されて、同軸線上に継ぎ足されることにより地盤に打設される。
貫入抵抗低減装置1は、振動ロッド3と、振動ロッド3を下方に向けて延在するように連結させた加振機4と、振動ロッド3が鋼管杭2内に位置するように、加振機4を鋼管杭2に着脱可能に装着する添接板5(装着部)(図2(b)参照)、加振機4と添接板5との間に介在される防振部6と、を備えている。
ここで本実施形態では、鋼管杭2と振動ロッド3の各中心軸は共通軸上に配置されている。以下、この共通軸を杭軸Oといい、杭軸O方向に沿う鋼管杭2の貫入先端側を下側といい、貫入基端側を上側という。また、鋼管杭2を杭軸O方向から見た平面視において、杭軸Oに直交する方向を径方向といい、杭軸O回りに周回する方向を周方向という。
加振機4は、例えば鋼矢板の打設等に使用される周知の油圧式のバイブロハンマ等が採用され、下面側で振動ロッド3の上端を着脱可能に接続するロッド接続部41を有している。加振機4は、側面4aに鋼管杭2の外部に設置される油圧ポンプ等から延びる油圧ホース42が接続されており、これにより加振機4を駆動し、接続される振動ロッド3を杭軸O方向に沿う上下方向に振動させる。そして、加振機4は、上述した防振部6及び添接板5とともに鋼管杭2の内側に配置することが可能な大きさとなっている。ロッド接続部41には、振動ロッド3をボルト43(図3参照)で接続するための雌ねじ(図示省略)が形成されている。
振動ロッド3は、例えば外径寸法100mmの鋼製管が使用され、ロッド先端3a(下端)が円錐形をなしている。振動ロッド3は、中心軸は杭軸Oに一致するように設けられている。振動ロッド3は、杭軸O方向に継ぎ足すことで延長され、ロッド先端3aが鋼管杭2の下端2a付近に位置する長さ寸法に設定されている。
また、振動ロッド3は、図3に示すように、上端3bに貫通孔を有する接続プレート31が固定されており、この接続プレート31を加振機4のロッド接続部41に対向させてボルト43によって接合されている。
図1及び図2(a)に示すように、防振部6は、弾性を有するゴム製の防振ゴム61と、防振ゴム61の一端に固定され加振機4に固定される内側固定板62と、防振ゴム61の他端及び添接板5に挟持されて固定される外側固定板63と、を備えている。防振部6は、加振機4の側面4aに固定され、加振機4を挟んだ両側で互いに対向する位置に配置されている。なお、防振ゴム61は、径方向から見た側面視で円形あるいは矩形等、とくに形状には限定されることはない。
内側固定板62及び外側固定板63は、鋼板からなり、それぞれが全体にわたって側面視で防振ゴム61よりも外側に向けて張り出している。内側固定板62は、防振ゴム61よりも張り出す外周部にボルト孔が貫通して設けられ、そのボルト孔を通して固定ボルト64で加振機4の側面4aに固定されている。外側固定板63は、防振ゴム61よりも外側に張り出す外周部にボルト孔が貫通して設けられ、そのボルト孔を通して添接板5を介して固定ボルト65で鋼管杭2の内面2bに固定されている。そのため、鋼管杭2には、固定ボルト65が挿通可能なボルト穴を形成しておく。
添接板5は、図2(a)、(b)に示すように、鋼管杭2の内面2bに固定され、外側固定板63と略同形状をなす鋼材からなり、外側固定板63のボルト孔に対応する位置に同様のボルト孔が貫通して設けられている。添接板5の外面5aには、鋼管杭2の内面2bとの離間寸法に相当するスペーサ51が設けられている。スペーサ51には、添接板5のボルト孔に対応する位置に同様のボルト孔が貫通して設けられている。そして、スペーサ51を介して鋼管杭2に固定されている添接板5に対して加振機4が防振部6を介して着脱可能に装着されている。
次に、具体的な鋼管杭2の施工方法について説明する。
先ず、図4(a)に示すように、不図示の杭打設装置を鋼管杭2の打設位置となる地盤G上に設置し、最初に打設する鋼管杭2をセットする。そして、例えば地組み等により振動ロッド3、加振機4、防振部6、及び添接板5を一体に組み付けておいた貫入抵抗低減装置1をクレーン(図4ではクレーンの吊ワイヤWのみが示されている)によって吊り下げ、図4(b)に示すように鋼管杭2の上端開口部から内側に進入させて所定の位置に配置する。このとき、振動ロッド3のロッド先端3aが鋼管杭2の下端2aに対して所定の位置(図4(b)、(c)では、ロッド先端3aが鋼管杭2の下端2aより浅い位置)になるように鋼管杭2内の所定の位置に固定される。図4(c)に示すように、高所作業車等を使用して、図1に示す防振部6の外側固定板63と鋼管杭2とを添接板5やスペーサ51を介して固定ボルト65で固定することで、貫入抵抗低減装置1が鋼管杭2の上部に装着されて打設準備が完了となる。
なお、このように縦置きに配置した鋼管杭2に対して貫入抵抗低減装置1を装着する取付方法に制限されることはなく、図5(a)、(b)に示すように打設する鋼管杭2を横置きにした状態で貫入抵抗低減装置1を装着する方法であってもかまわない。つまり、搬送台車Fを使用して加振機4に振動ロッド3を取り付けた貫入抵抗低減装置1を水平方向に搬送させて、鋼管杭2の内側に進入させて、所定の位置で貫入抵抗低減装置1を鋼管杭2に装着する。その後、貫入抵抗低減装置1が装着された横置きの鋼管杭2を、所定の貫入位置において縦置きに設置し、打設準備が完了となる。このように、横置きの鋼管杭2に対して貫入抵抗低減装置1を装着する場合には、高所での組立作業がなくなり、施工効率を向上させることができる。
次に、鋼管杭2の内側で貫入抵抗低減装置1の加振機4を駆動して振動ロッド3に振動を伝達して地盤に貫入させ、杭打設装置によって支持層に到達するまで打設する。このときの杭打設装置による打設工法としては、図6に示す打撃工法、図7に示すバイブロハンマ工法、および図8に示す回転圧入工法などを採用することができる。
打撃工法の場合には、図6に示すように、鋼管杭2の杭頭部に錘11を落とすため、加振機4の上端4bの位置を鋼管杭2の上端2cよりも低くなるように配置する。
バイブロハンマ工法の場合には、図7に示すように、バイブロハンマ12によって鋼管杭2の杭頭部を把持して振動を加えるため、加振機4の上端4bの位置を鋼管杭2の上端2cより低くなるように配置する。
なお、打撃工法やバイブロハンマ工法において、鋼管杭2の上端2cを通過させる油圧ホース42(図1参照)が施工の妨げになる場合には、鋼管杭2の上部を貫通するホース孔(図示省略)を形成し、このホース孔に油圧ホース42を通過させればよい。
回転圧入工法の場合には、図8に示すように、回転圧入機13のチャックによって鋼管杭2の外周面を把持するため、鋼管杭2の杭頭部の位置に制限がなく、加振機4の上端4bが鋼管杭2の上端から突出していてもよい。
なお、回転圧入工法では、鋼管杭2の回転とともに貫入抵抗低減装置1も回転するため、油圧ホース42にスイベルジョイント(図示省略)が設けられている。
また、図1に示すように、打設される鋼管杭2は、貫入深度によって複数本を順次継ぎ足していく必要があるが、この継ぎ足し(接続)作業の際に、貫入抵抗低減装置1の盛り替えを行う。すなわち、貫入した鋼管杭2の上部から貫入抵抗低減装置1を振動ロッド3とともにクレーンで吊り上げながら取り外し、新たに継ぎ足した鋼管杭2の内部に貫入抵抗低減装置1を装着する。このとき、振動ロッド3は、貫入抵抗低減装置1とともに取り外さずに、加振機4のロッド接続部41で切り離して鋼管杭2内に残しておき、その残置した振動ロッド3の上端に継ぎ足す振動ロッド3を接続することも可能である。
なお、鋼管杭2の貫入中の振動ロッド3のロッド先端3aの位置は、図4(b)等では鋼管杭2の下端2aよりも浅い位置としているが、これに限らず、図6〜図8に示すように鋼管杭2の下端2aよりも深い位置であってもよい。この場合、鋼管杭2の貫入中に、加振機4により振動ロッド3を振動させることで、鋼管杭2内に進入する土砂(図6〜図8の符号Ga)及び鋼管杭2の直下の地盤(符号Gb)を緩めることができる。そのため、貫入される鋼管杭2に作用する鉛直方向の貫入抵抗を小さくすることができる。
さらに具体的に振動ロッド3のロッド先端3aの位置は、鋼管杭2の下端2aに極力近く、上限値は鋼管杭2の下端2aから鋼管杭2の外形寸法の2倍だけ離れた位置であることが効果的である。
次に、振動ロッド3が目標深度に到達した後、及び鋼管杭2が杭到達目標深度に到達した後に、例えば外側固定板63を添接板5から切り離して貫入抵抗低減装置1を鋼管杭2からクレーンで吊り上げることで、振動ロッド3を振動させた状態のまま鋼管杭2の内部から引き抜く。そうすると、振動ロッド3を引抜いた部分の土砂に空隙ができ、周辺の地盤が落ち込み、さらにその地盤を振動ロッド3の振動によって突き固めることで、緩んでいた地盤中の密度が回復し、鋼管杭2の直下の地盤Gbおよび鋼管杭2内に進入した土砂Gaの強度を回復することができる。そして、振動ロッド3を鋼管杭2から完全に引き上げることで、施工が完了となる。
次に、上述した貫入抵抗低減装置、鋼管杭の貫入構造、および鋼管杭の施工方法の作用について説明する。
本実施の形態では、図1に示すように、鋼管杭2を地盤に貫入させる際に、鋼管杭2に添接板5によって加振機4を装着して加振機4に連結された振動ロッド3を鋼管杭2内に配置させる。そして、鋼管杭2の自重を加振機4の反力として、加振機4より振動ロッド3のみを振動させながら鋼管杭2を地盤に貫入させることができる。このとき、図6〜図8に示すように、振動ロッド3を鋼管杭2の先端付近に位置させることで、鋼管杭2の管内に進入した土(土砂Ga)を振動ロッド3で緩めながら鋼管杭2を貫入させることが可能となる。そのため、鋼管杭2内の閉塞を抑えることができ、鋼管杭2の貫入抵抗を低減させ、施工効率を向上させることができる。
また、本実施の形態では、加振機4と鋼管杭2に装着される添接板5との間に防振部6が設けられているので、加振機4の振動が鋼管杭2や杭打設装置には伝達されず、振動ロッド3のみを振動させることが可能となることから、鋼管杭2の振動音を抑え、かつ鋼管杭2の貫入構造として安定性をもたせることができる。
しかも、鋼管杭2の貫入抵抗を抑えることで、鋼管杭2の打設に必要な杭打設装置の打設動力(例えば、振動、落下、及び回転圧入による動力)を小さくすることができ、杭打設装置の小型化を図ることができる。
また、本実施の形態では、加振機4を添接板5を用いて鋼管杭2に対してボルトで装着して、鋼管杭2に対して加振機4の反力を取る簡単な反力支持構造となるうえ、振動ロッド3が鋼管杭2よりも小径であって加振機4自体を小型化できることから、加振機4とは別で設けられる大掛かりな反力装置が不要となり、また打設中のクレーンが不要になる利点がある。
さらに、本実施の形態では、鋼管杭2を回転圧入で施工する際、振動ロッド3による振動を付与する構成であるが、振動する振動ロッド3が鋼管杭2内に位置し、鋼管杭2の内部の地盤のみに振動を与えることから、鋼管杭2自体を打撃やバイブロハンマで貫入する場合に比べて振動を小さく抑えることができる。
また、本実施の形態の貫入抵抗低減装置1では、加振機4が鋼管杭2の外側に設けられない構成となることから、打設構造全体としてコンパクト化を図ることができ、施工スペースを小さくすることができる。しかも、このように加振機4が鋼管杭2の内側に位置して鋼管によって覆われた防音壁が構成されることから、防音効果を得ることができる。
さらにまた、本実施の形態では、予め添接板5を鋼管杭2の内面2aに取り付けておくことで、外側固定板63を添接板5から簡単に着脱することができる。そのため、貫入抵抗低減装置1を鋼管杭2に対して設けたり、交換する作業の効率化を図ることができる。
上述のように本実施の形態による貫入抵抗低減装置、鋼管杭の貫入構造、および鋼管杭の施工方法では、簡単な構造により管内土の閉塞抵抗を抑制して貫入抵抗を低減させることで施工性を向上させることができ、さらに杭打設に必要な装置の小型化を図ることができる。
次に、本発明の貫入抵抗低減装置、鋼管杭の貫入構造、および鋼管杭の施工方法による他の実施の形態について、添付図面に基づいて説明するが、上述の第1の実施の形態と同一又は同様な部材、部分には同一の符号を用いて説明を省略し、第1の実施の形態と異なる構成について説明する。
(第2の実施の形態)
図9および図10に示すように、第2の実施の形態による貫入抵抗低減装置1および鋼管杭の貫入構造Tは、貫入される鋼管杭2の上端2cに対して同軸に連結可能な外殻鋼管20が設けられ、貫入抵抗低減装置1の加振機4が外殻鋼管20の内側に配置された構成となっている。第2の実施の形態では、貫入抵抗低減装置1の構成は上述した第1の実施の形態と同様の構成である。
外殻鋼管20は、加振機4が内側に収容される高さ寸法で設けられている。外殻鋼管20には、鋼管杭2の上部に外嵌するとともに、複数のボルト孔が貫通した鋼製の連結筒21が溶接により固定されている。連結筒21は、外殻鋼管20より大径で、外殻鋼管20の下端から下方に向けて延び、鋼管杭2に対して着脱自在にボルト22で固定される。
第2の実施の形態の場合には、外殻鋼管20を鋼管杭2に対して着脱する構成となるので、鋼管杭2と貫入抵抗低減装置1との着脱が不要となり、かつ着脱作業を鋼管杭2の外側から容易に行うことができることから、作業時間のさらなる短縮を図ることができる。
なお、鋼管杭2と外殻鋼管20との連結構造は、第2の実施の形態に限定されることはなく、他の構造であってもよい。例えば、連結筒21は全周にわたって設けられるものに限定されず、周方向に沿って部分的に設けられるものであってもよい。さらに、連結筒21が外殻鋼管20に溶着されているが、分離された添接板材であってもよい。この場合、添接板材を鋼管杭2と外殻鋼管20とにわたって当接して双方にボルト固定する構成となる。
(第3の実施の形態)
図11〜図13に示すように、第3の実施の形態による貫入抵抗低減装置1Aは、防振部6の外側固定板63から側方に向けて突出して鋼管杭2の上部に外嵌する張出治具7(装着部)を備えた構成となっている。張出治具7は、一対の防振部6のそれぞれの外側固定板63から径方向に向けて突出する張出片71と、張出片71の突出端から下方に向けて延びる垂下片72と、からなるL形状をなしている。そして、張出治具7は、対向位置にある一対の垂下片72、72同士の離間距離が鋼管杭2の外径に一致するように設定されている。張出治具7は、鋼管杭2に外嵌した状態で、張出片71が鋼管杭2の上端2cに上方から当接し、垂下片72が鋼管杭2の外側に位置して垂下片72と鋼管杭2とがボルト73により着脱可能に接合される。
第3の実施の形態の場合には、加振機4に防振部6を介して設けられた張出治具7を鋼管杭2の上部に外嵌させるといった簡単な構成により貫入抵抗低減装置1Aを鋼管杭2に着できる構成である。すなわち、張出治具7の張出片71を鋼管杭2の上端に載置させることで、垂下片72と鋼管杭2とのボルト孔(図示省略)の高さが一致するため、装着時の位置決め作業を容易に行うことができる。
(第4の実施の形態)
図14(a)、(b)に示すように、第4の実施の形態による貫入抵抗低減装置1Bは、上述した第1の実施の形態の添接板5(図2(a)参照)に代えて伸縮装置9(装着部)を設けた構成のものである。伸縮装置9は、加振機4を挟んだ両側に設けられ、鋼管杭2の径方向の一端9aが防振部6を介して加振機4に固定され、径方向の他端9bに把持部91を備えて径方向に沿って伸縮する例えば油圧式や電動式等のジャッキ92を有している。
この場合には、例えば油圧の動力により伸縮装置9を駆動させて把持部91を径方向に伸張させて鋼管杭2の内面2bに押し付けることで、加振機4を鋼管杭2に固定することができるため、鋼管杭2に対してボルト締結を行うといった手間のかかる作業が不要になる。また、鋼管杭2の内面2bのいずれの箇所にも把持部91を把持させることが可能となるので、固定時における位置決め作業を容易に行うことができる。
以上、本発明による貫入抵抗低減装置、鋼管杭の貫入構造、および鋼管杭の施工方法の実施の形態について説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、本実施の形態では、鋼管杭2の上端開口、あるいは第2の実施の形態における外殻鋼管20の上端開口が開放されているが、図15に示すように前記上端開口を閉塞する蓋部材8を設けることで、さらに防音効果を高めるようにしても良い。蓋部材8としては、防音シートを使用した防音カバーや、鋼管杭2の上部に被着可能な鋼材からなる蓋体などを使用することができる。なお、蓋部材8が設けられる場合には、加振機4に接続される油圧ホース42等は、蓋部材8、或いは鋼管杭2に貫通孔(図15では蓋部材8に貫通孔が設けられた状態を示している。)を空けておき、この貫通孔を使用して油圧ホース42を挿通させるようにすれば良い。
また、防振部の構成として、上述した実施の形態では防振ゴム61と内側固定板62、外側固定板63とからなる構成としているが、これに限定されることはなく、他の防振材を使用した構成とすることも可能である。
さらに、本実施の形態では、振動ロッド3の上端をボルトで着脱可能に接続するロッド接続部41が設けられているが、このようにボルト接続であることに制限されることはない。例えば、図16及び図17に示すように、加振機4の下面側に設けられたチャック44、45によって振動ロッド3の上部を把持して、振動ロッド3を杭軸Oと同軸に接続する構成であってもかまわない。
図16(a)、(b)に示すロッド接続部41Aは、振動ロッド3の外径が大きい場合に適用され、一対のチャック44A、44Bを杭軸を挟んで対向する位置に備え、各チャック44A、44Bで振動ロッド3の筒状の上端部を挟持する構成となっている。
図17(a)、(b)に示すロッド接続部41Bは、振動ロッド3の外径が小さい場合に適用され、一つのチャック45が杭軸Oの位置に備えており、このチャック45で振動ロッド3の中心を通るように固定されているプレート32を挟持する構成となっている。
さらにまた、上述した第3の実施の形態では、張出治具7が周方向の一部(一対の張出片71及び垂下片72)に設けられた構成となっているが、これに限定されることはない。例えば、3つ以上の張出片71及び垂下片72が設けられていても良いし、周方向における部分的に設けられるものではなく、全周にわたって蓋状に設けられていても良い。
なお、鋼管杭2、振動ロッド3の長さ、径寸法などの構成についても適宜設定することができる。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。
1、1A,1B 貫入抵抗低減装置
2 鋼管杭
2a 下端
2b 内面
2c 上端
3 振動ロッド
3a ロッド先端
4 加振機
4a 側面
5 添接板(装着部)
6 防振部
7 張出治具(装着部)
8 蓋部材
9 伸縮装置(装着部)
9a 伸縮装置9における鋼管杭2の径方向の一端
9b 伸縮装置9における鋼管杭2の径方向の他端
11 錘
12 バイブロハンマ
13 回転圧入機
20 外殻鋼管
21 連結筒
22 ボルト
32 プレート
41,41A,41B ロッド接続部
42 油圧ホース
44,44A,44B チャック
45 チャック
51 スペーサ
61 防振ゴム
62 内側固定板
63 外側固定板
64,65 固定ボルト
71 張出片
72 垂下片
73 ボルト
91 把持部
92 ジャッキ
O 杭軸
T 鋼管杭の貫入構造
G 地盤
Ga 土鋼管杭2内に進入した土砂
Gb 鋼管杭2の直下の地盤
F 搬送台車

Claims (9)

  1. 杭打設装置によって地盤に貫入される鋼管杭に装着され、該鋼管杭の貫入抵抗を低減する貫入抵抗低減装置であって、
    振動ロッドと、
    該振動ロッドを下方に向けて延在するように連結させた加振機と、
    前記加振機を前記鋼管杭に対して着脱可能に装着する装着部と、
    前記加振機と前記装着部との間に介在される防振部と、
    を備え、
    前記加振機が前記鋼管杭に装着された状態で、前記振動ロッドが前記鋼管杭の内側に挿通されていることを特徴とする貫入抵抗低減装置。
  2. 前記加振機は、前記鋼管杭の内側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の貫入抵抗低減装置。
  3. 前記装着部は、前記鋼管杭の内面に固定される添接板であり、
    該添接板に対して前記加振機が前記防振部を介して着脱可能に装着されていることを特徴とする請求項2に記載の貫入抵抗低減装置。
  4. 前記装着部は、前記防振部から側方に向けて突出して前記鋼管杭の上部に外嵌する張出治具を有していることを特徴とする請求項1に記載の貫入抵抗低減装置。
  5. 前記装着部は、前記鋼管杭の径方向の一端が前記防振部を介して前記加振機に固定され、前記径方向の他端に把持部を備えて前記径方向に沿って伸縮する伸縮装置であることを特徴とする請求項2に記載の貫入抵抗低減装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の貫入抵抗低減装置が、地盤に貫入する前記鋼管杭の上部に装着されていることを特徴とする鋼管杭の貫入構造。
  7. 前記鋼管杭は、貫入される鋼管杭の上端に対して同軸に連結可能な外殻鋼管を有し、
    前記加振機は、前記外殻鋼管の内側に配置されていることを特徴とする請求項6に記載の鋼管杭の貫入構造。
  8. 前記鋼管杭の上端開口を閉塞する蓋部材が設けられていることを特徴とする請求項6又は7に記載の鋼管杭の貫入構造。
  9. 請求項6乃至8のいずれか1項に記載の鋼管杭の貫入構造を用いた鋼管杭の施工方法であって、
    前記加振機を前記鋼管杭に装着し、前記振動ロッドを前記鋼管杭の内側に挿通させる工程と、
    前記加振機を駆動させて、その駆動力により前記振動ロッドを振動させる工程と、
    前記鋼管杭に対して、打撃の付与、振動の付与、または回転圧入を行うことによって前記鋼管杭を打設する工程と、
    を有することを特徴とする鋼管杭の施工方法。
JP2015198009A 2015-10-05 2015-10-05 貫入抵抗低減装置、鋼管杭の貫入構造、および鋼管杭の施工方法 Active JP6515289B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015198009A JP6515289B2 (ja) 2015-10-05 2015-10-05 貫入抵抗低減装置、鋼管杭の貫入構造、および鋼管杭の施工方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015198009A JP6515289B2 (ja) 2015-10-05 2015-10-05 貫入抵抗低減装置、鋼管杭の貫入構造、および鋼管杭の施工方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017071907A JP2017071907A (ja) 2017-04-13
JP6515289B2 true JP6515289B2 (ja) 2019-05-22

Family

ID=58539199

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015198009A Active JP6515289B2 (ja) 2015-10-05 2015-10-05 貫入抵抗低減装置、鋼管杭の貫入構造、および鋼管杭の施工方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6515289B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6980416B2 (ja) * 2017-06-02 2021-12-15 株式会社技研製作所 回転圧入装置
CN111764390A (zh) * 2020-07-07 2020-10-13 中建一局集团建设发展有限公司 一种辅助振捣杆快速装入竖井钢筋笼中的系统及施工方法
CN115415142B (zh) * 2022-08-10 2023-08-22 郑州大学 一种活塞式气动振动器专用振动方向转换装置

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63142122A (ja) * 1986-12-02 1988-06-14 Giken Seisakusho:Kk 振動杭打機の杭振動装置
JP3684097B2 (ja) * 1999-02-09 2005-08-17 新日本製鐵株式会社 開端鋼管杭の施工時における管内土計測方法
JP2001090068A (ja) * 1999-09-27 2001-04-03 Nippon Steel Corp 先端翼付き鋼管杭の施工装置
JP3735225B2 (ja) * 1999-12-15 2006-01-18 新日本製鐵株式会社 岩盤への鋼管杭の打込み工法
JP2002250033A (ja) * 2001-02-26 2002-09-06 Kouchi Marutaka:Kk ウォータージェット併用杭打ち工法
JP3932173B2 (ja) * 2001-12-10 2007-06-20 積水ハウス株式会社 鋼管杭施工用部材及び鋼管杭の施工方法
JP3760316B2 (ja) * 2002-02-04 2006-03-29 株式会社ウェッジ 中間打撃式杭及びその施工方法
US7392855B1 (en) * 2005-04-27 2008-07-01 American Piledriving Equipment, Inc. Vibratory pile driving systems and methods
JP2013204408A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Yokoyama Kiso Koji:Kk 貫入抵抗緩和装置および鋼管類の打設方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017071907A (ja) 2017-04-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6515289B2 (ja) 貫入抵抗低減装置、鋼管杭の貫入構造、および鋼管杭の施工方法
JP5535894B2 (ja) 地中障害物の撤去方法とこれに用いる地中障害物の撤去用吊上げ装置
EP3155176B1 (en) Vibrating device and method for inserting a foundation element into the ground
KR102265056B1 (ko) 사이드그립을 갖는 바이브로 해머
KR20150139393A (ko) 천공작업과 항타작업을 병행할 수 있도록 진동장치를 일체로 갖춘 오거 크레인
JP7157487B2 (ja) 打設装置、打設機および打設方法
JP2012219574A (ja) コンクリート杭の埋設方法および装置
JP5757159B2 (ja) ケーシングの設置方法、およびそれに用いるサポートブラケット、バイブロハンマー
JP2007177445A (ja) ケーソン下底掘削機の支持装置
JP4311625B2 (ja) 場所打ちコンクリート杭の施工方法およびその施工に用いる鉄筋かご
EP4026951A1 (en) Vibratory hammer having side grip
CN110080225B (zh) 用于超长超大钢护筒的回收方法
KR101049317B1 (ko) 체 버켓
KR20110032791A (ko) 건설장비용 진동 파쇄기
JP4354246B2 (ja) 場所打ちコンクリート杭の杭頭処理工法および同工法の実施に使用する杭頭処理用治具
JP5171978B2 (ja) バイブロハンマ装置
CN215562619U (zh) 一种磁吸式防扰流冲击器
JP3132086U (ja) 立坑構築に用いる仮設ケーシング
JP4856967B2 (ja) 地盤改良工法
CN219732010U (zh) 一种振动机构配合钢导管用于水下混凝土灌注桩浇筑装置
JP2006016777A (ja) 回転圧入杭
CN211816226U (zh) 一种整体式地锚装置
JP7417011B1 (ja) 杭打ち下げ用治具
JP2024058785A (ja) 振動補助装置及び施工方法
JP4683800B2 (ja) 杭頭処理具および杭頭処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180606

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20181019

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190121

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190226

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190311

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6515289

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151